JPH0659743A - 水量制御弁の制御方法 - Google Patents
水量制御弁の制御方法Info
- Publication number
- JPH0659743A JPH0659743A JP21451391A JP21451391A JPH0659743A JP H0659743 A JPH0659743 A JP H0659743A JP 21451391 A JP21451391 A JP 21451391A JP 21451391 A JP21451391 A JP 21451391A JP H0659743 A JPH0659743 A JP H0659743A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- control valve
- water temperature
- rate
- detector
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- Pending
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Flow Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 水量制御弁の制御方法において、水量と設定
流量の偏差に応じ、水量制御弁に出力する信号を変化さ
せて、流量変化のスピード、出湯温度の立ち上がり応答
性、及び安定性を改善する。 【構成】 ガス回路上には、ガス制御弁１、下流側にバ
ーナー２があり、水回路上には、水量検出器３、下流側
に熱交換器５がある。熱交換器５の入口側に入水温検出
器４、出口側に出湯温検出器６があり、その下流側に水
量制御弁７がある。また、出湯温度設定部８と、水量検
出器３、入水温検出器４、出湯温検出器６の検出値によ
り水量とガス量を制御する制御部９とからなる。
流量の偏差に応じ、水量制御弁に出力する信号を変化さ
せて、流量変化のスピード、出湯温度の立ち上がり応答
性、及び安定性を改善する。 【構成】 ガス回路上には、ガス制御弁１、下流側にバ
ーナー２があり、水回路上には、水量検出器３、下流側
に熱交換器５がある。熱交換器５の入口側に入水温検出
器４、出口側に出湯温検出器６があり、その下流側に水
量制御弁７がある。また、出湯温度設定部８と、水量検
出器３、入水温検出器４、出湯温検出器６の検出値によ
り水量とガス量を制御する制御部９とからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、給湯器又は風呂釜に
使用される水量制御弁の応答性の改善方法に関する。
使用される水量制御弁の応答性の改善方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この発明に技術的に最も近い従来例とし
ては、水量制御弁を駆動する為に、ＤＣモーターに正又
は負どちらかの一定電圧をある時間Ｔだけ印加し、水量
制御弁を開又は閉させる。この印加時間Ｔを変えること
により水量を制御するという方法をとっていた。
ては、水量制御弁を駆動する為に、ＤＣモーターに正又
は負どちらかの一定電圧をある時間Ｔだけ印加し、水量
制御弁を開又は閉させる。この印加時間Ｔを変えること
により水量を制御するという方法をとっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例にあっては、水比例弁のモーターのスピード
が一定な為、水量の変化も一定となり、急激に水量を変
化させたり、ゆっくり水量を変化させたりする事ができ
ないという問題点があった。
うな従来例にあっては、水比例弁のモーターのスピード
が一定な為、水量の変化も一定となり、急激に水量を変
化させたり、ゆっくり水量を変化させたりする事ができ
ないという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来の問題点に着目してなされたもので、水量制御弁を
駆動する為のＤＣモーターへの印加電圧を、偏差流量に
対して可変させることにより、上記問題点を解決するこ
とを目的としている。
従来の問題点に着目してなされたもので、水量制御弁を
駆動する為のＤＣモーターへの印加電圧を、偏差流量に
対して可変させることにより、上記問題点を解決するこ
とを目的としている。
【０００５】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１は、この発明の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、ガス回路上には、ガス制御弁１
があって、このガス制御弁１の下流側にバーナー２が接
続している。水回路上には水量検出器３があって、その
下流に熱交換器５が接続する。熱交換器５の出入口には
温度検出器があり、入口側に入水温検出器４、出口側に
出湯温検出器６が取り付けられている。該出湯温検出器
６の下流側には水量制御弁７が接続している。又、出湯
温度を設定する出湯温度設定部８と、水量検出器３、入
水温検出器４、出湯温検出器６の検出値により水量とガ
ス量を制御する制御部９とからなる。
明する。図１は、この発明の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、ガス回路上には、ガス制御弁１
があって、このガス制御弁１の下流側にバーナー２が接
続している。水回路上には水量検出器３があって、その
下流に熱交換器５が接続する。熱交換器５の出入口には
温度検出器があり、入口側に入水温検出器４、出口側に
出湯温検出器６が取り付けられている。該出湯温検出器
６の下流側には水量制御弁７が接続している。又、出湯
温度を設定する出湯温度設定部８と、水量検出器３、入
水温検出器４、出湯温検出器６の検出値により水量とガ
ス量を制御する制御部９とからなる。
【０００６】
【作用】次に作用を説明する。水回路に水が流れ始める
と水量検出器３がこれを検出し、燃焼制御部によりバー
ナー２に着火し、以降湯温制御部により出湯温度が設定
温度に一致するようガス制御弁１をコントロールする。
一方水回路に流れる水量の制御は、水量演算部９ａで出
湯温度設定部８と、入水温検出器４からの入水温度によ
り基準発熱量（又は実発熱量）から演算し、規定の水量
を算出する。
と水量検出器３がこれを検出し、燃焼制御部によりバー
ナー２に着火し、以降湯温制御部により出湯温度が設定
温度に一致するようガス制御弁１をコントロールする。
一方水回路に流れる水量の制御は、水量演算部９ａで出
湯温度設定部８と、入水温検出器４からの入水温度によ
り基準発熱量（又は実発熱量）から演算し、規定の水量
を算出する。
【０００７】水量検出器３からの水量が、先に算出した
規定の水量になるように、開又は閉方向の出力信号を以
下の水量制御部９ｃに出力する。ここでスピード設定部
９ｂでは、実際の水量と、規定の水量の偏差に応じスピ
ードを決定し、水量演算部９ａに指示する。水量演算部
９ａは、その入力より開又は閉方向の出力信号の大きさ
を指示に応じ変える。水量制御部９ｃでは、水量演算部
９ａからの信号を、水量制御弁７を駆動できる信号に変
換し、水量制御弁７を開又は閉方向に駆動する。
規定の水量になるように、開又は閉方向の出力信号を以
下の水量制御部９ｃに出力する。ここでスピード設定部
９ｂでは、実際の水量と、規定の水量の偏差に応じスピ
ードを決定し、水量演算部９ａに指示する。水量演算部
９ａは、その入力より開又は閉方向の出力信号の大きさ
を指示に応じ変える。水量制御部９ｃでは、水量演算部
９ａからの信号を、水量制御弁７を駆動できる信号に変
換し、水量制御弁７を開又は閉方向に駆動する。
【０００８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、その
構成を、水量と設定流量の偏差に応じ水量制御弁に出力
する信号を変化させる制御としたため、例えば図３に示
すように大流量の場合、従来では制御出力が開又は閉方
向の一定出力の為、目標流量に到達するのに時間がかか
っていたものが、本発明の場合には目標流量との偏差に
応じ出力を変化させる為、従来に比べ早く目標流量に到
達するようになった。
構成を、水量と設定流量の偏差に応じ水量制御弁に出力
する信号を変化させる制御としたため、例えば図３に示
すように大流量の場合、従来では制御出力が開又は閉方
向の一定出力の為、目標流量に到達するのに時間がかか
っていたものが、本発明の場合には目標流量との偏差に
応じ出力を変化させる為、従来に比べ早く目標流量に到
達するようになった。
【０００９】又、小流量の場合、従来では目標流量との
偏差が小さいのに開又は閉方向に出力がなされると、流
量が目標流量を越えオーバーシュート又はアンダーシュ
ートし、最悪ハンチングぎみとなっていたが、本発明の
場合には目標流量との偏差に応じ出力を変化させる為、
従来より流量変化が遅く、オーバーシュート、アンダー
シュート、及びハンチングがなくなり、早く目標流量に
安定するようになった。
偏差が小さいのに開又は閉方向に出力がなされると、流
量が目標流量を越えオーバーシュート又はアンダーシュ
ートし、最悪ハンチングぎみとなっていたが、本発明の
場合には目標流量との偏差に応じ出力を変化させる為、
従来より流量変化が遅く、オーバーシュート、アンダー
シュート、及びハンチングがなくなり、早く目標流量に
安定するようになった。
【００１０】このように本発明の場合には、水量制御の
応答性が改善され、ハンチング、オーバーシュートもな
く、所定の水量が得られる。そうすることにより出湯温
度の立ち上がり応答性、及び安定性が改善できるという
効果が得られる。
応答性が改善され、ハンチング、オーバーシュートもな
く、所定の水量が得られる。そうすることにより出湯温
度の立ち上がり応答性、及び安定性が改善できるという
効果が得られる。
【図１】本発明の実施例を示す全体構造図である。
【図２】本発明の実施例を示す要部の機能ブロック図で
ある。
ある。
【図３】従来及び本発明の水量制御出力と水量変化の特
性を示す図であり、（ａ）は大流量変化時での従来例、
（ｂ）は大流量変化時での本発明の実施例、（ｃ）は小
流量変化時での従来例、（ｄ）は小流量変化時での本発
明の実施例である。
性を示す図であり、（ａ）は大流量変化時での従来例、
（ｂ）は大流量変化時での本発明の実施例、（ｃ）は小
流量変化時での従来例、（ｄ）は小流量変化時での本発
明の実施例である。
１ ガス制御弁 ２ バーナー ３ 水量検出器 ４ 入水温検出器 ５ 熱交換器 ６ 出湯温検出器 ７ 水量制御弁 ８ 出湯温度設定部 ９ 制御部 ９ａ 水量演算部 ９ｂ スピード設定部 ９ｃ 水量制御部
【手続補正書】
【提出日】平成５年８月５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す全体構造図である。
【図２】本発明の実施例を示す要部の機能ブロック図で
ある。
ある。
【図３】大流量変化時の水量制御出力と水量変化の特性
を示す図であり、（ａ）は従来例、（ｂ）は本発明の実
施例である。
を示す図であり、（ａ）は従来例、（ｂ）は本発明の実
施例である。
【図４】小流量変化時の水量制御出力と水量変化の特性
を示す図であり、（ａ）は従来例、（ｂ）は本発明の実
施例である。
を示す図であり、（ａ）は従来例、（ｂ）は本発明の実
施例である。
【符号の説明】 １ ガス制御弁 ２ バーナー ３ 水量検出器 ４ 入水温検出器 ５ 熱交換器 ６ 出湯温検出器 ７ 水量制御弁 ８ 出湯温度設定部 ９ 制御部 ９ａ 水量演算部 ９ｂ スピード設定部 ９ｃ 水量制御部
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (1)
- 【請求項１】 下記（ａ）〜（ｃ）の制御方法を行う水
量制御弁及び水量検出器を水回路内に備えた給湯器又は
風呂釜。 （ａ）目標流量に対し水量を制御するもの。 （ｂ）水量制御弁を電気的に制御するもの。 （ｃ）電気的に制御するもので、モーターへの印加出力
電圧と時間を流量設定に対する偏差に応じた出力とした
もの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21451391A JPH0659743A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 水量制御弁の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21451391A JPH0659743A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 水量制御弁の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659743A true JPH0659743A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16656971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21451391A Pending JPH0659743A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 水量制御弁の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659743A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970028236A (ko) * | 1995-11-09 | 1997-06-24 | 이영서 | 온수기의 온도조절방법 및 그 장치 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP21451391A patent/JPH0659743A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970028236A (ko) * | 1995-11-09 | 1997-06-24 | 이영서 | 온수기의 온도조절방법 및 그 장치 |
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