JPH065936B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH065936B2 JPH065936B2 JP59232076A JP23207684A JPH065936B2 JP H065936 B2 JPH065936 B2 JP H065936B2 JP 59232076 A JP59232076 A JP 59232076A JP 23207684 A JP23207684 A JP 23207684A JP H065936 B2 JPH065936 B2 JP H065936B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- recording
- supplied
- time
- Prior art date
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆる電子スチルカメラ装置の様な静止画
像の記録再生装置を用いて音声信号の記録再生を行うこ
とに関する。
像の記録再生装置を用いて音声信号の記録再生を行うこ
とに関する。
CCD等の撮像装置を有し、任意の1フィールドまたは
1フレームの信号を磁気ディスクに記録するようにした
電子スチルカメラ装置が提案されている(実開昭57−
197021号等)。
1フレームの信号を磁気ディスクに記録するようにした
電子スチルカメラ装置が提案されている(実開昭57−
197021号等)。
すなわちこのような装置においては、撮像装置からの映
像信号が、任意のシャッター操作の時点で1フィールド
または1フレームがゲートされて取出され、この信号が
1フィールドが1本の円環状のトラックとなるように磁
気ディスクに記録される。なお1フレームの信号は2本
のトラックを用いて記録される。従ってこの装置におい
て1本のトラックを繰返し、または2本のトラックを交
互に繰返し再生することで静止画像の映像信号を形成す
ることができる。
像信号が、任意のシャッター操作の時点で1フィールド
または1フレームがゲートされて取出され、この信号が
1フィールドが1本の円環状のトラックとなるように磁
気ディスクに記録される。なお1フレームの信号は2本
のトラックを用いて記録される。従ってこの装置におい
て1本のトラックを繰返し、または2本のトラックを交
互に繰返し再生することで静止画像の映像信号を形成す
ることができる。
このような装置において、さらに音声信号の記録を行え
るようにすることが提案された。そのためには、例えば
デジタル信号処理の技術を用いて音声信号を時間軸圧縮
し、音声信号の周波数帯域を映像信号の帯域にまで高め
て、映像信号と同じ記録系を用いて記録する方法が考え
られる。
るようにすることが提案された。そのためには、例えば
デジタル信号処理の技術を用いて音声信号を時間軸圧縮
し、音声信号の周波数帯域を映像信号の帯域にまで高め
て、映像信号と同じ記録系を用いて記録する方法が考え
られる。
ところでこの場合に、例えば5kHzまでの音声信号を600
倍に時間軸圧縮することで、3MHzの映像帯域の信号にす
ることができる。そしてこの場合に、1フィールド期間
(1/60秒)にその600倍の約10秒間の音声信号を記録す
ることができる。
倍に時間軸圧縮することで、3MHzの映像帯域の信号にす
ることができる。そしてこの場合に、1フィールド期間
(1/60秒)にその600倍の約10秒間の音声信号を記録す
ることができる。
しかしながらこの場合に、映像信号の記録系のS/N
は、従来の音声信号の記録系に比べて10〜20dB程度悪
い。そこで映像信号の記録系ではいわゆるノンリニア特
性のエンファシス回路が用いられるが、音声信号にノン
リニア・エンファシスをかけた場合、波形歪、変調ノイ
ズ、もどり特性などの点から充分な性能を得ることがで
きなかった。
は、従来の音声信号の記録系に比べて10〜20dB程度悪
い。そこで映像信号の記録系ではいわゆるノンリニア特
性のエンファシス回路が用いられるが、音声信号にノン
リニア・エンファシスをかけた場合、波形歪、変調ノイ
ズ、もどり特性などの点から充分な性能を得ることがで
きなかった。
一方音声信号に対してはその特性を考慮した例えばドル
ビー(商品名)のようなノイズリダクション回路が用い
られている。ところが上述のように映像信号の記録系の
S/Nは極めて悪いために、上述のようなノイズリダク
ション回路だけでは実用に足るS/Nに持って行くこと
が困難であった。
ビー(商品名)のようなノイズリダクション回路が用い
られている。ところが上述のように映像信号の記録系の
S/Nは極めて悪いために、上述のようなノイズリダク
ション回路だけでは実用に足るS/Nに持って行くこと
が困難であった。
従来の装置は上述のように構成されていた。しかしなが
らその装置においては、音声信号のS/Nを実用的なも
のにすることが極めて困難であるという問題点があっ
た。
らその装置においては、音声信号のS/Nを実用的なも
のにすることが極めて困難であるという問題点があっ
た。
本発明は、映像信号又は音声信号を所望のトラックとし
て記録するようにした記録装置において、音声信号の雑
音成分を除去するノイズリダクション回路(12)と、上記
ノイズリダクション回路の出力信号をディジタル信号に
変換するAD変換回路(13)と、AD変換された音声信号
が書込まれると共に、読出時に書込時より速いクロック
信号で読出されて時間軸圧縮するメモリ(16)と、このメ
モリから読出された音声信号が供給されるDA変換回路
(20)と、DA変換された音声信号に識別信号を付加する
混合回路(21)と、この混合回路の出力信号が供給される
リニアエンファシス回路(24)と、映像信号が供給される
ノンリニアエンファシス回路(3)と、上記リニアエンフ
ァシス回路と上記ノンリニアエンファシス回路の出力信
号を選択的に出力する切換スイッチ(4)と、上記切換ス
イッチによって選択された信号を変調して記録する記録
手段(FM変調回路(5))とを備えたことを特徴とする
記録装置である。
て記録するようにした記録装置において、音声信号の雑
音成分を除去するノイズリダクション回路(12)と、上記
ノイズリダクション回路の出力信号をディジタル信号に
変換するAD変換回路(13)と、AD変換された音声信号
が書込まれると共に、読出時に書込時より速いクロック
信号で読出されて時間軸圧縮するメモリ(16)と、このメ
モリから読出された音声信号が供給されるDA変換回路
(20)と、DA変換された音声信号に識別信号を付加する
混合回路(21)と、この混合回路の出力信号が供給される
リニアエンファシス回路(24)と、映像信号が供給される
ノンリニアエンファシス回路(3)と、上記リニアエンフ
ァシス回路と上記ノンリニアエンファシス回路の出力信
号を選択的に出力する切換スイッチ(4)と、上記切換ス
イッチによって選択された信号を変調して記録する記録
手段(FM変調回路(5))とを備えたことを特徴とする
記録装置である。
上述の装置によれば、記録時に時間軸圧縮を行う前にノ
イズリダクション回路を設けたことにより、時間軸圧縮
時の量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等
を改善することができ、また圧縮後にリニア特性のエン
ファシス回路を設けたことにより、もどり特性や変調ノ
イズ等を改善することができる。
イズリダクション回路を設けたことにより、時間軸圧縮
時の量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等
を改善することができ、また圧縮後にリニア特性のエン
ファシス回路を設けたことにより、もどり特性や変調ノ
イズ等を改善することができる。
第1図において、映像信号は入力端子(1)に供給され、
記録回路(2)で所定の記録信号とされ、ノンリニア特性
のプリエンファシス回路(3)、切換スイッチ(4)を通じて
FM変調回路(5)に供給され、FM信号とされて磁気ヘ
ッド(6)にディスクDに記録される。
記録回路(2)で所定の記録信号とされ、ノンリニア特性
のプリエンファシス回路(3)、切換スイッチ(4)を通じて
FM変調回路(5)に供給され、FM信号とされて磁気ヘ
ッド(6)にディスクDに記録される。
また音声信号は入力端子(11)に供給され、ノイズリダク
ションのエンコーダ回路(12)を通じてAD変換回路(13)
に供給される。このデジタル変換された信号が記録再生
切換スイッチ(14)の記録側接点Rを通じてビットリダク
ションのエンコーダ回路(15)に供給される。このビット
リダクションされた信号がメモリ装置(16)に供給され、
メモリコントローラ(17)からの所定のクロックで書込ま
れると共に、その例えば600倍のクロックで読出されて
時間軸が圧縮される。この読出された信号がビットリダ
クションのデコーダ回路(18)に供給され、デコードされ
た信号が記録再生切換スイッチ(19)の記録側接点Rを通
じてDA変換回路(20)に供給される。このアナログ変換
された信号が混合回路(21)に供給される。
ションのエンコーダ回路(12)を通じてAD変換回路(13)
に供給される。このデジタル変換された信号が記録再生
切換スイッチ(14)の記録側接点Rを通じてビットリダク
ションのエンコーダ回路(15)に供給される。このビット
リダクションされた信号がメモリ装置(16)に供給され、
メモリコントローラ(17)からの所定のクロックで書込ま
れると共に、その例えば600倍のクロックで読出されて
時間軸が圧縮される。この読出された信号がビットリダ
クションのデコーダ回路(18)に供給され、デコードされ
た信号が記録再生切換スイッチ(19)の記録側接点Rを通
じてDA変換回路(20)に供給される。このアナログ変換
された信号が混合回路(21)に供給される。
また制御回路(22)からの音声信号の分割記録、記録モー
ド設定等の制御信号が、上述のメモリコントローラ(17)
に供給されると共に、識別信号形成回路(23)に供給さ
れ、例えば音声信号の識別信号AID、3ビットのモー
ド識別信号MID、分割の各セグメントのスタート識別
信号SID、エンド識別信号EIDが形成される。これ
らの信号が混合回路(21)に供給され、第2図に示すよう
に時間軸圧縮された音声信号の各セグメントの間に時分
割で挿入される。
ド設定等の制御信号が、上述のメモリコントローラ(17)
に供給されると共に、識別信号形成回路(23)に供給さ
れ、例えば音声信号の識別信号AID、3ビットのモー
ド識別信号MID、分割の各セグメントのスタート識別
信号SID、エンド識別信号EIDが形成される。これ
らの信号が混合回路(21)に供給され、第2図に示すよう
に時間軸圧縮された音声信号の各セグメントの間に時分
割で挿入される。
この混合回路(21)からの信号がリニア特性のプリエンフ
ァシス回路(24)に供給され、このプリエンファシス回路
(24)からの信号が切換スイッチ(4)を通じてFM変調回
路(5)に供給され、FM信号とされて磁気ヘッド(6)にて
ディスクDに記録される。
ァシス回路(24)に供給され、このプリエンファシス回路
(24)からの信号が切換スイッチ(4)を通じてFM変調回
路(5)に供給され、FM信号とされて磁気ヘッド(6)にて
ディスクDに記録される。
さらに再生時には、ディスクDから磁気ヘッド(31)で再
生された信号はFM復調回路(32)に供給される。そして
復調された信号が映像信号のときは、この信号がノンリ
ニア特性のデエンファシス回路(33)、再生回路(34)を通
じて出力端子(35)に取出される。
生された信号はFM復調回路(32)に供給される。そして
復調された信号が映像信号のときは、この信号がノンリ
ニア特性のデエンファシス回路(33)、再生回路(34)を通
じて出力端子(35)に取出される。
また復調された信号が音声信号のときは、この信号がリ
ニア特性のデエンファシス回路(41)を通じてAD変換回
路(42)に供給される。このデジタル変換された信号が記
録再生切換スイッチ(14)の再生側接点Pを通じてビット
リダクションのエンコーダ回路(15)に供給される。
ニア特性のデエンファシス回路(41)を通じてAD変換回
路(42)に供給される。このデジタル変換された信号が記
録再生切換スイッチ(14)の再生側接点Pを通じてビット
リダクションのエンコーダ回路(15)に供給される。
またデエンファシス回路(41)からの信号が識別信号検出
回路(43)に供給されて上述の各識別信号が検出され、こ
の信号が上述の制御回路(22)に供給されて各セグメント
の時間軸伸長、連続化、モード設定等が行われる。これ
によって例えば600倍に時間軸伸長された信号がビット
リダクションのデコーダ回路(18)から取出される。
回路(43)に供給されて上述の各識別信号が検出され、こ
の信号が上述の制御回路(22)に供給されて各セグメント
の時間軸伸長、連続化、モード設定等が行われる。これ
によって例えば600倍に時間軸伸長された信号がビット
リダクションのデコーダ回路(18)から取出される。
この取出された信号が記録再生切換スイッチ(19)の再生
側接点Pを通じてDA変換回路(44)に供給される。この
変換回路(44)に発振器(53)からの信号が供給される。こ
のアナログ変換された信号がノイズリダクションのデコ
ーダ回路(45)を通じて出力端子(46)に取出される。
側接点Pを通じてDA変換回路(44)に供給される。この
変換回路(44)に発振器(53)からの信号が供給される。こ
のアナログ変換された信号がノイズリダクションのデコ
ーダ回路(45)を通じて出力端子(46)に取出される。
そしてこの回路において、ノイズリダクションのエンコ
ーダ回路(12)及びデコーダ回路(45)は例えば第3図のよ
うに構成される。なお図はエンコード時、デコード時で
一部の回路を共用するものである。図において入力端子
(51)からの信号が演算アンプ(52)の非反転入力に供給さ
れる。このアンプ(52)の出力が、第4図Aのような特性
のフィルタ(53)を通じて第4図Dのような特性の利得制
御アンプ(54)に供給されると共に、第4図Cのような特
性のフィルタ(55)を通じて検波回路(56)に供給され、こ
の検波出力にてアンプ(54)の利得が制御される。なおフ
ィルタ(55)の特性は第4図Bの特性のフィルタを2段接
続して形成される。さらにアンプ(54)の出力が、フィル
タ(53)と等しい特性のフィルタ(57)を通じて切換スイッ
チ(58)に供給され、このスイッチ(58)の記録側接点Rか
らの信号がアンプ(52)の反転入力に供給される。そして
アンプ(52)の出力から記録時のエンコード信号が出力端
子(59)に取出されると共に、スイッチ(58)の再生側接点
Pから再生時のデコード信号が出力端子(60)に取出され
る。
ーダ回路(12)及びデコーダ回路(45)は例えば第3図のよ
うに構成される。なお図はエンコード時、デコード時で
一部の回路を共用するものである。図において入力端子
(51)からの信号が演算アンプ(52)の非反転入力に供給さ
れる。このアンプ(52)の出力が、第4図Aのような特性
のフィルタ(53)を通じて第4図Dのような特性の利得制
御アンプ(54)に供給されると共に、第4図Cのような特
性のフィルタ(55)を通じて検波回路(56)に供給され、こ
の検波出力にてアンプ(54)の利得が制御される。なおフ
ィルタ(55)の特性は第4図Bの特性のフィルタを2段接
続して形成される。さらにアンプ(54)の出力が、フィル
タ(53)と等しい特性のフィルタ(57)を通じて切換スイッ
チ(58)に供給され、このスイッチ(58)の記録側接点Rか
らの信号がアンプ(52)の反転入力に供給される。そして
アンプ(52)の出力から記録時のエンコード信号が出力端
子(59)に取出されると共に、スイッチ(58)の再生側接点
Pから再生時のデコード信号が出力端子(60)に取出され
る。
すなわち第3図において、スイッチ(58)がR(記録時)
のとき、VCA(54)のゲインが一定とすれば、入出力の
伝達関数は、 H1(w)=H2(w)であるから、上式は H1(w)は第4図のAで示され、LPF形式となってい
るので、式は逆関数となり、HPFになり、第6図の
Aに示すように高周波成分を強調する。このまま(VC
A(54)のゲインが一定)では、リニアエンファシスと変
わらない。
のとき、VCA(54)のゲインが一定とすれば、入出力の
伝達関数は、 H1(w)=H2(w)であるから、上式は H1(w)は第4図のAで示され、LPF形式となってい
るので、式は逆関数となり、HPFになり、第6図の
Aに示すように高周波成分を強調する。このまま(VC
A(54)のゲインが一定)では、リニアエンファシスと変
わらない。
そこでVCA(54)が第4図のCの特性のW(w)(55)でコ
ントロールされると、高周波成分ほどゲインが大きくな
るので、第6図のBに示すような特性となり、W(w)の
入力信号の高周波レベルが小さいほどより高周波を強調
する回路となる。すなわち Aは高周波成分のレベルによりゲインが変化する非線形
回路 またスイッチ(58)がP(再生時)のとき、伝達関数は、 AH1(w)2・・・・ となり、記録/再生でのトータルの伝達関数は、式×
ここでAH1(w)2≫1であるから、上式は となり、元の信号に戻る。
ントロールされると、高周波成分ほどゲインが大きくな
るので、第6図のBに示すような特性となり、W(w)の
入力信号の高周波レベルが小さいほどより高周波を強調
する回路となる。すなわち Aは高周波成分のレベルによりゲインが変化する非線形
回路 またスイッチ(58)がP(再生時)のとき、伝達関数は、 AH1(w)2・・・・ となり、記録/再生でのトータルの伝達関数は、式×
ここでAH1(w)2≫1であるから、上式は となり、元の信号に戻る。
すなわち記録時は高周波成分が強調され、再生時は低減
されるので、記録/再生の間で生じるノイズ成分は低減
される。
されるので、記録/再生の間で生じるノイズ成分は低減
される。
さらにリニア特性のエンファシス回路(24)は第5図に示
すような特性の回路が使用される。
すような特性の回路が使用される。
従ってこの回路において、記録時に時間軸圧縮を行う前
にノイズリダクション回路(12)を設け、圧縮後にリニア
特性のエンファシス回路(24)を設けたことにより、音声
信号のS/Nを十分に実用に足るものとすることができ
た。
にノイズリダクション回路(12)を設け、圧縮後にリニア
特性のエンファシス回路(24)を設けたことにより、音声
信号のS/Nを十分に実用に足るものとすることができ
た。
すなわち上述の回路において、リニア特性のエンファシ
スが行われるので、もどり特性や変調ノイズ等を改善す
ることができる。また記録信号には上述のように各種の
識別信号が挿入されており、これらは再生時に時間軸伸
長される前に検出されなければならないので、上述の位
置でのエンファシスが最適である。なお記録時に時間軸
圧縮前にエンファシスをかけると、ビットリダクション
を行う際の予測符号化が困難になり、高圧縮が不可能に
なる。
スが行われるので、もどり特性や変調ノイズ等を改善す
ることができる。また記録信号には上述のように各種の
識別信号が挿入されており、これらは再生時に時間軸伸
長される前に検出されなければならないので、上述の位
置でのエンファシスが最適である。なお記録時に時間軸
圧縮前にエンファシスをかけると、ビットリダクション
を行う際の予測符号化が困難になり、高圧縮が不可能に
なる。
またノイズリダクション回路(12)は、時定数を変えるこ
とで時間軸圧縮後に設けることもできるが、時間軸圧縮
時の量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等
を考慮すると上述の位置が最適となる。
とで時間軸圧縮後に設けることもできるが、時間軸圧縮
時の量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等
を考慮すると上述の位置が最適となる。
さらに上述の回路でFM記録を行っているために、従来
のバイアス記録よりも歪特性が劣化するが、この回路が
適用される媒体では元々ハイファイ音は要求されていな
いので、S/N、当り特性の有利なFM記録が用いられ
る。またFM記録であるために映像信号用の変調回路、
復調回路を共用できる利点がある。
のバイアス記録よりも歪特性が劣化するが、この回路が
適用される媒体では元々ハイファイ音は要求されていな
いので、S/N、当り特性の有利なFM記録が用いられ
る。またFM記録であるために映像信号用の変調回路、
復調回路を共用できる利点がある。
また上述の例で5kHz、10秒間の信号を8ビットでデジタ
ル化すると、約1Mビットのメモリ(16)が必要となる
が、時間軸圧縮におけるメモリ系ではエラーを生じるお
それはないので、ビットリダクションを有効に使うこと
ができる。すなわち8ビットリダクション量子化したも
のを、DPCM、フロ-ティングポイント・コ-ディング等により4ビットまで圧縮
しても、上述の回路ではほとんど劣化は生じない。なお再
生時のビットリダクションは極めて高い周波数になるが、例えば上
述のDPCMであれば適用可能であり、その場合には図示の
ように記録系と再生系の回路を兼用することができる。
ル化すると、約1Mビットのメモリ(16)が必要となる
が、時間軸圧縮におけるメモリ系ではエラーを生じるお
それはないので、ビットリダクションを有効に使うこと
ができる。すなわち8ビットリダクション量子化したも
のを、DPCM、フロ-ティングポイント・コ-ディング等により4ビットまで圧縮
しても、上述の回路ではほとんど劣化は生じない。なお再
生時のビットリダクションは極めて高い周波数になるが、例えば上
述のDPCMであれば適用可能であり、その場合には図示の
ように記録系と再生系の回路を兼用することができる。
本発明によれば、記録時に時間軸圧縮を行う前にノイズ
リダクション回路を設けたことにより、時間軸圧縮時の
量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等を改
善することができ、また圧縮後にリニア特性のエンファ
シス回路を設けたことにより、もどり特性や変調ノイズ
等を改善することができるようになった。
リダクション回路を設けたことにより、時間軸圧縮時の
量子化ノイズ、ビットリダクションによるノイズ等を改
善することができ、また圧縮後にリニア特性のエンファ
シス回路を設けたことにより、もどり特性や変調ノイズ
等を改善することができるようになった。
すなわちノイズリダクションとリニアエンファシスは両
方あった方が良い。その場合にリニアエンファシスの位
置は、音声信号をビデオの帯域にFM変調の前に必要で
あり、またメモリの前に置くと高域が増加しビットリダ
クション回路で高圧縮できない。このためリニアエンフ
ァシスはメモリの後に配置する。またノイズリダクショ
ンの位置は、圧縮後にノイズリダクションを置くとノイ
ズ除去の効果小であり、元の信号でやった方が良い。さ
らに識別信号の位置は、メモリの前にすると圧縮して記
録されることになり、再生時に映像、音声(音声の圧縮
率)の判別ができなくなる。このため識別信号の位置は
メモリの後に置く。
方あった方が良い。その場合にリニアエンファシスの位
置は、音声信号をビデオの帯域にFM変調の前に必要で
あり、またメモリの前に置くと高域が増加しビットリダ
クション回路で高圧縮できない。このためリニアエンフ
ァシスはメモリの後に配置する。またノイズリダクショ
ンの位置は、圧縮後にノイズリダクションを置くとノイ
ズ除去の効果小であり、元の信号でやった方が良い。さ
らに識別信号の位置は、メモリの前にすると圧縮して記
録されることになり、再生時に映像、音声(音声の圧縮
率)の判別ができなくなる。このため識別信号の位置は
メモリの後に置く。
第1図は本発明の一例の構成図、第2図〜第6図はその
説明のための図である。 (4)は切換スイッチ、(5)はFM変調回路、(11)は入力端
子、(12)はノイズリダクションのエンコーダ回路、(13)
はAD変換回路、(16)はメモリ装置、(17)はメモリコン
トローラ、(20)はDA変換回路、(23)は識別信号発生回
路、(24)はリニア特性のエンファシス回路である。
説明のための図である。 (4)は切換スイッチ、(5)はFM変調回路、(11)は入力端
子、(12)はノイズリダクションのエンコーダ回路、(13)
はAD変換回路、(16)はメモリ装置、(17)はメモリコン
トローラ、(20)はDA変換回路、(23)は識別信号発生回
路、(24)はリニア特性のエンファシス回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号又は音声信号を所望のトラックと
して記録するようにした記録装置において、音声信号の
雑音成分を除去するノイズリダクション回路と、上記ノ
イズリダクション回路の出力信号をディジタル信号に変
換するAD変換回路と、AD変換された音声信号が書込
まれると共に、読出時に書込時より速いクロック信号で
読出されて時間軸圧縮するメモリと、このメモリから読
出された音声信号が供給されるDA変換回路と、DA変
換された音声信号に識別信号を付加する混合回路と、こ
の混合回路の出力信号が供給されるリニアエンファシス
回路と、映像信号が供給されるノンリニアエンファシス
回路と、上記リニアエンファシス回路と上記ノンリニア
エンファシス回路の出力信号を選択的に出力する切換ス
イッチと、上記切換スイッチによって選択された信号を
変調して記録する記録手段とを備えたことを特徴とする
記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59232076A JPH065936B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 記録装置 |
KR85008139A KR960011726B1 (en) | 1984-11-01 | 1985-11-01 | Recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59232076A JPH065936B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61109390A JPS61109390A (ja) | 1986-05-27 |
JPH065936B2 true JPH065936B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16933612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59232076A Expired - Lifetime JPH065936B2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-02 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065936B2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59232076A patent/JPH065936B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61109390A (ja) | 1986-05-27 |
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