JPH0660224U - 固体絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 引出形遮断器を数台搭載した場合でも据付面
積を小さくすることができる様にする。 【構成】 箱体６に引出形遮断器５ａ、５ｂ、５ｃをそ
れぞれ上下方向に内蔵し、箱体６の背面側にケーブルヘ
ッド７ａ、７ｂ、７ｃと分岐主母線２が配置され、引出
遮断器５ａ、５ｂ、５ｃとは上部断路部３ａ、３ｂ、３
ｃ、下部断路部４ａ、４ｂ、４ｃによって接続され、さ
らに箱体６の上部に主母線１を引出形遮断器５ａ、５
ｂ、５ｃの移動方向に対して直角方向に配置し、分岐主
母線２と接続する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、高圧充電部が固体絶縁物で覆われた固体絶縁開閉装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図２は、従来の固体絶縁開閉装置の一例であり、箱体６には引出形遮断器５が １台内蔵されており、箱体６の背面側にはケーブルヘッド７と主母線１がそれぞ れ配置されており、引出形遮断器５とは上部断路部３、下部断路部４によって接 続されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記従来の方式では、引出形遮断器の台数を多数必要とする場合、水平方向に 主母線の接続がされている為、据付面積が引出形遮断器の台数分だけ大きくなっ てしまう。 そこで本考案は、主母線の接続を垂直方向にも可能としたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案においては、主母線を垂直方向に接続し、引出形遮断器数台を上下に配 置する。

【０００５】

【作用】

前記の通り構成することにより、従来の引出形遮断器１台分の据付面積で、引 出形遮断器が数台搭載出来、据付面積を小さくすることができる。

【０００６】

【実施例】

図１は本考案の固体絶縁開閉装置の一例を示すもので、箱体６には引出形遮断 器５ａ、５ｂ、５ｃがそれぞれ上下方向に内蔵されており、箱体６の背面側には 、ケーブルヘッド７ａ、７ｂ、７ｃと分岐主母線２がそれぞれ配置されており、 引出形遮断器５ａ、５ｂ、５ｃとは上部断路部３ａ、３ｂ、３ｃ、下部断路部４ ａ、４ｂ、４ｃによって接続され、さらに箱体６の上部には、分岐主母線２とは 直角方向で箱体６の水平方向に配置された主母線１があり、分岐主母線２と接続 されている。 前記の通り配置することにより、引出形遮断器を数台上下に配置することが出 来る。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によれば、引出形遮断器を上下に数台接続することが出来る為、据付面 積を最小限とすることができ、固体絶縁開閉装置をより据付スペースの小さな場 所にも適用可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の固体絶縁開閉装置の一例である。

【図２】従来の固体絶縁開閉装置の一例である。

【符号の説明】

１ 主母線 ２ 分岐主母線 ３ａ、３ｂ、３ｃ 上部断路部 ４ａ、４ｂ、４ｃ 下部断路部 ５ａ、５ｂ、５ｃ 引出形遮断器 ６ 箱体 ７ａ、７ｂ、７ｃ ケーブルヘッド

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｂ 11/04

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 箱体内に引出形遮断器を上下方向に数台
   収納するとともに、該引出形遮断器の移動方向に対して
   直角方向に分岐主母線を前記箱体内の背面に配設し、前
   記分岐主母線に接続されかつ前記引出形遮断器が接離す
   る断路部を前記分岐主母線と前記引出形遮断器との間に
   配設し、さらにケーブルヘッドを前記引出形遮断器の移
   動方向に前記箱体内の背面に配設し、前記ケーブルヘッ
   ドに接続されかつ前記引出形遮断器が接離する断路部を
   前記ケーブルヘッドと前記引出形遮断器との間に配設す
   る一方、前記引出形遮断器の移動方向に対して直角方向
   に主母線を前記箱体内の上部に配設し、前記分岐主母線
   と直角方向に接続した固体絶縁開閉装置。