JPH0660974U - リテーナ - Google Patents

リテーナ

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JPH0660974U
JPH0660974U JP737193U JP737193U JPH0660974U JP H0660974 U JPH0660974 U JP H0660974U JP 737193 U JP737193 U JP 737193U JP 737193 U JP737193 U JP 737193U JP H0660974 U JPH0660974 U JP H0660974U
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JP
Japan
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lid
electric wire
base
retainer
bent
Prior art date
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JP737193U
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JP2603233Y2 (ja
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光弘 藤谷
一元 近田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子を圧着してからでも装着できるようにし
て作業性を向上させる。 【構成】 基壁21の前方には肉厚としたガイド部23
を形成してあり、同ガイド部23には上方から下方へ向
けて二つの切り欠き24,24を形成してある。蓋体3
0は基壁21の右上端部分に対して薄板状に形成された
ヒンジ部40を介して接続されており、同ヒンジ部40
を撓ませて基部20の側に折り返したときに係止機構に
よって係止可能となっている。端子Tを圧着させた一対
の電線Wをガイド部23の切り欠き24内に挿入し、ヒ
ンジ部40を撓ませながら蓋体30を基部20の側に覆
いかぶせる。蓋体30と基部20とが係止されると、電
線Wはガイド部23の切り欠き24と基壁21とによっ
て屈曲された状態のまま蓋体30と基部20との間に保
持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リテーナに関し、特に、電線を屈曲状態で保持するためのリテーナ に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のリテーナとして、図6〜図8に示すものが知られている。 図6に示すように、それぞれ板状とした前板1と後板2は薄板としたヒンジ部 3を介して接続された一体構造をなしている。前板1には二つの電線貫通孔4, 5を形成してあり、後板2には側面から鉛直方向に突出する係止爪6,7を形成 してある。ここにおいて、同係止爪6,7は後板2の側面から突出し、先端部で は内側に向けた凸部を有する鈎状に形成してある。なお、前板1の側面には図示 しないハウジングに係止するための係止片8,9を形成してある。
【0003】 かかるリテーナを使用する場合、図7に示すようにして、前板1の電線貫通孔 4,5に電線Wを先通ししておき、その後、ヒンジ部3を湾曲させながら後板2 を係止爪6,7の側に向けて折り返す。すると、後板2は電線Wに当接して同電 線Wを90度屈曲せしめ、また、後板2の係止爪6,7が前板1の側端部に係止 する。同状態を、図8に示す。 従来のリテーナはこのようにして電線Wを90度屈曲した状態に保持していた 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のリテーナにおいては、予め電線を先通ししておかなければなら ず、その後に端子の圧着作業を行わなければならないので作業性がよくないとい う課題があった。
【0005】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、端子を圧着してからでも装 着できるようにして作業性を向上させることが可能なリテーナの提供を目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、断面を屈曲構造とすると ともに、屈曲面に沿って電線を保持可能なガイドを形成した基部と、この基部に おける上記電線が保持される面を覆うようにして係止し、同ガイド内に電線を保 持せしめる蓋体とを備えた構成としてある。
【0007】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、屈曲構造とした基部 にその屈曲面に沿って電線を保持可能なガイドを形成してあり、同ガイドにて電 線を保持せしめることにより電線は屈曲方向に沿って屈曲される。そして、同電 線が保持された面に蓋体を係止させることにより、同電線はガイド内に保持され てその屈曲状態に保持される。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、電線を基部の溝に対してその開口方向から押し 入れた後、蓋をすればよいので、先通ししておく必要がなく、作業性を向上させ ることが可能なリテーナを提供することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例にかかるリテーナの斜視図である。 同図において、リテーナ10は樹脂にて一体的に形成してあり、概略的には、 基部20と、蓋体30と、両者を連結するヒンジ部40とから構成されている。 基部20における基壁21の両側端から前方へ係止ガイド片22,22が延設 されており、両係止ガイド片22,22の間には基壁21を前方側へ肉厚とした ガイド部23が形成されている。ガイド部23は上方から下方へ向けて二つの切 り欠き24,24を形成してあり、図2に示すように、当該切り欠き24の底を 底辺25とすると基部20は互いに直角に接続する基壁21と底辺25とからな る屈曲構造をなしている。なお、同切り欠き24,24は電線Wの幅と略一致さ せている。
【0010】 係止ガイド片22,22は基壁21の下方部分から長く突出する本体係止部2 2a,22aと基壁21の上方部分から短く突出する蓋体係止部22b,22b とから構成され、蓋体係止部22b,22bには左右方向に貫通する係止孔22 b1,22b1を形成してある。 蓋体30は基壁21の右上端部分に対して薄板状に形成されたヒンジ部40を 介して接続されており、同ヒンジ部40を撓ませて基部20の側に折り返したと きに上記係止ガイド片22,22における蓋体係止部22b,22bの間に入り 込むように形成してある。また、蓋体30が蓋体係止部22b,22b間に入っ たときに当該蓋体30における上記係止孔22b1,22b1と対面する位置に は同係止孔22b1,22b1に入り込んで係止するための係止爪31,31を 形成してある。
【0011】 蓋体30の前面には上下方向に二つの溝32,32を形成してあり、同溝32 ,32は蓋体30が蓋体係止部22b,22b間に入ったときに上記切り欠き2 4,24に連通するようにしてある。また、この溝32,32を形成した部分に は下方に凸部33,33を形成してあり、蓋体30が蓋体係止部22b,22b 間に入ったときに切り欠き24,24内に入り込むようにしてある。なお、当該 溝32,32についても電線Wの幅と略一致させてある。 次に、上記構成からなる本実施例の使用例を説明する。 予め端部に端子Tを圧着させた一対の電線Wを用意し、図3に示すように、屈 曲させて保持したい位置でガイド部23の切り欠き24内に挿入する。次に、ヒ ンジ部40を撓ませながら蓋体30における左の係止爪31が基部20における 右の係止孔22b1に入り込むように位置合わせし、その状態で蓋体30を基部 20の側に覆いかぶせる。蓋体30が徐々に基部20の側に向かってくるときに 電線Wが蓋体30の溝32内に収まるように電線Wを支持し、同蓋体30を蓋体 係止部22b,22b間に押し込む。蓋体30における右の係止爪31が基部2 0における左の係止孔22b1に入り込むと蓋体30と基部20とが係止され、 電線Wはガイド部23の切り欠き24と基壁21とによって屈曲された状態のま ま蓋体30と基部20とに挟持されて保持される。
【0012】 なお、蓋体30が蓋体係止部22b,22b間に入り込むときに蓋体30から 下方に突出するように形成した凸部33,33が切り欠き24,24における上 方の空間部分に入り込む。同切り欠き24,24には電線Wが保持されているの で、同凸部33,33は電線Wを上方から切り欠き24,24内に向けて押しつ けることになる。従って、蓋体30にて基壁21と底辺25との両方に押しつけ られ、所望の屈曲状態に近い状態に保持されることができる。 なお、本実施例においては、基壁21を前方に盛り上げるようにしてガイド部 23を形成しているが、図5に示すように、基壁21の上端まで伸ばすように構 成するとともに、蓋体30には溝32,32の代わりに突出部34,34を形成 しておく。このようにした場合には、電線Wを切り欠き24に対してラフな状態 で挿入しておき、蓋体30で押さえ込むときに突出部34,34と凸部33,3 3とが切り欠き24,24の奥まで押し込むことができる。
【0013】 また、本実施例においては屈曲面の内側で電線を屈曲状態に保持しているが、 外側にガイド部材を蓋体とを設け、この外側面で保持するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかるリテーナの全体斜視
図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】組み付け過程におけるリテーナの斜視図であ
る。
【図4】組み付け完了時におけるリテーナの斜視図であ
る。
【図5】変形例にかかるリテーナの斜視図である。
【図6】従来のリテーナの斜視図である。
【図7】電線を先通しした状態におけるリテーナの斜視
図である。
【図8】組み付け状態におけるリテーナの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…リテーナ 20…基部 23…ガイド部 30…蓋体 40…ヒンジ部 W…電線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面を屈曲構造とするとともに、屈曲面
    に沿って電線を保持可能なガイドを形成した基部と、 この基部における上記電線が保持される面を覆うように
    して係止し、同ガイド内に電線を保持せしめる蓋体とを
    具備することを特徴とするリテーナ。
JP1993007371U 1993-02-01 1993-02-01 リテーナ Expired - Lifetime JP2603233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993007371U JP2603233Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 リテーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993007371U JP2603233Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 リテーナ

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Publication Number Publication Date
JPH0660974U true JPH0660974U (ja) 1994-08-23
JP2603233Y2 JP2603233Y2 (ja) 2000-03-06

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ID=11664117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993007371U Expired - Lifetime JP2603233Y2 (ja) 1993-02-01 1993-02-01 リテーナ

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JP (1) JP2603233Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102353A (ja) * 1995-10-03 1997-04-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線カバー付きコネクタ
JP2015111555A (ja) * 2013-10-21 2015-06-18 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク ソケット型ハウジング、コネクタ、及びケーブル支持体を備えるコネクタ装置

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JP2603233Y2 (ja) 2000-03-06

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