JPH0659983A - 信号入力回路 - Google Patents

信号入力回路

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JPH0659983A
JPH0659983A JP4236554A JP23655492A JPH0659983A JP H0659983 A JPH0659983 A JP H0659983A JP 4236554 A JP4236554 A JP 4236554A JP 23655492 A JP23655492 A JP 23655492A JP H0659983 A JPH0659983 A JP H0659983A
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circuit
signal
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internal
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JP4236554A
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Yasuyuki Okamoto
泰之 岡本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込み終了信号の内部回路への伝達をアドレ
ス信号の変化が内部回路に伝わるより速く行うことがで
き、またアドレス入力端子への雑音の印加による間違っ
たアドレス番地の特定を回避することができる信号入力
回路を得る。 【構成】 アドレス入力回路101を、書込み制御信号
を通過又は遮断するスイッチ回路101aと、その出力
をラッチする状態と、該出力を通過する状態とに切り換
え可能なラッチ通過回路101bとを有する回路構成と
し、書込み状態では、アドレス信号を入力側と関係なく
出力側にラッチし、書込み終了時、書込み終了信号をア
ドレス信号の変化より速く内部回路に伝達するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は信号入力回路に関し、
特に書込み制御信号を内部回路に入力する入力回路,ア
ドレス信号を内部回路に入力する入力回路,及び該入力
回路を制御する制御回路の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の信号入力回路を説明するた
めの図であり、図5(a) は該信号入力回路とその出力側
の内部回路との接続関係を、図5(b) 及び図5(c) はそ
れぞれ上記信号入力回路を構成するアドレス入力回路及
び書込み入力回路の具体的な回路構成を示している。
【0003】図において200は信号入力回路で、この
回路200は、外部からのアドレス信号(第1の入力信
号)を受け、これを内部回路203に出力するアドレス
入力回路(第1の入力回路)201と、外部からの書込
み制御信号(第2の入力信号)を受け、これを上記内部
回路203に出力する書込み入力回路(第2の入力回
路)202とから構成されている。
【0004】ここで上記アドレス入力回路201は、そ
の入力端子1と出力端子2との間に直列に接続された3
つのインバータI1〜I3からなり、各インバータは電
源5と接地6との間に直列に接続されたPチャネル電界
効果型トランジスタ(以下pchFETという。)と、N
チャネル電界効果型トランジスタ(以下nchFETとい
う。)とから構成されている。
【0005】また上記書込み入力回路202は、その入
力端子3と出力端子4との間に直列に接続された5段の
インバータI7〜I11を有し、各インバータI7〜I
11は上記インバータI1〜I3と同様、電源5と接地
6との間に直列に接続されたpchFETとnchFETと
から構成されている。なお、p1〜p3,p7〜p11
はそれぞれ上記インバータI1〜I3,I7〜I11を
構成する電源側のpchFET、n1〜n3,p7〜p1
1は上記インバータI1〜I3,I7〜I11を構成す
る接地側のnchFETである。
【0006】また上記書込み入力回路202では、上記
最終段のインバータI11のpchFETp11と電源5
との間にはpchFETn12が、また出力端子4と接地
6との間にはnchFETn12が接続されており、該両
FETp12及びn12のゲートは、上記2段目及び3
段目のインバータI8,I9間のノードS6に接続され
ており、これにより入力端子3に入力される書込み制御
信号のうち、ローレベルの書込み終了信号がハイレベル
の書込み活性信号より早く内部回路203側に出力され
るようになっている。
【0007】また図6は上記書込み活性信号及び書込み
終了信号の波形を示しており、WLは書込み活性信号の
入力端子3での波形、wl3は書込み活性信号の出力端
子4での波形、WHは書込み終了信号の入力端子3での
波形、wh3は書込み終了信号の出力端子4での波形で
あり、xは入力端子3への書込み制御信号の供給により
該入力端子3の信号レベルが反転したタイミング、yは
出力端子4の信号レベルが書込み終了信号の入力に対応
して反転したタイミング、zは出力端子4の信号レベル
が書込み活性信号の入力に対応して反転したタイミング
を示している。
【0008】次に動作について説明する。まずアドレス
信号が入力端子1に供給されると、該アドレス信号はア
ドレス入力回路201の各段のインバータI1〜I3に
より反転され、その出力端子2から内部回路203に入
力される。
【0009】またこの時書込み制御信号である書込み活
性信号が入力端子3に供給されると、入力端子3の信号
レベルはローレベルに変化し、インバータ2段分の遅延
時間遅れてノードs6がローレベルになる。これにより
pchFETp12はオンするが、書込み活性信号はpch
FETp11がオンするまでは出力端子4には伝わらな
い。つまり、ノードs6がローレベルに反転してから出
力端子4の信号レベルがハイレベルに反転するまでは、
ノードs6から出力端子4までのインバータI9〜I1
1、及びpchFETp12とnchFETn12とからな
るインバータの4段分の遅延時間がかかる。
【0010】一方上記入力端子3に書込み制御信号のう
ちの書込み終了信号が供給されると、入力端子3の信号
レベルが上記書込み活性信号の場合とは逆にハイレベル
に変化し、インバータ2段分の遅延時間遅れてノードs
6がハイレベルになる。これによりnchFETn12が
オンして出力端子4の信号レベルがローレベルに反転
し、書込み終了信号が出力端子4に伝わることとなる。
つまり内部回路203には書込み終了信号に対応したレ
ベルの信号が入力されることとなる。この場合ノードs
6がハイレベルに反転してから出力端子4の信号レベル
が反転するまでは、pchFETp12及びnchFETn
12で構成されるインバータ1段分の遅延時間を要する
のみである。このようにして、書込み終了信号を書込み
活性信号よりも早く内部回路203に伝達している。
【0011】これにより、アドレス信号の変化と書込み
制御信号のうち書込み終了信号の入力とが同時に発生し
た場合でも、書込み終了信号の入力の方がアドレス信号
の変化よりも早く内部回路203に伝達されることとな
り、アドレス変化時の誤書き込みを回避するようにして
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アドレス信
号のアクセス時間はますます短縮される傾向にあり、ア
クセス時間の短縮がさらに進んだ場合、上記のような従
来の書込み入力回路の構成では、アドレス信号の変化が
書込み終了信号の入力よりも先に内部回路に伝達される
事態も生ずることとなる。この場合アドレス信号の変化
後のアドレス情報に対応するアドレスの番地への誤書込
みが行われるという問題がある。
【0013】また、アドレス回路の入力端子1にノイズ
が印加された場合、該ノイズののったアドレス信号によ
り特定される間違ったアドレスの番地に書込みを行って
しまうという問題点もあった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、書込み終了信号の内部回路への
伝達をアドレス信号の変化が内部回路に伝わるより速く
行うことができ、またアドレス入力端子への雑音の印加
による間違ったアドレス番地の特定を回避することがで
きる信号入力回路を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号入力
回路は、外部からの第1の入力信号を内部回路に出力す
る第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は遮
断するスイッチ回路と、該スイッチ回路の出力をラッチ
する状態と、該出力を通過する状態とに切り換え可能な
ラッチ通過回路とを有する回路構成とし、外部からの第
2の入力信号を内部回路に出力する第2の入力回路の内
部信号により上記ラッチ通過回路のラッチ状態から通過
状態への切換え、あるいはその逆の切換えを行い、上記
内部信号の遅延信号によりスイッチ回路の非導通状態か
ら導通状態への切換え、あるいはその逆の切換えを行う
制御回路を備えたものである。
【0016】この発明に係る信号入力回路は、外部から
の第1の入力信号を内部回路に出力する第1の入力回路
を、上記第1の入力信号を通過又は遮断するスイッチ回
路を有する回路構成とし、外部からの第2の入力信号を
内部回路に出力する第2の入力回路の内部信号に応じ
て、上記第1の入力回路の応答時間が第2の入力回路の
応答時間より長くなるよう上記スイッチ回路を制御する
制御回路を備えたものである。
【0017】この発明に係る信号入力回路は、外部から
の第1の入力信号を内部回路に出力する第1の入力回路
を、上記第1の入力信号を通過又は遮断するスイッチ回
路と、該スイッチ回路の出力をラッチする状態と、該出
力を通過する状態とに切り換え可能なラッチ通過回路と
を有する回路構成とし、外部からの第2の入力信号を内
部回路に出力する第2の入力回路の内部信号に応じて、
上記ラッチ通過回路を通過状態からラッチ状態への切換
えを行い、上記内部信号の遅延信号によりスイッチ回路
の導通状態から非導通状態への切換えを行う制御回路を
備えたものである。
【0018】
【作用】この発明においては、第1の入力回路を、上記
第1の入力信号を通過又は遮断するスイッチ回路と、該
スイッチ回路の出力をラッチする状態と、該出力を通過
する状態とに切り換え可能なラッチ通過回路とを有する
回路構成とし、第2の入力回路の内部信号により上記ラ
ッチ通過回路のラッチ状態から通過状態への切換え、あ
るいはその逆の切換えを行い、該内部信号の遅延信号に
よりスイッチ回路の非導通状態から導通状態への切換
え、あるいはその逆の切換えを行うようにしたから、第
2の入力信号の情報に応じて、同時に発生した第1及び
第2の入力信号の変化のうち、第2の入力信号の変化を
第1の入力信号の変化より速く内部回路に伝達したり、
第1の入力信号の変化を、その入力端子の信号レベルの
状態に関係なく出力端子に保持することができる。
【0019】またこの発明においては、第1の入力回路
を、上記第1の入力信号を通過又は遮断するスイッチ回
路を有する回路構成とし、第2の入力回路の内部信号に
応じて、上記第1の入力回路の応答時間が第2の入力回
路の応答時間より長くなるよう上記スイッチ回路を制御
するようにしたので、同時に発生した第1及び第2の入
力信号の変化のうち、第2の入力信号の変化を第1の入
力信号の変化より速く内部回路に伝達することができ
る。
【0020】またこの発明においては、第1の入力回路
を、上記第1の入力信号を通過又は遮断するスイッチ回
路と、該スイッチ回路の出力をラッチする状態と、該出
力を通過する状態とに切り換え可能なラッチ通過回路と
を有する回路構成とし、第2の入力回路の内部信号に応
じて、上記ラッチ通過回路を通過状態からラッチ状態へ
の切換えを行い、該内部信号の遅延信号によりスイッチ
回路の導通状態から非導通状態への切換えを行うように
したので、第2の入力信号の情報に応じて、第1の入力
信号の変化を、その入力端子の信号レベルの状態に関係
なく出力端子に保持することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による信号入力回路を
説明するための回路構成図であり、図において、100
は本実施例の信号入力回路で、アドレス信号を内部回路
(図示せず)に出力するアドレス入力回路(第1の入力
回路)101と、書込み制御信号を内部回路(図示せ
ず)に出力する書込み入力回路(第2の入力回路)10
2と、書込み入力回路102の内部信号に基づいて上記
アドレス入力回路101を制御する制御回路103とか
ら構成されている。
【0022】ここで上記アドレス入力回路101は、上
記アドレス信号を通過又は遮断するnchFETn13か
らなるスイッチ回路101aと、該スイッチ回路101
aの出力をラッチする状態と、該出力を通過する状態と
に切り換え可能なラッチ通過回路101bとを有する回
路構成となっており、上記スイッチ回路101aと入力
端子1との間には、インバータI1,I2が2段直列に
設けられている。また上記ラッチ通過回路101bは上
記スイッチ回路101aと出力端子2との間に設けられ
たインバータI3と、該インバータI3と逆並列に接続
されたインバータI4と、該インバータI4の出力と上
記インバータI3の入力との間に挿入されたnchFET
n14とから構成されている。
【0023】また上記書込み入力回路102は、入力端
子3と出力端子4との間に接続された5段のインバータ
I7〜I11から構成されており、また上記制御回路1
03は上記インバータI10の出力を受けるインバータ
I5と、その出力を受けるインバータI6とから構成さ
れている。ここで上記インバータI5の出力は上記ラッ
チ通過回路101bを構成するnchFETn14のゲー
トに、またインバータI6の出力は上記スイッチ回路1
01aを構成するnchFETn13のゲートに接続され
ている。
【0024】なお、p1〜p11は上記インバータI1
〜I11を構成する電源側のpchFET、n1〜n11
は上記インバータI1〜I11を構成する接地側のnch
FETであり、s1,s2はそれぞれ上記インバータI
3の入力側及び出力側ノード、s3,s4は上記nchF
ETn14,n13のゲートのノード、s5はインバー
タI11の出力ノード(出力端子4)である。
【0025】次に動作について説明する。まず書込み入
力回路102に書込み活性信号(ローレベル)が入力さ
れる場合について図2を用いて説明する。この場合前回
の書込みを終了する際の書込み終了信号(ハイレベル)
により、制御回路103のインバータI5の出力はロー
レベル、インバータI6の出力はハイレベルとなってお
り、スイッチ回路101aのnchFETn13はオン、
ラッチ通過回路101bのnchFETn14はオフして
おり、つまりスイッチ回路101a及びラッチ通過回路
101bともに信号通過状態となっている。
【0026】上記アドレス入力回路101への外部から
のアドレス信号が変化すると同時に、書込み入力回路1
02へ外部からの書込み活性信号(ローレベル)が入力
されると(t=a)、上記スイッチ回路101aが導通
状態であるため、アドレス信号の入力端子1における波
形ADの変化はインバータ2段分の遅れ時間遅れて該ス
イッチ回路101aの出力側ノードs1に波形ad1と
して現れ(t=b)、さらに最終段のインバータI3に
より1段分遅れて出力ノードS2,つまり出力端子2に
波形ad2として出力される(t=c)。
【0027】一方書込み活性信号の入力端子3における
波形WLの変化は、インバータI7〜I10を経て最終
段のインバータI11の入力側に現れ、さらに最終段の
インバータI11により1段分遅れて出力ノードS5,
つまり出力端子4に波形wl3として出力される(t=
d)。また上記インバータI11の入力側に現れた書込
み活性信号の内部信号は、制御回路103に入力され、
初段のインバータI5を介してラッチ通過回路101b
のnchFETn14のゲートノードs3に波形wl1と
して伝わる(t=d)。これにより該nchFETn14
がオンして、該回路101bは上記アドレス信号(波形
ad2)をラッチした状態となる。そして上記内部信号
(波形wl1)はさらにインバータI6を介してスイッ
チ回路101aのnchFETn13のゲートノードs4
に波形wl2として伝わって(t=e)、該nchFET
n13がオフし、スイッチ回路101aが遮断状態とな
る。これによりアドレス入力回路101の入力端子1の
信号レベルに関係なく、アドレス入力回路101の出力
端子2にはアドレス信号(波形ad2)が保持され、こ
の保持状態は書込み終了信号が入力されるまで続く。
【0028】次にこのようにアドレス信号が保持された
状態で、アドレス入力回路101の入力端子1にノイズ
が印加された場合について図4を用いて説明する。
【0029】このような書込み状態において、アドレス
入力回路101の入力端子1にノイズが生じても(d≦
t≦e)、nchFETn13がオフしてスイッチ回路1
01aが遮断状態となっているため、ノイズののったア
ドレス信号ANがスイッチ回路101aの出力ノードs
1に波形an1として(t1 ≦t≦t2 )、また出力ノ
ードs2に波形an2として(t2 ≦t≦t3 )伝わる
ようなことはない。このため間違ったアドレスの番地へ
の書込みを防止できる。
【0030】次に書込み入力回路102に書込み終了信
号(ハイレベル)が入力される場合について図3を用い
て説明する。上記アドレス入力回路101へ外部からの
アドレス信号が変化すると同時に、書込み入力回路10
2へ外部からの書込み終了信号(ハイレベル)が入力さ
れると(t=f)、上記スイッチ回路101aが非導通
状態であるため、アドレス信号の入力端子1における波
形ADの変化はインバータ2段分の遅れ時間が経過した
後もスイッチ回路101aの出力側ノードS1には現れ
ない。
【0031】一方書込み終了信号の入力端子3における
波形WHの変化は、インバータI7〜I10を経て最終
段のインバータI11の入力側に現れ、さらに最終段の
インバータI11により1段分遅れて出力ノードS5,
つまり出力端子4に波形wh3として出力される(t=
g)。また上記インバータI11の入力側に現れた内部
信号は、制御回路103に入力され、初段のインバータ
I5を介してラッチ通過回路101bのnchFETn1
4のゲートノードs3に波形wh1として伝わる(t=
g)。これにより該nchFETn14がオフして、該回
路101bは上記アドレス信号を通過する状態となる。
【0032】さらに上記内部信号(波形wh1)はイン
バータI6を介してスイッチ回路101aのnchFET
n13のゲートノードs4に波形wh2として伝わって
(t=h)、該nchFETn13がオンし、スイッチ回
路101aが導通状態となり、スイッチ回路101aの
出力ノードS1にアドレス信号(波形ad1)が現れ
る。そしてこのアドレス信号(波形ad1)はインバー
タ1段分遅れてアドレス入力回路101の出力ノードS
2に波形ad2として出力される(t=i)。このよう
に書込み終了信号は、アドレス信号が内部回路側に出力
されるタイミング(t=i)よりも早いタイミング(t
=g)で内部回路側に出力される。
【0033】このように本実施例では、アドレス入力回
路101を、上記アドレス信号を通過又は遮断するスイ
ッチ回路101aと、該スイッチ回路の出力をラッチす
る状態と、該出力を通過する状態とに切り換え可能なラ
ッチ通過回路101bとを有する回路構成とし、書込み
入力回路102に書込み活性信号が入力された時、この
活性信号に対応した内部信号により上記ラッチ通過回路
101bを信号通過状態から信号ラッチ可能状態へ切換
え、該内部信号の遅延信号によりスイッチ回路を導通状
態から非導通状態へ切換えるようにしたので、アドレス
信号の変化を、入力端子1の信号レベルの状態に関係な
く出力端子2に保持することができる。これにより書込
み状態において入力端子1に雑音が印加されても、雑音
ののったアドレス信号ANは出力端子2には現れず、つ
まり内部回路には入力されず、上記雑音ののったアドレ
ス信号により間違ったアドレスの番地が確定されてしま
うのを防止することができる。
【0034】また書込み入力回路102に書込み終了信
号が入力された時、この終了信号に対応した内部信号に
より上記ラッチ通過回路101bを信号ラッチ可能状態
から信号通過状態へ切換え、該内部信号の遅延信号によ
りスイッチ回路を非導通状態から導通状態へ切換えるよ
うにしたので、書込み終了信号の入力とアドレス信号の
変化とが同時に生じても、書込み終了信号の方をアドレ
ス信号より速く内部回路に伝達することができ、これに
よりアドレス信号の変化後のアドレス情報に対応するア
ドレスの番地への誤書込みを回避することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係る信号入力回路
によれば、第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通
過又は遮断するスイッチ回路と、該スイッチ回路の出力
をラッチする状態と、該出力を通過する状態とに切り換
え可能なラッチ通過回路とを有する回路構成とし、第2
の入力回路の内部信号により上記ラッチ通過回路のラッ
チ状態から通過状態への切換え、あるいはその逆の切換
えを行い、該内部信号の遅延信号によりスイッチ回路の
非導通状態から導通状態への切換え、あるいはその逆の
切換えを行うようにしたので、例えば第1の入力信号と
してのアドレス信号の変化と、第2の入力信号としての
書込み終了信号の入力とが同時に生じた場合でも、書込
み終了信号をアドレス信号の変化より速く内部回路に伝
えることができ、変化後のアドレスへの誤書き込みを防
止することができる。また書込み状態において第1の入
力回路であるアドレス入力回路の入力端子に雑音が印加
された場合でも、雑音ののったアドレス信号の内部回路
の伝達を阻止することができる効果がある。
【0036】またこの発明に係る信号入力回路によれ
ば、第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は
遮断するスイッチ回路を有する回路構成とし、第2の入
力回路の内部信号に応じて、上記第1の入力回路の応答
時間が第2の入力回路の応答時間より長くなるよう上記
スイッチ回路を制御するようにしたので、書き込み終了
の信号とアドレス信号の変化が同時に生じても、変化後
のアドレスへの誤書き込みを防止することができる効果
がある。
【0037】またこの発明に係る信号入力回路によれ
ば、第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は
遮断するスイッチ回路と、該スイッチ回路の出力をラッ
チする状態と、該出力を通過する状態とに切り換え可能
なラッチ通過回路とを有する回路構成とし、第2の入力
回路の内部信号に応じて、上記ラッチ通過回路を通過状
態からラッチ状態への切換えを行い、該内部信号の遅延
信号によりスイッチ回路の導通状態から非導通状態への
切換えを行うようにしたので、書込み状態においてアド
レス入力回路の入力側に雑音が印加されても、雑音のの
ったアドレス信号が内部回路に伝達されるのを阻止する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるアドレス入力回路及び
書込み入力回路とからなる信号入力回路を説明するため
の図である。
【図2】上記各入力回路内における、アドレス信号の変
化と書込み活性信号の伝播の様子を説明するための波形
図である。
【図3】上記各入力回路内における、アドレス信号の変
化と書込み終了信号の伝播の様子を説明するための波形
図である。
【図4】上記各入力回路内における、ノイズがのったア
ドレス信号と書込み活性信号の伝播の様子を説明するた
めの波形図である。
【図5】従来の信号入力回路を説明するための図であ
る。
【図6】上記信号入力回路をアドレス入力回路とともに
構成する書込み入力回路の動作を説明するための波形図
である。
【符号の説明】
1,3 入力端子 2,4 出力端子 5 電源 6 接地 100 信号入力回路 101 アドレス入力回路 101a スイッチ回路 101b ラッチ通過回路 102 書込み入力回路 103 制御回路 I1〜I11 インバータ p1〜p11 pchFET n1〜n11,n13,n14 nchFET s1〜s5 ノード AD アドレス信号の入力端子での波形 ad1 アドレス信号入力のノードs1での波形 ad2 アドレス信号入力のノードs2での波形 WL 書込み活性信号の入力端子での波形 w11 書込み活性信号のノードs3での波形 w12 書込み活性信号のノードs4での波形 w13 書込み活性信号のノードs5での波形 WH 書込み終了信号の入力端子での波形 wh1 書込み終了信号のノードs3での波形 wh2 書込み終了信号のノードs4での波形 wh3 書込み終了信号のノードs5での波形 AN ノイズののったアドレス信号の入力端子での波
形 an1 ノイズののったアドレス信号のノードs1での
波形 an2 ノイズののったアドレス信号のノードs2での
波形 a〜i,t1,t2,t3 入,出力端子及び内部ノ
ードでの信号レベルの変化タイミング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの第1の入力信号を受け、これ
    を内部回路に出力する第1の入力回路と、外部からの第
    2の入力信号を受け、これを上記内部回路に出力する第
    2の入力回路とを備えた信号入力回路において、 上記第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は
    遮断するスイッチ回路と、該スイッチ回路の出力をラッ
    チする状態と、該出力を通過する状態とに切り換え可能
    なラッチ通過回路とを有する回路構成とし、 上記第2の入力回路の内部信号により上記ラッチ通過回
    路のラッチ状態から通過状態への切換え、あるいはその
    逆の切換えを行い、上記内部信号の遅延信号によりスイ
    ッチ回路の非導通状態から導通状態への切換え、あるい
    はその逆の切換えを行う制御回路を備えたことを特徴と
    する信号入力回路。
  2. 【請求項2】 外部からの第1の入力信号を受け、これ
    を内部回路に出力する第1の入力回路と、外部からの第
    2の入力信号を受け、これを上記内部回路に出力する第
    2の入力回路とを備えた信号入力回路において、 上記第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は
    遮断するスイッチ回路を有する回路構成とし、 上記第2の入力回路の内部信号に応じて、上記第1の入
    力回路の応答時間が第2の入力回路の応答時間より長く
    なるよう上記スイッチ回路を制御する制御回路を備えた
    ことを特徴とする信号入力回路。
  3. 【請求項3】 外部からの第1の入力信号を受け、これ
    を内部回路に出力する第1の入力回路と、外部からの第
    2の入力信号を受け、これを上記内部回路に出力する第
    2の入力回路とを備えた信号入力回路において、 上記第1の入力回路を、上記第1の入力信号を通過又は
    遮断するスイッチ回路と、該スイッチ回路の出力をラッ
    チする状態と、該出力を通過する状態とに切り換え可能
    なラッチ通過回路とを有する回路構成とし、 上記第2の入力回路の所定の内部信号により、上記ラッ
    チ通過回路を通過状態からラッチ状態への切換えを行
    い、上記所定の内部信号の遅延信号によりスイッチ回路
    の導通状態から非導通状態への切換えを行う制御回路を
    備えたことを特徴とする信号入力回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283274A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Seiko Epson Corp 入力インタフェース回路、集積回路装置および電子機器

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