JPH066109A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH066109A
JPH066109A JP18862092A JP18862092A JPH066109A JP H066109 A JPH066109 A JP H066109A JP 18862092 A JP18862092 A JP 18862092A JP 18862092 A JP18862092 A JP 18862092A JP H066109 A JPH066109 A JP H066109A
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resonance
face
conductor
hole
holes
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Withdrawn
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JP18862092A
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Inventor
Makoto Inoue
真 井上
Masao Igarashi
雅夫 五十嵐
Kenji Yoshimori
健二 吉森
Takeshi Kosaka
武史 小坂
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体フィルタを小型にする。 【構成】 誘電体ブロック1は2つの共振器を得るため
に第1〜第4の共振孔5〜8を有する。第1〜第4の共
振孔5〜8の壁面に内導電体膜11が夫々形成されてい
る。誘電体ブロック1の側面には外導電体膜12が形成
されている。誘電体ブロック1の第2の端面3には第1
の共振孔5の内導電体膜11と第2の共振孔6の内導電
体膜11とを接続するための第1の接続導電体膜が設け
られ、更に、第3の共振孔7の内導電体膜11と第4の
共振孔8の内導電体膜11とを接続するための第2の接
続導電体膜が設けられている。第1及び第2の共振孔
5、6と第3及び第4の共振孔7、8との間に結合孔
9、10が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話、携帯
電話、自動車電話等に使用される誘電体フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的な1/4波長型誘電体フィ
ルタは、角柱状誘電体ブロックの一方の端面から他方の
端面に貫通するように複数の共振孔を設け、複数の共振
孔の相互間に結合孔を設け、共振孔内に内導電体膜を設
け、誘電体ブロックの側面に外導電体膜を設け、誘電体
ブロックの1つの端面に内導電体膜と外導電体膜とを接
続(短絡)するための端面導電体を設けることによって
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、共振孔の長
さは共振波長に対応するように決定される。従って、共
振周波数が低いために共振波長が長い場合には、共振孔
の長さが必然的に長くなり、小型化又は薄型化が困難で
あった。
【0004】そこで、本発明の目的は、小型化又は低共
振周波数化が可能な誘電体フィルタを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、互いに対向する第1及び第2の端面とこれ
等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記第
2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の共
振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び第
4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の相
互間に前記第1の端面から前記第2の端面に貫通してい
る第1の結合孔を有し、且つ前記第2及び第4の共振孔
の相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に
貫通している第2の結合孔を有する誘電体ブロックと、
前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
れた内導電体と、前記側面に設けられた外導電体と、前
記第1の結合孔の中に設けられた導電体と、前記第2の
端面において前記第1の共振孔の内導電体と前記第2の
共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導電体と、前
記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と前
記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導電
体と、前記第1の端面において前記第2及び第4の共振
孔の内導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体
とを備えている誘電体フィルタに係わるものである。な
お、請求項2〜7に示すように結合孔の数を変えること
及び結合孔の中に導電体を設けることができる。
【0006】
【作用及び効果】本発明に従って複数の共振孔を設け、
これ等の内導電体を直列接続することによって等価的に
長い共振孔が得られ、共振周波数の低い誘電体フィルタ
を得ることができる。また、共振周波数を従来と同一に
した場合には誘電体ブロックの第1の端面から第2の端
面までの長さ(高さ)を小さくすることができる。ま
た、結合孔の数を変えること及び結合孔内に導電体を設
けることによってフィルタの周波数特性を調整すること
ができる。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図10を参照して本発明
の第1の実施例に係わる誘電体フィルタを説明する。誘
電体フィルタを構成するためのチタン酸バリウム系誘電
体磁器から成る角柱状(直方体)誘電体ブロック1は第
1の端面2と、第2の端面3と、4つの側面4a、4
b、4c、4dとを有し、更に第1の端面2から第2の
端面3に貫通している第1、第2、第3及び第4の共振
孔5、6、7、8を有し、更に第1及び第2の共振孔
5、7の相互間に第1の結合孔9を有し、第2及び第4
の共振孔6、8の相互間に第2の結合孔10を有する。
なお、各部の寸法を例示すると、端面2、3の横幅は9
mm、縦幅は7mm、高さ即ち共振孔5〜8の長さは9
mm、共振孔5〜8の径は2.2mm、結合孔9、10
の径は1.35mmである。
【0008】互いに平行に配設された第1、第2、第3
及び第4の共振孔5、6、7、8の壁面には内導電体膜
11が夫々設けられている。4つの側面4a〜4dには
外導電体膜12が設けられている。第2の端面3には、
図3に示すように第1及び第2の共振孔5、6の内導電
体膜11を相互に直列接続する第1の接続導電体膜13
と、第3及び第4の共振孔7、8の内導電体膜11を相
互に直列接続する第2の接続導電体膜14が設けられて
いる。第1の端面2には図6に示すように第2及び第4
の共振孔6、8を外導電体膜12に夫々接続するための
短絡導電体膜15が設けられている。従って、第1及び
第3の共振孔5、7が開放端側共振用貫通孔であり、第
2及び第4の共振孔6、8が短絡端側共振用貫通孔であ
る。
【0009】結合の強さを変えて周波数特性を調整する
ために第1の結合孔9の壁面に導電体膜16が設けられ
ている。第2の結合孔10には導電体膜が設けられてい
ない。なお、内導電体膜11、外導電体膜12、接続導
体膜13、14、結合孔導電体膜16は銀ペーストを塗
布して焼付けたものである。
【0010】誘電体フィルタを回路基板に装着するため
に、図8及び図9に示すように、第1及び第2の結合コ
ンデンサCa、Cbが誘電体ブロック1の第1の端面2
側から第1及び第3の共振孔5、7に挿入され、各コン
デンサの一方の端子20、21が接続部材22、23に
よって共振孔5、7の内導電体膜11の入口近くに接続
され、他方の端子24、25が外部に導出されている。
第1及び第2の結合コンデンサCa、Cbの装着を容易
に達成するため、及び第1の端面2のシールドを容易に
達成するために第1及び第2の結合コンデンサCa、C
bとシールド板26が絶縁性合成樹脂27によって一体
にモールドされている。シールド板26は図9に示すよ
うに第1の端面2において第2及び第4の共振孔6、8
と第1及び第2の結合孔9、10を覆うように形成され
ている。また、図8に示すように誘電体ブロック1の第
2の端面3を覆うためのシールドケース28が設けられ
ている。このシールドケース28は第2の端面3におい
て第1、第2、第3及び第4の共振孔5、6、7、8
と、第1及び第2の結合孔9、10を覆うように形成さ
れ、且つ破線で示す回路基板29のグランド(アース)
導体に接続するための4本のグランド導体30を有す
る。なお、シールド板26はシールドケース28に接続
され、且つ外導電体膜12はシールドケース28に接続
されている。
【0011】図7は誘電体フィルタの等価回路を示す。
コンデンサC1 とインダクタンスL1 とから成る第1の
共振器は第1及び第2の共振孔5、6に基づくものであ
り、コンデンサC2 とインダクタンスL2 とから成る第
2の共振器は第3及び第4の共振孔7、8に基づくもの
であり、結合インピーダンスZは結合孔9、10を介し
ての相互結合を等価的に示すものである。
【0012】本実施例によれば、両端面が開放されてい
る第1及び第3の共振孔5、7に基づく1/2波長
(λ)型の共振器と短絡導電体膜によって一端が短絡さ
れている第2及び第4の共振孔6、8に基づく1/4波
長型共振器とが直列接続された構成のフィルタとなる。
すなわち第1及び第3の共振孔5、7と第2及び第4の
共振孔6、8とを直列接続した構成になるので、1つの
共振孔の長さの2倍の長さの共振孔を設けたと同様な作
用が生じる。従って、共振周波数が従来と同一の場合に
は各共振孔5〜8の長さを従来のほぼ1/2にすること
ができる。また、共振孔5〜8の長さを従来と同一にし
た場合には、共振周波数を低くすることができる。
【0013】図10は図8の誘電体フィルタに基づくバ
ンドパスフィルタの周波数特性を示す。この中心周波数
f0 は420.2MHz、挿入損失は2.49、−3d
Bにおける帯域幅は14.0MHzである。このバンド
パスフィルタにおいては中心周波数f0 よりも低域側に
トラップを有するので、中心周波数に向かって急峻に立
上っている。図11は比較のためのフィルタの特性を示
す。比較のためのフィルタは図37及び図38に示すよ
うに第1の結合孔9の導電体膜16を省き、且つ第2の
結合孔10内に導電体膜17を設けた他は図1及び図8
と同一に構成されている。比較のためのフィルタの中心
周波数f0 は424.1MHz、挿入損失は1.40、
−3dBの帯域幅は22.6である。図10と図11の
比較から明らかなように図10のフィルタにおいては帯
域幅が狭くなり、且つ低域側の立上りが改善される。
【0014】
【第2の実施例】次に、図12〜図16を参照して本発
明の第2の実施例に係わる誘電体フィルタを説明する。
但し、図12〜図16及び後述する図17〜図38にお
いて図1〜図9と共通する部分には同一の符号を付して
その説明を省略する。図12〜図15に示す第2の実施
例の誘電体フィルタは、図1〜図6の誘電体フィルタか
ら第1の結合孔9とこの導電体膜16を省いた構成にな
っており、その他は図1〜図6と同一に構成され、且つ
結合コンデンサCa、Cbも図8と同様に第1の端面2
側から挿入され、第1の端面の近くにおいて第1及び第
3の共振孔5、7の内導体膜11に接続される。
【0015】図16は図12〜図15の誘電体フィルタ
に結合コンデンサCa、Cbを接続した構成のバンドパ
スフィルタの特性を示す。この中心周波数f0 は42
7.0MHz、挿入損失は15.6、−3dBの帯域幅
は4.50MHzである。図16の特性から明らかなよ
うに中心周波数f0 よりも高域側にトラップが生じ、高
域側が急峻に立下がっている。
【0016】
【第3の実施例】図17〜図19に示す第3の実施例の
誘電体フィルタは、図1〜図9に示した第1の実施例の
誘電体フィルタの第1の結合孔9の導電体膜16を省
き、且つ第2の結合孔10を省いた他は、図1〜図9と
同一に構成されている。なお、結合コンデンサCa、C
bは図8と同様に第1の端面2において第1及び第3の
共振孔5、7に挿入され、入口近くの内導電体膜11に
接続されている。
【0017】図20は図17〜図19の誘電体フィルタ
を使用して図8のように構成したバンドパスフィルタの
特性を示す。この中心周波数f0 は422.8MHz、
挿入損失は2.61、−3dBの帯域幅は14.0MH
zである。このフィルタにおいては、中心周波数f0 よ
りも低域側及び高域側においてトラップが生じていない
ので、左右均等なフィルタ特性になる。図20は図11
に比べると帯域幅が狭く成るという特長を有する。
【0018】
【第4の実施例】図21〜図23に示す第4の実施例の
フィルタは図1〜図9に示したフィルタから第2の結合
孔10を省いた構成になっている他は図1〜図9と同一
である。
【0019】結合コンデンサCa、Cbを第1の端面2
における第1及び第3の共振孔5、7に挿入して構成し
た図21〜図23に基づくバンドパスフィルタの特性は
図24になる。この中心周波数f0 は416.9MH
z、挿入損失は2.45、−3dBの帯域幅は13.1
MHzである。このフィルタでは中心周波数f0 の低域
側にトラップが生じ、図11に比べて低域側の立上りが
急峻になり、且つ帯域幅が狭くなる。
【0020】
【第5の実施例】図25〜図27に示す第5の実施例の
誘電体フィルタは、図1〜図6の誘電体フィルタから第
1の結合孔9の導電体膜16を省いた他は図1〜図6と
同一に構成されている。
【0021】この誘電体フィルタの第1の端面2側から
第1及び第3の共振孔5、7に図8と同様に結合コンデ
ンサCa、Cbを挿入して構成したバンドパスフィルタ
は図28に示す特性を有する。この中心周波数f0 は4
27.7MHz、挿入損失は2.11、−3dBの帯域
幅は8.71MHzである。図28から明らかなように
中心周波数f0 の両側にトラップが生じていない。な
お、このフィルタの帯域幅は図11よりも狭い。
【0022】
【第6の実施例】図29〜図31に示す第6の実施例の
誘電体フィルタは、図1〜図6の誘電体フィルタから第
1の結合孔9を省き、且つ第2の結合孔10内に導電体
膜17を追加した他は図1〜図6と同一に構成されてい
る。
【0023】この誘電体フィルタの第1の端面2側から
第1及び第3の共振孔5、7に図8と同様に結合コンデ
ンサCa、Cbを挿入して構成したバンドパスフィルタ
は図32に示す特性を有する。この中心周波数f0 は4
33.6MHz、挿入損失は4.33、−3dBの帯域
幅は7.04MHzである。図32から明らかなように
中心周波数f0 よりも高域側にトラップが生じ、図11
に比べて高域側の立上りが急峻になり、且つ帯域幅が狭
くなる。
【0024】
【第7の実施例】図33〜図35に示す第7の実施例の
誘電体フィルタは、図1〜図6の誘電体フィルタから第
2の結合孔10内に導電体膜17を追加した他は図1〜
図6と同一に構成されている。
【0025】この誘電体フィルタの第1の端面2側から
第1及び第3の共振孔5、7に図8と同様に結合コンデ
ンサCa、Cbを挿入して構成したバンドパスフィルタ
は図36に示す特性を有する。この中心周波数f0 は4
22.0MHz、挿入損失は7.80、−3dBの帯域
幅は5.34MHzである。図36から明らかなように
中心周波数f0 よりも低域側にトラップが生じ、図11
に比べて低域側の立上りが急峻になり、且つ帯域幅が狭
くなる。
【0026】
【変形例】本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第2及び第4の共振孔6,8の径を第1及び第
3の共振孔5、7の径よりも例えば1〜80%範囲で小
さくしてもよい。この様にすれば共振周波数即ちバンド
パスフィルタの中心周波数f0 を下げることができる。 (2) 第1〜第7の実施例及び図36と図37に示す
比較例において第1及び第2の結合孔9、10との内の
一方又は両方を、図37で破線で示すように第1及び第
3の結合孔5、7を結ぶ直線に対して直角な方向にずら
すことによって結合度を変えてフィルタ特性を調整する
ことができる。これに種々の帯域幅のバンドパスフィル
タを容易に得ることが可能になる。 (3) 結合孔9、10の導電体膜16、17の一部を
削ることによってフィルタの周波数特性を調整すること
ができる。 (4) 接続導体膜13、14の一部を削ることによっ
て結合度を変えてフィルタ特性を調整することができ
る。 (5) 結合コンデンサCa、Cbを共振孔5、7に挿
入しないで外部に配置する構成にすることができる。ま
た結合コンデンサCa、Cbの代りに入力端子及び出力
端子を内導電体膜11に接続することができる。 (6) 各実施例では第1及び第3の共振孔5、7の内
導電体膜11の第1の端面2に近い箇所に結合コンデン
サCa、Cbの端子20、21を接続したが、この代り
に第2の端面3側から第1及び第3の共振孔5、7に結
合コンデンサCa、Cb又はリード端子を挿入し、この
コンデンサの端子又はリード端子を第2の端面3の近傍
の内導電体膜11に接続することができる。また、第2
の端面3側から第2及び第4のの共振孔6、8に結合コ
ンデンサCa、Cb又はリード端子を挿入し、このコン
デンサ端子又はリード端子を内導電体膜11の第2の端
面3に近い箇所に接続することができる。 (7) コンデンサと誘電タイフィルタとを組み合せて
バンドストップフィルタを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の誘電体フィルタを示す斜視図で
ある。
【図2】図1の誘電体フィルタの平面図である。
【図3】図1の誘電体フィルタの底面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図2のC−C線断面図である。
【図7】図1の誘電体フィルタと結合コンデンサを組み
合せたバンドパスフィルタの等価回路図である。
【図8】図1の誘電体フィルタと結合コンデンサとシー
ルドケースとの組立体から成るバンドパスフィルタを図
2のB−B線に対応させて示す断面図である。
【図9】図8の組立体の平面図である。
【図10】図8のバンドパスフィルタの特性図である。
【図11】図1の誘電体フィルタにおいて第1の結合孔
の導電体膜を省き、第2の結合孔に導電体膜を設けた構
成の誘電体フィルタを使用して構成したバンドパスフィ
ルタの特性図である。
【図12】第2の実施例の誘電体フィルタを示す斜視図
である。
【図13】図12の誘電体フィルタの平面図である。
【図14】図12の誘電体フィルタの底面図である。
【図15】図13のD−D線断面図である。
【図16】図12の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの特性図である。
【図17】第3の実施例の誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図18】図17の誘電体フィルタの平面図である。
【図19】図17の誘電体フィルタの底面図である。
【図20】図17の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの特性図である。
【図21】第4の実施例の誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図22】図21の誘電体フィルタの平面図である。
【図23】図21の誘電体フィルタの底面図である。
【図24】図21の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの周波数特性図であ
る。
【図25】第5の実施例の誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図26】図25の誘電体フィルタの平面図である。
【図27】図25の誘電体フィルタの底面図である。
【図28】図25の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの周波数特性図であ
る。
【図29】第6の実施例の誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図30】図29の誘電体フィルタの平面図である。
【図31】図29の誘電体フィルタの底面図である。
【図32】図29の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの周波数特性図であ
る。
【図33】第7の実施例の誘電体フィルタの斜視図であ
る。
【図34】図33の誘電体フィルタの平面図である。
【図35】図34の誘電体フィルタの底面図である。
【図36】図35の誘電体フィルタを使用して図8と同
一に構成したバンドパスフィルタの周波数特性図であ
る。
【図37】比較例の誘電体フィルタを示す斜視図であ
る。
【図38】図37の誘電体フィルタの平面図である。
【符号の説明】
1 誘電体ブロック 5,6,7,8 共振孔 9,10 結合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 武史 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の
    相互間に前記第1の端面から前記第2の端面に貫通して
    いる第1の結合孔を有し、且つ前記第2及び第4の共振
    孔の相互間において前記第1の端面から前記第2の端面
    に貫通している第2の結合孔を有する誘電体ブロック
    と、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第1の結合孔の中に設けられた導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第2及び第4の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通している結合孔を有する誘電体ブロックと、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通するように形成された結合孔を有する誘電体ブロック
    と、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  4. 【請求項4】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通するように形成された結合孔を有する誘電体ブロック
    と、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記結合孔の内に設けられた導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  5. 【請求項5】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通するように形成された第1の結合孔を有し、且つ前記
    第2及び第4の共振孔の相互間において前記第1の端面
    から前記第2の端面に貫通するように形成された第2の
    結合孔を有する誘電体ブロックと、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  6. 【請求項6】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第2及び第4の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通するように形成された結合孔を有する誘電体ブロック
    と、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記結合孔の内に設けられた導電体と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
  7. 【請求項7】 互いに対向する第1及び第2の端面とこ
    れ等の間の側面とを有し、且つ前記第1の端面から前記
    第2の端面に貫通するように形成された第1及び第2の
    共振孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第3及び
    第4の共振孔を有し、且つ前記第1及び第3の共振孔の
    相互間において前記第1の端面から前記第2の端面に貫
    通するように形成された第1の結合孔を有し、且つ前記
    第2及び第4の共振孔の相互間において前記第1の端面
    から前記第2の端面に貫通するように形成された第2の
    結合孔を有する誘電体ブロックと、 前記第1、第2、第3及び第4の共振孔内に夫々設けら
    れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第1及び第2の結合孔の中に夫々設けられた導電体
    と、 前記第2の端面において前記第1の共振孔の内導電体と
    前記第2の共振孔の内導電体とを接続する第1の接続導
    電体と、 前記第2の端面において前記第3の共振孔の内導電体と
    前記第4の共振孔の内導電体とを接続する第2の接続導
    電体と、 前記第1の端面において前記第2及び第4の共振孔の内
    導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体とを備
    えていることを特徴とする誘電体フィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5793267A (en) * 1996-03-07 1998-08-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Dielectric block filter having first and second resonator arrays coupled together
KR100354850B1 (ko) * 1999-12-07 2002-10-05 주식회사 텔웨이브 소형 세라믹 공진기를 이용한 대역통과여파기
KR20210100432A (ko) * 2020-02-06 2021-08-17 (주)파트론 웨이브가이드 필터

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