JPH0659779A - 電圧遷移を検出する方法 - Google Patents

電圧遷移を検出する方法

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JPH0659779A
JPH0659779A JP5154563A JP15456393A JPH0659779A JP H0659779 A JPH0659779 A JP H0659779A JP 5154563 A JP5154563 A JP 5154563A JP 15456393 A JP15456393 A JP 15456393A JP H0659779 A JPH0659779 A JP H0659779A
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voltage
voltage detection
circuit
reset
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JP5154563A
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English (en)
Inventor
Gregory A Edgar
グレゴリー・アレン・エドガー
Dan Huslig
ダン・ハスリッグ
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧遷移に応答して電子装置をリセットする
方法および装置を提供する。 【構成】 この装置は、遷移に応答して、電圧検出回路
への入力において遷移を検出し、この電圧検出回路から
出力を受け取る段階を実行する。またこの方法は、相互
接続された帰還コンデンサを介して電圧検出回路(1
1)の入力をこの電圧検出回路の出力にクランプするこ
とにより、電圧検出装置(11)の出力において電子装
置リセット信号を与える段階を含む。リセット・パルス
の期間を延長するため、タイミング・コンデンサが用い
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧遷移の検出に関
し、さらに詳しくは、リセット装置を必要とする電子回
路内でリセット装置をトリガする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リセット・コントローラおよびリセット
制御回路は周知である。このようなコントローラは、電
源の変動によって中断されるマイクロプロセッサやマイ
クロプロセッサ・ベースの回路内で利用することができ
る。リセット・コントローラの応用分野には、パソコン
などの家電電子機器や、誤動作が電源変動に起因する他
の用途が含まれる。
【0003】リセット・コントローラはマイクロ・プロ
セッサ回路内で用いて、電源断時または不良状態を検出
するとリセット信号を発生することができる。検出され
る不良状態には、定格外の電圧や、マイクロプロセッサ
の動作に影響を与える電源電力バス上の遷移が含まれ
る。
【0004】リセット・コントローラを作製する従来の
試みとして、555タイマやMaximIntegrated Product
s, Inc社製の監視回路(例えば、MAX690) を単独で利用
することがあった。555タイマのみで作製されたリセ
ット・コントローラは、時間遅延を与え、定常状態など
の時間に達するまでデータ処理の開始を延期することに
よって、起動時では良好に動作する。
【0005】しかし、定格外の電源電圧や、高速遷移の
状態では、555タイマで構成されたリセット・コント
ローラでは問題が生じる。555タイマは、4.5ボル
ト以下の電源電圧では正しく動作しない(タイミングを
行なわない)。また、555タイマは高速遷移(周波数
が1MHz以上のグリッチ(glitches))を検出すること
ができない。
【0006】MAX690(Maxim Integrated Products 社
製)監視回路を利用するリセット・コントローラは、定
格外電源電圧の状態では555タイマよりも良好に動作
する。MAX690内には、外部抵抗と共に利用して定格外電
源電圧を検出することのできる内部基準電圧源が内蔵さ
れている。
【0007】MAX690監視回路を利用するリセット・コン
トローラは、外部コンデンサを用いて所望のリセット時
間遅延を実現することができる。また、リセット・コン
トローラは別の555タイマを利用して所望の時間遅延
を実現することもできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】低電圧状態を検出する
という点ではMAX690は555タイマよりもかなり良好に
動作するが、高速遷移を検出するという点ではMAX690の
価値は限定される。実際に、MAX690の応答時間は100
μsと記載されている。マイクロプロセッサおよびマイ
クロプロセッサ回路の電源電圧制御の重要性を背景とし
て、低電圧状態と、2.0μs以下のグリッチとを検出
できるリセット・コントローラが必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】電圧遷移に応答して電子
装置をリセットする方法が提供される。この方法は、電
圧遷移に応答して、電圧検出回路への入力において遷移
を検出し、この電圧検出回路から出力を受け取る段階を
含む。またこの方法は、相互接続された帰還コンデンサ
を介して電圧検出回路の入力を電圧検出回路の出力にク
ランプすることにより、電圧検出装置の出力において電
子装置リセット信号を与える段階を含む。
【0010】
【実施例】高速グリッチおよび低電圧状態において電子
装置をリセットする問題に対する解決方法は、概念的に
は、リセット・タイマに結合された電圧クランプ回路を
利用することにある。この電圧クランプ回路は、定格外
電源電圧状態を検出する手段(第1電圧検出装置)の入
力と出力との間で相互接続される電圧クランプ・コンデ
ンサからなる。この第1電圧検出装置の出力は、リセッ
ト・タイマへの入力として用いられる。
【0011】本発明によるリセット・コントローラ(1
0)を図1に示す。このリセット・コントローラ(1
0)には、電圧クランプ回路およびリセット・タイマが
内蔵されている。電圧クランプ回路は、第1電圧検出装
置(11),充電抵抗(R139,R232),放電ダ
イオード(CR14)および電圧クランプ・コンデンサ
(C66)からなる。
【0012】リセット・タイマは、放電ダイオード(C
R15)と、第1および第2タイミングRC回路とから
なる。第1RCタイミング回路は、抵抗R233,R2
34と、コンデンサC65と、第2電圧検出装置(1
2)とを含む。第2タイミングRC回路は、抵抗R23
5,R236と、コンデンサC63と、出力電圧検出装
置(13)とを含む。
【0013】この電圧クランプ回路は、1.6μsとい
う短い電圧遷移が発生すると、リセット・タイマをトリ
ガするように有利に利用される。次に、リセット・タイ
マは所望のリセット遅延(例えば、100m秒)を発生
する。
【0014】第1電圧検出装置(11)は、モトローラ
社製MC33064 または同等品でもよい。第2電圧検出装置
(12)および出力電圧検出装置(13)は、モトロー
ラ社製MC33161 または同等品でもよい。放電ダイオード
(CR14)および充電ダイオード(CR15)は、モ
トローラ社製ショットキ・ホット・キャリア・ダイオー
ドでもよい。
【0015】リセット・コントローラ(10)は、次の
ように選ばれた回路値を有する。
【0016】
【表1】 装置公差 値 R139 162 Ω 1% R232 560 Ω 10% R233 392 Ω 1% R234 51Ω 10% R235 51Ω 10% R236 221 Ω 1% C63 3.3 μF 10% C65 0.33μF 10% C66 0.047 μF 10% 電圧検出装置(11,12,13)の出力はL(low) 状
態から開始し、またコンデンサ(C63,C65,C6
6)は放電されることが非アクティブな状態から推定さ
れる。電源電圧が上昇し始めると、第2電圧検出回路
(12)の入力は第1電圧検出回路(11)の出力によ
ってL状態に維持される。
【0017】リセット・コントローラ(10)の出力
(RESET)は、出力電圧検出装置(13)によって
L状態に維持される。出力電圧検出装置(13)の出力
は、第2電圧検出装置(12)の出力によってL状態に
維持される。
【0018】第1電圧検出装置(11)への入力におけ
る電源電圧が第1閾値(4.61ボルトの最小装置起動
値)以上に上昇すると、第1電圧検出装置(11)の出
力は、L状態からH(high)状態に変化する。
【0019】電源電圧が0ボルトの非アクティブ状態か
ら4.61ボルトに遷移すると(ただし、第1電圧検出
装置の状態が変化する前)、クランプ・コンデンサ(C
66)は0ボルトの非アクティブ状態から+4.61ボ
ルトに充電することが(電源電圧の上昇率に応じて)想
定できる。第1電圧検出装置(11)の出力がL状態か
ら高インピーダンス状態に変化した瞬間に、クランプ・
コンデンサ(C66)は4.61ボルトの充電のため電
圧検出装置(11)のオープン・コレクタ出力(1)を
L状態に維持する。(負のグリッチが発生すると、放電
ダイオード(CR14)はクランプ・コンデンサ(C6
6)の高速放電路を与え、電圧検出装置(11)がこの
グリッチを検出することを可能にする。)電圧検出装置
(11)がオープン・コレクタ(1)の出力をアサート
(高インピーダンス状態)すると、クランプ・コンデン
サ(C66)はR139,R232を介して放電する。
【0020】第1電圧検出装置(11)を起動すると、
電圧値(クランプ・コンデンサ電圧から放電ダイオード
電圧を引いた値)(4.50−3.9V)が放電ダイオ
ード(CR15)の陰極に与えられる。放電ダイオード
(CR15)の陰極における電圧値により、コンデンサ
C65は抵抗R233,R234を介して充電を開始す
ることができる。コンデンサC65の充電は、コンデン
サC65の電圧(第2電圧検出装置(12)の入力に与
えられる)が第2電圧検出装置(12)の第2閾値
(1.27V)(これはMC33161 の閾値電圧の公称値)
を越えるまで続く。コンデンサC65の電圧が第2閾値
まで上昇するのに要する時間は、次式によって求めるこ
とができる。
【0021】
【数1】t1=RC*ln(V/V−Vthr ) ただし、Rは充電回路の抵抗値であり、Cは容量値であ
り、Vthr はコンデンサが充電する電圧閾値である。上
述のように回路値を代入することにより、3.77m秒
という第1RC回路の最小充電時間が得られる。
【0022】第2閾値を越えると、L抵抗状態からH抵
抗状態に変化することによって、第2電圧検出装置(1
2)のトランジスタ出力(6)は「オフ」になる。第2
電圧検出装置(12)の第1出力(6)がL抵抗状態か
らH抵抗状態になると、コンデンサC63は充電を開始
する。コンデンサ(C63)両端の電圧が第2閾値
(1.27V)を越えるまで、コンデンサC63は抵抗
R236を介して充電を開始する。コンデンサC63両
端電圧が第3閾値を越えるのに要する時間は、上式を用
いて計算できる。図1に示す値を代入することにより、
142m秒という第2RC回路の最小充電時間(t2)
が得られる。
【0023】リセット・コントローラ(10)の起動時
の公称全時間遅延は、t1とt2の値を加算することに
よって計算することができる。選ばれた値では、公称時
間遅延は145.77m秒に等しい。
【0024】起動時の公称全時間遅延はリセット・コン
トローラ(10)によって与えられるリセット時間を示
すが、用いられる時間遅延値は最悪状態(例えば、不良
状態)において解析しなければならない。例えば、最悪
ケースの解析では、C63およびC65の実際の放電電
圧から第2RC回路の時間遅延を計算する必要がある。
【0025】C63の実際の放電電圧は、「L」状態に
おける第2電圧検出装置(12)の最大出力電圧によっ
て測定できる。MC33161 の一般的な「L」状態電圧は、
0.2Vと(装置仕様で)記載されている。
【0026】C65の実際の放電電圧は、CR15と第
1電圧検出装置(11)の両端の電圧降下によって与え
られる。一般的な値を考慮して、この最大放電電圧は
0.7Vである。
【0027】最悪ケース解析で考慮しなければならない
別の要因は、マイクロプロセッサやコントローラ(図示
せず)などの外部装置のため、リセット・コントローラ
からのRESETパルスは、最悪状態(例えば、超高速
遷移)において100msの範囲内でなければならない
ことである。最悪ケース解析におけるこの100msの
範囲は、抵抗/コンデンサ公差の考慮も含めて維持しな
ければならない。
【0028】第2RC回路について選ばれた値(R23
2=221Ω,−1%およびC63=3.3μF,−1
0%)および最大電源電圧(Vs =5.2V)を用いる
と、充電時間(0Vから5V)は117.46秒とな
る。100msしか必要としないので、C63の最大初
期電圧は次式により計算することができる。
【0029】
【数2】VC63 =Vs-t/RC C63の値を計算することにより、最大初期電圧は0.
2054mVとなる。この計算値(0.2054mV)
は第2電圧検出装置(12)の最大出力電圧(0.20
0mV)を越えているので、100msの範囲内では第
2RC回路の動作は保証される。
【0030】最悪ケース解析で検討を要する別の要因
は、第2RC回路の放電時間である。RC回路の放電時
間は、次式により計算できる。
【0031】
【数3】dt=(Cdv)/i この式を用いて、最大放電時間は0.99msである。
【0032】第2RC回路の最大放電時間は0.99m
sであるので、(不良検出した後の)第1RC回路の最
大充電時間も0.99msとなる。最悪ケース解析を用
いて第1RC回路の最大放電時間を計算することによ
り、公称時間は(C65の初期電圧値0から)1.49
5msとなる。第1RC回路の最大充電時間は第2RC
回路の最大放電時間を越えるので、C65の最大初期電
圧が計算できる。上式(VC =Vs-t/RC )を用い
て、C65の最大初期電圧は0.097mVである。C
65の算出された最大初期電圧はC65〜CR15およ
び第1電圧検出装置(11)の放電路によって許容され
る最小放電電圧以上なので、少なくとも0.99msの
第1RC回路の最小充電時間が保証される。
【0033】第1RC回路の最小放電時間は、前述のよ
うに計算することができる。最悪ケース解析を用いて、
最小放電時間は12.75μsとなる。
【0034】第1RC回路の起動を保証するため、電圧
クランプ回路は少なくとも12.75μsの期間の負方
向の起動パルスを与えなければならない。電圧クランプ
回路は、電圧クランプ・コンデンサ(C66)上の電荷
の蓄積によって(リセット期間の間)このような負方向
のパルスを与える。
【0035】電圧クランプ・コンデンサは、前述のよう
に定常状態において、コンデンサ端子両端においてゼロ
電圧を維持する。電源電圧において、少なくとも4.5
V以下の負方向の遷移(不良)が生じると、第1電圧検
出装置(11)の出力はL状態となる。第1電圧検出装
置(11)の出力がL状態となると、電圧クランプ・コ
ンデンサ(C66)の負端子(−)上は「ゼロ」とな
る。電圧クランプ・コンデンサ(C66)両端の電圧は
瞬時に変化できないので、第1電圧検出装置(11)へ
の入力(2)もL値に「引き下げられる」。第1電圧検
出装置(11)の出力は、電圧クランプ・コンデンサ
(C66)の正端子(+)が充電抵抗(R139)を介
して少なくとも4.5Vに充電するまで、(不良を検出
した後に)L状態に維持される電圧クランプ抵抗を充電
するのに要する時間は、R139(162Ω−1%),
C66(0.047μF−10%)およびVs (5.2
V)の最悪状態を用いて算出することができる。電圧ク
ランプ・コンデンサ(C66)の算出された最小充電時
間は13.6μsである。
【0036】電圧クランプ・コンデンサ(C66)の算
出された最小充電時間(13.6μs)は第1RC回路
の最小放電時間(12.75μs)よりも大きいので、
不良検出時に第1および第2RC回路の起動は保証され
る。電圧検出回路の起動時に第1および第2RC回路を
起動することにより、電源において不良状態が検出され
るごとに100msのリセット・パルスが保証される。
【0037】電圧検出回路によって不良状態(4.5V
以下の遷移を含む)を検出することは、放電ダイオード
(CR15)によって保証される。この放電ダイオード
は、0.6Vの順方向バイアス電圧が放電ダイオードの
端子両端に現われるまで、非アクティブ状態に維持され
る。C65が5.0Vまで充電すると、放電ダイオード
(CR15)の順方向導通を行なうためには、電源にお
いて少なくとも4.4Vの負方向遷移が必要とされる。
電圧検出回路は少なくとも4.5Vの不良を検出するの
で、第1RC回路からの干渉なしに不良検出が保証され
る。
【0038】また定常状態においてクランプ・コンデン
サ(C66)の端子両端における電圧は0ボルトである
ため、電圧検出回路の入力端子(2)および出力端子
(1)は、電源上で生じる電圧遷移に実質的に追従す
る。電圧検出回路の入力(2)は電源に追従するので、
電圧検出回路の性能は電圧検出装置(11)の仕様に実
質的に等しい。
【0039】電圧検出装置(11)(モトローラ社製MC
33064 )の性能仕様では、遷移が4.5Vに達すること
に応答して400nsという短い遷移応答時間を示して
いる。実際に、このリセット・コントローラ(10)の
試験値は装置(11)の反応時間に等しい。電源上の
0.65μsという短い遷移がリセット・コントローラ
(10)に印加されると、リセット・コントローラ(1
0)の出力(RESET)ではリセット・パルスは反復
的に10msとなる。
【0040】高速遷移に対する回路(10)の応答のグ
ラフを図2に示す。図示のように、電源上の遷移が4.
5ボルトに達すると、実質的に100msの期間の負方
向のRESETパルスが開始する。従って、リセット・
コントローラ(10)は高速遷移の発生を検出し、電気
回路をリセットする効果的な手段を提供する。
【0041】本発明の別の実施例(図3)では、基準電
圧(24)が電圧検出装置(25)への入力として与え
られる。この基準電圧(24)は、独立した電源(15
ボルト電源)から分圧回路(R3,R4,R5)内で導
出される。基準電圧(24)の安定性は、コンデンサ
(C2)およびダイオード(D2)によって向上され
る。ダイオード(D2)は、基準電圧を15ボルト電源
から切り離している。コンデンサ(C2)は、電力低下
時に基準電圧(24)を維持する。
【0042】分圧器(R3,R4,R5)の基準出力
(24)は、電圧検出回路(25)への入力(−)とし
て与えられる。電圧検出回路(25)は、別のダイオー
ドD1を介して基準電圧と、遷移検出器23の出力また
は電源電圧(+5V)とを比較する。基準電圧(24)
は分周回路(R3,R4,R5)内の値を代入すること
によって調整できるので、リセット・コントローラ(2
0)は、わずか0.25ボルトの遷移を検出するように
調整できる。
【0043】遷移検出器(23)を用いると、遷移検出
器(23)が遷移を検出するたびに電圧検出回路(2
0)は起動される。起動時に、電圧検出回路(25)は
帰還コンデンサ(C1)によってリセット状態にラッチ
される。このリセット時間は、RCタイミング回路(R
1,C1)によって決定される。
【0044】(遷移検出器(23)の代わりに)別のダ
イオード(D1)を用いると、リセット・コントローラ
(20)の起動は、保護される回路に影響を与えること
がわかっている遷移に限定される。この別のダイオード
(D1)を利用すると、電圧検出回路(25)の起動
は、基準電圧と+5Vの電源電圧とを直接比較すること
によって決定される。基準電圧(24)は、分圧器(R
3,R4,R5)内の値を代入することにより適切な値
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リセット回路およびリセット・タイマを含む、
本発明によるリセット・コントローラの回路図を示す。
【図2】遷移の印加時におけるリセット・コントローラ
の動作を示す。
【図3】可変電圧基準を用いるリセット・コントローラ
の回路図を示す。
【符号の説明】
1 オープン・コレクタ 2 入力 6 トランジスタ出力 10 リセット・コントローラ 11 第1電圧検出装置 12 第2電圧検出装置 13 出力電圧検出装置 20 リセット・コントローラ 23 遷移検出器 24 基準電圧 25 電圧基準装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧遷移に応答して電子装置をリセット
    する方法であって:遷移に応答して、電圧検出回路への
    入力において遷移を検出し、この電圧検出回路から出力
    を受け取る段階;およびリセット期間の間、相互接続さ
    れた帰還コンデンサを介して、前記電圧検出回路の入力
    をこの電圧検出回路の出力にクランプすることにより、
    電圧検出装置の出力において電子装置リセット信号を与
    える段階;によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出回路の入力電圧が閾値に達
    すると、この電圧検出回路の入力に対するクランプを解
    除する段階をさらに含んで構成されることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記電圧検出回路の入力と電源との間で
    相互接続された充電抵抗を介して、前記帰還コンデンサ
    を前記閾値まで充電する段階をさらに含んで構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 遷移を検出し、帰還コンデンサを閾値ま
    で充電する前記段階は、充電コンデンサと電源電圧との
    間の電圧差に実質的に比例するレートで前記帰還コンデ
    ンサを電源に放電する段階をさらに含んで構成されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 タイミング回路を用いて、リセット信号
    を一時的に延長することをさらに含んで構成されること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 電圧遷移に応答して電子装置をリセット
    する装置であって:電圧検出回路(11);および前記
    遷移に応答して、リセット帰還の間、前記電圧検出回路
    の入力をこの電圧検出回路の出力にクランプする手段;
    によって構成されることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記クランプする手段は、帰還コンデン
    サ(C66)からなることを特徴とする請求項6記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 データ処理システムにおいて、比較的短
    い期間の電圧遷移を検出するリセット回路(10)であ
    って:入力と出力とを有する電圧検出装置(11);前
    記電圧検出装置の入力と電圧検出装置の電源との間のダ
    イオード(CR14);前記電圧検出回路の出力と電圧
    検出装置の接地との間のコンデンサ(C65);および
    前記電圧検出回路の入力と出力との間の帰還コンデンサ
    (C66);によって構成されることを特徴とするリセ
    ット回路。
  9. 【請求項9】 前記電圧検出装置の入力と前記電圧検出
    装置の電源との間の抵抗(R139)をさらに含んで構
    成されることを特徴とする請求項8記載のリセット回
    路。
  10. 【請求項10】 前記電圧検出装置の出力と前記電圧検
    出装置の電源との間の抵抗(R232)をさらに含んで
    構成されることを特徴とする請求項8記載のリセット回
    路。
JP5154563A 1992-06-04 1993-06-02 電圧遷移を検出する方法 Pending JPH0659779A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US894304 1992-06-04
US07/894,304 US5414378A (en) 1992-06-04 1992-06-04 Method of detecting voltage transients

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JPH0659779A true JPH0659779A (ja) 1994-03-04

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ID=25402884

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JP5154563A Pending JPH0659779A (ja) 1992-06-04 1993-06-02 電圧遷移を検出する方法

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US (1) US5414378A (ja)
JP (1) JPH0659779A (ja)

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