JPH0659036U - 無機質硬化体 - Google Patents

無機質硬化体

Info

Publication number
JPH0659036U
JPH0659036U JP177693U JP177693U JPH0659036U JP H0659036 U JPH0659036 U JP H0659036U JP 177693 U JP177693 U JP 177693U JP 177693 U JP177693 U JP 177693U JP H0659036 U JPH0659036 U JP H0659036U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
conductive layer
fiber sheet
layer
hydraulic inorganic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP177693U
Other languages
English (en)
Inventor
貞宏 小幡
隆政 新谷
Original Assignee
積水化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水化学工業株式会社 filed Critical 積水化学工業株式会社
Priority to JP177693U priority Critical patent/JPH0659036U/ja
Publication of JPH0659036U publication Critical patent/JPH0659036U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電気伝導性に優れた導電層と、構造材としての
強度に優れた層とを接着性よく一体硬化した構成とする
ことにより、電気伝導性に優れ、且つ構造材としての強
度にも優れた無機質硬化体を提供する。 【構成】多数の貫通孔111を有する繊維シート11を
介し、水硬性無機物質からなる層12と、水硬性無機物
質131と炭素繊維132からなる導電層13とを一体
硬化している。層12と導電層13の相対する面は、繊
維シート11の貫通孔111の部分では、貫通孔111
を通して直接接着し、残りの部分では、繊維シート11
を挟むようにして間接接着している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、接地抵抗低減材、帯電防止床、耐化学性床等の部材、電磁波遮蔽性 能が要求さるインテリジェントビル、医療施設、電波暗室、電子計算機室、発電 所、工場等の壁、床、天井等の建築部材に好適に用いられる、電気伝導性に優れ 、且つ構造材としての強度に優れた無機質硬化体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、OA機器やコードレス電話等の無線通信源より放射される電磁波によっ て様々な弊害が生じている。そのため、ビル全体を電磁波遮蔽して、外来電磁波 に対する障害を除こうとする試みがなされている。即ち、ビル全体を電磁波遮蔽 するには、その主要構成材であるセメントやコンクリートの電気伝導性を向上さ せれば、電磁波遮蔽は可能となることが提言される一方で、ビル建築においては 工数や人件費の削減のためにプレキャスト板(以下、PC板という)等の予め形 成された部材を用いた工法が多く用いられるようになっている。
【0003】 水硬性無機配合組成物ペーストを硬化させて得るPC板等を作製するには、そ の用途、形状、配合等によって若干異なるが、ミキサー等で混合した水硬性無機 配合組成物ペーストを型枠内に注入し、硬化させるのが一般的な製法であり、そ の水硬性無機配合組成物ペースト中に、金属繊維等の導電性の添加物を混入し、 得られるPC板等の電気伝導性を向上せしめる方法が最も簡便な手段として知ら れている。
【0004】 しかしながら、金属繊維等を用いてPC板等とした場合、金属繊維等が腐食さ れ、電気伝導度が徐々に低下してしまって長期にわたる電磁波遮蔽性能を保障す ることができず、又、軽量化を図ることができず、従って、PC板等の導電性付 与材料としては、金属繊維等は適当でない。 そこで、一般に、PC板等の導電性付与材料としては、炭素繊維チョップや炭 素繊維シートが用いられてきた。
【0005】 炭素繊維チップを用いて、電磁波遮蔽性能を有するPC板等を製造する方法と しては、例えば、特開昭61─199909号公報に記載の如く、炭素繊維の短 繊維を含んだモルタルをPC板の打込み型枠の内面に薄膜状に吹付けて、モルタ ル層が硬化する前にコンクリートを打設することによって、耐熱性に富み、電磁 波遮蔽性能を有するPC板を成形する方法が提案されている。
【0006】 炭素繊維シートをコンクリート中に埋設する方法としては、例えば、実公昭6 4─12833号公報には、モルタルセメントやコンクリートに粉末状或いはフ レーク状の強磁性体を混入し、且つ当該モルタルセメントやコンクリートの打設 時に導電性繊維からなる織布或いはメッシュを型枠内のセメントモルタル又はコ ンクリート内に配設してセメントモルタル又はコンクリートを養生硬化し、広範 囲にわたる電磁波遮蔽を行うようにしたPC板等が提案されている。
【考案が解決しようとする課題】
【0007】 しかしながら、特開昭61─199909号公報の如く、コンクリート等に炭 素繊維チョップを添加した場合には、コンクリート等中における炭素繊維チョッ プの分散むらが生じ易く、炭素繊維チョップの少ない部位では、電磁波遮蔽性能 が低下するおそれがある。
【0008】 又、実公昭64─12833号公報の如く、導電性繊維からなる織布を用いた 場合には、織布の内部までモルタルセメントやコンクリートを含浸しにくいので 、導電性繊維からなる織布とモルタルセメントやコンクリートの硬化層との付着 強度が低く、経時の疲労の結果、層剥離が生じ易く、又、導電性繊維からなるメ ッシュを用いた場合には、メッシュに隙間があって電磁波遮蔽性能に劣るので、 その分だけ余計にモルタルセメントやコンクリートに粉末状或いはフレーク状の 強磁性体を混入しなければならず、構造材としての強度が充分ではないという問 題点がある。
【0009】 本考案は、上記の如き従来の問題点を解消し、電気伝導性に優れた導電層と、 構造材としての強度に優れた層とを接着性よく一体硬化した構成とすることによ り、電気伝導性に優れ、且つ構造材としての強度にも優れた無機質硬化体を提供 することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の無機質硬化体は、水硬性無機物質からなる層と、水硬性無機物質と炭 素繊維からなる導電層とが、開孔面積率2〜25%の多数の貫通孔を有する繊維 シートを介して一体硬化されている。
【0011】 本考案において、無機質硬化体を形成する、水硬性無機物質からなる層及び導 電層中には、必要に応じて、混和材、骨材等が含まれる。
【0012】 水硬性無機物質としては、水を混ぜることによって硬化性を示すものであれば 特に限定されることなく使用することができ、その具体例としては、普通ポルト ランドセメント、特殊ポルトランドセメント、アルミナセメント、ローマンセメ ント等の単味セメント、耐酸セメント、耐火セメント、水ガラスセメント、マグ ネシアセメント等の特殊セメント、石膏、石灰等が挙げられる。これらは通常単 独で使用しても、2種以上併用してもよい。
【0013】 混和材としては、例えば、炭酸カルシウム、マイカ、セピオライト、ウォラス トナイト、フライアッシュ、高炉スラグ、シリカヒューム、シリカフラワー、ベ ントナイト、粘土、AE剤、分散剤、減水剤、防水剤等が挙げられる。
【0014】 骨材としては、水に溶解せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害しないものな らば特に限定されずに使用することができ、例えば、珪砂、川砂等が挙げられる 。これらは通常単独で使用しても、2種以上併用してもよい。
【0015】 骨材の添加量は、水硬性無機物質100重量部に対して、200重量部以下が 好ましい。添加量が200重量部を超える場合には、得られる無機質硬化体中の 硬化にかかわる水硬性無機物質の比率が小さくなるため、無機質硬化体の強度が 低下する傾向がある。
【0016】 本考案において、水硬性無機物質及び必要に応じて混和材、骨材等を添加した 水硬性無機質組成物に、水を添加し混練して水硬性無機質組成物ペーストを得る 。 添加される水の量は、水硬性無機物質100重量部に対して、20〜300重 量部が好ましく、更に好ましくは40〜200重量部である。添加量が20重量 部未満の場合には、水硬性無機質組成物が均一に混ざりにくくなる傾向があり、 逆に、多過ぎると、得られる無機質硬化体の強度が低下する傾向がある。
【0017】 本考案において、導電層に含まれる炭素繊維としては、PAN系、ピッチ系、 レーヨン系及びウィスカー系等が使用され、これらは単独で使用してもよいし、 又、2種以上併用してもよい。 炭素繊維の繊維長は、特に限定されるものではないが、3〜80mmが好まし く、更に好ましくは5〜50mmである。繊維長が3mm未満の場合には、繊維 相互間の接触が不充分となる傾向があり、逆に、80mmを超える場合には、添 加した繊維が相互に絡まりあって凝集が生じ、均一に分散しにくくなる傾向があ る。
【0018】 又、炭素繊維の繊維径(直径)が、3〜20μmが好ましく、更に好ましくは 5〜15μmである。繊維径が3μm未満の場合には、繊維破断が起こり易く、 逆に、15μmを超える場合には、単位重量当りの繊維数が少なくなるために、 得られる無機質成形体の電気伝導経路が減少し、電気伝導性が低下する傾向があ る。
【0019】 又、強度向上のため、水硬性無機物質からなる層や、導電層の中に、ガラス繊 維やビニロン繊維等の他の繊維を添加してもよい。しかし、導電層に添加する場 合は、あまり多量に含むと導電層自体の電気伝導性が低下するので、その添加量 は添加する繊維の総重量中20重量%以下とするのが好ましい。
【0020】 本考案において、繊維シートとしては、開孔面積率、つまり開孔面積の合計が 全面積に占める割合は、2〜25%、好ましくは5〜20%の多数の貫通孔を有 するものが使用される。開孔面積率が2%未満の場合には、貫通孔を通じての水 硬性無機物質からなる層と、導電層との間の接着性の向上を図ることができず、 逆に、25%を超える場合には、両層間の膨張収縮によって生じる応力緩和の効 果が得られない。
【0021】 繊維シートの貫通孔の形状は、例えば、円形、楕円形、長方形、正方形、星型 、三角形、菱形等のいずれでも構わない。 貫通孔の大きさは、繊維シートの大きさ、水硬性無機物質からなる層及び導電 層の厚さ等により適宜決定すればよいが、その形状が円形の場合には、その直径 が好ましくは2〜200mm、更に好ましくは5〜50mmである。
【0022】 直径が2mm未満の場合には、貫通孔を通じての水硬性無機物質からなる層と 、導電層との間の接着性を向上しにくくなり、逆に、200mmを超える場合に は、貫通孔を設けるために打ち抜かれ、廃棄される材料が多くなる。
【0023】 貫通孔の形状が円形以外の場合には、開孔面積率が上記の円形の場合に準じて 換算するようにしてその大きさを決定すればよい。 貫通孔の数は、貫通孔の1つ当りの大きさによって異なるが、開孔面積率2〜 25%となるように選択すればよい。
【0024】 繊維シートに使用される繊維としては、耐アルカリ性であれば特に限定される ことなく、例えば、セラミック繊維、炭素繊維、ガラス繊維、鉱物繊維、ポリ塩 化ビニル繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリエ チレン繊維、アラミド繊維等が挙げられ、これらは単独で使用してもよいし、又 、2種以上併用してもよい。
【0025】 その繊維の繊維長は、3〜100mmが好ましく、10〜50mmが更に好ま しい。繊維長が3mm未満の場合には、繊維シートを形成しにくくなり、逆に、 100mmを超える場合には、繊維シートの繊維分布にばらつきを生ずる傾向が ある。
【0026】 又、繊維の繊維径は、1〜20μmが好ましく、5〜15μmが更に好ましい 。繊維径が1μm未満の場合には、繊維シートが嵩高となり易く、逆に、20μ mを超える場合には、繊維シートに隙間があき、電磁波遮蔽性能が低下する傾向 がある。 水硬性無機質組成物ペーストを硬化して無機質硬化体を得るには、自然乾燥、 加熱乾燥、蒸気養生等の方法が適宜採用される。
【0027】 以下、本考案の無機質硬化体の例を図面を参照して説明する。 図1は、本考案に使用する多数の貫通孔を有する繊維シートの一例を示す斜視 図であり、図2は図1に示す繊維シートのA─A′線に沿う断面図である。
【0028】 11は繊維シートであり、4個の円形の貫通孔111が2個ずつ2列に配列す るように設けられている。貫通孔111の形状は円形に限定されず、又、貫通孔 111の個数は4個に限定されない。 4個の貫通孔111は、その開孔面積率が2〜25%であるような大きさとさ れている。
【0029】 図3は、本考案の無機質硬化体の一例を示す断面図である。 1は無機質硬化体であり、多数の貫通孔を有する繊維シート11を介して、水 硬性無機物質からなる層12と、水硬性無機物質131と炭素繊維132からな る導電層13とが一体硬化されている。 即ち、層12と導電層13の相対する面は、繊維シート11の貫通孔111の 部分では、その貫通孔111を通して、層12と導電層13が直接接着され、残 りの部分では、繊維シート11を挟むようにして間接接着されている。
【0030】 この無機質硬化体1に膨張収縮力が作用した場合に、層12と導電層13との 間で線膨張率が異なっていても、その応力を繊維シート11を挟むようにして間 接接着されている部分で繊維シート11が吸収するとともに、層12と導電層1 3の接着力は繊維シート11の貫通孔を通して直接接着した部分で保持している ので、そのバランスにより、層12と導電層13との層間剥離を起こすことがな い。
【0031】 図4は、図3に示す本考案の無機質硬化体の製造工程を説明する断面図である 。 型枠2中に、水硬性無機物質131′からなる未硬化状態の層12′を供給し 、その上に多数の貫通孔111を有する繊維シート11を置き、その上に水硬性 無機物質131′と炭素繊維132′からなる導電層13′を供給して一体硬化 させることにより、本考案の無機質硬化体1を得る。
【0032】
【作用】
本考案の無機質硬化体は、水硬性無機物質からなる層と、導電層とが、開孔面 積率2〜25%の多数の貫通孔を有する繊維シートを介して一体硬化されている ことにより、導電層の電気伝導性が優れており、且つ、水硬性無機物質からなる 層と導電層の相対する面の、2〜25%が直接接着され、残りが繊維シートを挟 んで間接接着されているので、膨張収縮力が作用した場合に、水硬性無機物質か らなる層と導電層との間で線膨張率が異なっていても、その応力を繊維シートが 吸収するとともに、水硬性無機物質からなる層と導電層の接着力は繊維シートの 貫通孔を通して直接接着した部分で保持しているので、そのバランスにより、層 間剥離を起こすことがないので、構造材としての強度に優れている。
【0033】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1〜4 普通ポルトランドセメント(見掛け比重3.17g/cm3 )60重量部と、 JIS3号珪砂(見掛け比重1.49g/cm3 )10重量部と、炭酸カルシウ ム(見掛け比重2.72g/cm3 )30重量部と、水50重量部を混合して、 水硬性無機物質からなる層形成用の水硬性無機質配合組成物ペーストを得た。こ のペーストを50mm×200mm、深さ20mmの型枠内に、約10mmの厚 さとなるように流し込んだ。
【0034】 次いで、このペースト上に、表1に示した多数の貫通孔を有する炭素繊維シー トを置いて、その上からローラを用いて軽く押圧した。
【0035】 その炭素繊維シートの上に、普通ポルトランドセメント(見掛け比重3.17 g/cm3 )55重量部と、炭酸カルシウム(見掛け比重2.72g/cm3 ) 45重量部と、炭素繊維(体積固有抵抗1.5×10-3Ω・cm、繊維長10m m、繊維径7μm)1.2重量部と、水45重量部を混合して得た炭素繊維を含 む導電層形成用の水硬性無機質配合組成物ペーストを約5mmの厚さとなるよう に流し込んだ。
【0036】 この状態で、温度30℃、湿度95%の雰囲気中で4日間養生した後脱型して 、水硬性無機物質からなる層と、水硬性無機物質と炭素繊維からなる導電層とが 、多数の貫通孔を有する繊維シートを介して一体硬化された、大きさ50mm× 150mm、高さ15mmの無機質硬化体を得た。
【0037】 得られた無機質硬化体を105℃の雰囲気中で48時間保持して乾燥させた後 、乾湿繰り返し試験にて、乾湿繰り返しを行い、10サイクル毎に状態を確認し 、破壊がはじめて生じた繰り返し数を測定した。その結果を表1に示した。
【0038】 尚、乾湿繰り返し試験は、ISO/DIS 9125法に準じ、25℃で1時 間保持し、40℃/時間の昇温速度で65℃まで昇温して、1時間保持した後、 水を噴霧しながら40℃/時間の降温速度で25℃まで冷却させ、これを1サイ クルとして、乾湿繰り返しを行った。
【0039】 比較例1、2 表1に示す無孔の炭素繊維シートを用いたこと以外は実施例1〜4と同様にし て、無機質硬化体を得た。得られた無機質硬化体について、実施例1〜4と同様 にして乾湿繰り返し試験を行った。その結果を表1に示した。
【0040】 比較例3、4 表1に示す多数の貫通孔を有する炭素繊維シートを用いたこと以外は実施例1 〜4と同様にして、無機質硬化体を得た。得られた無機質硬化体について、実施 例1〜4と同様にして乾湿繰り返し試験を行った。その結果を表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】 表1からも明らかな如く、実施例1〜4の場合には、いずれも比較例1〜4の 場合に比べて乾湿繰り返し試験による耐層間剥離性が優れている。
【0043】
【本考案の効果】
本考案の無機質硬化体は、上記の如き構成とされているので、電気伝導性に優 れ、且つ層間剥離を起こすことがなくて構造材としての強度に優れており、接地 抵抗低減材、帯電防止床、耐化学性床等の部材、電磁波遮蔽性能が要求さるイン テリジェントビル、医療施設、電波暗室、電子計算機室、発電所、工場等の壁、 床、天井等の建築部材に好適に用いることができる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用する多数の貫通孔を有する繊維シ
ートの一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す繊維シートのA─A′線に沿う断面
図である。
【図3】本考案の無機質硬化体の一例を示す断面図であ
る。
【図4】図3に示す本考案の無機質硬化体の製造工程を
説明する断面図である。
【符号の説明】
1 無機質硬化体 11 繊維シート 12 層 13 導電層 111 貫通孔 132 炭素繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01B 1/16 Z 7244−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性無機物質からなる層と、水硬性無
    機物質と炭素繊維からなる導電層とが、開孔面積率2〜
    25%の多数の貫通孔を有する繊維シートを介して一体
    硬化されていることを特徴とする無機質硬化体。
JP177693U 1993-01-27 1993-01-27 無機質硬化体 Pending JPH0659036U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP177693U JPH0659036U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 無機質硬化体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP177693U JPH0659036U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 無機質硬化体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659036U true JPH0659036U (ja) 1994-08-16

Family

ID=11510985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP177693U Pending JPH0659036U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 無機質硬化体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0659036U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1093520C (zh) 一种可用作电发热材料的导电混凝土
JPH0669682A (ja) 電磁遮蔽建材
CN207988326U (zh) 一种自保温配筋砌块砌体夹心墙体
JPH0659036U (ja) 無機質硬化体
RU2233255C1 (ru) Сухая строительная смесь
KR20110114342A (ko) 단열·경량콘크리트 건축자재 및 그 제조방법
JP2993799B2 (ja) 電磁波遮蔽材
JPH05286748A (ja) 水硬性組成物及び導電性硬化体の製造方法
JPH071429A (ja) 導電性無機質成形体の製造方法
JPH0768059B2 (ja) 非含石綿耐火性電波シールド板の製造方法
JPH06191916A (ja) 導電性複合材料
KR101947371B1 (ko) 친환경 무기 바인더
US4939024A (en) Radiowave absorbing body of the high electrical power-resistant type
JP2000203916A (ja) 弾塑性を有するセメント系成形板材
JP2004204492A (ja) 建築用板材およびその製造方法
KR100555179B1 (ko) 층간소음진동차단패널
JPH0217592B2 (ja)
KR101659547B1 (ko) 인조대리석 폐분진을 활용한 발열판넬
JPH07215743A (ja) 導電性硬化体
JPH1113252A (ja) 複合パネル
CZ309105B6 (cs) Protipožární zateplovací materiál a způsob jeho výroby
JPH0510015A (ja) 曲面タイル下地材
KR790001761B1 (ko) 전자부품 부착용 전기절연성 적층판
KR20030073764A (ko) 난방구조를 갖는 방바닥에 시공되는 시멘트 몰탈
CN117024175A (zh) 一种利用废毛毡碳纤维制备的功能型纸面石膏板