JPH0660857A - ランプハウス - Google Patents

ランプハウス

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Publication number
JPH0660857A
JPH0660857A JP4234252A JP23425292A JPH0660857A JP H0660857 A JPH0660857 A JP H0660857A JP 4234252 A JP4234252 A JP 4234252A JP 23425292 A JP23425292 A JP 23425292A JP H0660857 A JPH0660857 A JP H0660857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light
filament
halogen lamp
lamp house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4234252A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Zaisho
慎一郎 税所
Toshinobu Ikeda
俊信 池田
Akira Odagiri
耀 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shincron Co Ltd
Original Assignee
Shincron Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shincron Co Ltd filed Critical Shincron Co Ltd
Priority to JP4234252A priority Critical patent/JPH0660857A/ja
Publication of JPH0660857A publication Critical patent/JPH0660857A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハロゲンランプ21を収納するランプ室11
の内壁11aをアルミニウム反射鏡からなる球面とし、
この球面からの反射光がハロゲンランプ21のフィラメ
ント23に反射されるようにハロゲンランプ21を配設
するとともに、ハロゲンランプ21の電極導入部27
(シール部)を、ランプ室の外部に配設したランプハウ
ス。 【効果】 フィラメント23からの放射光を反射させて
フィラメント23に戻すことにより、フィラメント23
の温度が上昇して輝度および光量が増加し、小電力化お
よび長寿命化が可能となる。ハロゲンランプの電極導入
部を、ランプハウスの外部に位置せしめることより長寿
命化が実現でき、上記の小電力効果と組み合わせること
により、いっそうの長寿命化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精密光学測定器機等の
光源として用いられるランプハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】分光測定器等の測定器機や、真空蒸着装
置の膜厚制御装置等の制御器機においては、ハロゲンラ
ンプ等の電球を収納したランプハウスが、投光器(光
源)として用いられている。このようなハロゲンランプ
ハウスにおいては、以下のような要望を満足させる必要
がある。
【0003】(1) ハロゲンランプの封入管を外気に
よる影響を少なくし、かつ、高温において封入管の温度
を安定させ、投光される光量の変動を少なくする。 (2) 点灯中や消灯直後の高温のハロゲンランプをカ
バーし、安全性を高める。 (3) 迷光を少なくする。 (4) ハロゲンランプの電極導入部(シール部)を冷
却し、シール部のモリブデン酸化を少なくしランプの寿
命を延す。
【0004】図3は従来のハロゲンランプハウスを示す
断面説明図である。ランプハウスは、外側ボックス13
と内側ボックス15との二重構造からなり、内側ボック
ス15内にソケット31が固定され、このソケット31
にハロゲンランプ21の電極(ピン脚)が嵌着されてい
る。また、内側ボックス15内は、迷光を防ぐために黒
色に塗装されている。冷却風51は、フィルタ17を通
過して、内側ボックス15と外側ボックス13との間に
流れ込み、内側ボックス15を冷却する。ハロゲンラン
プ21からの光は、コンデンサーレンズ41で取り出さ
れ、スリット43を経てコリメータレンズ45で平行光
となって投光される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のランプハ
ウスでは、取りだされて投光される光量は、フィラメン
ト23から放射される光のごく一部であり、フィラメン
トから放出される光のほとんどは、利用されることなし
に放射され消耗されるだけであった。本発明は、これま
で利用されず消耗されるだけであった光に注目し、この
光を有効利用をすることによって高効率ランプハウスを
実現するものである。
【0006】さらに、ソケット31が内側ボックス15
内に固定されているため、ハロゲンランプ21の電極導
入部を直接冷却することができず、電極導入部の温度が
上昇して、ランプ寿命が短くなる原因となっていた。
【0007】本発明は、小電力化が可能なランプハウス
を提供するものである。本発明は、また、ランプの長寿
命化が可能なランプハウスを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の小電力・長寿命
化ランプハウスは、光源としての電球を収納するランプ
ハウスにおいて、電球を直接収納するランプ室の内壁を
高反射性の球面とし、この球面からの反射光が電球のフ
ィラメントもしくはその近傍に反射されるように電球の
封入管を配設することを特徴とする。
【0009】本発明の長寿命化ランプハウスは、光源と
しての電球を収納するランプハウスにおいて、電球の電
極導入部を、電極を直接収納するランプ室の外部に配設
したことを特徴とする。
【0010】また、上記2つの特徴的な構成を組み合わ
せることにより、小電力化といっそうの長寿命化が可能
なランプハウスを実現できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明のランプハウスの実施例を示す
説明断面図、図2はハロゲンランプの説明断面図であ
る。
【0012】ハロゲンランプ21は、タングステン製の
フィラメント23を封入する封入管25と、電極29
と、電極29を封入管25内に接続して封止する電極導
入部27とから構成されている。ランプハウスのランプ
室11はほぼ球形であり、このランプ室11の外部にソ
ケット31が固定されている。ランプ室11の内壁11
aの全面はアルミニウム反射鏡からなり、球体であるラ
ンプ室11のほぼ中心にフィラメント23が位置するよ
うに、ハロゲンランプ21がソケット31に嵌着されて
いる。そこで、フィラメント23から放射された光のう
ち内壁11aで反射された光は、再びフィラメント23
に照射され、この反射光によりタングステン製のフィラ
メント23の温度が上昇し、それだけ輝度が上がり光量
が増加する。このように本発明のランプハウスでは、コ
ンデンサーレンズ41から外部に照射される以外の光
を、内壁11aで反射させてフィラメント23の温度上
昇に利用し、光の有効利用が計られている。また、この
ようにランプ室11内で光を反射させても、反射光はフ
ィラメント23に戻るので、外部からは全ての光がフィ
ラメント23から発していることになり、迷光の心配が
ない。
【0013】本発明者らの実験によれば、定格12V−
100Wのハロゲンランプを使用したとき、従来のラン
プハウスを用いたとき入力電圧12Vで得られる光量お
よび輝度を得るのに、光量で約3割、輝度で約2割の小
電力化を実現できた。
【0014】また、図1に示したランプハウス構造で
は、ハロゲンランプ21の長寿命化を実現できる。ハロ
ゲンランプ21の寿命は、入力電圧および電極導入部2
7の温度によって決まる。図1のランプパウスでは、前
述のように小電力化が計られており、それだけ入力電圧
を小さくできる。また、ランプ室11内に、ハロゲンラ
ンプ21の封入管25が閉じ込められているので、光源
の安定性を損なうことなく、積極的にソケット31を冷
却風51で冷却し、ソケット31内に嵌着された電極2
9およびソケット31内に装着された電極導入部27を
冷却できる。よって、入力電圧および電極導入部温度の
両面から、ハロゲンランプ21の長寿命化が可能とな
る。
【0015】さらに、図1と図2との比較からも明らか
なように、本発明のランプハウスでは小型化が可能とな
る。試作した図1のランプハウスの外径は約50mmで
あり、従来の約半分の大きさであった。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ランプ室の内壁面を反
射面とし、フィラメントからの放射光を反射させてフィ
ラメントに戻すことにより、フィラメントの温度が上昇
して輝度および光量が増加し、小電力化および長寿命化
が可能となる。
【0017】また、本発明によれば、ハロゲンランプ等
の電球の電極導入部を、ランプハウスの外部に位置せし
めることより長寿命化が実現でき、上記の小電力効果と
組み合わせることにより、いっそうの長寿命化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプハウスの実施例を示す説明断面
図である。
【図2】ハロゲンランプの構成例を示す説明断面図であ
る。
【図3】従来のランプハウスを示す説明断面図である。
【符号の説明】
11 ランプ室 13 外側ボックス 15 内側ボックス 17 フィルタ 21 ハロゲンランプ 23 フィラメント 25 封入管 27 電極導入部 29 電極 31 ソケット 33 リード線 41 コンデンサーレンズ 43 スリット 45 コリメータレンズ 51 冷却風

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源としての電球を収納するランプハウ
    スにおいて、 電球を直接収納するランプ室の内壁を高反射性の球面と
    し、この球面からの反射光が電球のフィラメントもしく
    はその近傍に反射されるように電球の封入管を配設する
    ことを特徴とするランプハウス。
  2. 【請求項2】 光源としての電球を収納するランプハウ
    スにおいて、 電球の電極導入部を、電球を直接収納するランプ室の外
    部に配設したことを特徴とするランプハウス。
  3. 【請求項3】 光源としての電球を収納するランプハウ
    スにおいて、 電球を直接収納するランプ室の内壁を高反射性の球面と
    し、この球面からの反射光が電球のフィラメントもしく
    はその近傍に反射されるように電球の封入管を配設する
    とともに、 電球の電極導入部を、ランプ室の外部に配設したことを
    特徴とするランプハウス。
JP4234252A 1992-08-10 1992-08-10 ランプハウス Pending JPH0660857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234252A JPH0660857A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ランプハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234252A JPH0660857A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ランプハウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660857A true JPH0660857A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16968062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4234252A Pending JPH0660857A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 ランプハウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660857A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015500497A (ja) * 2011-12-19 2015-01-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 赤外線を放出するシステム及び方法
US9494544B2 (en) 2012-03-02 2016-11-15 Sumitomo Riko Company Limited Hybrid sensor

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