JPH0663816U - 架装フレーム内蔵用サイレンサー - Google Patents

架装フレーム内蔵用サイレンサー

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Publication number
JPH0663816U
JPH0663816U JP1059293U JP1059293U JPH0663816U JP H0663816 U JPH0663816 U JP H0663816U JP 1059293 U JP1059293 U JP 1059293U JP 1059293 U JP1059293 U JP 1059293U JP H0663816 U JPH0663816 U JP H0663816U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencer
chassis
frame
exhaust
built
Prior art date
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Pending
Application number
JP1059293U
Other languages
English (en)
Inventor
和久 高野
裕 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1059293U priority Critical patent/JPH0663816U/ja
Publication of JPH0663816U publication Critical patent/JPH0663816U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々なフレーム配置のシャシに対応すること
ができるようにした架装フレーム内蔵用サイレンサーを
提供する。 【構成】 本架装フレーム内蔵用サイレンサー23は、
互いに異なる水平方向位置まで延びてエンジンの排気を
架装フレームの下側に排出させる複数の排出口23b〜
23eを有している。そして、これら複数の排出口のう
ちトラックのシャシと重ならずに開口したものに排出管
25を接続し、この排出管が接続されない排出口を塞ぐ
ようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業用車両の架装フレームに内蔵されるサイレンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
作業用車両の多くは、上面に油圧作業装置を搭載した架装フレームをトラック のシャシ上に架装して作られている。この架装フレームの上面には、油圧作業装 置に供給する油圧を発生させる油圧パワーユニットも取り付けられている。
【0003】 ところで、油圧パワーユニットはエンジン(トラックの走行用エンジンとは異 なるもの)により駆動されるようになっていることが多く、この場合には、エン ジンの排気音を小さくするためのサイレンサーが必要となる。そして、このサイ レンサーを架装フレームに内蔵すれば、高い消音効果を得ることができ、きわめ て低騒音での作業が可能となる。なお、サイレンサーには、エンジンの排気管が 接続される導入口と、排気を排出させる排出口とが形成されており、架装フレー ムに内蔵する場合には、排出口は架装フレームの下側に開口するように形成され る。なお、この排出口には、シャシの下側を通ってシャシの側方当に排気を案内 し、大気中に放出させる排出管が接続される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、トラックのシャシはメーカーごとにフレーム配置が異なってお り、各シャシのフレーム配置に合わせて(即ち、排出口がシャシの一部と重なら ないように)サイレンサーの種類を変えたり、排出口に接続する排出管をシャシ の下側において無理やり引き回してシャシの側方等まで延ばしたりしなければな らないという問題がある。
【0005】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、様々なフレーム配置 のシャシに対応することができるようにした架装フレーム内蔵用サイレンサーを 提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の架装フレーム内蔵用サイレンサーは、 互いに異なる水平方向位置まで延びてエンジンの排気を架装フレームの下側に排 出させる複数の排出口を有している。そして、これら複数の排出口のうちトラッ クのシャシと重ならずに開口したものに排出管を接続し、この排出管が接続され ない排出口を塞ぐようにしている。
【0007】
【作用】
このようなサイレンサーを内蔵すれば、この架装フレームを互いにフレーム配 置が相違する複数メーカーのシャシに架装しても、各シャシについて少なくとも 1つの排出口は当該シャシと重なることなく開口する。このため、この開口した 排出口に排出管を接続する一方、他の排出口に栓をしてこれを塞ぐことにより、 当初から当該シャシに適するように形成されたサイレンサーと同様に扱うことが できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る実施例について図面を参照しながら説明する。まず、図1 に、本考案に係る架装フレーム内蔵用サイレンサーを備えた高所作業車10を示 している。この高所作業車10はトラックをベースに構成されており、このトラ ックのシャシ(図3のS参照)には架装フレーム11が架装されている。この架 装フレーム11の上面後部には、架装フレーム11に対して水平旋回が自在な旋 回台12が取り付けられている。そして、この旋回台12の上部にはテレスコー プ状に伸縮自在に構成されたブーム13が起伏自在に取り付けられている。
【0009】 なお、旋回台12の旋回作動は、架装フレーム11に内蔵された油圧旋回モー タ14により駆動される。また、ブーム13の起伏作動は、ブーム13と旋回台 12間に取り付けられた油圧起伏シリンダ15により駆動される。さらに、ブー ム13の伸縮作動は、ブーム13に内蔵された油圧伸縮シリンダ16により駆動 される。
【0010】 ブーム13の先端には、作業台17が水平に取り付けられており、その作業台 17には作業者(図示せず)が搭乗することができる。作業者は、作業台17に 取り付けられた操作装置18の操作を通じて旋回台12やブーム13の作動を制 御し、任意の高所に移動することができる。
【0011】 ここで、架装フレーム11の上面前部には、上記各油圧アクチュエータ14, 15,16に供給される油圧を発生する油圧パワーユニット20が搭載されてい る。この油圧パワーユニット20は、ユニットボックス20aに内蔵されたエン ジン21と、このエンジン21により駆動される油圧ポンプ22とから構成され ている。そしてさらに、エンジン21の排気音を消すためのサイレンサー(本考 案に係る架装フレーム内蔵用サイレンサー)をも備えている。以下、図2を用い てこのサイレンサーについて説明する。
【0012】 サイレンサー23は、架装フレーム11におけるエンジン21の下方に内蔵さ れる。即ち、架装フレーム11の内側には、サイレンサー23を収容するための 防音室11aが形成されており、この防音室11aの内側壁面や天井面には、耐 熱性の吸音材(図示せず)が貼られている。防音室11aは、サイレンサー23 の取り付け前においては下部が開口しており、サイレンサー23はこの下部開口 を通じて防音室11a内に入れられる。サイレンサー23を防音室11a内に取 り付けた後は、下部開口は底板(この上面にも吸音材が貼られている。)24に より閉じられる。これにより、サイレンサー23は防音室11a内にほぼ密閉状 態に収容される。このため、サイレンサー23自体の消音効果と防音室11aに よる防音効果とにより、より一層作業を低騒音化することができる。
【0013】 ところで、このサイレンサー23の上部左側には、エンジン21の排気管21 aを接続するための導入口23aが上方に延びるように形成されている。防音室 11aの天井面の左側には貫通孔11bが形成されており、導入口23aはこの 貫通孔11bを通じて架装フレーム11の上側に突出する。
【0014】 一方、サイレンサー23の側面には、4つの排出口23b〜23eが設けられ ている。第1排出口23bは、これら4つの排出口23b〜23eのうち最も遠 方まで水平(車体の後方)に延びて下方に曲がり、底板24に形成された貫通口 24aを通って架装フレーム11の下側に突出する。第2排出口23c,第3排 出口23cおよび第4排出口23dは、この順で水平遠方に延びた後下方に曲が り、各貫通口24aを通って架装フレーム11の下側に突出する。これら排出口 23b〜23eには、排気をシャシの下側を通って車体の側方等に案内し、大気 中に放出させる排出管25が接続される。
【0015】 以上のように構成されたサイレンサー23を内蔵した架装フレーム11が、図 3に示すように、シャシS上に架装されると、4つの排出口23b〜23eのう ち第3,第4排出口23d,23eがシャシSと重なり、その一部又は全部が塞 がれる。このため、これら第3,第4排出口23d,23eに排出管25を取り 付けることはできない。しかし、第1,第2排出口23b,23cはシャシSと 重なることなく完全な開口状態となる。このため、これら第1,第2排出管23 b,23cのうち、シャシSの側部に取り付けられた燃料タンクTやバッテリB 等との関係から都合のよい方に排出管25を取り付ければよい。そして、他の排 出口には盲栓をしてこれを塞いでおく。
【0016】 なお、シャシSのフレーム配置は車体メーカーごとに異なるが、4つの排出口 23b〜23eの水平方向位置をずらすように配置しておくことにより、すべて の排出口23b〜23eがシャシSにより塞がれることはない。したがって、ど のようなメーカーのシャシであっても少なくとも1つは完全に開口する排出口を 確保することができ、そこに排出管25を接続することができる。したがって、 従来のようにメーカーごとに排出口の位置が異なるサイレンサーを用意する必要 もなくなる。
【0017】 なお、上記実施例では高所作業車を例に説明したが、本考案に係る架装フレー ム内蔵用サイレンサーは、他の作業車にも採用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の架装フレーム内蔵用サイレンサーは互いに水平方 向位置が異なる複数の排出口を有しており、これを内蔵した架装フレームがトラ ックのシャシに架装されたときに、それら複数の排出口のうち少なくとも1つを シャシに重ならせずに開口させることができる。こうして使用するシャシごとに 開口する排出口が異なものの、そこに排出管を確実に接続することができるので 、従来のように異なるメーカーのシャシごとに異なる位置に排出口を備えたサイ レンサーを用意する必要がなく、このサイレンサーを内蔵した架装フレームの汎 用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る架装フレーム内蔵用サイレンサー
を備えた高所作業車の斜視図である。
【図2】上記架装フレーム内蔵用サイレンサーの斜視図
である。
【図3】上記サイレンサーの排出口と上記高所作業車の
シャシとの関係を示す平面図である。
【符号の説明】
10 高所作業車 11 架装フレーム 20 油圧パワーユニット 21 エンジン 21a 排気管 23 サイレンサー 23a 導入口 23b〜23e 排出口 25 排出管 S シャシ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にエンジンにより駆動される油圧パ
    ワーユニット等が搭載され、トラックのシャシ上に架装
    される架装フレームに内蔵される架装フレーム内蔵用サ
    イレンサーであって、 前記エンジンの排気管が接続される導入口と、 互いに異なる水平方向位置まで延びて、前記エンジンの
    排気を前記架装フレームの下側に排出させる複数の排出
    口とを有してなり、 前記架装フレームが前記シャシに架装されたときに、前
    記複数の排出口のうち前記シャシの上に重ならず開口す
    るものに排出管を接続し、この排出管が接続されない排
    出口は塞ぐようにしたことを特徴とする架装フレーム内
    蔵用サイレンサ−。
JP1059293U 1993-02-17 1993-02-17 架装フレーム内蔵用サイレンサー Pending JPH0663816U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1059293U JPH0663816U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 架装フレーム内蔵用サイレンサー

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JP1059293U JPH0663816U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 架装フレーム内蔵用サイレンサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663816U true JPH0663816U (ja) 1994-09-09

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ID=11754521

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JP1059293U Pending JPH0663816U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 架装フレーム内蔵用サイレンサー

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