JPH0663877U - 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置 - Google Patents

圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置

Info

Publication number
JPH0663877U
JPH0663877U JP1103193U JP1103193U JPH0663877U JP H0663877 U JPH0663877 U JP H0663877U JP 1103193 U JP1103193 U JP 1103193U JP 1103193 U JP1103193 U JP 1103193U JP H0663877 U JPH0663877 U JP H0663877U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aftercooler
drain
compressor
auto
relief valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1103193U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2602100Y2 (ja
Inventor
敏雄 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD.
Original Assignee
HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD. filed Critical HOKUETSU INDUSTRIES CO., LTD.
Priority to JP1993011031U priority Critical patent/JP2602100Y2/ja
Publication of JPH0663877U publication Critical patent/JPH0663877U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602100Y2 publication Critical patent/JP2602100Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の停止時、アフタクーラのドレンの排
出を自動的に行い、前記ドレンがアフタクーラ内で凍結
することによる破損を防止する。 【構成】 圧縮機の停止時、レシーバタンク4の内圧を
大気へ自動放出するオートレリーフバルブ10をアフタ
クーラ14のドレン排出口20の下方に配置する。該オ
ートレリーフバルブ10の排出口27と前記アフタクー
ラ14のドレン排出口20とをアフタクーラ14からオ
ートレリーフバルブ10に向う流れのみを許容する逆止
弁21を介して配管で連通し、圧縮機の停止時アフタク
ーラ14内に貯溜したドレンをオートレリーフバルブ1
0より自動的に排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、消費側に乾燥空気を提供するため、圧縮空気を冷却除湿する冷却器 (アフタクーラ)を有する圧縮機に関するものであり、アフタクーラ内に溜るド レンを圧縮機の停止時自動的に排出する圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧縮機は、圧縮空気の消費側に乾燥空気を供給するため圧縮機のレシー バタンクからの圧縮空気取出口にアフタクーラを接続し、圧縮空気をアフタクー ラで冷却除湿している。この種の圧縮機においては、運転中アフタクーラで冷却 された圧縮空気から結露した水分は、ドレンセパレータで分離され、オートドレ ントラップにより自動的に大気に排出されている。ところが圧縮機の停止後は、 オートドレントラップによる自動排出は停止するため前記アフタクーラ内で結露 した空気中の水分は一部アフタクーラ内の下方にドレンとして溜る。冬季間には このドレンが凍結し、前記アフタクーラ内のドレン貯溜部が破損することがある ため、オペレータが圧縮機の停止時手操作により、アフタクーラの下部に設けた ドレンコックまたはドレンプラグを開いて、このドレンとして溜った水分を排出 して凍結を防止している。しかし、このように人手による手操作のため、オペレ ータが圧縮機の停止時前記ドレンの排出を忘れたときには、ドレンが凍結し、ア フタクーラが破損することがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、圧縮機の停止時アフタクーラ内に溜るドレンの排出を自動的に行う ことにより、ドレン排出忘れによるアフタクーラ内のドレン貯溜部の破損を確実 に防止し、しかも、圧縮機の停止時レシーバタンク内圧を大気へ自動放出するオ ートレリーフバルブにより排出させることにより構造が簡単で、安価な圧縮機の アフタクーラドレン自動排出装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、レシーバタンクからの圧縮空気取出口にアフタクーラを接続し、圧 縮機の停止時レシーバタンク内圧を大気へ自動放出するオートレリーフバルブを 備えた圧縮機において、該オートレリーフバルブを前記アフタクーラのドレン排 出口より下方に配置すると共に、前記アフタクーラのドレン排出口と前記オート レリーフバルブの排出口とをアフタクーラからオートレリーフバルブに向う流れ のみを許容する逆止弁を介して配管で連通させたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
圧縮機停止時、レシーバタンク内圧をオートレリーフバルブにより大気へ自動 放出する際に、アフタクーラのドレンを該オートレリーフバルブより同時に排出 する。これにより、圧縮機の停止時に特別の操作をすることなく自動的にアフタ クーラのドレンを排出することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置の第1実施例の配管 図、図2はそのレギュレータの断面図、図3はそのアンローダ装置の断面図、図 4はそのオートレリーフバルブの断面図を示す。以下、図1ないし図4に基づい て本考案の第1実施例について詳細に説明する。図1において、1はエンジンま たはモータにより駆動される圧縮機本体を示し、圧縮機本体1の吸入口2には吸 入空気制御用のアンローダ装置3が設けられ、レシーバタンク4から配管5、ド レンタンク6、配管7、レギュレータ8、配管9を介して圧縮空気が図3に示す アンローダ装置3のダイアフラム室23に導入され、ダイアフラム38がダイア フラム室23内の内圧を受けて膨らむことによりシャフト40が移動し、アンロ ーダバルブ24が開閉し、該アンローダバルブ24の開閉により圧縮機本体1内 に流入する吸入空気量が制御される。また、ドレンタンク6の下部にはオートレ リーフバルブ10が設けられ、圧縮機の停止時吸入口2より配管11を介してパ イロット圧が図4に示すオートレリーフバルブ10のダイアフラム室25に導入 されることにより、ダイアフラム31がスプリング33の張力に抗してピストン 26によりボール32を押し上げ、その排出口27を開いて、レシーバタンク4 内の圧縮空気を配管5、ドレンタンク6を介してその排出口27より大気に開放 する。レシーバタンク4の圧縮空気取出口12は、圧力調整弁13、アフタクー ラ14、ドレンセパレータ15、逆止弁16を介して消費側の供給配管17に接 続され、ドレンセパレータ15の底部は、配管18によりオートドレントラップ 19に接続する。そして、アフタクーラ14の下部にはドレン排出口20が設け られ、該排出口20は逆止弁21を介して配管28によりドレンタンク6、オー トレリーフバルブ10の前記排出口27に連通され、オートレリーフバルブ10 の開放時アフタクーラ14の底部に溜るドレンを前記排出口27より大気に放出 する。このため、逆止弁21はアフタクーラ14からオートレリーフバルブ10 に向かう流れのみを許容する方向に設けられている。また、アフタクーラ14の ドレン排出口20からオートレリーフバルブ10へドレンがスムースに流れるよ うにオートレリーフバルブ10は、前記アフタクーラ14のドレン排出口20の 下方に配置される。
【0007】 次に作用について説明する。まず、エンジンまたはモータにより圧縮機本体1 を駆動すると、アンローダ装置3から吸入され圧縮機本体1内で圧縮された空気 は、配管34を介してレシーバタンク4内に蓄圧され、レシーバタンク4内に内 蔵されるセパレータにより油分を除去された後圧力調整弁13を介してアフタク ーラ14に供給される。そして、アフタクーラ14で冷却された空気中の水分は 、飽和状態となり凝縮するためドレンセパレータ15で前記凝縮水分が分離され 下方に流下し、乾燥空気のみが逆止弁16を介して配管17より消費側へ供給さ れる。そして、分離された凝縮水分は、前記ドレンセパレータ15の底部より配 管18を通ってオートドレントラップ19に溜り、圧縮機運転中は自動的に該オ ートドレントラップ19の排出口35よりドレンとして大気に排出される。次に 、消費側において圧縮空気の消費が停止するとレシーバタンク4内の圧力がレギ ュレータ8の設定圧力まで上昇し、するとその圧力は配管7を介して図2に示す レギュレータ8のダイアフラム室41に導入され、スプリング36の張力に抗し てダイアフラム37が膨らんで該ダイアフラム37に固定されたニードルバルブ 22が図2の左側に移動して通路42が開き、配管9を介してアンローダ装置3 のダイアフラム室23内にレシーバタンク4の内圧が作用し、よって、アンロー ダ装置3のダイアフラム38がスプリング39の張力に抗して膨らむため、シャ フト40をが上方に移動し、アンローダバルブ24を閉じ吸気を閉塞し、圧縮機 は無負荷運転を継続する。そして、圧縮機が停止すると、レシーバタンク4の内 圧が配管34を通って圧縮機本体1内に逆流し、吸入口2内の内圧が上昇して該 内圧はパイロット圧として配管11を介してオートレリーフバルブ10のダイア フラム室25に作用し(図4)、ダイアフラム31がピストン26を押し上げ、 ボール32が上昇してその排出口27が開く。よって、前記レシーバタンク4の 内圧は配管5、ドレンタンク6、排出口27を介して大気に放出され、同時にア フタクーラ14の下方に流下し溜っていたドレンも圧力差により配管28、逆止 弁21、ドレンタンク6を介して前記オートレリーフバルブ10の排出口27よ り大気に放出される。また、制御配管7内で冷却され凝縮した水分はドレンタン ク6に溜り、前記オートレリーフバルブ10の開放時に前記アフタクーラ14の ドレンと共に大気に開放される。また、逆止弁21はアフタクーラ14からオー トレリーフバルブ10に向かう流れのみを許容する方向に配管28に設けられて いるため、レシーバタンク4から配管5、ドレンタンク6を介して配管7に供給 される前記アンローダ装置3への制御圧が配管28を介してアフタクーラ14に 逃げることがなく、アンローダ装置3はレシーバタンク4の内圧に応動して確実 に圧縮機本体1への吸入空気量を制御する。
【0008】 図5は本考案の圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置の第2実施例の配管 図、図6はそのオートレリーフバルブの断面図を示し、図5に示すように配管1 1は圧縮機本体1の吐出口29に設けた逆止弁30の上流側に接続し、配管11 からのパイロット圧の供給が停止したとき図6に示すオートレリーフバルブ10 ’の排出口27が開となり、またパイロット圧が配管11から供給されたとき該 排出口27が閉となるようにオートレリーフバルブ10’を構成する。すなわち 、圧縮機の運転中は吐出口29の内圧の上昇によりパイロット圧が配管11を介 して図6に示すオートレリーフバルブ10’のダイアフラム室25に作用し、ダ イアフラム31はオートレリーフバルブ10’の排出口27を閉じる。また、圧 縮機の停止時には、逆止弁30はレシーバタンク4からの圧縮空気の逆流により 閉じ、吐出口29の内圧は大気圧まで低下するので、レシーバタンク4の内圧が 配管5、ドレンタンク6、ピストン26の通路43を介してダイアフラム31に 作用し、ダイアフラム31は下方に押し下げられ、排出口27が開く。これによ り、第1実施例の場合と同様にレシーバタンク4の内圧と共にアフタクーラ14 の下方に溜るドレンも配管28、ドレンタンク6を介してオートレリーフバルブ 10’の排出口27から大気に放出される。また、オートレリーフバルブ10’ はピストン26、スプリング33を備え、レシーバタンク4の内圧が低下し大気 圧とほぼ同等の圧力となったときでも、レシーバタンク4の内圧を大気圧まで確 実に排出できるように該プリング33の張力によりピストン26を下方に押し、 ピストン26によりダイアフラム31を下方に押し下げ、排出口27を開く。
【0009】 なお、上記実施例においては、オートレリーフバルブの構造として、ダイアフ ラムを使用した例を揚げたが、オートレリーフバルブの構造はこれに限定される ものではなく、その他弁構造および電磁弁等を用いて圧縮機の始動停止時に電気 的に開閉する構造のものであってもよい。また、上記レギュレータ8の代りに配 管7、9間に電磁弁を追加し、レシーバタンク4の内圧の検知により該電磁弁を 開閉し、アンローダ装置3により圧縮機本体1の吸入空気量を制御してもよい。
【0010】
【考案の作用および効果】
本考案は、圧縮機の停止時にレシーバタンク内圧を大気へ自動放出するオート レリーフバルブによりアフタクーラ内に貯溜するドレンを同時に排出することが でき、これにより、前記停止時に特別の操作をすることなく自動的にアフタクー ラのドレンを排出することができる。よって、圧縮機の停止時オペレータによる ドレンの排出操作も不要となり、アフタクーラ内のドレン凍結による破損事故を 確実に防止することができる。また、アフタクーラのドレン排出装置として特別 の装置を設ける必要がないため、少ない部品点数で構造の簡素化が図られ、安価 な圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の配管図
【図2】そのレギュレータの断面図
【図3】そのアンローダ装置の断面図
【図4】そのオートレリーフバルブの断面図
【図5】本考案の第2実施例の配管図
【図6】そのオートレリーフバルブの断面図
【符号の説明】
1 圧縮機本体 2 吸入口 3 アンローダ装置 4 レシーバタンク 6 ドレンタンク 8 レギュレータ 10 オートレリーフバルブ 14 アフタクーラ 20 アフタクーラのドレン排出口 21 逆止弁 27 オートレリーフバルブの排出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシーバタンクからの圧縮空気取出口に
    アフタクーラを接続し、圧縮機の停止時レシーバタンク
    内圧を大気へ自動放出するオートレリーフバルブを備え
    た圧縮機において、該オートレリーフバルブを前記アフ
    タクーラのドレン排出口より下方に配置すると共に、前
    記アフタクーラのドレン排出口と前記オートレリーフバ
    ルブの排出口とをアフタクーラからオートレリーフバル
    ブに向う流れのみを許容する逆止弁を介して配管で連通
    させたことを特徴とする圧縮機のアフタクーラドレン自
    動排出装置。
JP1993011031U 1993-02-19 1993-02-19 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置 Expired - Fee Related JP2602100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011031U JP2602100Y2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993011031U JP2602100Y2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0663877U true JPH0663877U (ja) 1994-09-09
JP2602100Y2 JP2602100Y2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=11766715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993011031U Expired - Fee Related JP2602100Y2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602100Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11107923A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Chuo Giken:Kk 空気圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11107923A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Chuo Giken:Kk 空気圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2602100Y2 (ja) 1999-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5195874A (en) Multistage compressor
US4714483A (en) Air dryer purge control for turbocharged compressors
US4052178A (en) Compressed air filter assembly
US7819958B2 (en) Purge valve
JPS6329117B2 (ja)
US4955994A (en) Compressed gas apparatus
US20070264135A1 (en) Drain Valve Assembly for Use in an Air Compressor System
JP2602100Y2 (ja) 圧縮機のアフタクーラドレン自動排出装置
US3486303A (en) Moisture removal apparatus for compressed air supply system
US5647731A (en) Air compressor
JPH10323529A (ja) 圧縮空気の乾燥装置
TWI245713B (en) Air drier
JP2758544B2 (ja) エンジン付ポンプの冷却水還流装置
JP2004019443A (ja) ドレン排出装置
EP0350215A2 (en) Gas compressing system
KR101897439B1 (ko) 다단압축기용 오토드레인트랩
JP3326086B2 (ja) ドレン除去装置
JPS6325261Y2 (ja)
JPS6240135Y2 (ja)
JPH0740154Y2 (ja) ドレン排出装置
JPH0221559Y2 (ja)
KR100779323B1 (ko) 차량용 공기 압축기의 소요동력 저감구조
JPH11257227A (ja) 圧縮機の後部冷却器ドレン排出方法及び装置
JPS58682A (ja) ガス圧縮機の吸込絞り弁
JPS5842842Y2 (ja) 二段圧縮冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees