JPH0661050U - トンネルマルチ用支柱差し込み装置 - Google Patents

トンネルマルチ用支柱差し込み装置

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JPH0661050U
JPH0661050U JP936393U JP936393U JPH0661050U JP H0661050 U JPH0661050 U JP H0661050U JP 936393 U JP936393 U JP 936393U JP 936393 U JP936393 U JP 936393U JP H0661050 U JPH0661050 U JP H0661050U
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JP
Japan
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rod
guide rail
shape
inverted
shaped body
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Pending
Application number
JP936393U
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English (en)
Inventor
和夫 大島
建治 伊藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、形状復元姓を有する棒状体を容易
に逆U字状に曲げて圃場に差し込みことができるトンネ
ルマルチ用支柱差し込み装置を提供せんとするものであ
る。 【構成】 上下動する差し込み装置の供給経路の一側
に、形状復元性を有する直線状の棒状体が起立姿勢でそ
の下端が嵌合する第1ガイドレールを設け、他側には前
記棒状体を逆U字状に曲げた状態で他端が嵌合する第2
ガイドレールを設け、前記第1ガイドレールの上部に、
棒状体の下部寄りが係合する波形受材を設けたことを特
徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トンネルマルチにおけるマルチシートを張るための支柱を圃場に差 し込むトンネルマルチ用支柱差し込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄製又はアルミ性のパイプを曲げ加工して一定の逆U字状に成型し、こ れを圃場に運んで差込装置により両端部を圃場に差し込む装置、又は直線状態の ものを差込装置にセットし、逆U字状に曲げながら押し下げて両端部を圃場に差 し込むトンネルマルチ用支柱差し込む装置は既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記既知のトンネルマルチ用支柱差し込み装置中、棒状体を予め曲げ成型する ものは、運搬、及び差し込み手段への補給が困難であると共に広い保管スペース を必要とし、しかも、支柱を反復して使用する場合、それが変形すると差し込み ミスが多発すると共にマルチトンネルが変形した。 また、直線上の棒状体を逆U字状に湾曲させながら圃場に差し込む装置は、一 旦曲げ加工すると、それが逆U字状に成型された状態になって前述の不具合が生 じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上下動する差し込み装置の供給経路の一側に、形状復元性を有す る直線状の棒状体が起立姿勢でその下端が嵌合する第1ガイドレールを設け、他 側には前記棒状体を逆U字状に曲げた状態で他端が嵌合する第2ガイドレールを 設け、前記第1ガイドレールの上部に、棒状体の下部寄りが係合する波形受材を 設けることにより前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】 直線状に伸長した形状復元性を有する棒状体を、起立姿勢にしてその下端を第 1ガイドレールに嵌合すると共に波形受材の一つの凹部に係合した状態で棒状体 の他端側を持って逆U字状に曲げ、他端を第2ガイドレールに嵌合する。このよ うにして多数本の棒状体を嵌合セットした後、これらの棒状体を供給しながら差 し込みを駆動すると共に機体を走行させると、該差し込み装置は供給された棒状 体を1本づつ押し下げて適当な間隔で圃場に差し込み、その上にビニールシート を張ると共に両側縁を地中に押し込む。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に示すトンネルマルチ敷設機ついて説明すると、機枠 1はマストフレーム2、サイドフレーム3及び縦フレーム4等からなり、その高 さ及び幅の略中央から前方へ突出したトップリンクブラケット5と下部両側から 突出したロアリンクブラケット6,6にトラクタのトップリンク7及び左右のロ アリンク8,8を連結し、トラクタのリフトアームはロアリンク8,8にリフト ロッド8a,8aを介して連結されているので、トンネルマルチ敷設機を略一定 の姿勢を保ちながら昇降させることができる。
【0007】 棒状体は可撓性を有するグラスロッド10により構成されていて湾曲させるこ とができると共に曲げ作用力を解除すると直線状に復元するものであって、この グラスロッド10を逆U字状に湾曲させてその両端を土中に差し込む装置の昇降 枠11は複動油圧シリンダ14により適宜の縦ガイドレールで一定の姿勢を保ち ながら昇降するように前記機枠1に装着されていて両側にはカムレール13,1 3を有しており、後面には逆U字状に曲げられたグラスロッド10湾曲部を上方 から押える複数の突片15・・を設けてある。
【0008】 また、マストフレーム2の横桟16の両側部に突設した受金17,17には下 部が内側に向けて折曲した揺動アーム18,18の上部寄りを枢支し、それらの 揺動アーム18,18の下部内端は一方が長いコ字状の受部20に形成され、該 揺動アーム18,18の上端部には、前記カムレール13,13に当接するロー ラ21,21を軸支すると共にスプリング22により内側へ引張られている。
【0009】 前記差し込み装置の後方の供給装置のフレームは前後の間隔を置いた複数の鞍 型フレーム23・・と、その頂部中央及び左右の肩部にステー(図4では図示を 省略)介して取付けた支えガイド杆25,26,27と、脚部の中途に取付けた 側部受ガイド杆28とで構成されており、支えガイド杆25,26,27及び側 部受ガイド杆28は、後述するように手で逆U字状に曲げたグラスロッド10上 部湾曲部及び側部の内面に当接して保持すると共に供給時に案内部材になり、前 記鞍型フレーム23・・の下部一側と他側には、断面が上向きコ字状をなす第1 ガイドレール30と第2ガイドレール31をそれぞれ固定し、鞍型フレーム23 ・・の下端は下方のサイドフレーム3,3から垂下したステー32に螺着されて いる。
【0010】 前記逆U字状にしたグラスロッド10の頂部面を案内する押さえガイド杆33 に固定した前後一対のプレート34は、それぞれボス35を有していて把持杆3 6により連結されており、それらのボス35,35をフレームと一体な前後一対 の横杆37,37に遊嵌されているので、把持杆36を持って外側方へ引張ると 押さえガイド杆33は第2図に鎖線で示すように側方へ退避する。
【0011】 そして、前記鞍型フレーム23・・の第1ガイドレール30側の外側面には、 グラスロッド10の直径と略等しいか乃至はそれよりもやや大なるピッチの波形 受材38を固定してあり、直線状に伸長した多数のグラスロッド10を供給部に セットする時、押さえガイド杆33を前述のように側方へ退避させた状態で、グ ラスロッド10の下端を第1ガイドレール30の溝に貫挿すると共に図2及び図 4に示すように波形受材38により受けることにより内側へ向かう凭れ姿勢にし て並べた後、前方又は後方のものから他端部を手で持って逆U字状に曲げ、他端 を第2ガイドレール31に嵌合し、前記押さえガイド杆33を図2に実線で示す 中央に戻し、適宜のロック装置により位置固定すると供給体制が整う。
【0012】 次に、前述のようにしてセットした多数のグラスロッド10・・を押し出す装 置について説明すると、昇降枠11の前面に平面視でU字状をなす駆動杆39を 突設し、マストフレーム2の上部前面に回動自在に支架した横軸56に、先端が 二又状になっていて前記駆動杆39と対向する従動杆57を一方向クラッチ54 を介して装着し、巻き取りロール55は前記横軸56に手動レバーにより操作さ れる断続クラッチを介して連動連結してあるので、該断続クラッチを入りにして 前記巻き取りロール55と横軸56が一体回転するようにして、グラスロッド差 し込み時に、昇降枠11が上昇する度毎、駆動杆39が従動杆57を上昇回動さ せ、その時一方向クラッチ54は入りになるので巻き取りロール55は横軸56 と共に一定角度づつ回動してそれに巻き掛けたワイヤー(またはロープ)40を 、グラスロッド10が1本送り出されるピッチ分だけ巻き取り、上記ワイヤー4 0は滑車41,42,43を経て後方へ引き出されてスプリングを介して押し出 し体45に連結され、該押し出し体45の前部は側面視でも、背面視でもL字状 をなしていてその前端は逆U字状にしてセットされた最後部のグラスロッド10 の上端後面に当接し、上面のステー46,46の上端に装着したローラーは上部 ガイドレール47に嵌合しているので、ワイヤー40が前述のように巻き取られ ると1本分だけ押し出す。また、図示してないが前記巻き取りロール55には別 の2本のワイヤー40aが巻き付けてあり、それらのワイヤー40aは上部及び 下方の滑車44,44により両側下部へ導出され、その後端は前述のものと同様 な押し出し体45に連結されているので、グラスロッド10の両端も頂部を同期 して押し出される。なお、押し出し体45を後方へ戻す時は前記断続クラッチを 手動レバーにより切ると巻き取りロール55は横軸56に対して回転自在になる から押し出し体45・・を後方に引張って戻すことができる。
【0013】 このように押し出されて最前端に到達したグラスロッド10・・の上部は、支 えガイド杆25,26,27及び側部受ガイド杆28の前端から離れて図3に示 すごとく昇降枠11の突片15・・の下面に侵入して受け止められ、下部は第1 ガイドレール30及び第2ガイドレール31の前端から脱出して前記揺動アーム 18,18の受部20に嵌入する。この状態で、複動油圧シリンダ14が縮小作 動して昇降枠11を下降すると、ローラ21,21がカムレール13,13によ り外側方へ押し出され、それにより受部20,20がグラスロッド10の両端部 を内側へ押し込んで傾斜角を著しく小さくなし、昇降枠11が更に下降するとグ ラスロッド10の下端部は、苗が植付けられた畝の両側部に差し込まれる。しか る後、複動油圧シリンダ14が伸長作動して昇降枠11が上昇すると、ローラ2 1,21がカムレール13,13から離れ、揺動アーム18,18はスプリング 22,22により引張られるので揺動して元の姿勢に復帰する。このような作動 を反復しながらトラクタを走行させると、多数のグラスロッド10・・が間隔を 置いてトンネル状に立設される。
【0014】 トンネルマルチ敷設機は走行安定輪48を有し、その後部に設けたシート張り 装置は、マルチシート49を巻いたリール50と、マルチシート49の両側を土 中に押し込む敷設輪51,51と、土中に押し込まれたマルチシート49の外側 に土を押し付ける培土ディスク52,52と、ガイド53とからなり、繰り出さ れたマルチシート49は、ガイド53を経て直前で立設されたグラスロッド10 上に導出され、両側部は敷設輪51,51により土中に押し込まれ、その外側に 前記培土ディスク52,52が土を連続的に押し付ける。
【0015】 そして、作物を収穫した後、マルチシート49及びグラスロッド10を取り払 った時、該グラスロッド10はいずれも直線状に伸長するので、それを集めてそ のまま、又は適宜本数を束ねて格納する。また、次回に使用する時、運搬及び供 給が容易であると共に圃場に逆U字状にして差し込んだ時、すべてのものが一定 の形状になり、整然とした形状のマルチトンネルを容易に得ることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上下動する差し込み装置の供給経路の一側に、形状復元性を有する 直線状の棒状体が起立姿勢でその下端が嵌合する第1ガイドレール30を設け、 他側には前記棒状体を逆U字状に曲げた状態で他端が嵌合する第2ガイドレール 31を設け、前記第1ガイドレール30の上部に、棒状体の下部寄りが係合する 波形受材38を設けたので、棒状体の運搬及び格納を容易に行うことができるも のでありながら、多数の棒状体を支柱差し込み装置の供給部にセットする時、直 線上に伸長した棒状体一端を第1ガイドレール30に嵌合すると共にその上部を 波形受材38により受け止めることにより多数本の棒状体を凭れ姿勢にして並べ ることができ、この状態で棒状体は形状復元性を有するにも拘らずそれを高能率 に逆U字状に湾曲させて他端を第2ガイドレール31に容易に嵌合セットするこ とができる。 また、トンネルマルチが不要になった時、前記棒状体を抜き取ると、直線状に 伸長するので、爾後の各種処理を容易に行うことができると共に何度使用しても 不規則に変形することがなく整然とした形状のトンネルマルチを再現することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネルマルチ機の側面図である。
【図2】同上中間部の一部を省略した横断面図である。
【図3】差し込み部の背面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【符号の説明】
2 マストフレーム 11 昇降枠 13 カムフレーム 18 揺動アーム 20 受部 30 第1ガイドレール 31 第2ガイドレール 38 波形受材 45 押し出し体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動する差し込み装置の供給経路の一
    側に、形状復元性を有する直線状の棒状体が起立姿勢で
    その下端が嵌合する第1ガイドレールを設け、他側には
    前記棒状体を逆U字状に曲げた状態で他端が嵌合する第
    2ガイドレールを設け、前記第1ガイドレールの上部
    に、棒状体の下部寄りが係合する波形受材38を設けた
    ことを特徴とするトンネルマルチ用支柱差し込み装置。
JP936393U 1993-02-10 1993-02-10 トンネルマルチ用支柱差し込み装置 Pending JPH0661050U (ja)

Priority Applications (1)

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JP936393U JPH0661050U (ja) 1993-02-10 1993-02-10 トンネルマルチ用支柱差し込み装置

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JP936393U JPH0661050U (ja) 1993-02-10 1993-02-10 トンネルマルチ用支柱差し込み装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661050U true JPH0661050U (ja) 1994-08-30

Family

ID=11718402

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JP936393U Pending JPH0661050U (ja) 1993-02-10 1993-02-10 トンネルマルチ用支柱差し込み装置

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JP (1) JPH0661050U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112314292A (zh) * 2020-11-15 2021-02-05 西北农林科技大学 一种拱棚支柱自动扦插机控制系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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