JPH0662971A - シャワーヘッド位置調整装置 - Google Patents
シャワーヘッド位置調整装置Info
- Publication number
- JPH0662971A JPH0662971A JP4222329A JP22232992A JPH0662971A JP H0662971 A JPH0662971 A JP H0662971A JP 4222329 A JP4222329 A JP 4222329A JP 22232992 A JP22232992 A JP 22232992A JP H0662971 A JPH0662971 A JP H0662971A
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- shower head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャワー利用者の頭部位置等に応じて、シャ
ワーヘッドの位置が自動的に調整できるシャワーヘッド
位置調整装置を提供する。 【構成】 シャワー被噴射部位の高さ位置及び前壁７か
らの距離をセンサ６で検出し、このセンサ６による検出
に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッド１の床面９
からの高さ位置を調整するとともに、センサ６による検
出に応じて角度調整手段でシャワーヘッド１の前壁７に
対する角度を調整する。
ワーヘッドの位置が自動的に調整できるシャワーヘッド
位置調整装置を提供する。 【構成】 シャワー被噴射部位の高さ位置及び前壁７か
らの距離をセンサ６で検出し、このセンサ６による検出
に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッド１の床面９
からの高さ位置を調整するとともに、センサ６による検
出に応じて角度調整手段でシャワーヘッド１の前壁７に
対する角度を調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シャワーヘッド位置調
整装置に関するものであり、特に、シャワー利用者の頭
部位置等に応じてシャワーヘッドの位置が自動的に調整
できるシャワーヘッド位置調整装置に関するものであ
る。
整装置に関するものであり、特に、シャワー利用者の頭
部位置等に応じてシャワーヘッドの位置が自動的に調整
できるシャワーヘッド位置調整装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、浴室、洗面台等で使用される
シャワーヘッドは壁面の所定の位置に固定されていた
り、或いは、手で持って使用できるようにフックで着脱
可能に支持されている。
シャワーヘッドは壁面の所定の位置に固定されていた
り、或いは、手で持って使用できるようにフックで着脱
可能に支持されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのために、洗髪等の
ときは、固定されたシャワーヘッドから流出るシャワー
に対して頭を移動したり、或いは、シャワーヘッドを片
手で持って他方の片手のみで洗髪をしなければならなか
った。また、体にシャワーを浴びる場合も、固定状態の
シャワーヘッドでは、体を移動させなければならなかっ
た。
ときは、固定されたシャワーヘッドから流出るシャワー
に対して頭を移動したり、或いは、シャワーヘッドを片
手で持って他方の片手のみで洗髪をしなければならなか
った。また、体にシャワーを浴びる場合も、固定状態の
シャワーヘッドでは、体を移動させなければならなかっ
た。
【０００４】さらに、固定状態のシャワーヘッドでは、
湯の放出量によってもシャワーの噴射状態が異なるた
め、頭等を適宜移動する必要があった。
湯の放出量によってもシャワーの噴射状態が異なるた
め、頭等を適宜移動する必要があった。
【０００５】そこで、本発明は、シャワー利用者の頭部
位置等に応じて、シャワーヘッドの位置が自動的に調整
できるシャワーヘッド位置調整装置の提供を課題とする
ものである。
位置等に応じて、シャワーヘッドの位置が自動的に調整
できるシャワーヘッド位置調整装置の提供を課題とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるシャワー
ヘッド位置調整装置は、シャワー被噴射部位の高さ位置
及び前壁からの距離をセンサで検出し、このセンサによ
る検出に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッドの高
さ位置を調整するとともに、センサによる検出に応じて
角度調整手段でシャワーヘッドの角度を調整するもので
ある。
ヘッド位置調整装置は、シャワー被噴射部位の高さ位置
及び前壁からの距離をセンサで検出し、このセンサによ
る検出に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッドの高
さ位置を調整するとともに、センサによる検出に応じて
角度調整手段でシャワーヘッドの角度を調整するもので
ある。
【０００７】
【作用】本発明のシャワーヘッド位置調整装置において
は、シャワー被噴射部位の高さ位置及び前壁からの距離
に応じて、シャワーヘッドの高さ位置及びシャワーヘッ
ドの角度を自動的に調整するものであるから、シャワー
ヘッドから噴射されるシャワーが掛かる位置に利用者が
移動したり、片手でシャワーヘッドを持ってシャワーを
浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者の所望部位に
適正にシャワーが噴射される。
は、シャワー被噴射部位の高さ位置及び前壁からの距離
に応じて、シャワーヘッドの高さ位置及びシャワーヘッ
ドの角度を自動的に調整するものであるから、シャワー
ヘッドから噴射されるシャワーが掛かる位置に利用者が
移動したり、片手でシャワーヘッドを持ってシャワーを
浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者の所望部位に
適正にシャワーが噴射される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
【０００９】図１は本発明の一実施例であるシャワーヘ
ッド位置調整装置を示す斜視図である。
ッド位置調整装置を示す斜視図である。
【００１０】図１のように、シャワーホース２の先端に
接続されたシャワーヘッド１は、フック３によって支持
されており、移動溝４に沿って上下に移動することがで
きる。シャワーヘッド１から放出されるシャワーの水量
及び温度は制御スイッチ５によって適宜設定できる。し
たがって、この制御スイッチ５で設定した条件のシャワ
ーがシャワーヘッド１から噴射される。また、シャワー
利用者の頭部の位置はセンサ６によって検出され、この
検出結果に応じてシャワーヘッド１の高さ及び角度が自
動的に調整される。シャワーヘッド１及び制御スイッチ
５は、通常、浴室或いはシャワー室の前壁７に取付けら
れており、センサ６は側壁８に配設されている。このセ
ンサ６には光電管等が採用されており、シャワー利用者
の頭部の高さ位置等が検出可能なように、床面９から所
定の高さに配設されている。なお、シャワーヘッド１
は、シャワー利用者の頭部等にシャワーの噴射ができる
ように、床面９から所定の範囲を移動する。
接続されたシャワーヘッド１は、フック３によって支持
されており、移動溝４に沿って上下に移動することがで
きる。シャワーヘッド１から放出されるシャワーの水量
及び温度は制御スイッチ５によって適宜設定できる。し
たがって、この制御スイッチ５で設定した条件のシャワ
ーがシャワーヘッド１から噴射される。また、シャワー
利用者の頭部の位置はセンサ６によって検出され、この
検出結果に応じてシャワーヘッド１の高さ及び角度が自
動的に調整される。シャワーヘッド１及び制御スイッチ
５は、通常、浴室或いはシャワー室の前壁７に取付けら
れており、センサ６は側壁８に配設されている。このセ
ンサ６には光電管等が採用されており、シャワー利用者
の頭部の高さ位置等が検出可能なように、床面９から所
定の高さに配設されている。なお、シャワーヘッド１
は、シャワー利用者の頭部等にシャワーの噴射ができる
ように、床面９から所定の範囲を移動する。
【００１１】ここで、シャワーヘッド１の高さ及び角度
の調整機構の機械的な構造について説明する。図２は本
発明の一実施例であるシャワーヘッド位置調整装置の高
さ調整機構の要部を示す斜視図、図３は本発明の一実施
例であるシャワーヘッド位置調整装置の角度調整機構の
要部を示す側面図であり、図３は図２の移動フック部の
内部構造を示している。
の調整機構の機械的な構造について説明する。図２は本
発明の一実施例であるシャワーヘッド位置調整装置の高
さ調整機構の要部を示す斜視図、図３は本発明の一実施
例であるシャワーヘッド位置調整装置の角度調整機構の
要部を示す側面図であり、図３は図２の移動フック部の
内部構造を示している。
【００１２】図２のように、高さ調整モータ１１の駆動
によって、環状の移動ベルト等からなる移動コンベア１
２が駆動される。この移動コンベア１２の上下の両位置
には回転プーリ等（図示せず）が配設され、移動コンベ
ア１２に所定の張力を付与している。したがって、移動
コンベア１２は回転プーリ（図示せず）間を移動する。
この移動コンベア１２には移動フック部１３が取付けら
れており、移動コンベア１２の移動に応じて移動フック
部１３も同時に移動する。移動フック部１３の両側面に
は移動溝４と係合可能な案内溝１４が形成されており、
移動フック部１３は移動溝４に沿って上下に移動する。
また、移動フック部１３にはフック３が固着されてお
り、このフック３にシャワーヘッド１を掛止することに
より、シャワーヘッド１も上下に移動する。
によって、環状の移動ベルト等からなる移動コンベア１
２が駆動される。この移動コンベア１２の上下の両位置
には回転プーリ等（図示せず）が配設され、移動コンベ
ア１２に所定の張力を付与している。したがって、移動
コンベア１２は回転プーリ（図示せず）間を移動する。
この移動コンベア１２には移動フック部１３が取付けら
れており、移動コンベア１２の移動に応じて移動フック
部１３も同時に移動する。移動フック部１３の両側面に
は移動溝４と係合可能な案内溝１４が形成されており、
移動フック部１３は移動溝４に沿って上下に移動する。
また、移動フック部１３にはフック３が固着されてお
り、このフック３にシャワーヘッド１を掛止することに
より、シャワーヘッド１も上下に移動する。
【００１３】移動フック部１３には、図３のように、角
度調整モータ１５が組込まれており、この角度調整モー
タ１５の回転軸１６には、ギヤ１７が装着されている。
また、このギヤ１７と歯合可能な歯を有する回動台１８
が支持軸１９によって回動可能な状態に支持されてお
り、この回動台１８にフック３が固着されている。した
がって、角度調整モータ１５の駆動により、回転軸１６
及びギヤ１７が回転すると、回動台１８も支持軸１９を
中心に回動する。この結果、この回動台１８の回動角度
に応じて、フック３に掛止されているシャワーヘッド１
も回動し、シャワーの噴射角度が変化する。
度調整モータ１５が組込まれており、この角度調整モー
タ１５の回転軸１６には、ギヤ１７が装着されている。
また、このギヤ１７と歯合可能な歯を有する回動台１８
が支持軸１９によって回動可能な状態に支持されてお
り、この回動台１８にフック３が固着されている。した
がって、角度調整モータ１５の駆動により、回転軸１６
及びギヤ１７が回転すると、回動台１８も支持軸１９を
中心に回動する。この結果、この回動台１８の回動角度
に応じて、フック３に掛止されているシャワーヘッド１
も回動し、シャワーの噴射角度が変化する。
【００１４】このシャワーヘッド１の高さ及び角度の調
整は、次のような制御動作によって実施される。図４は
本発明の一実施例であるシャワーヘッド位置調整装置を
示す制御ブロック図である。
整は、次のような制御動作によって実施される。図４は
本発明の一実施例であるシャワーヘッド位置調整装置を
示す制御ブロック図である。
【００１５】図４のように、側壁８に配設されたセンサ
６によってシャワー利用者の頭部の位置が検出される
と、この検出信号は制御部２０に伝達される。また、制
御スイッチ５からはシャワーの噴射水量等が指示され、
この情報も制御部２０に伝達される。制御部２０では、
これらの各情報に基づき、動作プログラムに従って、シ
ャワーヘッド１の適正な高さ位置及び角度を演算し、そ
の位置にシャワーヘッド１を移動させるとともに、シャ
ワーヘッド１の角度を変化させるために、モータ駆動部
２１に指令を発する。この指令を受けて、モータ駆動部
２１は高さ調整モータ１１及び角度調整モータ１５を適
宜駆動し、シャワーヘッド１の高さ及び角度を調整し、
シャワー利用者の頭部にシャワーが適正に噴射されるよ
うにする。
６によってシャワー利用者の頭部の位置が検出される
と、この検出信号は制御部２０に伝達される。また、制
御スイッチ５からはシャワーの噴射水量等が指示され、
この情報も制御部２０に伝達される。制御部２０では、
これらの各情報に基づき、動作プログラムに従って、シ
ャワーヘッド１の適正な高さ位置及び角度を演算し、そ
の位置にシャワーヘッド１を移動させるとともに、シャ
ワーヘッド１の角度を変化させるために、モータ駆動部
２１に指令を発する。この指令を受けて、モータ駆動部
２１は高さ調整モータ１１及び角度調整モータ１５を適
宜駆動し、シャワーヘッド１の高さ及び角度を調整し、
シャワー利用者の頭部にシャワーが適正に噴射されるよ
うにする。
【００１６】続いて、制御部２０においてシャワーヘッ
ド１の高さ及び角度を求める演算動作について説明す
る。図５は本発明の一実施例であるシャワーヘッド位置
調整装置の座標軸及びシャワーヘッドフックの移動範囲
を示す斜視図、図６は本発明の一実施例であるシャワー
ヘッド位置調整装置のシャワーヘッドの長さ及び制御角
度を示す拡大説明図、図７は本発明の一実施例であるシ
ャワーヘッド位置調整装置のセンサの寸法及び取付位置
を示す説明図、図８は本発明の一実施例であるシャワー
ヘッド位置調整装置のセンサとシャワーヘッドとの寸法
関係を示す説明図である。
ド１の高さ及び角度を求める演算動作について説明す
る。図５は本発明の一実施例であるシャワーヘッド位置
調整装置の座標軸及びシャワーヘッドフックの移動範囲
を示す斜視図、図６は本発明の一実施例であるシャワー
ヘッド位置調整装置のシャワーヘッドの長さ及び制御角
度を示す拡大説明図、図７は本発明の一実施例であるシ
ャワーヘッド位置調整装置のセンサの寸法及び取付位置
を示す説明図、図８は本発明の一実施例であるシャワー
ヘッド位置調整装置のセンサとシャワーヘッドとの寸法
関係を示す説明図である。
【００１７】図５のように、移動フック部１３の移動範
囲は、移動溝４によって規制されるので、床面９から８
００mmの位置から上方へ１４００mmの範囲である。本実
施例の制御部２０では、シャワーヘッド１の前壁７に対
する傾斜角度をθとし、シャワーを浴びる被噴射ポイン
トをＰとした場合に、被噴射ポイントＰのＹ軸方向（高
さ方向）に対して下記の（１）式となるような演算を行
ない、Ｘ軸方向（前壁７からの距離）に対して（２）式
となるような演算を行なう。そして、これらの演算結果
に基づいてシャワーヘッド１の高さ及び角度が各々制御
される。
囲は、移動溝４によって規制されるので、床面９から８
００mmの位置から上方へ１４００mmの範囲である。本実
施例の制御部２０では、シャワーヘッド１の前壁７に対
する傾斜角度をθとし、シャワーを浴びる被噴射ポイン
トをＰとした場合に、被噴射ポイントＰのＹ軸方向（高
さ方向）に対して下記の（１）式となるような演算を行
ない、Ｘ軸方向（前壁７からの距離）に対して（２）式
となるような演算を行なう。そして、これらの演算結果
に基づいてシャワーヘッド１の高さ及び角度が各々制御
される。
【００１８】 ｙ＝Ｙ−８００ …（１）式 但し、０≦ｙ≦１４００（８００≦Ｙ≦２２００） θ＝２ｔａｎ-1〔√｛（ｘ＋３００）2 ＋１２００００｝−ｘ−３００〕 ／２００ …（２）式 但し、３０≦θ≦７７，０≦ｘ≦８００ したがって、例えば、被噴射ポイントＰ1 が（ｘ，ｙ）
＝（４００，７００）のとき、（１）式にｙ＝７００を
代入すると、Ｙ＝１５００となり、（２）式にｘ＝４０
０を代入すると、（４００＋３００）ｓｉｎθ−４００
ｃｏｓθ＝２００より、θ＝４４°となる。つまり、移
動フック部１３の高さが床面９から１５００mmの位置
で、シャワーヘッド１の角度が４４°となる。
＝（４００，７００）のとき、（１）式にｙ＝７００を
代入すると、Ｙ＝１５００となり、（２）式にｘ＝４０
０を代入すると、（４００＋３００）ｓｉｎθ−４００
ｃｏｓθ＝２００より、θ＝４４°となる。つまり、移
動フック部１３の高さが床面９から１５００mmの位置
で、シャワーヘッド１の角度が４４°となる。
【００１９】なお、センサ６による被噴射ポイントＰの
読取は、センサ６の反応した範囲の中でＱ点（図５中）
に一番近いポイントとする。つまり、図５中、Ｑ0 を原
点とし、ｘ方向及び下方向に軸をとり、ｘ＋ｈ，０≦ｈ
≦１４００の値が最小のものをポイントとする。但し、
ｘ＋ｈの値が同一のものは、ｘの値を優先する。
読取は、センサ６の反応した範囲の中でＱ点（図５中）
に一番近いポイントとする。つまり、図５中、Ｑ0 を原
点とし、ｘ方向及び下方向に軸をとり、ｘ＋ｈ，０≦ｈ
≦１４００の値が最小のものをポイントとする。但し、
ｘ＋ｈの値が同一のものは、ｘの値を優先する。
【００２０】上記のように、本実施例のシャワーヘッド
位置調整装置は、シャワー利用者の頭部（シャワー被噴
射部位Ｐ）の高さ位置及び前壁７からの距離を検出する
センサ６と、前記センサ６による検出に応じてシャワー
ヘッド１の床面９からの高さ位置を調整する図２のよう
な構造の高さ調整機構からなる高さ調整手段と、前記セ
ンサ６による検出に応じてシャワーヘッド１の前壁７に
対する角度を調整する図３のような構造の角度調整機構
からなる角度調整手段とを備えている。
位置調整装置は、シャワー利用者の頭部（シャワー被噴
射部位Ｐ）の高さ位置及び前壁７からの距離を検出する
センサ６と、前記センサ６による検出に応じてシャワー
ヘッド１の床面９からの高さ位置を調整する図２のよう
な構造の高さ調整機構からなる高さ調整手段と、前記セ
ンサ６による検出に応じてシャワーヘッド１の前壁７に
対する角度を調整する図３のような構造の角度調整機構
からなる角度調整手段とを備えている。
【００２１】即ち、本実施例のシャワーヘッド位置調整
装置は、シャワー利用者の頭部の高さ位置及び前壁７か
らの距離をセンサ６で検出し、このセンサ６による検出
に応じて高さ調整手段でシャワーヘッド１の高さ位置を
自動的に調整するとともに、センサ６による検出に応じ
て角度調整手段でシャワーヘッド１の角度を自動的に調
整するものである。
装置は、シャワー利用者の頭部の高さ位置及び前壁７か
らの距離をセンサ６で検出し、このセンサ６による検出
に応じて高さ調整手段でシャワーヘッド１の高さ位置を
自動的に調整するとともに、センサ６による検出に応じ
て角度調整手段でシャワーヘッド１の角度を自動的に調
整するものである。
【００２２】したがって、従来のように、シャワーヘッ
ド１から噴射されるシャワーが掛かる位置に利用者が移
動したり、片手でシャワーヘッド１を持ってシャワーを
浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者の頭部に適正
にシャワーが噴射されるので、使い勝手がよく、効率よ
くシャワーを浴びることができる。
ド１から噴射されるシャワーが掛かる位置に利用者が移
動したり、片手でシャワーヘッド１を持ってシャワーを
浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者の頭部に適正
にシャワーが噴射されるので、使い勝手がよく、効率よ
くシャワーを浴びることができる。
【００２３】ところで、上記実施例では、シャワー利用
者の頭部の位置をセンサ６で検出し、この検出に応じて
シャワーヘッド１の高さ及び角度を調整する場合につい
て説明をしたが、この検出動作は、シャワー利用者がシ
ャワー室に入るときに行なってもよく、或いは、制御ス
イッチ５を操作したときに行なうようにしてもよい。ま
た、一般家庭用のシャワーにおいては、通常、限られた
家族の者しか使用しないので、シャワーヘッド１の高さ
及び角度を予めセンサ６を介してメモリ等に記憶し、制
御スイッチ５を操作するときに利用者スイッチ等も同時
に操作し、該当する利用者の値をメモリから呼出し、こ
の高さ及び角度にシャワーヘッド１を自動的に調整する
ように構成してもよい。
者の頭部の位置をセンサ６で検出し、この検出に応じて
シャワーヘッド１の高さ及び角度を調整する場合につい
て説明をしたが、この検出動作は、シャワー利用者がシ
ャワー室に入るときに行なってもよく、或いは、制御ス
イッチ５を操作したときに行なうようにしてもよい。ま
た、一般家庭用のシャワーにおいては、通常、限られた
家族の者しか使用しないので、シャワーヘッド１の高さ
及び角度を予めセンサ６を介してメモリ等に記憶し、制
御スイッチ５を操作するときに利用者スイッチ等も同時
に操作し、該当する利用者の値をメモリから呼出し、こ
の高さ及び角度にシャワーヘッド１を自動的に調整する
ように構成してもよい。
【００２４】さらに、上記実施例ではシャワー被噴射部
位をシャワー利用者の頭部としたが、例えば、胸部等を
シャワー被噴射部位として設定することも可能である。
なお、この胸部等の位置は、頭部と胸部との位置関係を
利用して、利用者の頭部の位置を基準にして演算によっ
て求めることも可能である。
位をシャワー利用者の頭部としたが、例えば、胸部等を
シャワー被噴射部位として設定することも可能である。
なお、この胸部等の位置は、頭部と胸部との位置関係を
利用して、利用者の頭部の位置を基準にして演算によっ
て求めることも可能である。
【００２５】なお、本実施例のシャワー被噴射部位の高
さ位置及び前壁からの距離を検出するセンサは、壁面で
直接検出するものであるが、本発明を実施する場合に
は、レンズを介して二次元素子で検出してもよいし、或
いは三次元素子で検出してもよい。
さ位置及び前壁からの距離を検出するセンサは、壁面で
直接検出するものであるが、本発明を実施する場合に
は、レンズを介して二次元素子で検出してもよいし、或
いは三次元素子で検出してもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシャワー
ヘッド位置調整装置は、センサと、高さ調整手段と、角
度調整手段とを備え、シャワー被噴射部位の高さ位置及
び前壁からの距離をセンサで検出し、このセンサによる
検出に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッドの高さ
位置を調整するとともに、センサによる検出に応じて角
度調整手段でシャワーヘッドの角度を調整することによ
り、シャワーヘッドから噴射されるシャワーが掛かる位
置に利用者が移動したり、片手でシャワーヘッドを持っ
てシャワーを浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者
の所望の部位に適正にシャワーが噴射されるので、使い
勝手がよく、効率よくシャワーを浴びることができる。
ヘッド位置調整装置は、センサと、高さ調整手段と、角
度調整手段とを備え、シャワー被噴射部位の高さ位置及
び前壁からの距離をセンサで検出し、このセンサによる
検出に応じて高さ位置調整手段でシャワーヘッドの高さ
位置を調整するとともに、センサによる検出に応じて角
度調整手段でシャワーヘッドの角度を調整することによ
り、シャワーヘッドから噴射されるシャワーが掛かる位
置に利用者が移動したり、片手でシャワーヘッドを持っ
てシャワーを浴びる必要がなく、常に、シャワー利用者
の所望の部位に適正にシャワーが噴射されるので、使い
勝手がよく、効率よくシャワーを浴びることができる。
【図１】図１は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置を示す斜視図である。
位置調整装置を示す斜視図である。
【図２】図２は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置の高さ調整機構の要部を示す斜視図であ
る。
位置調整装置の高さ調整機構の要部を示す斜視図であ
る。
【図３】図３は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置の角度調整機構の要部を示す側面図であ
る。
位置調整装置の角度調整機構の要部を示す側面図であ
る。
【図４】図４は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置を示す制御ブロック図である。
位置調整装置を示す制御ブロック図である。
【図５】図５は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置の座標軸及びシャワーヘッドフックの移動
範囲を示す斜視図である。
位置調整装置の座標軸及びシャワーヘッドフックの移動
範囲を示す斜視図である。
【図６】図６は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置のシャワーヘッドの長さ及び制御角度を示
す拡大説明図である。
位置調整装置のシャワーヘッドの長さ及び制御角度を示
す拡大説明図である。
【図７】図７は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置のセンサの寸法及び取付位置を示す説明図
である。
位置調整装置のセンサの寸法及び取付位置を示す説明図
である。
【図８】図８は本発明の一実施例であるシャワーヘッド
位置調整装置のセンサとシャワーヘッドとの寸法関係を
示す説明図である。
位置調整装置のセンサとシャワーヘッドとの寸法関係を
示す説明図である。
１ シャワーヘッド ３ フック ４ 移動溝 ５ 制御スイッチ ６ センサ １１ 高さ調整モータ １２ 移動コンベア １３ 移動フック部 １４ 案内溝 １５ 角度調整モータ １７ ギヤ １８ 回動台 ２０ 制御部 ２１ モータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 誠 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑１ 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 水谷 淳一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑１ 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 神頭 孝典 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑１ 番地 豊田合成株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 シャワー被噴射部位の高さ位置及び前壁
からの距離を検出するセンサと、 前記センサによる検出に応じてシャワーヘッドの高さ位
置を調整する高さ調整手段と、 前記センサによる検出に応じてシャワーヘッドの角度を
調整する角度調整手段とを具備することを特徴とするシ
ャワーヘッド位置調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222329A JPH0662971A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | シャワーヘッド位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222329A JPH0662971A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | シャワーヘッド位置調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662971A true JPH0662971A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16780647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222329A Pending JPH0662971A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | シャワーヘッド位置調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662971A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09131273A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 入浴装置 |
| US5870781A (en) * | 1997-06-27 | 1999-02-16 | Williams; Alex | Adjustable shower track system |
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