JPH0662072B2 - 穀粒運搬車における穀粒ホツパ−のダンプ回動用の荷揚装置 - Google Patents

穀粒運搬車における穀粒ホツパ−のダンプ回動用の荷揚装置

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JPH0662072B2
JPH0662072B2 JP2549486A JP2549486A JPH0662072B2 JP H0662072 B2 JPH0662072 B2 JP H0662072B2 JP 2549486 A JP2549486 A JP 2549486A JP 2549486 A JP2549486 A JP 2549486A JP H0662072 B2 JPH0662072 B2 JP H0662072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラックの荷台上に穀粒ホッパーを装架して構
成する穀粒運搬車において、荷台上に装架した穀粒ホッ
パーをダンプ回動させるための荷揚装置についての改良
に関する。
上述の穀粒運搬車は、圃場においてコンバインにより収
穫した穀粒を、穀粒乾燥機が設置してある作業舎または
納屋に運搬するために開発されたもので、第1図に示す
ようトラック1の荷台10上に穀粒ホッパー2を装架し
て穀粒運搬車Aに構成するが、それのトラック1には農
家が所有しているトラックが利用される。
このため、トラック1の荷台10上に装架した穀粒ホッ
パー2を、それの傾斜回動により内部に収容した穀粒の
放出が行なえるよう、ダンプ回動可能の構成とする際、
それの荷揚装置には、トラック1に設計の変更を要する
油圧装置は用いられず、手動操作またはモーターにより
作動させ得るウインチまたはチェンブロックなどの巻揚
機が用いられる。
ところで、巻揚機を用いて穀粒ホッパー2を傾斜回動さ
せる場合、傾斜回動自在とした穀粒ホッパー2の底を、
起伏回動する回動アームaに支持せしめ、その回動アー
ムaを、巻揚機Wにより第2図に示している如く起立回
動させることで穀粒ホッパー2を傾斜回動させるように
すると、穀粒ホッパー2の底面に略平行にした姿勢にあ
る回動アームaを起立させていく傾斜回動の初期に、巻
揚機Wのワイヤーまたはチェンにより回動アームaの牽
引点Pを牽引する牽引モーメントの、穀粒ホッパー2を
押上げる方向の分力が小さくなって、巻揚機Wの作動に
大きな力を要する問題があり、しかも、穀粒ホッパー2
のダンプ作動を確実にすべく回動アームaを長くする
と、前記分力が極端に小さくなって巻揚機Wを殆んど作
動不能とするような強力な力を要するようになる。
また、トラック1の荷台10上に支持機枠Fを立設し、
その支持機枠Fの頂部に巻揚機Wを支架して、それのワ
イヤーまたはチェンの先端を穀粒ホッパー2の前端側の
底部に設けた牽引点Pに連結し、直接穀粒ホッパー2の
前端側を引き上げるようにすると、穀粒ホッパー2のダ
ンプ作動を確実なものとするためには、支持機枠Fを高
くしなければならず、そのようにすると、巻揚機Wが直
接操作し得ない高い位置を占め、作業者が操作できる位
置に設ける操作ハンドルHと巻揚機Wとの間に伝導機構
Dを設けて遠隔操作式に構成しなければならないように
なってコスト高となるだけでなく、支持機枠Fが第1図
に示しているように、トラック1およびそれの荷台10
に載架した穀粒ホッパー2より遥かに高く上方に突出す
るようになって、穀粒運搬車Aが作業舎または納屋の入
口につかえて中に乗入れし得ないようになる問題が出て
くる。
本発明は、これら問題を解消せしめるためになされたも
のであって、穀粒運搬車Aの機高を高くすることなく、
かつ、巻揚機Wを大きな力を要することなく作動させ得
るようにしながら、穀粒ホッパー2のダンプ作動が効果
的に行なわれるようにその穀粒ホッパー2の傾斜回動の
角度を大きくし得る新たな手段を提供することを目的と
する。
そして本発明においては、この目的を達成するための手
段として、トラックの荷台上に、穀粒ホッパーを、それ
の後端部の底部に設けた回動支点中心に後方へのダンプ
回動自在に装架し、その穀粒ホッパーの底部には、前端
側が該穀粒ホッパーに対し回動自在に連結し後端側が回
動端となって該穀粒ホッパーに対し起伏回動する回動ア
ームを設けて、それの後端側の回動端部を前記荷台上に
前後の移動自在に支承せしめ、その回動アームの回動端
側を、荷台の前端部側の高所に装架せる巻揚機のワイヤ
ーまたはチェンの先端部に連繋し、穀粒ホッパーの前端
部の下部には、前記回動アームに連繋する巻揚機のワイ
ヤーまたはチェンと上下にラップする部位に、そのワイ
ヤーまたはチェンに離接自在に係合する係合部材を装設
してなる穀粒運搬車における穀粒ホッパーのダンプ回動
用の荷揚装置を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお図面符号は同効
の構成部材については従来手段と同一の符号を用いるも
のとする。
第3は本発明を実施せる穀粒運搬車Aの全体の概要側面
図で、同図において1はトラック、10はそれの荷台、
2はその荷台10上に回動支点yを中心に後方に自在に
傾斜回動するよう載架せる穀粒ホッパー、aはその穀粒
ホッパー2の下面側に連結軸30により起伏回動自在に
連結せる回動アーム、Wは荷台10の前端側の高所に装
架せる巻揚機、40はその巻揚機Wのチェン、zは前記
穀粒ホッパー2の前端部の下部に、前述のチェン40と
離接自在に係合するよう装設せる係合部材を示してい
る。
前記穀粒ホッパー2は、第4図および第5図に示してい
る如く、上面側が開放し後壁の下部に開閉自在の蓋板2
1で閉塞される排出口22が開設してある箱状に形成し
てある。そして、該穀粒ホッパー2を傾斜回動自在に支
持する回動支点yは、別に前記荷台10に対し積込み及
び取り卸し自在に形成した台枠5の後端部に装設してあ
って、その回動支点y中心に自在に傾斜回動するよう台
枠5に組付け支架した状態として、その台枠5ごと荷台
10上に載架せしめてある。
前記回動アームaは、第5図に示す如く左右に並列する
2連に設けられ、それらの前端部がそれぞれ連結軸30
により穀粒ホッパー2の底面の前端部に設けた連結金具
24・24に連結している。そして各回動アームa・a
の後端側は、それらの間に渡架した連結杆31により一
体に回動するよう連結し、その連結杆31の左右の端部
にそれぞれ軸支したコロ32・32を、前述の台枠5に
前後方向に沿い設けたレール状の支台50・50に嵌合
せしめることで、該回動アームaの後端側の回動端部を
荷台10上面に対し前後に移動自在に支承せしめてあ
る。
前記巻揚機Wは、本体41から突出する駆動軸42を回
転させることで、本体41内に設けたスプロケットギヤ
が減速機構を介して回転し、そのスプロケットギヤに巻
き掛けたチェン40が巻き揚げられる通常のチェンブロ
ックが使用してあるが、ウインチを用いる場合もある。
そして、この巻揚機Wは、前述の台枠5の前端部に、第
3図に示す如く略トラック1の高さに立設せる支持機枠
Fの頂部で左右の中間部位に本体41を支架せしめるこ
とで、荷台10の前端部の高所に装架せしめてある。そ
して該巻揚機Wのチェン40の先端部は、第5図に示し
ている如く前述の左右の回動アームa・aの回動端部を
連結する連結杆31の左右の中間部位に連繋せしめてあ
り、また、巻揚機Wの駆動軸42は支持機枠Fの上面に
沿い側方に延長してその外端にハンドルHが装着してあ
る。
また、前述の係合部材zは、Vプーリー状のガイド輪に
形成して穀粒ホッパー2の前端部の下部で、前記巻揚機
Wと平面視において対向する位置となる左右の中間部位
に遊動軸支してあって、穀粒ホッパー2が通常の状態に
下降してくると前記巻揚機Wの本体41と回動アームa
の回動端部との間に張架される巻揚機Wのチェン40の
途中の上面に当接し、そのチェン40を側面視において
第3図の如くL字形に屈曲する状態となるようにしてあ
る。この係合部材zは回転しない固定のものとする場合
がある。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
巻揚機Wがチェン40を繰出しているときは、穀粒ホッ
パー2の前端側を支える回動アームaに、それを起立す
る側へ回動する力が働かないことから、穀粒ホッパー2
は第5図に示している如く水平な姿勢となって荷台10
上に支持される。そして、このとき、巻揚機Wのチェン
40は、第4図に示している如く、穀粒ホッパー2の底
面に略沿う倒伏した姿勢となった回動アームaの後端部
から、穀粒ホッパー2の前端部の下部に装設せる係合部
材zに至る間においては略水平に張られ、その係合部材
zに接触する部位を越したところから巻揚機Wの本体4
1に至る間においては略垂直に張られる状態となる。
次に、この状態から巻揚機Wを作動させてチェン40を
巻き揚げると、チェン40は穀粒ホッパー2の前端部の
下部に装設した係合部材zとの接触部位が牽引点となっ
て、この係合部材zを上方に引き揚げていくようにな
る。
そして、これにより、穀粒ホッパー2が回動支点y中心
に後方に傾斜回動していくと、その穀粒ホッパー2の底
部に連結軸30により回動自在に吊下げられた状態にあ
る回動アームaは、第6図にて実線に示している如く、
自重により穀粒ホッパー2に対し下降回動し、次第に起
立した姿勢となっていく。
そして、この穀粒ホッパー2の傾斜回動に伴なう回動ア
ームaの起立回動で、該回動アームaの回動端部から巻
揚機Wの本体41との間に張られるチェン40が、第6
図で鎖線Iに示している如く直線に張られた状態となる
と、チェン40の牽引点が回動アームaの回動端部との
連繋点に移行し、それ以後のチェン40は、係合部材z
からは離れて回動アームaを起立回動させるように作用
し、それにより、第6図の鎖線のIIの如く該回動アーム
aの巻揚機Wによる起立回動で穀粒ホッパー2が傾斜回
動していく。
即ち、穀粒ホッパー2を傾斜回動させる作動が、穀粒ホ
ッパー2の前端側を支える回動アームaの倒伏角度の大
きい初期においては、穀粒ホッパー2の前端部の下部を
チェン40により引き揚げ、それにより、回動アームa
が起立してきて、それを起立させる牽引モーメントの、
穀粒ホッパー2を押上げる方向の分力が充分に大きくな
ったところで、その回動ァームaを巻揚機Wで起立させ
ていく状態に切換わるようになる。
以上説明したように本発明による穀粒運搬車における穀
粒ホッパーのダンプ回動用の荷揚装置は、トラックの荷
台上に、穀粒ホッパーを、それの後端部の底部に設けた
回動支点中心に後方へのダンプ回動自在に装架し、その
穀粒ホッパーの底部には、前端側が該穀粒ホッパーに対
し回動自在に連結し後端側が回動端となって該穀粒ホッ
パーに対し起伏回動する回動アームを設けて、それの後
端側の回動端部を前記荷台上に前後の移動自在に支承せ
しめ、その回動アームの回動端側を、荷台の前端部側の
高所に装架せる巻揚機のワイヤーまたはチェンの先端部
に連繋し、穀粒ホッパーの前端部の下部には、前記回動
アームに連繋する巻揚機のワイヤーまたはチェンと上下
にラップする部位に、そのワイヤーまたはチェンに離接
自在に係合する係合部材を装設して構成してあるのだか
ら、穀粒ホッパーをダンプ回動させていくときの初期に
おいては、巻揚機が穀粒ホッパーの前端部を直接上方に
引き揚げ、それにより、穀粒ホッパーの前端側を昇降さ
す回動アームが途中まで起立回動してきたところで、そ
の回動アームを巻揚機で起立回動させていく状態に切換
わるようになるので、巻揚機により回動アームを起立さ
せて穀粒ホッパーを大きく傾斜回動させるのが、大きな
力を要することなく、かつ、機高を高くすることなく行
なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は穀粒運搬車の説明図、第3図は本
発明を実施せる穀粒運搬車の側面図、第4図は同上の要
部の縦断側面図、第5図は同上要部の分解した斜視図、
第6図は同上の作用の説明図、第7図は同上の部分の斜
視図である。 図面符号の説明 A……穀粒運搬車、D……伝導機構 F……支持機枠、H……操作ハンドル P……牽引点、W……巻揚機 a……回動アーム、y……回動支点 z……係合部材 1……トラック、10……荷台 2……穀粒ホッパー、21……蓋板 22……排出口、24……連結金具 30……連結軸、31……連結杆、32……コロ 40……チェン、41……本体、42……駆動軸 5……台枠、50……支台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックの荷台上に、穀粒ホッパーを、そ
    れの後端部の底部に設けた回動支点中心に後方へのダン
    プ回動自在に装架し、その穀粒ホッパーの底部には、前
    端側が該穀粒ホッパーに対し回動自在に連結し後端側が
    回動端となって該穀粒ホッパーに対し起伏回動する回動
    アームを設けて、それの後端側の回動端部を前記荷台上
    に前後の移動自在に支承せしめ、その回動アームの回動
    端側を、荷台の前端部側の高所に装架せる巻揚機のワイ
    ヤーまたはチェンの先端部に連繋し、穀粒ホッパーの前
    端部の下部には、前記回動アームに連繋する巻揚機のワ
    イヤーまたはチェンと上下にラップする部位に、そのワ
    イヤーまたはチェンに離接自在に係合する係合部材を装
    設してなる穀粒運搬車における穀粒ホッパーのダンプ回
    動用の荷揚装置。
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