JPH0663326A - バグフィルタ集塵装置 - Google Patents

バグフィルタ集塵装置

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JPH0663326A
JPH0663326A JP4215020A JP21502092A JPH0663326A JP H0663326 A JPH0663326 A JP H0663326A JP 4215020 A JP4215020 A JP 4215020A JP 21502092 A JP21502092 A JP 21502092A JP H0663326 A JPH0663326 A JP H0663326A
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JP
Japan
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dust
dust collecting
bag filter
collecting chamber
chamber
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JP4215020A
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English (en)
Inventor
Eiji Yuki
英治 幸
Katsunori Kanda
克典 神田
Yoshiaki Omata
良章 尾股
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Nippon Steel Corp
Shinwa Corp
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Nippon Steel Corp
Shinwa Corp
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵室内のバグフィルタ交換作業時、その集
塵室内の汚染空気を吸出して他の集塵室のバグフィルタ
で捕集でき、バグフィルタ交換の作業環境の改善を図る
と共に、周囲への汚染空気の飛散を防止でき、設備費並
びに経費の節減や省スペース化が図れるバグフィルタ集
塵装置を提供することにある。 【構成】 相互に区画された複数の集塵室2A〜2F内
に発塵源からの含塵ガスをメインダクト8を介しのブロ
ア9により導通し、これら集塵室2A〜2F内に設けた
バグフイルタ3で濾過集塵する一方、集塵室2A内のバ
グフィルタ交換作業時、当該交換作業中の集塵室2A内
の汚染空気を吸出するためのダンパー付10aき吸引口
10を備えると共に、この吸引口10から当該集塵室2
A内の汚染空気を換気用ファン12により吸出してバグ
フィルタ交換作業中以外の集塵室2B内に導通するサブ
ダクト11,13を備えて構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種工場に発塵源から
の含塵ガスを濾過集塵するバグフィルタ集塵装置に関
し、特に各集塵室内のバグフィルタ交換時の作業環境の
改善を図ったバグフィルタ集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のバグフィルタ集塵装置
は、集塵機本体内を仕切壁により複数の集塵室に区画
し、その各々の集塵室内に多数本のバグフィルタを吊設
している。そして、発塵源からの含塵ガスをメインダク
トを介しブロアにより押込み式或いは引込み式にて各集
塵室内に導通し、その各集塵室内のバグフイルタにより
含塵ガス中の粉塵(ダスト)を濾過捕集して集塵作業を
行う。
【0003】そのバグフィルタに捕集堆積した粉塵は、
各集塵室ごとに、時々上側から逆洗パルスジェットエア
を噴射するなどして払い落とし、下部ホッパーより排出
除去する。これでバグフィルタの再生を行いながら集塵
作業を継続する。
【0004】しかしながら、バグフィルタは捕集粉塵を
払い落として再生を何回か繰り返しながら使用している
うちに、フィルタ(濾布)自体の損傷や捕集粉塵の過剰
付着等により寿命が来て、次第に集塵効率が悪くなり、
新しいものと交換する必要がある。
【0005】このバグフィルタの交換は、まず、集塵室
への発塵源からの含塵ガス導通を止め、即ち集塵運転を
休止し、この状態で作業員が集塵室内に入り、古いバグ
フィルタを一本ずつ抜き外して集塵室外に取り出す作業
を行う。この際、古いバグフィルタなどに付着堆積して
いる粉塵が飛遊し、この汚染空気が当該集塵室内に充満
し、作業員にとって非常に悪い作業環境となる。
【0006】こうしたバグフィルタ交換時の作業環境の
改善を考慮した集塵装置は殆ど無いのが現状である。ま
た、これに絡んだ提案としては、実開平2−48119
号公報に示されている如く、集塵機本体に対し排気ダク
トを介して接続する副集塵機を別途設け、この副集塵機
でバグフィルタ交換作業時の集塵室内の汚染空気を吸出
して集塵処理するようにした構成のものが提唱されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した提
案のものでは、バグフィルタ交換作業時の集塵室内の作
業環境の改善を図るために、該集塵室内の汚染空気を吸
出して集塵処理する副集塵機を別途設置しなければなら
ず、その分、設備費並びに経費が高くつくと共に、その
設置スペースも多く必要となるなどの不都合がある。
【0008】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、副集塵機を設けることなく、集塵室内
のバグフィルタ交換作業時、その集塵室内の汚染空気を
吸出して他の集塵室のバグフィルタで捕集し、バグフィ
ルタ交換の作業環境の改善を図ると共に、周囲への汚染
空気の飛散を防止でき、設備費並びに経費の節減や省ス
ペース化が図れるバグフィルタ集塵装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバグフィルタ集
塵装置は、前記目的を達成するために、相互に区画され
た複数の集塵室内に発塵源からの含塵ガスをメインダク
トを介してブロアにより押込み式或いは引込み式にて導
通し、これら集塵室内に設けたバグフイルタで濾過集塵
する構成で、且つ前記集塵室内のバグフィルタ交換作業
時、当該交換作業中の集塵室内の汚染空気を吸出するた
めのダンパー付き吸引口を備えると共に、この吸引口か
ら当該集塵室内の汚染空気を前記メインのブロア或いは
別途設けた換気用ファンの送風作用により吸出してバグ
フィルタ交換作業中以外の集塵室内に導通するサブダク
トを備えて構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成のバグフィルタ集塵装置によれば、集
塵室内のバグフィルタ交換作業時には、当該集塵室内へ
の発塵源からの含塵ガスの導入を止め、その代わりに当
該集塵室の吸引口のダンパを開くことで、その吸引口か
ら当該集塵室内の汚染空気をメインのブロア或いは別途
設けた換気用ファンの送風作用により吸出し、その汚染
空気をサブダクトを介しバグフィルタ交換作業中以外の
集塵室に導通してバグフィルタにより濾過捕集するよう
になる。これで副集塵機を別途設けなくても、フィルタ
交換作業を行う集塵室内を換気できて作業環境を改善で
きるようになると共に、その汚染空気の周囲への飛散を
防止できるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図3
により説明する。まず、この第1の実施例は含塵ガス押
し込みタイプのバグフィルタ集塵装置の場合で、集塵機
本体(ハウジング)1内に仕切壁によりそれぞれ区画さ
れた複数の集塵室2A,2B,2C,2D,2E,2F
が横一列に配列されている。
【0012】この各集塵室2A〜2Fには、図3に示す
如く、内部中段に多数本のバグフィルタ3が吊枠4を介
し垂下する状態に吊設されていると共に、この下部には
払い落としダスト排出除去用のホッパー5が設けられて
いる。また、各集塵室2A〜2Fの上段後面部にはルー
バーを備えた排気口6が設けられている。
【0013】こうした各集塵室2A〜2Fの前面側部に
含塵ガス導入口(インレット)7が設けられ、これら各
導入口7の途中にダンパ7a,7b,7c,7d,7
e,7fが装着されている。また、これら各導入口7に
一本の含塵ガス導入用のメインダクト8が接続され、こ
のメインダクト8の端末がメインのブロア9を介し発塵
源に接続されている。
【0014】前記各ダンパ7a〜7fを電動式等により
開き、ブロア9を稼働させれば、発塵源からの含塵ガス
をメインダクト8からそれぞれ導入口7を介して各集塵
室2A〜2F内に押し込み導通できて、その含塵ガス中
の粉塵を前記バグフィルタ3により濾過捕集できる。こ
れで清浄化した空気は上段の排気口6から外部に排気
し、各バグフィルタ3に捕集した粉塵は上方からエア噴
射装置(図示せず)により定期的に逆洗パルスジェット
エアを噴射することで払い落として下部ホッパー5より
排出除去できるようになっている。
【0015】こうしたバグフィルタ集塵装置において、
各集塵室2A〜2Fの前面側上部に、バグフィルタ交換
作業中の汚染空気を吸出するための吸引口10がそれぞ
れ設けられ、これら各吸引口10にダンパ10a,10
b,10c,10d,10e,10fが設けられてい
る。また、この各吸引口10と接続して第1のサブダク
ト11が横長に設けられ、この端部に換気用ファン12
が接続して設けられている。更に、このファン12の吐
出口に端部を接続して第2のサブダクト13が横長に設
けられ、この第2のサブダクト13からそれぞれ分岐し
て各集塵室2A〜2Fに接続する接続口14が設けられ
ている。この各接続口14にもそれぞれダンパ14a,
14b,14c,14d,14e,14fが設けられて
いる。
【0016】一方、前記ホッパー5の内部中段にスノコ
状の受棚16が設けられていると共に、この後側部に開
閉可能な蓋(図示省略)付きマンホール17が設けられ
ている。また、このマンホール17の外側下縁に上端を
開口してシュート18が取り付けられていると共に、そ
の隣側に作業足場19が設けられている。
【0017】こうした構成のバグフィルタ集塵装置にお
いて、通常の集塵運転時には、換気用ファン12を停止
しておくと共に、各集塵室2A〜2Fの吸引口10のダ
ンパー10a〜10fと接続口14のダンパー14a〜
14fを全て閉じておき、メインダクト8から分岐した
各含塵ガス導入口7のダンパー7a〜7fを開状態と
し、こうしてブロア9を稼働させて、発塵源からの含塵
ガスをメインダクト8から各導入口7を介し各集塵室2
A〜2Fに押し込み導通してバグフィルタ3により濾過
集塵する。
【0018】そして、バグフィルタ3の交換時期が来た
ら、各集塵室2A〜2Fごとに以下のようなダンパーの
開閉切り替えを行って換気運転をしながらバグフィルタ
交換作業を行う。
【0019】つまり、例えば図1左端の一番目の集塵室
2A内のバグフィルタ3の交換作業を行う場合、まず、
前述の集塵運転の状態から、その集塵室2Aの導入口7
のダンパー7aを閉じて、当該集塵室2Aへの発塵源か
らの含塵ガスの導入を止める。その他の集塵室2B〜2
Fは導入口7のダンパー7b〜7fを開いたままで含塵
ガスを導入して集塵運転を続行する。
【0020】一方、当該集塵室2Aの吸引口10のダン
パー10aを開き、その他の集塵室2B〜2Fの吸引口
10のダンパー10b〜10fは閉じておく。また、当
該集塵室2aの接続口14のダンパー14aは閉じたま
まで、他の集塵運転中の集塵室2B〜2Fの接続口14
のダンパー14b〜14fのうちのいずれか少なくとも
一つを開く、例えば隣の二番目の集塵室2Bの接続口1
4のダンパー14bを開く。
【0021】こうして換気用ファン12を稼働させて、
この吸引作用により当該集塵室2A内の汚染空気を吸引
口10から吸出し、これを第1のサブダクト11より換
気用ファン12を介し第2のサブダクト14に送って、
前記ダンパー14bが開いている接続口14より二番目
の集塵室2B内に送り込むようにする。
【0022】この換気運転状態で、図3に示す如く、作
業員が当該集塵室2A内の上段部に入り、吊枠4から古
いバグフィルタ3を一本ずつ離脱させてホッパー5内の
受棚16上に落として行くと共に、もう一人の作業員が
作業足場19上に登り、ホッパー5のマンホール17の
蓋を開けて、ホッパー5内部の受棚16上に落ちた古い
バグフィルタ3を掻き出してシュート18を介し搬送台
車20に落とし込む。そして古いバグフィルタ3を当該
集塵室2A内から全部取り出したら、新しいバグフィル
タを搬入して吊枠4に差し込むようにして吊設する。
【0023】こうしたバグフィルタ交換作業中、特に古
いバグフィルタ3の排除の際、該バグフィルタ3に付着
していた粉塵が舞い上って当該集塵室2A内に飛遊する
が、その汚染空気は前述の換気運転により吸引口10か
ら強制的に吸出されて隣の集塵室2B内に送り込まれ、
当該集塵室2A内には排気口6などから外気が引き込ま
れて換気される。これで当該集塵室2A内部の作業環境
が良くなり、作業員が楽にかつ衛生的にバグフィルタの
交換作業を行い得るようになると共に、当該集塵室2A
内から吸出した汚染空気は集塵運転中の隣の集塵室2B
内に送り込まれて、その内部のバグフィルタ3により濾
過捕集されるので、周囲への飛散を防止できるようにな
る。
【0024】また、当該集塵室2A内の古いバグフィル
タ3を前述の如くホッパー5内の受棚16上に落とし、
それをホッパー5のマンホール17から掻き出してシュ
ート18を介し搬送台車20に落とし込むので、その古
いバグフィルタ3の取り出し作業が能率良く短時間で行
ない得るようになる。
【0025】図4及び図5に本発明の第2の実施例を示
す。この第2の実施例のものは前記第1の実施例のもの
を少し変更した含塵ガス押し込みタイプのバグフィルタ
集塵装置で、図中前記図1乃至図3に示した構成と重複
するものには同一符号を付して説明の簡略化を図る。
【0026】ここでは、前記同様に、集塵機本体(ハウ
ジング)1内のそれぞれ区画された複数の集塵室2A,
2B,2C,2D,2E,2Fに対し、メインダクト8
からそれぞれ分岐した含塵ガス導入口(インレット)7
が接続され、これら各導入口7の途中にダンパ7a,7
b,7c,7d,7e,7fが装着されている。一方、
各集塵室2A〜2Fの上部に、バグフィルタ交換作業中
の汚染空気を吸出するための吸引口10がそれぞれ設け
られ、これら各吸引口10にダンパ10a,10b,1
0c,10d,10e,10fが設けられている。ま
た、この各吸引口10と接続してサブダクト21が横長
に設けられ、この端部が前記メインダクト8の端部のメ
インのブロア9の吸引口側に接続されている。なお、そ
のブロア9の発塵源に連通する吸引口側ダクトの前記サ
ブダクト21の接続部より風上側にダンパー22を設け
ておく。
【0027】こうした構成のバグフィルタ集塵装置にお
いても、各集塵室2A〜2Fの吸引口10のダンパー1
0a〜10fを全て閉じておき、メインダクト8から分
岐した各含塵ガス導入口7のダンパー7a〜7f並びに
風上側ダンパー22を開状態とし、ブロア9を稼働させ
ることで、発塵源からの含塵ガスをメインダクト8から
各導入口7を介し各集塵室2A〜2Fに押し込み導通し
て、通常の濾過集塵運転を行い得るようになる。
【0028】また、例えば図4左端の一番目の集塵室2
A内のバグフィルタ3の交換作業を行う場合、まず、前
述の集塵運転の状態から、その集塵室2Aの導入口7の
ダンパー7aを閉じて、当該集塵室2Aへの発塵源から
の含塵ガスの導入を止めると共に、当該集塵室2Aの吸
引口10のダンパー10aのみを開く。また、風上側ダ
ンパー22を閉じるか適度な半開きの状態にする。
【0029】これで、ブロア9の吸引作用により当該集
塵室2A内の汚染空気を吸引口10から強制的に吸出
し、当該集塵室2A内の換気を図ると共に、その吸出し
た汚染空気はサブダクト21より該ブロア9を通してメ
インダクト8から前記バグフィルタ交換作業中以外の集
塵室2B〜2Fのいずれかに送り込み、そこでバグフィ
ルタ3により濾過集塵するようになり、前記第1の実施
例同様の作用効果が得られる。
【0030】図6乃至図7に本発明の第3の実施例を示
す。この第3の実施例は含塵ガス引き込みタイプのバグ
フィルタ集塵装置で、図中前記図1乃至図3に示した構
成と重複するものには同一符号を付して説明の簡略化を
図る。
【0031】ここでは、前記同様に、集塵機本体(ハウ
ジング)1内のそれぞれ区画された複数の集塵室2A,
2B,2C,2D,2E,2Fの前面部に、発塵源と連
通するメインダクト8からそれぞれ分岐した含塵ガス導
入口(インレット)7が接続されている。なお、これら
各導入口7は特にダンパを必要としない。また、各集塵
室2A〜2Fの後面側上部にそれぞれ導出口(アウトレ
ット)31が設けられ、これら各導出口31の途中にダ
ンパ31a,31b,31c,31d,31e,31f
が装着されている。また、これら各導出口31に一本の
排気ダクト32が接続され、この排気ダクト32の端末
がメインの吸引ブロア9に接続されいる。
【0032】更に、前記第1の実施例同様、各集塵室2
A〜2Fの前面側上部に、バグフィルタ交換作業中の汚
染空気を吸出するための吸引口10がそれぞれ設けら
れ、これら各吸引口10にダンパ10a,10b,10
c,10d,10e,10fが設けられている。また、
この各吸引口10と接続して第1のサブダクト11が横
長に設けられ、この端部に換気用ファン12が接続して
設けられている。更に、このファン12の吐出口に端部
を接続して第2のサブダクト13が横長に設けられ、こ
の第2のサブダクト13からそれぞれ分岐して各集塵室
2A〜2Fに接続する接続口14が設けられている。こ
の各接続口14にもそれぞれダンパ14a,14b,1
4c,14d,14e,14fが設けられている。
【0033】こうした構成のバグフィルタ集塵装置にお
いて、通常の集塵運転時には、換気用ファン12を停止
しておくと共に、各集塵室2A〜2Fの吸引口10のダ
ンパー10a〜10fと接続口14のダンパー14a〜
14fを全て閉じておき、各導出口31のダンパー31
a〜31fを開状態とし、こうしてメインの吸引ブロア
9を稼働させて、発塵源からの含塵ガスをメインダクト
8から各導入口7を介し各集塵室2A〜2Fに引き込み
導通してバグフィルタ3により濾過集塵する。
【0034】そして、バグフィルタ3の交換時期が来
て、例えば図1左端の一番目の集塵室2A内のバグフィ
ルタ3の交換作業を行う場合、まず、前述の集塵運転の
状態から、その集塵室2Aの導出口31のダンパー31
aを閉じて、当該集塵室2Aへの発塵源からの含塵ガス
の導入を止める。その他の集塵室2B〜2Fは導入口7
のダンパー7b〜7fを開いたままで含塵ガスを導入し
て集塵運転を続行する。
【0035】一方、当該集塵室2Aの吸引口10のダン
パー10aを開き、その他の集塵室2B〜2Fの吸引口
10のダンパー10b〜10fは閉じておく。また、当
該集塵室2aの接続口14のダンパー14aは閉じたま
まで、他の集塵運転中の集塵室2B〜2Fの接続口14
のダンパー14b〜14fのうちのいずれか少なくとも
一つを開く、例えば隣の二番目の集塵室2Bの接続口1
4のダンパー14bを開く。
【0036】こうして換気用ファン12を稼働させて、
この吸引作用により当該集塵室2A内の汚染空気を吸引
口10から吸出し、これを第1のサブダクト11より換
気用ファン12を介し第2のサブダクト14に送って、
前記ダンパー14bが開いている接続口14より二番目
の集塵室2B内に送り込むようにする。
【0037】この換気運転状態で、前述のように作業員
が当該集塵室2A内のバグフィルタ3の交換作業を行な
えば、当該集塵室2A内の汚染空気は前述の換気運転に
より吸引口10から強制的に吸出されて隣の集塵室2B
内に送り込まれ、当該集塵室2A内が換気されて作業環
境が良くなと共に、当該集塵室2A内から吸出した汚染
空気は集塵運転中の隣の集塵室2B内に送り込まれて、
その内部のバグフィルタ3により濾過捕集されるので、
周囲への飛散を防止できるようになる。
【0038】
【発明の効果】本発明のバグフィルタ集塵装置は、前述
の如く構成したから、従来の如く副集塵機を設けること
なく、集塵室内のバグフィルタ交換作業時、その集塵室
内の汚染空気を吸出して他の集塵室のバグフィルタで捕
集でき、バグフィルタ交換の作業環境の改善が図れると
共に、周囲への汚染空気の飛散を防止でき、設備費並び
に経費の節減や省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバグフィルタ装置の第1の実施例を示
す平面図。
【図2】同上実施例の正面図。
【図3】同上実施例の断面図。
【図4】本発明のバグフィルタ装置の第2の実施例を示
す平面図。
【図5】同上実施例の正面図。
【図6】本発明のバグフィルタ装置の第3の実施例を示
す平面図。
【図7】同上実施例の正面図。
【図8】同上実施例の断面図。
【符号の説明】
2A〜2F…集塵室、3…バグフイルタ、8…メインダ
クト、9…メインのブロア、10…吸引口、10a…ダ
ンパー、12…換気用ファン、11,13,21…サブ
ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾股 良章 東京都千代田区九段南4丁目8番21号 進 和テック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に区画された複数の集塵室内に発塵
    源からの含塵ガスをメインダクトを介してブロアにより
    押込み式或いは引込み式にて導通し、これら集塵室内に
    設けたバグフイルタで濾過集塵するバグフィルタ集塵装
    置において、前記集塵室内のバグフィルタ交換作業時、
    当該交換作業中の集塵室内の汚染空気を吸出するための
    ダンパー付き吸引口を備えると共に、この吸引口から当
    該集塵室内の汚染空気を前記メインのブロア或いは別途
    設けた換気用ファンの送風作用により吸出してバグフィ
    ルタ交換作業中以外の集塵室内に導通するサブダクトを
    備えて構成したことを特徴とするバグフィルタ集塵装
    置。
JP4215020A 1992-08-12 1992-08-12 バグフィルタ集塵装置 Pending JPH0663326A (ja)

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