JP2000033328A - 2液混合方法 - Google Patents
2液混合方法Info
- Publication number
- JP2000033328A JP2000033328A JP10219795A JP21979598A JP2000033328A JP 2000033328 A JP2000033328 A JP 2000033328A JP 10219795 A JP10219795 A JP 10219795A JP 21979598 A JP21979598 A JP 21979598A JP 2000033328 A JP2000033328 A JP 2000033328A
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- liq
- curing
- mixer
- liquid
- mixing ratio
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2液塗装において、主液と硬化液を10:1
の割合で混合する場合に、2液の供給源から混合機の入
り口までの経路の容積をそれぞれ100mlとすると、
硬化液が混合機の入り口に達するまでに主液は混合機の
中に900ml流れ込んでいてこの主液には硬化液が混
合されていないから、被塗装物に吹き付けることはでき
ず、捨て吹きをしなければない。 【解決手段】 各液が各供給源から混合機の付近に達す
るまでは1対1の混合比で供給し、その後は10:1の
混合比で2液を混合機に供給するようにした。
の割合で混合する場合に、2液の供給源から混合機の入
り口までの経路の容積をそれぞれ100mlとすると、
硬化液が混合機の入り口に達するまでに主液は混合機の
中に900ml流れ込んでいてこの主液には硬化液が混
合されていないから、被塗装物に吹き付けることはでき
ず、捨て吹きをしなければない。 【解決手段】 各液が各供給源から混合機の付近に達す
るまでは1対1の混合比で供給し、その後は10:1の
混合比で2液を混合機に供給するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主液と硬化液とを
一定割合で混合して噴射する2液塗装のように、2液を
一定割合で混合する方法に関する。
一定割合で混合して噴射する2液塗装のように、2液を
一定割合で混合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、2液塗装において、主液と硬化
液を10:1の割合で混合する場合に、2液の供給源か
ら混合機の入り口までの経路の容積をそれぞれ100m
lとすると、硬化液が混合機の入り口に達するまでに主
液は混合機の中に900ml流れ込んでいてこの主液に
は硬化液が混合されていないから、被塗装物に吹き付け
ることはできず、捨て吹きをしなければない。
液を10:1の割合で混合する場合に、2液の供給源か
ら混合機の入り口までの経路の容積をそれぞれ100m
lとすると、硬化液が混合機の入り口に達するまでに主
液は混合機の中に900ml流れ込んでいてこの主液に
は硬化液が混合されていないから、被塗装物に吹き付け
ることはできず、捨て吹きをしなければない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その上、一般に硬化液
は無色透明であって、目視しただけでは混合状態が分か
らないため、過剰に捨て吹きを行うことになって塗料が
無駄になり、また、作業能率向上の妨げとなっていた。
は無色透明であって、目視しただけでは混合状態が分か
らないため、過剰に捨て吹きを行うことになって塗料が
無駄になり、また、作業能率向上の妨げとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】このよう
な課題を解決するための手段として、本発明は、各液が
各供給源から混合機の付近に達するまでは1対1の混合
比で供給し、その後は所定の混合比で2液を混合機に供
給するようにしたから、噴射のほぼ当初から所定の混合
比で2液が混合されるのであって、捨て吹きの量が少な
くて済むため塗料の無駄が少なく、作業能率が向上する
効果がある。
な課題を解決するための手段として、本発明は、各液が
各供給源から混合機の付近に達するまでは1対1の混合
比で供給し、その後は所定の混合比で2液を混合機に供
給するようにしたから、噴射のほぼ当初から所定の混合
比で2液が混合されるのであって、捨て吹きの量が少な
くて済むため塗料の無駄が少なく、作業能率が向上する
効果がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を2液混合型塗装機
の混合方法に適用した一実施の形態を図1に基づいて説
明する。図において、1はマニホールドであって、第1
のポンプ5から圧送される第1の主液の開閉弁2と第2
のポンプ6から圧送される第2の主液の開閉弁3と第3
のポンプ7から圧送される第3の主液の開閉弁4とポン
プ8から圧送される硬化液の開閉弁9とポンプ10から
圧送される洗浄シンナを硬化液経路に送る開閉弁11と
主液経路に送る開閉弁12とが取り付けられている。
の混合方法に適用した一実施の形態を図1に基づいて説
明する。図において、1はマニホールドであって、第1
のポンプ5から圧送される第1の主液の開閉弁2と第2
のポンプ6から圧送される第2の主液の開閉弁3と第3
のポンプ7から圧送される第3の主液の開閉弁4とポン
プ8から圧送される硬化液の開閉弁9とポンプ10から
圧送される洗浄シンナを硬化液経路に送る開閉弁11と
主液経路に送る開閉弁12とが取り付けられている。
【0006】これらの開閉弁2、3、4、9、11、1
2は加圧空気によって開閉駆動される。
2は加圧空気によって開閉駆動される。
【0007】マニホールド1に接続された主液通路23
は、主液流量計14を介してプレミキサ16に接続さ
れ、硬化液通路13は硬化剤流量計15を介してプレミ
キサ16に接続され、プレミキサ16はスタッティクミ
キサ17に接続され、スタッティクミキサ17はドレン
バルブ18を介してスプレイガン19に接続されてい
る。
は、主液流量計14を介してプレミキサ16に接続さ
れ、硬化液通路13は硬化剤流量計15を介してプレミ
キサ16に接続され、プレミキサ16はスタッティクミ
キサ17に接続され、スタッティクミキサ17はドレン
バルブ18を介してスプレイガン19に接続されてい
る。
【0008】21は加圧空気供給源22から供給される
加圧空気を開閉弁2、3、4、9、10に別々に供給し
てこれらの開閉弁2、3、4、9を開く複数の吐出口を
有する電磁開閉弁であって、その開閉は制御装置20の
指令信号によって行われ、制御装置20は主液流量計1
4と硬化液流量計15の出力信号を入力して指令信号を
発するようになっている。
加圧空気を開閉弁2、3、4、9、10に別々に供給し
てこれらの開閉弁2、3、4、9を開く複数の吐出口を
有する電磁開閉弁であって、その開閉は制御装置20の
指令信号によって行われ、制御装置20は主液流量計1
4と硬化液流量計15の出力信号を入力して指令信号を
発するようになっている。
【0009】次に、本実施の形態の作動を説明する。1
色の塗料による塗装が終了すると、制御装置20からの
指令信号により電磁開閉弁21が作動して開閉弁11と
12が開くことによりポンプ10から圧送された洗浄シ
ンナが主液通路23と硬化液通路13を流れて、プレミ
キサ16、スタッティクミキサ17、ドレンバルブ18
及びスプレイガン19を洗浄した後、制御装置20から
の指令信号により電磁開閉弁21が作動して適宜の主液
供給用の開閉弁2、3、4の内の1つと硬化液供給用の
開閉弁9が一定時間ずつ交互に開き、主液と硬化液が洗
浄シンナを押し出しながら同量ずつ主液通路23と硬化
液通路13をプレミキサ16に向かって流れ、主液流量
計14と硬化液流量計15の測定値がそれぞれあらかじ
め測定しておいたほぼ同量の主液通路23と硬化液通路
13の容積に達すると、制御装置20から電磁開閉弁2
1に入力される信号が変化し、例えば、主液と硬化液の
適正な混合比が10:1である場合には主液流量計14
の計測値が100mlとなるまでの間主液供給用の開閉
弁2(または、3、4)を開いて閉じた後に硬化液流量
計15の計測値が10mlになるまでの間硬化液供給用
の開閉弁9を開いた後閉じる動作が繰り返されため、主
液と硬化液が正しく10:1の割合でプレミキサ16に
供給されて大まかに混合された後、スタッティクミキサ
17で十分に混合され、ドレンバルブ18を経てスプレ
イガン19から噴出されるのであって、捨て吹きはプレ
ミキサ16からスプレイガン19の間に残っていた洗浄
シンナが放出されるまで行えばよいから、塗料の無駄が
無く、また、捨て吹き時間も短くて色替えの時間が短縮
される。
色の塗料による塗装が終了すると、制御装置20からの
指令信号により電磁開閉弁21が作動して開閉弁11と
12が開くことによりポンプ10から圧送された洗浄シ
ンナが主液通路23と硬化液通路13を流れて、プレミ
キサ16、スタッティクミキサ17、ドレンバルブ18
及びスプレイガン19を洗浄した後、制御装置20から
の指令信号により電磁開閉弁21が作動して適宜の主液
供給用の開閉弁2、3、4の内の1つと硬化液供給用の
開閉弁9が一定時間ずつ交互に開き、主液と硬化液が洗
浄シンナを押し出しながら同量ずつ主液通路23と硬化
液通路13をプレミキサ16に向かって流れ、主液流量
計14と硬化液流量計15の測定値がそれぞれあらかじ
め測定しておいたほぼ同量の主液通路23と硬化液通路
13の容積に達すると、制御装置20から電磁開閉弁2
1に入力される信号が変化し、例えば、主液と硬化液の
適正な混合比が10:1である場合には主液流量計14
の計測値が100mlとなるまでの間主液供給用の開閉
弁2(または、3、4)を開いて閉じた後に硬化液流量
計15の計測値が10mlになるまでの間硬化液供給用
の開閉弁9を開いた後閉じる動作が繰り返されため、主
液と硬化液が正しく10:1の割合でプレミキサ16に
供給されて大まかに混合された後、スタッティクミキサ
17で十分に混合され、ドレンバルブ18を経てスプレ
イガン19から噴出されるのであって、捨て吹きはプレ
ミキサ16からスプレイガン19の間に残っていた洗浄
シンナが放出されるまで行えばよいから、塗料の無駄が
無く、また、捨て吹き時間も短くて色替えの時間が短縮
される。
【0010】本発明は、塗料以外に接着剤などの混合に
も適用することができる。
も適用することができる。
【図1】本発明の実施に使用する塗装機の概要説明図で
ある。
ある。
1:マニホールド 2、3、4、9、11、12:開閉弁 5、6、7:主液ポンプ 8:硬化液ポンプ 13:主液経路 23:硬化液経路 15:主液流量計 16:プレミキサ 17:スタティクミキサ 19:スプレイガン 20:制御装置 21:電磁開閉弁
Claims (1)
- 【請求項1】 混合比の異なる2液を別々の経路を通し
て混合機に供給して混合するようにした2液混合方法に
おいて、各液が各供給源から前記混合機付近に達するま
では1対1の混合比で供給し、その後は所定の混合比で
2液を前記混合機に供給することを特徴とする2液混合
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219795A JP2000033328A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 2液混合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10219795A JP2000033328A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 2液混合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000033328A true JP2000033328A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16741158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10219795A Pending JP2000033328A (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 2液混合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000033328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004154641A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Asahi Sunac Corp | 多液混合装置 |
CN113670974A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-11-19 | 天津大学合肥创新发展研究院 | 一种超临界co2混合工质换热实验系统 |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP10219795A patent/JP2000033328A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004154641A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Asahi Sunac Corp | 多液混合装置 |
CN113670974A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-11-19 | 天津大学合肥创新发展研究院 | 一种超临界co2混合工质换热实验系统 |
CN113670974B (zh) * | 2021-09-18 | 2023-10-31 | 天津大学合肥创新发展研究院 | 一种超临界co2混合工质换热实验系统 |
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