JPH0664629A - 自動袋詰め装置 - Google Patents

自動袋詰め装置

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JPH0664629A
JPH0664629A JP4212804A JP21280492A JPH0664629A JP H0664629 A JPH0664629 A JP H0664629A JP 4212804 A JP4212804 A JP 4212804A JP 21280492 A JP21280492 A JP 21280492A JP H0664629 A JPH0664629 A JP H0664629A
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JP
Japan
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bag
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ice
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bags
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JP4212804A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Tanaka
田中  義則
Shozo Ogata
省三 尾形
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/103,995 priority patent/US5473865A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B1/00Packaging fluent solid material, e.g. powders, granular or loose fibrous material, loose masses of small articles, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
    • B65B1/30Devices or methods for controlling or determining the quantity or quality or the material fed or filled
    • B65B1/32Devices or methods for controlling or determining the quantity or quality or the material fed or filled by weighing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B43/00Forming, feeding, opening or setting-up containers or receptacles in association with packaging
    • B65B43/42Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation
    • B65B43/46Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation using grippers
    • B65B43/465Feeding or positioning bags, boxes, or cartons in the distended, opened, or set-up state; Feeding preformed rigid containers, e.g. tins, capsules, glass tubes, glasses, to the packaging position; Locating containers or receptacles at the filling position; Supporting containers or receptacles during the filling operation using grippers for bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B57/00Automatic control, checking, warning, or safety devices
    • B65B57/02Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of binding or wrapping material, containers, or packages
    • B65B57/06Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of binding or wrapping material, containers, or packages and operating to control, or to stop, the feed of articles or material to be packaged

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Quality & Reliability (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋搬入失敗を検出して、同失敗に的確に対処
する。 【構成】 自動袋詰め装置は、袋収納機構10に収納さ
れている袋Fを袋搬入機構20により一つずつ搬入する
とともに同袋Fを袋支持機構30により支持させ、同袋
F内に所定量の氷を袋詰めしてストッカに蓄積する。袋
搬入機構20内に袋Fの上部2箇所を掴むチャック機構
20aを設けるとともに、袋支持機構30内に同チャッ
ク機構20aによって袋Fが正しく搬入されたことを検
出する検出スイッチSW4,SW5を設け、検出スイッチSW4,S
W5により袋Fが正しく搬入されていないこと、または袋
収納機構10に袋Fがないことを検出する。この場合に
は、所定回数だけ前記袋Fの搬入動作を繰り返す。この
繰り返しによっても、袋Fが正しく搬入されない場合に
は、この装置の作動を停止させるとともに、残った氷を
散水器で解かして排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、氷などの品物を所定量
ずつ自動的に袋詰めする自動袋詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えばアメリカ
合衆国特許第5,109,651号明細書に示されてい
るように、多数の袋を収容する袋収納機構と、袋収納機
構から袋を一つずつ所定位置に搬入して同搬入された袋
の上部開口を広げて支持する袋搬入支持機構と、製氷機
にて製造された氷を収容するタンクと、タンク内の氷を
順次搬送して前記支持された袋内に投入する投入機構
と、袋内に投入された氷の量を計量する計量機構と、氷
が投入された袋の上部をシールするシール機構と、各機
構を制御する電気制御装置とを備え、電気制御装置は袋
搬入支持機構による袋の搬入動作、計量機構により所定
量の氷が検出されるまで氷を袋内に投入する投入機構に
よる氷の投入動作およびシール機構による袋のシール動
作からなるシーケンス動作を繰り返し制御して、前記所
定量ずつの氷を順次袋詰めするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来装置
にあっては、袋搬入支持機構が袋を正しく搬入しない場
合でも、電気制御装置はシーケンス動作の制御を続ける
ので、氷が袋外へ無駄に落下し続けるという問題があっ
た。本発明は前記問題に対処するためになされたもの
で、その目的は、袋搬入支持機構による袋搬入失敗に起
因して氷などの品物が袋外へ無駄に落下しないようにし
た自動袋詰め装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、前記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、袋搬
入支持機構に袋が正しく搬入されていることを検出する
検出手段を設け、電気制御装置に、袋の搬入動作後に検
出手段により袋が正しく搬入されていることが検出され
ないときシーケンス動作を停止させる停止手段を設けた
ことにある。
【0005】また、前記請求項2に記載の発明の構成上
の特徴は、袋搬入支持機構に袋が正しく搬入されている
ことを検出する検出手段を設け、電気制御装置に、袋の
搬入動作後に検出手段により袋が正しく搬入されている
ことが検出されないとき袋の搬入動作を繰り返し行わせ
る繰り返し手段と、繰り返し手段により袋の搬入動作を
所定回数以上繰り返し行なった後に検出手段により袋が
正しく搬入されていることが検出されないときシーケン
ス動作を停止させる停止手段とを設けたことにある。
【0006】前記請求項3に記載の発明の構成上の特徴
は、前記請求項2に係る自動袋詰め装置において、袋搬
入支持機構内に袋の支持を解除する解除機構を設けると
ともに、電気制御装置に、検出手段により袋が正しく搬
入されていることが検出されないとき解除機構を制御し
て前記支持された袋を除去する袋除去制御手段を設けた
ことにある。
【0007】前記請求項4に記載の発明の構成上の特徴
は、袋搬入支持機構を、袋の一側面の2箇所をそれぞれ
掴むチャック機構と、チャック機構を可動し同チャック
機構により掴んだ袋を搬入する可動機構と、同搬入され
た袋を支持する支持シャフトと、チャック機構が袋の2
箇所を掴んでいることをそれぞれ検出する一対の検出手
段とで構成するとともに、電気制御装置に、表示器と、
一方の検出手段がチャック機構による袋掴みを検出しか
つ他方の検出手段がチャック機構による袋掴みを検出し
ないとき表示器を制御して袋搬入動作の異常を表示させ
る第1表示制御手段と、両方の検出器がチャック機構に
よる袋掴みを検出しないとき表示器を制御して袋収納機
構に袋がないことを表示させる第2表示制御手段とを設
けたことにある。
【0008】前記請求項5に記載の発明の構成上の特徴
は、袋搬入支持機構に袋が正しく搬入されていることを
検出する検出手段を設けるとともに、タンク上部に散水
器を設け、電気制御装置に、袋の搬入動作後に検出手段
により袋が正しく搬入されていることが検出されないと
きシーケンス動作を停止させるとともに散水器を作動さ
せる停止手段を設けたことにある。
【0009】
【発明の作用・効果】前記のように構成した請求項1に
係る発明においては、袋搬入支持機構によって袋が正し
く搬入されなかったとき、袋が正しく搬入されているこ
とが検出手段によって検出されないので、停止手段がシ
ーケンス動作を停止させる。その結果、この請求項1に
係る発明によれば、袋が正しく搬入されていないまま、
投入機構が品物を投入し続けることがなくなり、同品物
が袋外へ散在することを避けることができる。
【0010】また、前記のように構成した請求項2に係
る発明においては、袋搬入支持機構によって袋が正しく
搬入されなかったとき、袋が正しく搬入されていること
が検出手段によって検出されないので、繰り返し手段が
袋の搬入動作を繰り返し行わせる。そして、袋の搬入動
作が所定回数以上繰り返し行なわれても、袋が正しく搬
入されなければ、停止手段はシーケンス動作を停止させ
る。その結果、この請求項2に係る発明によれば、袋の
搬入動作が失敗しても次の搬入動作が成功すれば、投入
機構によって品物は袋内に正確に投入される。また、袋
の搬入動作を何回行っても成功しない場合には、投入機
構が作動しないので、同品物が袋外へ散在することを避
けることができる。
【0011】また、前記のように構成した請求項3に係
る発明においては、袋が正しく搬入されなかったときに
は、袋除去制御手段が解除機構を制御して前記支持され
た袋を除去するので、前記袋の繰り返し搬入時にも、前
回の搬入失敗した袋が袋搬入支持機構に残存しなくな
る。その結果、この請求項3に係る発明によれば、前記
請求項2に係る発明の効果に加えて、袋の繰り返し搬入
が良好な条件の基で行われるようになる。
【0012】また、前記のように構成した請求項4に係
る発明においては、一対の検出手段がチャック機構によ
る袋一側面の2箇所の掴み状態を検出する。袋が袋収納
機構に残っているにもかかわらず、チャック機構が袋を
正しく掴まなかった場合には、通常、チャック機構は袋
を一箇所にてのみ掴み他方の箇所を掴み損ねるケースが
ほとんどである。また、袋が袋収納機構に残っていなけ
れば、当然ながら、チャック機構が袋を2箇所とも掴む
ことがない。この点に鑑み、この発明では、チャック機
構のみが1箇所のみの袋掴みを成功した場合には、第1
表示制御手段が表示器にて袋搬入動作の異常を表示させ
る。また、チャック機構が2箇所の袋掴みを失敗した場
合には、第2表示制御手段が表示器にて袋収納機構に袋
がないことを表示する。その結果、この請求項4に係る
発明によれば、使用者は、袋搬入動作に異常が発生した
こと、袋を補給すべきであることを表示器にて確認でき
るので、これらに対して迅速に対処することができる。
【0013】また、前記のように構成した請求項5に係
る発明においては、袋搬入支持機構によって袋が正しく
搬入されなかったとき、袋が正しく搬入されていること
が検出手段によって検出されないので、停止手段がシー
ケンス動作を停止させるとともに散水器を作動させてタ
ンク内に散水する。その結果、この請求項5に係る発明
によれば、袋が正しく搬入されていないまま、投入機構
が氷を投入し続けることがなくなり、氷が袋外へ散在す
ることを避けることができる。また、氷の投入動作を停
止した場合でも、タンク内の氷は前記散水により融けて
しまうので、同タンク内で氷がくっついて(アーチン
グ)しまうことがなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明による製氷袋詰め機を外観正面図
により示している。この製氷袋詰め機は、上段に配置し
た左右一対の製氷機A1,A2と、中段に配置した氷の
自動袋詰め装置Bと、下段に配置した前面に開閉扉C
1,C2を有するストッカ(冷凍保管庫)Cとによって
構成されている。各製氷機A1,A2は所定周期で製氷
行程と除氷行程を繰り返し、製氷行程にて所定形状の氷
を所定の速度で自動的に生成し、除氷行程にて前記氷を
自動的に落下させて下方に配置した氷の自動袋詰め装置
Bに供給するものであり、例えば米国特許第4,79
1,792号明細書に示されているものを用いることが
できる。
【0015】氷の自動袋詰め装置Bは、図2〜図6に示
すように、同装置Bの中央部前側に配置されていて多数
の袋Fを収容する袋収納機構10と、袋収納機構10の
後方に設けられて同機構10から袋Fを一つずつ所定位
置に搬入する袋搬入機構20と、袋収納機構10と袋搬
入機構20との間の上方に配置されて袋搬入機構20と
の協働により袋Fの上部開口を図2にて仮想線により示
したように広げて支持する袋支持機構30と、袋支持機
構30の左右に配置されて各製氷機A1,A2にて生成
された氷を収容するとともに前記広げられた袋Fに氷を
投入する左右一対の氷収容投入機構40A,40Bと、
所定量の氷が詰め込まれた袋Fの上部をシールするシー
ル機構50と、袋支持機構30の下方に配置されて袋F
に詰め込まれてシールされた氷をストッカC内に滑り落
とす袋落下機構60と、この袋落下機構60に一体的に
組付けられて袋Fに詰め込まれる氷を計量する計量機構
70等によって構成されている。
【0016】袋収納機構10は、図4,7,8に示すよ
うに、裏面および下面を開口させて直方体状に形成され
多数の袋Fを収容するためのカセット11を備えてい
る。カセット11は下端に固着したシャフト12により
フレーム91に回動可能に組付けられ、その内側面上端
部には袋Fを保持するための保持ピン13,14および
同袋Fの誤組付けを防止するための向き指定ピン15が
固定されている。保持ピン13,14は中空状に形成さ
れるとともに、先端部の下半分を切り欠いた切欠き13
a,14aを有している。このように構成したカセット
11は、フレーム91に回転可能に組み付けられた固定
板16によって自動袋詰め装置Bの作動時に略垂直にて
固定されていて後方に向けて袋Fが取り出し可能である
とともに、固定板16の上方への回動状態にて前方に倒
されて袋Fが各ピン13〜15に組み付け可能となって
いる。また、フレーム91にはカセット11のセット状
態を検出するための検出スイッチSW1 が組み付けられて
いて、同スイッチSW1 は、カセット11がセット状態に
あるときオンし、カセット11がセット状態にないとき
オフしている。各袋Fは熱により溶解する透明の合成樹
脂で形成されており、図9に示すように、底部が内部上
方に織り込まれていて氷を収容すると部分的に下方へ伸
びるようになっている。この袋Fの上端開口部分の前側
面にはカセット11のピン13〜15への取付孔Fa1,Fa
2,Fa3 を有する取付片Faが形成されている。
【0017】袋搬入機構20は、図3,4,8,10〜
12に示すように、下端に固着した一対のシャフト21
a,21bにてフレーム91に傾動可能に組付けられる
門型のメインアーム21を備えている。メインアーム2
1はフレーム91に組付けられて減速機付きの電動モー
タM1により傾動されるようになっているとともに、その
原位置(図4の状態)が光学式の検出スイッチSW2 によ
り検出されるようになっている。検出スイッチSW2 は袋
搬入モータM1の回転軸の回転位置を検出して、メインア
ーム21が原位置に復帰したときオンしそれ以外のとき
オフしている。メインアーム21の内側には門型のサブ
アーム22が傾動可能に組み付けられている。サブアー
ム22はメインアーム21の裏面に固定した一対の板ば
ね23a,23bおよびサブアーム22の裏面から左右
に突出した突部22a,22bによりメインアーム21
に係合しており、メインアーム21が図4にて反時計方
向へ傾動するときには板ばね23a,23bによって同
方向へ弾撥的に押動され、またメインアーム21が図4
の時計方向へ傾動するときには突部22a,22bによ
って同方向へ一体的に押動されるようになっている。ま
た、メインアーム21の後面には袋掴み動作を確認する
ための検出スイッチSW3 が取り付けられており、同スイ
ッチSW3 は、メインアーム21がサブアーム22に対し
て所定角度以上傾動したときオンしそれ以外のときには
オフしている。
【0018】サブアーム22の上辺には、前端部を下方
に曲げて形成したプレート24が固着されるとともに、
同プレート24には左右一対の揺動レバー25,25が
揺動可能に組み付けられている。プレート24の前記下
方に曲げた部分の両端部にはその中央部を切り欠いて固
定爪24a,24aが形成されるととともに、同爪24
a,24aに対向する揺動レバー25の端面には多数の
縦溝を有する可動爪25a,25aが形成されている。
また、揺動レバー25,25の外周上には上下に突出し
たピン26,26がそれぞれ固着され、各ピン26,2
6の下端部にはスプリング27,27の一端が固定され
るとともに同スプリング27,27の他端はプレート2
4の中央部に固定されている。したがって、スプリング
27,27は、可動爪25a,25aが固定爪24a,
24bと係合しているときには揺動レバー25,25を
前方へ付勢し、かつ可動爪25a,25aが固定爪24
a,24aから離脱したときには揺動レバー25,25
を後方に付勢する。サブアーム22の内側面には、解除
レバー28がプレート24の前面とピン26,26の間
にて傾動可能に組み付けられている。なお、これらの揺
動レバー25、ピン26、スプリング27および解除レ
バー28により袋Fの上部2箇所を掴むチャック機構2
0aを構成している。
【0019】袋支持機構30は、図2〜4,7,8に示
すように、L形に屈曲形成されて一端にてフレーム91
に回動可能に組付けられた左右一対の袋支持シャフト3
1,32を備えている。袋支持シャフト31,32は前
記一端にてスプリング33,34によって図4,7の時
計方向に付勢されていて、原位置にて他端を袋収納機構
10の保持ピン13,14の切欠き部13a,14aに
係合させている。これらの袋支持シャフト31,32の
平行延設部にはストッパ31a,32aが一体的に設け
られていて、袋Fが袋搬入機構20によって図4,7,
8の右方向に引っ張られたとき、その取付片Faの変位が
規制されるようになっている。また、袋支持シャフト3
1,32には同シャフト31,32と一体回転する所定
幅の遮光板35,36が組み付けられるとともに、同遮
光板35,36をそれぞれ挟む光学式の検出スイッチSW
4,SW5 がフレーム91に固定されている。これらの検出
スイッチSW4,SW5 は、袋支持シャフト31,32が原位
置(図4,7,8の図示状態)にあるときオン状態にあ
り、同シャフト31,32が図4,7の反時計方向に若
干量回転して遮光板35,36により光線が遮られると
オフして、同シャフト31,32が同方向にさらに回転
するとふたたびオンするものである。なお、カセット1
1を袋Fの交換のために前方に倒した状態では、レバー
37の回動により袋支持シャフト31,32がスプリン
グ33,34に抗して下方に回動されて、袋Fの補充後
のカセット11のセット時に保持ピン13,14が切欠
き部13a,14aにて袋支持シャフト31,32に係
合するようになっている。
【0020】右側の氷収容投入機構40Aは、図3に示
すように、フレーム91に組み付けられていて右側の製
氷機A1から落下供給される氷を収容するタンク41a
を備えている。タンク41aには、自動袋詰め装置Bの
中央部に氷を落下させる搬送シュート42aが一体的に
組み付けられているとともに、同タンク41aの下部か
ら搬送シュート42aに沿って氷を搬送するオーガ43
aが回転可能に組み付けられている。オーガ43aはフ
レーム91に組み付けた減速機付きの電動モータM2によ
り回転駆動されるようになっている。タンク41aの底
部には排水管44aの端部が接続されていて、同配水管
44aはタンク41a内に溜まる融解水を外部に排出す
る。タンク41aの上部には異常時などにタンク41a
内の氷を融解させる散水管45aが配設されていて、同
散水管45aには電磁ソレノイドSLa により駆動される
給水弁46aを介して外部からの給水が可能となってい
る。また、タンク41aの下部および上部には光学式の
検出スイッチSW6Lおよび検出スイッチSW6Hがそれぞれ組
み付けられている。検出スイッチSW6Lは通常オフ状態に
あり、タンク41内の氷が袋Fの一杯分以上になるとオ
ンする。検出スイッチSW6Hは通常オフ状態にあり、氷が
タンク41a内に満杯近くなるとオンする。左側の氷収
容投入機構40Bは右側の氷収容投入機構40Aと対称
的に構成されていて、前記と同様なタンク41b、搬送
シュート42b、オーガ43b、排水管44b、散水管
45bおよび電磁ソレノイドSLb を内蔵した給水弁46
b(図示されていない)を備えている。なお、以降の説
明においては、右側の氷収容投入機構40A内の各部品
には「右」を付与して呼び、左側の氷収容投入機構40
B内の各部品には「左」を付与して呼ぶことにする。ま
た、左側の氷収容投入機構40Bも前記と同様の電動モ
ータM3および検出スイッチSW7L,SW7Hを備えている。
【0021】シール機構50は、図3,4に示すよう
に、ヒータブロック51およびシールバー52を備えて
いる。ヒータブロック51はフレーム91に固定されて
いて、内蔵したヒータ51aへの通電により熱せられ
る。シールバー52は門型の支持アーム53および支持
シャフト54,54を介してフレーム91に回動可能に
組み付けられている。支持アーム53の両端は、一対の
リンク55,55、駆動アーム56,56および引張コ
イルスプリング57,57を介して、フレーム91に回
動可能に組付けられた駆動シャフト58に接続されてお
り、同シャフト58の回転により同アーム53がシール
バー52と共に回転駆動されるようになっている。駆動
シャフト58はフレーム91に組付けられた減速機付き
の電動モータM4により回転駆動される。また、右側の駆
動アーム56の近傍のフレーム91には光学式の検出ス
イッチSW8 が組み付けられており、同スイッチSW8 は同
アーム56の回転位置によりシールバー52が上位置に
あるときオンしそれ以外のときオフしている。右側の駆
動シャフト58の近傍のフレーム91には検出スイッチ
SW9 が組み付けられており、同スイッチSW9 は同シャフ
ト58の回転位置によりシールバー52が下位置にある
ときオンしそれ以外のときオフしている。
【0022】袋落下機構60は、図3〜6に示すよう
に、長方形上のベース61を備え、同ベース61は四隅
にて4組のリンク対62,63,64,65により上下
動可能に支持されている。右側の前後両リンク対62,
64は基端にてフレーム91に回動可能に組付けられた
駆動シャフト66に固定されており、同シャフト66は
フレーム91に組付けられた減速機付きの電動モータM5
により回転駆動されるようになっている。左側の前後両
リンク対63,65は基端にてフレーム91に回動可能
に組付けられた駆動シャフト67に固定されており、同
シャフト67はフレーム91に組付けられた減速機付き
の電動モータM6により回転駆動されるようになってい
る。また、右側の駆動シャフト66の近傍のフレーム9
1には、同シャフト66の回転位置に応答する光学式の
検出スイッチSW10,SW11,SW12が組み付けられている。検
出スイッチSW10はベース61の右端が上位置にあるとき
オンし、それ以外のときオフしている。検出スイッチSW
11はベース61の右端が中央位置にあるときオンし、そ
れ以外のときオフしている。検出スイッチSW12はベース
61の右端が下位置にあるときオンし、それ以外のとき
オフしている。また、左側の駆動シャフト67の近傍の
フレーム91には、前記各検出スイッチSW10,SW11,SW12
と同種の検出スイッチSW13,SW14,SW15が組み付けられて
いる。
【0023】計量機構70は、図4に示すように、図示
右端にて袋落下機構60のベース61に傾動可能に支持
されかつ左端にてスプリング71により弾性的に支持さ
れた計量板72を有する。計量板72上には氷の入った
袋Fを保持する略U字上の保持板73が固定されている
とともに、同計量板72の下方には計量板72上の重量
を測定するための光学式の検出スイッチSW16が設けられ
ている。検出スイッチSW16は通常オフ状態にあり、計量
板72上の重量が所定値以上になるとオンするものであ
る。
【0024】また、氷の自動袋詰め装置Bは、前述した
電動モータM1〜M6、電磁ソレノイドSLa,SLb およびヒー
タ51aを制御するための電気制御装置80を備えてい
る。電気制御装置80は、図13に示すように、検出ス
イッチSW1 〜SW16に接続されたマイクロコンピュータ8
1(以下、単にマイコン81という)、同マイコン81
に接続されたドライブ回路82、表示器83および電源
スイッチ84を備えている。マイコン81およびドライ
ブ回路82は図1,2に示す電気制御装置本体80Aに
内蔵されていて、同マイコン81は電源スイッチ84の
投入により図14〜20に示したフローチャートに対応
したプログラムを実行するもので、ドライブ回路82は
前記マイコン81により制御されて電動モータM1〜M6お
よびヒータ51aを駆動するものである。表示器83お
よび電源スイッチ84は自動袋詰め装置Bのフロントカ
バーに形成した窓B1を介して外部に開口した操作パネ
ル80Bに設けられている。表示器83は袋搬入異常ま
たは袋無しを文字表示するもので、電源スイッチ84は
当該自動袋詰め装置Bの作動を開始させるものである。
【0025】次に、前記のように構成した実施例の動作
を説明する。電源スイッチ84が投入されると、マイコ
ン81は図14のステップ100にて「メインプログラ
ム」の実行を開始して、ステップ102にて当該自動袋
詰め装置Bが基準状態にあるか否かを検出スイッチSW2,
SW8,SW10,SW13 のオン状態により判定する。この場合、
袋搬入機構20のメインアーム21が原位置(図4の状
態)にあって検出スイッチSW2 がオンしており、シール
機構50のシールバー52が上位置(図4の状態)にあ
って検出スイッチSW8 がオンしており、かつ落下機構6
0のベース61の右端および左端が上位置(図20の
(B)の状態)にあって検出スイッチSW10,SW13 がオンし
ていれば、マイコン81はステップ102にて「YE
S」と判定してステップ104〜116からなる循環処
理を実行する。また、メインアーム21、シールバー5
2またはベース61のいずれかが前記状態になくて検出
スイッチSW2,SW8,SW10,SW13 のいずれかがオフしていれ
ば、マイコン81はステップ102にて「NO」と判定
して、ステップ124にて「原点復帰ルーチン」を実行
してプログラムをステップ116へ進める。
【0026】この「原点復帰ルーチン」について説明す
ると、マイコン81は図17のステップ300にて同ル
ーチンの実行を開始し、ステップ302にて電動モータ
M4を検出スイッチSW8 がオンするまで逆転する。この電
動モータM4の逆転により、駆動アーム56,56および
リンク55,55が作用して支持アーム53を図19に
て時計方向に回動させてシールバー52が上位置に設定
される。次に、マイコン81はステップ304にて電動
モータM1を検出スイッチSW2 がオンするまで逆転する。
この電動モータM1の逆転により、メインアーム21が図
4にて時計方向に回動して原位置に復帰する。次に、マ
イコン81はステップ306にて電動モータM4を検出ス
イッチSW9 がオンするまで正転する。この電動モータM4
の正転により、支持アーム53が前記とは逆に図19に
て反時計方向に回動されてシールバー52が下位置に設
定される。これらのステップ302〜306の処理後、
マイコン81はステップ308にて電動モータM4の制御
状態を表すためのフラグSBMDを”1”に設定するととも
に同モータM4の作動時間を規定するためのタイマ値SBTM
を「0」に初期設定し、ステップ310にて電動モータ
M5を逆転させるとともに同モータM5の制御状態を表すた
めのフラグRBMDを”1”に初期設定し、ステップ312
にて電動モータM6を正転させるとともに同モータM6の制
御状態を表すためのフラグLBMDを”1”に初期設定し
て、ステップ314〜336からなる循環処理を実行す
る。この場合、タイマ値SBTMは、この「メインプログラ
ム」の実行中に所定時間毎に実行される図示しない「イ
ンタラプトプログラム」の実行により、「1」ずつカウ
ントアップされる。
【0027】前記循環処理中、タイマ値SBTMの初期設定
から2秒が経過すると、マイコン81は、ステップ31
4〜318の処理により、電動モータM4を逆転させると
ともにフラグSBMDを”2”に変更する。この電動モータ
M4の逆転によってシールバー52が上位置に設定される
と、検出スイッチSW8 がオンする。この検出スイッチSW
8 のオンに応答して、マイコン81はステップ314,
320,322の処理によって前記電動モータM4の逆転
を停止させるとともにフラグSBMDを”0”に戻す。ま
た、同循環処理中、電動モータM5は逆転するとともに電
動モータM6は正転するので、リンク62〜65の作用に
より、ベース61の右端が下降するとともに同ベース6
1の左端が上昇する(図20の(D)参照)。そして、ベ
ース61の右端が下位置まで来ると検出スイッチSW12が
オンし、ベース61の左端が上位置まで来ると検出スイ
ッチSW13がオンする(図20の(E)参照)。したがっ
て、マイコン81はステップ324〜328の処理によ
って前記電動モータM5の逆転を停止させるとともにフラ
グRBMDを”0”に変更し、ステップ330〜334の処
理によって前記電動モータM6の正転を停止させる。前記
のようなフラグSBMD,RBMD,LBMDの”0”への変更によ
り、マイコン81はステップ336にて「YES」と判
定してプログラムをステップ338へ進める。
【0028】マイコン81はステップ338にて2秒間
を計測した後、ステップ340にて電動モータM5を検出
スイッチSW10がオンするまで正転して、ステップ342
にて「原点復帰ルーチン」の実行を終了する。前記電動
モータM5の正転により、ベース61の右端も上位置まで
移動して、ベース61の両端は上位置に設定される(図
20の(B)参照)。このような「原点復帰ルーチン」の
実行により、当該自動袋詰め装置が基準状態、すなわち
メインアーム21が原位置に復帰し、シールバー52が
上位置に戻され、かつベース61の両端が上位置に戻さ
れる。その後、マイコン81は図14のステップ116
にて袋が無いことに基づき「NO」と判定してプログラ
ムをステップ104の「袋搬入処理ルーチン」へ進め
る。。
【0029】「袋搬入処理ルーチン」の詳細は図15,
16に示されており、マイコン81はステップ200に
て同ルーチンの実行を開始し、ステップ202にて電動
モータM1を正転させるとともに同モータM1の制御状態を
表すフラグBGMDを”1”に設定する。次に、ベース61
の右端が上位置にあって検出スイッチSW10がオンしてい
れば(当該自動袋詰め装置の作動開始時にはこの状態に
ある)、マイコン81はステップ204,206の処理
により電動モータM5を逆転するとともにフラグRBMDを”
1”に設定する。また、ベース61の右端が中央位置に
あって検出スイッチSW10がオフしていれば(氷が1回袋
詰めされた以降はこの状態にある)、マイコン81はス
テップ204,208の処理によりフラグRBMDを”0”
に初期設定しておく。さらに、ベース61の左端が上位
置にあって検出スイッチSW13がオンしていれば(当該自
動袋詰め装置の作動開始時にはこの状態にある)、マイ
コン81はステップ210,212の処理により電動モ
ータM6を逆転するとともにフラグLBMDを”1”に設定す
る。また、ベース61の左端が中央位置にあって検出ス
イッチSW13がオフしていれば(氷が1回袋詰めされた以
降はこの状態にある)、マイコン81はステップ21
0,214の処理によりフラグLBMDを”0”に初期設定
しておく。これらのステップ202〜214の処理後、
マイコン81はステップ216〜266からなる循環処
理を繰り返し実行する。
【0030】この循環処理中、前記電動モータM1の正転
により、メインアーム21は原位置(図4の状態)から
図示反時計方向に回動し始める。この場合、サブアーム
22および解除レバー28もメインアーム21と共に図
12の中央に示した位置関係のまま回動し、サブアーム
22に固定したプレート24の前面がカセット11内に
収容された袋Fに当接した時点で同アーム22の回動は
停止する。その後も、電動モータM1は正転し続けるの
で、メインアーム21は板ばね23a,23bの作用に
よりさらに回動し続けてピン26,26をスプリング2
7,27に抗して前方へ押圧する。これにより、揺動レ
バー25,25が回動して、図12の左側に示すよう
に、カセット11内に収容された多数の袋Fのうち最も
表面側にある一枚の袋Fの後側面をその可動爪25a,
25aとプレート24に形成した固定爪24a,24a
との間に挟み込む。すなわち、チャック機構20aが袋
Fの後側面を2箇所にて掴む。一方、この状態では、メ
インアーム21はサブアーム22より前方に位置してお
り、検出スイッチSW3 がオンする。このとき、スプリン
グ27,27は、揺動レバー25,25を固定爪24
a,24a側に付勢するので、袋Fの後側面は固定爪2
4a,24aおよび可動爪25a,25aの間に保持さ
れる。
【0031】この検出スイッチSW3 のオンに応答して、
マイコン81は、ステップ216〜220の処理によ
り、前記電動モータM1の正転を停止させ、フラグBGMD
を”2”に変更し、かつ同モータM1の作動時間を規定す
るためのタイマ値BGTMを「0」に初期設定する。この電
動モータM1の停止から2秒が経過すると、マイコン81
はステップ216,222,224の処理によって電動
モータM1を逆転させるとともにフラグBGMDを”3”に変
更する。この電動モータM1の逆転により、メインアーム
21は図4にて時計方向に回動して原位置に復帰すると
同時に、サブアーム22もメインアーム21と共に同方
向に回動して原位置に復帰する。このメインアーム21
の原位置復帰によって検出スイッチSW2 がオンするの
で、マイコン81はステップ216,226,228の
処理により、前記電動モータM1の逆転を停止させるとと
もにフラグBGMDを”0”に戻す。この状態では、揺動レ
バー25,25はスプリング27,27の作用によって
前方へ付勢されており、チャック機構20aが袋Fの後
側面を2箇所にて掴んだままであるので、袋Fは袋支持
シャフト31,32上を移動するとともに、図12の右
側に示すように袋Fの前側面にある取付片Faがストッパ
31a,32aに当接して上部開口が広げられる。
【0032】一方、前記ステップ206,212の処理
によって電動モータM5,M6 が逆転された場合には、ベー
ス61の両端は下降する。この下降によってベース61
が中央位置に達すると、検出スイッチSW11,SW14 がオン
する。この検出スイッチSW11,SW14 のオンに応答して、
マイコン81は、ステップ230〜234およびステッ
プ248〜252の処理により、前記検出スイッチSW1
1,SW14 のオンからさらに10秒間だけ電動モータM5,M6
を逆転させ続ける。これにより、ベース61の両端は
中央位置よりも若干量だけ下降する。その後、マイコン
81はステップ230,236〜242およびステップ
248,254〜260の処理により電動モータM5,M6
を2秒間だけ停止させた後、同モータM5,M6 を正転させ
始める。この電動モータM5,M6 の正転により、ベース6
1の両端はふたたび上昇し始めて中央位置に達すると、
検出スイッチSW11,SW14 がオンする。この検出スイッチ
SW11,SW14 のオンに応答して、マイコン81は、ステッ
プ230,244,246およびステップ248,26
2,264の処理により、前記電動モータM5,M6 の正転
を停止させるとともにフラグRBMD,LBMD を”0”に戻
す。このようにベース61を上位置(図20の(B)参
照)から中央位置(図20の(A)参照)に変更する場合
に、同ベース61を一旦中央位置よりも下げた後に再度
上昇させることにより、重力の影響を受けることなくベ
ース61を中央位置に正確に設定することができる。こ
のような循環処理により、フラグBGMD,RBMD,LBMDが共
に”0”に戻されると、マイコン81はステップ266
にて「YES」と判定してプログラムをステップ268
に進める。
【0033】ステップ268においては、マイコン81
は検出スイッチSW4,SW5 が共にオフしているか否かを判
定する。この場合、袋Fの2箇所が正しくチャック機構
20aにより掴まれていれば、同袋Fの取付片Faがスト
ッパ31a,32aに当接した状態では、前記サブアー
ム22の回動により袋支持シャフト31,32がスプリ
ング33,34に抗して図7にて反時計方向に回動され
るので、遮光板35,36も回動されて初めオン状態に
あった検出スイッチSW4,SW5 をオフする。この検出スイ
ッチSW4,SW5 のオフにより、マイコン81はステップ2
68にて「YES」と判定し、ステップ270にて袋掴
みの繰り返し回数を表すカウント値BCNTを「0」に初期
設定して、ステップ272にてこの「袋搬入処理ルーチ
ン」の実行を終了する。
【0034】次に、マイコン81は図14のステップ1
06にて氷投入計量処理ルーチンを実行する。この氷投
入計量処理ルーチンにおいては、まず電動モータM2また
は電動モータM3が正転される。これにより、右オーガ4
3aまたは左オーガ43bが回転し始め、右タンク41
aまたは左タンク41b内の氷が右搬送シュート42a
または左搬送シュート42bを介して順次上方へ搬送さ
れて支持シャフト31,32によって支持されている袋
F内へ投入され始める。なお、この場合、検出スイッチ
SW6L,SW7L が共にオンしていて両タンク41a,41b
内に袋一杯分以上の氷があれば、氷を両タンク41a,
41bから1袋ずつ交互に投入するために、電動モータ
M2または電動モータM3はステップ104〜116からな
る循環処理毎に交互に正転される。一方、検出スイッチ
SW6L,SW7L のいずれか一方のみがオンしていて一方のタ
ンク41a,41b内にのみ袋一杯分以上の氷があると
きには、同スイッチSW6L,SW7L がオンしている側の電動
モータM2または電動モータM3のみが正転される。また、
この氷の投入と同時に、電動モータM5,M6 の正転により
ベース61を上位置に上昇させて、袋F内に投入された
氷の荷重が支持シャフト31,32に付与されないで、
全荷重がベース61(計量板72)のみにより支承され
るようにする。ベース61を上位置まで上昇させた(図
19の(B)参照)後、前記氷の投入によって袋F内の氷
が所定量に達すると検出スイッチSW16がオンする。この
検出スイッチSW16のオン動作に応答して、マイコン81
は前記電動モータM2または電動モータM3の正転を停止さ
せて、右タンク41aまたは左タンク41bからの氷の
袋Fへの投入を停止する。
【0035】次に、マイコン81はステップ108〜1
12にて袋支持機構30に支持されている氷の入った袋
Fの上部をシールするためのシール処理を実行する。ス
テップ108においては、まず電動モータM4が正転され
る。この電動モータM4の正転によってシールバー52が
支持シャフト54を中心にして図4の反時計方向に回動
して(図19の(A)〜(C)参照)、同バー52は袋支持
シャフト31,32に係止されている袋Fの前側面上部
を同シャフト31,32の反時計方向への回動と共にヒ
ータブロック51に向けて移動させる。このとき、袋搬
入機構20の揺動レバー25,25の可動爪25a,2
5aはプレート24,24の固定爪24a,24aとの
間に袋Fの後側面を掴んだ状態にあるので、シールバー
52はヒータブロック51との間に袋Fの前側面と後側
面を合わせた状態でその上部を挟み込む。一方、この挟
み込みとほぼ同時に、シールバー52は袋搬入機構20
の解除レバー28を図4の時計方向に押圧するので、同
レバー28の上辺がピン26,26を図12にて右方に
押圧する。これにより、揺動レバー25,25が回動し
て可動爪25a,25aによる袋Fの保持が解除、すな
わちチャック機構20aによる袋Fの保持が解除され
る。なお、この解除状態では、スプリング27,27の
作用によりメインアーム21、サブアーム22、揺動レ
バー25,25などは図12の中央の状態に保たれる。
また、この状態では、検出スイッチSW9がオンし、マイ
コン81は同スイッチSW9 のオンに応答して前記電動モ
ータM4の正転を停止させる。
【0036】ステップ110においては、マイコン81
はヒータブロック51内のヒータ51aに0.6秒間通
電する。これにより、ヒータブロック51とシールバー
52とに挟まれた袋Fの上部が溶解して前側面と後側面
が接着され、同袋Fがシールされる。次のステップ11
2においては、電動モータM4が逆転される。この電動モ
ータM4の逆転により、シールバー52、支持アーム53
などは前記とは逆に上方に移動されて上位置(図4の状
態)に復帰する。この場合、駆動アーム56の原位置復
帰に伴い検出スイッチSW8 がオンし、マイコン81が同
スイッチSW8 のオン動作に応答して前記電動モータM4の
逆転を停止させる。そして、この状態では、袋Fは所定
量の氷が詰められた状態でベース61上に設けた計量板
72上に載っている。
【0037】次に、マイコン81はステップ114にて
氷の入った袋FをストッカC内に落下させるための袋落
下処理を実行する。この処理においては、まず、電動モ
ータM5,M6 が逆転駆動され、リンク62〜65の作用に
よりベース61が下降する。この場合、ベース61は最
初図20の(B)に示すように上位置にあり、ベース61
は図20の(C)に示す下位置まで降下する。この状態で
検出スイッチSW12,SW15 はオンし、マイコン81は各ス
イッチSW12,SW15 のオン動作に応答して前記電動モータ
M5,M6 の逆転をそれぞれ停止させる。次に、マイコン8
1は電動モータM6(または電動モータM5)を正転させ
る。これにより、ベース61の左端(または右端)が上
昇し、氷の入った袋Fは図20の(D)に示すようにベー
ス61から滑り落ちてストッカC内に落下する。このベ
ース61の左端(または右端)の上昇は同左端(または
右端)が上位置まで到達するまで続行される。ベース6
1の左端(または右端)が図20の(E)に示すように上
位置に到達すると、検出スイッチSW13(または検出スイ
ッチSW10)がオンし、マイコン81は同スイッチSW13の
オン動作に応答して前記電動モータM6(または前記電動
モータM5)の正転を停止させる。その後、マイコン81
は検出スイッチSW11,SW14との協働により電動モータM5,
M6を回転させて、ベース61の両端を中央位置に移動さ
せる。
【0038】前記ステップ114の処理後、マイコン8
1は袋収納機構10に袋Fが無くなったことを表すため
のフラグNBAGが”1”であるか否かを判定する。このフ
ラグNBAGは図示しない初期設定処理によって最初”0”
に設定されているので、マイコン81はステップ116
にて「NO」と判定してプログラムをステップ104に
戻して、ステップ104〜116からなる循環処理を繰
り返し実行する。このように、マイコン81はステップ
104〜116からなる袋搬入機構20による袋Fの搬
入動作、計量機構70により所定量の氷が検出されるま
で氷を袋F内に投入する氷収容投入機構40A,40B
による氷の投入動作、シール機構50による袋Fのシー
ル動作および落下機構60による袋Fの落下動作からな
るシーケンス動作を繰り返し制御して、所定量ずつの氷
を順次袋詰めするとともに同袋詰めされた氷を一袋ずつ
順次ストッカCに蓄積する。
【0039】以上の説明は、チャック機構20aが袋F
の上部2箇所を正しく掴んだ場合における当該自動袋詰
め装置Bの動作であり、次に、チャック機構20aが袋
Fを正しく掴まなかった場合における同自動袋詰め装置
Bの動作を説明する。チャック機構20aが袋Fの後側
面の上部2箇所を掴まなかった場合には、メインアーム
21およびサブアーム22が原位置に復帰しても、掴ま
なれなかった側に位置するストッパ31a,32aが前
記両アーム21,22によって引っ張られない。したが
って、この場合には、袋掴みを失敗した側の袋支持シャ
フト31,32は図7にてスプリング33,34に抗し
て反時計方向に回動されることがないので、同側の遮光
板35,36はオン状態に維持される。これにより、マ
イコン81は図16のステップ268にて「NO」と判
定して、ステップ274にてカウント値BCNTに「1」を
加算し、ステップ276にて同加算後のカウント値BCNT
が「3」以上であるか否かを判定する。この場合、カウ
ント値BCNTが「3」未満であれば、マイコン81はステ
ップ276にて「NO」と判定してプログラムをステッ
プ278〜282に進める。
【0040】ステップ278においては、電動モータM4
が、検出スイッチSW9 がオンするまで正転される。この
電動モータM4の正転により、支持アーム53が図19に
て反時計方向に回動されてシールバー52が下位置に移
動する。このシールバー52の下位置への移動に伴って
チャック機構20aによる袋Fの保持動作が解除され、
掴み損なった袋Fはベース61またはストッカC内に落
下する。ステップ280においては2秒間制御が停止さ
れ、ステップ282にて電動モータM4が、検出スイッチ
SW8 がオンするまで逆転される。この電動モータM4の逆
転により、支持アーム53が図19にて時計方向に回動
されてシールバー52が上位置まで移動する。これらの
ステップ278〜282の処理後、マイコン81はプロ
グラムを図15のステップ202に戻し、ステップ20
2〜266からなる袋搬入処理を再度実行する。このよ
うに、チャック機構20aが袋掴みを失敗した場合に
は、失敗した袋Fを除去して再度袋搬入処理を自動的に
行うようにしたので、煩雑な作業をすることなく、チャ
ック機構20aによる袋掴み動作を再度行わせることが
できる。
【0041】このような再度の袋掴み動作により、袋F
がチャック機構20aによって正しく掴まれた場合に
は、前述のように、マイコン81は、ステップ268に
おける「YES」との判定の基に、ステップ270にて
カウント値BCNTを「0」に戻してステップ272にてこ
の「袋搬入処理ルーチン」の実行を終了する。一方、チ
ャック機構20aが再度袋掴み動作を失敗した場合に
は、マイコン81は再度ステップ268にて「NO」と
判定してプログラムをステップ274,276へ進め
る。このような袋掴み動作が3回行われてカウント値BC
NTが「3」以上になると、マイコン81はステップ27
6にて「YES」と判定して、プログラムをステップ2
84に進める。マイコン81はステップ284にて検出
スイッチSW4,SW5 のいずれか一方がオフしているか否
か、すなわちチャック機構20aは袋Fの少なくとも一
箇所を掴んでいるか否かを判定する。
【0042】このような場合、袋Fが袋収納機構10に
残っているにもかかわらず、チャック機構20aが袋F
を正しく掴まなかった場合には、通常、チャック機構2
0aは袋Fを一箇所にてのみ掴み他方の箇所を掴み損ね
るケースがほとんどである。したがって、チャック機構
20aが袋Fの一箇所のみを掴んでいて一方の検出スイ
ッチSW4,SW5 のみがオフしている場合には、マイコン8
1はステップ284にて「YES」と判定してプログラ
ムをステップ286,288に進める。ステップ286
においては、袋搬入異常(袋掴み失敗)を表す表示制御
データが表示器83に出力され、同表示器83は袋搬入
異常(袋掴み失敗)を表すエラーコードを表示する。こ
れにより、使用者は袋搬入機構20に異常があったこと
を簡単に認識できる。ステップ288においては、電磁
ソレノイドSLa,SLb が80分間通電される。これによ
り、外部からの水が給水弁46a,46bを介して散水
器45a,45bに供給され、散水器45a,45bは
タンク41a,41b内の氷に散水するので、同タンク
41a,41b内の氷が融ける。したがって、袋搬入機
構20に異常が発生してタンク41a,41b内の氷が
長時間袋詰めされない場合にも、同タンク41a,41
b内の氷同士がくっついて(アーチングして)、その後
の氷収容投入機構40A,40Bの作動に異常を来すこ
とがなくなる。前記ステップ286,288の処理後、
マイコン81はステップ290にてプログラムの実行を
停止、すなわち各機構のシーケンス動作の制御を停止す
る。これにより、氷が袋詰めされないままで自動袋詰め
装置BおよびストッカC内に氷が散在することを未然に
防止できる。
【0043】一方、袋Fが袋収納機構20に残っていな
ければ、チャック機構20aは袋を2箇所とも掴むこと
がない。この場合、両検出スイッチSW4,SW5 が共にオン
状態に保たれ続けるので、マイコン81は前記ステップ
284にて「NO」と判定し、ステップ292にてフラ
グNBAGを”1”に設定してプログラムを「原点復帰ルー
チン」のステップ306(図17)へ進める。したがっ
て、マイコン81は前述したステップ306〜342の
処理によりシールバー52を上位置に戻し、かつベース
61の両端を上位置に戻して「原点復帰ルーチン」の実
行を終了する。この「原点復帰ルーチン」の実行後、マ
イコン81はプログラムを図14のステップ116へ進
める。この場合、フラグNBAGは”1”に設定されている
ので、マイコン81はステップ116にて「YES」と
判定し、プログラムをステップ118,120に進め
る。
【0044】ステップ118においては、袋収納機構1
0に袋Fが無いことを表す表示制御データが表示器83
に出力され、同表示器83は袋Fが無いことを表すコー
ドを表示する。これにより、使用者は袋Fを袋収納機構
10に補充すべきことを簡単に認識できる。ステップ1
20においては、前記場合と同様に、電磁ソレノイドSL
a,SLb が80分間通電されて、散水器45a,45bが
タンク41a,41b内の氷に80分間散水する。した
がって、この場合も、同タンク41a,41b内の氷が
融けるので、袋収納機構10に袋Fが無くなってタンク
41a,41b内の氷が長時間袋詰めされない場合に
も、同タンク41a,41b内の氷同士がくっついて
(アーチングして)、その後の氷収容投入機構40A,
40Bの作動に異常を来すことがなくなる。前記ステッ
プ118,120の処理後、マイコン81はステップ1
22にてプログラムの実行を停止、すなわち各機構のシ
ーケンス動作の制御を停止する。これにより、この場合
も、氷が袋詰めされないままで自動袋詰め装置Bおよび
ストッカC内に氷が散在することを未然に防止できる。
【0045】なお、上記実施例おいては、氷を袋詰めす
る場合について説明したが、この自動袋詰め装置は氷に
限らず、菓子、キャンデー、その他の品物を袋詰めする
こともできる。この場合、タンク41a,41b内に氷
の代わりに品物を入れておくようにするとともに、散水
処理を省略するようにするとよい。また、上記実施例に
おいては、表示器83として文字表示するものを用いた
が、同表示器83を袋無し表示および袋搬入異常にそれ
ぞれ対応した2つのランプで構成して、袋無し検出時に
は一方のランプを点灯しまた袋搬入異常の検出時には他
方のランプを点灯するようにしてもよい。さらに、各機
構の作動時間に関して具体的な数値を例示したが、これ
らの時間は各機構にて採用される各部品の容量、性能な
どに応じて種々変更されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す製氷袋詰め機の正面
概略図である。
【図2】 図1の氷の自動袋詰め装置の部分破断正面図
である。
【図3】 図2の部分拡大図である。
【図4】 前記氷の自動袋詰め装置の部分破断側面図で
ある。
【図5】 同部分正面図である。
【図6】 同部分背面図である。
【図7】 袋収納機構および袋支持機構の側断面図であ
る。
【図8】 袋収納機構および袋支持機構の平面図であ
る。
【図9】 (A)は袋の正面図、(B)は袋の側面図であ
る。
【図10】 袋搬入機構を正面側から見た斜視図であ
る。
【図11】 袋搬入機構を背面側から見た斜視図であ
る。
【図12】 袋搬入機構の作動状態を示す平面図であ
る。
【図13】 電気制御装置のブロック図である。
【図14】 図13のマイコンにて実行される「メイン
プログラム」のフローチャートである。
【図15】 図14の「袋搬入処理ルーチン」の詳細を
示すフローチャートの前半部分である。
【図16】 同ルーチンの詳細を示すフローチャートの
後半部分である。
【図17】 図14の「原点復帰ルーチン」の詳細を示
すフローチャートの前半部分である。
【図18】 同ルーチンの詳細を示すフローチャートの
後半部分である。
【図19】 シール機構の作動説明図である。
【図20】 袋落下機構の作動説明図である。
【符号の説明】
A1,A2…製氷機、B…自動袋詰め装置、C…ストッ
カ、F…袋、10…袋収納機構、11…カセット、20
…袋搬入機構、20a…チャック機構、21…メインア
ーム、30…袋支持機構、31,32…袋支持シャフ
ト、40A,40B…氷収容投入機構、41a,41b
…タンク、43…オーガ、50…シール機構、51…ヒ
ータブロック、52…シールバー、60…袋落下機構、
61…ベース、62〜64…リンク対、70…計量機
構、71…スプリング、72…計量板、81…マイクロ
コンピュータ(マイコン)、83…警告器、M1〜M6…電
動モータ、SW1 〜SW16…検出スイッチ、SLa,SLb…電磁
ソレノイド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の袋を収容する袋収納機構と、前記袋
    収納機構から袋を一つずつ所定位置に搬入して同搬入さ
    れた袋の上部開口を広げて支持する袋搬入支持機構と、
    タンクに収容された品物を順次搬送して前記支持された
    袋内に投入する投入機構と、前記袋内に投入された品物
    の量を計量する計量機構と、前記品物が投入された袋の
    上部をシールするシール機構と、前記袋搬入支持機構に
    よる袋の搬入動作、前記計量機構により所定量の品物が
    検出されるまで品物を袋内に投入する前記投入機構によ
    る品物の投入動作および前記シール機構による袋のシー
    ル動作からなるシーケンス動作を繰り返し制御する電気
    制御装置とからなり、前記所定量ずつの品物を順次袋詰
    めする自動袋詰め装置において、前記袋搬入支持機構に
    前記袋が正しく搬入されていることを検出する検出手段
    を設け、前記電気制御装置に、前記袋の搬入動作後に前
    記検出手段により袋が正しく搬入されていることが検出
    されないとき前記シーケンス動作を停止させる停止手段
    を設けたことを特徴とする自動袋詰め装置。
  2. 【請求項2】多数の袋を収容する袋収納機構と、前記袋
    収納機構から袋を一つずつ所定位置に搬入して同搬入さ
    れた袋の上部開口を広げて支持する袋搬入支持機構と、
    タンクに収容された品物を順次搬送して前記支持された
    袋内に投入する投入機構と、前記袋内に投入された品物
    の量を計量する計量機構と、前記品物が投入された袋の
    上部をシールするシール機構と、前記袋搬入支持機構に
    よる袋の搬入動作、前記計量機構により所定量の品物が
    検出されるまで品物を袋内に投入する前記投入機構によ
    る品物の投入動作および前記シール機構による袋のシー
    ル動作からなるシーケンス動作を繰り返し制御する電気
    制御装置とからなり、前記所定量ずつの品物を順次袋詰
    めする自動袋詰め装置において、前記袋搬入支持機構に
    前記袋が正しく搬入されていることを検出する検出手段
    を設け、前記電気制御装置に、前記袋の搬入動作後に前
    記検出手段により袋が正しく搬入されていることが検出
    されないとき前記袋の搬入動作を繰り返し行わせる繰り
    返し手段と、前記繰り返し手段により前記袋の搬入動作
    を所定回数以上繰り返し行なった後に前記検出手段によ
    り袋が正しく搬入されていることが検出されないとき前
    記シーケンス動作を停止させる停止手段とを設けたこと
    を特徴とする自動袋詰め装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載の自動袋詰め装置にお
    いて、前記袋搬入支持機構内に袋の支持を解除する解除
    機構を設けるとともに、前記電気制御装置に、前記検出
    手段により袋が正しく搬入されていることが検出されな
    いとき前記解除機構を制御して前記支持された袋を除去
    する袋除去制御手段を設けたことを特徴とする自動袋詰
    め装置。
  4. 【請求項4】多数の袋を収容する袋収納機構と、前記袋
    収納機構から袋を一つずつ所定位置に搬入して同搬入さ
    れた袋の上部開口を広げて支持する袋搬入支持機構と、
    タンクに収容された品物を順次搬送して前記支持された
    袋内に投入する投入機構と、前記袋内に投入された品物
    の量を計量する計量機構と、前記品物が投入された袋の
    上部をシールするシール機構と、前記袋搬入支持機構に
    よる袋の搬入動作、前記計量機構により所定量の品物が
    検出されるまで品物を袋内に投入する前記投入機構によ
    る品物の投入動作および前記シール機構による袋のシー
    ル動作からなるシーケンス動作を繰り返し制御する電気
    制御装置とからなり、前記所定量ずつの品物を順次袋詰
    めする自動袋詰め装置において、前記袋搬入支持機構
    を、袋の一側面の2箇所をそれぞれ掴むチャック機構
    と、前記チャック機構を可動し同チャック機構により掴
    んだ袋を搬入する可動機構と、同搬入された袋を支持す
    る支持シャフトと、前記チャック機構が袋の2箇所を掴
    んでいることをそれぞれ検出する一対の検出手段とで構
    成するとともに、前記電気制御装置に、表示器と、前記
    一方の検出手段がチャック機構による袋掴みを検出しか
    つ前記他方の検出手段がチャック機構による袋掴みを検
    出しないとき前記表示器を制御して前記袋搬入動作の異
    常を表示させる第1表示制御手段と、前記両方の検出器
    がチャック機構による袋掴みを検出しないとき前記表示
    器を制御して前記袋収納機構に袋がないことを表示させ
    る第2表示制御手段とを設けたことを特徴とする自動袋
    詰め装置。
  5. 【請求項5】多数の袋を収容する袋収納機構と、前記袋
    収納機構から袋を一つずつ所定位置に搬入して同搬入さ
    れた袋の上部開口を広げて支持する袋搬入支持機構と、
    氷を収容するタンクと、前記タンク内の氷を順次搬送し
    て前記支持された袋内に投入する投入機構と、前記袋内
    に投入された氷の量を計量する計量機構と、前記氷が投
    入された袋の上部をシールするシール機構と、前記袋搬
    入支持機構による袋の搬入動作、前記計量機構により所
    定量の氷が検出されるまで氷を袋内に投入する前記投入
    機構による氷の投入動作および前記シール機構による袋
    のシール動作からなるシーケンス動作を繰り返し制御す
    る電気制御装置とからなり、前記所定量ずつの氷を順次
    袋詰めする自動袋詰め装置において、前記袋搬入支持機
    構に前記袋が正しく搬入されていることを検出する検出
    手段を設けるとともに、前記タンク上部に散水器を設
    け、前記電気制御装置に、前記袋の搬入動作後に前記検
    出手段により袋が正しく搬入されていることが検出され
    ないとき前記シーケンス動作を停止させるとともに散水
    器を作動させる停止手段を設けたことを特徴とする自動
    袋詰め装置。
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