JP2000151721A - 電子機器のバスライン終端回路 - Google Patents

電子機器のバスライン終端回路

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JP2000151721A
JP2000151721A JP10314992A JP31499298A JP2000151721A JP 2000151721 A JP2000151721 A JP 2000151721A JP 10314992 A JP10314992 A JP 10314992A JP 31499298 A JP31499298 A JP 31499298A JP 2000151721 A JP2000151721 A JP 2000151721A
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JP
Japan
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bus line
pkg
circuit
resistors
loads
Prior art date
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Pending
Application number
JP10314992A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
寛 小野
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスラインに接続される負荷の数によって終
端抵抗値を変化させ、反射波の影響を極力抑える様にし
たバスライン終端回路を提供する。 【解決手段】 複数の負荷が接続されるバスラインを終
端するためのバスライン終端回路であって、上記バスラ
インに接続された負荷の数を検出する検出手段と、複数
の抵抗と、上記バスラインを終端するのに最適な合成抵
抗値を得るため上記検出された接続負荷の数に従って上
記複数の抵抗とバスラインとの間の接続状態を切り替え
る抵抗切り替え手段とを具備する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の信号線を共
通線としてのバスラインに接続するバスライン構成にお
ける終端回路に関し、特に、負荷の数、すなわち分布負
荷の容量により変化するバスラインのインピーダンスに
対応して終端抵抗値を最適に変化させることが出来るバ
スライン終端回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ブックシェルフ型の電子機器では複数の
プリント基板(以下、PKG)をバスラインの配設され
たバックプレーンに接続して、複数のPKG上の信号線
をバスラインに共通に接続して1本のバスラインを複数
のPKGで共有し、時分割で使用する場合がある。図4
に従来のブックシェルフ型の電子機器の接続モデル図を
示す。図4に示した接続モデル図において、バックプレ
ーン1には複数のPKG(PKG−1〜N)が各々コネ
クタ3−1〜Nを介して接続される。すなわち、上記各
PKG(PKG−1〜N)上の信号線はバスバッファ6
−1〜Nによりバスライン2に接続される。上記バスラ
イン2はその両端の終端抵抗RT8−1〜2からなる終
端回路で終端される。そして、上記バスライン2が高速
信号ラインの場合、負荷が搭載されていない状態(無負
荷時)の特性インピーダンスZ0が下記の(1)式で求
められるような伝送ラインとなることが知られている。
【0003】ここで、上記L0は単位長さ当りの分布イ
ンダクタンスで、C0は単位長さ当りの分布容量であ
る。この容量値は無負荷時のバスライン2に対するもの
である。また、上記PKGをバックプレーン1上のバス
ライン2に接続するためのコネクタの容量C14−1〜
Nやバスバッファ6−1〜Nの入出力容量C25−1〜
N等により、均一な負荷がバスライン2にかかっている
ときは、負荷時のインピーダンス値ZLは下記の(2)
式で求められることが知られている。 ここで上記CLはバスライン2に均一な負荷がかかって
いるときの、単位長さ当りの分布負荷容量である。すな
わち上記(2)式より、PKG(すなわち負荷)が多く
接続されるとCLが大きくなり、上記バスライン2のイ
ンピーダンスは無負荷の状態のインピーダンスよりも低
くなる。そこで、上記バスライン2を伝送する信号が高
速でかつその伝送距離が長い場合に反射波の影響を軽減
するため、および不要輻射を避けるために上記バスライ
ン2の端に終端回路8が設けられている。上記バスライ
ンの終端においては、直列終端、並列終端、テブナン終
端、AC終端等、様々な方法が知られているが、図4で
はバスラインの端で終端電圧によりプルアップされた抵
抗で終端する並列終端を示している。そして、バスライ
ンを持つ電子機器の中には、バスラインに接続される負
荷の数が変動する、すなわち使用しないPKGは外して
おき、必要になったらPKGを追加するようなものもあ
る。
【0004】一例として、図5では全てのPKGが距離
Aの等間隔に接続された状態のバスラインのモデル図を
示し、図6には距離4Aの間隔に2つのPKGのみ接続
された状態のバスラインのモデル図を示す。図5のモデ
ル図ではCL=(C1+C2)/A、図6のモデル図で
は、CL=(C 1+C2)/4Aであるため、前記(2)
式に代入すると、インピーダンス値ZLは下記(3)、
(4)式の様になる。 ここでX/4≫1の場合、ZL2=2ZL1であり、バスラ
インのインピーダンスは2倍異なることとなる。しか
し、従来においては負荷の数にかかわらずに、全てのP
KGが接続された状態のバスラインのインピーダンスと
無負荷の状態のバスラインのインピーダンスの相加平均
を以てバスラインのインピーダンスとして用いたり、1
/2負荷状態のバスラインのインピーダンスを用いて、
そのインピーダンスの終端回路でバスラインを終端する
様にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
バスラインの終端方法では負荷の接続数にかかわらず常
に終端抵抗値は一定であるため、負荷の接続数により変
動するバスラインのインピーダンスと同じ抵抗値での終
端はできず、このためインピーダンスの不整合により反
射波の影響が大きくなり波形が歪むという欠点があっ
た。本発明は、上述したような従来の問題点を除去する
ためになされたものであって、バスラインに接続される
負荷の数によって終端抵抗値を変化させ、反射波の影響
を極力抑えることができるバスライン終端回路を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、複数の負荷が接続されるバスラインを終
端するためのバスライン終端回路であって、上記バスラ
インに接続された負荷の数を検出する検出手段と、複数
の抵抗と、上記バスラインを終端するのに最適な合成抵
抗値を得るため上記検出された接続負荷の数に従って上
記複数の抵抗とバスラインとの間の接続状態を切り替え
る抵抗切り替え手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明によるバスライン
終端回路の一実施形態を有する電子機器の接続モデル図
である。図1に示す様に、この電子機器は、バスライン
2を有しており、上記バスライン2には従来同様に複数
のPKG(PKG−1〜N)が接続され、そのバスライ
ン2の両端に、それぞれバスライン終端回路12が設け
られており、終端されている。そして、上記各終端回路
12は、電源VTと、上記電源VTにその一端が接続され
た複数の抵抗値の異なる抵抗10−1〜Nと、上記複数
の抵抗10−1〜Nの他端にそのドレイン側がそれぞれ
接続されると共にそのソース側が上記バスライン2に接
続された複数のトランジスタ9−1〜Nと、上記複数の
トランジスタ9−1〜Nの各デート側に接続されたデコ
ーダ回路11と、上記デコーダ回路11に接続された負
荷数判定回路13とを有しており、上記負荷数判定回路
13には上記PKG(PKG−1〜N)よりの実装情報
が入力される様になっている。なお、上記PKG(PK
G−1〜N)よりの実装情報は、上記各PKGが上記バ
スライン2に接続されているかどうかを示す情報であ
り、上記各PKGの接続部に遊び端子を設け、その遊び
端子が上記バスライン2に接続されているか否かを検出
した情報でも良いし、他の方法で上記各PKG(PKG
−1〜N)とバスライン2との接続状態を検出したもの
でも良い。
【0008】次に、動作を説明すると、上記終端回路1
2では、上記PKG(PKG−1〜N)よりの実装情報
に基づいて上記負荷数判定回路13が上記負荷(PK
G)の数を認識する。そして、上記負荷数判定回路13
は、上記接続されたPKGの数を上記デコーダ回路11
に入力し、上記デコーダ回路11は、上記接続されたP
KGの数に従って抵抗値の異なるトランジスタ9−1〜
Nの内の所定の一つをONの状態にする。この動作によ
ってバスライン2の端は複数の抵抗10−1〜Nの内の
どれか一つと電気的に接続されるため、どの抵抗を終端
抵抗とするかが上記接続されたPKGの数によって決定
される。すなわち、一例をあげると、図2に示す様に、
1つのスイッチ(トランジスタ9−1)がオンされて、
抵抗値が決定される。なお、図3に示す様に、複数のト
ランジスタをONにして抵抗が並列に接続されるように
デコーダ出力を2つ以上アクティブにしてもよい。上記
実施形態においては、このようにして上記バスライン2
に接続されるPKGの数に応じて決まるバスライン2の
インピーダンスに合わせてバスライン2の終端を行うこ
とができる。上記実施形態では図1のように複数の抵抗
の接続替えをする際にトランジスタで電気的なスイッチ
を構成した例を示したが本発明はこれのみに限定される
ものではなく、リレーなどによる物理的なスイッチによ
って構成してもよい。また、図1では複数の抵抗を並列
に接続している例を示したが、直列に抵抗を接続した
り、直列/並列混合で複数の抵抗を接続したものであっ
てもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上説明した如く構成するも
のであるから、バスラインに接続される負荷の数によっ
て終端抵抗値を変化させることができ、バスラインの反
射波の影響を極力抑え、伝送品質を高める上で著しい効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバスライン終端回路の一実施形態
を有する電子機器の接続モデル図である。
【図2】図1に示したバスライン終端回路の抵抗の接続
状態を示す説明図である。
【図3】図1に示したバスライン終端回路の抵抗の接続
状態を示す説明図である。
【図4】従来のブックシェルフ型の電子機器の接続モデ
ル図である。
【図5】図4に示した従来例において、全てのPKGが
距離Aの等間隔に接続された状態のバスラインの接続モ
デル図である。
【図6】図4に示した従来例において、距離4Aの間隔
に2つのPKGのみ接続された状態のバスラインの接続
モデル図である。
【符号の説明】
1…バックプレーン、2…バスライン、3−1〜N…コ
ネクタ、4−1〜N…コネクタの容量C1、5−1〜N
…バスバッファの入出力容量C2、6−1〜N…バスバ
ッファ、7…バスラインの単位長さ当りの容量C0、8
−1〜2…終端抵抗RT、9−1〜N…スイッチング用
トランジスタ、10−1〜N…抵抗、11…デコーダ回
路、12…バスライン終端回路、13…負荷数判定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷が接続されるバスラインを終
    端するためのバスライン終端回路であって、上記バスラ
    インに接続された負荷の数を検出する検出手段と、複数
    の抵抗と、上記バスラインを終端するのに最適な合成抵
    抗値を得るため上記検出された接続負荷の数に従って上
    記複数の抵抗とバスラインとの間の接続状態を切り替え
    る抵抗切り替え手段とを具備することを特徴とするバス
    ライン終端回路。
JP10314992A 1998-11-05 1998-11-05 電子機器のバスライン終端回路 Pending JP2000151721A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391230B2 (en) 2005-03-03 2008-06-24 Elpida Memory, Inc. Adjustment of termination resistance in an on-die termination circuit
JP2009152865A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Nec Electronics Corp 終端回路
JP2016010137A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 株式会社デジタル 終端抵抗値設定装置

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