JPH0664161B2 - 水深計付電子時計 - Google Patents

水深計付電子時計

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JPH0664161B2
JPH0664161B2 JP60213323A JP21332385A JPH0664161B2 JP H0664161 B2 JPH0664161 B2 JP H0664161B2 JP 60213323 A JP60213323 A JP 60213323A JP 21332385 A JP21332385 A JP 21332385A JP H0664161 B2 JPH0664161 B2 JP H0664161B2
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water depth
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depth gauge
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隼雄 梅本
俊雄 昼田
秀夫 上原
真人 山田
持田  邦一
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水深計付電子時計に関するものである。
〔従来の技術〕
近年半導体圧力センサの小型化が進み、電子時計の保有
している電子回路と液晶表示等の表示部を兼用すること
により、小型化された半導体圧力センサの取り付けスペ
ースを付加するだけで、従来の腕時計のイメージを損う
ことなく、ダイバーの必需品である水深計と腕時計が一
体となった水深計付腕時計が可能になってきた。
従来の電子式水深計は、圧力センサの出力をA/D変換
して圧力値とし、予めプリセットされた1気圧の時の圧
力値との差を水深値に換算して表示を行なっていた。
しかるに、実際の水中での圧力は、その水深から水面ま
での水の重さと、水面における大気圧の和であり、水深
hは次の式で与えられる。
h:実際の水深(m) ρ:水の密度(g/cm3) Ph:水深hmにおける圧力(気圧) Po:大気圧(水面の圧力)(気圧) 水の密度ρは、純水と海水では異なるが、一般にダイバ
ー用の水深計では海水で換算され、海中ではほぼ一定と
みなすことができる。ところが、大気圧Poは変化する。
前記の従来例では、このPoを1気圧と固定するものであ
り、大気圧の変化△Poにより、水深表示は、 の誤差を生ずることになる。この誤差を除く手段として
は、特開昭60−53874号公報がある。即ち第3図に示す
ように圧力センサ21からの出力を圧力値変換回路22によ
り圧力値に変換し、予め初期値記憶回路23にセットされ
ている1気圧の時の圧力値との差から水深値変換回路24
により水深値に変換され、表示装置27に水深値が表示さ
れる。ここまでは前記従来例と同じであり、表示される
水深値は、大気圧の変化分の誤差を含んでいる。
次に相対水深測定のための基準を設定するために、外部
操作部材を操作したとき、その時の水深値が、基準値記
憶回路25に記憶され基準値となる。その後は、相対水深
値変換回路26により、前記基準値と、水深値変換回路24
により変換された水深値の差を表示装置27に相対水深値
として表示する。この基準値設定操作を水面で行ない、
相対水深表示を行なえば前記誤差は除けることになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来例には次のような問題があっ
た。第一の問題点は、大気圧中で基準値設定操作を忘れ
ると1気圧を基準とした水深値が表示されるが表示され
た数値を読みとるだけでは、その値が1気圧基準水深な
のか相対水深なのか判断できず、例え表示装置にその識
別マークが表示されたとしても、常に危険にさらされて
いるダイバーにとっては読み違える危険性が高かった。
第二の問題点は、一度大気圧中で基準値設定操作を行な
っても、水中で、誤操作等により基準値設定操作が行な
われると、更に誤差の大きい表示となってしまう欠点が
あった。
本発明は、上述のような従来の問題点を解決し水深表示
状態では、常に大気圧を考慮した正しい水深値を表示す
るとともに、水深計測中は誤操作を起こさない水深計付
電子時計を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成させるために、本発明は次のような構
成としている。すなわち、時刻系機能と、圧力センサ、
A/D変換回路、書き込み読み出し可能な記憶回路、A
/D変換回路で変換された圧力値と記憶回路に記憶され
ている初期圧力値との差を水深値に換算する水深値変換
回路とを備えた水深系機能を有し、また、時刻系機能と
水深計機能とを切替える切替スイッチと、切替信号によ
り機能する機能選択回路と、選択された機能を表示する
ための表示装置とを有していて、更に、切替スイッチが
水深計機能を選択する選択信号によってA/D変換回路
で変換された圧力値を記憶回路に記憶させるための信号
系と、水中にあるかどうかを検出する水中検出回路とを
設け、記憶回路に記憶された圧力値を初期圧力値として
水深を計測すると共に、水中検出回路が水中にあること
を検出している時は切替スイッチの動作を制御するよう
に構成されている。
〔作用〕
以上の構成によって計測水深値を表示するには外部操作
部材により水深計機能を選択すると、前記切替スイッチ
から初期値設定信号が出力され、この信号により、その
時の圧力センサから出力されA/D変換回路により変換
された圧力値を初期圧力値として記憶回路に記憶する。
水深計測時には所定の周期で圧力センサからの出力をA
/D変換回路により変換された圧力値と、前記記憶回路
に記憶された初期圧力値の差を基に、水深値変換回路に
より水深値に変換される。すでに水深計機能が選択され
ているので、前記水深値が表示装置に表示される。更
に、水深計が水中にあるかどうかを検出する水中検出回
路を設けることによって、水中にあると検出している時
は切替スイッチが操作されてもスイッチが作動しないよ
うになっている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明の第1実施例を示す水深計付電子時計の
水深計システムのブロック図である。1はダイアフラム
型半導体の圧力センサであり、圧力に応じて、アナログ
的に信号を出力する。2は圧力センサ1の出力をデジタ
ル量に変換するA/D変換回路である。本実施例におけ
る水深計付電子時計は、時刻、カレンダー、アラーム等
の通常のデジタル時計が保有する時刻系機能7と、圧力
センサ1で検出した圧力に応じて換算された水深値を計
測する水深計機能6(水深計測システムは後述する)を
有し機能選択回路8により選択された機能が表示装置9
に表示される。機能選択回路8は切替スイッチ10から出
力される信号により作動し、外部操作部材による信号A
の入力毎に、機能選択回路8で選択表示されている機能
が時刻系機能7の時は水深計機能選択信号Bにより水深
計機能6を、また機能選択回路8で選択表示されている
機能が水深計機能6の時は時刻系機能選択信号Cにより
時刻系機能を各々表示装置9により表示させるようにな
っている。水深計機能選択信号B(以下信号Bと略記す
る)は初期値設定信号でもあり、信号Bの出力時の圧力
センサ1からの出力をA/D変換回路2により変換され
た圧力値が異常であるかどうかを異常値検出回路3によ
り判定し、正常値であればこの値を初期圧力値と呼び記
憶回路4に記憶する。異常値検出回路3の判定が異常の
時は、表示装置9により異常であることの表示を行な
う。前記初期圧力値の記憶回路4への記憶が終了する
と、所定の周期でA/D変換回路2を作動させる信号D
を作動させ圧力センサ1からの出力をA/D変換回路2
により変換された圧力値と前記記憶回路4に記憶された
初期圧力値の差を水深値変換回路5により水深値に換算
し、その値を表示装置9に表示する。
前出の異常値検出回路3による異常値の検出は長時間で
変化し得る大気圧の最大変化量、圧力センサ1及びA/
D変換回路2の経時変化による変化量の和を基準に判断
しており、システムの故障による異常値の検出回路であ
る。
又、水中検出回路11は水深値変換回路5により変換され
た水深値が正であるかどうかの検出回路であり、この値
が正である時は、外部操作部材による信号Aの入力があ
っても切替スイッチ10は作動しないように制御されてい
るので、水中では時刻系機能は選択されず、まして信号
Bは出力されないので、初期圧力値設定が誤操作により
再度設定されることはない。
本実施例のようにすれば、入水前に行なう水深計機能選
択を行なうことにより、自動的に、大気圧の変化と、圧
力センサ及び圧力値変換回路の経時変化等を除去し、誤
差のない正しい水深値が表示されるとともに、水深計が
水中にある時は切替スイッチが操作されてもスイッチが
作動しないようにして、誤動作が成されないようになっ
ている。
第2図は本発明の第2実施例を示す水深計システムのブ
ロック図である。本実施例においては、水深計機能6に
は第1実施例で説明した水深計測機能の他に、潜水情報
機能12を有する。潜水情報機能とは、予め目標の水深を
セットし、水深計測値が、セットした目標水深を超える
と、アラーム出力をする機能を有する水深アラーム機能
等、水深計測機能以外の潜水時に便利な機能の総称であ
る。記号1〜7については第1実施例と同じであるので
説明を省略する。機能選択回路8で選択された機能が時
刻系機能7の時は外部操作部材による信号Aにより切替
スイッチ10から水深計機能選択信号B(以下信号Bと称
す)が出力され、水深計機能6のうちの潜水情報機能で
ある潜水情報機能12が選択され表示装置9に表示され
る。
この信号Bは第1実施例と同様初期圧力値設定信号でも
あり異常値検出回路3により正常値である時は記憶回路
4に初期圧力値を記憶する。
初期圧力値記憶が終了するとスイッチ入力制御回路13が
作動し、外部操作部材による水深計測開始信号E(以下
信号Eと略記する)を受け付ける。この信号Eにより、
一定の周期の信号であるDがA/D変換回路2に入力さ
れ、所定の周期でA/D変換回路2が作動し、水深値変
換回路5によりA/D変換回路2によって変換された圧
力値と記憶回路4に記憶された初期圧力値の差を水深値
に変換し、表示装置9に表示する。時刻系機能選択信号
C及び水中検出回路11は第1実施例と同様である。
本実施例のようにすると、正確な初期圧力値が得られ且
つ誤動作を起こさないばかりでなく、潜水前に必要な潜
水情報機能の呼び出しは大気圧中で行なうため、この呼
び出し操作により自動的に行なわれる初期圧力値設定は
必ず大気圧中で行なわれることになり、より安全とな
る。又潜水行為は、水深計機能を選択した直後から行な
われるとは限らず、水深計測開始信号Eの入力まで圧力
値変換回路を作動させないので消費電力を小さくするこ
とができる。
なお、潜水中の大気圧の変化は補正できないが通常の潜
水は短時間であり、大気圧の変化は微小なため、水深値
に影響することはない。圧力センサの経時変化について
も同様である。
実施例においては、時刻系機能から水深計機能選択時に
初期圧力値を記憶しているが、時刻系機能の他に無表示
状態を含む非水深計機能の状態であれば、同様の効果を
得ることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によれば大気圧中
で行なう水深計機能選択操作により、大気圧の変化と、
圧力センサ及び圧力値変換回路の経時変化を取り除いた
正確な初期圧力値を得ることができ、表示もこの初期圧
力値を基に測定するので正確な水深値のみが表示される
ので、他の情報と読み誤ることがなくなるとともに、水
深計が水中にある時は切替スイッチが操作されてもスイ
ッチが作動しないように水中検出回路を設けたため、誤
動作を起こすこともなく、安全な水深計付電子時計を提
供することができることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す水深計付電子時計の
水深計システムのブロック図、 第2図は本発明の第2実施例を示す水深計付電子時計の
水深計システムのブロック図、 第3図は従来の電子式水深計システムのブロック図。 1……圧力センサ、2……A/D変換回路、 3……異常値検出回路、4……記憶回路、 5……水深値変換回路、6……水深計機能、 7……時刻系機能、8……機能選択回路、 9……表示装置、10……切替スイッチ、 11……水中検出回路、 12……潜水情報機能、 13……スイッチ入力制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 持田 邦一 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 審査官 後藤 時男 (56)参考文献 特開 昭59−18415(JP,A) 実開 昭60−109089(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻系機能のような非水深計機能と、水深
    計測の可能な水深計機能とを有し、該水深計機能には、
    圧力センサ、該圧力センサからの出力を圧力値に変換す
    るA/D変換回路、書き込み読み出し可能な記憶回路、
    前記A/D変換回路により変換された圧力値と前記記憶
    回路に記憶されている初期圧力値との差を水深値に換算
    する水深値変換回路とを備え、また、前記非水深計機能
    と前記水深計機能との切替信号を出力する切替スイッチ
    と、該切替信号により機能する機能選択回路と、選択さ
    れた機能を表示するための表示装置とを有する水深計付
    電子時計において、前記切替スイッチが水深計機能を選
    択する選択信号によって前記A/D変換回路で変換され
    た圧力値を前記記憶回路に記憶させるための信号系と、
    水中にあるかどうかを検出する水中検出回路を設け、前
    記記憶回路に記憶された圧力値を初期圧力値として水深
    を計測すると共に、前記水中検出回路により水中にある
    ことを検出している時は切替スイッチの動作を制御する
    ことを特徴とする水深計付電子時計。
JP60213323A 1985-03-19 1985-09-26 水深計付電子時計 Expired - Fee Related JPH0664161B2 (ja)

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DE8686301936T DE3680127D1 (de) 1985-03-19 1986-03-17 Armbanduhr mit druckmessfuehler.
EP86301936A EP0195636B1 (en) 1985-03-19 1986-03-17 Wristwatch with pressure sensor
AU54822/86A AU577452B2 (en) 1985-03-19 1986-03-18 Wristwatch with pressure sensor
US07/165,361 US4783772A (en) 1985-03-19 1988-02-29 Wristwatch with pressure sensor

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