JPH0659677U - 電動バルブ - Google Patents

電動バルブ

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JPH0659677U
JPH0659677U JP2876693U JP2876693U JPH0659677U JP H0659677 U JPH0659677 U JP H0659677U JP 2876693 U JP2876693 U JP 2876693U JP 2876693 U JP2876693 U JP 2876693U JP H0659677 U JPH0659677 U JP H0659677U
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JP
Japan
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worm
valve
shaft
speed
electric valve
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Pending
Application number
JP2876693U
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English (en)
Inventor
雅己 中田
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成によって弁の開閉、流量の調整を
手動で応急的に行うことができる電動バルブを提供する
にある。 【構成】 モータ1の高速回転を平歯車を組合わせた減
速機3で中間速度まで減速し、そしてウオーム4とウオ
ームホイール5とを組合わせた減速機構により低速・高
トルクに変換して弁駆動軸6に動力伝達し、ボール弁2
を回動させる電動バルブであって、ウオーム4の軸41
の先端部に断面四角状の係合部を設けて手動ハンドル8
を取外し可能に装着できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータによって開閉する電動バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電動バルブは、モータの高速回転を減速して弁体部に動力伝達し弁体 を回動または上下させる構造となっている。減速機構としては、平歯車を組み合 わせた機構によるもの、そして、より大きい減速比をコンパクトに得るためにウ オームとウオームホイールとからなる減速機構を採用した電動バルブも使用され ている。
【0003】 図3は、上記ウオームとウオームホイールとからなる減速機構を採用した電動 バルブの一例である電動ボールバルブの要部を示す斜視図である。
【0004】 図3において、1はモータ、2は弁体であるボール弁である。モータ1の高速 回転は平歯車を組み合わせた減速機3で中間速度まで減速し、更に、ウオーム4 とウオームホィール5とを組み合わせた減速機構により低速回転・高トルクに変 換して弁駆動軸6に動力伝達し、ボール弁2を回動させて弁の開閉、流量の調整 を行う構成となっている。
【0005】 7は弁駆動軸6とボール弁2との連結を解除するクラッチである。
【0006】 上記のウオーム4とウオームホィール5とを組み合わせた減速機構は、大きな 減速比をコンパクトな構成によって得ることができ電動バルブを小型化すること が可能である。またウオームホィール5はウオーム4に常時係合していることに より弁の開閉、開度変更はウオーム4の回転によらない限り実施できず、弁の開 閉、流量の設定が流体側、弁体側から変動させられることを防止したセルフロッ ク機能・安全機構をも同時に構成することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の従来の電動バルブは、停電したとき、或いは、モータ1が故障した とき等は、弁の開閉、流量の調整を行うことができなくなるために、弁駆動軸6 とボール弁2との連結を解除して弁の開閉、流量の調整を手動で応急的に行うた めにハンドル付きのクラッチ7が設けてある。
【0008】 しかし、クラッチ7の構成は、バルブの種類、例えばロータリー型、リニア型 で異なり、またサイズによっても構成や部品は異なってくるために、部品点数そ して加工手数が多くなりコストが高くなるといった問題があった。
【0009】 本考案は、上記従来技術の問題点を解消するために成されたもので、簡単な構 成によって弁の開閉、流量の調整を手動で応急的に行うことができる電動バルブ を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案に係る電動バルブは、ウオームとウオームホイールとからな る減速機構を備えモータによって弁体を動かす電動バルブであって、前記ウオー ムギアの軸先端部に軸駆動用係合部が設けられたことを特徴とする構成によって 、前記の目的を達成しようとするものである。
【0011】 本考案において、ウオームの軸先端部に設ける軸駆動用係合部としては、ウオ ームの軸の断面形状を四角形状、或いは、6角形状等として軸駆動用ハンドルに 設けた四角形状孔、或いは、6角形状孔等に挿通してウオームの軸を回転できる ようにしてもよく、或いは、軸先端面に四角孔、或いは、6角孔等を設け、ここ に先端が四角状、或いは、6角状等のレンチを差し込んでウオームの軸を回転で きるようにしてもよい。
【0012】
【作用】 以上の構成により、常時はモータの高速回転をウオームとウオームホイールと からなる減速機構によって低速・高トルクに変換して、弁体を確実に開閉し、ま た所定の流量調整状態とし、その状態を保持することができる。
【0013】 そして、停電したとき、或いは、モータが故障したとき等は、手動ハンドル、 或いは、レンチ等をウオームの軸先端部に設けた係合部に装着して、ウオームを 手動によって廻し、ウオームホイールとの噛合いによる減速によって弁体を確実 に開閉また所定の流量調整状態とし、その状態を保持することができる。
【0014】 なおウオームとウオームホイールとの噛合いにより、手動ハンドル、或いは、 レンチ等は安全そして軽く容易に廻すことができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図により説明する。
【0016】 〔実施例1〕 図1は、本考案の電動ボールバルブの一例の要部を示す斜視図である。
【0017】 図1において、1はボール弁2を回動させる動力源であるモータであり、モー タ1の高速回転を平歯車を組み合わせた減速機3で中間速度まで減速し、更に、 ウオーム4とウオームホィール5とを組み合わせた減速機構により低速回転・高 トルクに変換して弁駆動軸6に動力伝達し、ボール弁2を回動させて弁の開閉、 流量の調整を行う構成となっている。
【0018】 本実施例では、ウオーム4の軸41の断面形状が四角形であって、この軸41 の先端を手動ハンドル8の一端に設けられた円柱部の81の角穴82に挿通し、 相互に係合させて、手動ハンドル8をウオーム4の軸41に取外し可能に装着で きる構成となっている。
【0019】 〔実施例1の作用〕 上記構成により、常時は手動ハンドル8をウオームギア4の軸10の先端部1 1から取外しておき、従来の前記電動ボールバルブと同様に、モータ1の高速回 転は平歯車を組み合わせた減速機3で中間速度まで減速し、そしてウオーム4と ウオームホィール5とを組み合わせた減速機構により低速回転・高トルクで弁駆 動軸6に動力伝達し、ボール弁2を回動させて弁の開閉、流量の調整を行うこと ができ、又、セルフロック機能・安全機構をも同時に構成することができる。
【0020】 停電したとき、或はモータ1が故障したとき等は、手動ハンドル8の一端の円 柱部の81の角穴82にウオーム4の軸41の先端を挿入係合させて、手動ハン ドル8をウオーム4の軸41の先端部に装着して、ウオーム4を手動によって廻 し、ウオームホイール5との係合による減速によって弁体2を確実に開閉また所 定の流量調整状態とし、その状態を保持することができる。
【0021】 なおウオーム4とウオームホイール5との噛合いにより、手動ハンドル8は安 全そして軽く容易に廻すことができる。 なお、手動ハンドル8を装着するためにウオーム4の軸41に設ける角穴等の 係合部の構成は、図示のようにウオームギア4側の軸先端でなく、ウオームギア 4の反対側、即ち減速機3側の先端(不図示)に構成してもよく、前記実施例と 同様の効果を発揮することができる。
【0022】 また、手動ハンドル8をウオームギア4の軸に直接装着するのではなく、ウオ ームギア4の軸と平歯車等で係合している軸の先端部に取外し可能に装着するよ う構成してもよい。
【0023】 〔実施例2〕 図2は、本考案の電動バルブの他の一例を示す斜視図である。 図2に示す本考案電動バルブにおいては、ウォーム4の軸41aの先端に円柱 42aが設けられ、この円柱42aの端面に6角穴状の係合穴43aが設けられ ており、故障、停電時等は6角穴状の係合穴43aに6角レンチ8aの先端を挿 入して相互に係合させて6角レンチ8aを回転することによりウォーム4を回転 させ、弁体2を開閉できるようになっている。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、常時はモータの高速回転をウオーム とウオームホイールとからなる減速機構によって低速・高トルクに変換して、弁 体を確実に開閉また所定の流量調整状態とし、その状態を保持することができる 。
【0025】 そして、停電したとき、或はモータが故障したとき等は、手動ハンドルをウオ ームギアの軸先端部に設けた係合部に装着して、ウオームを手動によって廻し、 ウオームホイールとの噛合いによる減速によって弁体を確実に開閉また所定の流 量調整状態とし、その状態を保持することができる。
【0026】 なおウオームとウオームホイールとの噛合いにより、手動ハンドルは安全そし て軽く容易に廻すことができる。
【0027】 手動操作のために付加した構成は、クラッチの必要がなく簡単な構成であり、 また各種の電動バルブに共通な構成として製作することができ、コスト上昇は殆 どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案電動バルブの一例の要部を示す斜視図。
【図2】本考案電動バルブの他の一例の要部を示す斜視
図。
【図3】従来の電動バルブの要部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 モータ 2 弁体(ボール弁) 3 減速機 4 ウオーム 41、41a ウオームの軸 42a 円柱 43a 6角穴 5 ウオームホィール 6 弁駆動軸 7 クラッチ 8 手動ハンドル 8a 6角レンチ 81 円柱部 82 角穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウオームとウオームホイールとからなる
    減速機構を備えモータによって弁体を動かす電動バルブ
    であって、前記ウオームギアの軸先端部に軸駆動用係合
    部が設けられていることを特徴とする電動バルブ。
JP2876693U 1992-12-10 1993-05-31 電動バルブ Pending JPH0659677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2876693U JPH0659677U (ja) 1992-12-10 1993-05-31 電動バルブ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8502992 1992-12-10
JP4-85029 1992-12-10
JP2876693U JPH0659677U (ja) 1992-12-10 1993-05-31 電動バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659677U true JPH0659677U (ja) 1994-08-19

Family

ID=26366911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2876693U Pending JPH0659677U (ja) 1992-12-10 1993-05-31 電動バルブ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0659677U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114439975A (zh) * 2022-03-17 2022-05-06 浙江成达特种阀门厂 一种可联锁顺序控制的四通球阀

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115272B2 (ja) * 1998-01-27 2000-12-04 ヤンマー農機株式会社 農作業機における姿勢制御用センサ零点補償制御装置

Patent Citations (1)

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