JPH0659845B2 - 小型運搬車 - Google Patents
小型運搬車Info
- Publication number
- JPH0659845B2 JPH0659845B2 JP61163753A JP16375386A JPH0659845B2 JP H0659845 B2 JPH0659845 B2 JP H0659845B2 JP 61163753 A JP61163753 A JP 61163753A JP 16375386 A JP16375386 A JP 16375386A JP H0659845 B2 JPH0659845 B2 JP H0659845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- wheels
- body cover
- recess
- rear wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばオフィスやスーパーマーケット等で使
用する小型運搬車に関する。
用する小型運搬車に関する。
屋内で書類や商品等の小荷物を運搬するための車両とし
て、従来、例えば米国特許明細書第3224524号に
見られるように、前輪と左右二輪の後輪との間に、ステ
ップと荷台とを兼用する平坦なプラットホームを設け、
運転者の足下に小荷物を載せた状態で走行するものが知
られている。
て、従来、例えば米国特許明細書第3224524号に
見られるように、前輪と左右二輪の後輪との間に、ステ
ップと荷台とを兼用する平坦なプラットホームを設け、
運転者の足下に小荷物を載せた状態で走行するものが知
られている。
ところが、この先行技術のものは、運転者が足を置くス
ペースと小荷物を載せるスペースとが同一平面上にある
ために、数多くの小荷物を載せたり、形状の大きな荷物
を載せてしまうと、足を置くスペースが得られなくな
る。このため、小荷物の大きさや積載量に大きな制約が
生じてしまい、運搬効率が低下する不具合があった。
ペースと小荷物を載せるスペースとが同一平面上にある
ために、数多くの小荷物を載せたり、形状の大きな荷物
を載せてしまうと、足を置くスペースが得られなくな
る。このため、小荷物の大きさや積載量に大きな制約が
生じてしまい、運搬効率が低下する不具合があった。
そこで、本発明においては、車体の前部に、動力源によ
って駆動される前輪を設けるとともに、後部に左右一対
の後輪を設け、この車体に上記動力源を始めとして前輪
および後輪を一体的に覆うボディーカバーを被嵌し、こ
のボディーカバーの前半部上面を貫通して上方に延びる
ステアリング軸の上端部に、前輪を操向操作するハンド
ルを取付けるとともに、上記ボディーカバーの後半部に
は、後輪間に入り込む凹陥部を形成し、この凹陥部の底
面を運転者が起立した姿勢で乗車する乗車スペースとす
る一方、この凹陥部の左右両側部に、運搬物を上記乗車
スペースを跨いだ状態で支持する左右一対の立上がり壁
を立設したことを特徴とする。
って駆動される前輪を設けるとともに、後部に左右一対
の後輪を設け、この車体に上記動力源を始めとして前輪
および後輪を一体的に覆うボディーカバーを被嵌し、こ
のボディーカバーの前半部上面を貫通して上方に延びる
ステアリング軸の上端部に、前輪を操向操作するハンド
ルを取付けるとともに、上記ボディーカバーの後半部に
は、後輪間に入り込む凹陥部を形成し、この凹陥部の底
面を運転者が起立した姿勢で乗車する乗車スペースとす
る一方、この凹陥部の左右両側部に、運搬物を上記乗車
スペースを跨いだ状態で支持する左右一対の立上がり壁
を立設したことを特徴とする。
この構成によれば、立上がり壁の存在によって、運搬物
と乗車スペースとの間に立上がり壁の高さ分に相当する
隙間が生じるから、この隙間を通じて乗車スペースに足
を差し入れることができ、乗車スペースが運搬物で専有
されずに済む。
と乗車スペースとの間に立上がり壁の高さ分に相当する
隙間が生じるから、この隙間を通じて乗車スペースに足
を差し入れることができ、乗車スペースが運搬物で専有
されずに済む。
したがって、ボディーカバーの凹陥部上に、足を置くス
ペースと運搬物を載せるスペースとを上下に分けて設け
ることができ、運搬物を載せるスペースを犠牲にするこ
となく、足を置くスペースを確保することができる。
ペースと運搬物を載せるスペースとを上下に分けて設け
ることができ、運搬物を載せるスペースを犠牲にするこ
となく、足を置くスペースを確保することができる。
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明す
る。
る。
第3図および第4図中符号1で示す車体は、U字形をな
したメインパイプ2と、このメインパイプ2の左右両側
部から後方に延びる一対のサイドパイプ3,3とを枠組
して構成され、これらサイドパイプ3,3の後端両側部
には、左右一対の後輪15,15が互いに独立して軸支され
ている。メインパイプ2の前部に縦置きされたヘッドパ
イプ5には、回動軸6が軸支されており、この回動軸6
の上端部には、第6図に示すように、上方に延びるステ
アリング軸7が挿入され、かつボルト8およびナット9
を介して連結されている。また、回動軸6の下端部に
は、二又状のブラケット11を介して一輪の前輪12が軸支
されており、この前輪12の後方には動力源としてのモー
タ13が配置されている。モータ13はブラケット11に支持
されて、前輪12と一体的に操向操作されるものであり、
このモータ13の駆動力はベルト式の減速機構14を介して
段階的に減速された後、前輪12に伝えられる。
したメインパイプ2と、このメインパイプ2の左右両側
部から後方に延びる一対のサイドパイプ3,3とを枠組
して構成され、これらサイドパイプ3,3の後端両側部
には、左右一対の後輪15,15が互いに独立して軸支され
ている。メインパイプ2の前部に縦置きされたヘッドパ
イプ5には、回動軸6が軸支されており、この回動軸6
の上端部には、第6図に示すように、上方に延びるステ
アリング軸7が挿入され、かつボルト8およびナット9
を介して連結されている。また、回動軸6の下端部に
は、二又状のブラケット11を介して一輪の前輪12が軸支
されており、この前輪12の後方には動力源としてのモー
タ13が配置されている。モータ13はブラケット11に支持
されて、前輪12と一体的に操向操作されるものであり、
このモータ13の駆動力はベルト式の減速機構14を介して
段階的に減速された後、前輪12に伝えられる。
なお、モータ13の直後には、電源となるバッテリ23が配
置されているとともに、ステアリング軸7の上端部には
バー形のハンドル10が設けられている。
置されているとともに、ステアリング軸7の上端部には
バー形のハンドル10が設けられている。
ところで、上記車体1は、上方からERP製のボディー
カバー16によって覆われている。ボディーカバー16の前
半部は、ヘッドパイプ5回りから前輪12、モータ13なら
びにバッテリ23の周囲にかけてを一体的に覆う機器収納
部17をなしており、この機器収納部17は下面が開口され
た略箱型に形成されている。機器収納部17の上面から後
面にかけては、モータ13やバッテリ23の点検孔20が開口
されており、この点検孔20を開閉するフード21の上面に
は、形状の小さな小物Aを載せる皿状の受け部22が形成
されている。また、機器収納部17の上面には、上記ステ
アリング軸7が貫通するネック部18が形成されており、
本実施例の場合、ステアリング軸7と回動軸6との連結
部分は、第6図に示すように、ネック部18の外方に導出
されているとともに、この連結部分はボディーカバー16
とは別体のブーツ19によって覆われている。したがっ
て、ブーツ19を取外せば、ステアリング軸7の連結部分
を外方に露出させることができ、ボディーカバー16を取
り外すことなくステアリング軸7の脱着を行なえるよう
になっている。
カバー16によって覆われている。ボディーカバー16の前
半部は、ヘッドパイプ5回りから前輪12、モータ13なら
びにバッテリ23の周囲にかけてを一体的に覆う機器収納
部17をなしており、この機器収納部17は下面が開口され
た略箱型に形成されている。機器収納部17の上面から後
面にかけては、モータ13やバッテリ23の点検孔20が開口
されており、この点検孔20を開閉するフード21の上面に
は、形状の小さな小物Aを載せる皿状の受け部22が形成
されている。また、機器収納部17の上面には、上記ステ
アリング軸7が貫通するネック部18が形成されており、
本実施例の場合、ステアリング軸7と回動軸6との連結
部分は、第6図に示すように、ネック部18の外方に導出
されているとともに、この連結部分はボディーカバー16
とは別体のブーツ19によって覆われている。したがっ
て、ブーツ19を取外せば、ステアリング軸7の連結部分
を外方に露出させることができ、ボディーカバー16を取
り外すことなくステアリング軸7の脱着を行なえるよう
になっている。
一方、ボディーカバー16の後半部には、機器収納部17よ
りも一段低い凹陥部25が連続して形成されている。凹陥
部25はサイドパイプ3,3上に載置されて、後輪15,15
の間に入り込んでおり、この凹陥部25は後方に向って開
口するとともに、その底面は運転者が起立した姿勢で乗
車する平坦な乗車スペース27を構成している。
りも一段低い凹陥部25が連続して形成されている。凹陥
部25はサイドパイプ3,3上に載置されて、後輪15,15
の間に入り込んでおり、この凹陥部25は後方に向って開
口するとともに、その底面は運転者が起立した姿勢で乗
車する平坦な乗車スペース27を構成している。
凹陥部25の左右両側部には立上がり壁28,28が前後方向
に沿って一体に立設されている。立上がり壁28,28の前
端は、上記機器収納部17に一体に連なっており、この立
上がり壁28,28の外側面から機器収納部17の外側面にか
けては、ゴム製のプロテクタ30が帯状に取着されてい
る。
に沿って一体に立設されている。立上がり壁28,28の前
端は、上記機器収納部17に一体に連なっており、この立
上がり壁28,28の外側面から機器収納部17の外側面にか
けては、ゴム製のプロテクタ30が帯状に取着されてい
る。
なお、立上がり壁28,28の後端部には、後輪15,15を覆
うフェンダ部29が一体に形成されている。
うフェンダ部29が一体に形成されている。
このような立上がり壁28,28は一定の幅を有しており、
その上面は小荷物等の運搬物Bを、上記乗車スペース27
を跨いだ状態で支持する平坦な荷台面31をなしている。
そして、この荷台面31は機器収納部17の上面よりも下方
に位置されており、このため、荷台面31上に運搬物Bを
載せた際には、上記機器収納部17の後面が運搬物Bの前
面を支えて、前方へのずれを防止するようになってい
る。また、荷台面31の後部には、運搬物Bの後方へのず
れを防止するため、一段高い段部32が形成されている。
その上面は小荷物等の運搬物Bを、上記乗車スペース27
を跨いだ状態で支持する平坦な荷台面31をなしている。
そして、この荷台面31は機器収納部17の上面よりも下方
に位置されており、このため、荷台面31上に運搬物Bを
載せた際には、上記機器収納部17の後面が運搬物Bの前
面を支えて、前方へのずれを防止するようになってい
る。また、荷台面31の後部には、運搬物Bの後方へのず
れを防止するため、一段高い段部32が形成されている。
なお、図中符号33はメインスイッチ、34はモータ駆動用
のスタートボタン、35はブレーキレバーを示す。
のスタートボタン、35はブレーキレバーを示す。
このような構成によれば、運転者の乗車スペース27とな
る凹陥部25の左右両側部に立上がり壁28,28を立設し、
この立上がり壁28,28の上面を平坦な荷台面31としたの
で、運搬物Bは乗車スペース27を跨いだ状態で、運転者
の足元に置かれることになる。
る凹陥部25の左右両側部に立上がり壁28,28を立設し、
この立上がり壁28,28の上面を平坦な荷台面31としたの
で、運搬物Bは乗車スペース27を跨いだ状態で、運転者
の足元に置かれることになる。
このため、運搬物Bを載せた際にも、この運搬物Bと乗
車スペース27との間には、立上がり壁28,28の高さ分に
相当する隙間が生じるから、この隙間を通じて乗車スペ
ース27上に足を差入れることが可能となり、乗車スペー
ス27が運搬物Bで専有されずに済む。
車スペース27との間には、立上がり壁28,28の高さ分に
相当する隙間が生じるから、この隙間を通じて乗車スペ
ース27上に足を差入れることが可能となり、乗車スペー
ス27が運搬物Bで専有されずに済む。
したがって、凹陥部25上に、足を置くスペースと運搬物
Bを載せるスペースとを上下に分けて設けることができ
るから、運搬物Bを載せるスペースを犠牲にすることな
く、運転者が足を置くスペースを確保することができ、
従来に比べて一度により多くの運搬物Bを積込んで運搬
することができる。
Bを載せるスペースとを上下に分けて設けることができ
るから、運搬物Bを載せるスペースを犠牲にすることな
く、運転者が足を置くスペースを確保することができ、
従来に比べて一度により多くの運搬物Bを積込んで運搬
することができる。
なお、上述した実施例では、前輪を一輪としたが、場合
によっては後輪と同様に二輪としても良い。
によっては後輪と同様に二輪としても良い。
以上詳述した本発明によれば、足を置くスペースと、運
搬物を載せるスペースとを上下に分けて設けることがで
き、運搬物を載せるスペースを犠牲にすることなく、足
を置くスペースを確保することができる。したがって、
運転操作に支障が生じないのは勿論のこと、より多くの
荷物を積込むことができ、運搬効率が向上する利点があ
る。
搬物を載せるスペースとを上下に分けて設けることがで
き、運搬物を載せるスペースを犠牲にすることなく、足
を置くスペースを確保することができる。したがって、
運転操作に支障が生じないのは勿論のこと、より多くの
荷物を積込むことができ、運搬効率が向上する利点があ
る。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車両全体の斜
視図、第2図は背面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は前輪の取付け部分の断面図、第6図はステ
アリング軸の連結部分の断面図である。 1…車体、7…ステアリング軸、10…ハンドル、12…前
輪、13…動力源(モータ)、15…後輪、16…ボディーカ
バー、25…凹陥部、27…乗車スペース、28…立上がり
壁。
視図、第2図は背面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は前輪の取付け部分の断面図、第6図はステ
アリング軸の連結部分の断面図である。 1…車体、7…ステアリング軸、10…ハンドル、12…前
輪、13…動力源(モータ)、15…後輪、16…ボディーカ
バー、25…凹陥部、27…乗車スペース、28…立上がり
壁。
Claims (1)
- 【請求項1】車体の前部に、動力源によって駆動される
前輪を設けるとともに、後部に左右一対の後輪を設け、
この車体に上記動力源を始めとして前輪および後輪を一
体的に覆うボディーカバーを被嵌し、このボディーカバ
ーの前半部上面を貫通して上方に延びるステアリング軸
の上端部に、前輪を操向操作するハンドルを取付けると
ともに、上記ボディーカバーの後半部には、後輪間に入
り込む凹陥部を形成し、この凹陥部の底面を運転者が起
立した姿勢で乗車する乗車スペースとする一方、この凹
陥部の左右両側部に、運搬物を上記乗車スペースを跨い
だ状態で支持する左右一対の立上がり壁を立設したこと
を特徴とする小型運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163753A JPH0659845B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 小型運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163753A JPH0659845B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 小型運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320280A JPS6320280A (ja) | 1988-01-27 |
JPH0659845B2 true JPH0659845B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15780041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61163753A Expired - Fee Related JPH0659845B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 小型運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659845B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5479998A (en) * | 1994-02-24 | 1996-01-02 | Namco Ltd. | Electronic powered motor vehicle |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP61163753A patent/JPH0659845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320280A (ja) | 1988-01-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |