JPH0660799A - マイクロチャネルプレート及びその製造方法 - Google Patents

マイクロチャネルプレート及びその製造方法

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JPH0660799A
JPH0660799A JP4206461A JP20646192A JPH0660799A JP H0660799 A JPH0660799 A JP H0660799A JP 4206461 A JP4206461 A JP 4206461A JP 20646192 A JP20646192 A JP 20646192A JP H0660799 A JPH0660799 A JP H0660799A
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JP
Japan
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glass substrate
microchannel
mcp
mask
micro
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JP4206461A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Kusuda
幸久 楠田
Shuhei Tanaka
修平 田中
Takeshi Koizumi
健 小泉
Kenjiro Hamanaka
賢二郎 浜中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造工程及び大面積化が容易であり、しかも
S/N比に優れたマイクロチャネルプレート及びその製
造方法を提供する。 【構成】 感光性ガラス基体21にマスクを介して紫外
線を照射し、前記紫外線被照射部分をガラス基体の片側
あるいは両側から除去して前記ガラス基体の厚み方向に
沿って複数のマイクロチャネル41を形成し、さらに前
記マイクロチャネルの各内壁及び前記ガラス基体の上下
面に電子倍増作用を行わせるための処理を施したマイク
ロチャネルプレート及びその製造方法であり、前記紫外
線照射を複数の微小レンズを用いて行うことにより、前
記マイクロチャネルの進行方向と垂直な断面面積が次第
に小さくなるように形成させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二次電子増倍手段の一方
式であるマイクロチャネルプレート(Micro-Chanel Pla
te、以下「MCP」と称す)及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MCPは2次元の電子増倍器であり、極
微弱光のもとでの高感度な画像検出に用いられるもので
ある(例えば、日本写真学会誌49巻4号、294〜3
01頁(1986)に詳述されている)。
【0003】従来のMCPは、細いガラス管を多数束
ね、厚さ0.5〜1mm程度の円板状としたもので、小
型でかつ高利得の二次元電子増倍器である。この構造を
図5に示す。同図のように、細長い穴(マイクロチャネ
ル)62が二次元的に多数設けられており、個々のマイ
クロチャネル62の内壁には固有の抵抗値を有する二次
電子放出材料がコーティングされている。これにより、
各マイクロチャネル62は独立した二次電子増倍器を形
成している。
【0004】また、図6に示すように、各マイクロチャ
ネル62の両端に設けられた電極63、64間に電圧
(VD)を印加すると、マイクロチャネル62内に軸方
向の電界が発生する。光電陰極から放出された光電子6
5は、この電界からのエネルギーを受けてマイクロチャ
ネル62内の対向壁に衝突し、新たな二次電子66を放
出する。これが多数回繰り返され、電子流が指数関数的
に増加することにより電子増倍が行われる。
【0005】図7に、従来のMCPの製造工程を示す。
すなわち、高鉛ガラスパイプ71に詰められた素材ガラ
ス72が加熱されて0.8mm程度の太さに管引きされ
(同図a)、前記管引きされた素材ガラス72が六角柱
状のロッド73内に整列されて(同図b)、融着される
(同図c)。次いで、この融着された素材ガラス72が
加熱されて0.8mm程度の太さに管引きされ(同図
d)、円柱状のロッド74内に整列されて(同図e)、
再び融着される(同図f)。この結果、マイクロチャネ
ル内径が約12μmのMCPが形成される。この場合、
例えば1インチMCPでは前記マイクロチャネルが約1
50万本含まれている。このMCPは、マイクロチャネ
ル直径に対するマイクロチャネル長さの比(アスペクト
比α)が40〜45となるようにスライスされる(同図
g)。この時、長軸の垂直面から5〜15度の小角をな
してスライスされる。この後、スライスされたMCP6
1は両面が研磨され、酸性溶液74中で芯抜きが行われ
る(同図h)。そして、水素炉75内でマイクロチャネ
ル内壁の還元処理が行われ(同図i)、各内壁に固有の
抵抗値を有する抵抗層が形成され、その後に該抵抗膜の
上下縁に加速用電極が蒸着される。
【0006】マイクロチャネルとなるガラス材料は、通
常高鉛ガラス(PbO;43%、SiO2;43%、B2
3;3%、BaO;1%)が選択され、還元処理によ
りマイクロチャネル内壁にPbの薄層が形成される。
【0007】このMCP61の両側に1kV程度の電圧
を印加すると、抵抗層を介して均一な電界が形成され
る。これによって電子が加速され、電子が飛び出した後
の電荷の補充が行われる。
【0008】しかしながら、前記従来の製造工程は複雑
であり、大面積化、形状の多種多様化が困難であった。
【0009】そこで、このような問題点を解決するた
め、例えば特開昭62−254338号公報に記載され
る技術がなされた。すなわち、MCPを形成するガラス
母材として紫外線の照射により結晶化する感光性ガラス
基体を用い、このガラス基体に複数の細孔を有するマス
クを介して紫外線を照射して露光を行い、紫外線被照射
部分をエッチング除去して厚み方向に沿う複数のマイク
ロチャネルを形成し、さらに前記感光性ガラス基体の両
面及び前記マイクロチャネルの側面に二次電子放出面を
形成した後、該感光性ガラス基体の両面における二次電
子放出面上にリフトオフ法により加速用電極を形成する
ことによりMCPが製造されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭62−254338号公報に記載されたMCPで
は、感光性ガラス基体の表面積に占めるマイクロチャネ
ルの入口開口部面積の割合(開口率)を余り高くできな
かった。すなわち、マイクロチャネルはガラス基体に円
柱状に形成されているため、開口率を上げればマイクロ
チャネル間の壁厚が薄くなりMCPとしての強度が低下
してしまう。このため、従来のMCPでは開口率の向上
に限界があり、入射する電子の一部しか増倍されないた
めにS/N比を高くできなかった。
【0011】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、製造工程及び大面積化が容易で
あり、しかもS/N比を向上させることが可能なMCP
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、厚み
方向に貫通する複数のマイクロチャネルが形成された板
状の感光性ガラス基体と、該マイクロチャネルの内壁に
形成された二次電子放出面と、該二次電子放出面上に積
層された抵抗膜と、該抵抗膜と一部で電気的に接触する
ように該感光性ガラス基体の上下面及び該抵抗膜の上下
縁に形成された加速用電極とからなるMCPであって、
前記マイクロチャネルの進行方向と垂直な断面面積が次
第に小さくなっていることを特徴とするMCPである。
【0013】本発明におけるマイクロチャネルの形状と
しては、例えば略截頭円錐形状、あるいは略截頭四角錐
形状や略截頭六角錐形状等が適用される。
【0014】また本発明は、MCPを形成するガラス母
材として感光性を有する板状ガラス基体を使用し、この
ガラス基体に複数の微小レンズを有するマスクを介して
紫外線照射により露光を行い、紫外線被照射部分を感光
性ガラス基体の片側あるいは両側から除去してガラス基
体の厚み方向に沿う複数のマイクロチャネルを形成し、
前記マイクロチャネルの内壁に二次電子放出面及び抵抗
膜を形成した後、この感光性ガラス基体両面に加速用電
極を形成するMCPの製造方法である。
【0015】
【作用】本発明のMCPでは、各々のマイクロチャネル
の進行方向に垂直な断面面積が次第に小さくなる形状を
有するため、入口開口部の面積を大きく取ることができ
る。また、マイクロチャネル内部は徐々に直径が小さく
なり、これに対応してマイクロチャネル間の壁面も厚く
なっている。このため、マイクロチャネル側面にて充分
な強度を有するととも入口開口部の開口率を最大限に上
げることが可能である。
【0016】また本発明の製造方法においては、複数の
微小レンズを有するマスクを用いて露光を行うものであ
り、前記微小レンズにより照射される紫外線が集光さ
れ、この集光された紫外線によって感光性ガラス基体に
円錐状の露光部分を形成する。本発明により、略截頭円
錐錐形状あるいは略截頭多角錐錐形状を有するマイクロ
チャネルを形成させることが可能であり、このため高い
開口率を有するMCPを製造することが可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0018】まず、複数の微小レンズ付きのマスク11
の作製法について述べる。図1は、本発明の一実施例に
係るMCPの製造工程を示す一部断面図、図2は本発明
によるマスクを用いて作成されたマイクロチャネルを模
式的に表した一部平面図である。なお、同図ではマイク
ロチャネル41が最も稠密に配列された場合を示してい
る。また、同図において23は入口開口部、24は出口
開口部である。
【0019】まず、ソーダライムガラス、石英ガラス、
ほう酸ガラス等からなるガラス基板14の表面にマスク
膜として金属膜を蒸着し、次に周知のフォトリソグラフ
ィー技術により、金属膜に微小光学素子12が形成され
る開口部を所定の配列間隔で設ける。そして、このガラ
ス基板14を高温の熔融塩中に浸漬してイオン交換処理
を行う。前記溶融塩としては、ガラス基板14中の陽イ
オンとの置換によりガラス基板14中に拡散してガラス
の屈折率を相対的に高める作用をするTl、Ag等の陽
イオンを含む媒体の熔融塩が使用される。
【0020】このイオン交換処理操作により、ガラス基
板14の金属膜の開口部を通して熔融塩中のイオンがガ
ラス基板中に拡散する。この結果、ガラス基板14中に
高屈折率の領域が生じる。屈折率はイオン濃度に比例す
るため、開口部に近い部分の屈折率が最も高くなる。さ
らに、表面の金属膜を除去することにより、イオンが交
換した部分がレンズ機能を有するようになる。そして、
前記ガラス基板14の非露光部分をCr等の金属からな
る遮光膜13で覆い、微小レンズを有するマスク11を
得る。
【0021】次に、図1(a)に示すように、前記マス
ク11を感光性ガラス基体21の一方の面上に重ね合わ
せ、紫外線31を照射する。感光性ガラス基体21は、
主組成としてSiO2、Li2O及びAl23からなり、
他にK2O、Au、Ag、Cu、CeO2等を含んでお
り、紫外線照射により感光する機能を有している。ま
た、前記感光性ガラス基体21に紫外線31を照射する
光源として、例えばHg−Xeランプや超高圧水銀ラン
プ等を適宜選択することができる。
【0022】ガラス基体21の紫外線31により露光さ
れる部分は、Ce3+から光電子が放出され、感光性金属
イオンや共存するCe4+の捕獲中心に捕らえられる。
【0023】次に、この紫外線照射により露光部22の
形成された感光性ガラス基体21を、450〜530℃
の窒素もしくは乾燥空気中で熱処理する。この処理によ
り、金属イオンをガラス基体21中に拡散させ、Ce4+
に捕獲された電子と結合させて金属原子とし、これらの
金属原子と光電子を捕獲した中性金属とを凝集させて金
属コロイドを生成させる。
【0024】さらに、前記ガラス基体21をガラス形成
イオンの再配列が起こる温度より高温すなわち550〜
600℃の窒素もしくは乾燥空気中で熱処理する。この
処理により、生成した金属コロイドを結晶核として微細
なLi2O・SiO2結晶を析出させることができる。こ
の場合、希沸酸の濃度としては5〜6%が好ましい範囲
である。
【0025】この後、露光部22を選択的にエッチング
除去する。結晶が析出した部分では、希沸酸に対する溶
解速度がそれ以外の部分に比較して非常に速いため、こ
の部分を選択的に化学切削することが可能である。この
場合、結晶析出部分とそれ以外の部分との溶解速度の比
は30倍程度であり、特にエッチング液をガラス基体2
1に噴射させる方式を用いた場合には約60倍である。
【0026】以上の工程により、図1(b)に示すよう
に、感光性ガラス基体21の厚み方向に沿って直径が次
第に小さくなる複数のマイクロチャネル41が形成され
る。
【0027】次に、マイクロチャネル41の内面に二次
電子放出面42を形成するため、図1(c)に示すよう
にガラス基体21の全表面に数μm程度の厚さのCu薄
膜を無電解メッキにより形成し、さらに前記Cu薄膜上
に数μm程度の厚さのPb薄膜を電解メッキにより形成
する。
【0028】この後、前記Cu薄膜及びPb薄膜の形成
されたガラス基体21を酸素雰囲気中で加熱して酸化さ
せ、Cu2O膜及びPbO膜にする。これらの膜が二次
電子放出面42として機能する。
【0029】さらに、MCPの電界を均一にし、かつ二
次電子が放出された後の電子の供給を行うための抵抗膜
43を前記二次電子放出面42上に形成する。抵抗膜4
3の形成は、従来公知の方法すなわちガラス基体21に
形成された二次電子放出面42を一旦完全に酸化した
後、水素雰囲気中で還元処理を施す方法により形成され
る。
【0030】次に、図1(d)に示すように加速用電極
44を形成する。すなわち、加速用電極44として例え
ばAu、Fe−Cr、Cr−Ni等からなる金属膜を用
いて斜め蒸着法等の手法により形成する。斜め蒸着を行
うに際しては、なるべく斜め角を大きくとり、前記金属
膜がマイクロチャネル41の内部に入らないようにす
る。なお、ガラス基体21を回転させながら蒸着を行う
ことにより、数μm程度の厚さの加速用電極44がガラ
ス基体21の両面及び抵抗膜43の縁部に膜付けされ
る。
【0031】(実施例)板状の感光性ガラス基体の一方
の面上に複数の微小レンズを有するマスクを設け、この
マスクを介して波長310nmの紫外線を感光性板ガラ
ス基体の面に対して照射した。マスクの微小レンズを通
過する紫外光は、レンズ作用により光路を曲げられて集
光した。該集光された紫外線は、感光性ガラス基体を露
光し、略截頭円錐形状の紫外光露光部を形成した。
【0032】また、ガラス基体の紫外線により露光され
た部分は、Ce3+から光電子が放出され、感光性金属イ
オンや共存するCe4+の捕獲中心に捕らえられた。
【0033】次に、前記紫外光照射により選択的に露光
された感光性ガラス基体を、450℃の乾燥空気中で熱
処理し、金属イオンをガラス基体中に拡散させ、Ce4+
に捕獲された電子と結合させて金属原子とし、これらの
金属原子と光電子を捕獲した中性金属とを凝集させて金
属コロイドを生成した。
【0034】さらに、このガラス基体を550℃の乾燥
空気中で熱処理を加えた。この処理により、生成した金
属コロイドを結晶核として微細なLi2O・SiO2結晶
を析出させた。そして、前記ガラス基体に形成された露
光部を濃度6%の希沸酸を用いてエッチング除去するこ
とにより、感光性ガラス基体に略截頭円錐形状を有する
複数のマイクロチャネルが形成された。
【0035】次に、マイクロチャネルの内面に二次電子
放出面を形成するため、ガラス基体の全表面にCu薄膜
を無電解メッキにより1μm厚さに形成し、さらに前記
Cu薄膜上にPb薄膜を電解メッキにより1μm厚さに
形成した。
【0036】この後、前記Cu薄膜及びPb薄膜の形成
されたガラス基体を酸素雰囲気中で加熱して酸化させ二
次電子放出面とした。
【0037】さらに、前記二次電子放出面を一旦完全に
酸化させ、この後に水素雰囲気中で還元処理を施すこと
により、前記二次電子放出面上に抵抗膜を形成した。
【0038】次に、感光性ガラス基体の両面上にFe−
Cr膜を斜め蒸着法により被着して加速用電極膜を形成
した。以上の工程を経て、MCPが完成した。
【0039】以上、これまで微小レンズが円形状を有す
るマスクを用いて説明したが、これに限定されるもので
はなく、微小レンズが四角形状、五角形状等の多角形状
を有するマスクも適用できる。例えば図3に示すように
微小レンズ12が四角形状を有するマスク11の場合、
ガラス基板14に周知の方法により断面台形状の加工を
施すことができる。前記マスク11を用いて紫外線31
を照射すると、台形の頂辺部分51はそのまま通過し、
また台形の側辺部分52は屈折する。これにより、感光
性ガラス基体14の厚み方向に沿う略截頭四角錐形状を
有するマイクロチャネル41を形成することができる。
なお、この場合には、図4に示すようにマイクロチャネ
ル41の入口開口部23及び出口開口部24は四角形状
を有しており、その開口率は略100%となる。
【0040】
【発明の効果】本発明により、開口率の高いMCPを実
現可能であり、またS/N比の向上に大きく寄与するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMCPの製造工程を説明するための断
面図
【図2】本発明により製造された開口部が円形状を有す
るMCPの一部平面図
【図3】別の実施例に係る微小レンズを用いた露光工程
を表す一部断面図
【図4】開口部が四角形状を有するMCPの一部平面図
【図5】従来のMCPの概略構成を示す斜視図
【図6】MCPの二次電子倍増作用の原理を表す図
【図7】従来のMCPの製造方法を説明するための概略
工程図
【符号の説明】
11 マスク 12 微小レンズ 14 ガラス基板 20 マイクロチャネルプレート 21 感光性ガラス基体 41 マイクロチャネル 42 二次電子放出面 43 抵抗膜 44 加速用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜中 賢二郎 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のガラス基体の厚み方向に沿って複
    数のマイクロチャネルが形成され、前記マイクロチャネ
    ルの各内壁及び前記ガラス基体の上下面に電子倍増作用
    を行わせるための処理が施されているマイクロチャネル
    プレートにおいて、前記マイクロチャネルの進行方向と
    垂直な断面面積が次第に小さくなっていることを特徴と
    するマイクロチャネルプレート。
  2. 【請求項2】 感光性ガラス基体にマスクを介して紫外
    線を照射する工程、前記紫外線の被照射部分を前記ガラ
    ス基体の片側あるいは両側から除去して該ガラス基体の
    厚み方向に沿う複数のマイクロチャネルを形成する工
    程、前記マイクロチャネルの内壁に二次電子放出面及び
    抵抗膜を形成する工程、及び前記ガラス基体の両面に加
    速用電極を形成する工程からなるマイクロチャネルプレ
    ートの製造方法において、前記紫外線照射は複数の微小
    レンズを用いて行うことを特徴とするマイクロチャネル
    プレートの製造方法。
JP4206461A 1992-08-03 1992-08-03 マイクロチャネルプレート及びその製造方法 Pending JPH0660799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480497B1 (ko) * 2002-07-22 2005-04-06 학교법인 포항공과대학교 배리어가 포함된 마이크로 믹서(bem) 및 그 제조방법
JP2010211955A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Toppan Printing Co Ltd 発光装置

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