JPH0661317A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH0661317A
JPH0661317A JP22637892A JP22637892A JPH0661317A JP H0661317 A JPH0661317 A JP H0661317A JP 22637892 A JP22637892 A JP 22637892A JP 22637892 A JP22637892 A JP 22637892A JP H0661317 A JPH0661317 A JP H0661317A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハのICチップの検査を行うにあ
たって検査時間を短かくし、装置の小型化を図ること。 【構成】 プローブカード5に、ウエハW上の全部のI
Cチップの電極パッドに対応して配列されかつ一括して
接触するように接触手段としての導電性突起52を設け
ると共に、ウエハ保持台2を夫々回転、昇降させる回転
機構3及び昇降機構31と、X、Y方向に微動させる微
動機構41、42とを設ける。プローブカード5とウエ
ハ保持台2との間に進退自在にアライメント用の保持部
材6を設け、この中にハーフミラーM1などの光学系部
材を配置して導電性突起52と電極パッドとの画像を取
り込み、これを観察しながら回転機構3及び微動機構4
1、42によりウエハWのX、Y、θ方向の位置合わせ
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
半導体ウエハ内にICチップが完成した後、各チップに
分断されてパッケージングされるが、パッケージングさ
れる前に不良チップを排除するためにプローブ装置によ
り半導体ウエハの各チップに対してプローブテストと呼
ばれる電気的測定が行われる。
【0003】このプローブ装置は、従来図4に示すよう
にX、Y、Z、θ方向に移動可能な駆動機構1の上にウ
エハ保持台11を設置すると共にウエハ保持台11の上
方側に、半導体ウエハW内の1個のICチップの電極パ
ッド配列に対応して配列されたプローブ針12を備えた
プローブカード13を配置して構成されている。
【0004】そしてプロービングにおける一連のプロセ
スについて述べると、先ずウエハ保持台11を図1中右
側に寄った位置に置いてウエハ収納部14からウエハを
図示しない搬送手段により当該ウエハ保持台11上に移
載し、次いでウエハ保持台11を例えばプローブカード
13の下方側に移動させてここでプローブ針12をウエ
ハW表面に接触させて針跡を残し、その後図4中左端部
側へ移動させて図示しないTVカメラなどでウエハW上
の針跡を観察しながらウエハ保持台11に対するウエハ
Wの基準位置からのX、Y、θ方向のずれ分を求め、し
かる後ウエハ保持台11をプローブカード13の下方側
に移動させる。
【0005】ウエハ保持台11は、上記のウエハWの基
準位置からのずれ分にもとづいて、ウエハWが基準位置
に設定されるように停止する。このようにしてICチツ
プの電極パッドとプローブ針12との位置合わせが行わ
れた後プローブ針12と電極パッドとを接触させて、プ
ローブ針12とポゴピン15などを含むインサートリン
グ16を介して電極パッドをテストヘッド17に電気的
に接続し、高周波による電気的測定を行ってICチップ
の良否を判定するようにしている。そして図5に示すよ
うにウエハW上には多数の例えば数百個のICチップ1
0がX、Y方向に配列されているため、ウエハ保持台1
1をX、Y方向にステップ移動させて順次ICチップ1
0を測定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の装
置では、ウエハW上の全てのICチップ10を測定する
ために駆動機構(インデックス機構)1によりICチッ
プ10の配列に対応してウエハ保持台11をX、Y方向
に移動させており、しかもX、Y方向の夫々について極
めて高い停止位置精度が要求されることから駆動機構1
は機構的に複雑でかつ大型であり、しかも高価なものに
なっていた。
【0007】更にICチップの数に相当する回数だけウ
エハ保持台11をステップ移動させなければならず、し
かもウエハ保持台11は重量が可成り大きいため停止し
たときに振動が残り、この振動が停止するまでの次のI
Cチップの測定を待たなければならない。従って、半導
体ウエハW内に例えば数百個もの多数のICチップが形
成されている場合には、あるICチップを測定した後次
のICチップの測定を開始するまでに要する時間の合計
がきわめて長くなり、1枚の半導体ウエハの電気的測定
に要する時間が長大で、スループットが低いという問題
があった。特にICチップ1個あたりに要する時間が短
い場合には、ステップ移動に要する時間はスループット
に対する影響が大きい。
【0008】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、装置を小型化でき、また高
スループットが得られるプローブ装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被検
査体保持台上の被検査体に複数配列された被検査チップ
の電極パッドに、プローブカードに配列された接触手段
を接触させて、テスタにより電気的測定を行うプローブ
装置において、全部の被検査チップの電極パッドに夫々
対応し、各電極パッドに一括して接触される接触手段を
プローブカードに設け、前記被検査体保持台を接触手段
に対して相対的に昇降させるための昇降機構と、前記接
触手段に対する被検査体の平面方向の位置を調整するた
めに被検査体を相対的に移動させる位置調整機構と、を
設けてなることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、被検査体保持台上の被
検査体にX、Y方向に配列された複数の被検査チップの
電極パッドに、プローブカードに配列された接触手段を
接触させて、テスタにより電気的測定を行うプローブ装
置において、X、Y方向のうちの一方向に並ぶ一列の全
部の被検査チップの電極パッドに夫々対応し、各電極パ
ッドに一括して接触される接触手段をプローブカードに
設け、前記被検査チップの各列に接触手段を順次接触さ
せるために被検査体保持台を接触手段に対してX、Y方
向のうちの他方向に相対的に移動させる移動機構と、前
記被検査体保持台を接触手段に対して相対的に昇降させ
るための昇降機構と、前記接触手段に対して被検査体の
平面方向の相対位置を調整するために、被検査体保持台
を相対的に移動させる位置調整機構と、を設けてなるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、被検査体保持台及び接
触手段間に進退自在に設けられ、被検査体の電極パッド
の画像と接触手段の画像とを伝送するための光学系部材
と、この光学系部材により伝送された画像を表示する位
置合わせ用の画像表示手段とを設けてなることを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、被検査体保持台上に被検
査体を保持した後例えば請求項3の発明のように被検査
体と接触手段との間に光学系部材を進入させ、画像表示
手段により被検査体の電極パッドと接触手段との位置関
係を把握してこれらの位置が合うように位置調整機構に
よりX、Y、θ(回転)方向に被検査体保持台を移動さ
せる。次いで昇降機構により被検査体保持台を上昇させ
て被検査体の電極パッドと接触手段とを一括して接触さ
せ、テスタにより電気的測定を行う。従って被検査体を
順次ステップ移動させなくてよいのでスループットが向
上する。
【0013】また請求項2の発明では、被検査体上にX
方向(Y方向)に並ぶ被検査部チップに一括して接触手
段が接触するので、被検査体をY方向(X方向)のみに
ステップ移動させればよく、従ってY方向(X方向)移
動用の駆動機構(インデックス機構)を設ければよいの
で、装置構成も簡単で高スループット化を図れる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例の要部の概観斜視図、
図2は同実施例の全体構成を示す縦断側面図である。こ
の実施例ではプローブ装置本体の外装部をなす筐体20
内には、被検査体保持台例えばウエハ保持台2が設置さ
れており、前記ウエハ保持台2は鉛直軸のまわりに回転
させる、図示しないモータなどを備えた回転機構3に支
持されると共に、前記回転機構3の下方側には、当該回
転機構3を昇降させる(即ちウエハ保持台2を昇降させ
る)例えば図示しない昇降軸や駆動源を備えた昇降機構
31が設けられている。
【0015】前記昇降機構31の下方側には、ウエハ保
持台2をX、Y方向に夫々ICチップ数個分だけ微動さ
せるように例えばX方向微動機構41及びY方向微動機
構42が設けられている。これら微動機構41、42
は、例えばボールネジやピエゾ素子を利用した機構を用
いることができる。この実施例では、X方向微動機構4
1及びY方向微動機構42並びに前記回転機構3によ
り、ウエハWの平面方向の位置を調整するための位置調
整機構が構成される。
【0016】前記ウエハ保持台2の上方側には、プロー
ブカード5が設けられており、このプローブカード5
は、インサートリング51を介して筐体20に取り付け
られている。前記プローブカード5には、被検査体であ
るウエハWに配列された全部の被検査チップ例えばIC
チップの電極パッドに夫々対応して配列され、前記電極
パッドに一括して接触される接触手段例えば導電性突起
52が設けられており、この導電性突起52は、高さの
ばらつきを吸収できるように弾性材よりなる面状体53
の表面に配列されている。
【0017】前記プローブカード5の裏面側(上面側)
には、テストヘッド54側の信号線に夫々接続される、
常時突出方向に付勢されているいわゆるポゴピン55が
設けられており、このポゴピン55と導電性突起52と
の間には、スイッチ部56が介装されている。例えばテ
ストヘッド54側の信号線としてICチップ1個の電極
パッドに相当する分だけ設けられている場合には、スイ
ッチ部56は前記信号線のグループを、各ICチップの
電極パッドに対応する導電性突起51のグループに切り
替え接続するように、例えばリレーマトックス回路によ
り構成される。テストヘッド54側の信号線は例えばI
Cチップ2個以上の電極パッドに相当する分だけ設けて
もよいし、ウエハの全部のICチップの電極パッドに相
当する分だけ設けてもよく、後者の場合にはスイッチ部
56は不要になる。
【0018】そして前記ウエハ保持台2とプローブカー
ド5との間の間隙には、図1、図2に示すように中央部
の上下両面に夫々開口部61、62を備えた筒状のアラ
イメント用の保持部材6が進退自在に設けられ、この保
持部材6は、筐体20の上面内部側に架設された2本の
ガイドレール21、21に両端が案内されて、導電性突
起52の下方側とウエハ保持台2の昇降領域から外れた
筐体20の隅部との間で移動できるように構成されてい
る。
【0019】この保持部材6の側端部には、当該保持部
材6にて長さ方向に光軸が形成されるように、例えば低
倍率表示と高倍率表示との切り替えが可能な位置合わせ
用の画像表示手段としてのTVカメラ63が取り付けら
れると共に、保持部材6の中央部には、開口部61から
取り込まれた導電性突起52の画像を反射してTVカメ
ラ63内に伝送させるようにハーフミラーM1が設けら
れている。
【0020】更に前記保持部材6内には、ハーフミラー
M1に対してTVカメラ63とは反対位置でありかつT
Vカメラ63内の光軸上にて、全反射ミラーM2が配置
されており、この全反射ミラーM2は、ウエハ保持台2
上のウエハWの表面の画像が開口部62を通ってハーフ
ミラーM1にて全反射ミラーM2側に反射した後、当該
画像をハーフミラーM1に向けて全反射する役割を持つ
ものである。この例ではハーフミラーM1及び全反射ミ
ラーM2により光学系部材が構成される。
【0021】またハーフミラーM1は、ウエハW上に並
ぶICチップの各列の一端側から他端側までの領域に対
応する領域内を水平に移動できるようにハーフミラーM
1の移動手段64が配設されている。なおウエハ保持台
2と図示しないウエハキャリアとの間でウエハWの受け
渡しを行うための例えばアームを備えた搬送手段A(図
1参照)が配置されている。この搬送手段Aとしてはベ
ルト機構など種々のものを用いることができる。
【0022】次に上述実施例の作用について述べる。先
ず図示しないキャリアから被検査体である半導体ウエハ
Wを、例えば図示しないオリフラ(オリエンテーション
フラッド)合わせ用のアライメント台を介して搬送機構
Aによりウエハ保持台2上に載置する。このウエハW上
には、例えば32個の電極パッドを備えた8mm×12
mmの被検査チップであるICチップが数百個形成され
ている。次いでアライメント用の保持部材6をプローブ
カード5とウエハWとの間に位置させて、TVカメラ6
3により導電性突起52とウエハW表面の画像とを観察
しながらX方向微動機構41、Y方向微動機構及び回転
機構3により、導電性突起52に対するウエハW上のI
Cチップ群のX、Y、θ方向の位置合わせを行う。
【0023】前記画像の観察については、導電性突起5
1の画像がハーフミラーM1で反射されてTVカメラ6
3に取り込まれると共に、ウエハW表面の画像がハーフ
ミラーM1→全反射ミラーM2→ハーフミラーM1の経
路でTVカメラ63内に取り込まれることによって行わ
れる。この場合ハーフミラーM1をミラー移動機構64
によりX方向に移動させ、また保持部材6をY方向に移
動させることによりウエハWのICの配列領域のいずれ
の個所についても観察することができる。
【0024】こうして位置合わせが終った後、アライメ
ント用の保持部材6をプローブカード5の下方位置から
退避させ、続いてウエハ保持台2を昇降機構31により
上昇されてウエハW上の全部の電極パッドを導電性突起
52に夫々一括して接触させ、その後例えばスイッチ部
56により先述のように導電性突起51とテストヘッド
54側の信号路との接続を切り替えながら図示しないテ
スタにより電気的測定を行ってICチップの良否を判定
する。このようにして検査が終了したウエハWは、搬送
機構Aにより図示しないキャリアに戻される。
【0025】なお検査により得られたデータは、オンラ
インによりあるいはフロッピーディスクを介してマーキ
ング専用機のホストコンピュータのメモリ内に格納さ
れ、検査後のウエハWはマーキング専用機によりホスト
コンピュータ内のデータにもとずいてマーキングがなさ
れる。
【0026】以上において、接触手段としては導電性突
起51に限らず、プローブ針を用いてもよい。また回転
機構3を利用してウエハ保持台2上でウエハWのオリフ
ラ合わせを行ってもよい。
【0027】上述の実施例では、接触手段を一括してウ
エハW上の全部のICチップの電極パッドに接触させて
いるため、ICチップを測定する度毎にウエハ保持台を
ステップ移動させなくて済み、従ってウエハW1枚あた
りに要する検査時間が短くなるので高スループット化を
図ることができる。またウエハ保持台をステップ移動さ
せるためには、ウエハWのサイズに応じた長さ分だけ
X、Y方向に夫々駆動機構(インデックス機構)が必要
であるが、上述実施例の場合X、Y方向に対しては、位
置調整のための微動機構があればよいので装置の小型化
を図ることができる。
【0028】次に図3を参照しながら本発明の他の実施
例について述べると、この実施例では、プローブカード
7に、ウエハW上にX、Y方向に配列された被検査チッ
プ例えばICチップ70のうち例えばY方向に並ぶ1列
のICチップ(斜線部分)の全部の電極パッドに対応し
て配列されかつ一括して接触されるように接触手段例え
ばプローブ針71が設けられている。なおY方向に並ぶ
1列のICチップとは、Y方向に並ぶ各列の最長の列を
指すものである。またプローブカード7は、先述の実施
例と同様に、図3では図示しないがインサートリングを
介して筐体に取り付けられており、テストヘッド側の信
号線とプローブ針とは夫々対応して接続されるか、ある
いは信号線の数がプローブ針よりも少ない場合にはスイ
ッチ部を介して接続される。
【0029】そしてウエハ保持台2の下方側には、先の
実施例と同様に回転機構3、昇降機構31及びY方向微
動機構41が設けられているが、Y方向微動機構41の
下方側には、ウエハ保持台2をウエハWの受け渡し領域
S1と位置合わせ領域S2との間でX方向に移動させる
ようにモータ81やボールネジ82などからなる移動機
構8が配設されている。
【0030】図3の実施例では、ウエハ保持台2を受け
渡し領域S1に位置させてここでウエハ保持台2上に図
示しない搬送機構によりウエハWが載置され、またウエ
ハWの位置合わせは、ウエハ保持台2を位置合わせ領域
S2に位置させて、例えば図示しないTVカメラなどに
よりウエハWの表面を観察しながら行われる。
【0031】電気的測定については、ウエハWのY方向
に並ぶ一列のICチップ70の全部の電極パッドに対し
てプローブ針71を一括して接触させるように行われ、
移動機構8によりウエハ保持台2をステップ移動させて
各列のICチップ70を順次測定する。
【0032】このような実施例によれば、一列のICチ
ップに一括してプローブ針71が接触するので一方向
(例えばX方向)にのみウエハ保持台をステップ移動さ
せればよいので1個づつICチップを測定する場合に比
べてウエハ保持台2の移動に要する時間(インデックス
に要する時間)が短かく、スループットの向上を図るこ
とができる。
【0033】またウエハ保持台2を他方向(例えばY方
向)にステップ移動させる移動機構が不要なので装置構
成が簡単であり、しかもY方向の移動機構を設ける場合
にはウエハ保持台のX方向の移動領域全域に亘って、Y
方向の移動路の長さに相当する幅を必要とするのに対
し、この実施例ではY方向のステップ移動のための移動
路が不要であるから装置の小型化を図ることができる。
なお接触手段としては、プローブ針71の代りに先の実
施例のように導電性突起を用いることもできる。
【0034】ここで図3の実施例で、先の実施例と同様
にプローブカード7の下方側でウエハWの受け渡しや位
置合わせを行うようにしてもよく、この場合にはX方向
の移動領域はウエハWのステップ移動に必要な長さ分だ
けで済む。
【0035】また本発明では、プローブカードの下方側
でウエハWの位置合わせを行うためには、必ずしも進退
自在なアライメント用の保持部材6などの機構を必要と
するものではなく、ウエハWの表面を斜め方向から観察
するなど他の手段を講じることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被検査体上の
全部の被検査チップの電極パッドに接触手段を一括して
接触させているため、被検査体をステップ移動させなく
て済むから検査に要する時間が短かく、高いスループッ
トを得ることができ、また装置の小型化を図ることがで
きる。
【0037】請求項2の発明によれば、被検査体上にX
方向(Y方向)に一列に並ぶ被検査チップ(実施例では
ICチップに相当する)の全部の電極パッドに接触手段
を一括して接触させているため、被検査体保持台をY方
向(X方向)にのみステップ移動させればよいので、検
査時間が短かく、高いスループットを得ることができ、
また装置の小型化を図るこどできる。
【0038】請求項3の発明によれば、被検査体保持台
と接触手段との間に進退自在に光学系部材を設けてこれ
により接触手段と電極パッドとの画像を同時に取り込ん
でいるため、相互の位置関係を正確に把握でき、精度の
高い位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部の概観を示す斜視図であ
る。
【図2】上記実施例の全体構成を示す縦断側面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の要部の概観を示す斜視図
である。
【図4】従来のプローブ装置を示す縦断側面図である。
【図5】半導体ウエハのICチップの配列を示す平面図
である。
【符号の説明】
2 ウエハ保持台 3 回転機構 31 昇降機構 41 Y方向微動機構 42 X方向微動機構 5、7 プローブカード 52 導電性突起 6 アライメント用保持部材 63 TVカメラ 71 プローブ針

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体保持台上の被検査体に複数配列
    された被検査チップの電極パッドに、プローブカードに
    配列された接触手段を接触させて、テスタにより電気的
    測定を行うプローブ装置において、 全部の被検査チップの電極パッドに夫々対応し、各電極
    パッドに一括して接触される接触手段をプローブカード
    に設け、 前記被検査体保持台を接触手段に対して相対的に昇降さ
    せるための昇降機構と、 前記接触手段に対する被検査体の平面方向の位置を調整
    するために被検査体を相対的に移動させる位置調整機構
    と、 を設けてなることを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 被検査体保持台上の被検査体にX、Y方
    向に配列された複数の被検査チップの電極パッドに、プ
    ローブカードに配列された接触手段を接触させて、テス
    タにより電気的測定を行うプローブ装置において、 X、Y方向のうちの一方向に並ぶ一列の全部の被検査チ
    ップの電極パッドに夫々対応し、各電極パッドに一括し
    て接触される接触手段をプローブカードに設け、 前記被検査チップの各列に接触手段を順次接触させるた
    めに被検査体保持台を接触手段に対してX、Y方向のう
    ちの他方向に相対的に移動させる移動機構と、 前記被検査体保持台を接触手段に対して相対的に昇降さ
    せるための昇降機構と、 前記接触手段に対して被検査体の平面方向の相対位置を
    調整するために、被検査体保持台を相対的に移動させる
    位置調整機構と、 を設けてなることを特徴とするプローブ装置。
  3. 【請求項3】 被検査体保持台及び接触手段間に進退自
    在に設けられ、被検査体の電極パッドの画像と接触手段
    の画像とを伝送するための光学系部材と、 この光学系部材により伝送された画像を表示する位置合
    わせ用の画像表示手段とを設けてなることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のプローブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996029607A1 (fr) * 1995-03-18 1996-09-26 Tokyo Electron Limited Procede et appareil de controle d'un substrat
WO2008078405A1 (ja) * 2006-12-26 2008-07-03 Tokyo Electron Limited プローブ検査装置、位置ずれ補正方法、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2010034482A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Tokyo Electron Ltd 検査装置

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