JPH0662043A - 優先度を利用した交換システムと、このシステムのジッタを制限する方法 - Google Patents

優先度を利用した交換システムと、このシステムのジッタを制限する方法

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JPH0662043A
JPH0662043A JP16378293A JP16378293A JPH0662043A JP H0662043 A JPH0662043 A JP H0662043A JP 16378293 A JP16378293 A JP 16378293A JP 16378293 A JP16378293 A JP 16378293A JP H0662043 A JPH0662043 A JP H0662043A
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    • H04L2012/5679Arbitration or scheduling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATMまたはその他のパケット交換システム
においてトラヒックの速度に関わりなくジッタを許容可
能な量に制限する。 【構成】 交換システムが、第1の利用者から第2の利
用者への呼について予測されるトラヒックに関するパラ
メータを受信し、その予測されたトラヒック・パラメー
タに基づいてその呼の優先度を判断し、その呼の期間中
に、決定された優先度に基づいて、最大のジッタよりは
小さなジッタで情報を第2の利用者に伝送する。優先度
は、予測トラヒック・パラメータに基づいて所定の優先
度テーブルから選択される。優先度テーブルは、一定の
ビット速度および統計的な呼の両方に対して使用するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】広帯域という言葉は、多くの新しい製
品、技術、サービス、およびネットワークにわたって用
いられる。広帯域ネットワークを定義する1つの方法
は、毎秒1メガビットを優に超えるビット速度を必要と
するサービスを支援するものとしてネットワークを分類
することである。事業加入者および住宅加入者は、異な
る種類の広帯域サービス範囲を扱うことができ毎秒15
0メガビット以上で動作する広帯域網に共通のアクセス
によって接続されることになる。広帯域網が拠り所とす
る通信原則としては、既にATM(非同期転送モード)
が選ばれている。将来の広帯域ISDN(統合サービス
・デジタル網)は、基本的な電話サービスから高速デー
タ転送、テレビ電話、および高品位テレビ配信に及ぶ種
々のサービスを扱うのに必要な柔軟性を提供することに
なる。この柔軟性への鍵は、デジタル情報を特別なセル
で伝えるATMである。これによって、必要条件および
呼の特性が大幅に異なる用途およびサービスに通信網を
効率的に使用することが可能となる。
【0003】ATMセルの切り替えたり、他のパケット
交換機能を行ったりする優先度ベースのシステムが設計
された。このようなシステムでは、所与の優先度のすべ
てのセル(パケット)が、次に低い優先度の最初のセル
より先に送信先に送られる。所与の優先度の範囲内で
は、セルは到達順に処理されることを基本として送信さ
れる。所与のセル時間に到達する等しい優先度のセル
は、次のセル時間に到達する同じ優先度のセルが開始さ
れる前に、すべて送信される。これはジッタの根本的な
原因となる。1つの高い帯域幅の呼が、セルを一つおき
のセル時間に到達させることもあり得るからである。こ
のような場合、突然、他の多くの呼から、その高い帯域
幅の呼と同じ優先度を持つセルが10も20も開きのセ
ル時間のうちの1つに到達したとする。これらの10乃
至20のセルは、高い帯域の呼の次のセルより先に、す
べて送られることになり、これによって、10乃至20
セル時間の絶対ジッタを起こす。この期間中、高い帯域
幅の呼に対するセルは、1つおきのセル時間に到達し続
けて待ち行列をつくる。高い帯域幅の呼が、セルの送信
を再開すると、セルは、待ち行列が空になるまで、セル
時間の度に遡って次々と送信される。このようなジッタ
は、多くの用途において容認できないだけでなく、バッ
ファ処理および受信側が外的要因で発生する遅延のため
に相当の資源が必要となる。
【0004】ジッタは、一定のビット速度のアプリケー
ションにおいて重要であるだけでなく、統計的な(突発
的な)トラヒックに対しても重要なパラメータである。
可変ビット速度の映像では、遅れは極めて低い必要があ
り、帯域は非常に高く、突発性は比較的低い。可変ビッ
ト速度の音声も、遅れは適当に低い必要があり、比較的
低い帯域と低い突発性を有する。これらの双方のアプリ
ケーションにおいて、セルの到達が「遅すぎ」て受信端
におけるバッファが空にならないことを保証するため
に、ジッタは比較的低くなければならない。仮に統計的
なトラヒックであっても、ジッタの影響を受け易い。
【0005】ファイル転送や画面イメージのダンプを含
む他のアプリケーションにおいても、一般に遅延は低く
なければならない。このようなアプリケーションの場
合、平均帯域は高い場合も低い場合もあるが、非常に突
発的である。このようなアプリケーションが遅延の影響
を受け易いアプリケーションを中断することもあり得る
が、このような場合、待機による遅れが過大となり、受
信端において非常に大きなバッファ構造となり重大であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、当分
野には、ジッタを許容可能な量に制限して、一定のビッ
ト速度および統計的なトラヒックの両方に応用できるよ
うなATMまたはその他のパケット交換システムにおい
て使用できる構造に対する必要性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による典型的な構
造において、前記の必要性が満たされ、技術的進歩が達
成される。この構造では、交換システムが、第1の利用
者から第2の利用者への呼について予測されるトラヒッ
クに関するパラメータを受信して、この予測されたトラ
ヒック・パラメータに基づいて呼の優先度を都合よく判
断し、判断された優先度に基づいて最大以下のジッタで
情報が第2の利用者に呼の期間中に送信される。予測さ
れたトラヒック・パラメータに基づいて所定の優先度テ
ーブルから、優先度が選択される。重要なことである
が、同じ優先度テーブルを一定のビット速度および統計
的な呼の両方に使用することができる。
【0008】本発明による方法は、多くの利用者を扱う
交換システムにおいて使用することができる。第1の利
用者から第2の利用者への呼について予測されるトラヒ
ックに関する1つ以上のパラメータをシステムが受信す
る。システムは、その呼の期間中に、予測されたトラヒ
ック・パラメータに基づいて最大以下のジッタで情報を
第2の利用者に送る。
【0009】本発明の方法の一例として、呼が一定のビ
ット速度である場合、予測されるトラヒック・パラメー
タに帯域幅のパラメータBWが含まれ、優先度はBWに
基づいて決定されるものがある。優先度は、多数(P)
の優先度帯域を有し、かつ各帯域に対して指定された最
大帯域幅BWHighおよび最小帯域幅BWLowを有する優
先度テーブルから選択される。BWHigh/BWLowの割
合は一定である。優先度は、BWを含む帯域を決定する
ことによって選択される。ビット速度が一定の呼は、固
定長のセルからなり、セル間の到達周期における最悪の
場合の相対ジッタは、一定の割合BWHigh/BWLowに
よって与えられる。(「相対ジッタ」および「セル間到
達周期」という用語は、本文において後述する。)優先
度テーブルをビットレートが一定の呼に対してのみ使用
する場合、優先テーブルには、P個の優先度帯域の下に
1つの付加的な優先度帯域を含めて、PおよびBWHigh
/BWLowが(BWHigh/BWLow)P=BWIF/BWMin
なる関係を満足するようにしてもよい。ただし、BWIF
およびBWMinは、利用者および交換システムの各々の
間の最大および最小の帯域幅である。
【0010】さらに、優先度テーブルをビット速度が一
定の呼および統計的な呼の双方に使用する方法例もあ
る。呼が統計的な呼である場合、予測されるトラヒック
・パラメータには、平均帯域幅パラメータBWAvgおよ
び突発性インデックスBIが含まれ、優先度は、優先度
テーブルにおいて割合BWAvg/BIを含む帯域を決定
することによって決定される。統計的な呼は、固定長の
セルからなり、セル間到達周期で表した最悪の場合の相
対ジッタは、BIおよび一定の割合BWHigh/BWLow
の積によって与えられる。PおよびBWHigh/BWLow
は、関係(BWHigh/BWLow)P=BWIF*BIMax/B
WMinを満足する。ただし、BWIFおよびBWMinは最大
および最小の帯域幅であり、BIMaxは利用者および交
換システムの各々の間の最大の突発性である。
【0011】前記の両方法例において、セルが原因とな
り、予測されたトラヒック・パラメータを超過したと
き、呼の最中に第1の利用者から受信されるセルが、欠
落する。
【0012】
【実施例】交換システム100 図1の交換システム100において、交換機能は、フィ
ルタ104−1〜104−8、優先順序化出力キュー1
05−1〜105−8によって行われる。システム10
0は、7人の利用者U1〜U7を扱う。入力処理ユニッ
ト101−1〜101−8は、利用者U1〜U7からの
セルのほか、システム100の動作を制御するコントロ
ーラ109からのセルも処理する。処理ユニット101
−1〜101−8によって行われる処理は、本文におい
て後述する。コントローラ109は、利用者U1〜U7
と通信する場合、セルを経路108を介して処理ユニッ
ト101−8に送り、さらにシステム100を通して所
望の通信先の利用者に送る。コントローラ109の機能
の1つは、利用者間に設定される各仮想回路に対する優
先度の値を利用者から受信された予測されるトラヒック
に関するパラメータに基づいて決定することである。こ
の優先度の値は、コントローラ109から経路107を
介して処理ユニット101−1〜101−8に伝えら
れ、システム100内部の伝送用の仮想回路の各セルに
挿入される。すべての処理ユニット101−1〜101
−8からのセルは、相互接続構造103の経路102−
1〜102−8を介して8つのフィルタ104−1〜1
04−8の各々に配信される。フィルタ104−1〜1
04−8は、それぞれ、特定の送信先を有するセルを送
信するだけである。例えば、フィルタ104−1は、送
信先が利用者U1であるセルのみを送信する。同じセル
時間にU1宛のセルを8個も同時に受信することもあり
得るので、フィルタ104−1とキュー105−1との
間には8つの経路111−1〜111−8がある。フィ
ルタ104−8は、送信先がコントローラ109である
セルのみを送信する。フィルタ104−8とキュー10
5−8との間には、8つの経路118−1〜118−8
がある。キュー105−1〜105−8は、それぞれ、
本文において後述するようにセルを優先度の順に送る。
【0013】利用者U1からのセルは、図2のフォーマ
ット290で受信される。フォーマット290(図2)
には、入力の仮想回路識別情報(VCI = virtual cir
cuitidentifier)または仮想経路識別情報(VPI = v
irtual parh identifier)にデータが続いて含まれる。
VPIは、いくつかのVCIからなる。ATMにおいて
は、セルは53バイトの長さである。入力処理ユニット
101−1(図2)の内部では、ユニット201により
セルを受信し、VCI(VPI)を復元して、有効性検
査器211、リーキー・バケット実施器212、セル・
カウンタ213、物理的送信先テーブル214、優先度
テーブル215および新VCI(VPI)テーブル21
6に送る。有効性検査器211により、経路107を介
してコントローラ109から受信した情報に基づいてV
CI(VPI)が有効かどうかを判断する。VCI(V
PI)が有効でない場合、有効性検査器211は、セル
省略ユニット202にそのセルを省略させる。リーキー
・バケット実施器212は、例えば、予測される帯域幅
および予測される突発性インデックスなどの予測される
トラヒック・パラメータを受信し、所与の仮想回路のあ
るセルでパラメータ値を超えてしまうと判断した場合、
セル省略ユニット202にそのセルを省略させる。セル
・カウンタ213は、単に各仮想回路におけるセルを数
えて、コントローラ109に報告するだけである。物理
的送信先テーブル214は、各仮想回路に関係付けられ
た送信先を定義する情報をコントローラ109から受信
し、VCI(VPI)に基づいて送信先情報挿入回路2
03をして送信先情報を各セルに挿入させる。優先度テ
ーブル215は、コントローラ109から優先度の値を
受け取り、VCI(VPI)に基づいて優先度情報挿入
ユニット204をして優先度情報を各セルに挿入させ
る。新VCI(VPI)テーブル216は、新たなVC
I(VPI)値を受信し、VCI(VPI)上書きユニ
ット205をして利用者セル・フォーマット290の入
力VCIフィールドをシステム・セル・フォーマット2
91における出力VCIで上書きさせる。また、フォー
マット291には、送信先フィールドのほか優先度フィ
ールドも含まれる。
【0014】入力処理ユニット101−1(図1)によ
って送られるセルは、相互接続構造103の経路102
−1を介してフィルタ104−1〜104−8の全てに
分配される。利用者U1に宛てられたセルは、フィルタ
104−1によって経路111−1〜111−8を介し
て優先順位化出力キュー105−1に送られる。キュー
105−1(図3)には、ソート網314が含まれる。
ソート網314は、例えば、米国特許の第3,428,946号
(発明者:バッチャ(Batcher)、発行:1969年2
月18日)または第4,516,238号(発明者:ホワーング
(Huang)ほか、発行:1985年5月7日)の説明の
ように構成することができる。ソート網314は、受信
したセルを優先度フィールドに従って並べ変え、優先度
の高い方のセルを利用者U1に送る。残りのセルは、経
路313−1〜313−Rを介して(Rは、例えば10
0を超えるような大きな数である)遅延ユニット315
に送り、そこで、1セル時間の遅れを与え、送らせたセ
ルを経路312−1〜312−Rを介してソート網31
4に送り返す。ソート網314の動作により、所与の優
先度の範囲内で整列されたセルが、新たなセルの前に利
用者U1に送られる。
【0015】キュー105−1の動作の様子は、優先度
がそれぞれ1〜4の4つの有効な仮想回路VCI1〜V
CI4に関する第1表の例を考察することによって理解
し易くなる。
【表1】
【表2】 仮想回路VC1、VC2、VC3、VC4は、それぞれ
50%、33%、5%、2.5%の占有率を有し、これ
らの占有率に相当する予測されるセルの到達(ビット速
度が一定のトラヒックを仮定して)は、第1表の右側に
アスタリスクによって示した。仮想回路VC1、VC
2、VC3、VC4は、それぞれ2、3、1、1の突発
性インデックス(これは、本文において後述する)を持
つ。セル時刻1のとき、仮想回路1、2、3、4におい
てセルが受信され、優先度1、2、3、4がそれぞれ1
つずつセルを持ち、出力優先度は1であり、送信される
セルは仮想回路VC1のものである。セル時刻2のと
き、仮想回路1および2においてセルが受信され、優先
度1、2、3、4は1、2、1、1個のセルをそれぞれ
持ち、出力優先度はこの場合も1であり、送信されるセ
ルはやはり仮想回路VC1のものである。セル時刻3の
とき、仮想回路2においてセルが受信され、優先度1、
2、3、4が0、3、1、1個のセルをそれぞれ持ち、
出力優先度は2であり、送信されるセルは仮想回路VC
2のものである。予測される到達時刻から予測されるセ
ル間到達周期(BIの2倍)の範囲内に全てのセルが送
信される。この例における最大のジッタは、予測される
セル間到達周期(BIの2倍)である。
【0016】利用者(例えば、利用者U1)から受信さ
れた呼設定セルの例を図4に示す。5バイトのヘッダに
より、VCI=1であることを定義し、これにより、そ
のセルが信号セルであることが明確になる。VCI1
は、検査器211(図2)においては有効なVCIとし
て、テーブル214においては送信先としてコントロー
ラ109宛てと、テーブル216においてはシステム・
セル・フォーマットで挿入するべき新たなVCIとし
て、それぞれ定義されている。その新たなVCIも発信
元識別情報として役立つ。呼設定セル(図4)の48バ
イトのデータ部分の最初と最後には、ATM適応層プロ
トコルにおいて残りのデータを囲むフィールドがある。
このデータには、呼設定として定義されたメッセージ・
タイプ、および3つのパラメータ---予測帯域幅(7バ
イト)、予測突発性(3バイト)および要求された送信
先の電話番号(8バイト)が、含まれる。呼設定セル
は、交互接続構造103、フィルタ104−8およびキ
ュー105−8を介してコントローラ109に伝達され
る。コントローラ109では、予測帯域幅および予測突
発性を用い、本文において第4表に示した種類のテーブ
ルを使用して呼に優先度を割り当てる。呼が一定ビット
速度(CBR)の呼(BI=1なるBIを持つ)である
場合、その優先度は、予測帯域幅を前記のテーブルの範
囲の1つに当てはめることによって決定される。呼が統
計的な呼(BI>1なるBIを持つ)である場合、予測
帯域幅は平均帯域幅BWAvgであり、優先度は、BWAvg
/BIを前記テーブルの範囲の中の1つに当てはめるこ
とによって決定される。また、コントローラ109は、
要求された送信先の電話番号に関して変換を行って物理
的送信先(例えば、利用者U1)を獲得し、その呼につ
いて利用者U1が使用するためのVCIおよび利用者U
5が使用するためのVCIを割り当てる。コントローラ
109は、図5に示した種類の設定応答セルを経路10
8、処理ユニット101−8、相互接続構造103、フ
ィルタ104−1、およびキュー105−1を介して利
用者U1に返す。設定応答セルは、要求された呼が承認
されたかどうかを示し、そのパラメータを返し、さらに
その呼のために利用者U1によって後に使用されるべく
割り当てられたVCIを定義する。コントローラ109
は、類似の設定応答セルを利用者U5に返す。コントロ
ーラ109は、経路107および入力処理ユニット10
1−1を介して、割り当てられたVCIを有効として明
示する情報を有効性検査器211(図2)に、割り当て
られたVCIに対する帯域は場および突発性のパラメー
タを示す情報を実施器212に、割り当てられたVCI
に関係付けられた物理的送信先を示す情報をテーブル2
14に、割り当てられたVCIに関係付けられた優先度
を示す情報をテーブル215に、そして割り当てられた
VCIを有する入力セルに対して使用されるべき出力用
のVCIを示す情報をテーブル216にそれぞれ送る。
利用者U5から利用者U1への戻りの相互接続も設定さ
れると、コントローラ109は、戻りの経路に対する帯
域は場および突発性のパラメータを用いて、戻りの経路
に対する優先度を算出する。コントローラ109は、類
似の情報を経路107を介して処理ユニット101−5
(図1)に送り、戻りの経路を設定する。
【0017】優先水準を用いてセルのジッタを制限する 以下の説明により、典型的なATM構造に必要とされる
遅延の優先水準の数に関する背景的情報を与える。一定
ビット速度の(CBR=constant bit rate)トラヒッ
クに対するセルのジッタ現象を説明し、周波数の範囲に
優先水準を割り当てることによって最大のセル・ジッタ
を制限する方法を示す。これらの結果を基に、CBRト
ラヒックに必要な優先水準の数を決定する。統計的なト
ラヒックもジッタによって特徴付けることができる。統
計的な仮想回路の方が比較的高い量のジッタに耐えるこ
とができるとしても、多くの統計的なアプリケーション
が正しく機能するには、このジッタを確実に制限しなけ
ればならない。統計的なトラヒックは、複数の優先水準
に分割することができる。そこで、CBR仮想回路およ
び統計的仮想回路が共に同じ優先度スペクトルで存在す
るようにCBR優先度と統計的優先度とを重複させる統
一優先度構造を説明する。このCBRと統計とを組み合
わせたトラヒックに必要な優先水準の数を決定して、セ
ル・ジッタの穏当な上限を維持する。
【0018】CBRトラヒックに対するセル・ジッタ 所与の周波数のCBRチャネルにおいて、セルは、セル
間に所与の間隔をおいて周期的に到達するものと予測さ
れる。例えば、2.488Gb/sのインタフェースで
100Mb/sの映像の呼を設定する。この呼の場合、
25セル時間ごとに1セルが受信されると予測される。
この25セル分の期間が、予測(される)セル間到達周
期と定義される。ATM(非同期転送モード)構造にお
ける競合および行列待機のために、セルは、予測された
時に正確に出力されない場合がある。実際のセル到達時
刻と予測されたセル到達時刻との差として「絶対ジッ
タ」を定義する。
【0019】予測される到達間時間が2000〜300
0セル時間の低帯域仮想チャネルであれば、300〜5
00セルの絶対ジッタによって重大な影響は受けない
が、一方で300〜500セルの絶対ジッタは、2〜3
セル毎に1セルを期待する高帯域仮想チャネルにとって
壊滅的である。さらによく表す用語は、「相対ジッタ」
である。相対ジッタは、次のように定義される。 相対ジッタ=最悪時の絶対ジッタ÷予測されるセル間到
達周期 この最悪時の相対ジッタは、予測し得る最も遅い到達に
対する最も早い到達における最大差を予測されるセル間
到達時間と比較して表すものである。1乃至2の予測セ
ル間到達時間の相対ジッタは非常に良好となる。多くの
セル間到達周期の相対ジッタは、非常に悪く、再生処理
データが尽きてしまわないことを保証するために受信側
における相当のバッファ処理が必要となる。
【0020】オーディオまたはビデオなどの多くのCB
Rサービスでは、情報の表示を開始できるように次のセ
ルが予測される時間に到達することが期待される。「正
に時間どおり」にセルが到達すれば、交換機による全体
的遅れは最小になる。しかしながら、セル・ジッタのた
めに、セルの正に時間どおりの到達は保証されず、アプ
リケーションは、次のATMセルが到達するのを待つ間
に情報の再生にデータが尽きないことを保証するため
に、受信端でセルを幾つか待たせなければならない。交
換機における全体的なジッタを軽減できる程度までは、
これにより、CBRサービスに必要なバッファ処理およ
び受信側が外的要因で発生する遅延の量も減少する。
【0021】優先度を基本とした構造の場合、所与の優
先度のセルは、次に低い優先度の最初のセルより先に、
すべて出力される。所与の優先度の範囲内では、セル
は、到達順に処理されることを基本として出力される。
つまり、所与のセル時刻に到達する等しい優先度のセル
は、次のセル時刻に到達する同じ優先度のセルが開始さ
れる前に、すべて送られる。このことは、ある仮想回路
がセルを1つおきのセル時刻に到達させることもあり得
るので、ジッタの根本的な原因となる。即ち、突然、他
の多くの仮想回路から、前記ある仮想回路と同じ優先度
を持つセルが10も20も開きのセル時刻のうちの1つ
に到達したとすると、これらの10乃至20のセルは、
その高い帯域幅の仮想回路の次のセルより先に全て送ら
れることになり、これによって、10乃至20セル時間
の絶対ジッタを起こす。この期間中、高い帯域幅の仮想
回路に対するセルは、1つおきのセル時間に到達し続け
て待ち行列をつくる。高い帯域幅の仮想回路が、セルの
送信を再開すると、セルは、待ち行列が空になるまで、
セル時間の度に遡って次々と送信される。
【0022】起こり得るセル・ジッタの計算 最悪の場合の絶対および相対ジッタに対する上限は、単
純な方法で決定することができる。所与の優先度の帯域
内で許される最高帯域のチャネルおよび最低帯域のチャ
ネルを決定する。この方法の場合、最高帯域の仮想回路
は、全インタフェース速度の1/2の上限を有する。こ
の値の場合、最悪の場合のジッタを発生する。この最高
帯域のチャネルに対して予測されるセル間到達周期を計
算する。次に、前記の最高帯域のチャネルと共に、この
インタフェース上で動作可能な低い帯域のチャネルの最
大数Nを計算する。これは、次の式によって与えられ
る。
【数1】 1つの高い帯域の資源からのセルの前に、N個の低い帯
域の資源の全てからセルが到達した場合、最悪の場合の
ジッタが起こることになる。高い帯域の仮想回路からの
セルは、その平均セル間到達周期だけ待ち、そしてそれ
が出力される直前に、低い帯域の仮想回路からのN個の
セルが高い帯域の仮想回路からの次のセルより先に出力
されなければならない。高い帯域の仮想回路からのセル
の間の実際の到達間隔は、予測される到達周期にNセル
を加えたものである。絶対ジッタは、この実際の到達間
隔から予測される到達間隔を引いたものであり、常に、
正確にNセル時間に等しい。そして、相対ジッタは、絶
対ジッタを予測される到達間隔で割ったものである。
【0023】次の例を考察する。150Mb/sのイン
タフェースが、優先水準を1つだけ有し、仮想回路の帯
域幅が如何に小さくなり得るかに付いては限度がない。
この技術の場合、最高の帯域の仮想回路は、インタフェ
ース速度の1/2、即ち75Mb/sに制限される。こ
れにより、2セル分の予測セル間到達時間が与えられ
る。(即ち、セルは1つおきのセル時刻に到達する。)
ここで、最小の仮想回路帯域幅には制限がないので、こ
の帯域幅を1/∞ bpsである(即ち、極めて非常に小さ
い)と仮定する。したがって、残りの75Mb/sで支
援し得る低帯域幅の資源の数は、∞である。高い帯域幅
の仮想回路からのセルより先に、すべての∞の仮想回路
からセルを受信した場合、最悪の場合のジッタが発生
し、N、即ち、∞のセル時間に等しい絶対ジッタとな
る。相対ジッタは、この∞を2で割ったものであり、や
はり∞である。この非現実的な例を掲げたのは、仮想回
路の帯域幅に下限がない単一優先度システムが相対ジッ
タを無限の量まで発生することを単に示すためである。
明らかに、これは避けるべきである。
【0024】やはり単一優先度システムに関してである
が、ここでは64Kb/sという仮想回路の最小帯域幅
を設定した、より現実的な例を考察する。許される最大
帯域幅の仮想回路は、セル到達間隔が2セルで、75M
b/sである。低い帯域幅の資源の数は、N=(150
Mb−75Mb)/64Kb=1171である。絶対ジ
ッタは、N=1171セル時間である。相対ジッタは、
1171/2=585到達間時間である。このように大
きなジッタは、やはり明らかに避けるべきである。
【0025】多数の優先度を有し、かつ非常に制限され
た帯域を有する例を考察する。所与の優先度帯域におい
て許される最高の帯域幅は、10Mb/sであり、同じ
優先度帯域において許される最低の帯域幅は、5Mb/
sである。予測されるセル間到達時間は、最高帯域幅の
チャネルに対して15セル時間である。支援され得る低
い帯域幅のチャネルの数は、N=(150Mb−10M
b)/5Mb=28である。最悪の場合の絶対ジッタ
は、N=28セル時間である。相対ジッタは、28/1
5到達間隔、即ち2到達間隔足らずである。これは、非
常によく制限されたジッタ仕様である。
【0026】相対ジッタの計算に必要なのは、優先度帯
域内の最高帯域幅のチャネルと優先度帯域内で最低優先
度のチャネルとの間の比率のみである。優先水準の間の
実際の帯域の分布の結果、比率が異なる場合、大きい方
の比率を用いるべきである。前の例では、最高の帯域幅
と最低の帯域幅との比率は、10Mb/5Mb=2.0
であり、2という帯域幅の比に対する最大の絶対ジッタ
は、2.0到達間時間以下である。前の計算の結果、相
対ジッタが28/15となったが、これは、この範囲内
である。最低帯域幅に対するの最高帯域幅の種々の比率
に対する最大の絶対ジッタを第2表(表3)に掲げる。
【表3】
【0027】CBRトラヒックに必要な優先水準の数 優先水準の数は、インタフェースの帯域幅BWIF、イン
タフェースで許される最小帯域幅BWMin、および交換
機に関するジッタがどの程度まで制限されるべきかによ
ってのみ決定される。BWIF/BWMinの比は、種々の
優先度帯域によってカバーされるべき全体の帯域幅の範
囲を与る。先に示したように、BWHigh/BWLowの比
は、1つの優先度帯域の範囲でカバーされる帯域幅の範
囲を与える。これは幾何学的関係であるから、必要な優
先度の数Pは、次の単純な関係によって決定される。
【数2】 そのリンク上で支援される最大および最小の帯域幅、お
よびCBRトラヒックに対する優先度帯域の数が与えら
れれば、所与の優先度帯域に対するBWHigh/BWLow
の比を算出することができる。この比が与えられると、
交換機に関するジッタの上限も判る。これを第3表(表
4)に示す。
【表4】 第3表に掲げた優先度の数に加えて、すべてのCBRト
ラヒックに対し、最小支援帯域の下に1つの付加的な優
先度を割り当てる必要がある。この最低の優先度に対し
ては、相対ジッタの仕様は、無限に近付く可能性が潜在
するが、一切保証できない。
【0028】相対ジッタを可能な限り小さい量に抑える
ことをATM交換機の目標とするべきである。現実的な
限度は、最大相対ジッタを2予測到達周期以内に制限す
ることであろう。このようにして、すべてのCBRアプ
リケーションは、受信端において、2つの付加的なセル
に相当する遅延を作り出して使用すればよい。付加的な
遅延は危険であり、64Kb/s以下の音声トラヒック
の場合、特にそうである。これは、許される最大のセル
・ジッタに対する適切な必要条件であろう。典型的な
2.488Gb/sの交換機に対してこの必要条件が与
えられると、CBRトラヒックに対する優先度の推奨数
は、20および24優先水準の間である。20優先水準
を用いる場合、これは、すべてのCBRトラヒックに対
して、最低のBWの下に付加的な優先水準(これには、
ジッタ仕様が一切保証されない)を含む。
【0029】2予測到達周期の範囲内の相対ジッタを保
証するために複数の帯域幅を優先帯域にグループ分けす
るための実用的な尺度は、各優先度帯域に対するBWHi
gh/BWLowの比を正確に2に等しく設定することであ
る。このように、第4表(表5)に示した優先度帯域を
算出することは極めて容易である。
【表5】
【0030】統計的トラヒックに対する優先度帯域 相対ジッタは、統計的なトラヒックに対しても重要なパ
ラメータである。統計的なトラヒックの場合、可変ビッ
ト速度の映像のように遅延が非常に小さいことを必要と
するアプリケーションがある。このアプリケーション
は、非常に高い帯域幅および比較的低い突発性(BI=
2乃至5)を有する。可変ビット速度の音声の場合も、
遅延は適切に小さい必要がある。可変ビット速度の音声
は、比較的低い帯域幅(8〜32Kb/s)および低い
突発性(BI=2〜5)を有する。これらは、比較的厳
しい相対ジッタ仕様を維持して、セルの到達が「遅れす
ぎ」ないこと、および受信端の遅延外装バッファが空に
ならないことを保証しなければならない。仮に、これが
統計的トラヒックであっても、ジッタの影響は受け易
い。
【0031】ファイル転送および画面イメージ・ダンプ
を含め、その他のアプリケーションでは、通常、遅れが
小さい必要はない。これらのアプリケーションでは、平
均帯域幅は低い場合も高い場合もあるが、極めて非常に
突発的(BI=数1000)な傾向がある。統計的なト
ラヒックに多数の優先度が存在しない場合、これらの非
常に突発的なアプリケーションが、遅れの影響を受け易
いアプリケーションを著しく中断し、結果的に、待ち行
列による遅延が過大となり、遅延の変化を補償するため
に受信端において非常に大きなバッファ構造を形成する
ことになる。
【0032】統計的トラヒックの分野における優先度の
一般原理は、仮想回路の帯域幅および突発性に基づいて
いる。CBRトラヒックの場合と同様に、ジッタの影響
を最小にするには、帯域の高い仮想回路に高い優先度を
与え、帯域の低い方の仮想回路に比較的低い優先度を与
える。しかしながら、突発性に関しては、突発性の低い
仮想回路には比較的高い優先度を与え、突発性の高い仮
想回路には比較的低い優先度を与える。
【表6】 VBR(可変ビット速度)の音声のような高速かつ低突
発性のアプリケーションには最高の統計的優先度を与え
る。中間的優先度をVBRの音声のように低帯域、低突
発性の仮想回路に与える。中間的優先度は、高帯域、高
突発性の仮想回路にも与える。これらの平均帯域幅が高
いため同時に多数の仮想回路は有り得えないので、仮想
回路の全体的な待ち行列遅延への影響は、比較的小さ
い。最後に、特別な場合に発生するメガバイト級のファ
イル転送(遅れに対し敏感でない)のような低帯域、高
突発性の仮想回路に最低の優先度を与える。これらの仮
想回路は、突発的に長時間続き、そのうえ平均帯域が低
い。したがって、これらの仮想回路の多くが所与のイン
タフェースに同時に装備される可能性がある。その結果
起こるこれらの極めて突発的な仮想回路の多数の衝突の
ために、極めて非常に大きな待ち行列遅延が発生する。
【0033】統計的仮想回路に優先度を割り当てるとき
に使用する重要な比は、BWAvg/BI比である。BWA
vg/BI比が大きい仮想回路には、最高の優先度を与え
る。BWAvg/BI比が非常に小さい仮想回路には、最
低の優先度を与える。BWAvgは、長期平均帯域幅を表
す。比較的短い期間では、これらの統計的仮想回路がは
るかに高いピーク帯域で動作することもあるが、このこ
とは重要ではない。長期平均帯域幅は、呼の設定および
ジッタ制限の決定において使用される重要な因子であ
る。
【0034】CBRトラヒックおよび統計的トラヒック
の混合---統一優先度システム 可変ビット速度(VBR)のあるビデオ・チャネルが3
0Mb/sの平均帯域で動作するような次の例を考察す
る。ただし、このチャネルは幾分突発性があり、BI=
5であると仮定する。予測されるセル到達周期(2.4
88Gb/sのインタフェース上で平均帯域幅が一様に
区切られている場合)は、83セル時間である。CBR
トラヒックの場合、相対ジッタを2セル到達周期以下に
維持したいが、いずれにしても突発的トラヒックである
ため、受信側は、大きな相対ジッタを扱える外装バッフ
ァを持つように設計される。しかし、そうでなければ極
めて大きな相対ジッタに耐えることができないので、遅
延外装バッファは非常に大きなものとなり、さらに全体
的な遅れは、実時間の音声/映像アプリケーションには
受け入れられない程度に大きくなる。このアプリケーシ
ョンが、5乃至10到達周期までの相対ジッタに耐えら
れるものと仮定すれば、これは、資源がBI=5なるB
Iを持つので、穏当な数であることが判る。これは、突
発性なので、さらに幾分大きいジッタにも耐えるものと
予想される。
【0035】これは、統計的仮想回路なので、CBRト
ラヒックの直下に最高の優先度を割り当てた場合、興味
深い現象が起こり得る。4.7Kb/sから9.5Kb
/sのCBR帯域であれば、この30Mb/s、BI=
5のトラヒックより高い優先度を有する。最悪の場合の
ジッタは、2.488Gb/sのインタフェースの残り
(2.458Gb/sが残っている)をその優先水準に
おける最低帯域のCBRの呼に割り当てることにより、
計算することができる。これは、522,978個の
4.7Kb/sのCBR仮想回路が30Mb/sのBV
R映像チャネルと同時に存在し得るということである。
最悪の場合の絶対ジッタは、522,978セル時間と
なる。最悪の場合の相対ジッタは、522,978/8
3=6300セル到達周期となる。これは統計的仮想回
路ではあるが、VBRの映像アプリケーションにおい
て、この範囲の相対ジッタを処理できる方法はない。
【0036】統計的仮想回路のあるものは、一部のCB
R仮想回路より高い優先度を持たなければならない。換
言すれば、CBRの優先度および統計的優先度が混在し
なければならない。CBRトラヒックは、統計的トラヒ
ックより高い優先度を自動的に持つべきではない。CB
Rトラヒックおよび統計的トラヒックを同じ優先度の尺
度で混合する場合、2つの重要な制約を守らなければな
らない。1.如何なるCBR仮想回路に対する相対ジッ
タも2セル到達周期以下に保つことができなければなら
ない。2.如何なる統計的仮想回路に対する相対ジッタ
も穏当な数のセル到達周期の範囲内に保つことができな
ければならない。この数は、顧客のアプリケーション装
置がそれにしたがって作れるように、有限な値に制限し
なければならない。VBRの映像およびVBRの音声の
ような突発性の低い仮想回路は、非常に小さい数のセル
到達周期の範囲内に制限しなければならない。ファイル
転送のような比較的突発性が高い仮想回路は、はるかに
大きな数のセル到達周期に制限することができる。これ
らの仮想回路に対しても相対ジッタの制限はやはり重要
である。なぜなら、ファイル受信のために受信端で必要
となるメモリ量がそれによって決まるからである。
【0037】すべての統計的アプリケーションを満足す
ると思われる相対ジッタに対する適切な制限は、相対ジ
ッタの最大限度をトラヒックの突発性インデックスに比
例して設定することである。すべての優先度帯域におい
てBWHigh/BWLow=2として以下に概説する方法に
より、所与の突発性インデックスを有する統計的仮想回
路に対し、相対ジッタは2*BIに制限されるが、優先
水準の数を増やすことによって、さらに厳しい制限を得
ることができる。CBRの仮想回路(BI=1.0)の
場合、その相対ジッタは2セル到達周期の範囲内に制限
される。突発性の低い統計的仮想回路(BI=2〜5)
の場合、その相対ジッタは4乃至10のセル到達周期の
範囲内に制限される。これならば、VBRの映像トラヒ
ックまたはVBRの音声トラヒックに対して有効であ
る。さらに突発的な仮想回路(BI=50)ならば、相
対ジッタは100セル到達周期の範囲内に制限される。
最後に、突発性の高い仮想回路(BI=1000)であ
れば、相対ジッタは2000セル到達周期の範囲内に制
限される。
【0038】このようにして、平均BWおよび突発性が
アプリケーションに対して指定される。これらの値を超
えないことを保証するために、入力を交換機によって規
制する。アプリケーションは、セルが無くならないこと
を保証するために受信側においてアプリケーションが認
めなければならない最大外装バッファ容量を自動的に知
ることになる。ここで、CBRは、BI=0とした統計
的トラヒックの特殊な場合に過ぎない。
【0039】次の構想は、CBRトラヒックと統計的ト
ラヒックとの間で同一の優先水準を共有する場合に使用
することができる。 1.CBR呼が設定されたとき、そのBWをそのインタ
フェース上のすべての仮想回路の総帯域幅に加える。イ
ンタフェース上の全仮想回路のこの総帯域幅に過剰割り
当てをすることはできない。 2.統計的な呼が設定されたとき、その長期平均帯域幅
を前記のインタフェース上の全仮想回路の総帯域幅に加
える。インタフェース上の全仮想回路のこの総帯域幅に
過剰割り当てをすることはできない。 3.CBR呼が設定されたとき、その帯域幅に対応する
優先水準をその呼に与える。呼は、帯域幅が高ければ高
い優先度を受け、低ければ低い優先度を受ける。 4.統計的な呼が設定されたとき、そのBWAvg/BI
因子に対応する優先水準を呼に与える。統計的な仮想回
路は、その帯域幅の(1/BI)倍の帯域幅のCBR呼
と同じ優先度が割り当てられる。 5.各優先度帯域においてBWHigh/BWLow=2.0
である場合、CBR呼の相対ジッタは、2セル到達周期
の範囲内に制限される。 6.この同一の優先度を基準として、統計的な呼の相対
ジッタは、2*BIセル到達周期の範囲内に制限され
る。
【0040】統一優先度のスペクトルの例 CBRトラヒックのあるものは、一部の統計的な呼より
低い優先度を持つ。前記の構想によれば、これらのCB
R仮想回路に対しても、これより優先度が高い統計的ト
ラヒックがあるとは言え、やはり2セル到達周期以下の
相対ジッタを保証することができる。
【0041】順序として一例を示す。64Kb/sの音
声呼を考察する。これは、2.488Gb/sのインタ
フェース上で38875セルの予測セル到達周期を有す
るCBRの呼である。2セル到達周期の相対ジッタを維
持しなければならない。平均帯域幅が10MB/sの多
数(248)の突発性のLANを考える(ピークの帯域
幅はさらに高くなる)。各LANが、BI=100とい
う最大突発性を持つものと仮定する。248個の10M
B/s(平均帯域幅)のLANおよび64Kb/sの単
一のCBR音声呼は、すべて同一の2.488Gb/s
のインタフェースに適合する(99.7%の占有率)。
10Mb/sの各LANの仮想回路には、10Mb/s
(平均)÷BI(=100)、即ち100Kb/sに対
応する優先度が割り当てられる。第4表に基づくと、こ
れは優先度15を受ける。64Kb/sのCBRの呼
は、優先度16を受ける。尚、突発性の高いLANの仮
想回路は、すべて単一の64Kb/s音声呼より高い優
先度を受ける。
【0042】このCBRの音声呼は、相対ジッタを依然
として2セル到達周期の範囲内に維持している。最悪の
場合の例は、64Kb/sの仮想回路に対するセルが受
信される直前に、248個のLANのすべてが、64K
b/sの仮想回路に対する次のセルが到達する前に突発
性の100のセルを受信する場合である。さらに悪いこ
とに、LANは、平均10Mb/sのチャネルであるた
め、各チャネルは、64Kb/sの呼の連続したセルの
間に平均156セル(最悪の場合、100セルずつ2回
の突発)を受信したはずである。しかし、これ以上受信
することはできなかった。なぜなら、入力の規制によ
り、仮想回路がBI=100と制限され、そして最悪の
場合この期間内に2回の突発までと制限されていたから
である。LANのセルは、すべて64Kb/sの仮想回
路より優先度が高いので、先に出力される結果、248
*2*100=49600セル時間の最悪の場合の絶対ジ
ッタを生じる。相対ジッタは、わずか49600/38
875=1.276セル到達周期にすぎない。優先度が
より高い統計的トラヒックがかなり存在するが、CBR
トラヒックの相対ジッタに対する上限は、2セル到達周
期の範囲内に維持されている。
【0043】統計的な呼に対する相対ジッタが2*BI
セル到達周期に維持できることを第2の例により説明す
る。BI=5で平均帯域幅が3Mb/sの1つのVBR
映像呼を仮定する。これは、2.488Gb/sのイン
タフェース上で829セル時間の予測セル到達周期(一
様な間隔のセルを仮定して)を有する。この呼には、B
WAvg(=Mb/s)÷BI(=5)=600に対応す
る優先度が割り当てられる。第4表から、優先度の値は
13となる。600Kb/sは、この優先水準において
許される最高のBWに近い。最悪の場合のジッタを算出
するために、残りの帯域(2.488Gb/s−3Mb
/s=2.485Gb/s)が、この同じ優先水準にお
いて許される最低のBW(303.75Kb/s)を有
するセルからなるものと仮定する。結果的に、303.
75Kb/sの仮想回路の数Nが8182となる。81
82のすべての仮想回路が3Mb/sのVBR呼のセル
の直前に到達した場合、最悪の場合のジッタは、818
2セル時間となる。相対ジッタは、(8182/829
=)9.87セル到達周期である。これは、BI=5の
仮想回路に対して予測された10セル到達周期という上
限の範囲内である。この例におけるVBR映像の受信側
では、9セルという最小限の外装バッファを実施して、
ジッタが常にこの量の範囲内にあることを保証すること
ができる。外装バッファは、決して空になることはな
く、映像呼に対し最小の超過遅延を課すことになる。
【0044】CBRトラヒックおよび統計的トラヒック
に対する統一優先水準の数 制作に必要な優先水準の総数は、次の4つの判断基準の
みにより決定される。 1.インタフェースの帯域幅BWIF 2.インタフェース上で許される最小帯域幅BWMin 3.仮想回路に対して許される最大突発性BIMax 4.交換機に関してジッタが制限されるべき程度 これらの要因は、BIMaxが追加されているが、CBR
の優先水準の決定に必要とされたものと同じである。種
々の優先度帯域によってカバーしなければならない全体
的な帯域幅−突発性の範囲は、BWIF*BIMax/BWMi
nの比によって与えられる。既に示したように、BWHig
h/BWLowの比は、1つの優先度帯域の範囲でカバーさ
れる帯域幅の範囲を与える。これは幾何学的な関係であ
るから、必要な優先度の数Pは、次の単純な関係によっ
て決定することができる。
【数3】 比BWHigh/BWLowを丁度2に等しく選んだ場合、C
BRトラヒックに対する第4表に与えられた20帯域の
範囲を用いる。ただし、突発性のトラヒックを扱うため
に付加的な優先度を幾つか追加することによって、第4
表を変更する。これによって、帯域の低い仮想回路に対
して突発性が増すとともに優先度水準の下端を増大させ
る。第6表(表7)は、第4表を作り直したもので、種
々の突発性の因子を扱うように拡張したものである。
【表7】 突発性水準BI≦32、BI≦128、BI≦512、
BI≦2048は、表を簡潔にするために省略したが、
容易に算出することができる。第6表は、優先水準の決
定に使用するものではなく、突発性が統計的な呼に割り
当てられた優先水準にどのように影響するかを視覚化す
るために示したにすぎない。実際には、CBRの欄およ
び帯域幅の範囲が必要なだけであるが、優先度1から優
先度32によって計算することができる。統計的な仮想
回路については、比BWAvg/BIを用い、その結果を
CBRで捜す。第6表には、2.488Gb/sのCB
RからBI=4096で4.7Kb/sまでのトラヒッ
クの処理を可能にする32の優先水準がある。CBRで
あれ統計的であれ何れの仮想回路に対しても、相対ジッ
タの制限を絶対的に保証することができる。統計的な仮
想回路の相対ジッタに対する制限は、その帯域幅にはよ
らず、その突発性によってのみ決定されるので、同一の
相対ジッタの制限が、優先水準32を除くすべての帯域
範囲に対して適用される。突発性を指定することによ
り、適切に設計されたアプリケーションおよびハードウ
ェアに対し、最大の相対ジッタを保証することができ
る。
【0045】異なる数の優先水準を用いることにより、
相対ジッタに対する比較的緩やかな制限や厳しい制限を
実現することができる。これを第7表に示す。比較のた
めに、BWIFおよびBIMaxをそれぞれ2.488Gb
/sおよび4096と一定に保ったため、32の優先水
準の場合、BWHigh/BWLow=2.0となり、これ
は、第6表における優先度帯域と一致する。第7表で
は、優先水準の数が変化し、それに対応する相対ジッタ
の制限が与えられる。
【表8】
【0046】以上の説明は、本発明の実施例に関するも
ので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の
変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、A
TMまたはその他のパケット交換システムにおいて、ト
ラヒックが一定のビット速度の場合でも統計的な場合で
も、ジッタを許容可能な量に制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジッタを制限する構造を含む優先度ベースの交
換システムの図である。
【図2】図1のシステムに含まれる入力処理ユニットの
図である。
【図3】図1のシステムに含まれる優先順序化出力キュ
ーの図である。
【図4】利用者から図1のシステムに送られる呼設定セ
ルの図である。
【図5】図1のシステムからシステム利用者に送られる
設定応答セルの図である。
【符号の説明】
100 交換システム 103 相互接続構造 101 入力処理ユニット 104 フィルタ 105 優先順序化出力キュー 109 コントローラ U1〜U7利用者 290 利用者セル・フォーマット 291 システム・セル・フォーマット 201 VCI(VPI) 202 セル省略ユニット 203 送信先情報挿入回路 204 優先度情報挿入ユニット 205 VCI(VPI)上書きユニット 109 情報をコントローラ 211 有効性検査器 212 リーキー・バケット実施器 213 セル・カウンタ 214 物理的送信先テーブル 215 優先度テーブル 216 新VCI(VPI)テーブル 290 利用者セル・フォーマット 291 システム・セル・フォーマット 314 ソート網 315 遅延ユニット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者を扱う交換システムにおい
    て、 第1の利用者から第2の利用者への呼について予測され
    たトラヒックに関する1つ以上のパラメータを受信する
    受信ステップと、 前記呼の期間中に、前記第2の利用者への情報を前記の
    予測されたトラヒック・パラメータに基づいて最大ジッ
    タ以下のジッタで送る送信ステップとからなることを特
    徴とする交換システムにおけるジッタを制限する方法。
  2. 【請求項2】 前記送信ステップが、 前記の呼に対し前記の予測されたトラヒック・パラメー
    タに基づいて優先度を決定する決定ステップと、 前記呼の期間中に、前記第2の利用者への前記情報を前
    記優先度に基づいて最大ジッタ以下のジッタで送るステ
    ップとからなることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記の呼が、一定のビット速度の呼であ
    り、 前記の予測されたトラヒック・パラメータが、帯域幅パ
    ラメータBWを含み、 前記優先度が、BWに基づいて決定されることを特徴と
    する請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記の呼が、統計的な呼であり、 前記の予測されたトラヒック・パラメータが、平均帯域
    幅パラメータBWAvgおよび突発性インデックスBIを
    含み、 前記優先度が、BWAvgおよびBIによって決定される
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記優先度が、比BWAvg/BIに基づ
    いて決定されることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記決定ステップが、 一部の統計的な呼が一部の一定ビット速度の呼より高い
    優先度が与えられているような優先度テーブルから前記
    優先度を選択するステップを含むことを特徴とする請求
    項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記決定ステップが、 多数(P)の優先度帯域を持ち、かつ前記帯域のそれぞ
    れに対して最大帯域幅BWHighおよび最小帯域幅BWLo
    wが指定されているような優先度テーブルから前記優先
    度を選択する選択ステップを含むことを特徴とする請求
    項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の呼が一定のビット速度の呼であ
    り、 前記の予測されたトラヒック・パラメータが、帯域幅パ
    ラメータBWを含み、 前記選択ステップが、前記帯域の中からBWを含む帯域
    を決定するステップを含むことを特徴とする請求項7記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記の呼が統計的な呼であり、 前記の予測されたトラヒック・パラメータが、平均帯域
    幅パラメータBWAvgおよび突発性インデックスBIを
    含み、 前記選択ステップが、前記帯域の中からBWAvg/BI
    を含むものを決定するステップを含むことを特徴とする
    請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記帯域のそれぞれに対して、比BW
    High/BWLowが一定であることを特徴とする請求項7
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記の最大ジッタが、最悪の場合の相
    対ジッタであることを特徴とする請求項10記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記の呼が、固定長のセルからなる一
    定ビット速度の呼であり、 セル到達周期で表した前記の最悪の場合の相対ジッタ
    が、前記の一定の比BWHigh/BWLowによって与えら
    れることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記の呼が固定長のセルからなる統計
    的な呼であり、 前記期待されたトラヒック・パラメータが、突発性イン
    デックスBIを含み、 セル到達周期で表した前記の最悪の場合の相対ジッタ
    が、BIおよび前記の一定の比BWHigh/BWLowの積
    によって与えられることを特徴とする請求項11記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 前記優先テーブルが、一定ビット速度
    の呼に対してのみ使用され、前記Pの優先度帯域の下に
    1つの付加的な優先度帯域を含み、 BWIFおよびBWMinが前記利用者の各々と前記交換シ
    ステムとの間の最大および最小の帯域であるとき、Pお
    よびBWHigh/BWLowが [BWHigh/BWLow]のP乗=BWIF/BWMin という関係を満たすことを特徴とする請求項11記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 前記優先度テーブルが、一定ビット速
    度の呼および統計的な呼の両方に対して使用され、かつ
    前記Pの優先度帯域の下に1つの付加的な優先度帯域を
    含むこともあり、さらにBWIFおよびBWMinが最大お
    よび最小の帯域であり、かつBIMaxが前記利用者の各
    々と前記交換システムとの間の最大突発性であるとき、
    PおよびBWHigh/BWLowが [BWHigh/BWLow]のP乗=BWIF*BIMax/BWMin という関係を満たすことを特徴とする請求項11記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 複数の利用者の中の第1の利用者から
    前記利用者の中の第2の利用者への呼について予測され
    たトラヒックに関するパラメータを受信する手段、 前記の予測されたトラヒック・パラメータに基づいて優
    先度を決定する手段、 前記の決定された優先度に基づいて前記呼の期間中に情
    報を前記第2の利用者に送る手段を備えたことを特徴と
    する優先度を利用した交換システム。
  17. 【請求項17】 前記呼がセルからなり、 前記の予測されたトラヒック・パラメータの値が超過さ
    れる原因となる前記の呼の期間中に前記第1の利用者か
    ら受信したセルを省略する手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項16記載の交換システム。
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