JPH066149B2 - 有核成形品 - Google Patents

有核成形品

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JPH066149B2
JPH066149B2 JP1065639A JP6563989A JPH066149B2 JP H066149 B2 JPH066149 B2 JP H066149B2 JP 1065639 A JP1065639 A JP 1065639A JP 6563989 A JP6563989 A JP 6563989A JP H066149 B2 JPH066149 B2 JP H066149B2
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JP
Japan
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molded product
core
molded
nuclear
powder
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JP1065639A
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JPH02243157A (ja
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泰男 島田
儀一郎 古和田
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Kikusui Seisakusho Ltd
Original Assignee
Kikusui Seisakusho Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、核成形品を被うように粉末を圧縮成形して製
造される医薬や電気部品等の有核成形品に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般に、錠剤等の医薬品又はフェライトコアやカーボン
ブラシ等の電気部品等は、原料である粉末を圧縮成形す
ることにより得られる。
また、これらの成形品の中には、内部に予め成形された
異種の粉末から成る核成形品を有し、複雑な効果を期待
する成形品が要求される。例えば、医薬の錠剤の場合
は、服用した時に、先に外被の薬剤が溶けて作用し、時
間をおいて(胃や腸等の場所を変えて)核成形品である
核錠の薬剤が溶けて作用するものが要求される。
そこで、従来、回転盤に配設された臼の臼孔に第1の粉
末を入れ、その上に予め成形された核成形品を供給して
第2の粉末を充填し、上杵と下杵とにより圧縮成形され
た有核成形品がある(例えば、特願昭59−177146
号参照)。
[発明が解決しようとする課題] 有核成形品は、核成形品の粉末量と外被の粉末量とはそ
の使用目的によって決められている(医薬と錠剤の場合
重量比で1:1のものも要求される)と共に、外被の中
央部に核成形品が位置しなければならないのであるが、
第12図ないし第15図で示すように、核成形品のズレや傾
きによって不良が発生するという問題点がある。
即ち、外被32に対して核成形品33がたとえ中心がズレな
くても傾きがあれば、その核成形品33を被う外被32の肉
厚Xが薄くなり、服用等した場合の効果を阻害すること
は勿論、その薄肉部より亀裂が発生し不良品となる。
そして、有核成形品は、効率よく大量生産するために、
回転式粉末圧縮成形機により製造されるが、この成形機
は1分間に1100個以上作る能力があるにもかかわらず、
その能力が発揮されておらず製造効率が悪いという問題
点がある。
即ち、成形機の臼孔に核成形品を供給するには、パーツ
フィーダ(振動式部品供給機)により行うが、その核成
形品が所望の重量を確保するために長尺等の大型の場合
には供給スピードが遅く、この遅い供給スピードに合せ
て製造しなければならず生産効率が悪い。例えば、第12
図のように、円柱形のような変形型の核成形品の場合に
は、パーツフィーダにおいて整列単一取出しについて長
手方向にしかも平状に取り出す必要があり、パーツフィ
ーダの送り溝中に多種のアタッチメントを付け一方方向
に列べるので、アタッチメントの数が多い程その位置に
て送りが止まり進行が阻害されて取り出しが遅くなり、
1分間に200個程度しか供給できないという問題点があ
る。
本発明は、核成形品の重量(体積)を減らすことなくし
かも亀裂等の不良のない有核成形品を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の有核成形品は、粉
末圧縮成形品であって、予め成形された核成形品を内部
に複数有したことを特徴とするものである。
[作用] 核成形品を複数化することにより供給単位となる一つの
核成形品が小型とすることができるので、パーツフィー
ダの輸送に適した最良の形状を選択することができ、成
形機への供給能力が改善(丸型又は球型にした場合は1
分間に一列取り当り1200個給送でき、例えば、三列取り
であれば3600個給送できるので有核成形品1200個分の核
成形品が供給できる)されるので回転式粉末圧縮成形の
能力を最大に利用できる。
また、核成形品が小型となると、その核成形品が少しぐ
らい傾斜するようなことがあっても外被との肉厚Xの変
動が少なくなるので、亀裂の発生を防止する。
そして、小型化した核成形品を所望数臼孔に供給してや
れば、有核成形品中の核成形品重量を減らすことなく、
しかもその重量を自在に選択できる。
しかも、核成形品を複数個有したものは、核成形品をそ
れぞれ種類の異なったものにすることも可能であり、そ
のようにすれば医薬の錠剤等として使用する場合におい
て、効能の多様化によりきめ細かく対応することが可能
となる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明すると、第1図ない
し第3図は一実施例を示すものであり、第1図は成形機
の要部平面図、第2図は有核成形品の平面図、第3図は
第2図の半縦断正面図である。
丸型(扁平な樽型)である有核成形品1は、その内部に
同じく丸型に形成され小型化された核成形品3を三個有
している。
この核成形品3を被うと共に有核成形品1を形成する外
被2は、第1フィードシュ6と第2フィードシュ9とに
より臼孔に充填された粉末7が圧縮されることにより形
成されている。
製造するにおいて、回転盤4の円周上に臼5が等間隔で
多数配設されており、この臼5の臼孔中に粉末落し口18
より供給された粉末7を第1フィードシュ6により定量
充填し、その臼孔の第1の粉末7の上に核供給装置8に
より核成形品3を三個供給し、そしてその核成形品3の
供給を色別センサー19により検出、記憶等した後に第2
フィードシュ9によって更に臼孔中に第2の粉末7を定
量充填する。
そして、図示しない上杵と下杵が圧縮ロール10を通過す
ることにより臼孔中の粉末は圧縮成形され、良品は取出
しダンパー17によりシュート20を介して受缶22に取出し
収納される。
ここで、上記色別センサー19の検出により所定の核成形
品を有しない場合等の不良の時は、ソレノイド23の作動
により排除ダンパー16が移動し、不良品を排除シュート
より取出すものである。
上記核供給装置8は、臼5の回転と同期する保持孔24が
配設され、この保持孔24にフィーダ11から給送パイプ12
を介して輸送された核成形品3を一旦保持し、順次その
核成形品3を臼5の中に供給するものである。
なお、13は同期用タイミング孔、14はタイミング光電
管、15は核検知光電管である。
第4図及び第5図は他の実施例を示すものであり、丸型
に形成され小型化された核成形品3を三個有した丸型の
有核成形品1の場合である。
第6図ないし第8図は更に他の実施例を示すものであ
り、丸型に形成され小型化された核成形品3を二個有し
た扁平で楕円な略樽型の有核成形品1の場合である。
第9図ないし第11図はまた更に他の実施例を示すもので
あり、球型に形成され小型化された核成形品3を二個有
した卵型(ラグビーボール型)の有核成形品1の場合で
ある。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、複数の核成形品は粉末原料の種類及び形状が異
なるものを組合せるようにしてもよい。
しかして、このようにすれば、医薬等に適用した場合に
おいて、効能の多様化によりきめ細かく対応することが
可能となる。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は、核成形品を小型化す
ることにより形状の選択が自由になり、フィーダによる
供給スピードが増加できるので、高速で量産される回転
式粉末圧縮成形機の能力を最大限に発揮し、生産効率を
向上させることができる。
また、小型化により外被との肉厚を大きく形成すること
ができると共に、核成形品が傾斜して供給された場合に
も、その肉厚の変化率は小さく亀裂による不良の発生を
防止できる。
更に、有核成形品一個当りの核成形品の重量のよりきめ
細かく調整し選定することができるものである。
しかも、このようなものであれば、核成形品を相互に異
なった種類のものにすることも可能であるため、医薬等
に適用した場合には、異なった効力を有する核成形品を
自在に混在させることが可能となり、効能の多様化に容
易に対応することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は成形機全体の要部平面図、第2図、第4図、第
6図、第9図は有核成形品の平面図、第3図、第5図、
第7図、第10図は半縦断正面図、第8図、第11図は左側
面図であり、12図は従来の有核成形品を示す平面図、第
13図は第12図の半縦断正面図、第14図は同じく従来の有
核成形品を示す平面図、第15図は第14図の半縦断正面図
である。 1・・・有核成形品、2・・・外被、3・・・核成形
品、4・・・回転盤、5・・・臼、6・・・第1フィー
ドシュ、7・・・粉末、8・・・核供給装置、9・・・
第2フィードシュ、10・・・圧縮ロール、11・・・フィ
ーダ、12・・・給送パイプ、13・・・タイミング孔、14
・・・タイミング光電管、15・・・核検知光電管、16・
・・排除ダンパー、17・・・取出しダンパー、18・・・
粉末落し口、19・・・色別センサー、20・・・シュー
ト、21・・・排除シュート、22・・・受缶、23・・・ソ
レノイド、24・・・保持孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末圧縮成形品であって、予め成形された
    核成形品を内部に複数有したことを特徴とする有核成形
    品。
JP1065639A 1989-03-16 1989-03-16 有核成形品 Expired - Lifetime JPH066149B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1065639A JPH066149B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 有核成形品

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JP1065639A JPH066149B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 有核成形品

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JPH02243157A JPH02243157A (ja) 1990-09-27
JPH066149B2 true JPH066149B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=13292795

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JP1065639A Expired - Lifetime JPH066149B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 有核成形品

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JPH02243157A (ja) 1990-09-27

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