JPH0663698A - 塗型剤塗布装置 - Google Patents

塗型剤塗布装置

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JPH0663698A
JPH0663698A JP22263892A JP22263892A JPH0663698A JP H0663698 A JPH0663698 A JP H0663698A JP 22263892 A JP22263892 A JP 22263892A JP 22263892 A JP22263892 A JP 22263892A JP H0663698 A JPH0663698 A JP H0663698A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、鋳型表面に塗型剤を適確
に容易に塗布できる塗型剤塗布装置を提供することにあ
る。 【構成】 鋳型1の周縁部2が載置される処理鋳型載置
部Bと、開口を形成した塗型剤塗布室5と、塗型剤塗布
室5の下部に配備されると共に開口側の鋳型表面に向け
て塗型剤を噴射するノズル列Nと、塗型剤の供給タンク
17よりノズル列Nに達する塗型剤供給路rに設けら
れ、ノズル列Nの噴流を水玉状と成す吐出圧で塗型剤を
圧送可能な圧送手段19と、ノズル列Nの噴流が水玉状
を保持すべく圧送手段19を制御する制御手段16とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造型工程で造型された
鋳型の表面に塗型剤を塗布する装置、特に、溶湯と接す
る表面に容易に塗型剤を塗布する塗型剤塗布装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】造型工程で鋳砂によって造型された鋳型
はそのはだ砂の粒度にもよるが、一般に、その鋳型表面
は粗い。そこで、この鋳型のはだ砂を溶融金属(溶湯)
の熱から保護し、同時に溶湯と砂との化学反応を防止
し、鋳はだを滑らかにするため、塗型剤を鋳型の溶湯と
接する表面に塗布または噴霧することが多い。ここで用
いられる塗型剤には黒鉛粉、石英粉、キラ粉、ジルコン
フラワー、その他などがあり、これらに粘結剤その他等
を混ぜて粘着性を備えた塗型剤を調整している。そし
て、調整済みの塗型剤は鋳型表面に対してはけ塗りや塗
料噴射ガンで塗布されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処で、塗型剤の塗布が
人手により、はけ塗りで行なわれた場合、確実な塗布作
業が成されるが、鋳型の表面形状が複雑であると、特に
大型のものでは塗型剤の塗布作業に多くの時間と人手を
要すこととなりコスト的に問題がある。これに対して、
塗料噴射ガンでの塗布作業では、調整済の塗型剤をガン
によって比較的効率よく塗布できる。しかし、塗型剤の
種類やはだ砂の粒度にもよるが、ガンからの噴流の状態
が完全に霧化していると、微粒化してしまった塗型剤が
はだ砂の粒子間に侵入してしまう。このような現象が生
じると、所望の厚さの被膜層を鋳型表面に沿って一様に
形成することが出来ず、砂の粒子間に塗型剤が侵入した
状態の被膜が鋳型表面を覆うことと成る。このような被
膜層が形成された鋳型を用いた場合、鋳込み時に塗型剤
から成る被膜層が適確に働くことが出来ず問題を生じ
る。更に、現在塗型剤を塗布するのに通称「ブッカケ」
という方法で行なう場合もあるが、作業環境を良好に保
てず、特に、塗料噴射ガンを用いた場合、作業者及び鋳
型が存在する環境を良好に保つのに多くの設備を要し、
この点でも安全性確保やコスト増の問題を含んでいた。
【0004】本発明の目的は、鋳型表面に塗型剤を適確
に容易に塗布できる塗型剤塗布装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、第1の発明は、溶湯と接する表面を下向きにした
鋳型の周縁部が載置される処理鋳型載置部と、上記処理
鋳型載置部の内側に位置する開口を上部に形成した塗型
剤塗布室と、上記塗型剤塗布室の下部に平面的に分散配
備されると共に上記開口側の鋳型表面に向けて塗型剤を
上向きの噴流として噴射するノズル列と、上記塗型剤の
供給タンクより延出して上記ノズル列に達する塗型剤供
給路に設けられ上記ノズル列の噴流を水玉状と成す吐出
圧で上記塗型剤を圧送可能な圧送手段と、上記ノズル列
の噴流が水玉状を保持すべく上記圧送手段を制御する制
御手段とを有したことを特徴とする。
【0006】第2の発明は、溶湯と接する表面を下向き
にした鋳型の周縁部が載置される処理鋳型載置部と、上
記処理鋳型載置部の内側に位置する開口を上部に形成し
た塗型剤塗布室と、上記塗型剤塗布室の下部に平面的に
分散配備されると共に上記開口側の鋳型表面に向けて塗
型剤を上向きの噴流として噴射するノズル列と、上記塗
型剤の供給タンクより延出して上記ノズル列に達する塗
型剤供給路に設けられ上記ノズル列の噴流を水玉状と成
す吐出圧で上記塗型剤を圧送可能な圧送手段と、上記塗
型剤供給路上に洗浄用水を供給する水供給手段とを有し
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】ノズル列の噴流が水玉状を保持すべく圧送手段
を制御手段が制御するので、鋳型の表面に対しノズル列
から水玉状を成す塗型剤を塗布する制御を自動化出来、
鋳型表面に塗型剤の皮膜層を適確に容易に形成できる。
【0008】更に、ノズル列の噴流が水玉状を保持すべ
く圧送手段を調整でき、適時に水供給手段が塗型剤供給
路上に洗浄用水を供給できるので、鋳型表面に塗型剤の
皮膜層を適確に容易に形成でき、特に適時にノズル列を
人手によらずに洗浄できる。
【0009】
【実施例】図1には本発明による塗型剤塗布装置を示し
た。この塗型剤塗布装置は周知の造型工程で造型機によ
って造型された各鋳型(処理鋳型)1を次の鋳型組込工
程に搬送する鋳型搬送路Rの途中に配設される。ここで
の鋳型1は有枠鋳型であり、周縁部を成すダクタイル鋳
鉄製の枠部2を備える。この鋳型1はその周縁側壁に複
数の係止突部3を突設しており、これが鋳型搬送時の容
易化を図っている。
【0010】鋳型搬送路Rは工場内の床面F上に設けら
れ、その一部に処理鋳型載置部Bが形成されている。鋳
型搬送路Rには周知の図示しない搬送機が装備され、処
理鋳型載置部Bの上方にはリフター4が装備される。な
お、リフター4は図示しない搬送機側より供給された鋳
型1を釣下げたまま処理鋳型載置部Bの上下方向に移動
させることが出来るように形成される。床面Fに形成さ
れた処理鋳型載置部Bは塗型剤塗布室5の上方に位置
し、同室の開口が処理鋳型載置部Bの内側に重なるよう
に位置する。塗型剤塗布室5は低壁501と側壁502
とその側壁上方のフランジ部503を有し、これらは壁
材で一体的に形成されている。ここでフランジ部503
は床面Fにほぼ沿った高さ位置に形成され、そのフラン
ジ部503の上面及びその周辺の床面Fが矩形枠状を成
し、鋳型1の周縁の枠部2を載置する処理鋳型載置部B
として構成される。
【0011】塗型剤塗布室5の下部には多数のノズル6
を平面的に分散配備してなるノズル列Nが装着される。
ここでのノズル列Nは図2に示すように分散管7に連通
する複数のノズル6を備えた第1ノズル列部n1と、そ
の第1ノズル列部n1を環状に取り囲むと共に分散管8
に連通する第2ノズル列部n2と、第1ノズル列部n1
及び第2ノズル列部n2を環状に取り囲むと共に分散管
9に連通する第3ノズル列部n3とから成り、各ノズル
列部n1,n2,n3は各分散管7,8,9の塗型剤流
入部を成す導入管10,11,12を介し塗型剤供給管
13に連結される。なお、この第1ノズル列部n1で塗
布可能な第1塗布域が最も小さく、第1及び第2ノズル
列部n1,2で塗布可能な第2塗布域が中程度、第1、
第2、第3ノズル列部n1,2,3で塗布可能な第3塗
布が最も大きく設定されている。
【0012】ここでの各ノズル6は後述のように、所定
の噴射圧において、開口側の鋳型表面に向けて塗型剤を
上向きに、しかも水玉状の噴流として塗布できるよう、
その噴口径及び形状が設定される。更に、各ノズル6は
処理鋳型載置部Bよりの上下間隔hがほぼ一定に形成さ
れ、ここでは500mmに設定された。なお、導入管1
1,12は各々開閉弁14,15を備え、これらは制御
手段としてのコントローラ16に接続されている。塗型
剤供給管13は塗型剤供給路rを形成し、塗型剤の供給
タンク17より延出して途中のタンク用開閉弁21、ポ
ンプ19及び主開閉弁20を経て、その先端が分岐して
ノズル列側の各導入管10,11,12に連通する。
【0013】図1、図3に示すように、塗型剤供給管1
3の内壁内には、水供給手段22の給水管23の噴射口
231が連通している。ここで噴射口231は塗型剤供
給路rの下流に向けて水を噴射できるように形成されて
いる。水供給手段22は図示しない水源に連結され、こ
れより供給される水は給水管23上の開閉弁26により
流動を制御される。さらに、タンク用開閉弁21が開閉
制御されて塗型剤の流動を制御できる。なお、塗型剤の
供給タンク17には予め、図示しないミキサー内で水を
加えながら、ボーメ計等で濃度の検出調整がなされた塗
型剤が供給されている。
【0014】塗型剤供給管13の途中に配設され、ノズ
ル列Nに調整済の塗型剤を圧送する圧送手段としてのポ
ンプ19は遠心ポンプであり、そのポンプモータ191
がコントローラ16に接続される。ここでポンプ19は
その回転数を操作して塗型剤の吐出圧を増減制御可能で
あり、ノズル列の噴流を水玉状と成す吐出圧を保持すべ
く上記圧送手段をコントローラ16が制御する。なお、
塗型剤塗布室5はその下壁にドレーン口40を備え、ド
レーン口40は回収用ポンプ43を備えたドレーンパイ
プ41を介して回収装置42に連結される。この回収装
置42は回収用ポンプ43によって搬送されてくる塗型
剤を沈殿層に滞留させ、水を分離して排水して塗型剤の
み残留させる。ここで残った塗型剤は適宜の搬送手段に
よって供給タンク17に戻されて再利用される。なお回
収用ポンプ43はコントローラ16に制御される。
【0015】コントローラ16は周知のマイクロコンピ
ュータでその要部が構成され、下記する制御特性に沿っ
て各電磁弁14,15,20,21,26及びポンプ1
9を制御する。ここで、コントローラ16は処理鋳型載
置部Bに鋳型1が載置されるとオン信号を出力するセッ
トスイッチ29と、運転指令としてのスタート信号を発
するスタートスイッチ30と、第1ノズル列部n1、第
2ノズル列部n2あるいは第3ノズル列部n3を選択的
に駆動させる切り換え指令を発するモードスイッチ列3
1と、回収スイッチ34及び洗浄スイッチ35とを接続
する。
【0016】以下、図6の制御ルーチンに沿って本装置
の機能を説明する。まず、コントローラ16は図示しな
い電源スイッチのオンによって作動する。ステップs1
では、洗浄スイッチ35のオンオフ情報より洗浄処理の
判定をする。ここで、オフではステップs2に進む。他
方、操作者が洗浄スイッチ35をオンするとステップs
3に進んで、洗浄処理に入る。洗浄処理ではタンク用開
閉弁21をオフして鋳型搬送路Rに塗型剤が更に流入す
ることを阻止し、流量調整弁26,27を共に全開さ
せ、主開閉弁20と両開閉弁14,15を共に開放さ
せ、ポンプ19を駆動させる。
【0017】これによって、ノズル列Nの全部のノズル
6が洗浄用水を受けて噴射でき、装置内の各管内流路の
洗浄が人手によらず自動化してなされる。所定の時間が
経過することによって操作者が洗浄スイッチ35をオフ
すると、ステップs2に進み、ポンプ19を停止させ、
タンク用開閉弁21をオンして洗浄非作動処理を行な
い、ステップs4に進む。ステップs4に達すると、こ
こでは回収スイッチ34がオンされているか否か判断
し、オフではステップs5に進み、オンではステップs
6に達し、ここで回収処理に入る。この回収処理では回
収用ポンプ43を駆動させる。これによって噴射された
塗型剤のうちで鋳型表面に付着せず塗型剤塗布室5下部
に流下して滞留している塗型剤をドレーン口40より回
収装置42内に圧送する。なお、この回収用ポンプ43
は装置のノズル列Nの運転時に常時駆動するようにして
も良く、間歇的に駆動させても良く、ここでは操作者の
回収スイッチ34の操作に応じて運転制御される。
【0018】回収スイッチ34がオフされるとステップ
s5に進んで、回収用ポンプ43をオフする回収非作動
処理を行ない、ステップs7に進む。ステップs7では
処理鋳型載置部Bに鋳型1が載置されたか否かをセット
スイッチ29のセット信号の有無によって判断する。こ
の場合、造型工程で造型された鋳型1が鋳型搬送路Rに
沿ってリフター4に達し、このリフター4が操作されて
鋳型1が処理鋳型載置部B上に配設されると、セットス
イッチ29がセット信号を出力することとなる。なお、
オフではリターンし、鋳型1が載置されない限り噴射制
御は成されない。
【0019】ステップs8乃至s10に達すると、モー
ドスイッチ列31の信号を取り込み、まず、モードM−
1かモードM−2かモードM−3かを順次判断する。こ
こでモードM−1では両開閉弁14,15をオフして第
1ノズル列部n1のみを駆動し、図2に示す様に最も狭
い第1塗布域の塗布処理を可能とする(ステップs1
0)。モードM−2では開閉弁14をオンし、開閉弁1
5をオフして第1,2ノズル列部n1,2を駆動し、図
2に示す様に中程度の第2塗布域の塗布を可能とする
(ステップs11)。モードM−1,M−2でも無い場
合はモードM−3と見做され、両開閉弁14,15がオ
ンされて第1,2,3ノズル列部n1,n2,n3を駆
動し、図2に示す様に最も大きな第3塗布域の塗布を可
能とする(ステップs12)。
【0020】ステップs10,11,12側よりステッ
プs13に達すると、ここでは、スタートスイッチ30
が操作者によってオンされたか否かを判断し、オフの間
はステップs14,15で主電磁弁20及びポンプ19
をオフに保持し、オンされるとステップs16,17に
進む。ここでは主電磁弁20をオンし、ポンプ19をオ
ンし、リターンする。ステップs17ではポンプモータ
191の駆動回路(図示せず)には選択されたモードM
−1,M−2,M−3に応じた出力Vm1,Vm2,V
m3が所定のマップ(図3に一例を示す)で算出され、
同出力でポンプモータ191が駆動される。この場合、
選択された各モードにおいて、ノズル列の噴流を水玉状
と成す吐出圧がそれぞれ得られるように、ここでの各吐
出圧、即ちポンプモータ出力が予め設定されることとな
る。
【0021】この様にステップs17のポンプの吐出圧
制御によって噴流を水玉状に安定して調整することが出
来る。このように水玉状の噴流を安定して上向きに噴射
し、これを下向きの鋳型1の表面に塗布するので、粒状
の塗型剤は鋳型表面のはだ砂の粒子間に侵入することを
抑制され、鋳型1の表面に沿ってほぼ層状に塗型剤によ
る被膜層を形成出来る。このように形成された塗型剤か
ら成る被膜層は鋳込み時に塗型剤として適確に働くこと
が出来、即ち、はだ砂の粒子間を塞がないのでガス抜き
が適確に成され、溶湯と砂との化学反応を防止できるの
で、鋳はだを滑らかにすることが出来る。
【0022】上述の処において、回収用ポンプ43、タ
ンク用開閉弁21、主開閉弁20及び両開閉弁14,1
5、はコントローラ16によって制御されるものとして
いるが、装置の簡素化を図るべく、これらポンプ43の
オンオフ制御や各弁を手動で個々に制御し、ノズル列の
噴流を水玉状と成す吐出圧を保持すべくポンプモータ1
91の駆動回路(図示せず)への出力Vmの増減調整を
手動で行なうように構成しても良い。この場合でも、塗
型剤塗布作業の簡易な自動化を達成できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、第1の発明はノズル列の
噴流が水玉状を保持すべく制御するので、この塗型剤の
塗布制御を自動化出来、鋳型表面に一様な被膜層を容易
に確実に形成出来、作業性をより向上でき、製品コスト
を低減可能であり、作業者及び鋳型が存在する環境を良
好に安全に保つことが容易である。
【0024】更に、第2の発明はノズル列の噴流が水玉
状を保持すべく調整し、適時に塗型剤供給路上に洗浄用
水を供給するので、鋳型表面に一様な被膜層を容易に形
成出来、作業性を向上でき、特に適時にノズル列を人手
によらずに洗浄でき、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗型剤塗布装置の概略全体構成図であ
る。
【図2】図1の装置のノズル列の平面図である。
【図3】図1の装置の用いるモード相当出力算出マップ
である。
【図4】図1の装置のコントローラが行なう制御プログ
ラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 鋳型 2 枠部 5 塗型剤塗布室 6 ノズル 10 導入管 11 導入管 12 導入管 13 塗型剤供給管 16 コントローラ 17 タンク 19 ポンプ 22 水供給手段 26 流量調整弁 N ノズル列 B 処理鋳型載置部 r 塗型剤供給路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯と接する表面を下向きにした鋳型の周
    縁部が載置される処理鋳型載置部と、上記処理鋳型載置
    部の内側に位置する開口を上部に形成した塗型剤塗布室
    と、上記塗型剤塗布室の下部に平面的に分散配備される
    と共に上記開口側の鋳型表面に向けて塗型剤を上向きの
    噴流として噴射するノズル列と、上記塗型剤の供給タン
    クより延出して上記ノズル列に達する塗型剤供給路に設
    けられ上記ノズル列の噴流を水玉状と成す吐出圧で上記
    塗型剤を圧送可能な圧送手段と、上記ノズル列の噴流が
    水玉状を保持すべく上記圧送手段を制御する制御手段と
    を有した塗型剤塗布装置。
  2. 【請求項2】溶湯と接する表面を下向きにした鋳型の周
    縁部が載置される処理鋳型載置部と、上記処理鋳型載置
    部の内側に位置する開口を上部に形成した塗型剤塗布室
    と、上記塗型剤塗布室の下部に平面的に分散配備される
    と共に上記開口側の鋳型表面に向けて塗型剤を上向きの
    噴流として噴射するノズル列と、上記塗型剤の供給タン
    クより延出して上記ノズル列に達する塗型剤供給路に設
    けられ上記ノズル列の噴流を水玉状と成す吐出圧で上記
    塗型剤を圧送可能な圧送手段と、上記塗型剤供給路上に
    洗浄用水を供給する水供給手段とを有した塗型剤塗布装
    置。
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