JPH0664404A - キャスター車輪 - Google Patents
キャスター車輪Info
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- JPH0664404A JPH0664404A JP3015299A JP1529991A JPH0664404A JP H0664404 A JPH0664404 A JP H0664404A JP 3015299 A JP3015299 A JP 3015299A JP 1529991 A JP1529991 A JP 1529991A JP H0664404 A JPH0664404 A JP H0664404A
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- caster
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- B60B33/0036—Castors in general; Anti-clogging castors characterised by type of wheels
- B60B33/0042—Double or twin wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B33/00—Castors in general; Anti-clogging castors
- B60B33/006—Castors in general; Anti-clogging castors characterised by details of the swivel mechanism
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- B60B33/0068—Castors in general; Anti-clogging castors characterised by details of the swivel mechanism characterised by details of the swivel axis the swivel axis being vertical
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60B33/0086—Castors in general; Anti-clogging castors characterised by details of the wheel braking mechanism acting on rim or side portion of tyre
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- B60B33/0015—Castors in general; Anti-clogging castors assembling to the object, e.g. furniture characterised by adaptations made to castor
- B60B33/0023—Castors in general; Anti-clogging castors assembling to the object, e.g. furniture characterised by adaptations made to castor in the form of specific adaptations to the form of the object
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- B60B33/00—Castors in general; Anti-clogging castors
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- B60B33/0049—Castors in general; Anti-clogging castors characterised by details of the rolling axle the rolling axle being horizontal
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 キャスターの制動装置について、そのコスト
を低下し、かつ作動効率を改善する。 【構成】 １個のキャスターが２個の車輪２を有し、前
記車輪には車輪中心部分５に対して非回転的に固定さ
れ、かつ内部の円筒ドラム状表面１５を備えた形状にな
ったタイヤ１０が設けられている。前記キャスター本体
状で枢軸駆動するブレーキ機構４０は２個の側壁を有し
ており、これにはそれぞれのドラム面と係合可能な外側
に曲がったエッジ部分が備わっている。この係合は上部
位置において行っても、あるいは車輪の地面と係合する
部分に対抗した位置において行ってもよい。
を低下し、かつ作動効率を改善する。 【構成】 １個のキャスターが２個の車輪２を有し、前
記車輪には車輪中心部分５に対して非回転的に固定さ
れ、かつ内部の円筒ドラム状表面１５を備えた形状にな
ったタイヤ１０が設けられている。前記キャスター本体
状で枢軸駆動するブレーキ機構４０は２個の側壁を有し
ており、これにはそれぞれのドラム面と係合可能な外側
に曲がったエッジ部分が備わっている。この係合は上部
位置において行っても、あるいは車輪の地面と係合する
部分に対抗した位置において行ってもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はキャスターに係り、特に
ブレーキ機構を組込んでいて、それによってキャスター
の車輪（単数あるいは複数）の回転を選択的に防止ある
いは抵抗するキャスターに関する。
ブレーキ機構を組込んでいて、それによってキャスター
の車輪（単数あるいは複数）の回転を選択的に防止ある
いは抵抗するキャスターに関する。
【０００２】
【従来の技術および課題】各種のキャスターのブレーキ
機構が知られており、例えば、ブレーキ要素が車輪のタ
イヤあるいはリムの頂部と摩擦力に係合したり、あるい
は車輪の外周の内側における車輪のドラム部分と摩擦的
あるいは機械的に係合する。本発明は製造費を改善し、
作動効率を改善するキャスターのための摩擦的なブレー
キ装置を提供するものである。
機構が知られており、例えば、ブレーキ要素が車輪のタ
イヤあるいはリムの頂部と摩擦力に係合したり、あるい
は車輪の外周の内側における車輪のドラム部分と摩擦的
あるいは機械的に係合する。本発明は製造費を改善し、
作動効率を改善するキャスターのための摩擦的なブレー
キ装置を提供するものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】従って、本発明はキャス
ターのための車輪を提供し、前記車輪は車輪中心部分と
それに適合されたタイヤを含み、前記タイヤ自身はブレ
ーキ要素と係合するための内面を有している。本発明は
また１個あるいは２個のその様な車輪と、タイヤの内面
に対してブレーキ要素を適合作動させることのできるブ
レーキ機構とを含むキャスターを提供する。
ターのための車輪を提供し、前記車輪は車輪中心部分と
それに適合されたタイヤを含み、前記タイヤ自身はブレ
ーキ要素と係合するための内面を有している。本発明は
また１個あるいは２個のその様な車輪と、タイヤの内面
に対してブレーキ要素を適合作動させることのできるブ
レーキ機構とを含むキャスターを提供する。
【０００４】前記タイヤのブレーキ面は、典型的には、
地面あるいは支持面と係合するタイヤの外周部分と同じ
摩擦特性を有しており、車輪の軸線と同心的な内部ドラ
ムあるいは円筒面とうまく一致した形状になっている。
キャスターのブレーキ要素によるブレーキ力は、車輪の
外周よりは内側に位置してはいるが車輪に極めて近い、
その間隔がタイヤの半径方向厚さ以下であるような位置
において、車輪に作用する。本発明は特に２重車輪のキ
ャスターに適しており、タイヤのブレーキ面は車輪の対
抗的な内面に位置することができ、ブレーキ要素は車輪
の間に受留められたブレーキ面と係合することができ
る。
地面あるいは支持面と係合するタイヤの外周部分と同じ
摩擦特性を有しており、車輪の軸線と同心的な内部ドラ
ムあるいは円筒面とうまく一致した形状になっている。
キャスターのブレーキ要素によるブレーキ力は、車輪の
外周よりは内側に位置してはいるが車輪に極めて近い、
その間隔がタイヤの半径方向厚さ以下であるような位置
において、車輪に作用する。本発明は特に２重車輪のキ
ャスターに適しており、タイヤのブレーキ面は車輪の対
抗的な内面に位置することができ、ブレーキ要素は車輪
の間に受留められたブレーキ面と係合することができ
る。
【０００５】ブレーキがかかった時にキャスターの車輪
を回転させようとする力がブレーキ機構によって支持さ
れないようにするために、タイヤは好ましくは機械的な
相互係合によって車輪中心部分に対してロックされる。
従って、タイヤは車輪中心のリムの上に直接鋳造成型す
ることができ、前記リムは中心部分とタイヤとの相対的
な回転を防止する形状になっており、例えば、タイヤの
芯を中心部分の内部に対して、鋳造成型されたタイヤ材
料を受留めるための溝あるいはその他の開口をあけられ
たウェブによって、結合させるリングを設けている。
を回転させようとする力がブレーキ機構によって支持さ
れないようにするために、タイヤは好ましくは機械的な
相互係合によって車輪中心部分に対してロックされる。
従って、タイヤは車輪中心のリムの上に直接鋳造成型す
ることができ、前記リムは中心部分とタイヤとの相対的
な回転を防止する形状になっており、例えば、タイヤの
芯を中心部分の内部に対して、鋳造成型されたタイヤ材
料を受留めるための溝あるいはその他の開口をあけられ
たウェブによって、結合させるリングを設けている。
【０００６】本発明はまた、キャスターにおいてキャス
ターをそれが支持しようとしている物体に取付けるため
の取付軸と直立的な旋回軸線の周りで回転するように前
記軸によって支持されたキャスター本体と、前記旋回軸
線から離隔した車輪軸線の周りで回転するように前記本
体上に取付けられた２個のキャスター車輪であって、前
記各々の車輪は内部円筒上ブレーキ面を備えたタイヤを
有している、そのキャスター車輪と、ブレーキ要素を前
記各々のブレーキ面に対して係合させるために選択的に
作動可能なブレーキ機構とを含むことを特徴とするキャ
スター車輪を提供する。前記ブレーキ要素はキャスター
本体上に枢軸的に取付けられたブレーキ機構によってう
まく支持され、タイヤのブレーキ面を好ましくは実質的
な円周方向長さにわたって係合させるための動きをす
る。この係合はタイヤの周りのどのような望みの位置に
おいても、例えば、キャスターが配置されている地面あ
るいは支持面に対抗する最も最下方領域において行われ
る。
ターをそれが支持しようとしている物体に取付けるため
の取付軸と直立的な旋回軸線の周りで回転するように前
記軸によって支持されたキャスター本体と、前記旋回軸
線から離隔した車輪軸線の周りで回転するように前記本
体上に取付けられた２個のキャスター車輪であって、前
記各々の車輪は内部円筒上ブレーキ面を備えたタイヤを
有している、そのキャスター車輪と、ブレーキ要素を前
記各々のブレーキ面に対して係合させるために選択的に
作動可能なブレーキ機構とを含むことを特徴とするキャ
スター車輪を提供する。前記ブレーキ要素はキャスター
本体上に枢軸的に取付けられたブレーキ機構によってう
まく支持され、タイヤのブレーキ面を好ましくは実質的
な円周方向長さにわたって係合させるための動きをす
る。この係合はタイヤの周りのどのような望みの位置に
おいても、例えば、キャスターが配置されている地面あ
るいは支持面に対抗する最も最下方領域において行われ
る。
【０００７】前記ブレーキ機構はどのような適当な方法
でも作動することができ、またもし望みなら、ブレーキ
機構が作動しているときにキャスター本体を旋回軸線に
対して、あるいは所定の旋回方向においてラッチするた
めの装置を組込むこともできる。
でも作動することができ、またもし望みなら、ブレーキ
機構が作動しているときにキャスター本体を旋回軸線に
対して、あるいは所定の旋回方向においてラッチするた
めの装置を組込むこともできる。
【０００８】本発明を添付図面を参照しながら、以下例
示的にさらに説明する。
示的にさらに説明する。
【０００９】
【実施例】図１から図３に示されたキャスターは１対の
同様な車輪２からなり、これらはそれらの間に位置した
キャスター本体の中心部分４上に軸を受けられている。
図２から最もよく明らかであるように、各々の車輪２は
若干外側へ向かって皿状になった車輪中心５を有し、ハ
ブ６が内側へ突出していて、それによって車輪が本体部
分４における開口を貫通した車輪７上に軸を受けられて
いる。車輪２は、本体部分４に固定されかつハブ６内の
溝の中へ延在するチャンネル部材９によって、軸線方向
の動きをしないように保持されている。
同様な車輪２からなり、これらはそれらの間に位置した
キャスター本体の中心部分４上に軸を受けられている。
図２から最もよく明らかであるように、各々の車輪２は
若干外側へ向かって皿状になった車輪中心５を有し、ハ
ブ６が内側へ突出していて、それによって車輪が本体部
分４における開口を貫通した車輪７上に軸を受けられて
いる。車輪２は、本体部分４に固定されかつハブ６内の
溝の中へ延在するチャンネル部材９によって、軸線方向
の動きをしないように保持されている。
【００１０】各々の車輪の中心５はタイヤ１０を固定的
に取付けている外部リム形状を有している。前記リムは
全体的に長方形断面を有した外部リング１１を含み、こ
れは車輪中心の隣接内側部分より内側へ延在しており、
外周部に延在した一連の溝あるいは他の開口を有したウ
ェブ１２によって車輪中心と連結されている。タイヤ１
０は車輪中心５の上に鋳造成型されており、ウェブ１２
における多くの孔を貫通しているタイヤ材料の部分によ
って、車輪中心に対して不動の状態になっている。タイ
ヤの材料はゴムであっても良いが、好ましくはプラスチ
ック材料、例えばポリウレタンであり、これは摩擦係数
は小さいがより長い寿命を有している。タイヤ１０はナ
イロン材料で鋳造成型することができ、さらに小さな摩
擦係数を許すことができる。
に取付けている外部リム形状を有している。前記リムは
全体的に長方形断面を有した外部リング１１を含み、こ
れは車輪中心の隣接内側部分より内側へ延在しており、
外周部に延在した一連の溝あるいは他の開口を有したウ
ェブ１２によって車輪中心と連結されている。タイヤ１
０は車輪中心５の上に鋳造成型されており、ウェブ１２
における多くの孔を貫通しているタイヤ材料の部分によ
って、車輪中心に対して不動の状態になっている。タイ
ヤの材料はゴムであっても良いが、好ましくはプラスチ
ック材料、例えばポリウレタンであり、これは摩擦係数
は小さいがより長い寿命を有している。タイヤ１０はナ
イロン材料で鋳造成型することができ、さらに小さな摩
擦係数を許すことができる。
【００１１】断面でわかるように、タイヤ１０は非常に
粗く言って正方形になっており、その下部外側のコーナ
ーは丸くなっている。前記リング１１はタイヤのための
剛的な芯となっており、タイヤ断面内のほぼ中心に位置
し、ウェブ１２における溝あるいは孔に隣接したタイヤ
部分によって覆われている。車輪中心５の外面はタイヤ
１０の外側面とほぼ同一平面内に位置し、リング１１が
内側へ延在しているので、タイヤはほぼ軸線方向に延在
した車輪と同心的になった自由な内部円筒状表面あるい
はドラム状表面１５を有している。
粗く言って正方形になっており、その下部外側のコーナ
ーは丸くなっている。前記リング１１はタイヤのための
剛的な芯となっており、タイヤ断面内のほぼ中心に位置
し、ウェブ１２における溝あるいは孔に隣接したタイヤ
部分によって覆われている。車輪中心５の外面はタイヤ
１０の外側面とほぼ同一平面内に位置し、リング１１が
内側へ延在しているので、タイヤはほぼ軸線方向に延在
した車輪と同心的になった自由な内部円筒状表面あるい
はドラム状表面１５を有している。
【００１２】中心部分４の前方においては、キャスター
本体は一体構造的に形成された部分２０を有しており、
それには直立状の円形断面の孔があいていて、この孔の
中には中空状の軸２１が受留められており、それによっ
てキャスターを支持しようとする物体の上に取付けるこ
とができる。ベアリング２２は、本体が前記軸上で使用
時は全体的に垂直になる旋回軸線の周りで回転できるよ
うにしている。
本体は一体構造的に形成された部分２０を有しており、
それには直立状の円形断面の孔があいていて、この孔の
中には中空状の軸２１が受留められており、それによっ
てキャスターを支持しようとする物体の上に取付けるこ
とができる。ベアリング２２は、本体が前記軸上で使用
時は全体的に垂直になる旋回軸線の周りで回転できるよ
うにしている。
【００１３】前記軸２１の中で棒２４が縦方向に滑動で
きるようになっており、その下端において取付部２５を
有しており、前記取付部は棒の周りにおけるばね２６の
下端と係合しており、また前記ばねの上端は軸２１に押
付けられており、従って、前記ばねは棒と取付部とを下
方へ押付けることになる。棒２４の上端においては、棒
は軸線方向に調節可能なねじによって、カム機構の一部
をなしているヨーク３０に固定されている。前記カム機
構は、また、ヨーク３０上で作動するために、軸２１の
上端に取付けられかつ軸の連続部分を形成するハウジン
グ３４を横切る軸線３２の周りで回転可能なカム３１を
有している。図示した位置においては、ヨーク３０によ
って保持されたカムフォロワー３５はカム３１の部分と
係合しており、このカムはばね２６によって押付けられ
ている棒２４の降下位置を許す形状になっている。カム
３１は選択的に回転されるようになっていてばね２６を
圧縮させて棒２４を、従って取付部２５を持ち上げるこ
とができる。棒２４のそのような上方への運動によっ
て、２個のキャスターの車輪はブレーキ部材４０によっ
てブレーキがかかるようになっている。
きるようになっており、その下端において取付部２５を
有しており、前記取付部は棒の周りにおけるばね２６の
下端と係合しており、また前記ばねの上端は軸２１に押
付けられており、従って、前記ばねは棒と取付部とを下
方へ押付けることになる。棒２４の上端においては、棒
は軸線方向に調節可能なねじによって、カム機構の一部
をなしているヨーク３０に固定されている。前記カム機
構は、また、ヨーク３０上で作動するために、軸２１の
上端に取付けられかつ軸の連続部分を形成するハウジン
グ３４を横切る軸線３２の周りで回転可能なカム３１を
有している。図示した位置においては、ヨーク３０によ
って保持されたカムフォロワー３５はカム３１の部分と
係合しており、このカムはばね２６によって押付けられ
ている棒２４の降下位置を許す形状になっている。カム
３１は選択的に回転されるようになっていてばね２６を
圧縮させて棒２４を、従って取付部２５を持ち上げるこ
とができる。棒２４のそのような上方への運動によっ
て、２個のキャスターの車輪はブレーキ部材４０によっ
てブレーキがかかるようになっている。
【００１４】前記ブレーキ部材４０は後部取付部を有し
ており、これによってブレーキ部材はキャスター本体の
中心部分４の後方突出部４１の上に取付けられている。
この取付は中心部分を貫通しかつブレーキ部材の側部か
ら離れた枢軸ピン４２によって行われる。調節用のボル
ト４４が１対のベレヴィンのばね座金４３と、ブレーキ
部材４０における開口とを貫通し、本体部分におけるタ
ップ穴の中へ入り込んでいる。前記ボルト４４より前方
において、圧縮ばね４５が本体部分４１とブレーキ部材
との間で延在している。非作動状態におけるブレーキ部
材４０の角度位置は、ボルト４４をばねの力に対して締
めるかあるいは緩めるかすることによって調節すること
ができ、座金４３はタイヤ１０が例えばナイロンのよう
な比較的剛的な材料でできているような特定の使用状態
においては、ブレーキ系統の中でわずかな弾性を与える
ことになる。
ており、これによってブレーキ部材はキャスター本体の
中心部分４の後方突出部４１の上に取付けられている。
この取付は中心部分を貫通しかつブレーキ部材の側部か
ら離れた枢軸ピン４２によって行われる。調節用のボル
ト４４が１対のベレヴィンのばね座金４３と、ブレーキ
部材４０における開口とを貫通し、本体部分におけるタ
ップ穴の中へ入り込んでいる。前記ボルト４４より前方
において、圧縮ばね４５が本体部分４１とブレーキ部材
との間で延在している。非作動状態におけるブレーキ部
材４０の角度位置は、ボルト４４をばねの力に対して締
めるかあるいは緩めるかすることによって調節すること
ができ、座金４３はタイヤ１０が例えばナイロンのよう
な比較的剛的な材料でできているような特定の使用状態
においては、ブレーキ系統の中でわずかな弾性を与える
ことになる。
【００１５】ブレーキ部材４０の後部取付部より前方に
おいて、２個の離隔した平行な側板４６が上方へ延在し
ており、その各々はその自由端において外側へ向かった
ブレーキ部分４７を有している。前記ブレーキ部分４７
は弓型あるいは部分円筒状になった外面を有し、適当な
摩擦特性を有したブレーキ材料でできたブレーキ層４９
によって構成されていてもよく、これがタイヤ１０の内
部ドラム状表面１５に直接対峙し、また車軸線に対して
ほぼ同軸状になっている。
おいて、２個の離隔した平行な側板４６が上方へ延在し
ており、その各々はその自由端において外側へ向かった
ブレーキ部分４７を有している。前記ブレーキ部分４７
は弓型あるいは部分円筒状になった外面を有し、適当な
摩擦特性を有したブレーキ材料でできたブレーキ層４９
によって構成されていてもよく、これがタイヤ１０の内
部ドラム状表面１５に直接対峙し、また車軸線に対して
ほぼ同軸状になっている。
【００１６】前記側板４６は側部形状が全体的に逆Ｌ字
型になった端部５０によって橋渡しされた前方突出部分
を有しており、これは取付部２５の上に重なったりある
いはそれを部分的に取囲んだ前方突出下面５１を提供し
ている。
型になった端部５０によって橋渡しされた前方突出部分
を有しており、これは取付部２５の上に重なったりある
いはそれを部分的に取囲んだ前方突出下面５１を提供し
ている。
【００１７】図１から明らかなように、カム３１が回転
して棒２４と取付部２５とをばね２６の力に抗して上方
へ引き上げると、取付部はブレーキ部材の端部５０の下
面５１と係合し、ブレーキ部材はピン４２の周りで枢軸
運動をし、そのブレーキ面はタイヤ１０の内部ドラム状
表面１５に係合する。従って、キャスターの車輪２はタ
イヤ１０との直接係合によって、車輪の外周からタイヤ
の厚さ分だけ半径方向に離隔した位置において、回転し
ないように摩擦的にブレーキをかけられる。
して棒２４と取付部２５とをばね２６の力に抗して上方
へ引き上げると、取付部はブレーキ部材の端部５０の下
面５１と係合し、ブレーキ部材はピン４２の周りで枢軸
運動をし、そのブレーキ面はタイヤ１０の内部ドラム状
表面１５に係合する。従って、キャスターの車輪２はタ
イヤ１０との直接係合によって、車輪の外周からタイヤ
の厚さ分だけ半径方向に離隔した位置において、回転し
ないように摩擦的にブレーキをかけられる。
【００１８】棒２４は好ましくは、図示したように、棒
と軸２１を貫通する孔とを六角形断面にすることによっ
て、前記軸に対して相対的に回転しないようにうまく保
持されている。取付部２５と端部５０とにも歯を設け
て、ブレーキ作用によってキャスターを拘束して本体が
取付構造物に対して相対的に旋回運動しないようにする
こともできる。
と軸２１を貫通する孔とを六角形断面にすることによっ
て、前記軸に対して相対的に回転しないようにうまく保
持されている。取付部２５と端部５０とにも歯を設け
て、ブレーキ作用によってキャスターを拘束して本体が
取付構造物に対して相対的に旋回運動しないようにする
こともできる。
【００１９】さらに、もし望みならば、取付部２５に対
して、取付部の下部に向かって前方へ突出するようにキ
ャスター本体の中心部分の下に固定されたラッチ板５５
と相互係合するための装置を設けて、キャスター本体を
取付構造物に対して所定の角度位置においてラッチする
ようにしてもよい。従って、図示したように、取付部の
下側には非円形状の板部分５６を取付けたりあるいはそ
れを形成したりして、前記板部分が板５５における同様
な形状の開口５７の中へ入っていけるようにしてもよ
い。棒２４の上で作動するカム機構上には、このラッチ
形態を得るためには、さらに取付部に関する別の、より
下方の位置を設けなければならない。
して、取付部の下部に向かって前方へ突出するようにキ
ャスター本体の中心部分の下に固定されたラッチ板５５
と相互係合するための装置を設けて、キャスター本体を
取付構造物に対して所定の角度位置においてラッチする
ようにしてもよい。従って、図示したように、取付部の
下側には非円形状の板部分５６を取付けたりあるいはそ
れを形成したりして、前記板部分が板５５における同様
な形状の開口５７の中へ入っていけるようにしてもよ
い。棒２４の上で作動するカム機構上には、このラッチ
形態を得るためには、さらに取付部に関する別の、より
下方の位置を設けなければならない。
【００２０】図４および図５に示されたキャスターは全
体的には図１から図３に示したキャスターと類似の構造
を有しており、従って以下の説明は異なっている点につ
いてのものである。図４および図５に示したキャスター
においては、中空軸６１の中で縦方向に滑動可能になっ
た棒６０は、その上端においてカムフォロワー６２を有
しており、軸の上端の凹所に受留められたばね６４によ
って下方から作用するようになっている。従って、前記
カムフォロワー６２はばねによってカム６５に対して上
方へ押付けられており、ブレーキ作用はカム６５を回転
させて棒６０とその下端における取付部６９とを下方へ
移動させることによって行われる。
体的には図１から図３に示したキャスターと類似の構造
を有しており、従って以下の説明は異なっている点につ
いてのものである。図４および図５に示したキャスター
においては、中空軸６１の中で縦方向に滑動可能になっ
た棒６０は、その上端においてカムフォロワー６２を有
しており、軸の上端の凹所に受留められたばね６４によ
って下方から作用するようになっている。従って、前記
カムフォロワー６２はばねによってカム６５に対して上
方へ押付けられており、ブレーキ作用はカム６５を回転
させて棒６０とその下端における取付部６９とを下方へ
移動させることによって行われる。
【００２１】前記キャスターはブレーキ部材７０を有
し、これは本体部材の中心部分４の後方延在部分７２に
よって調節可能的に保持された後方取付部７１を有して
いる。これの取付は、ブレーキ部材の部分７１を貫通し
て本体部分７２内のタップ穴の中へ入り込んだボルト７
４によって行われる。この結合によって、ブレーキ部材
は車輪の軸線に平行な軸線の周りで、枢軸運動をするこ
とができる。前記ボルト７４より内側において、第２の
ボルト７５がブレーキ部材の部分における開口を貫通し
て本体部分内７２のタップ穴の中へ延在しており、これ
はボルトの頭部とブレーキ部材の部分７１との間でボル
トを取囲んだばね７６を有しており、ブレーキ部材の非
作動時の位置を調節するようになっている。
し、これは本体部材の中心部分４の後方延在部分７２に
よって調節可能的に保持された後方取付部７１を有して
いる。これの取付は、ブレーキ部材の部分７１を貫通し
て本体部分７２内のタップ穴の中へ入り込んだボルト７
４によって行われる。この結合によって、ブレーキ部材
は車輪の軸線に平行な軸線の周りで、枢軸運動をするこ
とができる。前記ボルト７４より内側において、第２の
ボルト７５がブレーキ部材の部分における開口を貫通し
て本体部分内７２のタップ穴の中へ延在しており、これ
はボルトの頭部とブレーキ部材の部分７１との間でボル
トを取囲んだばね７６を有しており、ブレーキ部材の非
作動時の位置を調節するようになっている。
【００２２】前記ブレーキ部材の部分７１の前方におい
ては、２個の離隔された平行な側壁７７が延在してお
り、その各々はその下部自由端において外側へ曲がって
おり、ブレーキ部分７８に対してそれぞれのタイヤ１０
の内部ドラム状表面１５に隣接した弓形のブレーキ面を
設けている。ここでも前記ブレーキ面はブレーキ部材に
固定された摩擦材料の層によって構成してもよい。
ては、２個の離隔された平行な側壁７７が延在してお
り、その各々はその下部自由端において外側へ曲がって
おり、ブレーキ部分７８に対してそれぞれのタイヤ１０
の内部ドラム状表面１５に隣接した弓形のブレーキ面を
設けている。ここでも前記ブレーキ面はブレーキ部材に
固定された摩擦材料の層によって構成してもよい。
【００２３】前記ブレーキ部材の側壁７７はその前端に
おいて部分８０によって橋渡しされており、取付部６９
の下側と係合することが可能な全体的に上方へ向かった
表面８１を有している。カム６５の回転によって棒６０
と取付部６９とが下方へ移動すると、ブレーキ部材７０
は下方へ枢軸運動されて車輪２に摩擦ブレーキをかける
ことがわかり、またこのブレーキ作用は、カムを棒６０
と取付部６９とがばね６４の力によって上方へ動くこと
ができるような位置へ戻すことによって解除される。
おいて部分８０によって橋渡しされており、取付部６９
の下側と係合することが可能な全体的に上方へ向かった
表面８１を有している。カム６５の回転によって棒６０
と取付部６９とが下方へ移動すると、ブレーキ部材７０
は下方へ枢軸運動されて車輪２に摩擦ブレーキをかける
ことがわかり、またこのブレーキ作用は、カムを棒６０
と取付部６９とがばね６４の力によって上方へ動くこと
ができるような位置へ戻すことによって解除される。
【００２４】図１から図３におけるキャスターに関して
説明したのと同様に、旋回運動に対するラッチ装置は、
もし望みならば、図４および図５のキャスターに組込む
ことができる。
説明したのと同様に、旋回運動に対するラッチ装置は、
もし望みならば、図４および図５のキャスターに組込む
ことができる。
【００２５】本発明は特定的に説明した以外に各種の方
法で具現化することができる。
法で具現化することができる。
【図１】本発明を実施する第１のキャスターの側部断面
図。
図。
【図２】図１におけるキャスターの端部断面図。
【図３】部分的に分解したキャスターの下面図。
【図４】本発明を実施する第２のキャスターの側部断面
図。
図。
【図５】図４におけるキャスターの端部部分断面図。
２ 車輪 ４ 本体 ５ 車輪の中心部分 １０ タイヤ １１ リング １２ ウェブ １５ ブレーキ面 ２１ 取付軸 ２４，６０ 作動棒 ４０，７０ ブレーキ部材 ４４，４５，７５，７６ 調節装置 ４６，７７ 側壁 ４７，４９，７８ ブレーキ要素
Claims (16)
- 【請求項１】 車輪中心部分（５）と前記車輪中心部分
に適合されたタイヤ（１０）とからなるキャスター車輪
において、前記タイヤはタイヤの内側に向かいかつタイ
ヤの外周部と同心状になった円筒状ブレーキ面（１５）
を有していることを特徴とするキャスター車輪。 - 【請求項２】 請求項１に記載のキャスター車輪におい
て、前記ブレーキ面（１５）はライトシリンダーの内面
であるキャスター車輪。 - 【請求項３】 請求項１あるいは２に記載のキャスター
車輪において、前記タイヤは車輪中心部分の外側リム
（１１，１２）上に鋳造成型されているキャスター車
輪。 - 【請求項４】 請求項３に記載のキャスター車輪におい
て、前記車輪中心部分のリムは、溝のついた、あるいは
孔のあいたウェブ（１２）によって、車輪中心部分の主
本体に連結されたリング（１１）を有し、それによって
タイヤは、前記孔の中のタイヤ部分によって、リムに対
して非回転的に固定されているキャスター車輪。 - 【請求項５】 請求項４に記載のキャスター車輪におい
て、前記タイヤは断面がほぼ長方形になっており、リン
グ（１１）は全体的にその中心部分に延在しているキャ
スター車輪。 - 【請求項６】 キャスターにおいてキャスターをそれが
支持しようとしている物体に取付けるための取付軸（２
１）と、前記軸上で直立的な旋回軸線の周りで回転する
ように前記軸によって支持されたキャスター本体（４）
と、前記旋回軸線から離隔した車輪軸線の周りで回転す
るように前記本体上に取付けられた少なくとも１個の車
輪（２）であって、前記車輪あるいは各々の車輪（２）
はタイヤ（１０）を有していて、タイヤの外周より内側
へ離隔したブレーキ面（１５）を設けている、その車輪
と、ブレーキ要素（４７，４９，７８）を前記ブレーキ
面あるいは各々のブレーキ面に対して係合させるために
選択的に作動可能なブレーキ機構とを含むことを特徴と
するキャスター車輪。 - 【請求項７】 請求項６に記載のキャスター車輪におい
て、前記車輪あるいは各々の車輪（２）は請求項１から
５のいずれか１項に記載の車輪であるキャスター車輪。 - 【請求項８】 請求項６あるいは７に記載のキャスター
車輪において、前記ブレーキ要素は、前記ブレーキ面あ
るいは各々のブレーキ面（１５）とその最下方領域にお
いて係合するように配置されているキャスター車輪。 - 【請求項９】 請求項６、７あるいは８に記載のキャス
ター車輪において、前記ブレーキ要素は、前記ブレーキ
面あるいは各々のブレーキ面（１５）と、その実質的な
円周方向長さにわたって係合するように配置されている
キャスター車輪。 - 【請求項１０】 請求項６、７、８あるいは９に記載の
キャスター車輪において、２個の車輪（２）を有し、そ
れらの間にブレーキ面を備え、前記ブレーキ機構は各々
がそれぞれのブレーキ面と係合可能な２個のブレーキ要
素を有するキャスター車輪。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載のキャスター車輪に
おいて、前記ブレーキ要素（４７，４９，７８）はブレ
ーキ部材（４０，７０）の一部分であり、前記部材の取
付部分の間に位置しており、これによって前記要素は車
輪の軸線に平行な軸線の周りで枢軸運動するように本体
上に取付けられ、前記ブレーキ要素の一部が取付軸内の
旋回軸線に沿って動くことのできる作動棒（２４，６
０）に作用するキャスター車輪。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載のキャスター車輪に
おいて、前記作動棒（２４，６０）は、ブレーキ要素と
ブレーキ面とを係合、離脱させるために回転することの
できるカムと係合するキャスター車輪。 - 【請求項１３】 請求項１１あるいは１２に記載のキャ
スター車輪において、前記ブレーキ部材は離隔した平行
な側壁（４６，７７）からなり、ブレーキ要素を構成す
る外側に曲がったエッジ部分を有しているキャスター車
輪。 - 【請求項１４】 請求項１３に記載のキャスター車輪に
おいて、前記側壁（４６）は車輪の軸線の下から外側へ
曲がったエッジまで上方へ延在しているキャスター車
輪。 - 【請求項１５】 請求項１３に記載のキャスター車輪に
おいて、前記側壁（７７）は車輪の軸線の下から外側へ
曲がったエッジまで下方へ延在しているキャスター車
輪。 - 【請求項１６】 請求項１１から１５のいずれか１項に
記載のキャスター車輪において、前記ブレーキ機構の非
係合位置の調節を可能にする装置（４４，４５，７５，
７６）を有しているキャスター車輪。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB90025552 | 1990-02-06 | ||
| GB909002555A GB9002555D0 (en) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | Castor with brake mechanism |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664404A true JPH0664404A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=10670464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3015299A Pending JPH0664404A (ja) | 1990-02-06 | 1991-02-06 | キャスター車輪 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5139116A (ja) |
| JP (1) | JPH0664404A (ja) |
| DE (1) | DE4103328A1 (ja) |
| GB (2) | GB9002555D0 (ja) |
| IT (1) | IT1244914B (ja) |
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| JP2009143395A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 幅広形状のタイヤ |
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- 1991-02-04 GB GB9102360A patent/GB2240471B/en not_active Expired - Fee Related
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- 1991-02-05 DE DE4103328A patent/DE4103328A1/de not_active Withdrawn
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