JPH0659609A - 静電複写プリンティング装置 - Google Patents
静電複写プリンティング装置Info
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- JPH0659609A JPH0659609A JP5128550A JP12855093A JPH0659609A JP H0659609 A JPH0659609 A JP H0659609A JP 5128550 A JP5128550 A JP 5128550A JP 12855093 A JP12855093 A JP 12855093A JP H0659609 A JPH0659609 A JP H0659609A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 残留トナーを集積するサンプ中の容量を最大
限に使用すること 【構成】 クリーナサンプハウジング６０は、クリーニ
ングブレード４７の上方にトナー移動装置６４を備え、
この装置６４は矢印の方向に回転される羽根６８を有す
る。従って、この羽根６４が回転されるとブレード４７
とベルト１４との界面に集積される残留トナーの高さを
低減する。
限に使用すること 【構成】 クリーナサンプハウジング６０は、クリーニ
ングブレード４７の上方にトナー移動装置６４を備え、
この装置６４は矢印の方向に回転される羽根６８を有す
る。従って、この羽根６４が回転されるとブレード４７
とベルト１４との界面に集積される残留トナーの高さを
低減する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写プリンティン
グ（印刷）装置に関し、更に詳細には、かかるプリンテ
ィングシステムに使用されるブレードクリーニング装置
に関する。
グ（印刷）装置に関し、更に詳細には、かかるプリンテ
ィングシステムに使用されるブレードクリーニング装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】米国特
許第４，６９０，５４４号と第４，６８１，４２６号に
は、残留トナー物質を除去するためのクリーナハウジン
グをベルト上の垂直（１２時の）位置に備えるベルト型
画像形成表面又は受光体を有する抜脱可能な画像形成カ
ートリッジ付き静電複写プリンティング機が例示説明さ
れている。一般に、この幾何学的配置によってクリーニ
ングが十分に行われるので、かかる幾何学的配置は、
「ゼロックス５０２８」（商品名）シリーズの製品に使
用される。但し、更に長いカートリッジの寿命に対する
所望が増すにつれて、更に大きなクリーニング容量がク
リーナハウジングに求められる。一般に、延命状態で
は、クリーニング不良が２つの形態で発生する。通常、
細線クリーニング不良は、紙の繊維、又は、他に、クリ
ーニングブレードの下に閉じ込められて最終プリント上
の筋になる細微な粒子物質等の廃物によって生じる。ま
た、クリーニングブレードの刻み目や裂け目も細線傷を
発生させるが、その割合はかなり低い。広帯域クリーニ
ング不良は、クリーニングサンプの過剰充満状態によっ
て起こる。クリーニング中、ブレード先端の前方領域
は、絶えず動きながら次第にブレードの上に（火山状の
形で）集積するトナーで充塞され、積重圧縮されながら
密度が正常なトナーよりも高い充填密度のトナーが生成
される。さらに、クリーニング作用によって熱が発生す
るとともに、クリーナハウジングが加熱型融着装置（フ
ューザ）と前帯電消去露光ランプの近傍に比較的近接し
ているので、クリーニング力によって生じる圧縮力と熱
の組み合わせによってトナーの集塊が促進され、この結
果、トナーがクリーニングブレードから容易に流れ出な
い。結局、新しいトナーが流入して受光体から離間しな
がらクリーニングブレードの面を上昇しようとすると、
画像形成表面に対するブレード先端の形状と、画像形成
表面に作用するブレードの実際の力と、の両方を変える
ブレードより上のトナー集積塊から下方に跳ね返される
力を、ブレードと画像表面の境界面が受ける。この結
果、ブレードは、画像形成表面上のトナーの上を滑動し
始めるので、当該トナーは、画像形成表面から浮揚して
いるブレードの下を潜通する。これは、移り変わる灰色
斑点として始まるが、結局この斑点は連続するので最終
プリント上のポジティブトナーが拡大する。
許第４，６９０，５４４号と第４，６８１，４２６号に
は、残留トナー物質を除去するためのクリーナハウジン
グをベルト上の垂直（１２時の）位置に備えるベルト型
画像形成表面又は受光体を有する抜脱可能な画像形成カ
ートリッジ付き静電複写プリンティング機が例示説明さ
れている。一般に、この幾何学的配置によってクリーニ
ングが十分に行われるので、かかる幾何学的配置は、
「ゼロックス５０２８」（商品名）シリーズの製品に使
用される。但し、更に長いカートリッジの寿命に対する
所望が増すにつれて、更に大きなクリーニング容量がク
リーナハウジングに求められる。一般に、延命状態で
は、クリーニング不良が２つの形態で発生する。通常、
細線クリーニング不良は、紙の繊維、又は、他に、クリ
ーニングブレードの下に閉じ込められて最終プリント上
の筋になる細微な粒子物質等の廃物によって生じる。ま
た、クリーニングブレードの刻み目や裂け目も細線傷を
発生させるが、その割合はかなり低い。広帯域クリーニ
ング不良は、クリーニングサンプの過剰充満状態によっ
て起こる。クリーニング中、ブレード先端の前方領域
は、絶えず動きながら次第にブレードの上に（火山状の
形で）集積するトナーで充塞され、積重圧縮されながら
密度が正常なトナーよりも高い充填密度のトナーが生成
される。さらに、クリーニング作用によって熱が発生す
るとともに、クリーナハウジングが加熱型融着装置（フ
ューザ）と前帯電消去露光ランプの近傍に比較的近接し
ているので、クリーニング力によって生じる圧縮力と熱
の組み合わせによってトナーの集塊が促進され、この結
果、トナーがクリーニングブレードから容易に流れ出な
い。結局、新しいトナーが流入して受光体から離間しな
がらクリーニングブレードの面を上昇しようとすると、
画像形成表面に対するブレード先端の形状と、画像形成
表面に作用するブレードの実際の力と、の両方を変える
ブレードより上のトナー集積塊から下方に跳ね返される
力を、ブレードと画像表面の境界面が受ける。この結
果、ブレードは、画像形成表面上のトナーの上を滑動し
始めるので、当該トナーは、画像形成表面から浮揚して
いるブレードの下を潜通する。これは、移り変わる灰色
斑点として始まるが、結局この斑点は連続するので最終
プリント上のポジティブトナーが拡大する。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の態様で
は、ブレードクリーニングシステムによって画像形成表
面から掃除されて前記画像形成表面に対して略直交する
位置でクリーナサンプ中に貯蔵されるトナーの集積を制
限するとともに、利用できるサンプ空間を最大限にして
広帯域クリーニング不良の開始を遅延させる、ブレード
クリーニング装置の能動（アクティブ）トナー移動装置
が提供される。
は、ブレードクリーニングシステムによって画像形成表
面から掃除されて前記画像形成表面に対して略直交する
位置でクリーナサンプ中に貯蔵されるトナーの集積を制
限するとともに、利用できるサンプ空間を最大限にして
広帯域クリーニング不良の開始を遅延させる、ブレード
クリーニング装置の能動（アクティブ）トナー移動装置
が提供される。
【０００４】更に本発明の態様では、前記能動トナー移
動装置は、複数の羽根を有する回転可能なパドルホイー
ルであり、ブレードと受光体（例えば、感光体）の界面
に集積されるトナーの頂上高さを低くするために集積ト
ナーを除去するようになっている。本発明は、エンドレ
ス画像形成表面と、前記エンドレス画像形成表面から残
留トナー微粒子を除去するブレードクリーニングステー
ションと、を具備する静電複写プリンティング装置であ
って、前記ブレードクリーニングステーションは前記画
像形成表面の上に略垂設されると共に、クリーニングブ
レードを有するクリーナサンプハウジングを含み、前記
クリーニングブレードは前部サンプ部と後部サンプ部と
を提供するとともに前記画像形成表面から残留トナーを
除去するために前記画像形成表面と摺接する状態で前記
クリーナサンプハウジングに載設され、前記ブレード上
のトナー集積を制限して前記クリーニングブレードと前
記画像形成表面の界面に集積されるトナーの頂上高さを
低減させるとともに残留トナーを前記クリーナサンプの
前記前部サンプ部と前記後部サンプ部に送るべく前記ク
リーニングブレードの上方に設けられる能動トナー移動
装置を前記クリーナサンプハウジングが有する、静電複
写プリンティング装置である。
動装置は、複数の羽根を有する回転可能なパドルホイー
ルであり、ブレードと受光体（例えば、感光体）の界面
に集積されるトナーの頂上高さを低くするために集積ト
ナーを除去するようになっている。本発明は、エンドレ
ス画像形成表面と、前記エンドレス画像形成表面から残
留トナー微粒子を除去するブレードクリーニングステー
ションと、を具備する静電複写プリンティング装置であ
って、前記ブレードクリーニングステーションは前記画
像形成表面の上に略垂設されると共に、クリーニングブ
レードを有するクリーナサンプハウジングを含み、前記
クリーニングブレードは前部サンプ部と後部サンプ部と
を提供するとともに前記画像形成表面から残留トナーを
除去するために前記画像形成表面と摺接する状態で前記
クリーナサンプハウジングに載設され、前記ブレード上
のトナー集積を制限して前記クリーニングブレードと前
記画像形成表面の界面に集積されるトナーの頂上高さを
低減させるとともに残留トナーを前記クリーナサンプの
前記前部サンプ部と前記後部サンプ部に送るべく前記ク
リーニングブレードの上方に設けられる能動トナー移動
装置を前記クリーナサンプハウジングが有する、静電複
写プリンティング装置である。
【０００５】
【実施例】本発明によると、能動（アクティブ）トナー
移動装置は、画像形成表面の上に載設される又は当該画
像形成表面に対して略垂設されるクリーナハウジングに
内設され、クリーニングブレードの真上のトナー集積を
制限するとともにクリーニング不良を防止することを目
的とする。一つの装置の運動と位置によってトナーを物
理的に移動させるとともに、画像形成表面との界面に取
り付けられるクリーニングブレードの頂部にトナーが集
積するのを制限してトナーを上方に移動させようとする
装置を、この用語”能動トナー移動装置”によって設定
しようとするものである。図示されるパドルホイール
は、クリーニングブレードと受光体の界面に集塊される
トナーの頂上高さを低くするために集塊トナーを除去す
るように回転される。このバドルホイールは、羽根又は
ブレードの端部がクリーニングブレードと接触しないが
近接するととともにブレードと受光体の界面帯域を通っ
て反対方向に移動するように回転させることが望まし
い。
移動装置は、画像形成表面の上に載設される又は当該画
像形成表面に対して略垂設されるクリーナハウジングに
内設され、クリーニングブレードの真上のトナー集積を
制限するとともにクリーニング不良を防止することを目
的とする。一つの装置の運動と位置によってトナーを物
理的に移動させるとともに、画像形成表面との界面に取
り付けられるクリーニングブレードの頂部にトナーが集
積するのを制限してトナーを上方に移動させようとする
装置を、この用語”能動トナー移動装置”によって設定
しようとするものである。図示されるパドルホイール
は、クリーニングブレードと受光体の界面に集塊される
トナーの頂上高さを低くするために集塊トナーを除去す
るように回転される。このバドルホイールは、羽根又は
ブレードの端部がクリーニングブレードと接触しないが
近接するととともにブレードと受光体の界面帯域を通っ
て反対方向に移動するように回転させることが望まし
い。
【０００６】光伝導性絶縁表面１５を有する受光体ベル
ト１４がクリーニングステーションを通って矢印方向に
搬送される図１に基づいて、当該クリーニングステーシ
ョンを説明する。クリーニングステーション４６は、画
像形成ベルト１４の上側水平方向路の下に設けられるク
リーニングプラテン４９を含むとともに、光伝導ベルト
１４の前記上側路上に関してプラテン４９と対向するク
リーニングハウジング４８を備える。当該クリーナハウ
ジング上には、ブレードホルダ５２に固持されるクリー
ニングブレード４７が載設されるとともに、ブレードホ
ルダ５２は、クリーニングハウジング４８の一部分であ
るブレードマウンド５４に取り付けられる。クリーニン
グブレード４７は、当該ブレード４７の位置と梁偏向に
より、クリーニングプラテン４９によって支持されるベ
ルト１４の上面と対向干渉の関係にある。このクリーニ
ングブレードの処理方向上流に設けられるクリーニング
ハウジング４８の一部分たるシールホルダ５６によって
クリーニングフラップシール５０が保持される。受光体
１４と接触する当該シールは、クリーニングブレード４
７によって受光体から掃除されるトナーをクリーニング
ハウジング４８から上流に逃がさないことを確実にす
る。受光体１４が矢印方向に移動すると、当該受光体上
に残留する残留トナーは、ブレード４７によって画像形
成表面から掃除又は擦り落とされてクリーニングサンプ
６０に搬入される。また、図１には、クリーニングステ
ーションへのベルトの搬送中に受光体ベルトを任意では
あるが補助誘導するために使用することができる構造部
材６２が図示されている。なを、クリーニングハウジン
グとともに、クリーニングブレード、クリーニングプラ
テン、クリーニングシールは、少なくとも、受光体ベル
トの画像形成領域と同じくらい幅が広い。クリーニング
ブレード４７は、進行する受光体ベルトに対してチゼル
配向の状態であるのが図示されている。当該ベルトが矢
印方向に移動すると、ブレード４７の先端がこのベルト
表面から残留トナーを削り取るとともに、クリーナサン
プ６０中まで押し上げる。
ト１４がクリーニングステーションを通って矢印方向に
搬送される図１に基づいて、当該クリーニングステーシ
ョンを説明する。クリーニングステーション４６は、画
像形成ベルト１４の上側水平方向路の下に設けられるク
リーニングプラテン４９を含むとともに、光伝導ベルト
１４の前記上側路上に関してプラテン４９と対向するク
リーニングハウジング４８を備える。当該クリーナハウ
ジング上には、ブレードホルダ５２に固持されるクリー
ニングブレード４７が載設されるとともに、ブレードホ
ルダ５２は、クリーニングハウジング４８の一部分であ
るブレードマウンド５４に取り付けられる。クリーニン
グブレード４７は、当該ブレード４７の位置と梁偏向に
より、クリーニングプラテン４９によって支持されるベ
ルト１４の上面と対向干渉の関係にある。このクリーニ
ングブレードの処理方向上流に設けられるクリーニング
ハウジング４８の一部分たるシールホルダ５６によって
クリーニングフラップシール５０が保持される。受光体
１４と接触する当該シールは、クリーニングブレード４
７によって受光体から掃除されるトナーをクリーニング
ハウジング４８から上流に逃がさないことを確実にす
る。受光体１４が矢印方向に移動すると、当該受光体上
に残留する残留トナーは、ブレード４７によって画像形
成表面から掃除又は擦り落とされてクリーニングサンプ
６０に搬入される。また、図１には、クリーニングステ
ーションへのベルトの搬送中に受光体ベルトを任意では
あるが補助誘導するために使用することができる構造部
材６２が図示されている。なを、クリーニングハウジン
グとともに、クリーニングブレード、クリーニングプラ
テン、クリーニングシールは、少なくとも、受光体ベル
トの画像形成領域と同じくらい幅が広い。クリーニング
ブレード４７は、進行する受光体ベルトに対してチゼル
配向の状態であるのが図示されている。当該ベルトが矢
印方向に移動すると、ブレード４７の先端がこのベルト
表面から残留トナーを削り取るとともに、クリーナサン
プ６０中まで押し上げる。
【０００７】本発明による能動トナー移動装置を、引き
続き図１に基づいて多少更に詳細に説明する。
続き図１に基づいて多少更に詳細に説明する。
【０００８】図１に示されるパドルホイールトナー移動
装置６４は、ブレードと受光体の界面に集積されるとと
もに部分的に集塊されることがあるトナーの頂上高さを
低減すべく、連続的に又は断続的に駆動させることがで
きる。例えば、当該装置６４は、プリンティング装置の
主駆動システムで連続的に駆動させることができるし、
あるいは、この駆動システムの代わりに、パドルホイー
ルを連続的に又は断続的に所要に応じて駆動させるため
に使用することができる専用モータを有することができ
る。パドルホイールを連続的には回転させない場合は、
このバドルホイールを、１つの羽根６８がクリーニング
ブレードの真上に長時間存在しないように頻繁に移動さ
せる必要がある。パドルホイールは、中心に設けられて
駆動される軸６９に載設される羽根６８を２つから任意
の数まで含むことができるので、パドルホイールの構造
に制限があるとしてもかかる制限は少ししかない。個々
の羽根は、軟質又は硬質で良く、変形可能な熱可塑性
物、硬質可塑性物質、エラストマー、ポリウレタン、プ
ロピレン等の適切な物質やアルミニウム等の金属でさえ
作ることができる。羽根の端部がクリーニングブレード
と接触しないが当該ブレードに近接するとともにクリー
ニングブレードと受光体の界面帯域を反対方向に通過す
るようにパドルホイールを回転させるのが望ましい。通
常、羽根の端部は、クリーニングブレードと受光体の界
面から最高数ミリメートルまで近接する。回転速度に加
えて各々の羽根のサイズは、クリーニングブレード上の
廃トナーの頂上高さを低くさせるとともにクリーナハウ
ジングのサンプ前部６０ａとサンプ後部６０ｂを充填さ
せるように選択する必要がある。通常、ブレードが図１
に示されるように時計回りに回転すると、先ず、クリー
ナサンプの前部６０ｂが残留トナーで充填され、その
後、パドルホイールの回転空洞から上にブリッジが形成
され、最後に、クリーナサンプの後部６０ａが掃除トナ
ーで充填される。
装置６４は、ブレードと受光体の界面に集積されるとと
もに部分的に集塊されることがあるトナーの頂上高さを
低減すべく、連続的に又は断続的に駆動させることがで
きる。例えば、当該装置６４は、プリンティング装置の
主駆動システムで連続的に駆動させることができるし、
あるいは、この駆動システムの代わりに、パドルホイー
ルを連続的に又は断続的に所要に応じて駆動させるため
に使用することができる専用モータを有することができ
る。パドルホイールを連続的には回転させない場合は、
このバドルホイールを、１つの羽根６８がクリーニング
ブレードの真上に長時間存在しないように頻繁に移動さ
せる必要がある。パドルホイールは、中心に設けられて
駆動される軸６９に載設される羽根６８を２つから任意
の数まで含むことができるので、パドルホイールの構造
に制限があるとしてもかかる制限は少ししかない。個々
の羽根は、軟質又は硬質で良く、変形可能な熱可塑性
物、硬質可塑性物質、エラストマー、ポリウレタン、プ
ロピレン等の適切な物質やアルミニウム等の金属でさえ
作ることができる。羽根の端部がクリーニングブレード
と接触しないが当該ブレードに近接するとともにクリー
ニングブレードと受光体の界面帯域を反対方向に通過す
るようにパドルホイールを回転させるのが望ましい。通
常、羽根の端部は、クリーニングブレードと受光体の界
面から最高数ミリメートルまで近接する。回転速度に加
えて各々の羽根のサイズは、クリーニングブレード上の
廃トナーの頂上高さを低くさせるとともにクリーナハウ
ジングのサンプ前部６０ａとサンプ後部６０ｂを充填さ
せるように選択する必要がある。通常、ブレードが図１
に示されるように時計回りに回転すると、先ず、クリー
ナサンプの前部６０ｂが残留トナーで充填され、その
後、パドルホイールの回転空洞から上にブリッジが形成
され、最後に、クリーナサンプの後部６０ａが掃除トナ
ーで充填される。
【０００９】図２は、パドルホイール６４の別のドライ
ブアクチュエータ機構を図示しており、この機構では、
ソレノイド、モータ、又はカム７３によって作動させる
ことができる簡単なラチェット機構７１と一方向クラッ
チ７０を備える軸６９に、パドルホイールが載設され
る。例えば、パドルホイールシャフト６９は、ラチェッ
ト機構７１を載置させるとともにラチェットアームがア
クチュエータ機構によって移動されるまで静止する巻ば
ねクラッチを有することができる。
ブアクチュエータ機構を図示しており、この機構では、
ソレノイド、モータ、又はカム７３によって作動させる
ことができる簡単なラチェット機構７１と一方向クラッ
チ７０を備える軸６９に、パドルホイールが載設され
る。例えば、パドルホイールシャフト６９は、ラチェッ
ト機構７１を載置させるとともにラチェットアームがア
クチュエータ機構によって移動されるまで静止する巻ば
ねクラッチを有することができる。
【００１０】チゼルモードで稼働中、画像形成表面の反
対側のクリーニングプラテンと一定の対向関係を成して
取り付けられるクリーニングブレードは、画像形成表面
からトナーを掃除するのに必要な力が得られるように、
ブレードの梁偏向によるベルトの光伝導性表面との圧力
摺接係合を使用する。利用できるサンプ空間が最大限に
なるとともに広帯域クリーニング不良が遅れて始まるよ
うに垂直（１２時）方向のブレードクリーニングシステ
ムでは、能動トナー移動装置は、クリーニングブレード
と受光体の界面の上端からトナーを物理的に移動させ
る。図３（ａ）と図３（ｂ）は、駆動トナー移動装置が
無い場合と有る場合との不良時点で集積される掃除トナ
ーの容積レベルを示す。図３（ｂ）では、気がつくよう
に、不良時点での５０％以上の容量増加が図示されてい
る。さらに、略垂直位置に在るクリーニングブレードの
配向を考慮すると、弛緩されて画像表面から掃除された
トナー物質は、クリーニングブレードと画像形成表面の
界面中に又当該界面近傍に残留し、この界面でブレード
を連続的に滑らかにするので、クリーニングブレードの
前縁又は先端は、クリーニング不良を発生させることに
なるクリーニングブレード本体の下に巻き込まれること
がない。クリーニングブレードは、任意の適切な物質で
作ることができるが、ウレタン等のエラストマーで構成
されたものが望ましい。クリーニングシールは、ポリウ
レタン、セルロースアセテート又はマイラー（商品名）
等の適切な物質で構成することができる。
対側のクリーニングプラテンと一定の対向関係を成して
取り付けられるクリーニングブレードは、画像形成表面
からトナーを掃除するのに必要な力が得られるように、
ブレードの梁偏向によるベルトの光伝導性表面との圧力
摺接係合を使用する。利用できるサンプ空間が最大限に
なるとともに広帯域クリーニング不良が遅れて始まるよ
うに垂直（１２時）方向のブレードクリーニングシステ
ムでは、能動トナー移動装置は、クリーニングブレード
と受光体の界面の上端からトナーを物理的に移動させ
る。図３（ａ）と図３（ｂ）は、駆動トナー移動装置が
無い場合と有る場合との不良時点で集積される掃除トナ
ーの容積レベルを示す。図３（ｂ）では、気がつくよう
に、不良時点での５０％以上の容量増加が図示されてい
る。さらに、略垂直位置に在るクリーニングブレードの
配向を考慮すると、弛緩されて画像表面から掃除された
トナー物質は、クリーニングブレードと画像形成表面の
界面中に又当該界面近傍に残留し、この界面でブレード
を連続的に滑らかにするので、クリーニングブレードの
前縁又は先端は、クリーニング不良を発生させることに
なるクリーニングブレード本体の下に巻き込まれること
がない。クリーニングブレードは、任意の適切な物質で
作ることができるが、ウレタン等のエラストマーで構成
されたものが望ましい。クリーニングシールは、ポリウ
レタン、セルロースアセテート又はマイラー（商品名）
等の適切な物質で構成することができる。
【００１１】ここで図４を参照すると、実例として、本
発明に基づくブレードクリーニング装置を使用する抜脱
可能なプロセッシングカートリッジを含む自動静電複写
プリンティング（印刷）機１０が図示されている。この
抜脱可能なプロセッシングカートリッジ１２は、図示さ
れるように、当該機械のメインフレームから矢印１３の
方向に挿脱することができる。要するに、プロセッシン
グカートリッジをプリンティング機中に挿入した状態
で、プリンティング機の作動は、受光体ベルトを直接駆
動するようにモータ１７によって制御されるとともに、
受光体ベルトは、先ず、帯電ステーション１９で帯電さ
れ、露光ステーション２１でビューイングプラテン５４
上の原稿５２の光影画像に露光され、静電複写潜像をト
ナー物質で現像するために現像ステーション２７で帯電
トナー物質で現像される。このトナーは、転写ステーシ
ョン３７でコピー用紙３０に静電気的に転写され、続い
て融着装置（フューザ）３９に送給され、ここでトナー
物質が当該コピー用紙に融着されて、このコピー用紙シ
ートが一枚ずつアウトプットトレー４４中に集積され
る。上記プリンティング機の更に詳しい細目について
は、上記引用の米国特許第４，６９０，５４４号を参照
されたい。
発明に基づくブレードクリーニング装置を使用する抜脱
可能なプロセッシングカートリッジを含む自動静電複写
プリンティング（印刷）機１０が図示されている。この
抜脱可能なプロセッシングカートリッジ１２は、図示さ
れるように、当該機械のメインフレームから矢印１３の
方向に挿脱することができる。要するに、プロセッシン
グカートリッジをプリンティング機中に挿入した状態
で、プリンティング機の作動は、受光体ベルトを直接駆
動するようにモータ１７によって制御されるとともに、
受光体ベルトは、先ず、帯電ステーション１９で帯電さ
れ、露光ステーション２１でビューイングプラテン５４
上の原稿５２の光影画像に露光され、静電複写潜像をト
ナー物質で現像するために現像ステーション２７で帯電
トナー物質で現像される。このトナーは、転写ステーシ
ョン３７でコピー用紙３０に静電気的に転写され、続い
て融着装置（フューザ）３９に送給され、ここでトナー
物質が当該コピー用紙に融着されて、このコピー用紙シ
ートが一枚ずつアウトプットトレー４４中に集積され
る。上記プリンティング機の更に詳しい細目について
は、上記引用の米国特許第４，６９０，５４４号を参照
されたい。
【００１２】このように、本発明によると、掃除トナー
又は残留トナーを集積するサンプ中に用意されたサンプ
容積を最大限に使用するとともに、温度と相対湿度の条
件次第で広帯域クリーニング不良による不良前にプロセ
ッシングカートリッジの寿命を２倍から３倍に増加させ
ることができる、安価で効率的なクリーニングシステム
が得られた。
又は残留トナーを集積するサンプ中に用意されたサンプ
容積を最大限に使用するとともに、温度と相対湿度の条
件次第で広帯域クリーニング不良による不良前にプロセ
ッシングカートリッジの寿命を２倍から３倍に増加させ
ることができる、安価で効率的なクリーニングシステム
が得られた。
【図１】ブレードクリーニングステーション、特に、本
発明に基づく能動トナー移動装置を使用する抜脱可能で
交換可能なカートリッジの断面図である。
発明に基づく能動トナー移動装置を使用する抜脱可能で
交換可能なカートリッジの断面図である。
【図２】本発明に基づくパドルホイールトナー移動装置
の別の駆動機構の概略図である。
の別の駆動機構の概略図である。
【図３】（ａ）は本発明に基づく能動トナー移動装置の
無い場合のクリーニング不良時のクリーニングサンプ中
の掃除トナー量の断面図であり、（ｂ）は能動トナー移
動装置を有する場合のクリーニング不良時のクリーニン
グサンプ中の掃除トナー量の断面図である。
無い場合のクリーニング不良時のクリーニングサンプ中
の掃除トナー量の断面図であり、（ｂ）は能動トナー移
動装置を有する場合のクリーニング不良時のクリーニン
グサンプ中の掃除トナー量の断面図である。
【図４】本発明に基づくブレードクリーニング装置を有
する自動静電複写プリンティング機の断面略図である。
する自動静電複写プリンティング機の断面略図である。
１５ 受光体ベルト表面 ４６ クリーニングステーション ４７ クリーニングブレード ４８ クリーニングハウジング ６０ クリーニングサンプ ６４ 能動トナー移動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード エル．フォーブス ザ セカ ンド アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14530 ピッツフォード オーク マナー クレ セント 103
Claims (1)
- 【請求項１】 エンドレス画像形成表面と、前記エンド
レス画像形成表面から残留トナー微粒子を除去するブレ
ードクリーニングステーションと、を具備する静電複写
プリンティング装置であって、前記ブレードクリーニン
グステーションは前記画像形成表面の上に略垂設される
と共に、クリーニングブレードを有するクリーナサンプ
ハウジングを含み、前記クリーニングブレードは前部サ
ンプ部と後部サンプ部とを提供するとともに前記画像形
成表面から残留トナーを除去するために前記画像形成表
面と摺接する状態で前記クリーナサンプハウジングに載
設され、前記ブレード上のトナー集積を制限して前記ク
リーニングブレードと前記画像形成表面の界面に集積さ
れるトナーの頂上高さを低減させるとともに残留トナー
を前記クリーナサンプの前記前部サンプ部と前記後部サ
ンプ部に送るべく前記クリーニングブレードの上方に設
けられる能動トナー移動装置を前記クリーナサンプハウ
ジングが有する、静電複写プリンティング装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/906,171 US5341199A (en) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | Active sump fill device blade cleaning apparatus |
| US906171 | 1992-06-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659609A true JPH0659609A (ja) | 1994-03-04 |
| JP2750259B2 JP2750259B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=25422038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5128550A Expired - Lifetime JP2750259B2 (ja) | 1992-06-29 | 1993-05-31 | 静電複写プリンティング装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5341199A (ja) |
| JP (1) | JP2750259B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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| US5229826A (en) * | 1991-11-04 | 1993-07-20 | Eastman Kodak Company | Toner cleaning apparatus |
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1992
- 1992-06-29 US US07/906,171 patent/US5341199A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5128550A patent/JP2750259B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5341199A (en) | 1994-08-23 |
| JP2750259B2 (ja) | 1998-05-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961015 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980210 |