JPH0663658A - プレス打ち抜き部品 - Google Patents
プレス打ち抜き部品Info
- Publication number
- JPH0663658A JPH0663658A JP22432092A JP22432092A JPH0663658A JP H0663658 A JPH0663658 A JP H0663658A JP 22432092 A JP22432092 A JP 22432092A JP 22432092 A JP22432092 A JP 22432092A JP H0663658 A JPH0663658 A JP H0663658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punched
- press
- steel sheet
- punching
- sagging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 打ち抜き後の防錆処理を不要とすることので
きるプレス打ち抜き部品を提供する。 【構成】 表面に防錆処理11を施した鋼板12をプレ
ス打ち抜きしてその打ち抜き縁部にダレ込み部13を形
成し、ダレ込み部13の終端縁に生じる破断部14を鋼
板の一面12aとほぼ同一面上に形成したことを特徴と
する。
きるプレス打ち抜き部品を提供する。 【構成】 表面に防錆処理11を施した鋼板12をプレ
ス打ち抜きしてその打ち抜き縁部にダレ込み部13を形
成し、ダレ込み部13の終端縁に生じる破断部14を鋼
板の一面12aとほぼ同一面上に形成したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス打ち抜き部品に関
する。特に、打ち抜き後の防錆処理を不要としたプレス
打ち抜き部品に関するものである。
する。特に、打ち抜き後の防錆処理を不要としたプレス
打ち抜き部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス打ち抜き部品の防錆処理
は、鋼板を打ち抜いた後に、メッキまたは塗装等により
行なっていた。
は、鋼板を打ち抜いた後に、メッキまたは塗装等により
行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプレス打ち抜き部品の防錆処理は、鋼板を打ち抜いた
後のメッキ処理または塗装処理等により行なっていたの
で、処理コストが高くなるという問題があった。
のプレス打ち抜き部品の防錆処理は、鋼板を打ち抜いた
後のメッキ処理または塗装処理等により行なっていたの
で、処理コストが高くなるという問題があった。
【0004】仮に、予め表面に防錆処理を施した鋼板を
用いたとしても、プレス端面には、非処理面が露出する
こととなるため、この面に錆が発生するという問題が残
り、結局のところ後処理が必要になる。
用いたとしても、プレス端面には、非処理面が露出する
こととなるため、この面に錆が発生するという問題が残
り、結局のところ後処理が必要になる。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、打ち抜き後の防錆処理を不要とすることのできる
プレス打ち抜き部品を提供することにある。
決し、打ち抜き後の防錆処理を不要とすることのできる
プレス打ち抜き部品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプレス打ち抜き部品は、表面に防錆処理を施
した鋼板をプレス打ち抜きしてその打ち抜き縁部にダレ
込み部を形成し、このダレ込み部の終端縁に生じる破断
部を前記鋼板の一面とほぼ同一面上に形成したことを特
徴とする。
に本発明のプレス打ち抜き部品は、表面に防錆処理を施
した鋼板をプレス打ち抜きしてその打ち抜き縁部にダレ
込み部を形成し、このダレ込み部の終端縁に生じる破断
部を前記鋼板の一面とほぼ同一面上に形成したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のように作
用する。
用する。
【0008】すなわち、打ち抜き縁部にダレ込み部が形
成される過程で、このダレ込み部には、鋼板の防錆処理
部もともにダレ込んでくる。したがって、ダレ込み部す
なわち打ち抜き縁部は防錆処理部で覆われることとな
る。
成される過程で、このダレ込み部には、鋼板の防錆処理
部もともにダレ込んでくる。したがって、ダレ込み部す
なわち打ち抜き縁部は防錆処理部で覆われることとな
る。
【0009】ダレ込み部の終端縁に生じる破断部は防錆
処理部で覆われないが、この破断部の表面積は、打ち抜
き縁部の表面積に比べれば極めて小さいからそれほど問
題とはならない。また、破断部は、鋼板の一面とほぼ同
一面上に形成されているので、この面が人目に触れない
ようにプレス打ち抜き部品を配置することにより、外観
も損なわれない。
処理部で覆われないが、この破断部の表面積は、打ち抜
き縁部の表面積に比べれば極めて小さいからそれほど問
題とはならない。また、破断部は、鋼板の一面とほぼ同
一面上に形成されているので、この面が人目に触れない
ようにプレス打ち抜き部品を配置することにより、外観
も損なわれない。
【0010】このように、本発明のプレス打ち抜き部品
によれば、打ち抜き後の防錆処理が不要になるという効
果が得られる。
によれば、打ち抜き後の防錆処理が不要になるという効
果が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は本発明に係るプレス打ち抜き部品の
一実施例の打ち抜き過程を示す説明正面図、図2は打ち
抜き縁部の説明図である。
一実施例の打ち抜き過程を示す説明正面図、図2は打ち
抜き縁部の説明図である。
【0013】これらの図に示すように、本実施例のプレ
ス打ち抜き部品10は、表面に防錆処理(防錆処理部を
符号11で示す)を施した鋼板12をプレス打ち抜きし
てその打ち抜き縁部にダレ込み部13を形成し、このダ
レ込み部13の終端縁に生じる破断部14を鋼板の一面
12aとほぼ同一面上に形成してある。防錆処理は、例
えば、鋼板12の表面に、展延性に優れた純亜鉛層をメ
ッキすることにより行なう。
ス打ち抜き部品10は、表面に防錆処理(防錆処理部を
符号11で示す)を施した鋼板12をプレス打ち抜きし
てその打ち抜き縁部にダレ込み部13を形成し、このダ
レ込み部13の終端縁に生じる破断部14を鋼板の一面
12aとほぼ同一面上に形成してある。防錆処理は、例
えば、鋼板12の表面に、展延性に優れた純亜鉛層をメ
ッキすることにより行なう。
【0014】図1において、21はパンチ、22は板押
さえ、23はダイである。この図に示すプレス打ち抜き
機の特徴は、パンチ21とダイ23とのクリアランスC
を、通常の打ち抜き加工を行なう場合に比べて大きく設
定した点にある。クリアランスCは例えば、鋼板12の
厚さの1/2に設定する。
さえ、23はダイである。この図に示すプレス打ち抜き
機の特徴は、パンチ21とダイ23とのクリアランスC
を、通常の打ち抜き加工を行なう場合に比べて大きく設
定した点にある。クリアランスCは例えば、鋼板12の
厚さの1/2に設定する。
【0015】このようなプレス打ち抜き機で製品10を
打ち抜くと、打ち抜き縁部に矢印aで示すようにダレ込
みが生じ、湾曲状のダレ込み部13が形成される。ダレ
込み部13が形成される過程で、このダレ込み部13に
は、鋼板の防錆処理部11もともにダレ込んでくる。し
たがって、ダレ込み部13すなわち打ち抜き縁部は防錆
処理部11で覆われることとなる。
打ち抜くと、打ち抜き縁部に矢印aで示すようにダレ込
みが生じ、湾曲状のダレ込み部13が形成される。ダレ
込み部13が形成される過程で、このダレ込み部13に
は、鋼板の防錆処理部11もともにダレ込んでくる。し
たがって、ダレ込み部13すなわち打ち抜き縁部は防錆
処理部11で覆われることとなる。
【0016】ダレ込み部13の終端縁に生じる破断部1
4は防錆処理部で覆われないが、この破断部14の表面
積は、打ち抜き縁部の表面積に比べれば極めて小さいか
らそれほど問題とはならない。また、破断部14は、鋼
板の一面12aとほぼ同一面上に形成されているので、
この面12aが人目に触れないようにプレス打ち抜き部
品10を配置することにより、外観も損なわれない。
4は防錆処理部で覆われないが、この破断部14の表面
積は、打ち抜き縁部の表面積に比べれば極めて小さいか
らそれほど問題とはならない。また、破断部14は、鋼
板の一面12aとほぼ同一面上に形成されているので、
この面12aが人目に触れないようにプレス打ち抜き部
品10を配置することにより、外観も損なわれない。
【0017】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明のプレス打ち抜き部品によれば、
打ち抜き後の防錆処理が不要になるという効果が得られ
る。
打ち抜き後の防錆処理が不要になるという効果が得られ
る。
【図1】本発明に係るプレス打ち抜き部品の一実施例の
打ち抜き過程を示す説明正面図。
打ち抜き過程を示す説明正面図。
【図2】同上実施例の打ち抜き縁部の説明図。
10 プレス打ち抜き部品 11 防錆処理部 12 鋼板 13 ダレ込み部 14 破断部
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に防錆処理を施した鋼板をプレス打
ち抜きしてその打ち抜き縁部にダレ込み部を形成し、こ
のダレ込み部の終端縁に生じる破断部を前記鋼板の一面
とほぼ同一面上に形成したことを特徴とするプレス打ち
抜き部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22432092A JPH0663658A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プレス打ち抜き部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22432092A JPH0663658A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プレス打ち抜き部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663658A true JPH0663658A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16811908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22432092A Pending JPH0663658A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プレス打ち抜き部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663658A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0913182A (ja) * | 1994-11-30 | 1997-01-14 | Kyodo Ky Tec Kk | 防錆処理鋼板の縁処理構造および縁処理方法 |
JP2020175421A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 日本製鉄株式会社 | 表面処理鋼板の切断加工方法 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22432092A patent/JPH0663658A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0913182A (ja) * | 1994-11-30 | 1997-01-14 | Kyodo Ky Tec Kk | 防錆処理鋼板の縁処理構造および縁処理方法 |
JP2020175421A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 日本製鉄株式会社 | 表面処理鋼板の切断加工方法 |
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