JPH0662174U - 壁取付用断熱収納ボックス - Google Patents

壁取付用断熱収納ボックス

Info

Publication number
JPH0662174U
JPH0662174U JP450793U JP450793U JPH0662174U JP H0662174 U JPH0662174 U JP H0662174U JP 450793 U JP450793 U JP 450793U JP 450793 U JP450793 U JP 450793U JP H0662174 U JPH0662174 U JP H0662174U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
storage box
heat
frame body
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP450793U
Other languages
English (en)
Inventor
設男 中島
Original Assignee
株式会社丸善グループ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸善グループ filed Critical 株式会社丸善グループ
Priority to JP450793U priority Critical patent/JPH0662174U/ja
Publication of JPH0662174U publication Critical patent/JPH0662174U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で設置が容易であり、しかも貴重
品の個別収納を確実に行うことのできる壁取付用断熱収
納ボックスを提供すること。 【構成】 壁20に固定される基板と、この基板に一体
化されて収納部を構成する枠体12と、この枠体12に
開閉可能に取付けられて収納部を覆蓋する扉体13と、
この扉体13及び枠体12に収納部の断熱を行うための
断熱材を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば病室の壁に取付けられて、患者の貴重品等を収納するための 、壁取付用断熱収納ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合病室のように、不特定多数の人が出入りする部屋にあっては、患者はベッ ドの近くに備え付けられた整理棚に貴重品等を入れておくのであるが、患者はそ の貴重品が気になって病室から自由に出ることができない実状にある。何故なら 、集合病室内の整理棚は、一般には個人的に鍵をかけることができない構造のも のであり、また集合病室は狭いことが多く、例えば鍵をかけることができても金 庫のような重くて大きなものを患者毎に設置しておくことは不可能に近いからで ある。
【0003】 また、集合病室だけでなくどこに設置してあっても、貴重品を収納するものは 、耐火性が必要である。一旦火事が発生した場合には、その貴重品入れを持ち出 すことは困難であることが多く、消火されるまでの間、収納した貴重品等を十分 守らなければならないからである。
【0004】 そこで、本考案は、貴重品等を個別に収納できる十分な耐火性を有し、しかも 設置に有利な収納ボックスとするにはどうしたらよいかについて種々検討を重ね てきた結果、この種の収納ボックスを壁に取付けるようにすることがよい結果を 生むことを新規に知見して、本考案を完成したのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題 は、貴重品の個別の収納を簡単に行うことである。 そして、本考案の目的とするところは、構造が簡単で設置が容易であり、しか も貴重品の個別収納を確実に行うことのできる壁取付用断熱収納ボックスを提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、実施例において使用す る符号を付して説明すると、 「壁20に固定される基板11と、この基板11に一体化されて収納部Rを構 成する枠体12と、この枠体12に開閉可能に取付けられて収納部Rを覆蓋する 扉体13と、この扉体13及び枠体12に収納部Rの断熱を行うための断熱材1 4を設けたことを特徴とする壁取付用断熱収納ボックス10」 である。
【0007】
【考案の作用】
以上のように構成した本考案に係る壁取付用断熱収納ボックス10の作用につ いて、その使用の態様とともに説明する。
【0008】 まず、この壁取付用断熱収納ボックス10は、扉体13によって覆蓋されるべ き収納部Rを基板11と枠体12とによって形成し、かつ基板11と枠体12と に収納部Rの断熱を行うための断熱材14を設けるようにしたので、その構造が 非常に簡単となっており、従ってその製造も非常に容易となっているのである。
【0009】 また、この壁取付用断熱収納ボックス10は、その基板11を取付ネジ11a 等によって壁20に固定することにより、床上ではなく壁20に設置されるもの であるため、その設置が容易であると同時に、設置空間としてあいていることの 多い壁20の前方部分を有効に利用し得るものである。壁20に取付けられた壁 取付用断熱収納ボックス10は、図1に示すように、患者の手の届き易い場所と なるため、この壁取付用断熱収納ボックス10の使用が容易となるのである。こ の壁取付用断熱収納ボックス10の使用に際しては、鍵16によって個人的に使 用できるものとなるため、鍵16の合鍵を患者が個別的に持つことによって、こ の壁取付用断熱収納ボックス10内に貴重品を入れたまま安心して外出し得るの である。
【0010】 特に、実施例に係る壁取付用断熱収納ボックス10においては、図1に示した ように、言わば薄型のものとして形成したので、これを壁20に設置したとき、 その近傍を通る人や置かれる物に対して邪魔になることがないのであり、また部 屋の中に違和感を与えることもないのである。
【0011】 そして、この壁取付用断熱収納ボックス10においては、その枠体12及び扉 体13に断熱材14を設けるようにしているので、これが設置してある場所に火 災が発生したとしても、その収納部R内に収納した貴重品は、断熱材14によっ て十分断熱されて燃えてしまうことはないのである。
【0012】
【実施例】
次に、本考案に係る壁取付用断熱収納ボックス10を、図面に示した実施例に ついて説明すると、図1には病室の壁20に取付けた壁取付用断熱収納ボックス 10の斜視図が示してある。この実施例では、当該壁取付用断熱収納ボックス1 0を病室内に設置しているが、その設置場所としては、他に公衆浴場や旅館等、 不特定多数の人が一時的に利用する場所であれば、種々なところが対象となるも のである。
【0013】 この壁取付用断熱収納ボックス10は、壁20に固定される基板11と、この 基板11に一体化されて収納部Rを構成する枠体12と、この枠体12に開閉可 能に取付けられて収納部Rを覆蓋する扉体13と、この扉体13及び枠体12に 収納部Rの断熱を行うための断熱材14を設けたものである。
【0014】 基板11は、壁取付用断熱収納ボックス10全体を壁20に固定するものであ るから、本実施例においては金属板を採用しているが、所定の剛性、後述する枠 体12の固定が容易になされること、及びある程度の耐熱性を有するものであれ ば、例えば合成板等を採用して実施してもよいものである。また、この基板11 は、図3に示すように、これを取付ネジ11a等によって壁20に固定するもの であるから、扉体13によって覆われる部分に取付穴を形成したものである。
【0015】 枠体12は、当該壁取付用断熱収納ボックス10全体のデザインを決定すると ともに、肝腎な収納部Rを形成するものであり、しかも所定の剛性をも必要とす るものであるから、本実施例においては金属板を材料として形成したものである 。また、この枠体12は、これに断熱材14を設けなければならないから、図3 及び図4に示したように、言わば二重構造のものとして形成してあり、その二重 となった内部に断熱材14を収納するようにしている。勿論、この枠体12の壁 20側となる縁部は、前述した基板11に溶接・ビス止め・接着等の種々な手段 によって一体化してある。なお、本実施例の枠体12において、壁取付用断熱収 納ボックス10の外観として角部がないように、つまり断面に鋭角部が出るよう にしてあり、これによって断熱材14の配置空間を確保するようにしている。
【0016】 以上のような枠体12の内側には、図2〜図4に示したように、貴重品を個人 的に入れるために収納部Rを形成してあるが、この収納部Rの前面には、枠体1 2側に蝶着した扉体13によって完全に覆蓋されるようにしてある。枠体12は 、図3にも示すように、その中心に断熱材14を収納することによって、枠体1 2側の断熱材14とともに、壁取付用断熱収納ボックス10全体の断熱を発揮で きるようにしてあり、その表面に設けた取手15を利用して開閉されるものであ る。勿論、この壁取付用断熱収納ボックス10は、主として貴重品を個別に収納 するためのものであるから、その扉体13には鍵16が設けてある。
【0017】 なお、本実施例の壁取付用断熱収納ボックス10においては、所謂防犯装置が 設けてあり、この防犯装置は、鍵16に合う合鍵を使用して扉体13を開けない 限り、つまり扉体13が不正に開放された場合に防犯ベルを鳴らしたり、あるい は中央管理室に通報するものである。また、上記実施例においては、枠体12及 び扉体13を、これに断熱材14を設けるために二重構造のものとして形成した 例について説明したが、この断熱材14を枠体12及び扉体13の内面に設ける るようにして実施してもよいものである。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案においては、上記実施例にて例示した如く、 「壁20に固定される基板11と、この基板11に一体化されて収納部Rを構 成する枠体12と、この枠体12に開閉可能に取付けられて収納部Rを覆蓋する 扉体13と、この扉体13及び枠体12に収納部Rの断熱を行うための断熱材1 4を設けた」 ことにその構成上の特徴があり、これにより、構造が簡単で設置が容易であり、 しかも貴重品の個別収納を確実に行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る壁取付用断熱収納ボックスを病
室に設置した場合の例を示す部分斜視図である。
【図2】 同壁取付用断熱収納ボックスの扉体を開いた
ときの部分斜視図である。
【図3】 図1の1−1線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
【図4】 図1の2−2線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 壁取付用断熱収納ボックス 11 基板 11a 取付ネジ 12 枠体 13 扉体 14 断熱材 15 取手 16 鍵 20 壁 R 収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に固定される基板と、この基板に一体
    化されて収納部を構成する枠体と、この枠体に開閉可能
    に取付けられて前記収納部を覆蓋する扉体と、この扉体
    及び前記枠体に前記収納部の断熱を行うための断熱材を
    設けたことを特徴とする壁取付用断熱収納ボックス。
JP450793U 1993-02-15 1993-02-15 壁取付用断熱収納ボックス Pending JPH0662174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP450793U JPH0662174U (ja) 1993-02-15 1993-02-15 壁取付用断熱収納ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP450793U JPH0662174U (ja) 1993-02-15 1993-02-15 壁取付用断熱収納ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662174U true JPH0662174U (ja) 1994-09-02

Family

ID=11585974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP450793U Pending JPH0662174U (ja) 1993-02-15 1993-02-15 壁取付用断熱収納ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662174U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192072A (ja) * 1984-03-10 1985-09-30 植竹 卓治 金庫の固定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192072A (ja) * 1984-03-10 1985-09-30 植竹 卓治 金庫の固定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4653785A (en) Temporary door lock structure
US4348967A (en) Public security locker
US20210127832A1 (en) Ligature resistant hinge cover
US3414306A (en) Door knob, lock and slide bolt protector
US6901779B2 (en) Key storage and concealment device
US9255426B2 (en) Interior deadbolt lock cover
JPH0662174U (ja) 壁取付用断熱収納ボックス
US6302325B1 (en) Access opening closure device
KR101157164B1 (ko) 택배 도어
US20110031854A1 (en) Medicine/cosmetic cabinet with pivoting mirror assembly
JP2002220964A (ja) 乾燥庫
JP6733944B1 (ja) 荷物受入装置
JPS6035757Y2 (ja) 防犯扉
KR200224123Y1 (ko) 금고가 내장된 장농
JPS5916449Y2 (ja) ハンドル装置のラツチ受金具
JP3730864B2 (ja) 薬品庫
JP3090252U (ja) 貯蔵庫
JPH08326421A (ja) 収納家具
JPS6241435Y2 (ja)
JP2576594Y2 (ja) 非常用ドアを備えたトイレのドア
JP2000320224A (ja) アルミ製引違式の戸や窓用の補助鍵
JP3015711U (ja) 地震対策を備えた調理台
JPS5935759Y2 (ja) 鏡付きドア
JP3910376B2 (ja) 壁点検口の隠蔽構造
JP2529000Y2 (ja) シャワーユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950822