JPH066448B2 - 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置 - Google Patents

抽伸管製造設備における管ハンドリング装置

Info

Publication number
JPH066448B2
JPH066448B2 JP59266040A JP26604084A JPH066448B2 JP H066448 B2 JPH066448 B2 JP H066448B2 JP 59266040 A JP59266040 A JP 59266040A JP 26604084 A JP26604084 A JP 26604084A JP H066448 B2 JPH066448 B2 JP H066448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
parallel
pipes
traveling
crane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59266040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61145036A (ja
Inventor
昭哉 谷口
耕作 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP59266040A priority Critical patent/JPH066448B2/ja
Publication of JPS61145036A publication Critical patent/JPS61145036A/ja
Publication of JPH066448B2 publication Critical patent/JPH066448B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G37/00Combinations of mechanical conveyors of the same kind, or of different kinds, of interest apart from their application in particular machines or use in particular manufacturing processes
    • B65G37/02Flow-sheets for conveyor combinations in warehouses, magazines or workshops

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、種々の抽伸プロセスを実行する抽伸管製造
設備を自動ライン化するための管ハンドリング装置に関
する。
<従来の技術> 通常抽伸管は注文に応じて生産されるものであり、その
品種はきわめて大きくかつ抽伸の作業プロセスも品種毎
に大きく異なり一律性がない。このため、抽伸管の製造
設備の場合には、各々の工程を担当する諸種の設備をロ
ーラテーブルやローラコンベア等の管送り装置で単に結
び付けるだけでは、様々なケースに対処し得るラインを
構成することは実際不可能であり、したがつて現在、抽
伸工場においては、所要の設備を各単独的な配置とし、
設備間の管の移動は専ら天井走行クレーン或いは軌道台
車を使つての、人手にる玉掛運搬に頼つているのが実状
である。このため、設備間の運搬作業に多くの人員を割
かねばならず、実際その数は工場内に全作業員のおよそ
1/3近くにまで上つている。それにこのようなことでは
製造能率の面でも十分なものが望めないのは明らかであ
る。しかも、玉掛運搬によると管に当り疵や擦り疵が発
生するのは得むを止ず、その手入れが必要となる。この
他にも、仕掛中の材料を一時保管するために、かなりの
スペースを割かねばならない不利がある。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、抽伸管製造設備において多様な抽伸プロセス
のための設備間の管運搬を自動化して運搬作業の省力
化、効率化を図るとともに、運搬時管に疵が付くのを防
ぎかつ仕掛品保管スペースの節減にも有効な管ハンドリ
ング装置を提供しようとするものである。
<問題を解決するための手段> 本発明は以下の を要旨とする。
特定の一方向への走行経路をもつ自動クレーンと、該自
動クレーの走行経路と直角に交叉しかつ抽伸管製造に関
連の諸設備に連絡する走行経路を各自もつ所要数の自動
台車と、該自動台車の走行経路の前記自動クレーン走行
経路との交叉位置の両側直近に設けられた受け払いテー
ブルとを備え、 i)自動クレーンはその走行方向と直角に交叉する方向に
延材する昇降可能な吊ビームと、該吊ビームに設けられ
同ビームの自動クレーン走行方向両側に出入りしかつ所
定本数の管を1段積み並列状態で吊ビームと平行的に支
承する複数本1組のフオークとを具備し、 ii)自動台車は昇降フレームと、該昇降フレームに設け
られ同フレームの自動台車走行方向と直角の方向両側に
出入りしかつ所定本数の管を1段積み並列状態で自動台
車走行方向と平行に支承する複数本1組のフオークとを
具備し、 iii)受け払いテーブルは所定本数の管を1段積み並列状
態で前記自動台車走行方向と平行に支承する並列配置の
台枠を備え、 iv)前記自動クレーン、自動台車は受け払いテーブブル
に対し1段積み並列状態のまま所定本数の管の一括払い
出し、一括取り込み可能である、 ことを特徴とする抽伸管製造設備における管ハンドリン
グ装置。
行移動範囲内にあつて管を一時ストツクしておく1つま
たは2つ以上の保管ラツクを具備し、 v)その保管ラツクは所定本数の管を1段積み並列状態で
前記自動クレーンの吊ビームと平行的にのせ置くラツク
単位を上下複数段に設けてなり、 vi)自動クレーンがその保管ラツクに対し所定本数の管
を1段積み並列状態のまま一括出し入れ可能である、 ことを特徴とする抽伸管製造設備における管ハンドリン
グ装置。
<実施例> 以下、本発明を具体的かつ詳細に説明する。
第1図は本発明に係る管ハンドリング装置を備えた抽伸
管製造工場の設備配置図である。
工場敷地(G)全体の形は長方形であり、ここに抽伸管製
造に関わる全ての設備が収容設備されている。本工場内
において、管はつねに敷地長辺方向に向いた状態のまま
取扱われる。
さて、本発明の管ハンドリング装置としては、自動クレ
ーン(1)と、自動台車(21)…(23)と、受け払いテーブル
(3)(3)と、保管ラツク(4)(4)よりなる。
自動クレーン(1)は、敷地(G)の一方の短辺(図の右側)
寄りに同短辺方向への走行経路(m)をもつ(この方向を
横方向(X)とする)。この自動クレーン(1)は、管の取り
込み、払い出しの機能を備える。
自動台車としては(21)…(23)の3台が設けてあり((21)
を第1、(22)を第2、(23)を第3とする)、その走行経
路(n1)…(n3)は相互に所要の間隔をおいて並列し、前記
自動クレーン(1)のそれ(m)とは直角に交叉する(この方
向を縦方向(Y)とする)。これも、前記自動クレーン(1)
と同様、管の取り込み、払い出しの機能を備える。
受け払いテーブル(3)は、前記自動台車の走行経路(n1)
…(n3)の前記自動クレーン走行経路(m)との交叉位置の
両側直近に設置されている。これは、自動クレーン(1)
と自動台車(21)…(23)との間で管の受け渡しをするとき
に利用するもので、自動クレーン→自動台車、自動台車
→自動クレーンの何れの場合にも、管を一旦ここに置き
ここを経由して受け渡しが行われる。
保管ラツク(4)は計4個設けられており、その何れも自
動クレーン(1)の走行移動範囲内にある。これは、管を
一時ストツクしておくもので、自動クレーン(1)による
管の出し入れが行われる。
抽伸管製造に関連する諸設備は、上記自動クレーン(1)
と3台の自動台車(21)…(23)による縦横の管運搬経路を
軸に、効率的に配置されている。その各設備について云
えば、次のとおりである。
(A)は前記自動クレーン(1)の敷地端側に設けた素管の搬
入設備で、素管工場との間を軌道(51)で結ぶ運搬台車(5
0)と該台車の(51)と直角で自動クレーン走行経路(m)に
平行隣接する走行経路(M)をもつ天井クレーン(52)より
なる。この搬入設備側を以下、上手と云い、反対の敷地
短辺側を下と手呼ぶことをする。
この搬入設備(A)は、前記ハンドリング装置とは、自動
台車(21)…(23)の走行経路(n1)…(n3)が天井クレーンの
走行経路(M)に伸び、その末端位置の両側に受け払い用
のテーブル(53)(53)が設けられて連絡されている。すな
わち、自動台車(21)…(23)と天井クレーン(52)との間、
で、テーブル(53)(53)を利用する形で受け渡しが行われ
る。
(B)は熱処理設備を示し、(61)…(65)が熱処理炉で、例
えば直火炉、光輝焼純炉、バレル炉などである。これら
は並列する3つの自動台車の走行経路(n1)…(n3)に対し
他の設備との関係も考慮の上適当に振り分けられた配置
になつている。各炉はその入側、出側のテーブル(60)(6
1)(管を軸と直角の方向に送る横送りテーブル。以下同
様)が自動台車(2)或いは自動クレーン(1)の走行経路(n
1)…(n3)(m)に臨み、自動台車(2)或いは自動クレーン
(1)によつて管の装入、搬出が行われる。(管の流れる
方向を矢印で示す。以下同様)。
(C)は抽伸設備を示し、(70)は抽伸機、(71)はその前段
としての抽伸前処理設備で、これらは前記熱処理設備の
側方に配置されている。抽伸機(70)と前処理設備(71)と
は横送りテーブル(72)で連結されている。前処理設備は
複数の処理装置からなり、具体的には、例えば管内外面
の機械的デスケール装置(73)(74)や内外面潤滑塗油装置
(75)(76)、更には管端の口付け装置(図示せず)などを
備え、それらの間が横送りテーブルや縦送りコンベア
(管を軸方向に送る)でつながつている。
この抽伸設備は入側テーブル(77)が前記自動クレーン
(1)の走行経路(m)に臨み、同じく出側テーブル(78)が第
3の自動台車(23)の走行経路(n3)に臨んでいて、自動ク
レーン(1)によつて管を装入され、自動台車(23)によつ
て搬出される。
(D)は精整検査設備であり、これは前記熱処理設備(B)、
抽伸設備(C)の下手側に配置されている。これは、入側
から曲り矯正機(80)、非破壊検査(NDI)装置(81)が
配置され、このNDI装置の出側でテーブル(85)(85′)
によりラインが左右に分かれ、それぞれに管切設備(管
端切断機+定尺切断機)(82)(82′)、目視検査台(83)(8
3′)が設けられている。これらの設備は横送りテーブル
或いは縦送りコンベアにて相互に連結されている。
この精整検査設備(D)は、入側テーブルとしては(84)と
(84′)の2つがあり、これらが第2と第3の自動台車の
走行経路(n2)(n3)にそれぞれ臨むとともに、NDI設備
(81)の出側テーブルの一方(85′)、管設備管(82′)の入
側テーブル(86)、目視検査台(83′)が第1の自動台車の
走行経路(n1)に、また管切設備(82)の出側テーブル(87)
がテーブル(88)を介して第3の自動台車の走行経路(n3)
にそれぞれ連絡した形になつている。
(E)は製品管の搬出設備であり、上記精整検査設備の両
ライン最出側の目視検査台(83)(83′)のそれぞれに関連
づけて敷地の下手両側に設けてある。各々は天井走行ク
レーン(90)と軌道(91)が工場敷地外へ伸びる台車(92)よ
りなる。
図示のレイアウトは以上のとおりであるが、これは本発
明の管ハンドリング装置と関連諸設備の配置の仕方の単
なる一例にすぎず、種々の変更が可能であることはいう
までもない。
次に、前記本発明ハンドリング装置の構造を具体的に説
明する。
第2図は本発明はハンドリング装置の自動クレーン(1)
と保管ラツク(4)を示し、(イ)は側面図、(ロ)は正面図で
ある。第3図は同じく自動クレーン(1)と自動台車(2)、
そして受け払いテーブル(3)の関係を示す正面図、第4
図は自動台車(2)の側面図である。
まず自動クレーン(1)は、その走行方向(X)と直角に交叉
する方向に延在する吊ビーム(10)、該吊ビーム(10)に設
けられた複数本1組のフオーク(11)とを備える。吊ビー
ム(10)は、左右両側前後に車輪(13)を有し軌条(14)(14)
(X方向)に沿つて走行する本体フレーム(12)にその両
端部をワイヤ(15)(15)にて懸吊され、同時に多段テレス
コープ式ガイド(16)(16)により本体フレーム(12)に対し
上下方向にのみ可動とされて、支持されている。懸吊す
るワイヤ(15)はそれぞれ電動ウインチ機構(図示せず)
によつて巻上げ、巻下し可能であり、その構造により吊
ビーム(10)は昇降せられ所要の高さに位置決められる。
複数本1組のフオーク(11)は、上記吊ビーム(10)と直角
に配置され、該吊ビーム(10)に対し前記X方向両側に水
平のまま出し入れ可能に設けてある。このフオークは、
所定本数の管(W)を図示のように1段積み並列状態で支
承するものである。管支承の方向は、吊ビーム(10)と平
行になる。前記フオークは必要に応じ複数段にスライド
する形式を採用してもよい。なお、符号(17)はこのフオ
ーク(11)上に載せた管が運搬中落下するのを防止するガ
イド板である。
自動台車(2)は、第3図、第4図に示されるように、昇
降可能なフレーム(20)と、該フレーム上に設けられた複
数本1組のフオーク(21)とを備える。昇降フレーム(20)
は、Y方向に沿つて走行する台車本体(22)にその両端部
で支持された形である。その支持機構(23)は、支柱部材
(24)の上端に取付けられた揺動リンク(25)の一端に昇降
フレーム(20)が吊下され、他端にシリンダ(26)(電動)
が連結された構造になつている。すなわち、前後のシリ
ンダ(26)(26)の作動によつて昇降フレーム(20)は水平状
態のまま所定のストロークで上下動可能である。
複数本1組のフオーク(21)は、台車走行方向(Y)と直角
に配置され、前記昇降フレーム(20)の左右両側に出し入
れ可能に構成されている。このフオークも、所定本数の
管(W)を1段積み並列状態で支承する。複数段スライド
式としてもよいのは自動クレーンの場合と同じである。
前記自動クレーン(1)と自動台車(2)間の管受け渡しに使
用する受け払いテーブル(3)は、所定本数の管(W)を1段
積み並列状態で支承する並列配置の台枠(30)群からな
る。
自動クレーン(1)並びに自動台車(2)はそれぞれ、上記受
け払いテーブル(3)に対し、1段積み並列状態のまま所
定本数の管の一括払い出し、一括取り込みが可能であ
る。すなわち、自動クレーン(1)は、払い出しの場合に
は吊ビーム(10)をフオーク(11)の支承面が受け払いテー
ブル(3)の載置面より若干上にくる位置まで下げて受け
払いテーブル(3)の傍に位置せしめるとともに、管(W)を
載せたフオーク(11)を同テーブル(3)側にスライドさ
せ、この状態からフオーク(11)を下げて受け払いテーブ
ル(3)上に管(W)を移載させ、しかるのちフオーク(11)を
引き入れ元に戻す。受け払いテーブル(3)上に管(W)を取
り込むときは、この操作と全く逆でよい。
また自動台車(2)も、まず払い出しの場合は、自動台車
(2)そのものを受け払いテーブル(3)の傍につけ、管(W)
を載せたフオーク(21)を管(W)が同テーブル(3)載置面の
稍々上にくる化さに上昇させるとともに同テーブル(3)
側にスライドさせ、次いでフオーク(21)を下げて管(W)
を受け払いテーブル(3)上に載せ移し、フオーク(21)を
引き入れて完了する。取り込みの場合は、この操作と全
く逆になるわけである。
次に保管ラツク(4)について云えば、本実施例では計4
個あるが、その2個ずつが組になつている。1組の各々
はY方向に所定間隔で配置された多数の枠体(40)よりな
り、これらは所定本数の管(W)を1段積み並列状態で載
せ置くラツク単位(41)を上下多段に構成する。このよう
な保管ラツク2個が、所要の間隔、すなわち自動クレー
ン(1)の吊ビーム(10)の巾(S)よりも稍々大き目の間隔を
おいて互いに対向する形に配置されている。
この保管ラツク(4)(4)に対しては、自動クレーン(1)に
より1段積み並列状態のまま所定本数の管の一括出し入
れが行われる。
すなわち、入庫の場合には、1組のラツク(4)(4)の間に
自動クレーン(1)の吊ビーム(10)を位置決めして下降さ
せ、目的とするラツク単位(41)の高さより稍々上にフオ
ーク(11)が位置するところで停止させる。この状態で、
管を載せたフオーク(11)を目的のラツク(4)側に差し出
すようにスライドさせ、次いでフオーク(11)を下げてラ
ツク単位(4)上に載せ移しフオーク(11)を引き戻す。出
庫に当つては、この逆の手順を実行する。
この保管ラツクにおいては、1組のラツクの中央に自動
クレーンを位置せしめた状態で、その両側の何れのラツ
クに対しても、出し入れ操作が行えるようになつてい
る。
このような保管ラツクは、仕掛中の管を一時ストツクし
ておくものである。すなわち、一般に抽伸管工場では、
種々のプロセスの製造作業を並行的に進行させており、
そのために必ずしも希望どおりに設備を使用できるとは
限らない。つまり、目的の設備が空くまで待たなければ
ならないことがあり、このような場合に、保管ラツクが
有用なのである。この保管ラツクは、上下多段構成であ
るから、場所をとらず仕掛品を効率よく保管でき、しか
もロツト単位で品種別に保管するから仕掛品の混同も生
じない。
本実施例では2個1組で対向配置の形になつているが、
この点については限定するものではない。例えば複数個
を同じ方向に向け互いに自動クレーンの吊ビーム巾(S)
よりも大きな間隔をあけて設置するなど、相互に関連の
ない単独配置としてもよい。
なお、保管ラツクについては場合によつては省略でき
る。
本発明のハンドリング装置によれば、抽伸工場内におい
て、自動クレーン(1)と所要数の自動台車(2)とにより管
を所定本数ずつ、前記した搬送設備(A)、熱処理設備
(B)、抽伸設備(C)および精整検査設備(D)等の設備の間
を、随意に自動運搬することが可能となるものである。
また、自動クレーン(1)の走行経路(m)と自動台車
(21)…(23)の走行経路(n1)…(n3)との交叉
位置の両側直近に受け払いテーブル(3)をそれぞれ設
け、各受け払いテーブル(3)に対して自動台車
(21)…(23)が所定本数の管を一括して払い出し及
び取り込みできるので、自動クレーン(1)に依存する
ことなく、自動台車(21)…(23)に対して所定本数
の管の一括払出し一括取り込みが可能となる。その結
果、自動台車(21)…(23)において自動クレーン
(1)の待ち時間の発生が防止でき、抽伸の作業プロセ
スが品種毎に大きく異なる抽伸管の製造設備における管
のハンドリングを効率よく進めることができる。
<発明の効果> 以上の説明によりして本発明のハンドリング装置は、次
のような効果がある。
i)抽伸工場における設備間の運搬を、いわゆる玉掛運搬
から自動運搬に転化させ、作業人員の大巾削減を可能に
するとともに、作業能率を改善する。
ii)管の取扱いはすべて、1段積み並列状態で行われる
から、玉掛運搬にみられる当り疵や擦り疵の発生を防止
し、製品の手入れ率の低減ならびに品質の向上に貢献す
る。
iii)とくに保管ラツクを採用すれば、狭いスペースで多
くの仕掛品の保管が可能となり、広い置場スペースを用
意する必要がない。
iv)品種の異なる種々の管の抽伸プロセスをロツト単位
で同時並行的に効率よく進めることを可能にし、抽伸工
場全体として稼働効率の向上にいに寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の管ハンドリング装置と諸設備のレイア
ウトの一例を示す配置説明図、第2図は本発明ハンドリ
ング装置の自動クレーンと保管ラツクとを示し、(イ)は
側面図、(ロ)は正面図。第3図は同じく自動クレーン、
自動台車および受け払いテーブルを示す正面図。第4図
は同じく自動台車の側面図である。 図中、1:自動クレーン、2:自動台車、3:受け払い
テーブル、4:保管ラツク、A:素管搬入設備、B:熱
処理設備、C:抽伸設備、D:精整検査設備、E:製品
管搬出設備

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の一方向への走行経路をもつ自動クレ
    ーンと、該自動クレーンの走行経路と直角に交叉しかつ
    抽伸管製造に関連の諸設備に連絡する走行経路を各自も
    つ所要数の自動台車と、該自動台車の走行経路の前記自
    動クレーン走行経路との交叉位置の両側直近に設けられ
    た受け払いテーブルとを備え、 i)自動クレーンはその走行方向と直角に交叉する方向
    に延在する昇降可能な吊ビームと、該吊ビームに設けら
    れ同ビームの自動クレーン走行方向両側に出入りしかつ
    所定本数の管を1段積み並列状態で吊ビームと平行的に
    支承する複数本1組のフオークとを具備し、 ii)自動台車は昇降フレームと、該昇降フレームに設け
    られ同フレームの自動台車走行方向と直角の方向両側に
    出入りしかつ所定本数の管を1段積み並列状態で自動台
    車走行方向と平行に支承する複数本1組のフオークとを
    具備し、 iii)受け払いテーブルは所定本数の管を1段積み並列
    状態で台車走行方向と平行に支承する並列配置の台枠を
    備え、 iv)前記自動クレーン、自動台車は受け払いテーブルに
    対し所定本数の管を1段積み並列状態のまま一括払い出
    し、一括取り込み可能であることを特徴とする抽伸管製
    造設備における管ハンドリング装置。
  2. 【請求項2】特定の一方向への走行経路をもつ自動クレ
    ーンと、該自動クレーンの走行経路と直角に交叉しかつ
    抽伸管製造に関連の諸設備に接続する走行経路を各自も
    つ所要数の自動台車と、該自動台車の走行経路の前記自
    動クレーン走行経路との交叉位置の両側直近に設けられ
    た受け払いテールブと、前記自動クレーンの走行移動範
    囲内にあつて管を一時ストツクしておく1つまたは2つ
    以上の保管ラツクとを備え、 i)自動クレーンはその走行方向と直角に交叉する方向
    に延在する昇降可能な吊ビームと、該吊ビームに設けら
    れ同ビームの自動クレーン走行方向両側に出入りしかつ
    所要本数の管を1段積み並列状態で吊ビームと平行に支
    承する複数本1組のフワークとを具備し、 ii)自動台車は昇降フレームと、該昇降フレームに設け
    られ同フレームの自動台車走行方向と直角の方向両側に
    出入りしかつ所定本数の管を1段積み並列状態で台車走
    行方向と平行に支承する複数本1組のフオークとを具備
    し、 iii)受け払いテーブルは所定本数の管を1段積み並列
    状態で台車走行方向と平行に支承する並列配置の台枠を
    備え、 iv)保管ラツクは所定本数の管を1段積み並列状態で自
    動クレーンの吊ビームと平行的にのせ置くラツク単位を
    上下複数段に設けてなり、 v)前記自動クレーン、自動台車は受け払いテーブルに
    対し所定本数の管を1段積み並列状態のまま一括払い出
    し、一括取り込み可能であり、 vi)また自動クレーンは前記保管ラツクに対し所定本数
    の管を1段積み並列状態のまま一括出し入れ可能である
    ことを特徴とする抽伸管製造設備における管ハンドリン
    グ装置。
JP59266040A 1984-12-17 1984-12-17 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置 Expired - Lifetime JPH066448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266040A JPH066448B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266040A JPH066448B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61145036A JPS61145036A (ja) 1986-07-02
JPH066448B2 true JPH066448B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=17425553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59266040A Expired - Lifetime JPH066448B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066448B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5427490A (en) * 1992-06-09 1995-06-27 Amada Company, Limited Bar storage apparatus

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53138167A (en) * 1977-05-04 1978-12-02 Hitachi Ltd Pallet for long materials
JPS5854049A (ja) * 1981-09-17 1983-03-30 日産自動車株式会社 無杼織機の緯糸貯留装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61145036A (ja) 1986-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10882693B2 (en) High-bay warehouse with storage-and-retrieval units provided therein for storing and retrieving, or transferring, articles
AU2017232270B2 (en) Transport and handover system for storing and removing or relocating storage goods in high-bay warehouses, and storage and retrieval machine
US4152919A (en) Coil conveyor apparatus
JPH04226202A (ja) 自立カセットに収納された材料のための保管棚
EP1972577B1 (de) Regallager für Hängeware und Verfahren zu dessen Betrieb
US3895498A (en) Apparatus and method for cooling metal slabs with a unitary structure for depositing and grasping the slabs
WO2019181241A1 (ja) ストッカシステム
JP4036097B2 (ja) 処理及び保管設備
JPS63242809A (ja) 物品収納庫
US3993201A (en) Apparatus for transporting and storing heavy commodities
CN113195379A (zh) 保管系统
JPH066448B2 (ja) 抽伸管製造設備における管ハンドリング装置
EP0263988B1 (de) Regalanordnung
US3599417A (en) Method of placing packages of strand on a twist frame
US3593869A (en) Crane apparatus with hoist means located between spaced platforms
US3586178A (en) Handling fiber packages
JPS5919017A (ja) 鋼片移載装置
JP2002302211A (ja) 保管搬送設備
EP4353630A1 (en) Storage system with a multi-level storage rack
JP2938105B2 (ja) 鋼管の熱処理設備配列
US2525727A (en) Furnace loading and discharge mechanism
CN211944867U (zh) 在线待检水表库
JPS62244803A (ja) 中空円筒状物品の搬送・貯蔵設備
US3468434A (en) Handling fiber packages
JP3059344B2 (ja) トンネルキルン台車の無人搬送システム

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term