JPH0661752A - 光電変換用プリアンプ回路 - Google Patents
光電変換用プリアンプ回路Info
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- JPH0661752A JPH0661752A JP21133992A JP21133992A JPH0661752A JP H0661752 A JPH0661752 A JP H0661752A JP 21133992 A JP21133992 A JP 21133992A JP 21133992 A JP21133992 A JP 21133992A JP H0661752 A JPH0661752 A JP H0661752A
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- Japan
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- photoelectric conversion
- circuit
- input
- inverting amplifier
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光通信における光伝送用受信器の入力段など
に用いられる光電変換用プリアンプ回路に関し、広いダ
イナミックレンジを確保しながら高い伝送ビットレート
まで安定に動作するプリアンプ回路を提供することを目
的とする。 【構成】 光信号を電気信号に変換する光電変換素子
と、該変換された電気信号を入力信号とし、入出力端子
間に負帰還抵抗を接続された反転増幅回路とからなる光
電変換用プリアンプ回路において、反転増幅回路を複数
個の反転増幅器を用いて多段構成し、第一段目の反転増
幅器の入出力端子間に可変インピーダンス素子を接続す
るとともに、多段構成した反転増幅回路の第一段目の反
転増幅器の出力信号に応じて可変インピーダンス素子の
インピーダンスを制御するインピーダンス制御手段を設
け、入力信号が増加したとき可変インピーダンス素子の
インピーダンスが小さくなるように制御するよう構成す
る。
に用いられる光電変換用プリアンプ回路に関し、広いダ
イナミックレンジを確保しながら高い伝送ビットレート
まで安定に動作するプリアンプ回路を提供することを目
的とする。 【構成】 光信号を電気信号に変換する光電変換素子
と、該変換された電気信号を入力信号とし、入出力端子
間に負帰還抵抗を接続された反転増幅回路とからなる光
電変換用プリアンプ回路において、反転増幅回路を複数
個の反転増幅器を用いて多段構成し、第一段目の反転増
幅器の入出力端子間に可変インピーダンス素子を接続す
るとともに、多段構成した反転増幅回路の第一段目の反
転増幅器の出力信号に応じて可変インピーダンス素子の
インピーダンスを制御するインピーダンス制御手段を設
け、入力信号が増加したとき可変インピーダンス素子の
インピーダンスが小さくなるように制御するよう構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信における光伝送
用受信器の入力段などに用いられる光電変換用プリアン
プ回路に関する。
用受信器の入力段などに用いられる光電変換用プリアン
プ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の光伝送用受信器における
光電変換用プリアンプ回路を示す。図5において、1は
光パルス信号を受光して入力信号電流Iに変換するフォ
トダイオード、2は前記入力信号電流Iを増幅する反転
増幅回路、3はこの反転増幅回路2の入出力端子間に接
続された負帰還抵抗である。
光電変換用プリアンプ回路を示す。図5において、1は
光パルス信号を受光して入力信号電流Iに変換するフォ
トダイオード、2は前記入力信号電流Iを増幅する反転
増幅回路、3はこの反転増幅回路2の入出力端子間に接
続された負帰還抵抗である。
【0003】図5の光電変換用プリアンプ回路は、トラ
ンスインピーダンス型プリアンプ回路と呼ばれるもの
で、その出力電圧VOUT は、負帰還抵抗3の抵抗値をR
f とすると、VOUT =−(I×Rf )で与えられる。
ンスインピーダンス型プリアンプ回路と呼ばれるもの
で、その出力電圧VOUT は、負帰還抵抗3の抵抗値をR
f とすると、VOUT =−(I×Rf )で与えられる。
【0004】ところで、光通信における光電変換用プリ
アンプ回路は、高速伝送を行なう必要から広いダイナミ
ックレンジを必要とするが、図5の回路の場合、入力信
号電流Iが大きくなり過ぎると、反転増幅回路2の出力
電圧VOUT が飽和してしまうため、出力パルスのデュー
ティ比が変化してしまい、ダイナミックレンジをそれ以
上に広く採れないという問題があった。
アンプ回路は、高速伝送を行なう必要から広いダイナミ
ックレンジを必要とするが、図5の回路の場合、入力信
号電流Iが大きくなり過ぎると、反転増幅回路2の出力
電圧VOUT が飽和してしまうため、出力パルスのデュー
ティ比が変化してしまい、ダイナミックレンジをそれ以
上に広く採れないという問題があった。
【0005】そこで、従来、このような問題を解決する
ため、負帰還抵抗3に流れ込む入力信号電流Iを分流
し、反転増幅回路の飽和を防止する方法が採られてい
た。
ため、負帰還抵抗3に流れ込む入力信号電流Iを分流
し、反転増幅回路の飽和を防止する方法が採られてい
た。
【0006】図6にその回路構成を示す。図6におい
て、1はフォトダイオード、2は三個の反転増幅器21
〜23 によって多段構成された反転増幅回路、3は反転
増幅回路2の入出力端子間を結ぶ負帰還抵抗、4は反転
増幅回路2の第一段目の反転増幅器21 の入出力端子間
に接続された分流用の可変インピーダンス素子たるNチ
ャンネルMOS型FET、5は光電変換用プリアンプ回
路の後段に接続されたメインアンプ部の自動利得制御
(AGC)回路である。
て、1はフォトダイオード、2は三個の反転増幅器21
〜23 によって多段構成された反転増幅回路、3は反転
増幅回路2の入出力端子間を結ぶ負帰還抵抗、4は反転
増幅回路2の第一段目の反転増幅器21 の入出力端子間
に接続された分流用の可変インピーダンス素子たるNチ
ャンネルMOS型FET、5は光電変換用プリアンプ回
路の後段に接続されたメインアンプ部の自動利得制御
(AGC)回路である。
【0007】図6の光電変換用プリアンプ回路の場合、
入力信号電流Iが増加して反転増幅回路2の出力電圧V
OUT が大きくなると、後段のメインアンプ部のAGC回
路5によってFET4のゲート電圧を制御し、FET4
のドレイン(D)−ソース(S)間のインピーダンスを
下げることにより入力信号電流Iの一部をこのFET4
へ分流し、これによって反転増幅回路2の飽和を防止し
たものである。
入力信号電流Iが増加して反転増幅回路2の出力電圧V
OUT が大きくなると、後段のメインアンプ部のAGC回
路5によってFET4のゲート電圧を制御し、FET4
のドレイン(D)−ソース(S)間のインピーダンスを
下げることにより入力信号電流Iの一部をこのFET4
へ分流し、これによって反転増幅回路2の飽和を防止し
たものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
光電変換用プリアンプ回路の場合、入力信号電流Iを分
流するFET4は、後段のメインアンプ部のAGC回路
5によって制御されているため、入力信号の変化に対す
る応答速度が遅く、広いダイナミックレンジを確保しな
がら高い伝送ビットレートまで安定に動作させることが
難しいという問題があった。
光電変換用プリアンプ回路の場合、入力信号電流Iを分
流するFET4は、後段のメインアンプ部のAGC回路
5によって制御されているため、入力信号の変化に対す
る応答速度が遅く、広いダイナミックレンジを確保しな
がら高い伝送ビットレートまで安定に動作させることが
難しいという問題があった。
【0009】本発明は、前記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、入力信号の変化に対する
応答速度が速く、広いダイナミックレンジを確保しなが
ら高い伝送ビットレートまで安定に動作できる光電変換
用プリアンプ回路を提供することである。
で、その目的とするところは、入力信号の変化に対する
応答速度が速く、広いダイナミックレンジを確保しなが
ら高い伝送ビットレートまで安定に動作できる光電変換
用プリアンプ回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、光信号を電気
信号に変換する光電変換素子と、該変換された電気信号
を入力信号とし、入出力端子間に負帰還抵抗を接続され
た反転増幅回路とからなる光電変換用プリアンプ回路に
おいて、前記反転増幅回路を複数個の反転増幅器を用い
て多段構成し、前記多段構成した反転増幅回路の第一段
目の反転増幅器の入出力端子間に可変インピーダンス素
子を接続するとともに、該多段構成した反転増幅回路の
第一段目の反転増幅器の出力信号に応じて前記可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスを制御するインピーダ
ンス制御手段を設け、入力信号が増加したとき前記可変
インピーダンス素子のインピーダンスが小さくなるよう
に制御することを特徴とするものである。
信号に変換する光電変換素子と、該変換された電気信号
を入力信号とし、入出力端子間に負帰還抵抗を接続され
た反転増幅回路とからなる光電変換用プリアンプ回路に
おいて、前記反転増幅回路を複数個の反転増幅器を用い
て多段構成し、前記多段構成した反転増幅回路の第一段
目の反転増幅器の入出力端子間に可変インピーダンス素
子を接続するとともに、該多段構成した反転増幅回路の
第一段目の反転増幅器の出力信号に応じて前記可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスを制御するインピーダ
ンス制御手段を設け、入力信号が増加したとき前記可変
インピーダンス素子のインピーダンスが小さくなるよう
に制御することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】反転増幅回路への入力信号が増大すると、イン
ピーダンス制御手段がこれを第一段目の反転増幅器の出
力信号の変化から検出し、可変インピーダンス素子のイ
ンピーダンスが小さくなるように制御する。このため、
負帰還抵抗に流れ込む入力信号の一部がこのインピーダ
ンス素子側へ分流され、反転増幅回路の飽和が防止され
る。このため、反転増幅回路の飽和によって出力パルス
のデユーティ比が変化することがなくなる。
ピーダンス制御手段がこれを第一段目の反転増幅器の出
力信号の変化から検出し、可変インピーダンス素子のイ
ンピーダンスが小さくなるように制御する。このため、
負帰還抵抗に流れ込む入力信号の一部がこのインピーダ
ンス素子側へ分流され、反転増幅回路の飽和が防止され
る。このため、反転増幅回路の飽和によって出力パルス
のデユーティ比が変化することがなくなる。
【0012】しかも、多段構成された反転増幅回路の第
一段目の反転増幅器の出力信号を用いて可変インピーダ
ンス素子のインピーダンスを制御しているため、入力信
号電流の変化に対する応答速度が極めて速く、高い伝送
ビットレートまで安定に動作する。
一段目の反転増幅器の出力信号を用いて可変インピーダ
ンス素子のインピーダンスを制御しているため、入力信
号電流の変化に対する応答速度が極めて速く、高い伝送
ビットレートまで安定に動作する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1に本発明になる光電変換用プリアンプ回
路の1実施例を示す。図1において、1はフォトダイオ
ード、2は三個の反転増幅器21 〜23 によって多段構
成された反転増幅回路、3は反転増幅回路2の入出力端
子間に接続された負帰還抵抗、4は第一段目の反転増幅
器21 の入出力端子間に接続された分流用の可変インピ
ーダンス素子たるNチャンネルMOS型FET、6はイ
ンピーダンス制御用増幅器である。なお、図6の従来回
路と同一の部分には同一の符号を付して示した。
説明する。図1に本発明になる光電変換用プリアンプ回
路の1実施例を示す。図1において、1はフォトダイオ
ード、2は三個の反転増幅器21 〜23 によって多段構
成された反転増幅回路、3は反転増幅回路2の入出力端
子間に接続された負帰還抵抗、4は第一段目の反転増幅
器21 の入出力端子間に接続された分流用の可変インピ
ーダンス素子たるNチャンネルMOS型FET、6はイ
ンピーダンス制御用増幅器である。なお、図6の従来回
路と同一の部分には同一の符号を付して示した。
【0014】本発明の光電変換用プリアンプ回路は、図
1に示すように、多段構成された反転増幅回路2の第一
段目の反転増幅器21 の出力端にインピーダンス制御用
増幅器6を接続し、このインピーダンス制御用増幅器6
によってFET4のゲート電圧を制御するようにしたも
のである。
1に示すように、多段構成された反転増幅回路2の第一
段目の反転増幅器21 の出力端にインピーダンス制御用
増幅器6を接続し、このインピーダンス制御用増幅器6
によってFET4のゲート電圧を制御するようにしたも
のである。
【0015】図1の回路の動作を、図2および図3を参
照して説明する。なお、図2はインピーダンス制御用増
幅器6の入出力特性を、図3はFET4のインピーダン
ス特性を示すものである。
照して説明する。なお、図2はインピーダンス制御用増
幅器6の入出力特性を、図3はFET4のインピーダン
ス特性を示すものである。
【0016】入力信号電流Iが飽和領域以下の正常な動
作範囲内にあり、この時のインピーダンス制御用増幅器
6の動作点が図2中の点であるものとすると、これに
対応するFET4の動作点は図3中の点となる。した
がって、この場合におけるFET4のD−S間インピー
ダンスZは、例えば図3中に示すように、10KΩ程度
の大きな値となっている。
作範囲内にあり、この時のインピーダンス制御用増幅器
6の動作点が図2中の点であるものとすると、これに
対応するFET4の動作点は図3中の点となる。した
がって、この場合におけるFET4のD−S間インピー
ダンスZは、例えば図3中に示すように、10KΩ程度
の大きな値となっている。
【0017】いま、入力信号電流Iが増大し、FET4
に流れる電流が増加すると、インピーダンス制御用増幅
器6の入力端Aの電位は図2の点から点のように変
化し、出力端Bの電位が大きくなる。これにより、FE
T4の動作点は図3の点から点のように変化し、F
ET4のD−S間インピーダンスZは、例えば図3中に
示すように、10KΩから1KΩへと大きく低下する。
に流れる電流が増加すると、インピーダンス制御用増幅
器6の入力端Aの電位は図2の点から点のように変
化し、出力端Bの電位が大きくなる。これにより、FE
T4の動作点は図3の点から点のように変化し、F
ET4のD−S間インピーダンスZは、例えば図3中に
示すように、10KΩから1KΩへと大きく低下する。
【0018】このインピーダンス低下の結果、FET4
への入力信号電流Iの分流分が増え、負帰還抵抗3へ流
れ込む入力信号電流Iが減り、反転増幅回路2の出力電
圧V OUT がその分だけ軽減されるので、入力信号電流I
の増大による反転増幅回路2の飽和が防止される。
への入力信号電流Iの分流分が増え、負帰還抵抗3へ流
れ込む入力信号電流Iが減り、反転増幅回路2の出力電
圧V OUT がその分だけ軽減されるので、入力信号電流I
の増大による反転増幅回路2の飽和が防止される。
【0019】したがって、反転増幅回路2の飽和によっ
て出力パルスのデユーティ比が変化することがなくな
る。しかも、多段構成された反転増幅回路2の第一段目
の反転増幅器21 の出力信号を用いてFET4のインピ
ーダンスを制御しているため、入力信号電流Iの変化に
対する応答速度が極めて速く、高い伝送ビットレートま
で安定に動作する。
て出力パルスのデユーティ比が変化することがなくな
る。しかも、多段構成された反転増幅回路2の第一段目
の反転増幅器21 の出力信号を用いてFET4のインピ
ーダンスを制御しているため、入力信号電流Iの変化に
対する応答速度が極めて速く、高い伝送ビットレートま
で安定に動作する。
【0020】図4に前記実施例による出力波形の計算機
による解析結果例を示す。この図4は、伝送ビットレー
ト28.8Mbpsのパルス信号を入力信号とし、この
入力パルスの電流値を種々変えたときの反転増幅回路2
の出力パルス波形を計算機を用いて解析したものであ
る。図4から明らかなように、入力パルスの電流値が変
化しても出力パルス波形の立ち上がり位置と立ち下がり
位置は一定であり、デューティ比が一定に保たれている
ことが分かる。
による解析結果例を示す。この図4は、伝送ビットレー
ト28.8Mbpsのパルス信号を入力信号とし、この
入力パルスの電流値を種々変えたときの反転増幅回路2
の出力パルス波形を計算機を用いて解析したものであ
る。図4から明らかなように、入力パルスの電流値が変
化しても出力パルス波形の立ち上がり位置と立ち下がり
位置は一定であり、デューティ比が一定に保たれている
ことが分かる。
【0021】なお、前記実施例において、入力信号電流
Iが最小受信レベル時におけるインピーダンス制御用増
幅器6の出力電圧が、FET4のゲートのスレッショル
ド電圧VTHよりも小さくなるように設定しておけば、入
力信号電流Iの最小受信レベル時にはFET4を遮断状
態(インピーダンス無限大)とすることができ、最小受
信レベル時のFET4のサーマルノイズの影響を排除す
ることができ、その分だけ最小受信レベル時の入力換算
雑音を低減することができる。
Iが最小受信レベル時におけるインピーダンス制御用増
幅器6の出力電圧が、FET4のゲートのスレッショル
ド電圧VTHよりも小さくなるように設定しておけば、入
力信号電流Iの最小受信レベル時にはFET4を遮断状
態(インピーダンス無限大)とすることができ、最小受
信レベル時のFET4のサーマルノイズの影響を排除す
ることができ、その分だけ最小受信レベル時の入力換算
雑音を低減することができる。
【0022】また、前記実施例では、可変インピーダン
ス素子としてNチャンネルMOS型FETを用いたが、
これに限らず、PチャンネルMOS型FET、さらに
は、バイポーラ・トランジスタなど、他の半導体素子を
可変インピーダンス素子として用い得ることは当然であ
る。
ス素子としてNチャンネルMOS型FETを用いたが、
これに限らず、PチャンネルMOS型FET、さらに
は、バイポーラ・トランジスタなど、他の半導体素子を
可変インピーダンス素子として用い得ることは当然であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明の光電変換用プリアンプ回路によるときは、反転
増幅回路を複数個の反転増幅器を用いて多段構成し、該
多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅器の入
出力端子間に可変インピーダンス素子を接続するととも
に、該多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅
器の出力信号に応じて前記可変インピーダンス素子のイ
ンピーダンスを制御するインピーダンス制御手段を設
け、入力信号が増加したとき前記可変インピーダンス素
子のインピーダンスが小さくなるように制御するように
したので、入力信号の変化に対する応答速度が極めて速
くなり、広いダイナミックレンジを確保しながら高い伝
送ビットレートまで安定に動作させることができる。
本発明の光電変換用プリアンプ回路によるときは、反転
増幅回路を複数個の反転増幅器を用いて多段構成し、該
多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅器の入
出力端子間に可変インピーダンス素子を接続するととも
に、該多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅
器の出力信号に応じて前記可変インピーダンス素子のイ
ンピーダンスを制御するインピーダンス制御手段を設
け、入力信号が増加したとき前記可変インピーダンス素
子のインピーダンスが小さくなるように制御するように
したので、入力信号の変化に対する応答速度が極めて速
くなり、広いダイナミックレンジを確保しながら高い伝
送ビットレートまで安定に動作させることができる。
【0024】また、入力信号の最小受信レベル時に前記
可変インピーダンス素子のインピーダンスが無限大とな
るように設定したので、最小受信レベル時の可変インピ
ーダンス素子のサーマルノイズの影響を排除することが
でき、最小受信レベル時の入力換算雑音を低減すること
ができる。
可変インピーダンス素子のインピーダンスが無限大とな
るように設定したので、最小受信レベル時の可変インピ
ーダンス素子のサーマルノイズの影響を排除することが
でき、最小受信レベル時の入力換算雑音を低減すること
ができる。
【図1】本発明になる光電変換用プリアンプ回路の1実
施例の回路図である。
施例の回路図である。
【図2】図1中のインピーダンス制御用増幅器の入出力
特性の一例を示す図である。
特性の一例を示す図である。
【図3】図1中のFETのインピーダンス特性の1例を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明回路によるパルス信号出力の計算機によ
る解析波形図である。
る解析波形図である。
【図5】従来の光電変換用プリアンプ回路の第1の例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図6】従来の光電変換用プリアンプ回路の第2の例を
示す回路図である。
示す回路図である。
1 フォトダイオード(光電変換素子) 2 反転増幅回路 21 〜23 反転増幅器 3 負帰還抵抗 4 FET(インピーダンス可変素子) 6 インピーダンス制御用増幅器(インピーダンス制
御手段)
御手段)
フロントページの続き (72)発明者 竹内 康顕 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岡田 賢治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 光信号を電気信号に変換する光電変換素
子と、該変換された電気信号を入力信号とし、入出力端
子間に負帰還抵抗を接続された反転増幅回路とからなる
光電変換用プリアンプ回路において、 前記反転増幅回路を複数個の反転増幅器を用いて多段構
成し、 該多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅器の
入出力端子間に可変インピーダンス素子を接続するとと
もに、 該多段構成した反転増幅回路の第一段目の反転増幅器の
出力信号に応じて前記可変インピーダンス素子のインピ
ーダンスを制御するインピーダンス制御手段を設け、 入力信号が増加したとき前記可変インピーダンス素子の
インピーダンスが小さくなるように制御することを特徴
とする光電変換用プリアンプ回路。 - 【請求項2】 入力信号の最小受信レベル時に可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスが無限大となるように
設定し、最小受信レベル時の入力換算雑音を低減したこ
とを特徴とする請求項1記載の光電変換用プリアンプ回
路。 - 【請求項3】 可変インピーダンス素子がMOS型FE
Tから構成されていることを特徴とする請求項1または
2記載の光電変換用プリアンプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21133992A JPH0661752A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光電変換用プリアンプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21133992A JPH0661752A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光電変換用プリアンプ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661752A true JPH0661752A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16604327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21133992A Pending JPH0661752A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光電変換用プリアンプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661752A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1992
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