JPH0659270B2 - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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JPH0659270B2
JPH0659270B2 JP60257466A JP25746685A JPH0659270B2 JP H0659270 B2 JPH0659270 B2 JP H0659270B2 JP 60257466 A JP60257466 A JP 60257466A JP 25746685 A JP25746685 A JP 25746685A JP H0659270 B2 JPH0659270 B2 JP H0659270B2
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heater
toilet seat
fitting groove
seat body
wiring pattern
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誠 稲葉
武弘 横山
保博 平塚
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は便座の表面を加温するヒータの取付構造を簡
単にして便座の製作を容易に行い得るようにした暖房便
座に関する。
〔従来技術〕
従来、暖房便座は第11図及び第12図に示すように、
面ヒータ1を便座2の凹部を含む裏面に貼着し、前記面
ヒータ1を通電させて便座2の表面を加温するように構
成されている。そして、面ヒータ1を貼着する場合は、
例えば、ポリエステル樹脂などの樹脂フイルム3,3間
にヒータ4を挾み込んで樹脂フイルム3,3を熱圧着し
て面ヒータ1を形成し、この面ヒータ1を便座2の裏面
に接着剤により貼付し、このあと、便座2の裏面を底板
5により閉鎖して暖房便座6を製作していた。しかし、
この暖房便座6の構造では、次のような欠点があつた。
(1) 便座2と底板5との結合は、段差を利用して結合
されているとともに、この結合部5aを超音波による部
分的な熱溶着、あるいは結合部5aに接着剤を充填して
固定していたが、充分な固定が行えず、小間隙が残り、
この部分から汚水が便座2内に侵入して異臭が発生し、
使用者に不快感を与える。
(2) 又、便座2と底板5との結合を完全に行えないた
め、便座2自体は洗剤を用いて水洗いを行うことができ
ず、雑巾により汚損部分を拭きとつていたので、非常に
不衛生であるとともに、清掃に手間がかかる。
(3) 更に、暖房便座6の組立は、面ヒータ1を便座2
に貼着してから底板5を手作業で被せて結合部分を固定
していたので、組立作業は手間がかかり非能率的であつ
た。
(4) 又、便座2の表面温度を検出してその検出信号を
第11図及び第13図に示すように、便座2を擺動自在
に枢支する制御箱7内に収容したコントローラ8に送出
するサーミスタ9や面ヒータ1の過昇を阻止する温度ヒ
ユーズ10は、便座2の裏面に貼着したり、隅部に挾持
されているだけであるので、便座2の開閉時の衝撃によ
つて、固定が外れることがあり、この結果、正確な温度
検知が行えず、温度制御に誤差が生じたり、異常加熱な
どの故障を誘発するおそれがある。特に、温度ヒユーズ
10はヒータ4との接続部も含めて導体部分を耐熱性の
絶縁チユーブ10aで被覆して防水構造にしないと、汚
水や清掃水の侵入により漏電事故を起すことがあるた
め、その取付けに相当の注意力を必要とし、暖房便座6
の合理的な生産を阻害する要因となつていた。
〔発明の目的〕
この発明は合成樹脂により便座を成形加工する際、便座
内にヒータを一体的に埋設して便座内に汚水が侵入する
のを防ぐとともに、便座表面の温度分布をほぼ均一化
し、更に、ヒータの異常過熱を防止する温度ヒユーズを
便座から制御箱側に移すことにより温度ヒユーズの取付
作業に伴う注意力を軽減して効率的な生産を可能とした
暖房便座を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明はヒータの配線パターンにしたがつてヒータの
嵌合溝を上面に形成した便座本体に、ヒータを前記嵌合
溝に嵌挿して本体上に配置し、この便座本体の表面に合
成樹脂を射出成形して、便座本体の表面に樹脂絶縁層を
形成することにより、ヒータを埋設した暖房便座を得る
ようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下この発明の実施例を第1図乃至第10図により説明
する。なお、第1図乃至第10図において、第11図乃
至第13図に示す符号と同一のものは同一部品を示す。
第1図において、11は便器で、この便器11上には、
本発明の暖房便座12が、蓋体13を上側に重ね合せた
状態で便器11後部に取付けた制御箱7に、蓋体13と
ともに擺動自在に取付けられている。次に暖房便座12
の構造を第2図乃至第4図により説明する。
この暖房便座12は、ABS樹脂などの合成樹脂によつ
てハート形あるいは馬蹄形状に成形加工した便座本体1
4と、この便座本体14の表面に合成樹脂を射出成形し
て設けた樹脂絶縁層15との間にヒータ16を埋設して
構成する。そして、前記ヒータ16の取付構造は、第4
図に示すように、便座本体14を樹脂成形する際、その
表面平坦部にヒータ16を嵌合する嵌合溝17を、第2
図に点線で示すヒータ16の配線パターンにしたがつて
一体に形成し、この嵌合溝17にヒータ16を嵌挿す
る。この場合、嵌合溝17は便座本体14を縦向きにし
たとき、ヒータ16が抜脱せず、これが嵌合保持できる
程度の幅寸法になつている。つづいて、ヒータ16を配
置した便座本体14の表面所定位置にサーミスタ9をテ
ープで仮止めするとともに、このサーミスタ9及びヒー
タ16のリード線を便座本体14のリード線引出口付近
でテープにより仮止めして、これらリード線を便座本体
14から導出する。前述のようにしてヒータ16を便座
本体14に取付けたあと、これを図示しない射出成形機
の金型にセットし、この状態で射出成形機により流動状
態の合成樹脂を金型内に所要の射出力で射出し、便座本
体14の表面に第3図のように、肉厚を便座本体14よ
り幾分薄くした樹脂絶縁層15を形成することにより、
ヒータ16を便座本体14と樹脂絶縁層15との間で埋
設した暖房便座12を製作する。次に、暖房便座12か
ら導出するサーミスタ9のリード線は、第10図に示す
ように、制御箱7内のコントローラ8と接続し、又、ヒ
ータ16のリード線は前記制御箱7において、温度ヒユ
ーズ10及び補助ヒータ18を介して電源プラグ19に
接続する。
なお、温度ヒユーズ10を制御箱7内に設けることは、
暖房便座12の製作時、樹脂絶縁層15を射出成形する
合成樹脂が、流動状態(約200℃)で射出されるの
で、温度ヒユーズ10(本実施例では融点が約70℃の
ものを用いる)を便座本体14に取付けても溶けてしま
い、ヒユーズの役目が果せないためである。
前記のようにして製作した暖房便座12は、電源プラグ
19を電源に差込んでヒータ16を通電させることによ
り樹脂絶縁層15を加温する。この際、サーミスタ9に
て検出した便座温度の検出信号によりコントローラ8が
動作してヒータ16への通電をオンオフ制御して、暖房
便座12の表面温度を一定に保持させる。
ヒータ16への通電中、例えば、コントローラ8の故障
により便座温度の制御ができなくなつたときは、ヒータ
16及び補助ヒータ18の温度が約70℃に達すると、
制御箱7内に設けた温度ヒユーズ10が溶断してヒータ
16への通電を断つ。
なお、制御箱7に収容した温度ヒユーズ10と補助ヒー
タ18は、それぞれ耐熱性の絶縁チユーブを被せて、他
の機器への熱的影響を防止している。
次に、第5図乃至第9図によりヒータ16の他の取付構
造を説明する。
第6図において、便座本体14aの表面平坦部には、ヒ
ータ16を十分に埋込むことができる深さの嵌合溝17
aと、この嵌合溝17aの上端縁両側に第7図に示す如
く上方に向けて突出するヒータ16の浮上りを防止する
リブ17b,17bとを、ヒータ16の配線パターンに
したがつて一体に形成する。つづいて、前記嵌合溝17
aにヒータ16を第2図に示す配線パターンで第7図(ロ)
のように嵌め込む。つづいて、嵌合溝17aの上端縁両
側に形成したリブ17b,17bを第8図(ロ)及び第9
図(ロ)に示すように、ヒータ16側に約90゜乃至45
゜の範囲で曲成する。リブ17bを曲成する場合は、熱
圧プレスによつてリブ17bを押圧することにより、そ
の長さ方向に所要の長さ(例えば、10〜20mm)で9
0゜曲成した第1のリブ17b1と45゜で曲成した第2
のリブ17b2とを交互に形成する。このため、ヒータ1
6はリブ17bを90゜曲成した第1のリブ17b1によ
り嵌合溝17aから浮上らないように支持させて便座本
体14aからの脱落を防ぐ。前記のようにしてヒータ1
6を嵌合溝17に取付けてから、第6図に示す便座本体
14aを射出成形機の金型にセツトし、この状態で射出
成形機により流動状態の合成樹脂を射出して、第5図に
示すように、便座本体14aの表面全域に樹脂絶縁層1
5aを形成する。樹脂絶縁層15aを射出成形する際、ヒ
ータ16は部分的にリブ17bを90゜曲成した部分1
7b1によつて嵌合溝17bから抜脱しないように支持さ
れているので、合成樹脂を射出成形するときの射出力に
よつてヒータ16が便座本体14aの表面に飛び出すこ
とがないため、樹脂絶縁層15aを良好に形成して暖房
便座12aを製作することができる。又、前記便座本体
14aの表面全域に樹脂絶縁層15aを形成する場合、
前記樹脂絶縁層15aを形成するための合成樹脂の一部
が、第8図(ロ),第9図(ロ)で示すように、流動状
態で嵌合溝17aに流入して固化されるとともに、嵌合
溝17aの上端縁両側に形成したリブ17b,17b
が、それぞれ所定の傾斜角度でヒータ16側に曲成され
ているため、前記嵌合溝17aに流入して固化した合成
樹脂が、前記リブ17b,17bを曲成することによっ
て得られる第1,第2のリブ17b,17bの存在
によって楔作用の役割を果すことが可能となる結果、前
記樹脂絶縁層15aは、便座本体表面の全域において、
機械的強度を強くして剥落することなく迅速確実に形成
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の暖房便座は、従来の暖
房便座の如く、便座本体の裏面凹部に面ヒータ,温度ヒ
ューズ,サーミスタを接着剤により貼着するなどの手段
を用いて組立てるようにした構造とは全く異なり、合成
樹脂により馬蹄形状に成形加工した便座本体の表面に、
ヒータを嵌合する嵌合溝と、この嵌合溝の上端縁両側に
突設したヒータの浮上りを防ぐリブとを形成し、前記嵌
合溝には配線パターンにしたがってヒータを嵌挿させる
とともに、ヒータの上面にリブを所定の傾斜角度で曲成
して支持させ、この状態で、便座本体の表面全域に前記
ヒータを被覆する樹脂絶縁層を便座本体と一体的に形成
して暖房便座を構成したので、次に示すような効果を有
する。
、この発明は、便座本体の表面に形成した嵌合溝にヒ
ータを配線パターンにしたがって嵌挿し、この便座本体
の表面全域に、前記ヒータを嵌合溝に挿入した状態で樹
脂絶縁層を便座本体と一体的に形成し、この樹脂絶縁層
により前記ヒータを被覆させて暖房便座を構成したの
で、汚水が暖房便座に進入することは全くなく、これに
より、悪臭が生じる問題を完全に解消することができ
る。しかも、ヒータは樹脂絶縁層と便座本体との間で外
部に露呈することなく樹脂絶縁層にて被覆されているの
で、暖房便座が汚損した場合、直接洗剤等を用いて水洗
いすることができるため、暖房便座を長期にわたり衛生
的に使用することができる。
、又、前記ヒータは便座本体の表面に、ヒーターの配
線パターンにしたがって形成した嵌合溝に嵌挿され、か
つ、嵌合溝の上端縁両側に、該嵌合溝に沿って一体的に
突出形成したリブを所定の傾斜角度でヒータの上面側に
曲成して、該ヒータが嵌合溝から浮上るのを阻止する構
造が採用されているため、便座本体の表面に樹脂絶縁層
を形成するにあたり、ヒータが揺動して嵌合溝から飛び
出すようなことが全くないので、樹脂絶縁層の形成時、
ヒータが揺動して断線したり、ヒータの配置場所がずれ
たりして樹脂絶縁層の形成に支障をきたすという問題は
全く発生しない。その上、ヒータを被覆し絶縁するため
の前記樹脂絶縁層は、ヒータを絶縁するだけの必要最小
限の肉厚でもって、迅速・確実に形成することができ
る。しかも、前記樹脂絶縁層を薄くすることにより、暖
房便座の表面は熱伝導性が良好となり、短時間で便座の
暖房を行うことができるとともに、ヒータはその配線パ
ターンにしたがって確実に配設することができるので、
便座本体の表面全域の温度分布を均一化することが可能
となる。
、更に、ヒータを嵌合溝に嵌め込む場合、嵌合溝の上
端縁両側に形成したリブを曲成してヒータをリブにより
嵌合溝から離脱しないように支持させるとともに、ヒー
タとリブとの間に狭隘な隙間が形成される結果、この状
態で、便座本体の表面全域を樹脂絶縁層で被覆させるこ
とにより、前記樹脂絶縁層を構成する樹脂の一部が、嵌
合溝内に侵入して固化する結果、前記樹脂絶縁層は、そ
の一部を嵌合溝に食い込ませた状態、即ち、楔作用を果
す状態で形成することができる結果、樹脂絶縁層は便座
本体から剥離することなく、機械的強度を強くして設け
ることができる。
、その上、この発明において、便座本体に樹脂絶縁層
で被覆したヒータの異常加熱を阻止する温度ヒューズ
は、前記ヒータの異常過熱を検知する補助ヒータと直列
に接続して便座本体の外側に設けた制御箱内に収容され
ているので、防水機能を具備することなく設置すること
ができるため利便である。又、万一温度ヒューズが働い
てこれを交換するような場合も、制御箱を開放すること
により簡単に交換することができる。更に、温度ヒュー
ズには、前記ヒータの異常過熱を検知する補助ヒータ
が、便座本体内に配設した暖房用のヒータと接続して便
座本体の外部に付設してあるので、前記ヒータが異常過
熱した場合、前記補助ヒータにより温度ヒューズを直ち
に溶断させることができるように対策が施されているた
め、暖房便座の表面温度が異常上昇するのを確実に阻止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の暖房便座を備えた便座の斜視図、第
2図は平面図、第3図は第2図のA−A線における断面
図、第4図は便座本体にヒータを取付けた状態を示す要
部斜視図、第5図はヒータの他の取付構造を示す暖房便
座の要部縦断面図、第6図は同上の要部斜視図、第7図
乃至第9図はヒータの他の取付構造の要部を拡大して示
す縦断面図、第10図は電気回路図、第11図は従来の
暖房便座を一部切欠いて示す平面図、第12図は第11
図のB−B線における断面図、第13図は従来の暖房便
座の電気回路図である。 12……暖房便座、14……便座本体 15……樹脂絶縁層、16……ヒータ 17……嵌合溝、17b……リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平塚 保博 愛知県春日井市愛知町1番地 株式会社愛 知電機工作所内 審査官 鈴木 憲子 (56)参考文献 実開 昭49−62840(JP,U) 実開 昭59−189600(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂により馬蹄形状等に成形加工した
    便座本体の表面に、ヒータの配線パターンにしたがって
    ヒータを嵌挿する嵌合溝と、この嵌合溝の上端縁両側に
    該嵌合溝に沿って上向きに突出させてヒータの浮上りを
    防ぐリブとを前記便座本体と一体的に形成し、前記便座
    本体表面の嵌合溝には前記配線パターンにしたがってヒ
    ータを嵌挿し、このヒータの上面には嵌合溝の上端縁に
    形成したヒータ浮上り防止用のリブを、所定の傾斜角度
    で曲成して前記ヒータの上面に支持させ、前記ヒータを
    嵌挿した嵌合溝を含む便座本体の表面全域に、ヒータを
    被覆する所定厚さの樹脂絶縁層を前記便座本体と一体的
    に形成したことを特徴とする暖房便座。
  2. 【請求項2】合成樹脂により馬蹄形状等に成形加工した
    便座本体の表面に、ヒータの配線パターンにしたがって
    ヒータを嵌挿する嵌合溝と、この嵌合溝の上端縁両側に
    該嵌合溝に沿って上向きに突出させてヒータの浮上りを
    防ぐリブとを前記便座本体と一体的に形成し、前記便座
    本体表面の嵌合溝には、配線パターンにしたがってリー
    ド線を便座本体から導出した状態でヒータを嵌挿し、こ
    のヒータの上面には嵌合溝の上端縁に形成したヒータ浮
    上り防止用のリブを、所定の傾斜角度で曲成して前記ヒ
    ータの上面に支持させ、前記ヒータを嵌挿した嵌合溝を
    含む便座本体の表面全域に、ヒータを被覆する所定厚さ
    の樹脂絶縁層を前記便座本体と一体的に形成し、更に、
    前記便座本体から導出するヒータのリード線に、温度ヒ
    ューズと補助ヒータとを直列に接続したことを特徴とす
    る暖房便座。
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