JPH0661051B2 - バス駆動装置 - Google Patents
バス駆動装置Info
- Publication number
- JPH0661051B2 JPH0661051B2 JP62230290A JP23029087A JPH0661051B2 JP H0661051 B2 JPH0661051 B2 JP H0661051B2 JP 62230290 A JP62230290 A JP 62230290A JP 23029087 A JP23029087 A JP 23029087A JP H0661051 B2 JPH0661051 B2 JP H0661051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- bus driver
- diode
- driver
- signal pattern
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Logic Circuits (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバス駆動方式の改良に関し,特にデータ処理シ
ステムに用いられるバス駆動方式の改良に関する。
ステムに用いられるバス駆動方式の改良に関する。
(従来の技術) 従来,データ処理システムを実装すれ際には,第2図
(a)に示すように論理素子をプリント基板上に搭載して
パツケージ200を形成し,複数枚のパッケージ200
をバツクパネル100に実装することにより実現した3
次元実装方式が広く採用されている。
(a)に示すように論理素子をプリント基板上に搭載して
パツケージ200を形成し,複数枚のパッケージ200
をバツクパネル100に実装することにより実現した3
次元実装方式が広く採用されている。
このような実装形態において各パツケージ200間のデー
タ伝送を行う場合,バス伝送方式という信号伝送方式が
広く採用されている。この方式は,バツクパネル100
上の一本の信号パターン110を複数枚のパツケージ20
0が共有して使用するものである。本方式では,各パツ
ケージ内に信号を送受するためのバスドライバ210,
およびバスレシーバ220を配置し,信号パターン23
0とコネクタ240とを通して信号パターン110を形
成するバスラインに接続されている。
タ伝送を行う場合,バス伝送方式という信号伝送方式が
広く採用されている。この方式は,バツクパネル100
上の一本の信号パターン110を複数枚のパツケージ20
0が共有して使用するものである。本方式では,各パツ
ケージ内に信号を送受するためのバスドライバ210,
およびバスレシーバ220を配置し,信号パターン23
0とコネクタ240とを通して信号パターン110を形
成するバスラインに接続されている。
第2図(b)は上記機構配置を電気的に表わしたものであ
り,信号パターン110を形成するバスラインはプルア
ツプ用の抵抗器1を介して電源VTに接続されている。
り,信号パターン110を形成するバスラインはプルア
ツプ用の抵抗器1を介して電源VTに接続されている。
バスライン110を駆動するためのバスドライバ210
の出力回路は,第2図(c)に示すようにオープンコレク
タ形式の出力回路211にダイオード212を付加した
形をとつている。
の出力回路は,第2図(c)に示すようにオープンコレク
タ形式の出力回路211にダイオード212を付加した
形をとつている。
このようなバス方式におけるバスドライバ210からバス
レシーバ220までの信号の伝搬遅延時間tdは,一般
に第(1)式によつて与えられる。
レシーバ220までの信号の伝搬遅延時間tdは,一般
に第(1)式によつて与えられる。
ここで,tdoは信号パターン110の伝搬遅延時間,
Coは信号パターン110の静電容量,CLはバスドラ
イバ210およびバスレシーバ220の入出力端子の静
電容量,CPは信号パターン220の静電容量,CCは
コネクタ240の静電容量,Kは係数である。
Coは信号パターン110の静電容量,CLはバスドラ
イバ210およびバスレシーバ220の入出力端子の静
電容量,CPは信号パターン220の静電容量,CCは
コネクタ240の静電容量,Kは係数である。
一般にtd は小さいほどデータ処理システムの性能は向
上するので,tdを小さくすることが望まれる。CL,
CP,CCを小さくすればtd は小さくなる。CLを小さ
くするためには,ダイオード212が付加されているバ
スドライバ210をコネクタ240の近くに配置する必
要がある。しかし,バスドライバ210は物理的大き
さ,あるいはその他の理由でコネクタ240の近くに配
置できないことも多い。このため,信号パターン230
における静電容量CP も大きくなつてtdを小さくできな
い一因となつている。
上するので,tdを小さくすることが望まれる。CL,
CP,CCを小さくすればtd は小さくなる。CLを小さ
くするためには,ダイオード212が付加されているバ
スドライバ210をコネクタ240の近くに配置する必
要がある。しかし,バスドライバ210は物理的大き
さ,あるいはその他の理由でコネクタ240の近くに配
置できないことも多い。このため,信号パターン230
における静電容量CP も大きくなつてtdを小さくできな
い一因となつている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来技術によるバス駆動方式は,ダイオ
ードがバスドライバ内に置かれているため,バスライン
とバスドライバとの間に存在する信号ラインの静電容量
が常にバスラインに付加されていることになる。従つ
て,CPによつてtdが増加し,データ処理システムの性
能が低下するという欠点がある。
ードがバスドライバ内に置かれているため,バスライン
とバスドライバとの間に存在する信号ラインの静電容量
が常にバスラインに付加されていることになる。従つ
て,CPによつてtdが増加し,データ処理システムの性
能が低下するという欠点がある。
本発明の目的は,ダイオードをバスドライバと分離し,
バスラインの近傍に配置することにより上記欠点を除去
し,データ処理システムの性能が低下しないように構成
したバス駆動方式を提供することにある。
バスラインの近傍に配置することにより上記欠点を除去
し,データ処理システムの性能が低下しないように構成
したバス駆動方式を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるバス駆動方式はバスドライバと,ダイオー
ドとを具備して構成したものである。
ドとを具備して構成したものである。
バスドライバはプルアツプ抵抗を備えたオープンコレク
タ形,またはトーテンポール形のものである。
タ形,またはトーテンポール形のものである。
ダイオードは,バスドライバとバスラインとの間のバス
ライン近傍に設けられていて,アノードがバスライン側
になるように接続されたものである。
ライン近傍に設けられていて,アノードがバスライン側
になるように接続されたものである。
(実施例) 次に,本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a),(b)は,それぞれ本発明によるバス駆動方
式の実施例を示すブロツク図である。
式の実施例を示すブロツク図である。
第1図(a)において,250はバスドライバLSI,2
30はパツケージ内の信号パターン,240はコネク
タ,252はオープンコレクタドライバの出力をプルア
ツプするためのバスドライバLSI250内に設けられ
た抵抗器,212はバスライン(図示していない)の近
傍に設けられたダイオードである。
30はパツケージ内の信号パターン,240はコネク
タ,252はオープンコレクタドライバの出力をプルア
ツプするためのバスドライバLSI250内に設けられ
た抵抗器,212はバスライン(図示していない)の近
傍に設けられたダイオードである。
バスドライバLSI250から信号が送出されない場合
には,オープンコレクタバスドライバ251はオフの状
態にある。従つて,ダイオード212のカソードは抵抗
器252によりVT にプルアツプされる。バスラインの
電位はVT と同じか,あるいはそれより低いので,ダイ
オード212は常に逆バイアスされている。従つて,バス
ラインからは信号パターン220の静電容量CP はみえ
ないので,第(1)式のCP は無視されてtdは小さくな
る。
には,オープンコレクタバスドライバ251はオフの状
態にある。従つて,ダイオード212のカソードは抵抗
器252によりVT にプルアツプされる。バスラインの
電位はVT と同じか,あるいはそれより低いので,ダイ
オード212は常に逆バイアスされている。従つて,バス
ラインからは信号パターン220の静電容量CP はみえ
ないので,第(1)式のCP は無視されてtdは小さくな
る。
第1図(b)において,260はバスドライバLSIであ
る。第1図(b)のバスドライバLSI260はトーテン
ポール形式のものであり,バスドライバLSI260か
ら信号を送出する場合には,この出力を高レベルに保つ
ておけばよい。バスドライバLSI260の出力が高レ
ベルのときには,第1図(a)と同様な動作を行うことは
勿論である。
る。第1図(b)のバスドライバLSI260はトーテン
ポール形式のものであり,バスドライバLSI260か
ら信号を送出する場合には,この出力を高レベルに保つ
ておけばよい。バスドライバLSI260の出力が高レ
ベルのときには,第1図(a)と同様な動作を行うことは
勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は,ダイオードをバスドライ
バLSIと分離し,バスラインの近傍に配置することに
より,信号パターンの静電容量が無視できるのでtdを
小さくでき,データ処理システムの性能で向上させるこ
とができるという効果がある。さらに,バスの等価特性
インピーダンスの低下を防げるため,バスでの消費電力
を低下できるという効果がある。
バLSIと分離し,バスラインの近傍に配置することに
より,信号パターンの静電容量が無視できるのでtdを
小さくでき,データ処理システムの性能で向上させるこ
とができるという効果がある。さらに,バスの等価特性
インピーダンスの低下を防げるため,バスでの消費電力
を低下できるという効果がある。
第1図(a),(b)は,本発明によるバス駆動方式の実施
例を示すブロツク図である。 第2図(a)〜(c)は,従来技術によるバス駆動方式を示
す説明図である。 100……バツクパネル 200……パツケージ 210……バスドライバ 212……ダイオード 220……バスレシーバ 110,230……信号パターン 240……コネクタ 250,260……バスドライバLSI 252……抵抗器 CO,CL,CP,CC……静電容量 td,tdO……遅延時間 K……係数
例を示すブロツク図である。 第2図(a)〜(c)は,従来技術によるバス駆動方式を示
す説明図である。 100……バツクパネル 200……パツケージ 210……バスドライバ 212……ダイオード 220……バスレシーバ 110,230……信号パターン 240……コネクタ 250,260……バスドライバLSI 252……抵抗器 CO,CL,CP,CC……静電容量 td,tdO……遅延時間 K……係数
Claims (1)
- 【請求項1】プルアップ抵抗を備えたオープンコレクタ
形またはトーテンポール形のローアクティブの出力用バ
スドライバと、 前記バスドライバと前記バスラインとの間のバスライン
近傍に設けられていてアノードが前記バスライン側にな
るように接続されたダイオードとを具備してなることを
特徴とするバス駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62230290A JPH0661051B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | バス駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62230290A JPH0661051B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | バス駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6473411A JPS6473411A (en) | 1989-03-17 |
JPH0661051B2 true JPH0661051B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=16905498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62230290A Expired - Lifetime JPH0661051B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | バス駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661051B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10326131A (ja) | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Nec Corp | バスドライバ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04419Y2 (ja) * | 1986-02-12 | 1992-01-08 |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP62230290A patent/JPH0661051B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6473411A (en) | 1989-03-17 |
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