JPH0661992B2 - インクリボン送り機構 - Google Patents
インクリボン送り機構Info
- Publication number
- JPH0661992B2 JPH0661992B2 JP61281230A JP28123086A JPH0661992B2 JP H0661992 B2 JPH0661992 B2 JP H0661992B2 JP 61281230 A JP61281230 A JP 61281230A JP 28123086 A JP28123086 A JP 28123086A JP H0661992 B2 JPH0661992 B2 JP H0661992B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- holder
- feeding mechanism
- roller
- urethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、インクリボン送り機構に関し、特にインクリ
ボンの巻取りを行うローラの加圧又は加圧の解除ができ
るインクリボン送り機構に関する。
ボンの巻取りを行うローラの加圧又は加圧の解除ができ
るインクリボン送り機構に関する。
［従来の技術］ 従来、この種のインクリボン送り機構は、一対のウレタ
ンローラでインクリボンを両側から挟み、共働回転して
インクリボンを送る機構となっており、更にこれら一対
のウレタンローラの回転軸の位置を固定し、かつ該回転
軸間の距離を可能な限り狭めてこれらのウレタンローラ
に圧力を加えていた。
ンローラでインクリボンを両側から挟み、共働回転して
インクリボンを送る機構となっており、更にこれら一対
のウレタンローラの回転軸の位置を固定し、かつ該回転
軸間の距離を可能な限り狭めてこれらのウレタンローラ
に圧力を加えていた。
［解決すべき問題点］ 上述した従来のインクリボン送り機構にあっては、イン
クリボン送り用のウレタンローラの中心を固定した構造
になっていたため、常時ウレタンローラが加圧され、そ
の結果長時間使用されずに放置されているとウレタンロ
ーラの接触面が変形し、インクリボンの送り怠リが発生
するという欠点があった。
クリボン送り用のウレタンローラの中心を固定した構造
になっていたため、常時ウレタンローラが加圧され、そ
の結果長時間使用されずに放置されているとウレタンロ
ーラの接触面が変形し、インクリボンの送り怠リが発生
するという欠点があった。
［問題点の解決手段］ 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その解決手段として、インクリボンを内面側か
ら挟んで回転しインクリボンの送りを行う一対のローラ
と、該一対のローラの一方を回転可能に保持するホルダ
と、該ホルダを前記一対のローラが接触する方向へ付勢
移動させるカム機構とよりなるインクリボン送り機構を
提供するものである。
もので、その解決手段として、インクリボンを内面側か
ら挟んで回転しインクリボンの送りを行う一対のローラ
と、該一対のローラの一方を回転可能に保持するホルダ
と、該ホルダを前記一対のローラが接触する方向へ付勢
移動させるカム機構とよりなるインクリボン送り機構を
提供するものである。
［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例に係るインクリボン送り機構
を示す平面図、第２図は本実施例のウレタンローラの接
触加圧状態を示す図、第３図、第４図、第５図は本実施
例に用いられるウレタンローラ、ホルダ、カムの斜視図
である。
を示す平面図、第２図は本実施例のウレタンローラの接
触加圧状態を示す図、第３図、第４図、第５図は本実施
例に用いられるウレタンローラ、ホルダ、カムの斜視図
である。
インクリボン送り機構は、回転軸を平行にして互いに接
触するウレタンローラ１，２と、該ウレタローラ２を保
持するホルダ３と、該ホルダ３を押圧し、又は該ホルダ
３と離反するカム４とよりなる。
触するウレタンローラ１，２と、該ウレタローラ２を保
持するホルダ３と、該ホルダ３を押圧し、又は該ホルダ
３と離反するカム４とよりなる。
ウレタンローラ１は、インクリボンカセット５に軸支し
てある。また、一方のウレタンローラ２は、第３図に示
す如く細状に形成した胴部６を有している。
てある。また、一方のウレタンローラ２は、第３図に示
す如く細状に形成した胴部６を有している。
ホルダ３は、第４図に示す如く、ウレタンローラ２を保
持する保持部７と、インクリボンカセット５の壁面で支
持された回転支点部８と、カム４側に突起した突起部９
とを有している。保持部７は、ウレタンローラ２の胴部
６に緩やかに嵌る凹部１０を有し、第１図に示す如くウ
レタンローラ２を凹部１０を介して保持している。ま
た、ホルダ３はウレタンローラ２を保持したまま前記回
転支点部８を中心としてウレタンローラ１側に回転でき
るようにインクリボンカセット５の壁面に取付けてあ
る。
持する保持部７と、インクリボンカセット５の壁面で支
持された回転支点部８と、カム４側に突起した突起部９
とを有している。保持部７は、ウレタンローラ２の胴部
６に緩やかに嵌る凹部１０を有し、第１図に示す如くウ
レタンローラ２を凹部１０を介して保持している。ま
た、ホルダ３はウレタンローラ２を保持したまま前記回
転支点部８を中心としてウレタンローラ１側に回転でき
るようにインクリボンカセット５の壁面に取付けてあ
る。
カム４は、第５図に示す如く、つまみ１１と、突起状の
押圧部１２を有している。また、カム４は第１図に示す
如く、つまみ１１をインクリボンカセット５のホルダ３
側の壁面の外側に位置させ、かつ押圧部１２を該壁面の
内側に位置させて、ホルダ３の突起部９側にスライド可
能に該壁面に装着してある。
押圧部１２を有している。また、カム４は第１図に示す
如く、つまみ１１をインクリボンカセット５のホルダ３
側の壁面の外側に位置させ、かつ押圧部１２を該壁面の
内側に位置させて、ホルダ３の突起部９側にスライド可
能に該壁面に装着してある。
次に、本実施例の作用について説明する。
インクリボン１３の送りを行う場合には、第２図に示す
如く、つまみ１１をつかんでカム４をホルダ３の突起部
９側にスライドさせる。このとき、カム４の押圧部１２
は、ホルダ３の突起部９を超えるようにしてホルダ３上
を接触移動し、ホルダ３をウレタンローラ１側に回転さ
せる。この結果、ウレタンローラ２はホルダ３により保
持されたままウレタンローラ１側に移動してウレタンロ
ーラ１と接触してウレタンローラ１を加圧する。従っ
て、カム４の押圧部１２をホルダ３の突起部９を超えた
状態に保持させておくことによりウレタンローラ１，２
によるインクリボン１３の送りが可能となる。
如く、つまみ１１をつかんでカム４をホルダ３の突起部
９側にスライドさせる。このとき、カム４の押圧部１２
は、ホルダ３の突起部９を超えるようにしてホルダ３上
を接触移動し、ホルダ３をウレタンローラ１側に回転さ
せる。この結果、ウレタンローラ２はホルダ３により保
持されたままウレタンローラ１側に移動してウレタンロ
ーラ１と接触してウレタンローラ１を加圧する。従っ
て、カム４の押圧部１２をホルダ３の突起部９を超えた
状態に保持させておくことによりウレタンローラ１，２
によるインクリボン１３の送りが可能となる。
インクリボン１３の送り終了後は、カム４を元の位置に
スライドして戻す。この結果、ウレタンローラ１，２の
接触加圧状態は解除され、そのまま長時間放置してもウ
レタンローラ１，２の接触面に変形を生じることはな
い。
スライドして戻す。この結果、ウレタンローラ１，２の
接触加圧状態は解除され、そのまま長時間放置してもウ
レタンローラ１，２の接触面に変形を生じることはな
い。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、インクリボンの送りを行
う一対のローラの一方をホルダにより回転可能に保持
し、該ホルダの移動をカムによって制御することにより
前記一対のローラの接触加圧状態を維持又は解除するイ
ンクリボン送り機構としたため、インクリボンの巻取り
が必要な時にのみローラを接触加圧することができ、不
使用時におけるローラの長時間接触によって生じるロー
ラの変形の発生を防止することができ、この結果インク
リボンの巻き怠りは生ぜず、製品の信頼性の向上を図る
ことができる効果がある。
う一対のローラの一方をホルダにより回転可能に保持
し、該ホルダの移動をカムによって制御することにより
前記一対のローラの接触加圧状態を維持又は解除するイ
ンクリボン送り機構としたため、インクリボンの巻取り
が必要な時にのみローラを接触加圧することができ、不
使用時におけるローラの長時間接触によって生じるロー
ラの変形の発生を防止することができ、この結果インク
リボンの巻き怠りは生ぜず、製品の信頼性の向上を図る
ことができる効果がある。
第１図は本発明の一実施例に係るインクリボン送り機構
を示す平面図、第２図は本実施例のウレタンローラの接
触加圧状態を示す平面図、第３図と第４図と第５図は本
実施例に用いられるウレタンローラとホルダとカムの斜
視図である。 １，２：ウレタンローラ（ローラ） ３：ホルダ ４：カム ５：インクリボンカセット ７：保持部 １３：インクリボン
を示す平面図、第２図は本実施例のウレタンローラの接
触加圧状態を示す平面図、第３図と第４図と第５図は本
実施例に用いられるウレタンローラとホルダとカムの斜
視図である。 １，２：ウレタンローラ（ローラ） ３：ホルダ ４：カム ５：インクリボンカセット ７：保持部 １３：インクリボン
Claims (1)
- 【請求項１】インクリボンを内面側から挟んで回転しイ
ンクリボンの送りを行う一対のローラと、 該一対のローラの一方を回転可能に保持するホルダと、
該ホルダを前記一対のローラが接触する方向へ付勢移動
させるカム機構とよりなるインクリボン送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281230A JPH0661992B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | インクリボン送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281230A JPH0661992B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | インクリボン送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134279A JPS63134279A (ja) | 1988-06-06 |
| JPH0661992B2 true JPH0661992B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=17636176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61281230A Expired - Lifetime JPH0661992B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | インクリボン送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661992B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69408311T2 (de) * | 1994-07-08 | 1998-06-04 | Fullmark Pte Ltd | Bandkassette |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038762U (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-18 | 沖電気工業株式会社 | インクリボンカ−トリツジ |
| JPS60171357U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-13 | 沖電気工業株式会社 | リボンカ−トリツジ |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP61281230A patent/JPH0661992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134279A (ja) | 1988-06-06 |
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