JPH066451A - メモリ試験方式 - Google Patents

メモリ試験方式

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JPH066451A
JPH066451A JP15987692A JP15987692A JPH066451A JP H066451 A JPH066451 A JP H066451A JP 15987692 A JP15987692 A JP 15987692A JP 15987692 A JP15987692 A JP 15987692A JP H066451 A JPH066451 A JP H066451A
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JP
Japan
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data
memory
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control data
upstream
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Withdrawn
Application number
JP15987692A
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English (en)
Inventor
Hisato Kawano
久人 川野
Nobuyuki Masuda
伸之 増田
Rie Omi
利恵 近江
Shigeru Sekine
茂 関根
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH066451A publication Critical patent/JPH066451A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下りデータを送出する下りデータメモリと、
上りデータを受信する上りデータメモリとのメモリ試験
方式に関し、上り下りのデータ長が異なる場合にも確実
に検証可能とすることを目的とする。 【構成】 下りデータ(DD )が上りデータ(DU
より大きい場合に、下りデータメモリ100から抽出し
た下りデータを分割し、上りデータメモリ200に折返
し蓄積するデータ分割手段300を設け、また下りデー
タが上りデータより小さい場合に、下りデータメモリか
ら抽出した下りデータを上りデータメモリの蓄積領域に
間隙無く繰返し蓄積するデータ配列手段400を設け、
下りデータメモリおよび上りデータメモリの蓄積内容を
照合することにより、下りデータメモリおよび上りデー
タメモリの正常性を検証する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下りデータメモリに蓄
積された下りデータを下りデータハイウェイに送信し、
上りデータハイウェイから到着する上りデータを上りデ
ータメモリに蓄積する交換機におけるメモリ試験方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来あるメモリ試験方式の一例を
示す図であり、図9は図8におけるハイウェイデータの
一例を示す図であり、図10は図8における試験データの
一例を示す図であり、図11は従来あるメモリ試験方式の
他の一例を示す図であり、図12は図11におけるハイウェ
イデータの一例を示す図であり、図13は図11における試
験データの一例を示す図である。
【0003】図8および図9において、下り音声メモリ
(DVM)1には、8ビットから成る下り音声データ
(DVD)が各アドレス(AVD)に蓄積されており、外部
からアドレス(AVD)および読出信号(RVD)が入力さ
れることにより、アドレス(A VD)に蓄積されている下
り音声データ(DVD)が抽出され、8ビット用のシフト
レジスタ(SFR)2に蓄積される。
【0004】また下り制御データメモリ(DCM)3に
は、20ビットから成る下り制御データ(DCD)が各ア
ドレス(ACD)に蓄積されており、外部からアドレス
(ACD)および読出信号(RCD)が入力されることによ
り、アドレス(ACD)に蓄積されている下り制御データ
(DCD)が抽出され、20ビット用のシフトレジスタ
(SFR)4に蓄積される。
【0005】以後、20ビットの下り制御データ
(DCD)を蓄積する下り制御データメモリ(DCM)お
よびシフトレジスタ(SFR)をそれぞれ3(20)および
(20)と称し、また10ビットの上り制御データ
(DCU)を蓄積する上り制御データメモリ(UCM)お
よびシフトレジスタ(SFR)をそれぞれ13(10)およ
び12(10)と称する。する。〕セレクタ(SEL)5
は、時点t11においてシフトレジスタ(SFR)2を選
択して下りハイウェイ6に接続しており、シフトレジス
タ(SFR)2が蓄積されている下り音声データ
(DVD)を所定のクロック信号(CLK)に同期して1
ビット宛出力すると、下り音声データ(DVD)が直列形
式で下りハイウェイ6に送出される。
【0006】シフトレジスタ(SFR)2が時点t12
下り音声データ(DVD)を送出し終わると、セレクタ
(SEL)5はシフトレジスタ(SFR)2の代わりに
シフトレジスタ(SFR)4(20)を選択して下りハイウ
ェイ6に接続し、シフトレジスタ(SFR)4(20)が蓄
積されている下り制御データ(DCD)をクロック信号
(CLK)に同期して1ビット宛出力すると、下り音声
データ(DVD)に続いて下り制御データ(DCD)が、直
列形式で下りハイウェイ6に送出される。
【0007】一方上りハイウェイ7からは、時点t21
至t22に、8ビットから成る上り音声データ(DVU)が
直列形式で、所定のクロック信号(CLK)に同期して
到着し、続いて時点t22乃至t23に、10ビットから成
る上り制御データ(DCU)が直列形式で、クロック信号
(CLK)に同期して到着し、更に時点t23乃至t24
は、10ビットに相当する無意データ(N)が直列形式
で、クロック信号(CLK)に同期して到着し、セレク
タ(SEL)8に入力される。
【0008】セレクタ(SEL)8は、通常上りハイウ
ェイ7を選択してセレクタ(SEL)9に接続している
為、上りハイウェイ7から到着する上り音声データ(D
VU)、上り制御データ(DCU)および無意データ(N)
は、セレクタ(SEL)9に入力される。
【0009】セレクタ(SEL)9は、時点t21乃至t
22においてシフトレジスタ(SFR)10を選択し、上
りハイウェイ7からセレクタ(SEL)8を介して入力
される上り音声データ(DVU)を、順次シフトレジスタ
(SFR)10に入力する。
【0010】シフトレジスタ(SFR)10は、セレク
タ(SEL)9から入力される上り音声データ(DVU
を、所定のクロック信号(CLK)に同期して1ビット
宛蓄積し、時点t22には、上り音声データ(DVU)を構
成する8ビットが総てシフトレジスタ(SFR)10に
蓄積される。
【0011】上り音声メモリ(UVM)11は、時点t
22に書込信号(WVU)を入力されると、丁度シフトレジ
スタ(SFR)10に蓄積され終わった上り音声データ
(D VU)を、指定されたアドレス(AVU)に蓄積する。
【0012】セレクタ(SEL)9は、時点t22におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(10)を選択し、上りハイウェイ7か
らセレクタ(SEL)8を介して入力される上り制御デ
ータ(DCU)を、順次シフトレジスタ(SFR)12
(10)に入力する。
【0013】シフトレジスタ(SFR)12(10)は、セ
レクタ(SEL)9から入力される上り制御データ(D
CU)を、所定のクロック信号(CLK)に同期して1ビ
ット宛蓄積し、時点t23には、上り制御データ(DCU
を構成する10ビットが総てシフトレジスタ(SFR)
12(10)に蓄積される。
【0014】上り制御データメモリ(UCM)13(10)
は、時点t23に書込信号(WCU)を入力されると、丁度
シフトレジスタ(SFR)12に蓄積され終わった上り
制御データ(DCU)を、指定されたアドレス(ACU)に
蓄積する。
【0015】続いてシフトレジスタ(SFR)12(10)
には、上りハイウェイ7からセレクタ(SEL)8を介
して入力される直列形式の無意データ(N)が順次入力
され、時点t24には、10ビット分の無意データ(N)
がシフトレジスタ(SFR)12(10)に蓄積されるが、
時点t24には書込信号(WCU)が上り制御データメモリ
(UCM)13(10)に入力されぬ為、無意データ(N)
は上り制御データメモリ(UCM)13(10)に蓄積され
ること無く廃棄される。
【0016】次に、図8乃至図10において、下りハイウ
ェイ6に対する下り音声データ(D VD)および下り制御
データ(DCD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7か
ら到着する上り音声データ(DVU)および下り制御デー
タ(DCD)の受信機能を試験する場合には、セレクタ
(SEL)8に上りハイウェイ7の代わりに折返し経路
14を選択させる。
【0017】かかる状態で、前述と同様の過程で、下り
音声メモリ(DVM)1から下り音声データ(DVD)を
抽出し、シフトレジスタ(SFR)2およびセレクタ
(SEL)5を介して時点t31乃至t32に下りハイウェ
イ6に送出し、続いて下り制御データメモリ(DCM)
(20)から下り制御データ(DCD)を抽出し、シフトレ
ジスタ(SFR)4(20)およびセレクタ(SEL)5を
介して時点t32乃至t34に下りハイウェイ6に送出する
と、下り音声データ(DVD)および下り制御データ(D
CD)は、折返し経路14を経由してセレクタ(SEL)
8にも入力される。
【0018】今回は、セレクタ(SEL)8が折返し経
路14を選択している為、下り音声データ(DVD)およ
び下り制御データ(DCD)はセレクタ(SEL)9に入
力される。
【0019】セレクタ(SEL)9は、時点t31乃至t
32においてシフトレジスタ(SFR)10を選択してお
り、折返し経路14からセレクタ(SEL)8を介して
入力される下り音声データ(DVD)は、時点t32迄にシ
フトレジスタ(SFR)10に蓄積され、時点t32に書
込信号(WVU)が上り音声メモリ(UVM)11に入力
されると、上り音声メモリ(UVM)11には丁度シフ
トレジスタ(SFR)10に蓄積され終わった下り音声
データ(DVD)が、指定されたアドレス(AVU)に蓄積
される。
【0020】セレクタ(SEL)9は、時点t32におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(10)を選択する為、折返し経路14
からセレクタ(SEL)8を介して入力される下り制御
データ(DCD)は、順次シフトレジスタ(SFR)12
(10)に入力される。
【0021】シフトレジスタ(SFR)12(10)は、前
述と同様に、セレクタ(SEL)9から入力される下り
制御データ(DCD)を1ビット宛蓄積し、下り制御デー
タ(DCD)の丁度前半の10ビット分〔以後前半データ
(DCDF )と称する〕がシフトレジスタ(SFR)12
(10)に蓄積され終わった時点t33に上り制御データメモ
リ(UCM)13(10)に書込信号(WCU)が入力される
と、丁度シフトレジスタ(SFR)12(10)に蓄積され
終わった前半データ(DCDF )が、指定されたアドレス
(ACU)に蓄積される。
【0022】続いてシフトレジスタ(SFR)12(10)
には、折返し経路14からセレクタ(SEL)8を介し
て入力される下り制御データ(DCD)の後半10ビット
分〔以後後半データ(DCDR )と称する〕が順次入力さ
れ、時点t34に後半データ(DCDR )が総てシフトレジ
スタ(SFR)12(10)に蓄積されるが、上り制御デー
タメモリ(UCM)13(10)には、前述の如く、時点t
34には書込信号(WCU)が入力されぬ為、後半データ
(DCDR )は上り制御データメモリ(UCM)13(10)
に蓄積されること無く廃棄される。
【0023】上り音声メモリ(UVM)11に蓄積され
た下り音声データ(DVD)を、下り音声メモリ(DV
M)1に蓄積されている下り音声データ(DVD)と照合
し、両者が一致した場合には、下り音声メモリ(DV
M)1から下りハイウェイ6に対する下り音声データ
(DVD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7から上り
音声メモリ(UVM)11に対する上り音声データ(D
VU)の受信機能が正常であると判定されるが、両者が不
一致の場合には、前記送出機能および受信機能の何れか
が異常であると判定される。
【0024】また上り制御データメモリ(UCM)13
(10)に蓄積された前半データ(DCD F )を、下り制御デ
ータメモリ(DCM)3(20)に蓄積されている下り制御
データ(DCD)の前半10ビットと照合することによ
り、上りハイウェイ7から上り制御データメモリ(UC
M)13(10)に対する上り制御データ(DCU)の受信機
能の正常性を検証可能であるが、上り制御データメモリ
(UCM)13(10)には後半データ(DCDR )が蓄積さ
れていない為、下り制御データメモリ(DCM)3(20)
に蓄積されている下り制御データ(DCD)の後半10ビ
ット分の送出機能の正常性を検証することは不可能であ
り、下り制御メモリ(DCM)3から下りハイウェイ6
に対する下り制御データ(DCD)の送出機能が完全に検
証されたことにはならない。
【0025】次に、図11および図12において、下り音声
メモリ(DVM)1には、8ビットから成る下り音声デ
ータ(DVD)が各アドレス(AVD)に蓄積されており、
外部からアドレス(AVD)および読出信号(RVD)が入
力されることにより、アドレス(AVD)に蓄積されてい
る下り音声データ(DVD)が抽出され、8ビット用のシ
フトレジスタ(SFR)2に蓄積される。
【0026】また下り制御データメモリ(DCM)3に
は、10ビットから成る下り制御データ(DCD)が各ア
ドレス(ACD)に蓄積されており、外部からアドレス
(ACD)および読出信号(RCD)が入力されることによ
り、アドレス(ACD)に蓄積されていた下り制御データ
(DCD)が抽出され、10ビット用のシフトレジスタ
(SFR)4に蓄積される。
【0027】以後、10ビットの下り制御データ
(DCD)を蓄積する下り制御データメモリ(DCM)お
よびシフトレジスタ(SFR)をそれぞれ3(10)および
(10)と称し、また20ビットの上り制御データ
(DCU)を蓄積する上り制御データメモリ(UCM)お
よびシフトレジスタ(SFR)をそれぞれ13(20)およ
び12(20)と称する。
【0028】セレクタ(SEL)5は、時点t11におい
てシフトレジスタ(SFR)2を選択して下りハイウェ
イ6に接続しており、シフトレジスタ(SFR)2が蓄
積された下り音声データ(DVD)を所定のクロック信号
(CLK)に同期して1ビット宛出力すると、下り音声
データ(DVD)が直列形式で下りハイウェイ6に送出さ
れる。
【0029】シフトレジスタ(SFR)2が時点t12
下り音声データ(DVD)を送出し終わると、セレクタ
(SEL)5はシフトレジスタ(SFR)2の代わりに
シフトレジスタ(SFR)4(10)を選択して下りハイウ
ェイ6に接続し、シフトレジスタ(SFR)4(10)が蓄
積されている下り制御データ(DCD)をクロック信号
(CLK)に同期して1ビット宛出力すると、下り音声
データ(DVD)に続いて下り制御データ(DCD)が、直
列形式で下りハイウェイ6に送出され、時点t13迄に、
シフトレジスタ(SFR)4(10)に蓄積された総ての下
り制御データ(DCD)が、セレクタ(SEL)5を介し
て下りハイウェイ6に送出される。
【0030】時点t13に下り制御データ(DCD)を下り
ハイウェイ6に送出し終わると、続いてシフトレジスタ
(SFR)4(10)からは、無意データ(N)が1ビット
宛送出され、時点t14迄に、10ビット分の無意データ
(N)が、シフトレジスタ(SFR)5を介して下りハ
イウェイ6に送出される。
【0031】一方上りハイウェイ7からは、時点t21
至t22に、8ビットから成る上り音声データ(DVU)が
直列形式で、所定のクロック信号(CLK)に同期して
到着し、続いて時点t22乃至t23に、20ビットから成
る上り制御データ(DCU)が直列形式で、クロック信号
(CLK)に同期して到着し、セレクタ(SEL)8に
入力される。
【0032】セレクタ(SEL)8は、通常上りハイウ
ェイ7を選択してセレクタ(SEL)9に接続している
為、上りハイウェイ7から到着する上り音声データ(D
VU)および上り制御データ(DCU)は、セレクタ(SE
L)9に入力される。
【0033】セレクタ(SEL)9は、時点t21乃至t
22においてシフトレジスタ(SFR)10を選択し、上
りハイウェイ7からセレクタ(SEL)8を介して入力
される上り音声データ(DVU)を、順次シフトレジスタ
(SFR)10に入力する。
【0034】シフトレジスタ(SFR)10は、セレク
タ(SEL)9から入力される上り音声データ(DVU
を、所定のクロック信号(CLK)に同期して1ビット
宛蓄積し、時点t22には、上り音声データ(DVU)を構
成する8ビットが総てシフトレジスタ(SFR)10に
蓄積される。
【0035】上り音声メモリ(UVM)11は、時点t
22に書込信号(WVU)を入力されると、丁度シフトレジ
スタ(SFR)10に蓄積され終わった上り音声データ
(D VU)を、指定されたアドレス(AVU)に蓄積する。
【0036】セレクタ(SEL)9は、時点t22におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(20)を選択し、上りハイウェイ7か
らセレクタ(SEL)8を介して入力される上り制御デ
ータ(DCU)を、順次シフトレジスタ(SFR)12
(20)に入力する。
【0037】シフトレジスタ(SFR)12(20)は、セ
レクタ(SEL)9から入力される上り制御データ(D
CU)を、所定のクロック信号(CLK)に同期して1ビ
ット宛蓄積し、時点t23には、上り音声データ(DVU
を構成する20ビットが総てシフトレジスタ(SFR)
12(20)に蓄積される。
【0038】上り制御データメモリ(UCM)13(20)
は、時点t23に書込信号(WCU)を入力されると、丁度
シフトレジスタ(SFR)12(20)に蓄積され終わった
上り制御データ(DCU)を、指定されたアドレス
(ACU)に蓄積する。
【0039】次に、図11乃至図13において、下りハイウ
ェイ6に対する下り音声データ(D VD)および下り制御
データ(DCD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7か
ら到着する上り音声データ(DVU)および下り制御デー
タ(DCD)の受信機能を試験する場合には、セレクタ
(SEL)8に上りハイウェイ7の代わりに折返し経路
14を選択させる。
【0040】かかる状態で、前述と同様の過程で、下り
音声メモリ(DVM)1から下り音声データ(DVD)を
抽出し、シフトレジスタ(SFR)2およびセレクタ
(SEL)5を介して時点t31乃至t32に下りハイウェ
イ6に送出し、続いて下り制御データメモリ(DCM)
(10)から下り制御データ(DCD)を抽出し、シフトレ
ジスタ(SFR)4(10)およびセレクタ(SEL)5を
介して時点t32乃至t33に下りハイウェイ6に送出し、
更に時点t33乃至t34に、シフトレジスタ(SFR)4
(10)から送出された10ビット分の無意データ(N)が
セレクタ(SEL)5を介して下りハイウェイ6に送出
されると、下り音声データ(DVD)、下り制御データ
(DCD)および無意データ(N)は、折返し経路14を
経由してセレクタ(SEL)8にも入力される。
【0041】今回は、セレクタ(SEL)8が折返し経
路14を選択している為、下り音声データ(DVD)、下
り制御データ(DCD)および無意データ(N)はセレク
タ(SEL)9に入力される。
【0042】セレクタ(SEL)9は、時点t31乃至t
32においてシフトレジスタ(SFR)10を選択してお
り、折返し経路14からセレクタ(SEL)8を介して
入力される下り音声データ(DVD)は、時点t32迄にシ
フトレジスタ(SFR)10に蓄積され、時点t32に書
込信号(WVU)が上り音声メモリ(UVM)11に入力
されると、上り音声メモリ(UVM)11には丁度シフ
トレジスタ(SFR)10に蓄積され終わった下り音声
データ(DVD)が、指定されたアドレス(AVU)に蓄積
される。
【0043】セレクタ(SEL)9は、時点t32におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(20)を選択する為、折返し経路14
からセレクタ(SEL)8を介して入力される下り制御
データ(DCD)および無意データ(N)は、順次シフト
レジスタ(SFR)12(20)に入力される。
【0044】シフトレジスタ(SFR)12(20)は、前
述と同様に、セレクタ(SEL)9から入力される下り
制御データ(DCD)を1ビット宛蓄積し、下り制御デー
タ(DCD)および無意データ(N)がシフトレジスタ
(SFR)12(20)に蓄積され終わった時点t34に、上
り制御データメモリ(UCM)13(20)に書込信号(W
CU)が入力されると、丁度シフトレジスタ(SFR)1
(20)に蓄積され終わった下り制御データ(DCD)およ
び無意データ(N)が、指定されたアドレス(A CU)に
蓄積される。
【0045】上り音声メモリ(UVM)11に蓄積され
た下り音声データ(DVD)を、下り音声メモリ(DV
M)1に蓄積されている下り音声データ(DVD)と照合
し、両者が一致した場合には、下り音声メモリ(DV
M)1から下りハイウェイ6に対する下り音声データ
(DVD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7から上り
音声メモリ(UVM)11に対する上り音声データ(D
VU)の受信機能が正常であると判定されるが、両者が不
一致の場合には、前記送出機能および受信機能の何れか
が異常であると判定される。
【0046】また上り制御データメモリ(UCM)13
(20)に蓄積された下り制御データ(DCD)および無意デ
ータ(N)の内の、前半10ビットに相当する下り制御
データ(DCD)を、下り制御データメモリ(DCM)3
(10)に蓄積されている下り制御データ(DCD)と照合す
ることにより、下り制御データメモリ(DCM)3(1 0)
から下りハイウェイ6に対する下り制御データ(DCD
の送信機能の正常性を検証可能であるが、下り制御デー
タメモリ(DCM)3(10)には無意データ(N)が蓄積
されていない為、上り制御データメモリ(UCM)13
(20)に蓄積されている無意データ(N)の受信機能の正
常性を検証することは不可能であり、上りハイウェイ7
から上り制御データメモリ(UCM)13(20)に対する
上り制御データ(DCU)の受信機能が完全に検証された
ことにはならない。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるメモリ試験方式においては、下りハイ
ウェイ6と上りハイウェイ7との間に折返し経路14を
設定し、下り音声メモリ(DVM)1および下り制御デ
ータメモリ(DCM)3から抽出し、下りハイウェイ6
に送出される下り音声データ(DVD)および下り制御デ
ータ(DCD)を、折返し経路14を経由して受信し、上
り音声メモリ(UVM)11および上り制御データメモ
リ(UCM)13に蓄積し、下り音声メモリ(DVM)
1と上り音声メモリ(UVM)11との蓄積内容と、下
り制御データメモリ(DCM)3と上り制御データメモ
リ(UCM)13との蓄積内容とを照合し、照合結果に
基づき下り音声データ(DVD)および下り制御データ
(DCD)の送出機能、並びに上り音声データ(DVU)お
よび上り制御データ(DCU)の受信機能を検証していた
為、同一データ長(8ビット)を有する下り音声データ
(DVD)および上り音声データ(DVU)を処理する下り
音声メモリ(DVM)1から下りハイウェイ6への送出
機能および上りハイウェイ7から上り音声メモリ(UV
M)11への受信機能は完全に検証可能であるが、デー
タ長の異なる下り制御データ(DCD)および上り制御デ
ータ(DCU)を処理する下り制御データメモリ(DC
M)3から下りハイウェイ6への送出機能、並びに上り
ハイウェイ7から上り制御データメモリ(UCM)13
への受信機能は完全には検証出来ぬ問題があった。
【0048】本発明は、下りデータおよび上りデータの
データ長が異なる場合にも、確実に検証可能なメモリ試
験方式を実現することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図であり、同図(a) は本発明(請求項1)の原理を示
し、同図(b) は本発明(請求項2)の原理を示す。
【0050】図1において、100は下りデータメモ
リ、101は下りデータハイウェイ、200は上りデー
タメモリ、201は上りデータハイウェイである。交換
機は、下りデータメモリ100に蓄積された下りデータ
(DD )を抽出して下りデータハイウェイ101に送信
し、且つ上りデータハイウェイ201から到着する上り
データ(DU )を上りデータメモリ200に蓄積する。
【0051】300は、本発明(請求項1)により設け
られたデータ分割手段である。400は、本発明(請求
項2)により設けられたデータ配列手段である。
【0052】
【作用】データ分割手段300は、下りデータ(DD
のデータ長が上りデータ(DU)のデータ長より大きい
場合に、下りデータメモリ100から抽出した下りデー
タ(DD )を、上りデータ(DU )と同じデータ長以下
の分割データ(SD )に分割し、順次上りデータメモリ
200に折返し蓄積する。
【0053】その結果、下りデータメモリ100から抽
出した下りデータ(DD )と、上りデータメモリ200
に蓄積した各分割データ(SD )とを照合することによ
り、下りデータメモリ100および上りデータメモリ2
00の正常性を検証することが可能となる。
【0054】データ配列手段400は、下りデータ(D
D )のデータ長が上りデータ(DU)のデータ長より小
さい場合に、下りデータメモリ100から抽出した下り
データ(DD )を、上りデータメモリ200の各上りデ
ータ(DU )の蓄積領域に間隙無く繰返し蓄積する。
【0055】その結果、下りデータメモリ100から抽
出した下りデータ(DD )と、上りデータメモリ200
に蓄積した各下りデータ(DD )とを照合することによ
り、下りデータメモリ100および上りデータメモリ2
00の正常性を検証することが可能となる。
【0056】従って、下りデータと上りデータとのデー
タ長が異なる場合にも、下りデータメモリおよび上りデ
ータメモリの正常性が完全に検証可能となり、当該交換
機の信頼性が大幅に向上する。
【0057】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるメモリ試験方式を示
す図であり、図3は図2におけるハイウェイデータの一
例を示す図であり、図4は図2における試験データの一
例を示す図であり、図5は本発明の他の実施例によるメ
モリ試験方式を示す図であり、図6は図5におけるハイ
ウェイデータの一例を示す図であり、図7は図5におけ
る試験データの一例を示す図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。
【0058】最初に、本発明(請求項1)の一実施例
を、図2乃至図4により説明する。図2においては、図
1(a) における下りデータメモリ100として、20ビ
ットから成る下り制御データ(DCD)を蓄積する下り制
御データメモリ(DCM)3(20)が示され、また図1
(a) における下りデータハイウェイ101として下りハ
イウェイ6が示され、また図1(a) における上りデータ
メモリ200として、10ビットから成る上り制御デー
タ(DCU)を蓄積する上り制御データメモリ(UCM)
13(10)が示され、また図1(a) における上りデータハ
イウェイ201として上りハイウェイ7が示され、更に
図1(a) におけるデータ分割手段300として書込信号
生成部(WG)16およびセレクタ(SEL)17が設
けられている。
【0059】セレクタ(SEL)17は、下りハイウェ
イ6を経由して図3(a) に示される如きハイウェイデー
タを送信し、また上りハイウェイ7を経由して図3(b)
に示される如きハイウェイデータを受信する通常の通信
状態においては、書込信号生成部(WG)15を選択
し、また下りハイウェイ6に送出する図4に示される如
き試験データを、折返し経路14を経由して折返すメモ
リ試験状態においては、外部からの指示により、書込信
号生成部(WG)15および16の何れかを選択する。
【0060】書込信号生成部(WG)15は、図3(b)
に示される時点t23、並びに図4における時点t33にお
いて書込信号(WCU)を生成し、セレクタ(SEL)1
7を介して上り制御データメモリ(UCM)13(10)
入力するが、書込信号生成部(WG)16は、図4に示
される時点t34において書込信号(WVU)を生成し、セ
レクタ(SEL)17を介して上り制御データメモリ
(UCM)13(10)に入力する。
【0061】図2乃至図4において、通常の通信状態に
おいては、セレクタ(SEL)8が上りハイウェイ7を
選択し、またセレクタ(SEL)17が書込信号生成部
(WG)15を選択している。
【0062】かかる状態では、下り音声メモリ(DV
M)1に蓄積された下り音声データ(DVD)(8ビッ
ト)と、下り制御データメモリ(DCM)3(20)に蓄積
された下り制御データ(DCD)(20ビット)とは、図
8および図9におけると同様の過程で、それぞれ時点t
11乃至t12および時点t12乃至t13に下りハイウェイ6
に送出され、また上りハイウェイ7から時点t21乃至t
22に到着する上り音声データ(DVU)(8ビット)と、
時点t22乃至t23に到着する上り制御データ(DCU
(10ビット)とは、図8および図9におけると同様の
過程で、それぞれ上り音声メモリ(UVM)11および
上り制御データメモリ(UCM)13(10)に蓄積され、
上りハイウェイ7から時点t23乃至t24に到着する無意
データ(N)(10ビット)は廃棄される。
【0063】次に、下りハイウェイ6に対する下り音声
データ(DVD)および下り制御データ(DCD)の送出機
能、並びに上りハイウェイ7から到着する上り音声デー
タ(DVU)および上り制御データ(DCU)の受信機能を
試験する場合には、セレクタ(SEL)8に上りハイウ
ェイ7の代わりに折返し経路14を選択させると共に、
最初はセレクタ(SEL)17に書込信号生成部(W
G)15を選択させて置く。
【0064】かかる状態では、図8乃至図10におけると
同様の過程で、下り音声メモリ(DVM)1から抽出さ
れた下り音声データ(DVD)(8ビット)は、総て折返
し経路14を経由して上り音声メモリ(UVM)11に
蓄積され、また下り制御データメモリ(DCM)3(20)
から抽出された下り制御データ(DCD)(20ビット)
の内、時点t32乃至t33に送出された前半データ(D
CDF )(10ビット)のみは、上り制御データメモリ
(UCM)13(10)に蓄積され、時点t33乃至t34に送
出された後半データ(DCDR )(10ビット)は廃棄さ
れる。
【0065】以上により、上り音声メモリ(UVM)1
1に蓄積された下り音声データ(D VD)を、下り音声メ
モリ(DVM)1に蓄積されている下り音声データ(D
VD)と照合することにより、下り音声メモリ(DVM)
1から下りハイウェイ6に対する下り音声データ
(DVD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7から上り
音声メモリ(UVM)11に対する上り音声データ(D
VU)の受信機能の正常性が検証され、また上り制御デー
タメモリ(UCM)13(10)に蓄積された前半データ
(DCDF )を、下り制御データメモリ(DCM)3(20)
に蓄積されている下り制御データ(DCD)の前半10ビ
ットと照合することにより、下り制御データメモリ(D
CM)3(20)から下りハイウェイ6に対する下り制御デ
ータ(DCD)の内の前半データ(DCDF )の送信機能、
並びに上りハイウェイ7から上り制御データメモリ(U
CM)13(10)に対する上り制御データ(DCU)の受信
機能の正常性が検証される。
【0066】次に、セレクタ(SEL)8は折返し経路
14を選択した状態で、更にセレクタ(SEL)17に
書込信号生成部(WG)15の代わりに書込信号生成部
(WG)16を選択させる。
【0067】かかる状態で、下り音声メモリ(DVM)
1から抽出した下り音声データ(D VD)を時点t31乃至
32に下りハイウェイ6に送出し、続いて下り制御デー
タメモリ(DCM)3(20)から抽出した下り制御データ
(DCD)を時点t32乃至t34に下りハイウェイ6に送出
すると、下り音声データ(DVD)および下り制御データ
(DCD)は、前述と同様に、折返し経路14およびセレ
クタ(SEL)8を経由してセレクタ(SEL)9に入
力される。
【0068】セレクタ(SEL)9は、時点t31乃至t
32においてシフトレジスタ(SFR)10を選択してお
り、折返し経路14からセレクタ(SEL)8を介して
入力される下り音声データ(DVD)は、時点t32迄にシ
フトレジスタ(SFR)10に蓄積され、時点t32に書
込信号(WVU)が上り音声メモリ(UVM)11に入力
されると、上り音声メモリ(UVM)11には丁度シフ
トレジスタ(SFR)10に蓄積され終わった下り音声
データ(DVD)が、指定されたアドレス(AVU)に蓄積
される。
【0069】セレクタ(SEL)9は、時点t32におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(10)を選択する為、折返し経路14
からセレクタ(SEL)8を介して入力される下り制御
データ(DCD)は、順次シフトレジスタ(SFR)12
(10)に入力される。
【0070】シフトレジスタ(SFR)12(10)は、前
述と同様に、セレクタ(SEL)9から入力される下り
制御データ(DCD)を1ビット宛蓄積するが、今回は書
込信号生成部(WG)16がセレクタ(SEL)17を
介して上り制御データメモリ(UCM)13(10)に接続
されている為、下り制御データ(DCD)の前半データ
(DCDF )(10ビット)がシフトレジスタ(SFR)
12(10)に蓄積され終わった時点t33には、書込信号
(WVU)が上り制御データメモリ(UCM)13(1 0)
入力されず、従って前半データ(DCDF )は上り制御デ
ータメモリ(UCM)13(10)に蓄積されない。
【0071】なおシフトレジスタ(SFR)12
(10)は、引続きセレクタ(SEL)9から入力される下
り制御データ(DCD)の後半データ(DCDR )を1ビッ
ト宛蓄積し、時点t34に総ての後半データ(DCDR
(10ビット)を蓄積し終わる。
【0072】時点t34には、書込信号生成部(WG)1
6が書込信号(WCU)を上り制御データメモリ(UC
M)13(10)に入力する為、丁度シフトレジスタ(SF
R)12(10)に蓄積されている後半データ(DCDR
が、上り制御データメモリ(UCM)13(10)の指定さ
れたアドレス(ACU)に蓄積される。以上により、上り
制御データメモリ(UCM)13(10)に蓄積された後半
データ(DCDR )を、下り制御データメモリ(DCM)
(20)に蓄積されている下り制御データ(DCD)の後半
10ビットと照合することにより、下り制御データメモ
リ(DCM)3(20)から下りハイウェイ6に対する下り
制御データ(DCD)の内の後半データ(DCDR )の送信
機能の正常性が検証される。
【0073】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1)の実施例によれば、セレクタ(SEL)17に
書込信号生成部(WG)15を選択させて試験を実行す
ることにより、下り制御データメモリ(DCM)3(20)
から下りハイウェイ6に対する下り制御データ(DCD
の内の前半データ(DCDF )の送信機能の正常性が検証
され、更にセレクタ(SEL)17に書込信号生成部
(WG)16を選択させて試験を実行することにより、
下り制御データメモリ(DCM)3(20)から下りハイウ
ェイ6に対する下り制御データ(DCD)の内の後半デー
タ(DCDR )の送信機能の正常性が検証されることによ
り、下り制御データメモリ(DCM)3(2 0)から下りハ
イウェイ6に対する下り制御データ(DCD)の送信機能
の正常性が完全に検証されることとなる。
【0074】次に、本発明(請求項2)の一実施例を、
図5乃至図7により説明する。図5においては、図1
(b) における下りデータメモリ100として、10ビッ
トから成る下り制御データ(DCD)を蓄積する下り制御
データメモリ(DCM)3(10)が示され、また図1(b)
における下りデータハイウェイ101として下りハイウ
ェイ6が示され、また図1(b) における上りデータメモ
リ200として、20ビットから成る上り制御データ
(DCU)を蓄積する上り制御データメモリ(UCM)1
(20)が示され、また図1(b) における上りデータハイ
ウェイ201として上りハイウェイ7が示され、更に図
1(b) におけるデータ分割手段300として書込信号生
成部(WG)19およびセレクタ(SEL)17が設け
られている。
【0075】セレクタ(SEL)17は、図2における
と同様に、下りハイウェイ6を経由して図6(a) に示さ
れる如きハイウェイデータを送信し、また上りハイウェ
イ7を経由して図6(b) に示される如きハイウェイデー
タを受信する通常の通信状態においては書込信号生成部
(WG)18を選択し、また下りハイウェイ6に送出す
る図7に示される如き試験データを、折返し経路14を
経由して折返すメモリ試験状態においては、外部からの
指示により、書込信号生成部(WG)18および19の
何れかを選択する。
【0076】書込信号生成部(WG)18は、図6(b)
に示される時点t23、並びに図7における時点t34にお
いて書込信号(WCU)を生成し、セレクタ(SEL)1
7を介して上り制御データメモリ(UCM)13(20)
入力するが、書込信号生成部(WG)19は、図7に示
される時点t33において書込信号(WVU)を生成し、セ
レクタ(SEL)17を介して上り制御データメモリ
(UCM)13(20)に入力する。
【0077】図5乃至図7において、通常の通信状態に
おいては、セレクタ(SEL)8が上りハイウェイ7を
選択し、またセレクタ(SEL)17が書込信号生成部
(WG)18を選択している。
【0078】かかる状態では、下り音声メモリ(DV
M)1に蓄積された下り音声データ(DVD)(8ビッ
ト)と、下り制御データメモリ(DCM)3(10)に蓄積
された下り制御データ(DCD)(10ビット)と、10
ビット分の無意データ(N)とは、図11および図12にお
けると同様の過程で、それぞれ時点t11乃至t12、時点
12乃至t13および時点t13乃至t14に下りハイウェイ
6に送出され、また上りハイウェイ7から時点t21乃至
22に到着する上り音声データ(DVU)(8ビット)
と、時点t22乃至t23に到着する上り制御データ
(DCU)(20ビット)とは、図11および図12における
と同様の過程で、それぞれ上り音声メモリ(UVM)1
1および上り制御データメモリ(UCM)13(20)に蓄
積される。
【0079】次に、下りハイウェイ6に対する下り音声
データ(DVD)および下り制御データ(DCD)の送出機
能、並びに上りハイウェイ7から到着する上り音声デー
タ(DVU)および上り制御データ(DCU)の受信機能を
試験する場合には、セレクタ(SEL)8に上りハイウ
ェイ7の代わりに折返し経路14を選択させると共に、
最初はセレクタ(SEL)17に書込信号生成部(W
G)18を選択させて置く。
【0080】かかる状態では、図11乃至図13におけると
同様の過程で、下り音声メモリ(DVM)1から抽出さ
れ、時点t31乃至t32に下りハイウェイ6に送出された
下り音声データ(DVD)(8ビット)は、総て折返し経
路14を経由して上り音声メモリ(UVM)11に蓄積
され、また下り制御データメモリ(DCM)3(10)から
抽出され、時点t32乃至t33に下りハイウェイ6に送出
された下り制御データ(DCD)(10ビット)と、続い
て時点t33乃至t34に下りハイウェイ6に送出された無
意データ(N)(10ビット)とは、折返し経路14を
経由して上り制御データメモリ(UCM)13(20)に蓄
積される。
【0081】以上により、上り音声メモリ(UVM)1
1に蓄積された下り音声データ(D VD)を、下り音声メ
モリ(DVM)1に蓄積されている下り音声データ(D
VD)と照合することにより、下り音声メモリ(DVM)
1から下りハイウェイ6に対する下り音声データ
(DVD)の送出機能、並びに上りハイウェイ7から上り
音声メモリ(UVM)11に対する上り音声データ(D
VU)の受信機能の正常性が検証され、また上り制御デー
タメモリ(UCM)13(20)に蓄積された下り制御デー
タ(DCD)(10ビット)および無意データ(N)(1
0ビット)の内の下り制御データ(DCD)(10ビッ
ト)のみを、下り制御データメモリ(DCM)3 (10)
蓄積されている下り制御データ(DCD)(10ビット)
と照合することにより、下り制御データメモリ(DC
M)3(10)から下りハイウェイ6に対する下り制御デー
タ(DCD)の送信機能、並びに上りハイウェイ7から上
り制御データメモリ(UCM)13(20)に対する上り制
御データ(DCU)の内の前半データ(DCUF )に相当す
る部分の受信機能の正常性が検証される。
【0082】次に、セレクタ(SEL)8は折返し経路
14を選択した状態で、更にセレクタ(SEL)17に
書込信号生成部(WG)18の代わりに書込信号生成部
(WG)19を選択させる。
【0083】かかる状態で、前述と同様に、下り音声メ
モリ(DVM)1から抽出した下り音声データ(DVD
を時点t31乃至t32に下りハイウェイ6に送出し、続い
て下り制御データメモリ(DCM)3(10)から抽出した
下り制御データ(DCD)(10ビット)を時点t32乃至
33に下りハイウェイ6に送出し、更に無意データ
(N)(10ビット)を時点t33乃至t34に下りハイウ
ェイ6に送出すると、下り音声データ(DVD)、下り制
御データ(DCD)および無意データ(N)(10ビッ
ト)は、折返し経路14およびセレクタ(SEL)8を
経由してセレクタ(SEL)9に入力される。
【0084】セレクタ(SEL)9は、時点t31乃至t
32においてシフトレジスタ(SFR)10を選択してお
り、折返し経路14からセレクタ(SEL)8を介して
入力される下り音声データ(DVD)は、時点t32迄にシ
フトレジスタ(SFR)10に蓄積され、時点t32に書
込信号(WVU)が上り音声メモリ(UVM)11に入力
されると、上り音声メモリ(UVM)11には丁度シフ
トレジスタ(SFR)10に蓄積され終わった下り音声
データ(DVD)が、指定されたアドレス(AVU)に蓄積
される。
【0085】セレクタ(SEL)9は、時点t32におい
てシフトレジスタ(SFR)10の代わりにシフトレジ
スタ(SFR)12(20)を選択する為、折返し経路14
からセレクタ(SEL)8を介して入力される下り制御
データ(DCD)は、順次シフトレジスタ(SFR)12
(20)に入力される。
【0086】シフトレジスタ(SFR)12(20)は、前
述と同様に、セレクタ(SEL)9から入力される下り
制御データ(DCD)を1ビット宛蓄積するが、今回は書
込信号生成部(WG)19がセレクタ(SEL)17を
介して上り制御データメモリ(UCM)13(20)に接続
されている為、下り制御データ(DCD)(10ビット)
がシフトレジスタ(SFR)12(20)の後半に蓄積され
終わり、シフトレジスタ(SFR)12(20)の前半10
ビット分には無意データ(N)が蓄積されている時点t
33に、書込信号生成部(WG)19が生成する書込信号
(WVU)が上り制御データメモリ(UCM)13(20)
入力され、シフトレジスタ(SFR)12(20)の蓄積内
容、即ち無意データ(N)(10ビット)および下り制
御データ(DCD)(10ビット)が上り制御データメモ
リ(UCM)13(20)の指定されたアドレス(ACU)に
蓄積される。
【0087】以上により、上り制御データメモリ(UC
M)13(20)に蓄積された無意データ(N)(10ビッ
ト)および下り制御データ(DCD)(10ビット)の内
の下り制御データ(DCD)のみを、下り制御データメモ
リ(DCM)3(10)に蓄積されている下り制御データ
(DCD)(10ビット)と照合することにより、上りハ
イウェイ7から上り制御データメモリ(UCM)13
(20)に対する上り制御データ(DCU)の内の後半データ
(DCUR )に相当する部分の受信機能の正常性が検証さ
れる。
【0088】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項2)の実施例によれば、セレクタ(SEL)17に
書込信号生成部(WG)18を選択させて試験を実行す
ることにより、上りハイウェイ7から上り制御データメ
モリ(UCM)13(20)に対する上り制御データ
(DCU)の内の前半データ(DCUF )の受信機能の正常
性が検証され、更にセレクタ(SEL)17に書込信号
生成部(WG)19を選択させて試験を実行することに
より、上りハイウェイ7から上り制御データメモリ(U
CM)13(20)に対する上り制御データ(DCU)の内の
後半データ(DCUR )の受信機能の正常性が検証される
ことにより、上りハイウェイ7から上り制御データメモ
リ(UCM)13(20)に対する上り制御データ(DCU
の受信機能の正常性が完全に検証されることとなる。
【0089】なお、図2乃至図7はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば下りデータ(DD )および上りデ
ータ(DU )のデータ長は10ビットおよび20ビット
の何れかに限定されることは無く、他に幾多の変形が考
慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらな
い。またデータ分割手段300およびデータ配列手段4
00の構成は、図示される書込信号生成部(WG)16
および18、並びにセレクタ(SEL)17に限定され
ることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの
場合にも本発明の効果は変わらない。
【0090】
【発明の効果】以上、本発明によれば、下りデータと上
りデータとのデータ長が異なる場合にも、下りデータメ
モリおよび上りデータメモリの正常性が完全に検証可能
となり、当該交換機の信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図で、同図(a) は本発明
(請求項1)の原理を示し、同図(b) は本発明(請求項
2)の原理を示す
【図2】 本発明の一実施例によるメモリ試験方式を示
す図
【図3】 図2におけるハイウェイデータの一例を示す
【図4】 図2における試験データの一例を示す図
【図5】 本発明の他の実施例によるメモリ試験方式を
示す図
【図6】 図5におけるハイウェイデータの一例を示す
【図7】 図5における試験データの一例を示す図
【図8】 従来あるメモリ試験方式の一例を示す図
【図9】 図8におけるハイウェイデータの一例を示す
【図10】 図8における試験データの一例を示す図
【図11】 従来あるメモリ試験方式の他の一例を示す図
【図12】 図11におけるハイウェイデータの一例を示す
【図13】 図11における試験データの一例を示す図
【符号の説明】
1 下り音声メモリ(DVM) 2、4、10、12 シフトレジスタ(SFR) 3 下り制御データメモリ(DCM) 5、8、9、17 セレクタ(SEL) 6 下りハイウェイ 7 上りハイウェイ 11 上り音声メモリ(UVM) 13 上り制御データメモリ(UCM) 14 折返し経路 15、16、18、19 書込信号生成部(WG) 100 下りデータメモリ 101 下りデータハイウェイ 200 上りデータメモリ 201 上りデータハイウェイ 300 データ分割手段 400 データ配列手段
フロントページの続き (72)発明者 関根 茂 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下りデータメモリ(100)に蓄積され
    た下りデータ(DD)を抽出して下りデータハイウェイ
    (101)に送信し、且つ上りデータハイウェイ(20
    1)から到着する上りデータ(DU )を上りデータメモ
    リ(200)に蓄積する交換機において、 前記下りデータ(DD )のデータ長が前記上りデータ
    (DU )のデータ長より大きい場合に、前記下りデータ
    メモリ(100)から抽出した前記下りデータ(DD
    を、前記上りデータ(DU )と同じデータ長以下の分割
    データ(SD )に分割し、順次前記上りデータメモリ
    (200)に折返し蓄積するデータ分割手段(300)
    を設け、 前記下りデータメモリ(100)から抽出した下りデー
    タ(DD )と、前記上りデータメモリ(200)に蓄積
    した前記各分割データ(SD )とを照合することによ
    り、前記下りデータメモリ(100)および上りデータ
    メモリ(200)の正常性を検証することを特徴とする
    メモリ試験方式。
  2. 【請求項2】 下りデータメモリ(100)に蓄積され
    た下りデータ(DD)を抽出して下りデータハイウェイ
    (101)に送信し、且つ上りデータハイウェイ(20
    1)から到着する上りデータ(DU )を上りデータメモ
    リ(200)に蓄積する交換機において、 前記下りデータ(DD )のデータ長が前記上りデータ
    (DU )のデータ長より小さい場合に、前記下りデータ
    メモリ(100)から抽出した前記下りデータ(DD
    を、前記上りデータメモリ(200)の各上りデータ
    (DU )の蓄積領域に間隙無く繰返し蓄積するデータ配
    列手段(400)を設け、 下りデータメモリ(100)から抽出した下りデータ
    (DD )と、前記上りデータメモリ(200)に蓄積し
    た各下りデータ(DD )とを照合することにより、前記
    下りデータメモリ(100)および上りデータメモリ
    (200)の正常性を検証することを特徴とするメモリ
    試験方式。
JP15987692A 1992-06-19 1992-06-19 メモリ試験方式 Withdrawn JPH066451A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9605331B2 (en) 2011-12-28 2017-03-28 Jfe Steel Corporation Batch annealing furnace for coils

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9605331B2 (en) 2011-12-28 2017-03-28 Jfe Steel Corporation Batch annealing furnace for coils

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