JPH066050U - 自動車のフロントガラスカバー装置 - Google Patents
自動車のフロントガラスカバー装置Info
- Publication number
- JPH066050U JPH066050U JP10807491U JP10807491U JPH066050U JP H066050 U JPH066050 U JP H066050U JP 10807491 U JP10807491 U JP 10807491U JP 10807491 U JP10807491 U JP 10807491U JP H066050 U JPH066050 U JP H066050U
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- Japan
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- seat
- frost
- windshield
- snow
- seat case
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- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的]自動車のフロントガラスを通しての直射日光を
遮る日除け装置は多様なものが提案され、また実用に供
されているが、これらは車内に設置するものに限られて
おり、冬期の降雪・降霜にも対応可能なものは見当たら
ない。特に、雪や霜の除去のために貴重な時間と手間を
費やしているという問題を解決し、あわせて日射防止に
も役立てようとする。 [構成]遮光性のある薄いシートまたはスクリーンをボ
ンネット裏面に装着したシートケースに収納しておき、
日射ならびに降雪・降霜を防止するときにはシートケー
スから引出して外部からフロントガラスを覆い、走行中
ならびに使用しないときはシートをシートケースに収納
しておく。これによって同一のシート一枚で夏期の日射
防止ならびに冬期の降雪・降霜の両方に対処できる。
遮る日除け装置は多様なものが提案され、また実用に供
されているが、これらは車内に設置するものに限られて
おり、冬期の降雪・降霜にも対応可能なものは見当たら
ない。特に、雪や霜の除去のために貴重な時間と手間を
費やしているという問題を解決し、あわせて日射防止に
も役立てようとする。 [構成]遮光性のある薄いシートまたはスクリーンをボ
ンネット裏面に装着したシートケースに収納しておき、
日射ならびに降雪・降霜を防止するときにはシートケー
スから引出して外部からフロントガラスを覆い、走行中
ならびに使用しないときはシートをシートケースに収納
しておく。これによって同一のシート一枚で夏期の日射
防止ならびに冬期の降雪・降霜の両方に対処できる。
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車のフロントガラスのカバー、特に、乗用車のフロントガラ スを外部から覆うカバーに関するものである。
[従来の技術] 自動車のフロントガラスを透しての太陽光線による車内温度上昇は、夏期の日 中の屋外駐車の場合、50〜60℃以上に達するといわれる。
そこで、日除け装置が多数提案され、また実用に供されているものにフロント ガラスの内側にびょうぶのように立てかける形式の紙製日射防止装置があり、あ るいは、ガラス自体の上部のみブルー等の色付けしたものや光透過を抑制したビ ニール製スクリーン等を内張りする方式のものがあるが、いずれも走行中の安全 や盗難等を考慮して自動車内部から対応するものに限られる。
一方、冬期の屋外駐車の場合、降雪のため、あるいは地域により降雪はなくと も朝など霜が全体に降るため車内から外部が見えなくなっていることをしばしば 経験する。一般に、これらに対しては、エンジンを始動してフロントガラスに熱 風をあてたり、後部ガラスには熱戦ヒーターを作動させるなどの対策が可能であ るが、いずれも冷態時から雪もしくは霜が解け走行可能となるまでには相当の時 間を要する。このため、降雪などが始まる前に、例えば前夜のうちに毛布やふと んをガラス部分にかぶせておき、明朝これらをその上に積もった雪や霜と共に取 り去ったり、または、湯をわかしてそれをガラスにかけて雪や霜を流し落したり の対応がなされているのが実情である。このように冬期の降雪・降霜に簡便かつ 短時間に対処できる手段は未だ実用化されていない。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の各種日除け装置は、日射防止目的にしか用いることができず、駐停 車中の降雪・降霜にはもとより対応することはできない。また、雪や霜の除去の ために早朝出勤前のあわただしいときに貴重な時間と手間を費やさなければなら ないなどの問題解決も望まれている。
また、このような目的に使用される装置は、簡便安価で、夏冬共に使用でき、 設置収納に場所をとらず、しかも運転者の視野の妨げにならないなどの要件を満 たすことが望ましい。
本考案は、上記の課題を一挙に解決することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は遮光性のある薄いシートまたはスクリーンを、ボンネット裏面に装着 したシートケースに収納しておき、日射防止時ならびに降雪・降霜時には上記シ ートケースから引き出してフロントガラスを覆い、走行中ならびに使用しないと きには上記シートケースに戻し入れすることにより、同一のシート一枚で夏期の 日射防止ならびに冬期の降雪・降霜の両方に対処するものである。
[作用] 上記により、日射防止目的に使用するとき、または、降雪・降霜に対するとき はあらかじめ、ボンネット裏側に装着されたシートケースからシートを引き出し てフロントガラス全面を覆い、その位置で固定しておく。シートは遮光性を有す るので直射日光を遮断し、フロントガラスまで至らせない。
また、シートはフロントガラスを外面から覆うので雪や霜はシート上に積もり、 フロントガラスに直接付着しない。
また、シートを使用しないときもしくは用済後はボンネット裏のシートケース に収納しておくので場所をとらず盗難防止にもなる。降雪後のシート収納に際し てシート上に積もった雪が多い場合でもこれを完全に落とす必要はなく、シート ケースに戻しうる程度にはたくなどして払い落とせばよい。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図1において、本考案に係るフロントガラスカバー装置は、自動車1のフロン トガラス2を覆うシート5と、ボンネット3の裏側に装着した収納用シートケー ス4と、シート5を引き出してフロントガラス2を覆う位置にて固定する手段、 例えば、吸盤6を主要構成要素とする。
シート5は、望ましくは1mm以下の厚みで、ある程度の引張り強度と柔軟性 、そして日中の直射日光をさえぎる遮光性とを有するものであれば、例えば、各 種繊布に樹脂を含浸コーティングしたものであってもよく、アルミ繊布のように 光を反射するものを素材とするものであればなおさら好ましい。
シート5の後端には図2および図4に示すように、引出し把手7を設けてシー トケース4内の収納状態から引き出す際のつかみ把手とすると共に、逆に不使用 時にシート5をシートケース4に戻し入れる場合、引出し把手7だけがボンネッ ト3の外部に残るよう引懸りの役目も兼ねている。同じくシート5の後端にはフ ロントガラス2を覆ってしまう位置にてシート5を自動車1のボディに固定する 手段として周知のゴムまたはプラスチック製の吸盤6が適当数設けられる。この 固定手段はボティにシート5を固定する目的にかない、不使用時に突起などが残 って外観を損うおそれがないことが望ましく、この点でマグネットを利用したも の等でも良い。
シート5の前端には、これを左右に横断してバー8を渡している。バー8の両 端部には戻し把手9を設け、シート5をシートケース4に収納するため引戻す把 手としている。従って、シート5を収納するとき、いったんボンネット3を開け なければならない。ごく短時間の作業であるが、これをも省くには図示しないス プリング等を利用して自動的に戻るようにしてもよい。図2および図3に示すよ うに、上記のバー8は、シート5をシートケース4に対して出し入れするとき前 後終端位置においてシートケース4の取付耳11および12に当たってそれ以上 動かなくするストッパーの役目も兼ねている。また、上記戻し把手9は、その内 側の肩がシートケース4の底板4aの端面に当たることによりシート5がシート ケース4からはみ出さないよう案内する役目も果たしている。
シートケース4は、ボンネット3の裏側で図示しないエンジンの直上部に位置 するので130℃程度の耐熱性のある材料が望ましい。底板4aの下側面すなわ ちエンジンに面する側に輻射熱を反射するよう金属光沢をもたせれば運転中にシ ート5への熱伝導を抑制する効果もある。例えばアルミ製の板はこれらの要件に かなう。
図3に示すようにボンネット3の裏面に取付けるにあたっては、一般にボンネ ット裏面に設けられる補強フレーム10に、底板4aから板曲げ等により加工成 型した取付耳11、12等をビス止め等の手段で固定すればボンネット自身に影 響を与えず好都合である。
なお、ボンネット裏には通常、図示しないウィンドワッシャー液用のゴムホー ス配管が付属している。これには図2に示すようにシート5を引き出す際に上記 配管を避けられるように切り目13と、フロントガラス2の全面を覆う固定位置 にてシート5を上記配管が貫通するよう穴14とを設けておけばよい。
[考案の効果] 本考案は一枚のシートで夏期の日射防止ならびに冬期の降雪・降霜防止に兼用 することができる。また、使用しないときは、ボンネット裏側に収納するので別 の収納場所を必要としない。これにより、特に冬期にフロントガラスに積もった 雪や霜の除去が簡便かつ確実に行なえ貴重な時間と手間を費やさずにすむ。
【図面の簡単な説明】 図1は、本考案に係る自動車のフロントガラスカバー装
置を自動車に取付けた状態を示す、部分断面図を含む組
立図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3、図4はそ
れぞれ図2のB−B矢視断面図およびC−C矢視断面図
である。 1…自動車 2…フロントガラス 3…ボンネット 4…シートケース 5…フロントガラスカバー 6…吸盤 7…引出し把手 9…戻し把手
置を自動車に取付けた状態を示す、部分断面図を含む組
立図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3、図4はそ
れぞれ図2のB−B矢視断面図およびC−C矢視断面図
である。 1…自動車 2…フロントガラス 3…ボンネット 4…シートケース 5…フロントガラスカバー 6…吸盤 7…引出し把手 9…戻し把手
Claims (1)
- フロントガラスの一部もしくは全部を覆うことのできる
遮光性シートと、ボンネット裏面に装着して上記シート
を収納するシートケースと、前記シートをフロントガラ
ス外面をカバーする位置における固定手段とを設け、前
記シートの前記シートケースからの引き出し、所定位置
での固定、または前記シートケースへの戻入れを自在に
行なえるよう構成したことを特徴とする自動車用フロン
トガラスカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10807491U JPH066050U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 自動車のフロントガラスカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10807491U JPH066050U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 自動車のフロントガラスカバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066050U true JPH066050U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=14475224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10807491U Pending JPH066050U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 自動車のフロントガラスカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066050U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167621A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | Yurio Kashiwara | 自動車の日よけ装置 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP10807491U patent/JPH066050U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167621A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | Yurio Kashiwara | 自動車の日よけ装置 |
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