JPH0661174B2 - 草刈機 - Google Patents

草刈機

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JPH0661174B2
JPH0661174B2 JP61226302A JP22630286A JPH0661174B2 JP H0661174 B2 JPH0661174 B2 JP H0661174B2 JP 61226302 A JP61226302 A JP 61226302A JP 22630286 A JP22630286 A JP 22630286A JP H0661174 B2 JPH0661174 B2 JP H0661174B2
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ヒウスクバルナ アクチエボラーグ
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Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、草刈機の前部に搭載の草切断アタッチメント
のみならず草刈機の車輪を推進するための駆動装置をも
支持する車台を備え、切断アタッチメントは、車台に移
動可能に取付けられ、作動装置により下方の切断位置か
ら上方の非切断位置へ移動することができる乗用の草刈
機に関するものである。
（従来の技術） この種の草刈機は、大部分、切断アタッチメントが取付
けられたトラクタ型の駆動装置を含んでいる。切断アタ
ッチメントは、通常、その外側に延びているいくつかの
小物、例えば切断の高さを調整するバー、切断アタッチ
メントを駆動装置に連結するためのバー、切断アタッチ
メントを支持する車輪等を備えている。これらの延長部
品は、薮や枝、花に引掛かり易いので、草刈機の動きを
妨げることが多い。更に、乗用タイプの草刈機は、種々
の国の安全規則について一定の最小限の要求は満足する
けれども、傷害に対する高度な安全性を備えたものでは
ない。従って、例えば切断アタッチメントの外側に、そ
れからある距離を置いて限られた高さの垂直鋼板を取付
け、足がナイフに触れるのを防ぐようにすることが知ら
れている。この鋼板はまた、物が水平に飛び出すのを防
ぐ手段としての役割も果たす。しかしながら、それは、
切断アタッチメントと車台との間からばらばらの切断物
体が投げ出されるのは防げないだろう。一方、この配置
は、上方に飛び出して操作員に当るおそれがある。従来
周知の機械は、切断アタッチメントによって広い範囲に
渡って生ずる騒音レベルを低減するように特に設計され
てはいない。
（発明の目的） この発明は、上記問題点を解消するものであり、高度に
安全性を備え、また騒音のレベルを低減するようにした
草刈機を提供するものである。
上記目的は、特許請求の範囲に規定された装置によって
達成される。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図から明らかなように、草刈機は、切断アタッチメ
ント11、座席12及び駆動装置13を保持する前部車台セク
ション10と、ギヤボックス15及び後部車輪16を保持する
後部車台セクション14とからなっている。前部車台セク
ション10と後部車台セクション14は互いに枢着され、共
通の垂直軸線17の周りに回動可能である。更に、後部車
台セクション14は、水平軸線18の周りに揺動可能に設計
されている。座席12には作動装置としてのバー19があ
る。このバー19は、以下に記載するリンクアーム機構に
よって、切断アタッチメント11を切断位置から非切断位
置へ移動させる外、種々の切断高さに変位させるように
作用する。
バー19は、第３図に示したように、凸軸20の周りに回動
可能で、車台に固定されたプレート25上の歯23及び24に
それぞれ係合する二つのフック21及び22を持っている。
フック21は、バー19に固定された凸軸27の周りを回動す
る揺動アーム26の一端に置かれている。揺動アーム26の
他端は、スプリング30の力を受けているロッド29に、点
28で回動自在に連結されている。スプリング30はフック
21をプレート25の方向へ押し付けている。スプリング30
は、バー19上のブラケット31と、ロッドにねじ止めされ
たノブ32との間に圧縮させられている。そして、ノブ32
を操作することにより、フック21を歯23から外すように
することができる。
フック22は、数個の凹部34を有するスライド部35に延設
したプレート33の湾曲した先端部からなり、スライド部
35はノブ36を操作してバー19の方向に移動させることが
できる。スライド部35は、バー19上の舌片37が凹部34の
どれかに係合して、一定の位置にロックすることができ
る。従って、ノブ36の操作により、フック22を適当な歯
24に係合するように位置させることができる。
車台の（左右方向の）一方の側に置かれたバー19は、第
２図に示したように、引き棒38によって三アーム従動部
材39に連結され、この従動部材39は車台に回動自在に取
付けられたシャフト40に軸支されている。車台の他方の
側では、このシャフト40は、図示しない他の従動部材を
軸支しており、その従動部材は、図面を参照して説明す
るリンクアームタイプの機構に作用するようになってい
る。
シャフト40はまた、切断アタッチメントの両側に１個ず
つ置かれた二つの平行なパイプ42からなる略Ｕ字形のヨ
ーク41を支持している。これらのパイプ42はシャフト40
に回動自在に取付けられている。二つのパイプ42は、略
水平な部分と垂直な部分を有し、パイプ43を介して互い
に連結され、パイプ43は、草切断中に地面上に載せるよ
うにした数個のローラ44の回転軸としての役割を果た
す。
パイプ42はそれぞれ耳部45を有し、その耳部には曲がっ
たリンクアーム46が回動自在に取付けられている。リン
クアーム46の一端は引き棒47の一端を支持し、その引き
棒47の他端は三アーム従動部材39の第１のアーム48に連
結されている。リンクアーム46の他端は、パイプ42の垂
直部分と三アーム従動部材39の第２のアーム50との間に
延びるレバー49に回動自在に取付けられている。パイプ
42と接しているレバー49の端部はフォーク51のような形
状をしていてパイプ上を摺動するのに対し、その第２の
端部は、三アーム従動部材39の第２のアーム50の凸軸53
が摺動する溝孔52を持っている。三アーム従動部材39の
第３のアーム54は、詳細には示されていないが、駆動装
置13と切断アタッチメント11との間を走行するベルトに
作用するために、引き棒55を介してテンションローラ56
（第１図参照）に連結されている。
ヨーク41は、その前部に、ガード58（好ましくはプラス
チック製）をヨーク41に固定する締結手段57を有する。
ガード58は、平面図で見て略Ｕ字形をしており、切断ア
タッチメントの両側部と前部を覆っている。ガード58の
両側面部は、草刈機の前輪まで延びており、このこと
は、切断アタッチメントの主要部分の周りに防護区域が
形成されていることを意味している。ガード58の上部分
は、下方に切断アタッチメントが位置する鋼板の保護フ
ード59の外縁に接近して置かれ、また、下面が保護フー
ド59のフランジ61と係合するフランジ60を有する。しか
しこのフランジは、例えば縁石を通過するときのガード
58の傾斜運動が妨げられるなら、なくてもよい。ガード
58の下の部分は、その前縁部に開口62があり、これは小
物体が草刈機の動きを妨害しないようにするものであ
る。ガード58の側面下縁部でその内側にはガード58に固
定されたパイプ63がある。このパイプ63は曲がってお
り、かつ締結手段57によりパイプ43に回動可能に取付け
られている。これは、草切断中の地上のローラ44の動き
にガード58が追従することを意味する。締結手段57は
又、パイプ42の垂直部分間に延びている横棒65と協働し
てガードを地面と平行に保つ回動停止部材64も支持して
いる。ガード58は車台の前部に直結しているので、草刈
機は非常にスムーズな前部を得、同時に、切断ユニット
と車台との間から石等が投げ出されるのを防ぎ、それに
よって相互に連結された音響障壁をつくることになる。
切断アタッチメント11は、その中のナイフをそれぞれ駆
動する数個のプーリ66を有し、また車台は、それに対応
する数の制動ゴムブロック67を持っている。これらのブ
ロック67は、切断アタッチメントが第２図の一点鎖線で
示す上方の休止位置に来たときプーリ66に係合するよう
に配置されている。これらのブロック67はまた、上方位
置における切断アタッチメント11の弾性支持体となり、
それにより草刈機の走行中のぶつかり音や雑音を避ける
ことができる。
次に、装置の動作について説明する。
切断アタッチメントが非切断位置にあるとき、バー19は
略垂直に立っており、またフック21はプレート25の歯23
に係合している。切断高さを適当な位置にセットするた
めにノブ36が押し下げられ、それによりスライド部35が
舌片37から外れ、スライド部35はバー19の方向に移動可
能となる。それからフック22もバーの長さ方向に動かさ
れ、バー19が第２図の前方下方に動いたとき、フック22
はプレート25の歯24の一つに係合し、これによりバー19
が更に前方に動くのを阻止するようにする。切断アタッ
チメントを切断位置まで動かすために、ノブ32を押すこ
とによりフック21が歯23から外される。
バー19は、フック21と歯23の係合が外れると切断アタッ
チメントの重みのために前方に倒れ、引き棒38が三アー
ム従動部材39を第２図において反時計方向に回動させる
ことになる。この動きによりレバー49が係合から外れ、
同図の下方へ動くことができるようになる。それによっ
て、最初の位置で前部がレバー49のフォーク51上にある
ヨーク41は、シャフト40の周りをローラ44が地面に着く
まで回動する。更にバー19の前方への動きは、切断アタ
ッチメントが固着されたレバー49をリンクアーム46、引
き棒47及び三アーム従動部材39の作用で、図においてま
っすぐ下方に動かし、同時にフォーク51をパイプ42の垂
直部分に沿って動かすことになる。バー19の下方への動
きは、そこで上記の方法でフック22により止められる。
ヨーク41に直結するガード58は、勿論上記運動に追従す
る。同時に、切断アタッチメントの図示しないベルト駆
動部が係合するが、それは引き棒55に連結されたテンシ
ョンローラがエンジンと切断アタッチメントとの間でベ
ルトにテンションをかけるからである。
予め設定された切断高さは、ローラ44により維持され、
芝生の隆起部や凹部は、それに対応する切断高さの増減
を起こすが、それはレバー49の後部が地面からの一定の
距離を維持するのに対し、レバーの前部が地面のレベル
変化に従うからである。
移動中、例えば障害を通過するとき、切断高さを増すた
めに、バー19が第２図の上方に引かれ、これにより切断
アタッチメントはまっすぐ上方に持ち上げられる。障害
を通過し終わると、バーを最初の位置に戻すように弛め
ることによって最初の切断高さまで戻すことができる。
切断高さをもっと長い時間変えておきたいときは、バー
19を弛めないうちに上記した方法でノブ36を動かす。
上記方法における切断アタッチメントの平行移動は、切
断アタッチメントの移動領域の下部での種々の切断高さ
の設定に対して行われるのに対し、切断アタッチメント
の移動領域の上部での動きは一連の回動運動となる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、機械が例えばス
ムーズな前部を有するという形状は、薮や花に接近して
も制動されたりそれらを破壊したりすることなく、機械
の駆動を可能にするものである。この形状はまた、機械
に魅力ある外観を与えるのを助長する。更に、切断アタ
ッチメントに連結されるガードが車台に直接連続してい
るから、上方向への跳びはね物体が効果的に排除され
る。このような設計のため、この装置は、切断騒音に対
する音響障壁としても作用するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の一実施例による装置の概略構成図、
第２図は、切断アタッチメントの支持機構の構成図、第
３図は、作動装置の構成図である。 11……切断アタッチメント、13……駆動装置、19……バ
ー、39……三アーム従動部材、42,43……パイプ、44…
…ローラ、46……リンクアーム、49……レバー、58……
ガード、59……保護フード、62……開口、64……回動停
止部材。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】草刈機の前の部分に搭載する草を刈る切断
    アタッチメント(11)と共に、草刈機の車輪を推進するた
    めの駆動装置(13)をも支持する車台(10)を備え、前記切
    断アタッチメントは車台に移動可能に取付けられ、作動
    装置(19)により下方の草切断位置から上方の非切断位置
    へ移動することができる乗用草刈機であって、 前記車台の前部は前記切断アタッチメントを覆う保護フ
    ード(59)として形成され、前記切断アタッチメント(11)
    は、前記保護フードの下方位置で、地面上に載るローラ
    (44)により少なくとも部分的に支持されており、前記ロ
    ーラは又前記切断アタッチメント及びローラを取り巻く
    ガード(58)にも動きを伝えるようになっており、前記ガ
    ード(58)は、地面上と二つの位置間で切断アタッチメン
    ト(11)の移動に追従するとともに、切断中に渦巻き、ま
    た傷害を起こす原因になりかねないばらばらの切断物体
    がフード(59)とガード(58)の間から飛び出すのを妨ぐよ
    うな構造でフードに連接されていることを特徴とする草
    刈機。
  2. 【請求項２】ガード(58)は平面的に見てＵ字形をしてお
    り、切断アタッチメント(11)は草切断ナイフ及びそれを
    取り囲むケーシングからなっていて、ガードとそのケー
    シングとの間には大きい間隔が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第１項記載の草刈機。
  3. 【請求項３】ガード(58)は、その両側面部が、草刈機の
    前部から前車輪まで延びていることを特徴とする特許請
    求の範囲第２項記載の草刈機。
  4. 【請求項４】ガード(58)の前部は、その下縁部に略全切
    断幅に渡って延びた開口(62)が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のうちの一項
    に記載の草刈機。
  5. 【請求項５】ローラ(44)は、切断アタッチメントを支持
    する手段(41)に取付けられ、かつその支持手段(41)にガ
    ード(58)が連結されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第１項乃至第４項のうちの一項に記載の草刈機。
  6. 【請求項６】ローラ(44)は、ガード(58)内の前の部分に
    位置し、ガードは切断アタッチメントの支持手段に属
    し、かつその上にローラが取付けられているシャフト(4
    3)の周りを回動するように連結されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第５項記載の草刈機。
  7. 【請求項７】ガード(58)は、ガードの後部が地面と接す
    るのを避けるために、切断アタッチメントの支持手段(4
    1)に設けられた当接面と係合するようにした回動停止手
    段(64)を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    ６項記載の草刈機。
  8. 【請求項８】ガード(58)は、プラスチックからなること
    を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７項のうちの
    一項に記載の草刈機。
  9. 【請求項９】保護フードは、操作員の座席から前方、上
    方に延び、さらに、ガード(58)の内側に入り込むように
    略垂直に折り曲げられた前部へと続いていることを特徴
    とする特許請求の範囲第１項乃至第８項のうちの一項に
    記載の草刈機。
JP61226302A 1985-09-27 1986-09-26 草刈機 Expired - Lifetime JPH0661174B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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SE8504492-3 1985-09-27
SE8504492A SE456712B (sv) 1985-09-27 1985-09-27 Aakbar graesklippare

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JPS6274209A JPS6274209A (ja) 1987-04-06
JPH0661174B2 true JPH0661174B2 (ja) 1994-08-17

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ID=20361551

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US (1) US4733522A (ja)
EP (1) EP0217772B1 (ja)
JP (1) JPH0661174B2 (ja)
AT (1) ATE53463T1 (ja)
AU (1) AU581538B2 (ja)
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