JPH0520237Y2 - - Google Patents

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JPH0520237Y2
JPH0520237Y2 JP13039687U JP13039687U JPH0520237Y2 JP H0520237 Y2 JPH0520237 Y2 JP H0520237Y2 JP 13039687 U JP13039687 U JP 13039687U JP 13039687 U JP13039687 U JP 13039687U JP H0520237 Y2 JPH0520237 Y2 JP H0520237Y2
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JP
Japan
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toilet seat
heat
cord
temperature
temperature sensing
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JP13039687U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は暖房便座に関し、より詳しくは暖房便
座の内壁面における温度検知体の装着構造に関す
るものである。
従来の技術 一般に暖房便座は、冬期に人の肌が直接触れる
便座本体を暖房することによつて快適性を確保す
るものである。また最近は、トイレの衛生性や快
適性のニーズにマツチさせる為に排便や排尿後に
温水を出して局部を洗浄する温水洗浄便座が普及
し始めている。この種の温水洗浄便座は、温水が
便座本体にかかるチヤンスが多い為、従来使用し
ていた布製の便座カバーが使用できない。従つ
て、便座本体内に発熱体と温度検知体とを装着
し、かつ外部にコントローラボツクスを設けて冬
期だけでなく秋から春にかけて適温に暖房してお
く必要がある。
従来、暖房便座の便座本体の内壁面における発
熱体と温度検知体との装着構造は、実公昭59−
27834号公報あるいは実公昭60−28318号公報によ
り開示されている。すなわち実公昭59−27834号
公報によれば、便座本体(本体)と、コード状発
熱体(ヒータ)が貼り付けられた前記便座本体の
内壁面(裏面)と薄状体(アルミ箔)との間に設
けられた温度検知体の感温部とからなり、前記感
温部から延在するリード線を前記薄状体に形成さ
れた穴から外へ出すようにしたものであり、一方
実公昭60−28318号公報によれば、便座本体の内
壁面基体(上面板内側)に並設配線したコード状
発熱体(発熱線)間のピツチとほぼ同じの温度検
知体(温度センサー)を装着すると共に、コード
状発熱体と温度検知体との間に熱伝導性の良い充
填材を充填し、便座本体の内壁面に押え板で温度
検知体を固定してなるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の暖房便座における温度検
知体は次に述べる欠点がある。
(1) 実公昭59−27834号公報によるものにあつて
は、温度検知体をアルミ箔に形成した穴から通
して便座本体の内壁面とアルミ箔と挟着させる
構成である。従つて、温度検知体は装着時の作
業バラツキが生じてコード状発熱体間の一定位
置に設けられないことから、温度検知性能のバ
ラツキを起こし易い。
(2) 実公昭60−28318号公報によるものにあつて
は、温度検知体がほぼコード状発熱体に接触し
ていること、コード状発熱体と温度検知体との
間に熱伝導性の良い充填材が充填されているこ
と、温度検知体を便座本体の内壁面に押え板で
固定している等の構成である。しかしながら、
温度検知体は便座本体の温度を検知する為に設
けたものであり、コード状発熱体の表面温度を
検知するものではない。従つて、この従来例の
構成では気温が低くなると便座本体の表面と温
度検知体部との温度差が大きくなつてぬるく感
じたり、快適な温度になるまでに時間がかか
り、採暖感が悪い。
(3) 実公昭59−27834号公報および実公昭60−
28318号公報によるものはヒータユニツトを便
座本体の内壁面に装着する際、温度検知体も装
着しなければならず、作業性が悪い。
問題点を解決するための手段 本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たものであり、リング状あるいはC字状をなす便
座本体と、該便座本体の内壁面の不特定の幅にほ
ぼならつて配設した片面に熱融着層を有する薄状
体と、該薄状体の熱融着層に配設してなるコード
状発熱体と、該コード状発熱体の配設間に前記熱
融着層と溶着固定する熱収縮性の熱融着被覆体を
外周囲に設けた温度検知体とを備えたものであ
る。
作 用 本考案の暖房便座は温度検知体を予めコード状
発熱体間に一定の感覚をおいて装着してあるた
め、便座本体の表面温度に近い温度を検知すると
ともに、便座本体への装着作業を簡単にする。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に従い詳述する。
第1図は便座本体の一部を切り欠いて示す裏面
図、第2図は第1図のA−A断面図である。図に
おいて、1はリング状の樹脂成形体からなる便座
本体、2は便座本体1の内側の内壁面、4は内壁
面2の不特定幅にほぼならつてその表面に装着し
たアルミ箔からなる薄状体、3は薄状体4の表面
に設けた熱溶融する塩化ビニル、ポリオレフイン
等からなる熱融着層、5は熱融着層3と熱圧着に
より溶着したコード状発熱体、7はコード状発熱
体5から発生した熱を捉えて便座本体1の表面温
度を検知する負の抵抗温度係数を有する温度検知
体、6は温度検知体7の外周囲に熱収縮により密
着して装着され、熱圧着により熱融着層3と溶着
するチユーブ状の熱融着被覆体であり、これら薄
状体4、発熱体5及び温度検知体7等でヒータユ
ニツト8を構成している。9は便座本体1の裏側
にカバーされる裏蓋である。
次に前記構成に於ける作用を説明する。
本考案で述べるヒータユニツト8の形成にあつ
ては、予め治具にコード状発熱体5と温度検知体
7とを配設しておき、便座本体1の内壁面2の不
特定の幅とほぼ同じ形状の薄状体4を熱融着層3
がコード状発熱体5側になるように載置し、加熱
圧着してコード状発熱体5と温度検知体7の熱融
着被覆体6とが熱融着層3と溶着固定する。ま
た、ヒータユニツト8は熱融着層3と反対面の薄
状体4表面に設けた接着層によつて、内壁面2に
接着される。
温度検知体7の外周囲に設けた熱融着被覆体6
は熱収縮性を有するチユーブ状であり、温度検知
体7と密着して熱伝導がよく、また熱融着を有す
るため熱融着層3と溶着固定される。
従つて、温度検知体7は予め薄状体4の熱融着
層3の定まつた位置に固定され、コード状発熱体
5との間隔が一定となつてコード状発熱体5から
所定の間隔で固定され、気温が変化しても便座本
体1の表面温度に近い温度を検知する。
また、温度検知体7が予めヒータユニツト8に
装着できることから、構造的に取り付けにくい便
座本体1への装着作業が不要になる。
なお、本実施例の温度検知体7は負の温度係数
を有する素子の例を述べたが、サーモスタツトの
ごとき過昇防止装置でも同様の装着構成が可能で
ある。
考案の効果 以上詳述したごとく、本考案の暖房便座によれ
ば、温度検知体の取り付けバラツキがなくなり、
便座本体の表面温度に近い温度を検知できるの
で、 (1) 温度バラツキが解消できて品質性能の向上が
計れる。
(2) 気温に左右されないので採暖性を向上出来
る。
(3) 装着作業性の向上が計れる。
等の効果がある暖房便座を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による暖房便座の一
部を切り欠いた裏面図、第2図は第1図のA−A
断面図を示す。 1……便座本体、2……内壁面、3……熱融着
層、4……薄状体、5……コード状発熱体、6…
…熱融着被覆体、7……温度検知体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リング状あるいはC字状をなす便座本体1と、
    該便座本体1の内壁面2の不特定の幅にほぼなら
    つて配設した片面に熱融着層3を有する薄状体4
    と、該薄状体4の熱融着層3に配設してなるコー
    ド状発熱体5と、該コード状発熱体5の配設間に
    前記熱融着層3と溶着固定する熱収縮性の熱融着
    被覆体6を外周囲に設けた温度検知体7とを備え
    たことを特徴とする暖房便座。
JP13039687U 1987-08-27 1987-08-27 Expired - Lifetime JPH0520237Y2 (ja)

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JP13039687U JPH0520237Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP13039687U JPH0520237Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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Publication Number Publication Date
JPS6435097U JPS6435097U (ja) 1989-03-03
JPH0520237Y2 true JPH0520237Y2 (ja) 1993-05-26

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