JPH0664474A - 多機能表示制御装置 - Google Patents

多機能表示制御装置

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Publication number
JPH0664474A
JPH0664474A JP21769292A JP21769292A JPH0664474A JP H0664474 A JPH0664474 A JP H0664474A JP 21769292 A JP21769292 A JP 21769292A JP 21769292 A JP21769292 A JP 21769292A JP H0664474 A JPH0664474 A JP H0664474A
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JP
Japan
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turn signal
hazard
lamp
operating
switch
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Application number
JP21769292A
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English (en)
Inventor
Isao Yamada
功 山田
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Chiyoda Corp
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Corp
Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のターンシグナルスイッチ(ウインカS
W)のみの操作による多種表示機能の増設を、ユーザー
でも簡単にできる多機能表示制御装置の提供。 【構成】 ターンシグナル(ウインカ)ランプ12が連続
点灯するポジション用発振回路21、ポジション動作選択
回路22、点滅周期を制御するウインカ発振回路23、ウイ
ンカSW3の操作回数を記憶し所定回数に達すると制御
出力を発するハザード動作カウンタ25、その出力により
ハザード信号を出すウインカランプ選択回路24、ウイン
カSW3の操作状況を判別してハザード動作の可否を決
定するハザード用積分回路26等により、ウインカSW3
のみの操作で各種表示制御を行なう。 【効果】 ウインカSWのみの操作でウインカランプが
ターンシグナルの他、ハザード動作、ポジション動作等
の多種表示をし、装置取付も極めて簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能表示制御装置に係
り、特に、オートバイ、スクータ、原動機付自転車など
の自動二輪車における安全確認のために好適な多機能表
示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、左右の表示灯を同時に点滅させる
ハザード動作は、一般にはハザードリレー及びハザード
スイッチを用意して、ターンシグナルランプ(ターンシ
グナルライト、フラッシャーランプ、或いはウインカラ
ンプともいう)に並列に接続している。一部の高級なオ
ートバイにはハザード動作のためのハザードリレー及び
スイッチが組み込まれている。また、いわゆる車幅灯に
該当するポジションランプを点灯するポジション動作
も、このクラスの車種には装備されているが、これらの
機能を一般の車種に増設するには、そのための完全防水
された操作用スイッチを入手した上、その設置作業もユ
ーザー自身で行なう必要があった。
【0003】また、そのようなオプション部品は市場に
供給されていないので、当面の機能は満足するものの、
耐候性の乏しい市販の操作用スイッチを使用しなければ
ならないのが現状である。たとえ類似のものが入手でき
たとしてもスイッチの取り付け場所、取り付け方法等が
問題となり、これまではユーザー自身が何とか工夫して
取り付けていた。
【0004】ここで「ハザード動作」とは、自動車やバ
イク等が走行中又は停車中に、自車の周囲に安全上の必
要から注意を喚起するためのもので、全てのターンシグ
ナルランプを点滅させる。4輪車には全車種に装備され
ているが、バイクではごく一部の高級車種にしか装備さ
れていない。また「ポジション動作」とは、薄暮時など
で走行する場合に、ターンシグナルランプを減光して連
続点灯させ、対向車や歩行者の視認性を高めるものであ
る。さらに、後述するように、ターンシグナルランプま
たはハザード動作中の点滅周期を早めるハイフラッシャ
ー機能を備えたものもある。尚、ここでは、オートバ
イ、スクータ、バイク、原動機付自転車等を総括して自
動二輪車と定義する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
機能の増設では、それぞれの機能を有する個別の装置ま
たはユニットの増設とともに、それぞれ専用の完全防水
された操作用スイッチをオートバイ等のハンドルに取り
付けた上、所定の電装配線を行なうので、複数の機能増
設になると、既存の配線系統を確認した上で、増設のた
めの配線の変更をそれぞれについて行なう必要があり、
その車種の電装に詳しい一部のマニアであっても極めて
困難であった。
【0006】また、完全防水された操作用スイッチは一
般には高価であり、仮に入手できたとしても、つぎには
取り付ける場所が問題になり、丸パイプハンドルであれ
ば取り付けられる可能性はあるが、現在のバイクは変形
ハンドル構造のものが多い上、特にオプションを増設す
るスペースは用意されてはいないのが実情であり、車種
によっては取り付けは不可能である。
【0007】本発明の目的は、ユーザーが必要とする表
示機能を一般の車種に任意に増設することを容易にし、
特にそのための操作用スイッチを新たに設置することな
く、既存のターンシグナルスイッチを操作することによ
って、表示機能の増設を可能とする多機能表示制御装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下に示す
ような技術的構成によって達成することができる。 (1)パルス波形によるランプ点灯を行ない、そのオン
オフ比を制御することにより、ランプを減光点灯させる
ことを特徴とする多機能表示制御装置。 (2)パルス波形によるランプ点灯を行ない、パルス波
形の周期を制御することにより、ランプを連続状に点灯
させることを特徴とする多機能表示制御装置。 (3)自動二輪車のターンシグナルスイッチを操作する
ことにより、指示方向のターンシグナルランプが所定の
周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせる装置に
おいて、前記ターンシグナルスイッチを操作することに
より、前記ターンシグナルランプを左右同時に点滅させ
るハザード動作の開始、作動及び解除を行なう制御手段
を有することを特徴とする多機能表示制御装置。 (4)自動二輪車のターンシグナルスイッチを操作する
ことにより、指示方向のターンシグナルランプが所定の
周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせる装置に
おいて、前記自動二輪車のテールランプを点灯すると左
右のターンシグナルランプが減光して連続点灯するポジ
ション動作を継続して行ない、かつ前記ターンシグナル
スイッチを操作することにより、前記ポジション動作を
停止して所定のターンシグナル動作を行なう制御手段を
有することを特徴とする多機能表示制御装置。 (5)自動二輪車のターンシグナルスイッチを操作する
ことにより、指示方向のターンシグナルランプが所定の
周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせる装置に
おいて、前記自動二輪車のテールランプを点灯すると左
右のターンシグナルランプが減光して連続点灯するポジ
ション動作を継続して行ない、かつ前記ターンシグナル
スイッチを操作することにより、前記ポジション動作を
停止して前記ターンシグナルランプを左右同時に点滅さ
せるハザード動作の開始、作動及び解除を行なう制御手
段を有することを特徴とする多機能表示制御装置。
【0009】
【作用】上記構成によれば、自動二輪車のターンシグナ
ルスイッチの操作、例えばオフ位置(中立点)と左右の
いずれかとの間を所定回数往復させることにより、全て
のターンシグナルランプを所定の周期で点滅させるハザ
ード動作を行なうとともに、ターンシグナルスイッチの
オフにより、ハザード動作を解除することができる。ま
た、テールランプを点灯すると全てのターンシグナルラ
ンプが例えば光量を約1/4として連続点灯するポジシ
ョン動作を行ない、ポジション動作中にターンシグナル
スイッチを左右のいずれかにオンすると、指示方向のタ
ーンシグナルランプが所定の周期で点滅動作を行なうこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。まず、ポジション及びハザードの両機能を有す
る多機能表示制御装置を自動二輪車に適用した場合の一
実施例の配線の接続について図3を用いて説明する。図
3に示すように、本実施例では機能を増設する対象車種
の配線を、二箇所の切断部1(図中の×印)で切断した
上で、本実施例の制御ユニット(A)2とターンシグナ
ルスイッチ3との所定の接続を行なう。すなわち、制御
ユニット(A)2を接続する配線4、5をターンシグナ
ルスイッチ3の右及び左にそれぞれ結線するだけでよ
い。そのほかは、制御ユニット(A)2からの配線6
は、ターンシグナルリレー7のB側に、また、配線8、
9、10、11は、それぞれ、ターンシグナルランプ1
2の右前灯12a、右後灯12b、左前灯12c、左後
灯12dに接続されている。また、配線13はテールラ
ンプ(又はポジションランプ)14に、配線15は車台
を通じてアースされている。
【0011】以下に本実施例の制御ユニット(A)2の
構成及び動作を図1を用いて説明する。図1に示すよう
に、本実施例の制御ユニット(A)2は、ターンシグナ
ルランプ12の減光連続点灯であるポジション動作を制
御するポジション用発振回路21、及びポジション動作
選択回路22、ターンシグナル動作及びハザード動作に
おける点灯周期を制御するターンシグナル発振回路2
3、ハザード動作に入るためのターンシグナルスイッチ
3の操作回数を記憶して所定回数に達すると制御出力を
発するハザード動作カウンタ25、ハザード動作カウン
タ25の出力によりハザード信号を送出するターンシグ
ナルランプ選択回路24、ターンシグナルスイッチ3の
操作状況を判別してハザード動作の可否を決定するハザ
ード用積分回路26、ランプドライブ素子27などから
なり、ターンシグナルスイッチ3の操作により得られた
情報から必要とする各種の表示制御を行なうように構成
されている。
【0012】本制御ユニット(A)2の動作を以下に説
明する。 (A1).車体のライトスイッチ(図示せず)をオンす
ると、テールランプ14が点灯してポジション用発振回
路21に電圧が供給されて動作する。周波数は例えば約
100Hzに、デューティを例えば1:3に設定してあ
る。この波形による「ポジション動作」では、通常のタ
ーンシグナルの点滅周期に比べて大幅に短くなっている
ので、パルス点灯ではあるが連続点灯しているように見
え、しかも光量は1/4になる。なお周波数とデューテ
ィは特にこの値に限定されず、所定の効果を得るように
任意に選定することができる。
【0013】(A2).走行中に車体のターンシグナル
スイッチ3を中立点(N)から右または左に入れると、
ターンシグナル用発振回路23の出力によりターンシグ
ナルランプ選択回路24aまたは24bに信号を出力し
て、ターンシグナルランプ右12a、12b、または左
12c、12dのペアを点滅させる。ターンシグナルラ
ンプの点灯は通常は60〜80回/分であるが、これを
60〜120回/分の規定の範囲内で好みに応じて発振
回路の可変抵抗28により自由に設定できるようにして
いる。
【0014】(A3).ターンシグナル動作中はハザー
ド用積分回路26の出力30は低レベルになり、この低
レベル信号によってポジション動作選択回路22の出力
31にはポジション用発振波形は現われず、ポジション
動作は停止している。
【0015】(A4).ターンシグナルスイッチ3が右
又は左から中立点(N)に復帰すると、ターンシグナル
ランプ選択回路24a又は24bはともに高レベルにな
って、ターンシグナルランプ12a、12b、12c、
12dの制御は停止する。
【0016】(A5).ターンシグナルスイッチ3が右
又は左にオンしているときは、ハザード用積分回路26
の入力端子32は高レベル、ハザード用積分回路26の
出力30は低レベルで、ポジション動作選択回路22の
出力31はオフ状態であるが、ターンシグナルスイッチ
3が、(A4)項で説明したように、中立点(N)に復
帰すると、ハザード用積分回路26の入力端子32は低
レベルに立ち下がり、この時点からハザード用積分回路
26に設定した時定数(約0.5秒)で出力30は低レ
ベルから高レベルに立ち上がり、これによってポジショ
ン動作選択回路22をオンしてポジション動作に復帰す
る。
【0017】(A6).次に、ハザード動作に入るに
は、ターンシグナルスイッチ3を右−N−左−N−右−
N−左の順、又は逆方向に短時間内に往復させる。これ
を、右−N−右−N−右−N−右、又は左−N−左−N
−左−N−左のように片側操作してもよく、この場合は
スイッチを、中立点(N)と右又は左との間を往復させ
る。いずれの場合でも、中立点(N)を通過する時間
は、通常0.1〜0.2秒程度以内と見込めば十分であ
る。
【0018】(A7).このターンシグナルスイッチ3
の操作回数信号は入力端子32からハザード用積分回路
26とともにハザード動作カウンタ25に入力する。上
記(A5)項で説明したように、ターンシグナルスイッ
チ3を操作すると、積分波形の出力30が低レベルから
高レベルに立ち上がらないうちに低レベルに戻るので、
ハザード動作カウンタ25にはリセット信号(R)33
は供給されない。
【0019】(A8).上記(A7)項で入力する操作
回数信号をハザード動作カウンタ25により計数する。
例えば4発の信号入力によって出力34の電位は低レベ
ルから高レベルに立ち上がり、ターンシグナルランプ選
択回路24a及び24bをオンにして、端子35a及び
35bにターンシグナル用信号を出力させ、左右の全て
のターンシグナルランプ12a、12b、12c、12
dがターンシグナル発振回路の設定周期で点滅するハザ
ード動作を行なう。
【0020】(A9).ハザード動作中は、ハザード用
積分回路26の出力30が低レベルであるため、上記
(A3)項で説明したのと同様に、ポジション動作はし
ない。
【0021】以上説明した実施例では、上記(A8)項
で操作回数4発の入力、つまりターンシグナルスイッチ
3の2往復によってハザード動作を行なうように設定し
たが、好みによって2〜9発までの範囲で任意に設定で
きるようにしてある。つまり、本実施例では、1往復〜
5往復まで対応することができる。また、ここでターン
シグナルスイッチ3の2往復によってハザード動作を行
なうように設定したのは、追い越しなどで右又は左へと
連続してターンシグナルスイッチ3を操作する場合を想
定して、一般の走行では連続2往復までの操作を考えれ
ば、誤ってハザード動作させることはないことから4発
に決定してある。
【0022】本実施例によれば、ハザード動作を解除す
るには、ターンシグナルスイッチ3を右又は左から中立
点(N)に戻すだけでよい。また、ポジション動作は、
ライトスイッチのオンで動作し、ターンシグナル動作又
はハザード動作しているときはポジション動作はオフと
なり、ターンシグナル動作又はハザード動作を終了させ
ると再びポジション動作に復帰する。本実施例では、二
輪車側の配線の二箇所を切断した上で所定の接続を行な
って「ハザード動作」と「ターンシグナル動作」の二つ
の機能を、ターンシグナルスイッチの複合操作によって
実現している。
【0023】次に、他の実施例として、二輪車側の配線
の二箇所の切断を行なわずに、「ポジション動作」をタ
ーンシグナルスイッチの操作によって実現したものを説
明する。図4は本実施例の多機能表示制御装置を自動二
輪車に適用した場合の配線接続図である。図4に示す例
が図3の例と相違するところは、図4に示すものは、図
3に示した配線4、5、及び二個所の切断部1がなく、
ターンシグナルスイッチ3の右はターンシグナルランプ
12の右前灯12a、右後灯12bに、ターンシグナル
スイッチ3の左はターンシグナルランプ12の左前灯1
2c、左後灯12dに、それぞれ配線39a、39bに
より接続されている。その他の接続は図3、図4共に同
じである。
【0024】以下に本実施例の制御ユニット(B)40
の構成及び動作を説明する。図2に示すように、本実施
例の制御ユニット(B)40は、ポジション点灯信号を
発生するポジション用発振回路41、ターンシグナル動
作中であることを検出するターンシグナル動作検出回路
42、この信号を受けるポジション動作停止保持回路4
3、ターンシグナル動作中は閉じているポジションコン
トロール用ゲート44と、ランプドライブ素子45など
からなり、図1に示したターンシグナル発振回路23、
ターンシグナルランプ選択回路24、ハザード動作カウ
ンタ25、ハザード用積分回路26等は備えていない。
ターンシグナルランプをポジションランプとして使用す
ることは、これまでの場合と同様である。また、ポジシ
ョン動作中にターンシグナル動作を行なった場合は、ポ
ジション動作を停止して、正常な方向指示を行なう。取
り付けに際しては車体側の配線のカットは不要であり、
ターンシグナルスイッチをオンしてターンシグナルラン
プに電圧が印加した場合にポジション回路をオフするよ
うにして、ポジション動作を行なうように構成されてい
る。
【0025】本制御ユニット(B)40の動作を以下に
説明する。 (B1).まず、車体のライトスイッチをオンすると、
テールランプがオンしてポジションコントロール用ゲー
ト44が開き、ポジション用発振回路41の信号波形が
ランプドライブ用素子45を駆動して、「ポジション動
作」による減光点灯を行なう。ここでも発振の周波数と
デューティは図1の実施例と同様に設定しているので、
光量は1/4に減光して連続状に点灯するように見え
る。
【0026】(B2).図1の実施例と同様に、ターン
シグナルスイッチ3を右又は左に入れると、ターンシグ
ナルリレー7が所定の周期で動作して、1:1の長い周
期(普通は70〜80回/分)で所定のターンシグナル
ランプを点滅させる。
【0027】(B3).このとき、ターンシグナルスイ
ッチ3のオンによる長い周期の信号が、端子46を通じ
てターンシグナル動作検出回路42に印加されると、こ
のターンシグナル動作検出回路42は、短い周期の信号
には応答しないが、長い周期の信号には応答する積分特
性を有しているので、この場合はターンシグナル動作検
出回路42中の接続点47の電位がゆるやかに立ち上が
り、接続点48は高レベルから低レベルとなり、ポジシ
ョン動作停止保持回路43の接続点49は高レベルから
低レベルへとゆるやかに立ち下がっていき、この信号を
ポジションコントロール用ゲート44の制御信号として
いるので、ポジションコントロール用ゲート44はオフ
となって、ターンシグナル動作中にポジション動作を行
なうのを阻止している。
【0028】(B4).このポジション動作停止保持回
路43は、ターンシグナル動作検出回路42からの出力
によって、一定期間、ポジションコントロール用ゲート
44を閉じておくための保持回路で、これはターンシグ
ナルが1:1の長い周期でオン・オフを繰り返すため、
そのオフ期間もポジションコントロール用ゲート44を
閉じておき、ポジション動作に戻らないようにするため
に必要である。
【0029】(B5).ターンシグナル動作を終了し
て、ターンシグナルスイッチ3が中立点(N)に復帰す
ると、ポジション動作停止保持回路43の接続点49は
低レベルから高レベルへとゆるやかに立ち上がってい
き、ポジションコントロール用ゲート44を開けてポジ
ション動作に戻る。
【0030】上述のとおりこれらの実施例によれば、制
御ユニット(A)を使用した場合には、既設されている
ターンシグナルスイッチをハザード動作のためのスイッ
チとしても利用し、普通にターンシグナルスイッチを動
かしたときにはターンシグナル動作を行ない、ターンシ
グナルスイッチを所定回数オン/オフ操作するとハザー
ド動作を行ない、オフするとハザード動作を解除する。
そのため、ハザード機能のためのハザードスイッチを特
に要することなくハザード機能を容易に実現することが
できる。また、ターンシグナルスイッチの複合操作によ
り、ハザード機能とターンシグナル機能とに対して兼用
とすることができ、その複合操作による作動のための所
定回数を予め設定しておくことができる。そしてハザー
ド機能とターンシグナル機能とにおけるランプの点滅周
期を所定の範囲内で高めて自車周囲に対して注意をより
一層喚起させることができる。
【0031】また、制御ユニット(B)を使用した場合
には、ターンシグナルスイッチ即ちターンシグナルラン
プ端子からランプドライブ波形周期を検出してポジショ
ン動作の制御を行なっているので、「ポジション/ター
ンシグナル」の動作の選択には特に外部の配線を要しな
い。そのため、既存の配線をなんらカットすることなく
所定の配線を追加するだけでポジション機能を簡単かつ
容易に実現することができる。
【0032】尚、図1ないし図4において、コネクタ
(CN)を外すと前2灯のポジション動作になる。ま
た、個々のランプのワット数は任意で、絶縁も不要であ
る。また、これらの実施例では、ターンシグナルランプ
をポジションランプとして使用し、「ポジション動作」
中に「ターンシグナル動作」を行なった場合、例えば、
左右どちらか一方の側のターンシグナル動作を行なった
とき、反対側のターンシグナルランプはポジション動作
を停止して消灯するようになっているが、ターンシグナ
ル動作側とは異なる点灯状態、例えば減光した状態で連
続点灯することも可能である。こうすることによって、
夜間走行の安全性が向上する。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したとおり本発明によれば、
ユーザーが必要とする表示機能を一般の車種に任意に増
設することを容易にし、特にそのための操作用スイッチ
を新たに設置することなく、既存のターンシグナルスイ
ッチを操作することによって、簡単に表示機能の増設を
可能とする多機能表示制御装置を提供することができ
る。そのため、交通安全性の向上した自動二輪車及びそ
の表示灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す制御ユニット
(A)の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の他の実施例を示す制御ユニット
(B)の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明に係る制御ユニット(A)を二輪
車等に適用した場合の配線接続図である。
【図4】図4は本発明に係る制御ユニット(B)を二輪
車等に適用した場合の配線接続図である。
【符号の説明】
1 切断部 2 制御ユニット(A) 3 ターンシグナルスイッチ 4、5、6 配線 7 ターンシグナルリレー 8、9、10、11 配線 12、12a、12b、12c、12d ターンシグナ
ルランプ 13、15 配線 14 テールランプ(又はポジションランプ) 21 ポジション用発振回路 22 ポジション動作選択回路 23 ターンシグナル発振回路 24、24a、24b ターンシグナルランプ選択回路 25 ハザード動作カウンタ 26 ハザード用積分回路 27 ランプドライブ素子 28 可変抵抗 30 ハザード用積分回路出力 31 ポジション動作選択回路出力 32 ハザード用積分回路入力端子 33 リセット信号(R) 34 ハザード動作カウンタ出力 35a、35b 出力端子 39a、39b 配線 40 制御ユニット(B) 41 ポジション用発振回路 42 ターンシグナル動作検出回路 43 ポジション動作停止保持回路 44 ポジションコントロール用ゲート 45 ランプドライブ素子 46 ターンシグナル動作検出回路入力端子 47、48、49 接続点

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス波形によるランプ点灯を行ない、
    そのオンオフ比を制御することにより、ランプを減光点
    灯させることを特徴とする多機能表示制御装置。
  2. 【請求項2】 パルス波形によるランプ点灯を行ない、
    パルス波形の周期を制御することにより、ランプを連続
    状に点灯させることを特徴とする多機能表示制御装置。
  3. 【請求項3】 自動二輪車のターンシグナルスイッチを
    操作することにより、指示方向のターンシグナルランプ
    が所定の周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせ
    る装置において、前記ターンシグナルスイッチを操作す
    ることにより、前記ターンシグナルランプを左右同時に
    点滅させるハザード動作の開始、作動及び解除を行なう
    制御手段を有することを特徴とする多機能表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】 自動二輪車のターンシグナルスイッチを
    操作することにより、指示方向のターンシグナルランプ
    が所定の周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせ
    る装置において、前記自動二輪車のテールランプを点灯
    すると左右のターンシグナルランプが減光して連続点灯
    するポジション動作を継続して行ない、かつ前記ターン
    シグナルスイッチを操作することにより、前記ポジショ
    ン動作を停止して所定のターンシグナル動作を行なう制
    御手段を有することを特徴とする多機能表示制御装置。
  5. 【請求項5】 自動二輪車のターンシグナルスイッチを
    操作することにより、指示方向のターンシグナルランプ
    が所定の周期で点滅するターンシグナル動作を行なわせ
    る装置において、前記自動二輪車のテールランプを点灯
    すると左右のターンシグナルランプが減光して連続点灯
    するポジション動作を継続して行ない、かつ前記ターン
    シグナルスイッチを操作することにより、前記ポジショ
    ン動作を停止して前記ターンシグナルランプを左右同時
    に点滅させるハザード動作の開始、作動及び解除を行な
    う制御手段を有することを特徴とする多機能表示制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ハザード動作を行なうために必要な
    ターンシグナルスイッチの操作回数を、所定の範囲内で
    設定しておくことを特徴とする請求項3又は5記載の多
    機能表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記ターンシグナル動作、ハザード動作
    及びポジション動作の三つの複合表示機能を制御する制
    御手段を一個の函体に収容したことを特徴とする請求項
    3、4又は5多機能表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ポジション動作のための信号をター
    ンシグナルランプの端子から検出することを特徴とする
    請求項4又は5記載の多機能表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ポジション動作のための制御回路
    が、信号の周期検出によって作動するものであることを
    特徴とする請求項4又は5記載の多機能表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ポジション動作を行なう制御回路
    は、自動二輪車の既存の配線を切断することなく単に所
    要の配線を追加するのみであることを特徴とする請求項
    4又は5記載の多機能表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記ターンシグナル
    ランプの減光連続点灯であるポジション動作を制御する
    ポジション用発振回路と、前記ターンシグナルランプの
    ターンシグナル及びハザード動作における点灯周期を制
    御するターンシグナル用発振回路と、前記ターンシグナ
    ルスイッチの操作回数を記憶して所定回数に達すると前
    記ハザード動作に入る制御出力を発するハザード動作カ
    ウンタと、前記ハザード動作カウンタの出力によりハザ
    ード信号を送出するゲート回路と、前記ターンシグナル
    スイッチの操作状況を判別して前記ハザード動作の可否
    を決定するハザード用積分回路とを備え、前記ターンシ
    グナルスイッチの操作情報から前記ターンシグナルラン
    プが所定の表示制御を行なうように構成したことを特徴
    とする請求項3又は5記載の多機能表示制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004352073A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Altia Co Ltd 車両用ドアミラーカバー
WO2016121437A1 (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社東海理化電機製作所 車両用方向指示装置

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