JPH065940B2 - ノイズ低減回路 - Google Patents

ノイズ低減回路

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JPH065940B2
JPH065940B2 JP60075611A JP7561185A JPH065940B2 JP H065940 B2 JPH065940 B2 JP H065940B2 JP 60075611 A JP60075611 A JP 60075611A JP 7561185 A JP7561185 A JP 7561185A JP H065940 B2 JPH065940 B2 JP H065940B2
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JP
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signal
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JP60075611A
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JPS61234680A (ja
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正明 近藤
朗善 前田
伸幸 小川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダやビデオディスク等の
同期信号を持つ映像信号を記録再生する機器において使
用されるノイズ低減回路に関するものである。
従来の技術 従来のノイズ低減回路ではたとえば第5図に示す様に入
力端子1より入力する輝度信号を高域波器3(HP
F)と低域波器2(LPF)に通す事によって輝度信
号を高域成分と低域成分に分離し、高域成分は第6図の
様な非線形の入出力特性を持つスライス回路4に通し
て、高域成分に含まれるノイズ成分が除去される。ノイ
ズ除去された高域成分は低域波器2によって抜き取ら
れた低域成分と加算器5によって加算され出力される。
ここで、同期信号付近について従来回路の各部波形を図
示すると、第7図の様になる。aは入力端子1より入力
されるノイズを持つ輝度信号、bは低域波器2の出
力、cは高域波器3の出力dはスライス回路4の出
力、eは加算器5の出力信号を示す。
発明が解決しようとする問題点 このような従来例においては、高域・低域に分離する周
波数は希望する画質によって数百KHzから1MHz程度に設
定されるが、スライス回路4のスライスレベルVを大
きくして極端にノイズを抑制すると画面の細かい信号成
分までも抑制してしまうために不自然な画質となる。そ
のため、スライスレベルVすなわちノイズ抑制の程度
は比較的小さく設定され、ノイズがまだかなり残る事と
なる。
このように設定されたノイズ低減回路出力の水平同期信
号のバックポーチ部分にクランプをかけようとすると、
残留ノイズのためにクランプ電圧が変動してしまい、画
面の輝度レベルの変動となって、著しい画質劣化を引き
起す事となる問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、映像区
間の画質に最適なノイズ抑制度を与えるとともに、クラ
ンプ区間においては安定にクランプのかかるノイズ抑制
度を与えるノイズ低減回路を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するための、水平同期信号
の前後の期間にノイズ低減回路のスライスレベル制御端
子に制御パルス信号を加えて上記区間のみノイズ抑制量
を映像信号区間より大きく設定する。これによって、ク
ランプをかける区間のノイズを大きく減少させ、安定な
クランプ動作をさせようとするものである。
作用 本発明によれば、上記手段により、映像区間は所望の画
質を得る様にノイズ抑制レベルを比較的小さい値に設定
し、クランプ区間付近ではノイズ抑制量を大きく設定す
ることによって、残留ノイズをほとんどなくしてクラン
プを安定に動作させ、画面の輝度レベルを安定させて良
好な画質を得ることができる。
実施例 第1図は、本発明のノイズ低減回路の一実施例を示すブ
ロック図である。第1図において、1は入力端子、2は
低域波器、3は高域波器で、それぞれ入力輝度信号
の低域成分は高域成分を取り出す。7は同期信号分離回
路で、輝度信号より同期信号を分離する回路である。同
期信号分離回路7によって抜き取られた同期信号はゲー
トパルス発生器8によってクランプをかけようとする区
間またはクランプ区間付近、言い換えると水平・垂直ブ
ランキング区間全域または同期信号先端区間または同期
信号のバックポーチ区間においてゲートパルスを発生す
る様にパルス遅延及びパルス幅整形を行ないスライス回
路4のスライスレベル制御端子に入力される。
高域波器3によって取り出された輝度信号の高域成分
はスライス回路4に加えられて、スライスレベル制御端
子より加えられる電圧に応じたスライス電圧によってス
ライスされて、加算器5に信号を出力する。
すなわち、第2図に示すスライス回路4の入出力特性の
様に、映像信号区間は第2図で示す実線の入出力特性と
なり、比較的低いスライスレベルVS1で動作し、ゲート
パルス区間では第2図破線で示す入出力特性となり、比
較的高いスライスレベルVS2で動作する様に働く。
この様にして、クラップ区間付近のノイズを充分に除去
した高域信号が加算器5で低域成分と加算されて、輝度
信号となり出力される。
第3図に各部の波形を示す。aは入力端子より入力する
ノイズを含んだ輝度信号、bは低域波器2によって取
り出された低域成分、cは高域波器より取り出された
高域成分、fは同期信号より一定時間T遅れたパルス
幅Tのゲートパルスであり、たとえばちょうどクラン
プをかけようとする同期信号のバックポーチの区間に低
レベルとなる負極性パルスである。スライス回路4はた
とえばスライス制御電圧が低レベルの時に高いスライス
レベルVS2となり、スライス制御電圧が高レベルの時に
低いスライスレベルVS1となる様に働く。そのため、ス
ライス回路4の出力はdの様に同期信号のバックポーチ
区間は残留ノイズがほとんどなくなった高域成分波形と
なる。eは低域成分とノイズ低減された高域成分dとの
加算信号であり、出力端子6より出力されるノイズ低減
された輝度信号である。
第4図は本発明の他の実施例である。401〜422は
第1図で示すスライス回路4に相等する。ここに例にあ
げたスライス回路は特開昭59−193616号公報に
示されるものの応用である。
第4図のスライス回路の動作を述べる。トランジスタQ
401のベース電圧が低レベルの時、トランジスタQ4
01はオフとなり、トランジスタQ409のベース電圧
B409は、VCC×(R403+R402)/(R402
+R403+R404)となる。トランジスタQ40
9,Q410は定電流回路として動作し、トランジスタ
Q407,Q408は1:1のカレントミラー回路とし
て動作する。すなわち抵抗R413,R414に流れる
電流IS1となる。
次に、トランジスタQ401ベース電圧の高レベルの場
合は、トランジスタQ401がオンとなり、抵抗R40
2はショートされてトランジスタQ409のベース電圧
はVCC×R403/(R403+R404)となり、抵
抗R413,R414に流れる電流IS2となる。スライス回路のスライス電圧はV=I(R
413+R414)となるので、トランジスタQ401
ベース電圧が低レベルの場合にはスライス電圧はVS1
S1×(R413+R414)となり、トランジスタQ
401のベース電圧が高レベルの場合にはVS2=IS2×
(R413+R414)となる。すなわち、トランジス
タQ401に負極性パルスを入力する場合、パルス区間
(パルス出力が低レベルの区間)のみスライス電圧が高
く動作する事となる。
このパルスの低レベル区間を水平・垂直ブランキング区
間の全域または同期信号先端区間(シンクチップ区間)
または同期信号のバックポーチ区間に設定する事によっ
て、クランプをかけようとする区間のノイズを大幅に除
去する事ができる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、輝度信号のうちクラン
プをかけようとする部分すなわち同期信号の先端部また
は同期信号を含むブランキング区間だけノイズ低減回路
のスライスレベルを変化させるというきわめて簡単な構
成によって、クランプを安定に動作させ、再生画面を安
定して良好な画面とする事ができ、実用上きわめて有用
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるノイズ低減回路を示
すブロック図、第2図は使用されるスライス回路の入出
力特性図、第3図はその要部の波形図、第4図は本発明
の第2の実施例におけるノイズ低減回路のブロック図、
第5図は従来例のノイズ低減回路のブロック図、第6図
は使用されるスライス回路の入出力特性図、第7図はそ
の要部の波形図である。 1……輝度信号入力端子、2……低域波器、3……高
域波器、4……スライス回路、5……加算器、6……
出力端子、7……同期信号分離回路、8……ゲートパル
ス発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号の低域成分を分離する低域濾波器
    と、 輝度信号の高域成分を分離する高域濾波器と、 輝度信号の同期信号を分離する同期信号分離回路と、 前記高域濾波器の出力信号に対し、一定レベル以下の電
    圧成分をスライスするスライス回路と、 前記低域濾波器により分離された低域成分と、前記スラ
    イス回路によりスライスされた高域成分とを加算する加
    算器と、 前記同期信号分離回路において分離された同期信号を遅
    延、整形してゲートパルスを発生させるゲートパルス発
    生器とを備え、 前記ゲートパルス発生器からのゲートパルスを前記スラ
    イス回路のスライスレベル制御端子に印加し、輝度信号
    の水平・垂直ブランキング区間全域または同期信号先端
    区間または同期信号のバックポーチ区間においてスライ
    スレベルを高いレベルに変更するように構成したノイズ
    低減回路。
JP60075611A 1985-04-10 1985-04-10 ノイズ低減回路 Expired - Lifetime JPH065940B2 (ja)

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JPS61234680A JPS61234680A (ja) 1986-10-18
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ID=13581178

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JPH02266665A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Hitachi Ltd ノイズリデューサ

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JPS61234680A (ja) 1986-10-18

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