JPH06267622A - パッケージ間信号伝送装置 - Google Patents

パッケージ間信号伝送装置

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Publication number
JPH06267622A
JPH06267622A JP4837793A JP4837793A JPH06267622A JP H06267622 A JPH06267622 A JP H06267622A JP 4837793 A JP4837793 A JP 4837793A JP 4837793 A JP4837793 A JP 4837793A JP H06267622 A JPH06267622 A JP H06267622A
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JP
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JP4837793A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Yamaoka
信介 山岡
Tadao Imai
忠男 今井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックパネルによるパッケージ間の高速伝送
を可能とし、さらに同一信号を複数枚のパッケージへ分
配するような場合に、分配先のいずれかのパッケージを
活線挿抜しても他の分配先のパッケージに影響を与えず
に伝送できる装置を提供することを目的とする。 【構成】 プリント配線16を有するバックパネル13
に、複数のパッケージ111 〜11n を電気コネクタ1
1 〜18n を介して電気的に接続し、前記パッケージ
111 〜11n 間の信号伝送を前記電気コネクタ181
〜18n とバックパネル13のプリント配線16により
形成したパッケージ間信号伝送路を通して行うパッケー
ジ間信号伝送装置において、前記バックパネル13上に
バッファIC141 〜14n を搭載し、前記パッケージ
間信号伝送路に前記バッファIC141 〜14n を介在
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器において、内
部に複数のパッケージを持ち、それらのパッケージ間の
信号伝送をバックパネルのプリント配線を介して行うパ
ッケージ間信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種のパッケージ間信号伝送装
置の従来例を示す概略斜視図である。図において、11
〜1n はパッケージ、2は純粋なプリント配線板である
バックパネル、3は該バックパネル2上のプリント配線
である。4は出力側のパッケージ11 に実装されている
ドライバIC、5は入力側のパッケージ12 〜1n に実
装されているレシーバICである。
【0003】61 〜6n はパックパネル2とパッケージ
1 〜1n とを接続する電気コネクタである。以上の構
成により従来は、パッケージ間信号伝送を行う場合、出
力側のパッケージ11 に実装されているドライバIC4
等の電気素子の出力は、出力側のパッケージ位置の電気
コネクタ61 ,バックパネル2上のプリント配線3,入
力側のパッケージ12 n 位置の電気コネクタ62 〜6
n とにより形成したパッケージ間信号伝送路を経て、入
力側のパッケージ12 〜1n に実装されているレシーバ
IC5等の電気素子に入力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、パッケージ間信号伝送路に電気コネクタ
が介在するため、線路インピーダンスの管理ができな
い。また、線路インピーダンスの管理ができる電気コネ
クタを使用した場合においても、1対1の伝送では線路
インピーダンスの管理はできるが、複数枚のパッケージ
へ分配するような場合は、伝送路がツリー(tree)
型配線となり、パッケージ間信号伝送路の線路インピー
ダンスの管理が非常に難しくなる。
【0005】よって、線路インピーダンスが不整合とな
る電気コネクタを使用した場合は、バックパネルを介し
た伝送のすべての場合、線路インピーダンスの整合がと
れる電気コネクタを使用した場合は1枚のパッケージか
ら複数枚のパッケージへバックパネルを介して分配する
伝送の場合、パッケージ間信号伝送路中での反射が無視
できないような高速伝送は困難となるという問題があっ
た。
【0006】また、1枚のパッケージから複数枚のパッ
ケージへ同一記号を分配する伝送では、分配先のいずれ
かのパッケージを活線挿抜すると他の分配先のパッケー
ジへの伝送に影響を与えてしまうという問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑み、バックパネルによるパ
ッケージ間の高速伝送を可能とし、さらに同一信号を複
数枚のパッケージへ分配するような場合に、分配先のい
ずれかのパッケージを活線挿抜しても他の分配先のパッ
ケージに影響を与えずに伝送できる装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、パッケージ間信号伝送路を短いシーケン
スに区切り、インピーダンス管理が可能なシーケンスで
は、インピーダンス整合を計ることができ、インピーダ
ンス管理ができないシーケンスでは伝送路長を短くする
等の処置を行うようにする。
【0008】すなわち、本発明は、プリント配線を有す
るバックパネルに、複数のパッケージを電気コネクタを
介して電気的に接続し、前記パッケージ間の信号伝送を
前記電気コネクタと前記バックパネルのプリント配線に
より形成したパッケージ間信号伝送路を通して行うパッ
ケージ間信号伝送装置において、前記バックパネル上に
バッファICを搭載し、前記パッケージ間信号伝送路に
前記バッファICを介在させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の本発明によれば、パッケージからバ
ックパネルに配線が出た直後とバックパネルからパッケ
ージに配線が入る直前等にバッファICをバックパネル
上に介在させ、必要であれば、バックパネルのプリント
配線もバッファICを介在させれば、パッケージ間信号
伝送路をバッファICにより短いシーケンスに区切り、
パッケージ間でやりとりされる信号を各シーケンスで各
バッファICにより整合しながら伝送することができ
る。
【0010】
【実施例】以下図面に従って実施例を説明する。図1は
本発明の第1の実施例を示す概略斜視図、図2は同実施
例の回路図であり、これは、パッケージからバックパネ
ルに配線が出た直後とバックパネルからパッケージに配
線が入る直前にバッファICをバックパネル上に介在さ
せたものである。
【0011】図において、111 〜11n は電気コネク
タ181 〜18n 付きパッケージ(以下パッケージ)、
121 〜12n は該パッケージ111 〜11n にそれぞ
れ搭載されているバッファICである。13は前記パッ
ケージ111 〜11n を収容するバックパネル、141
〜14n は該バックパネル13上に搭載されておりパッ
ケージ111 〜11n の実装位置の近傍にそれぞれパッ
ケージに対応して1個ずつ配置されているバッファI
C、151,152 は終端抵抗、16はプリント配線であ
る。
【0012】ここで、パッケージ111 の出力信号をパ
ッケージ112 〜11n へ分配する場合、パッケージ1
1 に搭載されているバッファIC121 の出力端子は
電気コネクタ181 を介してバッファIC141 の入力
端子と終端抵抗151 に短い配線長で接続され、バッフ
ァIC141 の出力端子はバッファIC142 〜14 n
の各入力端子および終端抵抗152 と線路インピーダン
スの管理された一筆書きの配線によって接続され、バッ
ファIC142 〜14n の出力端子はそれぞれパッケー
ジ112 〜11n に搭載されているバッファIC122
〜12n の入力端子に電気コネクタ182 〜18n を介
して短い配線長で接続される。
【0013】以上の構成の本実施例の作用を以下に説明
する。まず、バッファIC121 の出力はバッファIC
141 に入力され、バッファIC141 の出力はバッフ
ァIC142 〜14n に入力され、バッファIC14 2
〜14n の出力はそれぞれバッファIC122 〜12n
に入力される。こうすることにより、バッファIC14
1 の出力はインピーダンス整合の取れた伝送路により反
射の無い良好な高速信号がバッファIC142 〜14n
へ伝送でき、電気コネクタ181 〜18n を介したバッ
ファIC121 〜12n とバッファIC141 〜14n
間のそれぞれの信号伝送は、線路インピーダンスが不整
合であっても伝送路長を短くしているため、ビットレー
トの高速化が図れる。また、パッケージ112 〜11n
のいずれかを活線挿抜しても他のパッケージに影響を与
えずに伝送できる。
【0014】ここで、上記構成の第1の実施例はバッフ
ァICの数が最小限に止めてあるので、装置の低コスト
化につながるが、バッファIC141 にはドライブ能力
の限界があることから、パッケージの実装数が多い装置
には適さない。そこで、パッケージの実装数が多い場合
に対応できる構成を以下に示す。図3は本発明の第2の
実施例を示す概略斜視図、図4は同実施例の回路図であ
り、これはバックパネルのプリント配線にもバッファI
Cを介在させたものである。
【0015】図において、111 〜11n は電気コネク
タ181 〜18n 付きパッケージ(以下パッケージ)、
121 〜12n は該パッケージ111 〜11n にそれぞ
れ搭載されているバッファICである。13は前記パッ
ケージ111 〜11n を収容するバックパネル、171
〜17n は該バックパネル13上に搭載されておりパッ
ケージ111 〜11n の実装位置の近傍にそれぞれパッ
ケージに対応して1個ずつ配置されている2つの出力を
持ったバッファIC、151,152 は終端抵抗、16は
プリント配線である。
【0016】ここで、パッケージ111 の出力信号をパ
ッケージ112 〜11n へ分配する場合、パッケージ1
1 に搭載されているバッファIC121 の出力端子は
電気コネクタ181 を介してバッファIC171 の入力
端子と終端抵抗151 に短い配線長で接続され、バッフ
ァIC171 の出力端子はバッファIC172 の入力端
子および終端抵抗152 と線路インピーダンスの管理さ
れた一筆書き配線によって接続される。バッファIC1
2 の2つの出力端子のうち一方はバッファIC173
の入力端子および終端抵抗153 と線路インピーダンス
の管理された一筆書き配線によって接続され、他方はパ
ッケージ112 に搭載されているバッファIC122
入力端子に接続され、以下同様にバッファIC17n-1
の2つの出力端子のうち一方はバッファIC17n の入
力端子および終端抵抗15n と線路インピーダンスの管
理された一筆書き配線によって接続され、他方はパッケ
ージ11n-1 に搭載されているバッファIC12n-1
入力端子に電気コネクタ18n-1 を介して短い配線長で
接続される。そしてバッファIC17n の出力はパッケ
ージ11n に搭載されているバッファIC12n の入力
端子に電気コネクタ18n を介して短い配線長で接続さ
れる。
【0017】以上の構成の本実施例の作用を以下に説明
する。まず、バッファIC121 の出力はバッファIC
171 に入力され、バッファIC171 の出力はバッフ
ァIC172 の入力となる。バッファIC172 の出力
はバッファIC122 の入力とバッファIC173 の入
力となり、以下同様にバッファIC17n-1 の出力はバ
ッファIC12n-1 の入力とバッファIC17 n の入力
となる。そしてバッファIC17n の出力はバッファI
C12n の入力となる。
【0018】このような構成にすることにより、バッフ
ァIC17n とバッファIC17n+ 1 間の伝送はインピ
ーダンス整合のとれた伝送路により反射のない良好な高
速信号が伝送でき、電気コネクタ181 〜18n を介し
たバッファIC121 〜12 n とバッファIC171
17n 間のそれぞれの信号伝送は、線路インピーダンス
が不整合であっても伝送路長を短くしているため、ビッ
トレートの高速化が図れる。また、パッケージ112
11n のいずれかを活線挿抜しても他のパッケージに影
響を与えずに伝送できる。
【0019】以上の如く、上記構成の第2の実施例によ
れば、第1の実施例の如く1つのバッファICが複数の
バッファICをドライブするのではなく、バッファIC
は全て1対1でドライブするので、1つのバッファIC
のドライブ能力に頼るということが無くなり、バッファ
ICのドライブ能力によるパッケージ実装数の限界とい
うものはなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明は、プ
リント配線を有するバックパネルに、複数のパッケージ
を電気コネクタを介して電気的に接続し、前記パッケー
ジ間の信号伝送を前記電気コネクタとバックパネルのプ
リント配線により形成したパッケージ間信号伝送路を通
して行うパッケージ間信号伝送装置において、前記バッ
クパネル上にバッファICを搭載し、前記パッケージ間
信号伝送路に前記バッファICを介在させたので、パッ
ケージ間信号伝送路を短いシーケンスに区切り、インピ
ーダンス管理が可能なシーケンスでは、インピーダンス
整合を計ることができ、インピーダンス管理ができない
シーケンスでは伝送路長を短くする等の処置ができる。
【0021】これにより、バックパネルによるパッケー
ジ間の高速伝送を可能とし、さらに同一信号を複数枚の
パッケージへ分配するような場合に、分配先のいずれか
のパッケージを活線挿抜しても他の分配先のパッケージ
に影響を与えずに伝送できる装置を提供するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図5】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
111 〜11n パッケージ 121 〜12n バッファIC 13 バックパネル 141 〜14n バッファIC 151,152 終端抵抗 16 プリント配線 171 〜17n バッファIC 181 〜18n 電気コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線を有するバックパネルに、
    複数のパッケージを電気コネクタを介して電気的に接続
    し、前記パッケージ間の信号伝送を前記電気コネクタと
    前記バックパネルのプリント配線により形成したパッケ
    ージ間信号伝送路を通して行うパッケージ間信号伝送装
    置において、 前記バックパネル上にバッファICを搭載し、前記パッ
    ケージ間信号伝送路に前記バッファICを介在させたこ
    とを特徴とするパッケージ間信号伝送装置。
JP4837793A 1993-03-09 1993-03-09 パッケージ間信号伝送装置 Pending JPH06267622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4837793A JPH06267622A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 パッケージ間信号伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4837793A JPH06267622A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 パッケージ間信号伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06267622A true JPH06267622A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12801640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4837793A Pending JPH06267622A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 パッケージ間信号伝送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06267622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10362704B2 (en) 2017-08-04 2019-07-23 Fujitsu Limited Information processing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10362704B2 (en) 2017-08-04 2019-07-23 Fujitsu Limited Information processing apparatus

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