JPH0660543U - 車両用後写鏡のミラーハウジング - Google Patents

車両用後写鏡のミラーハウジング

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JPH0660543U
JPH0660543U JP270593U JP270593U JPH0660543U JP H0660543 U JPH0660543 U JP H0660543U JP 270593 U JP270593 U JP 270593U JP 270593 U JP270593 U JP 270593U JP H0660543 U JPH0660543 U JP H0660543U
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JP
Japan
Prior art keywords
garnish
mirror
housing
housing body
spring member
Prior art date
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Pending
Application number
JP270593U
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English (en)
Inventor
久夫 細谷
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガーニッシュ3を後組付することができるこ
とを目的とする。 【構成】 ばね部材4と、ハウジング本体2及びガーニ
ッシュ3にそれぞれ設け、前記ばね部材4にそのばね部
材4のばね復帰力がそれぞれ反対方向に作用するように
係合する係合爪22及び32と、によりハウジング本体
2とガーニッシュ3とを組み付ける。この結果、ハウジ
ング本体2側の係合爪22とガーニッシュ側3の係合爪
32とには、ばね部材4のばね復帰力がそれぞれ反対方
向に作用するので、係合爪22及び32とばね部材4と
の係合状態が、ただ単に係合爪を相互に係合した係合状
態と比較して確固である。従って、ハウジング本体2と
ガーニッシュ3とを、ねじ等を用いずに、充分に確固に
組み付けることができるので、ガーニッシュ3を後組付
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばドアミラー等の車両用後写鏡のミラーハウジングであって、 そのミラーハウジングがそれぞれ別体のハウジング本体とガーニッシュとを組み 付けてなる所謂2部品組付構造タイプ(若しくは2分割構造タイプ)のミラーハ ウジングに係り、特にハウジング本体とガーニッシュとの組付が確固で、かつガ ーニッシュの後組付が可能である車両用後写鏡のミラーハウジングに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
ドアミラー等の車両用後写鏡は、一般に、前面部を開口したミラーハウジング と、そのミラーハウジングの前面開口部に配設したミラーと、を備える。 その車両用後写鏡におけるミラーハウジングは、最近、ハウジング本体とガー ニッシュとのそれぞれ別体のものに2分割し、そのハウジング本体の後部にカバ ー形状のガーニッシュを外側から覆い被せて組み付けた所謂2部品組付構造タイ プのものが多く使用されている。係るミラーハウジングにおいては、ハウジング 本体とガーニッシュとに、それぞれ異なる材質のもの若しくは異なる色彩のもの を使用することができ、又はそれぞれ異なる表面処理を施すことができる等の効 果がある。 係る車両用後写鏡のミラーハウジングは、一般に、ハウジング本体とガーニッ シュとにそれぞれ設けた係合爪を相互に係合し、かつハウジング本体の内側(前 面側)からガーニッシュ側にねじをねじ込んで、ハウジング本体とガーニッシュ とを組み付けてなるものである。 このミラーハウジングにおいてねじを使用するのは、ハウジング本体側の係合 爪とガーニッシュ側の係合爪とをただ単に相互に係合させただけでは、ハウジン グ本体とガーニッシュとの組付が充分ではなく両者の組付が外れる虞があるため 、その虞を解消するためのものである。また、ねじをハウジング本体の内側から ガーニッシュ側にねじをねじ込むのは、ねじをガーニッシュ側からハウジング本 体側にねじ込むと、そのねじがガーニッシュの外面から見えて外観の見栄え上好 ましくないので、その外観の見栄えを向上させるためのものである。 上述の車両用後写鏡のミラーハウジングとしては、例えば実開昭62−884 6号公報に記載のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の車両用後写鏡のミラーハウジングは、ハウジング本体 側の係合爪とガーニッシュ側の係合爪とのただ単なる相互の係合によるハウジン グ本体とガーニッシュとの組付不十分を補うために、ねじをハウジング本体の内 側からガーニッシュ側にねじ込む必要がある。このために、ハウジング本体側に ミラー等を取り付け、そのハウジング本体側をドア等の車体に取り付け、その後 そのハウジング本体にガーニッシュを取り付ける、所謂ガーニッシュの後組付が 不可能である。
【0004】 本考案の目的は、ハウジング本体とガーニッシュとの組付が確固で、かつガー ニッシュの後組付が可能である車両用後写鏡のミラーハウジングを提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ばね部材と、ハウジング本体とガーニッシュとにそれぞれ設け、前 記ばね部材にそのばね部材のばね復帰力がそれぞれ反対方向に作用するように係 合する係合爪と、により前記ハウジング本体と前記ガーニッシュとを組み付けた ことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、ハウジング本体側の係合爪とガーニッシュ側の 係合爪とには、ばね部材のばね復帰力がそれぞれ反対方向に作用するので、ハウ ジング本体側の係合爪とばね部材との係合状態及びガーニッシュ側の係合爪とば ね部材との係合状態が、ただ単に係合爪を相互に係合した係合状態と比較して確 固である。この結果、ハウジング本体とガーニッシュとを、ねじ等を用いずに、 係合爪とばね部材との係合により、充分に確固に組み付けることができる。従っ て、ガーニッシュを後組付することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る車両用後写鏡のミラーハウジングの実施例の内の2例を添 付図面を参照して説明する。 図1は本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングの第1の実施例を示し、その 本考案のミラーハウジングを使用したドアミラーの斜視図、図2は図1における II−II線断面図、図3は図2の分解断面図、図4は係合爪とばね部材との係 合状態を示した図2におけるIV−IV線断面図である。この例は車両用ドアミ ラーに使用した例について説明する。 図において、10は自動車のドア(図示せず)に固定するミラーベースである 。このミラーベース10にシャフトホルダ(図示せず)を固定し、そのシャフト ホルダにシャフト(図示せず)を一体に突設し、そのシャフトにミラーアセンブ リ11を回動可能に装備する。前記ミラーアセンブリ11は、前記シャフトに回 動可能に支持したユニットブラケット12と、そのユニットブラケット12に固 定した後述するミラーハウジング1及びパワーユニット13と、そのパワーユニ ット13に上下左右に傾動可能に取り付け、かつ前記ミラーハウジング1(後述 するハウジング本体2)の前面開口部20に配設したミラー14とを備える。 前記ミラーハウジング1は、それぞれ別個のハウジング本体2とガーニッシュ 3とを組み付けてなるものである。
【0008】 前記ハウジング本体2は、例えば黒色のPP(ポリプロピレン)等からなり、 図2及び図3に示すように、前面側に開口部20を設け、その前面開口部20の 全周縁の後部側に差込溝21を設ける。このハウジング本体2の後面側のほぼ中 央に複数本の係合爪22を一体に突設する。この複数本の係合爪22は、円弧上 に配設されており、また先端の外側が面取りされており、さらに外側面に半円形 の凹部23が設けられている。
【0009】 前記ガーニッシュ3は、例えば前記ハウジング本体2と色彩若しくは材質の異 なるものからなり、図2及び図3に示すように、前記ハウジング本体2の後部を 覆うようなカバー形状をなし、前面側に開口部30を設け、その前面開口部30 の全周縁に差込凸部31を一体に突設する。このガーニッシュ3の前面側のほぼ 中央に複数本の係合爪32を一体に突設する。この複数本の係合爪32は、前記 ハウジング本体2の係合爪22と対応して円弧上に配設されており、また外側面 に半円形の凹部33が設けられている。
【0010】 前記ハウジング本体2の係合爪22の外側面を結ぶ円弧の径と、前記ガーニッ シュ3の係合爪32の内側面を結ぶ円弧の径とは、ほぼ同一にするか、若しくは ハウジング本体2側の径をガーニッシュ3側の径より若干大とする。なお、上述 のハウジング本体2の係合爪22及びガーニッシュ3の係合爪32は、そのハウ ジング本体2及びガーニッシュ3の材質から、ハウジング本体2及びガーニッシ ュ3に対して弾性を有する。
【0011】 図において、4はばね部材である。このばね部材4は、例えばばね鋼等からな り、円形形状の割形リングばねであって、径方向の力に対してばね復帰力を有す る。このばね部材4の内側の径は、前記ハウジング本体2の係合爪22の凹部2 3の底を結ぶ円弧の径とほぼ同一か若しくは若干小となす。また、このばね部材 4の外側の径は、前記ガーニッシュ3の係合爪32の凹部33の底を結ぶ円弧の 径とほぼ同一か若しくは若干大となす。
【0012】 かくして、前記ばね部材4を前記ガーニッシュ3の係合爪32の凹部33に押 込んで嵌合し、このガーニッシュ3の係合爪32を前記ばね部材4に弾性係合さ せる。次に、このガーニッシュ3に組み込んだばね部材4を前記ハウジング本体 2の係合爪22の凹部23に押込んで嵌合し、このハウジング本体2の係合爪2 2を前記ばね部材4に弾性係合させると共に、前記ガーニッシュ3の差込凸部3 1を前記ハウジング本体2の差込溝21に差込む。すると、前記ガーニッシュ3 が前記ばね部材4を介して前記ハウジング本体2に組み付けられる。なお、ハウ ジング本体2の係合爪22をばね部材4にまず係合させておいてから、そのばね 部材4にガーニッシュ3の係合爪32を係合させても良い。
【0013】 この実施例における本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングは、以上の如き 構成からなる。すなわち、ハウジング本体2側の係合爪22がばね部材4に内側 から外側に弾性係合し、かつガーニッシュ3側の係合爪32がばね部材4に外側 から内側に弾性係合し、そのばね部材4を介してハウジング本体2とガーニッシ ュ3とが組み付けられている。この結果、ハウジング本体2側の係合爪22とガ ーニッシュ3側の係合爪32とには、ばね部材4のばね復帰力がそれぞれ反対方 向に作用するので、ハウジング本体2側の係合爪22とばね部材4との係合状態 及びガーニッシュ3側の係合爪32とばね部材4との係合状態が、ただ単に係合 爪を相互に係合した係合状態と比較して確固である。 このように、本考案のミラーハウジングは、ハウジング本体2とガーニッシュ 3とを、ねじ等を用いずに、係合爪22及び32とばね部材4との係合により、 充分に確固に組み付けることができる。従って、ハウジング本体2にユニットブ ラケット12を介してパワーユニット13やミラー14等を取り付け、そのハウ ジング本体2をドアに取り付け、その後そのハウジング本体2にガーニッシュ3 を取り付ける、所謂ガーニッシュ3の後組付が可能となる。
【0014】 特に、この実施例においては、ハウジング本体2の前面開口部20の全周縁の 後部側に差込溝21を設け、一方ガーニッシュ3の前面開口部30の全周縁に差 込凸部31を一体に突設したものであるから、差込溝21に差込凸部31を差し 込むことにより、ハウジング本体2の前面開口部20の縁とガーニッシュ3の前 面開口部30の縁との間の隙間を無くすことができる。また、ハウジング本体2 側に透孔等が設けられていないので、風もれや風切り音や水の侵入等を防ぐこと ができる。
【0015】 図5は本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングの第2の実施例を示し、本考 案のミラーハウジングを使用したドアミラーの断面図である。この例は車両用ド アミラーに使用した例について説明する。図中、図1乃至図4と同符号は同一の ものを示す。 この例のものは、ハウジング本体2の後部に円形形状の透孔24を開設し、そ の透孔24の縁に係合爪22を内側(前面側)に一体に突設したものである。前 記ハウジング本体2側の係合爪22をばね部材4の外側に弾性係合させ、一方ガ ーニッシュ3側の係合爪32をばね部材4の内側に弾性係合させて、ハウジング 本体2とガーニッシュ3とを組み付けるものである。この例のものは、上述の第 1の実施例のものと同様の作用効果を達成することができる。
【0016】 なお、上述の実施例においては車両用ドアミラーについて説明したが、本考案 の車両用後写鏡のミラーハウジングはその他の車両用後写鏡にも使用することが できる。 また、本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングは、上述の係合爪22及び3 2の数やばね部材4の形状等は、上述の実施例にのみ限定されない。
【0017】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングは、ハウ ジング本体とガーニッシュとを確固に組み付けることができ、かつガーニッシュ を後組付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングの第
1の実施例を示し、本考案のミラーハウジングを使用し
たドアミラーの斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図2の分解断面図である。
【図4】係合爪とばね部材との係合状態を示した図2に
おけるIV−IV線断面図である。
【図5】本考案の車両用後写鏡のミラーハウジングの第
2の実施例を示し、本考案のミラーハウジングを使用し
たドアミラーの断面図である。
【符号の説明】
1…ミラーハウジング、14…ミラー、2…ハウジング
本体、20…前面開口部、21…差込溝、22…係合
爪、3…ガーニッシュ、31…差込凸部、32…係合
爪、4…ばね部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ別体のハウジング本体とガーニ
    ッシュとを組み付けてなる車両用後写鏡のミラーハウジ
    ングにおいて、 前記ハウジング本体と前記ガーニッシュとは、ばね部材
    と、前記ハウジング本体と前記ガーニッシュとにそれぞ
    れ設け、前記ばね部材にそのばね部材のばね復帰力がそ
    れぞれ反対方向に作用するように係合する係合爪と、に
    より組み付けられていることを特徴とする車両用後写鏡
    のミラーハウジング。
JP270593U 1993-02-04 1993-02-04 車両用後写鏡のミラーハウジング Pending JPH0660543U (ja)

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JP270593U JPH0660543U (ja) 1993-02-04 1993-02-04 車両用後写鏡のミラーハウジング

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JP270593U JPH0660543U (ja) 1993-02-04 1993-02-04 車両用後写鏡のミラーハウジング

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JPH0660543U true JPH0660543U (ja) 1994-08-23

Family

ID=11536714

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JP270593U Pending JPH0660543U (ja) 1993-02-04 1993-02-04 車両用後写鏡のミラーハウジング

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JP (1) JPH0660543U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090801A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両用ドアミラーカバー
JP2016117371A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 株式会社ホンダロック 車両用ドアミラー

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JP2009090801A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 車両用ドアミラーカバー
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