JPH0661642U - 戸先ゴムの取付構造 - Google Patents

戸先ゴムの取付構造

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Publication number
JPH0661642U
JPH0661642U JP336393U JP336393U JPH0661642U JP H0661642 U JPH0661642 U JP H0661642U JP 336393 U JP336393 U JP 336393U JP 336393 U JP336393 U JP 336393U JP H0661642 U JPH0661642 U JP H0661642U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
mounting
rubber
door tip
tip rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP336393U
Other languages
English (en)
Inventor
嘉彦 真鍋
敬治 井上
恵一郎 猿渡
広人 伊藤
實 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Narita Mfg Ltd
Original Assignee
East Japan Railway Co
Narita Mfg Ltd
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Publication date
Application filed by East Japan Railway Co, Narita Mfg Ltd filed Critical East Japan Railway Co
Priority to JP336393U priority Critical patent/JPH0661642U/ja
Publication of JPH0661642U publication Critical patent/JPH0661642U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 戸先ゴム8を扉1の戸先側面から脱着できる
ようにして、扉1を外すことなく戸先ゴムの取替えを可
能にする。また、戸先ゴムの取付構造を簡単にし、取付
作業も簡易に行えるようにする。 【構成】 戸先ゴム8の後部にやじり状の取付部11,
12を形成する。該取付部11,12をその中央部で切
半して開閉可能にする。各取付部11,12の合せ面1
4,15には凹部20,21を形成する。扉1の戸先面
には上記両取付部11,12が嵌合する開口部9と、両
取付部11,12の背部に形成した取付溝18,19に
嵌る戸先ゴム保持片6a,7aを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉄道車両等に付設される扉における戸先ゴムの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両に付設される引戸式扉において、その引戸式扉の戸先側縦枠に戸先ゴ ムを取付ける構造として、戸先側縦枠の上端から戸先ゴムを差し込む方式のもの がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の方式によると、戸先ゴムの劣化或いは破損時にその戸先ゴムを取替える 場合、扉を車体より一旦取外さなければならず、その取替作業が面倒な問題があ る。
【0004】 そこで本考案は、扉を車体より取外すことなく戸先ゴムの取替作業が簡易に行 える戸先ゴムの取付装置を提案することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の問題を解決するために、戸先ゴム(8)の横断面形状を、先部 (10)を半円形とし、その後部に、背面に取付溝(18),(19)をもった やじり状の取付部(11),(12)を一体形成した形状とし、かつ該取付部( 11),(12)をその表裏方向の中央部で切半して開閉可能にし、更に、両取 付部における切半部の両合せ面(14),(15)には凹部(20),(21) を形成し、該戸先ゴム(8)を取付ける扉(1)の戸先側端面には、表裏側から 内側へ突出する戸先ゴム保持片(6a),(7a)と、これらの間に形成された 開口部(9)を設け、該開口部(9)の幅(D1 )を、前記戸先ゴム(8)にお ける取付部(11),(12)の最大幅(D2 )より若干狹くしたことを特徴と するものである。
【0006】
【作用】
戸先ゴム本体(8)を取替える場合に、戸先ゴム(8)を扉(1)から外す場 合には、例えば戸先ゴム(8)における表面側の取付部(16)の基部の一部を 裏面方向へ押しながら先方へ引き出した後、裏面側の取付部(17)を引き出す 。又は、戸先ゴム(8)を切断して取外す。
【0007】 次で、新たな戸先ゴム(8)を扉(1)の戸先部へ取付けるには、先ず裏面側 の取付部(17)を開口部(9)へ嵌合してその取付溝(19)を戸先ゴム保持 片(7a)に嵌合する。
【0008】 次で、表面側の取付部(16)を開口部(9)から押し込む。この押し込み時 には、両凹部(20),(21)が形成されていることにより、その押し込みが 容易に行える。
【0009】 この押し込み後は、表面側の取付部(16)の背部に形成した取付溝(18) に戸先ゴム保持片(7a)が嵌合し、かつ両取付部(16),(17)がやじり 状になって、その抜け外れが阻止される。
【0010】
【実施例】
次に本考案を図に示す実施例に基づいて説明する。 図5において、1は扉で、戸先側縦枠2、戸尻側縦枠3、上下の横枠4,5か らなる骨組の表裏面に、表面板6及び裏面板7(図1参照)を接着して構成され ている。8は戸先ゴムを示す。
【0011】 図1において、上記戸先側縦枠2は、その横断面形状が、戸先側を開口したコ 状に形成されている。 また、上記表面板6及び裏面板7の戸先側端部は夫々内側へ折曲されて戸先ゴ ム保持片6a,7aを構成しており、かつ、該両戸先ゴム保持片6a,7aの相 互の対向端面間に所定幅D1 の開口部9が形成されている。
【0012】 8は上記の戸先ゴムを示し、横断面形状が半円形の先部10と、該先部10の 両端に形成した取付部11,12とからなり、これらがゴム材により一体形成さ れている。
【0013】 上記先部10は薄肉に形成されており、これを図1のように半円形に折げた場 合に中空部13が形成されるようになっている。 上記両取付部11,12は、夫々内面に平坦な合せ面14,15を有し、外面 に後方が内側へ傾斜するテーパ面16,17を有し、かつテーパ面の基部に取付 溝18,19を形成して構成されており、該両取付部11,12を図1のように 合せた場合、両取付部11,12でやじり状断面になるようになっている。
【0014】 また、上記両取付部11,12の合せ面14,15の中央部には円弧状の凹部 20,21が形成されている。 尚、両取付部11,12を図1に示すように相互に合せた場合における最大幅 D2 は上記開口部9の開口幅D1 より若干大きく設定されている。
【0015】 このような戸先ゴム8は図5に示すように戸先側縦枠2の全長に亘る長尺に形 成され、かつその全長に亘って上記の横断面形状になっている。 次に扉1に取付けられた戸先ゴム8を取替える作業について説明する。
【0016】 先ず、扉1に取付けられた戸先ゴム8を取外すには、例えば、表面側の取付部 11の基部を、裏面方向へ押しながら先方へ引き出して図2のように外し、他の 部分も同様に外してゆく。そして、この表面側の取付部11を外した後に、裏面 側の取付部12を外す。尚、戸先ゴム8を切断して外してもよい。
【0017】 次に新たな戸先ゴム8を戸先側縦枠2に取付ける作業について説明する。 先ず図2に示すように、戸先ゴム8を開いた状態で、裏面側の取付部12側を 開口部9に嵌合してその取付溝19を、裏面板7における戸先ゴム保持片7aに 嵌合する。
【0018】 次で、図3に示すように表面側の取付部11の後端を開口部9に差し込み、該 取付部11を戸先側縦枠2内へ押し込む。このとき、裏面側の取付部12に形成 した凹部21の存在により、開口部9の残りの開口幅は表面側の取付部11の肉 厚とほぼ同様な幅になっているため、表面側の取付部11を容易に押し込むこと ができる。
【0019】 この押し込み後、その押し込まれた表面側の取付部11の合せ面14,14が 裏面側の取付部12の合せ面15,15に乗ると、図4に示すように、その取付 溝18内に戸先ゴム保持片6aが嵌合する。
【0020】 その結果、両取付部11,12はやじり状になり、両戸先ゴム保持片6aの内 面に係止され、両戸先ゴム保持片6a,7aからの両取付部11,12の外脱が 阻止される。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、戸先ゴムを扉に対し戸先面側から取外し及び取 付けができるため、戸先ゴムの取替えに際し、扉を車体等から一々取外す必要が ない。
【0022】 更に、その戸先ゴムの取付構造も簡単で取替作業も容易に行え、かつ営業中で の外脱も十分阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す要部の平断面図。
【図2】 戸先ゴムの取付け作業の初期状態を示す平断
面図。
【図3】 同途中状態を示す平断面図。
【図4】 戸先ゴムの取付状態を示す平断面図。
【図5】 戸先ゴムを付設した扉の表面図。
【符号の説明】
1 扉 6a,7a 戸先ゴム保持片 8 戸先ゴム 9 開口部 10 先部 11,12 取付部 14,15 合せ面 18,19 取付溝 20,21 凹部 D1 開口部の幅 D2 取付部の最大幅
フロントページの続き (72)考案者 猿渡 恵一郎 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 伊藤 広人 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 石川 實 愛知県名古屋市瑞穂区田光町1丁目12番地 株式会社成田製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸先ゴム(8)の横断面形状を、先部
    (10)を半円形とし、その後部に、背面に取付溝(1
    8),(19)をもったやじり状の取付部(11),
    (12)を一体形成した形状とし、かつ該取付部(1
    1),(12)をその表裏方向の中央部で切半して開閉
    可能にし、更に、両取付部における切半部の両合せ面
    (14),(15)には凹部(20),(21)を形成
    し、該戸先ゴム(8)を取付ける扉(1)の戸先側端面
    には、表裏側から内側へ突出する戸先ゴム保持片(6
    a),(7a)と、これらの間に形成された開口部
    (9)を設け、該開口部(9)の幅(D1 )を、前記戸
    先ゴム(8)における取付部(11),(12)の最大
    幅(D2 )より若干狹くしたことを特徴とする戸先ゴム
    の取付構造。
JP336393U 1993-02-09 1993-02-09 戸先ゴムの取付構造 Pending JPH0661642U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP336393U JPH0661642U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 戸先ゴムの取付構造

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JP336393U JPH0661642U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 戸先ゴムの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661642U true JPH0661642U (ja) 1994-08-30

Family

ID=11555272

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP336393U Pending JPH0661642U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 戸先ゴムの取付構造

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JP (1) JPH0661642U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010605A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Hitachi Ltd ドア装置、及びエレベータ装置
JP6069743B1 (ja) * 2016-07-04 2017-02-01 株式会社クニムネ 自動車用ドアプロテクター

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