JPH0659889A - パイプラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式 - Google Patents
パイプラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式Info
- Publication number
- JPH0659889A JPH0659889A JP21386292A JP21386292A JPH0659889A JP H0659889 A JPH0659889 A JP H0659889A JP 21386292 A JP21386292 A JP 21386292A JP 21386292 A JP21386292 A JP 21386292A JP H0659889 A JPH0659889 A JP H0659889A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instruction
- branch
- branching
- software
- execution
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】命令先取りを行うパイプラインマシンにおける
分岐予測のキャンセルによる時間的なロスをなくす。 【構成】分岐判断命令１２１は、演算命令１１１の演算
結果を判断材料にし、分岐先を決定する。分岐実行命令
１３１は、分岐実行命令１２１により決定された分岐先
へ分岐を行う。この時、命令先取りは、演算命令１１
１、分岐判断命令１２１、演算命令１１２という順番で
行われる。分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、分
岐判断命令１２１により決定された分岐先の命令を先取
りする。以上により、分岐予測のキャンセルによる時間
的なロスがなくなる。
分岐予測のキャンセルによる時間的なロスをなくす。 【構成】分岐判断命令１２１は、演算命令１１１の演算
結果を判断材料にし、分岐先を決定する。分岐実行命令
１３１は、分岐実行命令１２１により決定された分岐先
へ分岐を行う。この時、命令先取りは、演算命令１１
１、分岐判断命令１２１、演算命令１１２という順番で
行われる。分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、分
岐判断命令１２１により決定された分岐先の命令を先取
りする。以上により、分岐予測のキャンセルによる時間
的なロスがなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパイプラインマシンにお
けるソフトウェア分岐方式に関し、特にパイプライン制
御されるデータ処理装置の、ソフトウェア命令のシーケ
ンス制御におけるパイプラインマシンにおけるソフトウ
ェア分岐方式に関する。
けるソフトウェア分岐方式に関し、特にパイプライン制
御されるデータ処理装置の、ソフトウェア命令のシーケ
ンス制御におけるパイプラインマシンにおけるソフトウ
ェア分岐方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパイプラインマシンにおけるソフ
トウェア分岐方式において、データ処理装置のソフトウ
ェア分岐命令は、一命令で分岐条件の判断と分岐先の決
定と分岐の実行とを行い、かつ分岐方向を予測し命令の
先取りを行う方式が多かった。
トウェア分岐方式において、データ処理装置のソフトウ
ェア分岐命令は、一命令で分岐条件の判断と分岐先の決
定と分岐の実行とを行い、かつ分岐方向を予測し命令の
先取りを行う方式が多かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパイプ
ラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式は、予測し
た分岐方向が逆であった場合、先取りした命令をキャン
セルしなければならず、先取りした命令が無駄となって
しまうという欠点があった。
ラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式は、予測し
た分岐方向が逆であった場合、先取りした命令をキャン
セルしなければならず、先取りした命令が無駄となって
しまうという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプラインマ
シンにおけるソフトウェア分岐方式は、ソフトウェア命
令を実行する、パイプライン制御のデータ処理装置にお
いて、分岐の条件を判断し分岐先を決定し、決定された
分岐方向へ命令の先取りを開始する分岐判断命令と、前
記分岐判断命令によって決定された分岐先へ分岐を実行
する分岐実行命令との二つのソフトウェア命令を備え
る。
シンにおけるソフトウェア分岐方式は、ソフトウェア命
令を実行する、パイプライン制御のデータ処理装置にお
いて、分岐の条件を判断し分岐先を決定し、決定された
分岐方向へ命令の先取りを開始する分岐判断命令と、前
記分岐判断命令によって決定された分岐先へ分岐を実行
する分岐実行命令との二つのソフトウェア命令を備え
る。
【０００５】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００６】図１は本発明のパイプラインマシンにおけ
るソフトウェア分岐方式の一実施例におけるソフトウェ
ア命令の主記憶上での配置図であり、図２と図３は、本
実施例におけるソフトウェア命令の実行タイムチャート
であり、図２が分岐判断命令１２１が分岐条件成立だっ
たときの実行タイムチャートであり、図３が分岐判断命
令１２１が分岐条件不成立だったときの実行タイムチャ
ートである。
るソフトウェア分岐方式の一実施例におけるソフトウェ
ア命令の主記憶上での配置図であり、図２と図３は、本
実施例におけるソフトウェア命令の実行タイムチャート
であり、図２が分岐判断命令１２１が分岐条件成立だっ
たときの実行タイムチャートであり、図３が分岐判断命
令１２１が分岐条件不成立だったときの実行タイムチャ
ートである。
【０００７】本発明について、主記憶から命令を読み込
む命令読み込みステージ、読み込んだ命令を解析する命
令解析ステージ、演算に必要なオペランドを揃えるオペ
ランド読み込みステージ、揃ったオペランドで演算する
演算ステージ、演算された結果を格納する演算結果格納
ステージといった複数のステージを持つパイプライン制
御のデータ処理装置を一実施例として取り上げ説明す
る。
む命令読み込みステージ、読み込んだ命令を解析する命
令解析ステージ、演算に必要なオペランドを揃えるオペ
ランド読み込みステージ、揃ったオペランドで演算する
演算ステージ、演算された結果を格納する演算結果格納
ステージといった複数のステージを持つパイプライン制
御のデータ処理装置を一実施例として取り上げ説明す
る。
【０００８】図１において、ソフトウェア命令のシーケ
ンスは、分岐実行命令１３１を除いて、上から下に、順
に実行される。分岐判断命令１２１は直前の演算命令１
１１までの演算結果を判断材料として、分岐条件を判断
し分岐先を決定する。分岐実行命令１３１は、分岐判断
命令１２１によって決定された分岐先に分岐する。その
分岐先は、分岐条件が成立した場合は演算命令１１６で
あり、分岐条件が成立しなかった場合は分岐実行命令１
３１に続く演算命令１１５である。
ンスは、分岐実行命令１３１を除いて、上から下に、順
に実行される。分岐判断命令１２１は直前の演算命令１
１１までの演算結果を判断材料として、分岐条件を判断
し分岐先を決定する。分岐実行命令１３１は、分岐判断
命令１２１によって決定された分岐先に分岐する。その
分岐先は、分岐条件が成立した場合は演算命令１１６で
あり、分岐条件が成立しなかった場合は分岐実行命令１
３１に続く演算命令１１５である。
【０００９】図２と図３は、図１に示されたソフトウェ
ア命令群の実行タイムチャートであり、分岐判断命令１
２１で分岐条件が成立した場合のタイムチャートが図２
であり、分岐判断命令１２１で分岐条件が不成立した場
合のタイムチャートが図３である。
ア命令群の実行タイムチャートであり、分岐判断命令１
２１で分岐条件が成立した場合のタイムチャートが図２
であり、分岐判断命令１２１で分岐条件が不成立した場
合のタイムチャートが図３である。
【００１０】命令語は、演算命令１１１、分岐判断命令
１２１、演算命令１１２、演算命令１１３という順で命
令先取りがなされ、先取りされた命令は、先取りされた
順にパイプラインを流れていく。
１２１、演算命令１１２、演算命令１１３という順で命
令先取りがなされ、先取りされた命令は、先取りされた
順にパイプラインを流れていく。
【００１１】演算命令１１１が演算ステージを終了し演
算結果が得られたタイミングで、分岐判断命令１２１の
分岐条件判断が行われ、分岐先が決定される。分岐条件
が成立した場合、分岐先は演算命令１１６と決定され、
分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、演算命令１１
６以降の命令が先取りされる。分岐条件が成立しなかっ
た場合、分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、演算
命令１１５以降の命令が順に先取りされる。
算結果が得られたタイミングで、分岐判断命令１２１の
分岐条件判断が行われ、分岐先が決定される。分岐条件
が成立した場合、分岐先は演算命令１１６と決定され、
分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、演算命令１１
６以降の命令が先取りされる。分岐条件が成立しなかっ
た場合、分岐実行命令１３１以降の命令先取りは、演算
命令１１５以降の命令が順に先取りされる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパイプラ
インマシンにおけるソフトウェア分岐方式は、分岐条件
の判断を受け持つ分岐判断命令と分岐の実行を受け持つ
分岐実行命令というふたつの命令を新設する事及び分岐
判断命令によって決定された分岐先方向へ命令先取りを
実行する事によって、分岐の予測の誤りによる時間的な
ロスをなくすことができ、総合的な処理速度が向上す
る。
インマシンにおけるソフトウェア分岐方式は、分岐条件
の判断を受け持つ分岐判断命令と分岐の実行を受け持つ
分岐実行命令というふたつの命令を新設する事及び分岐
判断命令によって決定された分岐先方向へ命令先取りを
実行する事によって、分岐の予測の誤りによる時間的な
ロスをなくすことができ、総合的な処理速度が向上す
る。
【図１】本発明のパイプラインマシンにおけるソフトウ
ェア分岐方式の一実施例におけるソフトウェア命令の主
記憶上での配置図である。
ェア分岐方式の一実施例におけるソフトウェア命令の主
記憶上での配置図である。
【図２】本実施例のパイプラインマシンにおけるソフト
ウェア分岐方式における分岐判断命令が分岐条件成立だ
ったときの実行タイムチャートである。
ウェア分岐方式における分岐判断命令が分岐条件成立だ
ったときの実行タイムチャートである。
【図３】本実施例のパイプラインマシンにおけるソフト
ウェア分岐方式における分岐判断命令が分岐条件不成立
だったときの実行タイムチャートである。
ウェア分岐方式における分岐判断命令が分岐条件不成立
だったときの実行タイムチャートである。
１１１，１１２，〜，１１８ 演算命令 １２１ 分岐判断命令 １３１ 分岐実行命令
Claims (1)
- 【請求項１】 ソフトウェア命令を実行する、パイプラ
イン制御のデータ処理装置において、分岐の条件を判断
し分岐先を決定し、決定された分岐方向へ命令の先取り
を開始する分岐判断命令と、前記分岐判断命令によって
決定された分岐先へ分岐を実行する分岐実行命令との二
つのソフトウェア命令を備えることを特徴とするパイプ
ラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21386292A JPH0659889A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | パイプラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21386292A JPH0659889A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | パイプラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659889A true JPH0659889A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16646255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21386292A Pending JPH0659889A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | パイプラインマシンにおけるソフトウェア分岐方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659889A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5790845A (en) * | 1995-02-24 | 1998-08-04 | Hitachi, Ltd. | System with reservation instruction execution to store branch target address for use upon reaching the branch point |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP21386292A patent/JPH0659889A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5790845A (en) * | 1995-02-24 | 1998-08-04 | Hitachi, Ltd. | System with reservation instruction execution to store branch target address for use upon reaching the branch point |
| US5878254A (en) * | 1995-02-24 | 1999-03-02 | Hitachi, Ltd. | Instruction branching method and a processor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990323 |