JPH0664391B2 - 多色現像装置 - Google Patents

多色現像装置

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JPH0664391B2
JPH0664391B2 JP62019493A JP1949387A JPH0664391B2 JP H0664391 B2 JPH0664391 B2 JP H0664391B2 JP 62019493 A JP62019493 A JP 62019493A JP 1949387 A JP1949387 A JP 1949387A JP H0664391 B2 JPH0664391 B2 JP H0664391B2
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JP
Japan
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photoconductor
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JP62019493A
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JPS63186275A (ja
Inventor
修二 藤澤
栄一 刀根
剛 津田
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三田工業株式会社
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Priority to DE87115512T priority patent/DE3786643T2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真複写機、ファクシミリなどの画像形
成装置における多色現像装置の混色防止に関するもので
ある。
(従来技術) 従来から電子写真複写機などの多色現像装置としては、
感光体の周辺に各々、異なる色の現像剤が収容された複
数個の現像ユニットを配設し、各現像ユニットの現像部
たる現像ローラを感光体に対して接離させることによ
り、現像可能な状態(以下、これを現像状態という)と
現像不能な状態(以下、これを非現像状態という)とに
切換えるようにしたものが広く知られている(例えば特
開昭60−254065号公報参照)。
ところが、上記のごとき現像装置においては、現像ロー
ラを現像状態から非現像状態に切換えた際に、以下に述
べるような現像剤の穂立ちが発生するために、非現像状
態において現像ユニットを大きく感光体から退避させな
ければ、色混り等の問題を生じ易い。
すなわち、この現象を第4図,第5図を用いて説明する
と、現像状態には、第4図に示すごとく、感光体aに対
向し順方向回転駆動される現像ローラbの現像装置の上
流側に現像剤cの溜りが生じている。そしてこの状態か
ら非現像状態へ切換えるときには、現像剤の飛散防止の
ために、第4図の状態にて現像ローラbのスリーブの回
転を停止させ、その後に第5図に示すごとく、現像ロー
ラbを感光体aから離間(退避)させる。ところが、第
5図に示す切換え後の時点においても上記と同様の現像
剤cの盛り上った溜りは残っている。しかも、この現像
剤cの溜りに加えて、現像ローラbが感光体aから離れ
るとき、感光体aの残留電荷(30〜100V程度)の
ため、第5図に示すごとく粗い穂立ちを生じる。この粗
い穂立ちのために、現像剤やトナーが感光体に飛び易く
なり、不測の混色が生じ易い。したがって、このような
混色を防止するためには、現像ユニットを非現像状態に
おいて大きく感光体から退避させる必要があり、その結
果、現像ユニットの周辺に余分なスペースが必要となり
画像形成装置そのものの小型化に支障となり易い。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解消するもので、現像ローラ上
の現像剤の溜り部分の粗い穂立ちを正常状態に戻すこと
によって、現像ユニットの退避時の現像剤やトナーの飛
散を防止し、不測の混色の発生を未然に回避し、しかも
現像ユニットの退避を大きくとる必要がなく省スペース
化が図れる多色現像装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、感光体の周辺に複数個の現像ユニットが配設
され、各現像ユニットの現像ローラを感光体に対して接
離させることにより現像状態と非現像状態とに切換える
ようにした多色現像装置において、現像ローラを、現像
状態では回転駆動させ、非現像状態では回転駆動を停止
し、かつ、現像状態から非現像状態に切換わった時点で
僅かに回転させるようにしたものである。
この構成により、現像状態から非現像状態に切換わった
ときに、現像ローラの回転方向上流側に生じた現像剤の
溜り部分の粗い穂立ちを消去することができ、現像剤が
飛散しにくくなる。
(実施例) 第1図〜第3図により本発明の多色現像装置の一実施例
について説明する。像担持体である感光体ドラム1の周
辺にはその回転方向上下に各々異なった色の現像剤が収
容された複数個の現像ユニット2,3が配設され、この
現像ユニット2,3は、その前後側部に設けた被支持用
凹部4,4が画像形成装置本体内の前後の側板5,6に
設けた支持ピン7,8に枢支されることにより、揺動自
在に装着されている。各現像ユニット2,3は、ハウジ
ング9内に回転可能に軸支され、かつ、ハウジング9の
開口から感光体ドラム1に臨んで設けられた非磁性材で
なる現像スリーブ10aおよび、このスリーブ10a内
に回転することなく設けられ周面に複数の磁極を有した
マグネット10bからなる現像ローラ10と、ハウジン
グ9内に収容された現像剤を攪拌しつつ、現像ローラ1
0上に供給する攪拌ローラ11と、ハウジング9と一体
に形成され現像ローラ10上に付着される現像剤の層厚
を所定値に規制する穂切り部材12と、この穂切り部材
12によりせき止められた現像剤を攪拌ローラ11側に
戻す案内板13を有し、また、攪拌ローラ11の上方に
対向してトナー補給槽14およびトナー補給ローラ15
を備えている。
また、現像ユニット2,3のハウジング9の背面と、こ
の背面側(第1図では右側)に一体的に突出形成した壁
部材16の内面の間にカム板(切換機構)17が設けら
れ、このカム板17を所定角度回転駆動することによ
り、現像ユニット2,3が支持ピン7,8を支点として
揺動され、これでもって、現像ローラ10が感光体ドラ
ム1に対して接近あるいは離間し、もって現像可能な状
態(これを現像状態という)と現像不能な状態(これを
非現像状態という)とに切換えることができるようにな
っている。図示(第1図)では上方にある現像ユニット
2が現像状態にあり、下方にある現像ユニット3が非現
像状態にある。
上記現像ローラ10は、現像スリーブ10aが現像状態
では回転駆動され、非現像状態では現像剤の飛散防止を
図るために回転駆動は停止されるようになっている。こ
の駆動力伝達のための構成として、支持ピン8に回転可
能に駆動ギヤ18を枢支し、一方、ハウジング9の軸受
19に軸支された現像スリーブ10aの軸20に被駆動
ギヤ21を嵌合固定し、これら両ギヤ18,21を噛合
させ、かつ、駆動ギヤ18には図外の駆動源から、ばね
クラッチあるいは電磁クラッチなどを介して駆動力を付
与している。上記のごとき駆動構成であると、現像ユニ
ット2,3が現像状態と非現像状態で揺動することによ
り姿勢が変位しても、第3図に二点鎖線で変位後の状態
を示すように、上記両ギヤ18,21の噛合が外れるこ
とはない。
また、上記マグネット10bは、その一端をハウジング
9に固定された軸22に支持させ、他端(図示せず)を
現像スリーブ10aの内部に軸受(図示せず)を介して
支持させ、一方、現像スリーブ10aのギヤ21が設け
られている側と反対側の端部はマグネット10bの外周
に軸受(図示せず)を介して軸支させている。
なお、第1図において、23は現像ユニット2,3の感
光体ドラム1との対向部上辺のカバー、24はハウジン
グ9内の現像剤のトナー濃度を検知するセンサであり、
このセンサ24の検知信号に基いて上記トナー補給ロー
ラ15の回転駆動を制御している。また、現像ローラ1
0により感光体ドラム1上の潜像を現像する作用につい
ては、周知のごとく現像ローラ上、つまり現像スリーブ
10a上に供給された現像剤がスリーブ10aの回転に
より感光体ドラム1に対向する現像部まで搬送され、い
わゆる磁気ブラシと称せられる現像法などにより行なわ
れる。
そして、上述したごとく、現像ユニット2,3を現像状
態から非現像状態に切換えるときに現像スリーブ10a
の回転駆動を停止させるのであるが、本発明では、この
切換えた時点で、現像スリーブ10aを上記駆動構成を
用いて僅かの角度だけ回転させる。なお、この僅かの角
度回転させるタイミングは現像剤飛散防止の観点からは
切換えを終了した時点以降が最も望ましいが、回転動作
のスタート点が切換え移行中にかかるものであっても構
わない。また、この僅かの角度としては、回転角度を余
り大きくとると、現像剤の飛散につながることから、約
1/3回転から1回転程度でよい。この僅かに回転させ
ることにより、第5図に示すように、現像ユニットを退
避させたときに生じる現像剤の粗い穂立ちが、第6図に
示すごとく除去される。なお、第6図において、a,
b,cは前述と同様にそれぞれ感光体ドラム、現像ロー
ラ、現像剤である。
このように現像剤の粗い穂立ちが除去されるため、現像
ユニット2,3を非現像状態時に余り大きく感光体ドラ
ム1から退避されなくとも、色混りを防止することがで
き、また機内の温度上昇防止のための冷却風に誘引され
て生じる風によるトナー飛散なども発生しにくくなる。
なお、上記実施例では、現像ローラ10として、現像状
態で現像スリーブ10aを回転駆動するものを示した
が、逆に現像スリーブ10aを固定しておいて、内部の
マグネット10bを回転駆動する方式のものでは、非現
像状態に切換えた時点で、マグネット10bを僅かの角
度だけ回転させることにより、同様に現像剤の粗い穂立
ちを除去することができる。すなわち、本発明は現像ロ
ーラ10を、現像剤の粗い穂立ちが整列、安定されるよ
うに実質的に僅かの角度だけ回転させればよいものであ
り、このように動作させることは、現像スリーブ10a
などの駆動構成における制御手順を僅かに変更するだけ
で達成できる。
また、現像ユニット2,3が現像状態と非現像状態の二
つの姿勢をとるものの他に、これらの中間状態が存する
ものにおいても、さらには、現像ユニットを3個以上備
えたものにおいても同様に実施可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、複数個の現像ユニットの
現像ローラを感光体に対して接離させることにより現像
状態と非現像状態とに切換える現像装置において、現像
状態から非現像状態に切換わった時点で現像ローラを僅
かに回転させることにより、現像ローラ上に形成された
現像剤の粗い穂立ちを除去することができ、したがっ
て、現像ユニットを大きく退避させなくとも、感光体へ
の現像剤の不要な飛散が生じることはなくなり、混色を
防止することができ、さらには機内の風などによるトナ
ーの飛散も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による多色現像装置の側断面
図、第2図は同装置要部の縦断面図、第3図は第2図の
III−III線相当の断面図、第4図は同装置の現像状態の
作用説明図、第5図は従来の現像装置の非現像状態の作
用説明図、第6図は本発明装置の非現像状態の作用説明
図である。 1…感光体ドラム(感光体)、2,3…現像ユニット、
10…現像ローラ、18…駆動ギヤ、21…被駆動ギ
ヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の周辺に複数個の現像ユニットが配
    設され、各現像ユニットの現像ローラを感光体に対して
    接離させることにより現像状態と非現像状態とに切換え
    るようにした多色現像装置において、現像ローラを、現
    像状態では回転駆動させ、非現像状態では回転駆動を停
    止し、かつ、現像状態から非現像状態に切換わった時点
    で僅かに回転させるようにしたことを特徴とする多色現
    像装置。
JP62019493A 1986-10-23 1987-01-28 多色現像装置 Expired - Lifetime JPH0664391B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62019493A JPH0664391B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 多色現像装置
US07/112,268 US4860053A (en) 1986-10-23 1987-10-20 Color image forming apparatus having a plurality of developing units
EP87115512A EP0268103B1 (en) 1986-10-23 1987-10-22 Multicolor image forming apparatus
DE87115512T DE3786643T2 (de) 1986-10-23 1987-10-22 Mehrfarben-bilderzeugungsgeraet.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62019493A JPH0664391B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 多色現像装置

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JPS63186275A JPS63186275A (ja) 1988-08-01
JPH0664391B2 true JPH0664391B2 (ja) 1994-08-22

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ID=12000889

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