JPH066371Y2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH066371Y2 JPH066371Y2 JP1987165434U JP16543487U JPH066371Y2 JP H066371 Y2 JPH066371 Y2 JP H066371Y2 JP 1987165434 U JP1987165434 U JP 1987165434U JP 16543487 U JP16543487 U JP 16543487U JP H066371 Y2 JPH066371 Y2 JP H066371Y2
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- Japan
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- head
- image
- writing
- main scanning
- liquid crystal
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、像担持体を介して転写紙に画像情報を印字す
る画像形成装置に係り、特に転写紙に対する正確な印字
位置を容易に保持し得る位置決め機構を備えた印字装置
に関するものである。
る画像形成装置に係り、特に転写紙に対する正確な印字
位置を容易に保持し得る位置決め機構を備えた印字装置
に関するものである。
像担持体表面に書込みヘッドにより画像情報を書き込
み、次いで転写紙に画像を転写するレーザプリンタ、液
晶プリンタその他の印字装置では、像担持体表面と書込
みヘッド間距離が画像品質に大きく影響するため、書込
みヘッドは像担持体表面に対して一定の距離を保って正
確に取り付けられる。特に、光を書込み媒体として利用
する光書込ヘッドを用いる場合には、画像情報を含む露
光を感光体表面の正確な位置に結像させる必要がある。
また、最近、印字装置の保守、点検等を容易に行い得る
ようにするため、感光体を含めた感光体近傍に配設され
る画像形成プロセス部材をカートリッジ式の着脱可能な
ユニットに構成したものが実用されている。
み、次いで転写紙に画像を転写するレーザプリンタ、液
晶プリンタその他の印字装置では、像担持体表面と書込
みヘッド間距離が画像品質に大きく影響するため、書込
みヘッドは像担持体表面に対して一定の距離を保って正
確に取り付けられる。特に、光を書込み媒体として利用
する光書込ヘッドを用いる場合には、画像情報を含む露
光を感光体表面の正確な位置に結像させる必要がある。
また、最近、印字装置の保守、点検等を容易に行い得る
ようにするため、感光体を含めた感光体近傍に配設され
る画像形成プロセス部材をカートリッジ式の着脱可能な
ユニットに構成したものが実用されている。
第4図はこのようなプロセスユニットPUの斜視図であ
る。プロセスユニットPUは感光体ドラム1を支承する
ケーシング2を有し、該ケーシング2には凹部3a,3
aがそれぞれ設けられている。
る。プロセスユニットPUは感光体ドラム1を支承する
ケーシング2を有し、該ケーシング2には凹部3a,3
aがそれぞれ設けられている。
このプロセスユニットPU上に感光体ドラム1へ画像情
報を含む露光を行うための光書込みヘッドを装着した状
態を、第5図及び第5図の断面図である第6図に示す。
報を含む露光を行うための光書込みヘッドを装着した状
態を、第5図及び第5図の断面図である第6図に示す。
光書込みヘッド4の上記プロセスユニットPU側へ向く
面には画像光を出射する出射面4aと一対の位置決めピ
ン4bが設けられている。そして、上述のケーシング2
の凹部3aには光書込みヘッド4に設けられた位置決め
ピン4bが嵌入する。また、第5図に示すように、感光
体ドラム1の中心部には軸1aが形成され、側軸1aは
サブフレーム5により軸支されている。また該軸1aは
駆動ギア6に連結されている。
面には画像光を出射する出射面4aと一対の位置決めピ
ン4bが設けられている。そして、上述のケーシング2
の凹部3aには光書込みヘッド4に設けられた位置決め
ピン4bが嵌入する。また、第5図に示すように、感光
体ドラム1の中心部には軸1aが形成され、側軸1aは
サブフレーム5により軸支されている。また該軸1aは
駆動ギア6に連結されている。
上述の位置決めピン4bと凹部3aとの嵌合を詳しく説
明する為、第7図には上記位置決めピン4bの中心を通
り、上記感光体ドラム1の軸1aを切断する面での拡大
断面図が示されている。上記凹部3aは、断面V字状の
奥細状凹部3bと、該奥細状凹部3bに引き続いて該奥
細状凹部3bの上部の広い幅で傾斜するガイド部3cと
で構成されている。上記位置決めピン4bの端部は半径
Rの半球面4b′で形成され、該半径Rと上記奥細状凹
部3bを形成する同図において左右傾斜面のなす角θ及
び上記奥細状凹部3bの深さDの寸法関係は、上記半球
面4b′が上記奥細状凹部3bに接触した状態で半球面
4b′での曲率中心Oが2点鎖線で示す感光体ドラム1
の表面と同一となるよう設定されている。
明する為、第7図には上記位置決めピン4bの中心を通
り、上記感光体ドラム1の軸1aを切断する面での拡大
断面図が示されている。上記凹部3aは、断面V字状の
奥細状凹部3bと、該奥細状凹部3bに引き続いて該奥
細状凹部3bの上部の広い幅で傾斜するガイド部3cと
で構成されている。上記位置決めピン4bの端部は半径
Rの半球面4b′で形成され、該半径Rと上記奥細状凹
部3bを形成する同図において左右傾斜面のなす角θ及
び上記奥細状凹部3bの深さDの寸法関係は、上記半球
面4b′が上記奥細状凹部3bに接触した状態で半球面
4b′での曲率中心Oが2点鎖線で示す感光体ドラム1
の表面と同一となるよう設定されている。
このように構成された従来の印字装置において、プロセ
スユニットPUに光書込みヘッド4をセットする時、上
記位置決めピン4bの上記半球面4b′が上記奥細状凹
部3bの傾斜面に当り、上記書込みヘッド4が完全にセ
ットされるまでの間に、上記半球面4b′が滑り込むよ
うにして上記奥細状凹部3bへ嵌入してゆき、光書込み
ヘッド4と上記感光体ドラム1の表面との間に自動的に
一定間隔l(第6図)を明けて上記光書込ヘッド4が上
記ケーシング2上に定置される。その際、上記位置決め
ピン4bの半球面4b′が第7図の矢印aに示すように
若干ずれた位置に当っても、曲率中心Oが感光体ドラム
1の表面と同一となるように構成されているので、上記
一定間隔lを常に保持し得るようになる。また、上記光
書込ヘッド4の姿勢がずれて上記位置決めピン4bの半
球面4b′が上記ガイド部3cに当ったような場合で
も、半球面4b′は上記ガイド部3cの傾斜面を滑り動
いて上記奥細状凹部3bに容易に嵌入できるようになっ
ている。
スユニットPUに光書込みヘッド4をセットする時、上
記位置決めピン4bの上記半球面4b′が上記奥細状凹
部3bの傾斜面に当り、上記書込みヘッド4が完全にセ
ットされるまでの間に、上記半球面4b′が滑り込むよ
うにして上記奥細状凹部3bへ嵌入してゆき、光書込み
ヘッド4と上記感光体ドラム1の表面との間に自動的に
一定間隔l(第6図)を明けて上記光書込ヘッド4が上
記ケーシング2上に定置される。その際、上記位置決め
ピン4bの半球面4b′が第7図の矢印aに示すように
若干ずれた位置に当っても、曲率中心Oが感光体ドラム
1の表面と同一となるように構成されているので、上記
一定間隔lを常に保持し得るようになる。また、上記光
書込ヘッド4の姿勢がずれて上記位置決めピン4bの半
球面4b′が上記ガイド部3cに当ったような場合で
も、半球面4b′は上記ガイド部3cの傾斜面を滑り動
いて上記奥細状凹部3bに容易に嵌入できるようになっ
ている。
しかしながら、従来の印字装置では上述のように光書込
ヘッド4と感光体ドラム1の表面との間隔をlとして容
易にセットできるものでしかなかった。
ヘッド4と感光体ドラム1の表面との間隔をlとして容
易にセットできるものでしかなかった。
つまり、上述のような印字装置では、感光体ドラム1の
表面上に光書込ヘッド4により静電潜像を形成せしめ、
該静電潜像をトナー像化した後、これを転写紙に転写す
る工程を要する装置であるから、上記光書込ヘッド4と
上記感光体ドラム1の装置との位置合せだけでは不十分
で、感光体表面上に形成されたトナー像と転写紙上に転
写されるべき印字領域との正しい位置合せも必要とな
る。従来、この位置合せは個別に行なっていたため、面
倒であるばかりでなく、個々の位置合せで生ずる誤差が
累積して予定どおりの印字ができなかったり、位置合せ
のための再調整を行う必要があったりするなどの問題点
があった。
表面上に光書込ヘッド4により静電潜像を形成せしめ、
該静電潜像をトナー像化した後、これを転写紙に転写す
る工程を要する装置であるから、上記光書込ヘッド4と
上記感光体ドラム1の装置との位置合せだけでは不十分
で、感光体表面上に形成されたトナー像と転写紙上に転
写されるべき印字領域との正しい位置合せも必要とな
る。従来、この位置合せは個別に行なっていたため、面
倒であるばかりでなく、個々の位置合せで生ずる誤差が
累積して予定どおりの印字ができなかったり、位置合せ
のための再調整を行う必要があったりするなどの問題点
があった。
すなわち、転写紙の位置と光書込みヘッド4の位置との
間にはプロセスユニットPUが介装され、その位置合わ
せが困難であり、これをその都度調整することは製造組
み立て上好ましいものではなかった。
間にはプロセスユニットPUが介装され、その位置合わ
せが困難であり、これをその都度調整することは製造組
み立て上好ましいものではなかった。
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、簡単な操作で印字画
像を転写紙の印字領域に正しく合せることが可能な印字
装置を提供することを目的とする。
像を転写紙の印字領域に正しく合せることが可能な印字
装置を提供することを目的とする。
上記目的は本考案によれば、回転自在に支承された像担
持体と、該像担持体の表面に入力情報に対応した画像信
号を書込む多数の書込み素子を主走査方向にアレイ状に
配設した書込みヘッドと、該書込みヘッドを前記主走査
方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、前記書込
みヘッドと当接して前記書込みヘッドを前記主走査方向
に沿った所定位置へ位置決めする位置決め部材と、前記
書込みヘッドを前記所定位置方向へ付勢する付勢部材と
を少なくとも備え、前記位置決め部材を前記像担持体上
の画像が転写される転写紙の搬送方向側端基準位置を規
制する規制部材と兼用し、前記書込みヘッドの主走査方
向基準位置と前記搬送方向側端基準位置とを位置合わせ
することを特徴とする印字装置を提供することにより達
成される。
持体と、該像担持体の表面に入力情報に対応した画像信
号を書込む多数の書込み素子を主走査方向にアレイ状に
配設した書込みヘッドと、該書込みヘッドを前記主走査
方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、前記書込
みヘッドと当接して前記書込みヘッドを前記主走査方向
に沿った所定位置へ位置決めする位置決め部材と、前記
書込みヘッドを前記所定位置方向へ付勢する付勢部材と
を少なくとも備え、前記位置決め部材を前記像担持体上
の画像が転写される転写紙の搬送方向側端基準位置を規
制する規制部材と兼用し、前記書込みヘッドの主走査方
向基準位置と前記搬送方向側端基準位置とを位置合わせ
することを特徴とする印字装置を提供することにより達
成される。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第2図は本考案の適用される印字装置の一実施例として
の液晶プリンタの概略構成図である。同図において、液
晶プリンタPは、上部機体UB及び下部機体DBに分割
されて形成されており、上部機体UBはヒンジ部11を
中心として、必要に応じて開放することが可能である。
また、上部機体UBは、不図示のトーションバネにより
開放方向に付勢されている。
の液晶プリンタの概略構成図である。同図において、液
晶プリンタPは、上部機体UB及び下部機体DBに分割
されて形成されており、上部機体UBはヒンジ部11を
中心として、必要に応じて開放することが可能である。
また、上部機体UBは、不図示のトーションバネにより
開放方向に付勢されている。
液晶プリンタP内には略中央部に感光体ドラム12が回
転自在に支承されており、矢印方向に所定速度で回転駆
動される。感光体ドラム12の周囲には、その回転方向
に従って、感光体ドラム12の表面を均一に帯電させる
帯電器13、液晶シャッタ等が内設されており、入力さ
れる画像情報に応じた光信号を感光体ドラム12表面に
照射して静電潜像を形成する液晶ヘッド14(液晶ヘッ
ド14は上部機体UB側に設けられている)、形成され
た静電潜像にトナーを供給しトナー像を形成する現像器
15、トナー像を用紙に転写する転写器16、トナー像
を転写後、転写されずに残留したトナーを除去するクリ
ーナ17が配設されている。更に、下部機体DBには、
用紙が堆積収納された給紙カセット18、給紙カセット
18から用紙を1枚づつ搬出する給紙コロ19、転写後
の用紙を熱定着する定着器20等から成る。
転自在に支承されており、矢印方向に所定速度で回転駆
動される。感光体ドラム12の周囲には、その回転方向
に従って、感光体ドラム12の表面を均一に帯電させる
帯電器13、液晶シャッタ等が内設されており、入力さ
れる画像情報に応じた光信号を感光体ドラム12表面に
照射して静電潜像を形成する液晶ヘッド14(液晶ヘッ
ド14は上部機体UB側に設けられている)、形成され
た静電潜像にトナーを供給しトナー像を形成する現像器
15、トナー像を用紙に転写する転写器16、トナー像
を転写後、転写されずに残留したトナーを除去するクリ
ーナ17が配設されている。更に、下部機体DBには、
用紙が堆積収納された給紙カセット18、給紙カセット
18から用紙を1枚づつ搬出する給紙コロ19、転写後
の用紙を熱定着する定着器20等から成る。
すなわち、液晶ヘッド14は上述のように上部機体UB
に設けられ、感光体12を有する後述するドラムセット
DSは下部機構体DBに着脱可能に設けられている。そ
して、液晶ヘッド14は上部機体UBが閉成された際、
上述のドラムセットDS(感光体ドラム12)と後述す
るように正しい位置関係を保って定置される構成であ
る。
に設けられ、感光体12を有する後述するドラムセット
DSは下部機構体DBに着脱可能に設けられている。そ
して、液晶ヘッド14は上部機体UBが閉成された際、
上述のドラムセットDS(感光体ドラム12)と後述す
るように正しい位置関係を保って定置される構成であ
る。
第3図(a)は上述の液晶ヘッド14の長手方向の断面図
であり、第3図(b)は第3図(a)のI−I線断面図であ
る。液晶ヘッド14はその出射口22が設けられたヘッ
ドベース23を基台として該ヘッドベース23上に液晶
パネル24、反射ケース21等が載置され後述するヘッ
ドケースに覆われ一体的構造とされている。
であり、第3図(b)は第3図(a)のI−I線断面図であ
る。液晶ヘッド14はその出射口22が設けられたヘッ
ドベース23を基台として該ヘッドベース23上に液晶
パネル24、反射ケース21等が載置され後述するヘッ
ドケースに覆われ一体的構造とされている。
上記ヘッドベース23の長手方向に沿って設けられた空
胴部29には結像レンズアレ25が嵌装され、該結像レ
ンズアレ25を挟着担持するシール部材26が介装さ
れ、上記空胴部29の開口(出射口22)には防塵ガラ
ス28が設けられている。
胴部29には結像レンズアレ25が嵌装され、該結像レ
ンズアレ25を挟着担持するシール部材26が介装さ
れ、上記空胴部29の開口(出射口22)には防塵ガラ
ス28が設けられている。
上記反射ケース21内には周面側に光拡散部30を有す
る光伝送体31が配設され、両端部を固定部材27,2
7により反射ケース21に固定保持されている。
る光伝送体31が配設され、両端部を固定部材27,2
7により反射ケース21に固定保持されている。
上記反射ケース21の上記空胴部29側にはスリット3
2が設けられ、また、防塵ガラス33、パッキン34を
介して上記液晶パネル24が上記反射ケース21と上記
ヘッドベース23で圧接して固定されている。
2が設けられ、また、防塵ガラス33、パッキン34を
介して上記液晶パネル24が上記反射ケース21と上記
ヘッドベース23で圧接して固定されている。
上記反射ケース21の外側には上記液晶パネル24内の
不図示のマイクロシヤッタを駆動制御する駆動基板35
が設けられ、上部には上記液晶ヘッド14全体を制御す
る制御基板36が設けられている。一方、光源はハロゲ
ンランプ37で構成され、該ハロゲンランプ37の出射
光は上述の光伝送体31へ入射し、光伝送体31の出射
光はスリット32を介して上述の液晶パネル24内のマ
イクロシャッタへ入射する。
不図示のマイクロシヤッタを駆動制御する駆動基板35
が設けられ、上部には上記液晶ヘッド14全体を制御す
る制御基板36が設けられている。一方、光源はハロゲ
ンランプ37で構成され、該ハロゲンランプ37の出射
光は上述の光伝送体31へ入射し、光伝送体31の出射
光はスリット32を介して上述の液晶パネル24内のマ
イクロシャッタへ入射する。
上述の構成の液晶ヘッド14は第1図に示すようにケー
シング39に収納されている。このケーシング39に
は、後述する位置決め部材42に設けられた当接部42
aに当接する当接面39aが設けられ、該当接面39a
の下方端には該当接面39aと当接部42aが円滑に当
接し得るよう内側へ傾くテーパ面39a′が形成されて
いる。また上記当接面39aに対向する他端側の面39
bにはスプリングバネ44が設けられ、上記液晶ヘッド
14が後述するドラムセットDS上に定置された時矢印
Z′方向へ付勢される。
シング39に収納されている。このケーシング39に
は、後述する位置決め部材42に設けられた当接部42
aに当接する当接面39aが設けられ、該当接面39a
の下方端には該当接面39aと当接部42aが円滑に当
接し得るよう内側へ傾くテーパ面39a′が形成されて
いる。また上記当接面39aに対向する他端側の面39
bにはスプリングバネ44が設けられ、上記液晶ヘッド
14が後述するドラムセットDS上に定置された時矢印
Z′方向へ付勢される。
また、上述の感光体ドラム12、帯電器13、クリーナ
17はドラムセットDSとして下部機体DBに対して着
脱自在に構成され、感光体ドラム12(ドラムセットD
S)を支承するケーシング40には、ケーシング40の
長手方向に沿って長方形に開口する凹部40aが形成さ
れている。該凹部40aは、上記感光体12の軸12a
を切断する面での断面では前述の第7図に示したものと
同様奥細状凹部3b、ガイド部3cを形成して構成され
ており、上記感光体ドラム12の長手方向の上記奥細状
凹部3bの谷で切った断面は皿状に形成されている。ま
た、上記液晶ヘッド14の上記感光体ドラム12側へ向
く面には、従来例で説明したものと同様、画像光を出射
する出射口22と一対の位置決めピン41が立設されて
いる。該位置決めピン41の端部も上記第7図の従来例
で説明したのと同様に形成されている。また液晶プリン
タPのメインフレーム43には、位置決め部材42が一
体として設けられている。
17はドラムセットDSとして下部機体DBに対して着
脱自在に構成され、感光体ドラム12(ドラムセットD
S)を支承するケーシング40には、ケーシング40の
長手方向に沿って長方形に開口する凹部40aが形成さ
れている。該凹部40aは、上記感光体12の軸12a
を切断する面での断面では前述の第7図に示したものと
同様奥細状凹部3b、ガイド部3cを形成して構成され
ており、上記感光体ドラム12の長手方向の上記奥細状
凹部3bの谷で切った断面は皿状に形成されている。ま
た、上記液晶ヘッド14の上記感光体ドラム12側へ向
く面には、従来例で説明したものと同様、画像光を出射
する出射口22と一対の位置決めピン41が立設されて
いる。該位置決めピン41の端部も上記第7図の従来例
で説明したのと同様に形成されている。また液晶プリン
タPのメインフレーム43には、位置決め部材42が一
体として設けられている。
上記位置決め部材42には当接部42aと、受部42b
とが形成されており、該受部42bは上記感光体12の
中心に設けられた軸12aを支承する。
とが形成されており、該受部42bは上記感光体12の
中心に設けられた軸12aを支承する。
上記感光体12の下方には、前述の給紙カセット18が
位置し、該給紙カセット18には凹部18aが形成され
ている。
位置し、該給紙カセット18には凹部18aが形成され
ている。
上記位置決め部材42の下方側面は位置決め基準面42
cが位置し、該位置決め基準面42cには上記給紙カセ
ット18の側壁18bが当接する構成である。また転写
紙45の搬送方向bに向かって先端および左方になる上
記給紙カセットの内壁18cは上記転写紙45のストッ
パーとして機能し、該内壁18cは上記転写紙45を揃
えて載置する際の基準となる。
cが位置し、該位置決め基準面42cには上記給紙カセ
ット18の側壁18bが当接する構成である。また転写
紙45の搬送方向bに向かって先端および左方になる上
記給紙カセットの内壁18cは上記転写紙45のストッ
パーとして機能し、該内壁18cは上記転写紙45を揃
えて載置する際の基準となる。
以上のように構成された本考案の印字装置において、印
字画像と転写紙の印字領域等の位置合せを行うには、先
ず、ドラムセットDSの感光体ドラム12に設けられた
軸12aを上記位置決め部材42に設けた受部42bに
支持させ下部機体DBにドラムセットDSを装着する。
次に、シェルの上部機体UBを閉成すると、上記液晶ヘ
ッド14の位置決めピン41が凹部40aに嵌入すると
共にケーシング39(液晶ヘッド14)の当接面39a
が位置決め部材42の当接部42aに当接しかつ上記液
晶ヘッド14は、上記スプリングバネ44で当接部42
a側に付勢され、徐々に液晶ヘッド14が下方へ移動す
るときにスプリングバネ44のZ′方向の付勢力により
当接面39aと当接部42aは接する。その後、上記出
射口22と上記感光体ドラム12の表面との間に一定距
離を隔てた状態で定置される。次いで、転写紙45を上
記ストッパーの機能をなす給紙カセット18の内壁18
cに押し付けて載置し、その状態で上記給紙カセット1
8の上記当接面18bを上記位置決め部材42の位置決
め基準面42cに密接させてセットする。
字画像と転写紙の印字領域等の位置合せを行うには、先
ず、ドラムセットDSの感光体ドラム12に設けられた
軸12aを上記位置決め部材42に設けた受部42bに
支持させ下部機体DBにドラムセットDSを装着する。
次に、シェルの上部機体UBを閉成すると、上記液晶ヘ
ッド14の位置決めピン41が凹部40aに嵌入すると
共にケーシング39(液晶ヘッド14)の当接面39a
が位置決め部材42の当接部42aに当接しかつ上記液
晶ヘッド14は、上記スプリングバネ44で当接部42
a側に付勢され、徐々に液晶ヘッド14が下方へ移動す
るときにスプリングバネ44のZ′方向の付勢力により
当接面39aと当接部42aは接する。その後、上記出
射口22と上記感光体ドラム12の表面との間に一定距
離を隔てた状態で定置される。次いで、転写紙45を上
記ストッパーの機能をなす給紙カセット18の内壁18
cに押し付けて載置し、その状態で上記給紙カセット1
8の上記当接面18bを上記位置決め部材42の位置決
め基準面42cに密接させてセットする。
以上の操作により、印字画像と転写紙45の転写領域の
位置合せ(第1図のZ方向)及び上記序液晶ヘッド14
からの結像面と感光体ドラム12の表面とを合せるため
の位置合せ(第1図のX方向、Y方向)の双方が完了す
る。すなわち、一体の位置決め部材42へケーシング3
9及び給紙カセット18の一面を当接させることによ
り、他の部材を介装することによる誤差をなくし、液晶
ヘッド14の露光位置と、転写紙45の印字位置を容易
に位置合わせするものである。
位置合せ(第1図のZ方向)及び上記序液晶ヘッド14
からの結像面と感光体ドラム12の表面とを合せるため
の位置合せ(第1図のX方向、Y方向)の双方が完了す
る。すなわち、一体の位置決め部材42へケーシング3
9及び給紙カセット18の一面を当接させることによ
り、他の部材を介装することによる誤差をなくし、液晶
ヘッド14の露光位置と、転写紙45の印字位置を容易
に位置合わせするものである。
なお、本考案では印字画像と転写紙45の転写領域の位
置合わせは位置決め部材42で決定され、感光体ドラム
12のZ方向のずれは上記出射口22からの光が感光体
ドラム12から逸脱しない限り無視し得るので、上記凹
部40aの開口を感光体ドラム12の長手方向に沿って
長い長方形にし上記位置決めピン41を嵌入し易くして
いる。
置合わせは位置決め部材42で決定され、感光体ドラム
12のZ方向のずれは上記出射口22からの光が感光体
ドラム12から逸脱しない限り無視し得るので、上記凹
部40aの開口を感光体ドラム12の長手方向に沿って
長い長方形にし上記位置決めピン41を嵌入し易くして
いる。
なお、上記実施例のものは位置決め部材42を装置下方
の給紙カセット18の位置まで延設して位置決め基準面
42cと給紙カセット18の側壁18bを当接せしめて
位置合せを行なう例であるが、転写紙45の搬送路中で
転写紙45の搬送基準位置を決めるガイドと兼ねる構成
にしてもよい。即ち、第2図に示すように転写紙45を
転写部に案内する例えば搬送ガイド46の基準側端面を
延設し液晶ヘッド14と当接させることもできる。この
ような構成にすれば位置決め部材42をより容易に形成
することができる。
の給紙カセット18の位置まで延設して位置決め基準面
42cと給紙カセット18の側壁18bを当接せしめて
位置合せを行なう例であるが、転写紙45の搬送路中で
転写紙45の搬送基準位置を決めるガイドと兼ねる構成
にしてもよい。即ち、第2図に示すように転写紙45を
転写部に案内する例えば搬送ガイド46の基準側端面を
延設し液晶ヘッド14と当接させることもできる。この
ような構成にすれば位置決め部材42をより容易に形成
することができる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、簡単な操
作で所要の位置合せを精度よく行ない得るので、組立時
や保守、点検時にも作業効率の良好な印字装置を得るこ
とができる。
作で所要の位置合せを精度よく行ない得るので、組立時
や保守、点検時にも作業効率の良好な印字装置を得るこ
とができる。
第1図は本考案の要部を示す斜視図、 第2図はシェルオープン可能に構成された印字装置の概
略断面図、 第3図(a)は液晶ヘッドの長手方向の断面図、 第3図(b)は第3図(a)のI−I線断面図、 第4図は従来のプロセスユニットの斜視図、 第5図は従来の位置決めピンと凹部の当接の様子を示す
概略断面図、 第6図は従来例の書込ヘッドの位置決めを示す断面図、 第7図は第6図の要部拡大断面図である。 12……感光体ドラム 12a……軸、 14……液晶ヘッド、 18……給紙カセット、 18b……基準壁、 22……出射口、 39,40……ケーシング、 39a……当接面、 40a……凹部、 41……位置決めピン、 42……位置決め部材、 42c……位置決め基準面、 42b……受部、 43……当接部、 44……スプリングバネ、 45……転写紙、 46……搬送ガイド、 P……液晶プリンタ、 UB……上部機体、 DB……下部機体.
略断面図、 第3図(a)は液晶ヘッドの長手方向の断面図、 第3図(b)は第3図(a)のI−I線断面図、 第4図は従来のプロセスユニットの斜視図、 第5図は従来の位置決めピンと凹部の当接の様子を示す
概略断面図、 第6図は従来例の書込ヘッドの位置決めを示す断面図、 第7図は第6図の要部拡大断面図である。 12……感光体ドラム 12a……軸、 14……液晶ヘッド、 18……給紙カセット、 18b……基準壁、 22……出射口、 39,40……ケーシング、 39a……当接面、 40a……凹部、 41……位置決めピン、 42……位置決め部材、 42c……位置決め基準面、 42b……受部、 43……当接部、 44……スプリングバネ、 45……転写紙、 46……搬送ガイド、 P……液晶プリンタ、 UB……上部機体、 DB……下部機体.
Claims (2)
- 【請求項1】回転自在に支承された像担持体と、該像担
持体の表面に入力情報に対応した画像信号を書込む多数
の書込み素子を主走査方向にアレイ状に配設した書込み
ヘッドと、該書込みヘッドを前記主走査方向に沿って移
動可能に支持する支持手段と、前記書込みヘッドと当接
して前記書込みヘッドを前記主走査方向に沿った所定位
置へ位置決めする位置決め部材と、前記書込みヘッドを
前記所定位置方向へ付勢する付勢部材とを少なくとも備
え、 前記位置決め部材を前記像担持体上の画像が転写される
転写紙の搬送方向側端基準位置を規制する規制部材と兼
用し、前記書込みヘッドの主走査方向基準位置と前記搬
送方向側端基準位置とを位置合わせすることを特徴とす
る印字装置。 - 【請求項2】前記書込みヘッドは前記像担持体の表面に
光を出射して光書込みする多数の光書込み素子を主走査
方向にアレイ状に配設した光書込みヘッドであることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の印字装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165434U JPH066371Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165434U JPH066371Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171737U JPH0171737U (ja) | 1989-05-15 |
JPH066371Y2 true JPH066371Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31451916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987165434U Expired - Lifetime JPH066371Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066371Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2943072B2 (ja) * | 1987-11-19 | 1999-08-30 | 三田工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2808699B2 (ja) * | 1989-07-31 | 1998-10-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5250969B2 (ja) * | 2006-12-08 | 2013-07-31 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、露光装置および像保持体ユニット |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP1987165434U patent/JPH066371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0171737U (ja) | 1989-05-15 |
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