JPH0664078U - 降雪機 - Google Patents

降雪機

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JPH0664078U
JPH0664078U JP1129792U JP1129792U JPH0664078U JP H0664078 U JPH0664078 U JP H0664078U JP 1129792 U JP1129792 U JP 1129792U JP 1129792 U JP1129792 U JP 1129792U JP H0664078 U JPH0664078 U JP H0664078U
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JP
Japan
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cylinder
water
outer cylinder
wall
inflow chamber
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Pending
Application number
JP1129792U
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English (en)
Inventor
裕司 増田
Original Assignee
増田工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 増田工業株式会社 filed Critical 増田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水流入室で何等障害なく水を効率よく螺旋状
に回転させ、水に空気をよく混入させ微細霧状に噴出さ
せ、良質な粉雪を短時間で積雪させることができる降雪
機を提供する。 【構成】 先端ノズルに挿着させた外筒の後方に、外筒
外周側壁の中央より上部に外筒外周天壁に均しく適宜な
角度もたせ、外筒中空部に挿入してある内筒の内筒外周
壁と外筒内周壁の空間である水流入室の天部に通じた水
供給筒を設け、この内筒外周壁と外筒内周壁の水流入室
に、水供給筒の角度に合わせ水誘導板を内設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、気温氷点下において、一方側から筒内に加圧水と加圧空気を送り込 み、筒先端ノズルより水と空気を霧状に空中に噴出させ、人工的に雪を降らす降 雪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の降雪機は、先端ノズルに外筒となる円筒の先端部を挿着させ、この外筒 の後方に外筒外周側壁に筒内に通ずる水供給筒を斜めに設けている。 この外筒の中空部に、適当径の円筒を内筒として挿入させ先端ノズルに挿着さ せてあり、この内筒には内筒内周壁より内筒外周壁に斜めに貫通する複数の空気 噴出孔を複数行設けてあり、内筒の中空部が空気流入室となる。 内筒外周壁と外筒内周壁の空間が水流入室となり、外筒と内筒の後面には空気 供給口となる中空部をもつソケットで水流入室は閉ざされている。 水流入室に流入する水の流れを螺旋状に先端ノズルまで誘導するために、内筒 の外周壁に水誘導孔をもつ邪魔板を、空気噴出孔に添って複数枚設けているもの もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
降雪機は、水を筒内で螺旋状に回転させ、水に空気をよく混入させて微細霧状 に噴出させることが、良質の雪を大量に降雪させることができるのであるが、従 来の降雪機は、水供給筒を外筒後方の外筒外周側壁に設けているため、水供給筒 の水供給口より水流入室へ水を送り込むと、水流入口より流れ込む水は内筒外周 壁に当たり水流入室で天部と地部に割れて、先端ノズルに向かって流入するため 水の回転が効果的に起こらなかった。 空気供給口より内筒の空気流入室へ送り込む空気は、空気流入室の空気噴出孔 より水流入室に噴き出し水に混入しながら、水の回転を助けノズル孔に誘導し、 噴射口より霧状に噴出させるのであるが、空気の力による水の回転だけでは、水 に空気の混入が悪くノズルからの噴出はあらい霧状となるため、雪質も劣り降雪 量にも限度があった。 水流入室で水の流れを螺旋状に誘導するために、水流入室の内筒外周壁に水誘 導孔をもつ邪魔板を、空気噴出孔に添って複数枚設け、流入する水を邪魔板の水 誘導孔を通して螺旋状に回転させて、ノズル孔に誘導し噴出させる降雪機もある が、この邪魔板を設けると水の流れ込みに制約を受け、噴出量が劣り降雪時間を 長く必要とした。 本考案の目的は、水流入室で何等障害なく水を効率よく螺旋状に回転させ、水 に空気をよく混入させ誘導し微細霧状に噴出させ、良質な粉雪を短時間で積雪さ せることができる降雪機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、先端ノズル1に挿着させた外筒4には、外筒外周側壁6と 定めた外筒外周側壁6より上部に、外筒外周天壁7と定めた外筒外周天壁7に均 しく適宜な角度もたせ、外筒4中空部に挿入してある内筒5の内筒外周壁17と 外筒内周壁9の空間である水流入室13の天部14に通じた水供給筒10を外筒 4の後方に設け、この内筒外周壁17と外筒内周壁9の空間の水流入室13に、 水供給筒10の水流入口12の角度に合わせ水誘導板19を内設する。
【0005】
【作用】
水供給筒10の水流入口12より水流入室13の天部14に流入する水は、水 誘導板19に添って水流入室13を螺旋状に回転しながら流れ、同時に空気供給 口20より空気流入室15に送り込まれた空気は、空気噴出孔18より水流入室 13に強く噴き出し水と速やかに混入し、ノズル孔3を通り噴射口2より勢いよ く微細霧状となって噴出する。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 第1図に示すように本降雪機は、先端ノズル1に、外筒4と内筒5の先端部を はめ込むための挿入部を設け、挿入部の前方にノズル孔3を必要数設けてある。 先端ノズル1に挿着させた外筒4後方には、水供給口11をもつ水供給筒10 を外筒外周側壁6より上部に、外筒外筒天壁7に均しく適宜な角度もたせて設け 、水供給筒10の水流入口12は水流入室13の天部14に通じており、地外筒 周壁8に降雪機を台座に固定するためのブラケット24を設けている。 外筒4の中空部に、空気流入室15となる適当径の円筒5を挿入させ、先端ノ ズル部1に挿着させてある。 内筒5の空気流入室15には、内筒内周壁16より内筒外周壁17に斜めに貫 通する複数の空気噴出孔18を設けてあり、内筒外周壁17と外筒内周壁9の空 間は水流入室13となり、この水流入室13に水供給筒10の角度に会わせ、水 流入口12に添って水誘導板19を内設する。 外筒4と内筒5の後面より、外筒内周壁9と内筒外周壁17の水流入室13に 、空気供給口20となる中空部をもつソケット21の一方の遮断壁部22を挿入 し、ソケット21の内筒固定凸部23で内筒5の後部を固定し、ソケット21を 外筒4と内筒5に固着させることによって水流入室13を閉ざしている。 本考案は以上のような構造で、この降雪機を使用するには気温氷点下時に、降 雪機に設けたブラケット24を以て台座などに固定し、加圧水の供給口に直接又 は接続ホースを介して間接的に接続される水供給筒10の水供給口11より、水 を水流入室13に送り込み、同時に加圧空気の供給口に直接又は接続ホースを介 して間接的に接続される空気供給口20より、空気流入室15に空気を送り込む 。 水流入口12より、水流入室13の天部14に流れ込む水は、水誘導板19に 添って内筒5の水流入室13を螺旋状に回転しながら、先端ノズル1に向かって 流入し、空気流入室15に送り込まれた空気は、空気噴出孔18より水流入室1 3に強く噴き出し水に混入しながら水の回転をより速めノズル孔3を通り噴射口 2より勢いよく微細霧状で噴出し、空中で雪となって地上に降る。 なお、水流入室13より水誘導板19は取り除いても使用可能であるが、第4 図に示すように、ソケット21の遮断壁部22を一方斜面筒形状にすることによ って、このソケット21の遮断壁部22を外筒4と内筒5の後面より外筒内周壁 9と内筒外周壁17の水流入室13に挿入し、内筒固定凸部23で内筒5の後部 を固定し、ソケット21を外筒4と内筒5に固着させ水流入室13を閉ざすとソ ケット21の遮断壁部22が水誘導板ともなる。 この場合は、水流入室13より水誘導板19は取り除く。
【0007】
【考案の効果】
水供給筒10を、外筒外周側壁6の上部に外筒外周天壁7に均しく設けたこと によって、水流入口12より水流入室13に流れ込む水は、内筒外周壁17にぶ つかることなく水流入室13の天部14より流入するため水と水のぶつかりが少 なく、スムースに螺旋状に水流入室13を回転するために、水に空気噴出孔18 より噴き出す空気の混入がよくなり、噴射口2から微細霧状となっての噴出が速 くなり、空中で良質な粉雪となって地上に降ると共に降雪量が多くなった。 水流入口12に添わせて水流入室13に誘導板19を設けることによって、水 流入室13後部の水の溜まりがなくなり、水の螺旋状の回転を速くすることがで きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切り欠き平面図であ
る。
【図2】従来の降雪機の要部を示す縦断背面図である。
【図3】本考案の要部を示す縦断背面図である。
【図4】本考案の要部を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1 先端ノズル 13 水流入室 2 噴射口 14 天部 3 ノズル孔 15 空気流入室 4 外筒 16 内筒内周壁 5 内筒 17 内筒外周壁 6 外筒外周側壁 18 空気噴出孔 7 外筒外周天壁 19 水誘導板 8 外筒外周地壁 20 空気供給口 9 外筒内周壁 21 ソケット 10 水供給筒 22 遮断壁部 11 水供給口 23 内筒固定凸部 12 水流入口 24 ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒の一方側から筒内に加圧水を送り込
    み、同時に外筒の中空部に挿入してある内筒の一方側か
    ら筒内に加圧空気を送り込み、筒内で水に空気を混入さ
    せ、筒先端ノズルより水と空気を霧状に噴出させる降雪
    機において、上記外筒4において、外筒外周側壁6と定
    めた外筒外周側壁6より上部に、外筒外周天壁7と定め
    た外筒外周天壁7に均しく適宜な角度もたせ、外筒中空
    部に挿入してある内筒5の内筒外周壁17と外筒内周壁
    9の空間である水流入室13の天部14に通じた水供給
    筒10を外筒4後方に設け、この内筒外周壁17と外筒
    内周壁9の空間の水流入室13に、水供給筒10の水流
    入口12の角度に合わせ水誘導板19を内設したことを
    特徴とする降雪機。
JP1129792U 1992-01-22 1992-01-22 降雪機 Pending JPH0664078U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129792U JPH0664078U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 降雪機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129792U JPH0664078U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 降雪機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0664078U true JPH0664078U (ja) 1994-09-09

Family

ID=11774063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1129792U Pending JPH0664078U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 降雪機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0664078U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104842A (ja) * 1999-10-04 2001-04-17 Hikoroku Sugiura 複数流体ノズル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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