JPH0659098U - メモ用紙内蔵装置付き筆記具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来は、筆記具にメモ用紙がついていないの
で、メモの必要な時に手元にメモ用紙がなく、不便な場
合があった。 そこで、筆記具とメモ用紙内蔵装置を一
体化し、メモの必要な時に、必要な大きさのメモ用紙を
手元で容易に取り出し、かつ、数十件分のメモをひかえ
ることができるようにする。 これによって、メモ用紙
を探したり、用意したりする煩わしさを解消し、便利な
メモ用紙付きの筆記具を提供する。 【構成】メモ用紙引き出し用の溝（４）を設けた筆記具
の筒体（１）に、筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸
（５）に巻き付けたメモ用紙の紙ロール（２）を挿入
し、キャップ付きカバー（３）または、カバー（４）ま
たは、カバー（５）を装着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

この考案は、メモ用紙内蔵装置付きの筆記具に関するものである。 従来、筆記具とメモ用紙は別々だったので、ちょっとしたメモが必要な時に メモ用紙が見つからず不便な場合が多かった。 本考案は、その欠点を除くためになされたもので、メモ用紙引き出し用の溝 （４）を設けた筆記具の筒体（１）にメモ用紙をロール状に巻いた紙ロール（２ ）を挿入し、キャップ付きカバー（３）を装着することによって、メモ用紙内蔵 の筆記具を構成するものである。 次に、各構成品について図１で説明をすると、筆記具の筒体（１）は、図１ （イ）のごとく従来の筆記具に準じたもので、筒体側面部の筆記に差し支えない 位置にメモ用紙引き出し用の溝（４）を設けている。紙ロール（２）は、図１（ ロ）のごとく筆記具の芯（６）を挿入できる中空管（５）にメモ用紙をロール状 に巻いたもので、これをスペアー用として用意しておくことにより用紙の補充が できるようにしている。キャップ付きカバー（３）は、図１（ハ）のごとくキャ ップにカバーを付けたものである。 次に、これらの使用状態を図２で説明すると、筒体（１）に設けたメモ用紙 引き出し用の溝（４）の上面にキャップ付きカバー（３）を装着し、これを図２ （イ）のごとく円周方向に回転することによって、メモ用紙引き出し部を開口し 、筆記に必要なだけメモ用紙を引き出し、次に、図２（ロ）のごとく、回転を元 に戻して、引き出したメモ用紙上にカバー部を当て、定規を当てて切り取るのと 同じ要領でメモ用紙を切り取る。これによって、メモの量に応じた適当な大きさ のメモ用紙を、つぎの引き出しに必要な用紙の引き出し代を確保した状態で容易 に切り取りができるようにしている。さらにこれと同時に、溝（４）及びメモ用 紙の引き出し代をキャップ付きカバーのカバー部で覆うことによって、図３（イ ）のごとく、従来の筆記具と同様の見映えになるようにしている。 次に、本考案の実施例について図３で説明すると、図３（イ）では、筆記具自 体の筒体（１）内にメモ用紙ロールを内蔵しているので、従来の筆記具に準じた 見映えで、かつ、筆記具筒体の長さを生かして大きめのメモ用紙を内蔵すること ができるようにしている。また、図３（ロ）では、筆記具とメモ用紙内蔵部が脱 着式になっているので、取り外した筆記具を使って、メモ用紙内蔵装置部から引 き出したメモ用紙にメモを記入することができるようにしている。そして、これ を巻き戻して、メモを一時収納しておくことによって、メモを紛失することなく 手元に一時記録しておくことができるようにしている。さらに、筆記具本体をメ モ用紙収納筒体（１）にスライド式に収納することによって、筆記に差し支えな いかたちで、更に大きめのメモ用紙を多く収納できるようにしている。 本考案はこのような構造であるから、メモが必要な時に、筆記具とメモ用紙が いつも手元にあって、必要な大きさのメモ用紙を容易に取り出し、ちょっとした メモを数十件ひかえることができるので、メモ用紙を探したり、用意したり、携 帯したりする、煩わしさが解消され、手軽で便利なメモ用紙付き筆記具として利 用できる。

【提出日】平成５年４月５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

この考案は、メモ用紙内蔵装置付きの筆記具に関するものである。 従来、筆記具とメモ用紙は別々だったので、ちょっとしたメモが必要な時にメ モ用紙が見つからず不便な場合が多かった。 本考案は、その欠点を除くためになされたもので、メモ用紙引き出し用の溝（ ４）を設けた筆記具の筒体（１）に、筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５ ）に メモ用紙をロール状に券いた組ロール（２）を挿入し、キャップ付きカバー （３）を装着することによって、メモ用紙内蔵の筆記具を構成するものである。 次に、各構成品について図１で説明をすると、筆記具の筒体（１）は、図１（ イ）のごとく従来の筆記具に準じたもので、筒体側面部の筆記に差し支えない位 置にメモ用紙引き出し用の溝（４）を設けている。紙ロール（２）は、図１（ロ ）のごとく筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５）にメモ用紙をロール状に 巻いたもので、これをスペアー用として用意しておくことにより用紙の補充がで きるようにしている。キャップ付きカバー（３）は、図１（ハ）のごとくキャッ プにカバーを付けたものである。 次に、これらの使用状態を図２で説明すると、筒体（１）に設けたメモ用紙引 き出し用の溝（４）の上面にキャップ付きカバー（３）を装着し、これを図２（ イ）のごとく円周方向に回転することによって、メモ用紙引き出し部を開口し、 筆記に必要なだけメモ用紙を引き出し、次に、図２（ロ）のごとく、回転を元に 戻して、引き出したメモ用紙上にカバー部を当て、定規を当てて切り取るのと同 じ要領でメモ用紙を切り取る。これによって、メモの量に応じた適当な大きさの メモ用紙を、つぎの引き出しに必要な用紙の引き出し代を確保した状態で容易に 切り取りができるようにしている。さらにこれと同時に、溝（４）及びメモ用紙 の引き出し代をキャップ付きカバーのカバー部で覆うことによって、図３（イ） のごとく、従来の筆記具と同様の見映えになるようにしている。 次に、本考案の実施例について図３で説明すると、図３（イ）では、筆記具自 体の筒体（１）内に、筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５）に巻き付けた メモ用紙ロールを内蔵しているので、従来の筆記具に準じた見映えで、かつ、筆 記具筒体の長さを生かして大きめのメモ用紙を内蔵することができるようにして いる。また、図３（ロ）では、筆記具とメモ用紙内蔵部が脱着式になっているの で、取り外した筆記具を使って、メモ用紙内蔵装置部から引き出したメモ用紙に メモを記入することができるようにしている。そして、これを巻き戻して、メモ を一時収納しておくことによって、メモを紛失することなく手元に一時記録して おくことができるようにしている。さらに、筆記具の芯（６）を中空軸（５）に 挿入して メモ用紙収納筒体（１）にスライド式に脱着収納することによって、筆 記に差し支えないかたちで、更に大きめのメモ用紙を多く収納できるようにして いる。 本考案はこのような構造であるから、メモが必要な時に、筆記具とメモ用紙が いつも手元にあって、必要な大きさのメモ用紙を容易に取り出し、ちょっとした メモを数十件ひかえることができるので、メモ用紙を探したり、用意したり、携 帯したりする、煩わしさが解消され、手軽で便利なメモ用紙付き筆記具として利 用できる。

【提出日】平成５年１０月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

この考案は、メモ用紙内蔵装置付きの筆記具に関するものである。 従来、筆記具とメモ用紙は別々だったので、ちょっとしたメモが必要な時にメ モ用紙が見つからず不便な場合が多かった。 本考案は、その欠点を除くためになされたもので、メモ用紙引き出し用の溝（ ４）を設けた筆記具の筒体（１）に、筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５ ）にメモ用紙をロール状に巻いた紙ロール（２）を挿入し、キャップ付きカバー （３）を装着することによって、メモ用紙内蔵の筆記具を構成するものである。 次に、各構成品について図１で説明をすると、筆記具の筒体（１）は、図１（ イ）のごとく従来の筆記具に準じたもので、筒体側面部の筆記に差し支えない位 置にメモ用紙引き出し用の溝（４）を設けている。紙ロール（２）は、図１（ロ ）のごとく筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５）にメモ用紙をロール状に 巻いたもので、これをスペアー用として用意しておくことにより用紙の補充がで きるようにしている。キャップ付きカバー（３）は、図１（ハ）のごとくキャッ プにカバーを付けたものである。 次に、これらの使用状態を図２で説明すると、筒体（１）に設けたメモ用紙引 き出し用の溝（４）の上面にキャップ付きカバー（３）を装着し、これを図２（ イ）のごとく円周方向に回転することによって、メモ用紙引き出し部を開口し、 筆記に必要なだけメモ用紙を引き出し、次に、図２（ロ）のごとく、回転を元に 戻して、引き出したメモ用紙上にカバー部を当て、定規を当てて切り取るのと同 じ要領でメモ用紙を切り取る。これによって、メモの量に応じた適当な大きさの メモ用紙を、つぎの引き出しに必要な用紙の引き出し代を確保した状態で容易に 切り取りができるようにしている。さらにこれと同時に、溝（４）及びメモ用紙 の引き出し代をキャップ付きカバーのカバー部で覆うことによって、図３（イ） のごとく、従来の筆記具と同様の見映えになるようにしている。 次に、本考案の実施例について図３で説明すると、図３（イ）では、筆記具自 体の筒体（１）内に、筆記具の芯（６）を挿入できる中空軸（５）に巻き付けた メモ用紙ロールを内蔵しているので、従来の筆記具に準じた見映えで、かつ、筆 記具筒体の長さを生かして大きめのメモ用紙を内蔵することができるようにして いる。また、筆記具の芯（６）を脱着式にしているので、引き出したメモ用紙に筆記具 の芯（６）を使ってメモを記入し、これを巻き戻して一時収納できるようにして いる。 また、図３（ロ）では、筆記具とメモ用紙内蔵部が脱着式になっているので、取 り外した筆記具を使って、メモ用紙内蔵装置部から引き出したメモ用紙にメモを 記入することができるようにしている。そして、これを巻き戻して、メモを一時 収納しておくことによって、メモを紛失することなく手元に一時記録しておくこ とができるようにしている。さらに、筆記具の芯（６）を中空軸（５）に挿入し てメモ用紙収納筒体（１）にスライド式に脱着収納することによって、筆記に差 し支えないかたちで、更に大きめのメモ用紙を多く収納できるようにしている。また、図４（イ）は、キャップ付きカバー（３）のキャップ部とカバー部を分離 し、カバーを開閉するだけで、メモ用紙の引き出しができ、かつ、メモ用紙の切 り取りと同時に次の引き出しに必要なメモ用紙の引き出し代を確保した切り取り ができるようにしている。また、図４（ロ）は、分離したカバー（３）を筆記具 の先端部の方向から装着する構造にしたものである。 本考案はこのような構造であるから、メモが必要な時に、筆記具とメモ用紙が いつも手元にあって、必要な大きさのメモ用紙を容易に取り出し、ちょっとした メモを数十件ひかえることができ、また、小型のメモ帳の数十頁分をひかえるこ とができ るので、メモ用紙を探したり、用意したり、携帯したりする、煩わしさ が解消され、手軽で便利なメモ用紙付き筆記具として利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の使用状態を示した図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１は筒体 ２はメモ用紙ロール ３はキャップ付きカバー ４はメモ用紙引き出し用の溝 ５は紙ロールの中空軸 ６は筆記具の芯

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【手続補正書】

【提出日】平成５年４月５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 メモ用紙内蔵装置付き筆記具

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の使用状態を示した図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【符号の説明】 １は筒体 ２はメモ用紙ロール ３はキャップ付きカバー ４はメモ用紙引き出し用の溝 ５は紙ロールの中空軸 ６は筆記具の芯

【手続補正書】

【提出日】平成５年６月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図４

【補正方法】追加

【補正内容】

【図４】 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成５年１０月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 メモ用紙内蔵装置付き筆記具

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の使用状態を示した図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【図４】本考案の他の実施例の斜視図である。

【符号の説明】 １は筒体 ２はメモ用紙ロール ３はキャップ付きカバー ４はメモ用紙引き出し用の溝 ５は紙ロールの中空軸 ６は筆記具の芯７はカバー ８はカバー ９はキャップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 側面に溝（４）を設けた筒体（１）に紙
   ロール（２）を挿入し、キャップ付きカバー（３）を装
   着したメモ用紙内蔵装置付き筆記具。