JPH066164U - ステアリングラック用ダストブーツ - Google Patents

ステアリングラック用ダストブーツ

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Publication number
JPH066164U
JPH066164U JP334991U JP334991U JPH066164U JP H066164 U JPH066164 U JP H066164U JP 334991 U JP334991 U JP 334991U JP 334991 U JP334991 U JP 334991U JP H066164 U JPH066164 U JP H066164U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear housing
dust boot
rack
rack bar
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP334991U
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English (en)
Inventor
文男 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH066164U publication Critical patent/JPH066164U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤハウジングの端部に設けられたダストブ
ーツの取付構造において、組付作業を容易にするととも
に、製造コストを低下させることのできるステアリング
ラック用ダストブーツを提供すること。 【構成】 ラック・ピニオン機構を覆うギヤハウジング
62の端部に設けられたダストブーツ64の取付構造であっ
て、ダストブーツ64の端部にギヤハウジング62内面に圧
入されて係止される係止部640 と、ラックバー60に対し
摺動可能に接触するオイルシール641 と、ラックバー60
を支持するベアリングを格納する格納部とを一体的に設
けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車輪転舵機構におけるラック・ピニオン機構のギヤハウジングの端 部に設けられたダストブーツに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車輪転舵機構においては、ラック・ピニオン機構等を用いて、ステアリ ングシャフト等の回転運動を車体幅方向の水平運動に変更しているが、このラッ ク・ピニオン機構等のギヤ機構部へのダストの侵入を防止するために、ギヤ機構 部を覆うギヤハウジングを設け、ギヤハウジングの端部にダストブーツを設ける ことが行われていた(一例として特開昭61− 36060号公報参照)。
【0003】 このようなダストブーツの構造としては、例えば図3に示すように、図示しな いラック・ピニオン機構で左右に水平移動されるラックバー10は、両端にベアリ ング100 が形成され、タイロッド11の端部に形成されたボールジョイント110 と 係合して支持されており、ラック・ピニオン機構を覆うギヤハウジング12がラッ クバー10の途中まで延長され、ギヤハウジング12の車体幅方向外方端にゴム等の 可撓性材料から成る蛇腹管状のダストブーツ13の一端が取付固定されており、ダ ストブーツ13の他端はベアリング100 を覆う格納部130 としてタイロッド11の端 部に固定されている。
【0004】 ギヤハウジング12の車体幅方向外方端の内部に、ラックバー10を摺動可能に保 持する環状シール材16を保持するストッパー15が設けられ、環状シール材16の内 側に環状オイルシール18が保持金具17で保持され、オイル室19内に充填された高 圧オイルをシールしており、ギヤハウジング12の車体幅方向外方端の外側に、ダ ストブーツ13の一端が嵌合され、ブーツ留めワイヤ14で締付固定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来のダストブーツ13においては、ギヤハウジング12の端部に取り付ける ために、環状シール材16、ストッパー15、環状オイルシール18及び保持金具17の 多数の部品を必要とするものであるから、コストが上昇すると共に、組付作業が 複雑になるという問題があった。
【0006】 本考案は、ギヤハウジングの端部に設けられたダストブーツの取付構造におい て、組付作業を容易にするとともに、製造コストを低下させることのできるステ アリングラック用ダストブーツを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のステアリングラック用ダストブーツは、ラック・ピニオン機構を覆う ギヤハウジングの端部に設けられたダストブーツの取付構造であって、ダストブ ーツの端部にギヤハウジング内面に係止される係止部と、ラックバーに対し摺動 可能に接触するオイルシールと、ラックバーを支持するベアリングを格納する格 納部とを一体的に設けたものであり、部品点数が少なくなり、組付作業を容易に するとともに、製造コストを低下させることができる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案を適用する前輪支持機構周りの平面図であり、車体前後方向に延 びるサイドフレーム1と、サイドフレーム1に両端が固定されて車体幅方向に延 びるクロスメンバ2と、サイドフレーム1の車体幅方向外側に垂直方向に設けら れた取付プレート3とが設けられ、取付プレート3に突設された支持ブラケット 31にA型アッパアーム4の車体幅方向内端が上下に搖動可能に取り付けられ、サ イドフレーム1の下部にロアアーム5の車体幅方向内端が上下に搖動可能に取り 付けられており、アッパアーム4及びロアアーム5の車体幅方向外端は前輪Tの ホイールサポート(図示せず)に連結され、スタビライザ7の端部がロアアーム 5に取り付けられており、ホイールサポートにタイロッド6の車体幅方向外端61 が連結され、タイロッド6の内端は、ラック・ピニオン機構を覆うギヤハウジン グ62及びギヤハウジング62に取り付けられたダストブーツ64内に配置され、車体 幅方向に延びるラックバーにベアリング機構で搖動可能に連結されている。
【0009】 図2はギヤハウジングの端部に設けられたダストブーツの取付構造を示す要部 拡大断面図であり、タイロッド6に連結されて左右に移動する(矢印参照)ラッ クバー60を覆うギヤハウジング62の車体幅方向外端に拡大部621 を形成し、拡大 部621 の端部に内方に延びるフランジ622 を設ける。
【0010】 また、車体幅方向外端にベアリング機構を格納する格納部が一体に形成された ダストブーツ64の車体幅方向内端に肉厚の大きい短筒状の係止部640 を一体に形 成し、係止部640 のギヤハウジング62側端に、ギヤハウジング62の内径よりも僅 かに大きな外径を有する圧入部644 を設け、圧入部644 のギヤハウジング62側内 端にオイルシール部641 を設けてオイルシール部641 内に補強材642 を埋設して オイル室65内のオイルの封入を確実に行い、圧入部644 のラックバー60側に、ラ ックバー60を摺動自在に支持する環状のスライドメタル等から成る軸受部63が埋 め込まれている。
【0011】 係止部640 内には、短筒状に形成された大径部6431と、同じく短筒状に形成さ れた小径部6430とを有する芯金643 が埋設されており、大径部6431は圧入部644 を補強し、小径部6430はラックバー60に対向して係止部640 の中心がずれるのを 防止する調心部を形成する。
【0012】 係止部640 のダストブーツ64側端にフック部645 が環状に突設され、ギヤハウ ジング62の拡大部621 の端部に形成されたフランジ622 に内側から当接し、抜け 止め構造となっている。
【0013】 この構成によると、係止部640 をギヤハウジング62の拡大部621 から挿入する ことにより、圧入部644 をギヤハウジング62内に圧入してギヤハウジング62内面 に係止させ、フック部645 を拡大部621 のフランジ622 に内側から当接させるか ら、芯金643 の補強により確実にギヤハウジング62内面に係止され、オイルシー ル部641 がラックバー60に確実に当接してオイル室65内のオイルの封入を行うも のであから、組付作業が容易になるとともに、一体に形成したことにより、部品 点数が減少し、製造コストの低下を図ることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に述べる効果を奏する。 ベアリング機構を格納する格納部と、ギヤハウジングに係止する係止部を一体 に形成したダストブーツを用いたことにより、部品点数が少なく、組付作業性が 向上されるとともに、製造コストの低下を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する前輪支持機構の平面図であ
る。
【図2】ダストブーツ取付構造の要部拡大図である。
【符号の説明】
60 ラックバー 62 ギヤハウジング 63 軸受部(スライドメタル) 64 ダストブーツ 640 係止部 641 オイルシール部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】追加
【補正内容】
【図3】 従来のダストブーツ構造の断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤハウジングの端部に設けられたダス
    トブーツの取付構造であって、ダストブーツの端部にギ
    ヤハウジング内面に係止される係止部と、ラックバーに
    対し摺動可能に接触するオイルシールと、ラックバーを
    支持するベアリングを格納する格納部とを一体的に設け
    たことを特徴とするステアリングラック用ダストブー
    ツ。
JP334991U 1991-01-10 1991-01-10 ステアリングラック用ダストブーツ Pending JPH066164U (ja)

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JP334991U JPH066164U (ja) 1991-01-10 1991-01-10 ステアリングラック用ダストブーツ

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JP334991U JPH066164U (ja) 1991-01-10 1991-01-10 ステアリングラック用ダストブーツ

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JPH066164U true JPH066164U (ja) 1994-01-25

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JP334991U Pending JPH066164U (ja) 1991-01-10 1991-01-10 ステアリングラック用ダストブーツ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193796U (ja) * 1975-01-23 1976-07-27
KR20020012852A (ko) * 2000-08-09 2002-02-20 밍 루 차량용 조향장치
WO2004020879A1 (ja) * 2002-08-27 2004-03-11 Nsk Ltd. ステアリングシャフト用ダストカバー

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